JP6094162B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に画像を定着させる定着装置および定着装置を備えた画像形成装置に関し、特に、プリンタ、ファクシミリ装置あるいは、複写機等の画像形成装置に搭載される定着装置および定着装置を備えた画像形成装置に関する。
従来から、プリンタ、ファクシミリ装置、あるいは、複写機等の画像形成装置に使用される定着装置として熱ローラ定着装置が知られている。熱ローラ定着装置では、内部にハロゲンヒータ等の熱源を備え、加熱されながら互いに押付けられて回転する2本の回転体(定着ローラ、加圧ローラ)の接触ニップ部(定着ニップ部)に、未定着トナー像を載せた転写材を通過させ、そこでトナー像を溶融し転写材上に定着させている。
一方、近年装置の省エネ化や、ウェイトタイム短縮に対する要求が高まりから、加熱ローラの代わりにベルトや薄膜フィルム等、無端状のベルト部材を用いた加熱装置を採用することで、定着装置の低熱容量化を実現し、また記録媒体への熱伝達効率の改善を図り、加熱に要する待ち時間(ウォームアップ時間やファーストプリント時間)を大幅に短縮した、いわゆるオンデマンドタイプの定着装置が広く採用されている。
この種の定着装置は、ベルト部材の内周面に加熱部材を接触させつつ動かし、ベルト部材を介して加熱部材が回転体に押付けられることでベルト部材と回転体との間にニップ部を形成し、このニップ部に記録媒体を搬送して記録媒体上にトナー像を定着させる定着方式となっている。
このような定着装置は、記録媒体が搬送される領域の外において、回転体端部に弾性層からなるグリップ部を設け、ベルト部材に接触させることでベルト部材を回転させる方式が既に知られている。
例えば、特許文献1には、加圧ローラのうち、被記録材が搬送される領域に離型性を有するチューブ層を設け、端部に摩擦力の大きいシリコーンゴム層を設ける技術が開示されている。この技術によって、被記録材のスリップ防止効果と加圧ローラのトナー汚れ防止とを共に満足させることができる。
しかしながら、このような従来の定着装置においては、製造工程において回転体の弾性層からなるグリップ部と耐熱性シートに被覆された記録媒体が搬送される領域の継目に、ローラ周方向に溝形状が形成される。
このため、このような定着装置においては、加熱回転時において、溝部でベルト部材の表面の熱が回転体に奪われず、溝部と対向するベルト部材の表面の温度が急激に上昇してしまう。これにより、このような定着装置においては、熱伝導率の低いベルト部材を用いた場合に、溝部と対向するベルト部材の表面における急激な温度上昇によりベルト部材の表面が劣化するといった問題があった。また、定着装置は、熱伝導率の高い金属製のベルト部材を使用した場合にベルト部材のコストが高くなるといった問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、加圧回転体とベルト部材との間のグリップ力を確保するとともに、急激な温度上昇によるベルト部材の表面の劣化を低コストで防止できる定着装置を提供することを目的とする。
本発明に係る定着装置は、上記目的達成のため、内部に熱源を有し両端が接合されたベルト部材と、前記ベルト部材に接触して回転する加圧回転体とを備える定着装置であって、前記加圧回転体は、弾性層の表面に耐熱層が形成されている加圧部であって、記録媒体が搬送された場合に、前記記録媒体が搬送される領域で前記記録媒体を介して前記ベルト部材と接触する加圧部と、前記弾性層が表出している接触部であって、前記記録媒体が搬送される領域の長手方向外側の領域で前記ベルト部材に接触する接触部と、前記加圧部前記接触部との境界線上に形成されている前記加圧回転体に対する切込みである溝部とを備え、前記溝部は、前記加圧回転体の長手方向に対して直交する方向を除いて前記加圧回転体の円周方向に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、加圧回転体とベルト部材との間のグリップ力を確保するとともに、急激な温度上昇によるベルト部材の表面の劣化を低コストで防止できる定着装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る定着装置を備えたタンデム型カラープリンタの概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の概略断面図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の概略正面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係るベルト部材および加圧回転体の概略正面図、(b)は、(a)の状態から加圧回転体が回転した状態を示す概略正面図である。 本発明の実施形態に係る加圧回転体の端部の概略正面図である。 本発明の実施形態に係る加圧回転体の変形例を示す概略正面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1〜図5は、本発明に係る定着装置および画像形成装置の一実施の形態を示す図であり、画像形成装置をタンデム型カラープリンタに適用した例を示している。
図1は、画像形成装置の構成を示す図である。図1において、画像形成装置1は、各色(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kと、給紙部12と、定着装置20と、中間転写ユニット85と、ボトル収容部101とを備えている。
ボトル収容部101は、画像形成装置1の上方に設けられており、ボトル収容部101内には、各色に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱自在に設置されている。
中間転写ユニット85は、ボトル収容部101の下方に設けられており、中間転写ベルト78と、4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kと、中間転写クリーニング部80と、2次転写バックアップローラ82とを備えている。また、中間転写ユニット85は、クリーニングバックアップローラ83と、テンションローラ84とを備えている。
作像部4Y、4M、4C、4Kは、それぞれ中間転写ベルト78に対向するように並んで設けられている。作像部4Y、4M、4C、4Kは、それぞれ感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kと、帯電部75Y、75M、75C、75Kと、現像部76Y、76M、76C、76Kと、クリーニング部77Y、77M、77C、77Kと、除電部(不図示)とを備えている。
感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、駆動モータ(不図示)によって図1中時計方向に回転駆動される。感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上では、帯電工程と、露光工程と、現像工程と、転写工程と、クリーニング工程との作像プロセスが実行される。
まず、帯電工程において、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、帯電部75Y、75M、75C、75Kの位置で、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に一様に帯電される。
次いで、露光工程において、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、露光部3から発せられるレーザ光Ly、Lm、Lc、Lkの照射位置で、露光走査により感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に各色に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像工程において、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、現像装置76Y、76M、76C、76Kとの対向位置で、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の静電潜像が現像される。これにより、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上には、各色のトナー像が形成される。
次いで、1次転写工程において、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、中間転写ベルト78および第1転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kとの対向位置で、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上のトナー像が中間転写ベルト78上に転写される。このとき、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上には、わずかではあるが未転写トナーが残る。
次いで、クリーニング工程において、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、クリーニング部77Y、77M、77C、77Kとの対向位置で、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に残った未転写トナーがクリーニング部77Y、77M、77C、77Kのクリーニングブレードによって機械的に回収される。
そして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、除電部との対向位置で、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の残留電位が除去される。
以上の作像プロセスを経ることにより、各色のトナー像が、中間転写ベルト78上に形成される。
中間転写ベルト78は、2次転写バックアップローラ82と、クリーニングバックアップローラ83と、テンションローラ84とによって張力を有した状態で支持される。
4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kは、それぞれ、中間転写ベルト78を感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。また、1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kには、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
中間転写ベルト78は、2次転写バックアップローラ82の回転駆動によって図1中の矢印方向に移動され、各1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kの1次転写ニップを順次通過する。
これにより、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の各色のトナー像は、中間転写ベルト78上に重ねて1次転写される。その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト78は、2次転写ローラ89との対向位置に達する。
中間転写ベルト78上に形成された4色のトナー像は、2次転写バックアップローラ82と2次転写ローラ89との間に中間転写ベルト78を挟み込んで形成された2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体P上に転写される。
そして、中間転写ベルト78は、中間転写クリーニング部80の位置に達し、中間転写ベルト78上に残る記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが回収される。
給紙部12は、画像形成装置1の下方に設けられており、給紙部12には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。
次に、給紙部12から記録媒体Pを搬送するプロセスについて説明する。
まず、給紙部12に収納された中で一番上に位置する記録媒体Pは、給紙ローラ97が図1中反時計方向に回転駆動することにより、レジストローラ98a、98bの間に向けて搬送される。
次いで、記録媒体Pは、レジストローラ98a、98bの間に設けられたローラニップの位置で一旦停止する。
そして、記録媒体Pは、中間転写ベルト78上のトナー像がくるタイミングに合わせて、レジストローラ98a、98bが回転駆動することで、2次転写ニップに向けて搬送される。これにより、記録媒体P上には、トナー像が転写される。
2次転写ニップの位置でトナー像が転写された記録媒体Pは、定着装置20の位置に搬送される。そして、記録媒体P上に転写されたトナー像は、ベルト部材としての定着ベルト21および加圧回転体としての加圧ローラ31による熱と圧力によって記録媒体P上に定着され、これによりカラー画像が記録媒体Pに定着する。
カラー画像が定着した記録媒体Pは、排紙ローラ99a、99bの間を経て、画像形成装置1の外に排出され、出力画像として、スタック部100上にスタックされる。
以上で、画像形成装置1における、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2は、定着装置20の構成について説明する図である。
図2に示すように、定着装置20は、定着ベルト21と、加熱部材22と、補強部材23と、熱源としてのヒータ25と、固定部材26と、加圧ローラ31と、温度センサ40と、加圧機構50とを備える。また、定着装置20は、図示しない第1ステーと、図示しない第2ステーと、図示しないシート状部材とを定着ベルト21の内周面側に備えている。
定着ベルト21は、薄肉で可撓性を有する無端状ベルトであり、図2中の矢印方向に回転する。ここで、無端状とは、ベルトの両端部を接合しかつつなぎ目が存在しない状態をいう。
定着ベルト21は、内周面側から、基材層、弾性層、離型層が順次積層されていて、その全体の厚さが1mm以下に設定されている。
定着ベルト21の基材層は、層厚が30〜100μmであって、ニッケル、ステンレス等の金属材料やポリイミド等の樹脂材料で形成されている。なお、これは例示であって、本発明は、これに限定されるものではない。
定着ベルト21の弾性層は、層厚が100〜300μmであって、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、フッ素ゴム等のゴム材料で形成されている。なお、これは例示であって、本発明は、これに限定されるものではない。
弾性層を設けることで、定着ベルト21と加圧ローラ31との間に形成されるニップ部において記録媒体Pにカラー画像を定着する場合に、定着ベルト21の表面の微小な凹凸が形成されなくなり、記録媒体P上のトナー像Tに均一に熱が伝わる。
これにより、定着装置20は、記録媒体Pに柚子肌画像が発生することを抑止することができる。ここで、柚子肌画像とは、表面に多数の微小な凹凸が形成された画像のことを意味する。
定着ベルト21の離型層は、層厚が10〜50μmであって、PFA(テトラフルオロエチレン‐パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等の材料で形成されている。なお、これは例示であって、本発明は、これに限定されるものではない。
離型層を設けることで、定着ベルト21は、記録媒体P上のトナー像Tに対する離型性が確保される。また、定着ベルト21の直径は、15〜120mmになるように設定されている。なお、本実施の形態では、定着ベルト21の直径が30mm程度に設定されている。また、これは例示であって、本発明は、これに限定されるものではない。また、離型とは、接着している物体同士が剥離することを意味し、離型性とは、物体同士の剥離しやすさを意味する。
固定部材26は、定着ベルト21の内周面に接触しかつ定着ベルト21が動くように固定されている。また、固定部材26は、定着ベルト21を介して加圧ローラ31に押付けられることで、記録媒体Pが搬送されるニップ部を形成する。
加熱部材22は、幅方向両端部が定着装置20の側板42、43に固定支持されており、肉厚が0.2mm以下のパイプ状部材である。なお、これは例示であって、本発明は、これに限定されるものではない。加熱部材22の材料としては、アルミニウム、鉄、ステンレス等の熱伝導性を有する金属を用いることができる。
加熱部材22の肉厚を0.2mm以下に設定することで、定着装置20は、定着ベルト21の加熱効率を向上することができる。加熱部材22は、ニップ部を除く位置で定着ベルト21の内周面に近接もしくは接触するように形成され、ニップ部の位置では、内部に凹形状が形成されるとともに、開口部が形成された凹部が設けられている。
また、定着装置20は、加熱部材22と定着ベルト21とが接触しながら動く際に生じる定着ベルト21の摩耗が軽減されるよう、加熱部材22と定着ベルト21との間に、フッ素グリスやシリコーンオイル等の潤滑剤が塗布されている。
加熱部材22は、ヒータ25の輻射熱および輻射光(以下、単に「輻射熱」とする。)により加熱されて定着ベルト21を加熱する。すなわち、定着装置20は、加熱部材22がヒータ25によって直接的に加熱されて、加熱部材22を介して定着ベルト21がヒータ25によって間接的に加熱される構成となっている。
つまり、定着装置20は、加熱部材22がニップ部を除く位置で全体的に定着ベルト21を加熱し、加熱された定着ベルト21の表面から記録媒体P上のトナー像Tに熱が加えられる構成となっている。
ヒータ25は、ハロゲンヒータやカーボンヒータによって構成され、その両端部が定着装置20の側板42、43に固定されている。ヒータ25の出力制御は、定着ベルト21の表面温度が定着ベルト21の表面に対向する温度センサ40に検知された結果に基づいて行われる。
また、定着装置20は、このようなヒータ25の出力制御によって、記録媒体P上のカラー画像を定着させる定着ベルト21の定着温度を所望の温度に設定することができる。ここで、温度センサ40は、サーミスタ等によって構成されている。
補強部材23は、ニップ部を形成する固定部材26を補強、支持するためのもので、幅方向の長さが固定部材26と同等になるように形成され、定着ベルト21の内周面側に設けられている。
補強部材23は、固定部材26および定着ベルト21を介して加圧ローラ31に接触することで、ニップ部において固定部材26が加圧ローラ31の加圧力を受けて大きく変形する不具合の発生を抑止している。
加圧ローラ31は、ニップ部の位置で定着ベルト21の外周面に接触するように設けられ、直径が20〜40mm程度で定着ベルト21の直径とは異なる大きさである。なお、これは例示であって、本発明は、これに限定されるものではない。
加圧ローラ31は、耐熱性中空構造の芯金32上に弾性層33を形成し、弾性層33の表面に耐熱層34が形成されており、表面に加圧部としての耐熱性シート部31aと、接触部としてのグリップ部31bと、溝部31cとを備えている。
加圧ローラ31には不図示の駆動機構の駆動ギアに噛み合うギア35が設置されていて、加圧ローラ31は、図2中の矢印方向に回転駆動される。また、図3に示すように、加圧ローラ31は、その幅方向両端部が定着装置20の側板42、43に軸受42a、43aを介して回転自在に支持されている。
弾性層33は、発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の材料で形成されている。また、耐熱層34は、弾性層33の表層に薄肉で設けられ、PFA、PTFE等の耐熱性および離型性を有する材料から形成されている。そして、弾性層33および耐熱層34は、一体に形成されている。
また、弾性層33を発泡性シリコーンゴム等のスポンジ状の材料で形成した場合には、ニップ部に作用する加圧力を減ずることができるために、固定部材26に生じる撓みを軽減することができる。この場合、定着ベルト21の加熱効率は、定着ベルト21の熱が加圧ローラ31側に移動しにくくなるため向上する。
定着装置20には、定着ベルト21に対して加圧ローラ31を接触および離隔する加圧機構50が設けられている。加圧機構50は、加圧レバー51と、加圧スプリング52とを備える。
加圧レバー51は、一端側に設けられた支軸51aを中心として定着装置20の側板43に回転自在に支持されている。加圧レバー51の中央部は、定着装置20の側板43に形成された長穴に移動可能に保持されている加圧ローラ31の軸受43aに接触している。また、加圧レバー51の他端側には、加圧スプリング52が接続されている。
このような構成により、加圧レバー51は、通常の定着動作時において、支軸51aを中心にして回転し、加圧ローラ31が定着ベルト21を加圧して所望のニップ部を形成する。
次に、上述のように構成された定着装置20の、通常時の動作について簡単に説明する。
画像形成装置1の電源スイッチが投入されると、ヒータ25に電力が供給されるとともに、加圧ローラ31の図2中の矢印方向の回転駆動が開始される。
これにより、加圧ローラ31との摩擦力によって、定着ベルト21も図2中の矢印方向に従動回転する。その後、給紙部12から記録媒体Pが給送されて、2次転写ローラ89の位置で、記録媒体P上に未定着のトナー像Tが転写される。
未定着のトナー像Tが転写された記録媒体Pは、不図示のガイド板に案内されながら図2の矢印Y10方向に搬送されて、押付けられた状態にある定着ベルト21および加圧ローラ31のニップ部に搬入される。
そして、加熱部材22を介してヒータ25によって加熱された定着ベルト21による加熱と、補強部材23によって補強された固定部材26と加圧ローラ31とによる押付ける力とによって、記録媒体Pの表面のカラー画像は、記録媒体Pに定着される。
その後、ニップ部から送り出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送され、定着装置20における一連の定着プロセスが完了する。
図4(a)、(b)は、加圧ローラ31を正面視した状態における加圧ローラ31の表面について示す図である。
図4(a)に示すように、加圧ローラ31の耐熱性シート部31aは、耐熱層34に設けられている。耐熱性シート部31aは、記録媒体Pが搬送される領域(以下、「記録媒体搬送領域」という)に設けられ、記録媒体Pが搬送された場合に、記録媒体Pを介して定着ベルト21と接触する。
また、図4(a)に示すように、加圧ローラ31のグリップ部31bは、記録媒体搬送領域の長手方向外側の領域(以下、「記録媒体搬送領域外」という)に設けられている。グリップ部31bは、加圧ローラ31の表面に形成された耐熱層34を剥離し、弾性層33を剥き出しにすることで構成され、表面の摩擦係数が大きくなっている。
つまり、定着ベルト21と加圧ローラ31との間に作用する摩擦力は、耐熱性シート部31aと定着ベルト21とが対向する領域よりも、グリップ部31bと定着ベルト21とが対向する領域で強く作用することとなる。
定着装置20は、表面の摩擦係数が小さい記録媒体Pがニップ部に搬送されると、記録媒体搬送領域において定着ベルト21と加圧ローラ31との間に作用する摩擦力が低下する。
しかし、定着装置20は、記録媒体搬送領域外において定着ベルト21と加圧ローラ31との間に高い摩擦力が作用しているため、両部材間のグリップ力が確保されることになる。これにより、定着装置20は、定着ベルト21と加圧ローラ31とがスリップすることを防止することができる。
図4(a)に示すように、加圧ローラ31の溝部31cは、耐熱性シート部31aとグリップ部31bとの間に設けられ、加圧ローラ31を正面視した場合に、加圧ローラ31の回転軸に対して傾斜を持った状態で円周方向に形成されている。
このため、溝部31cは、図4(b)に示すように、加圧ローラ31が回転すると、定着ベルト21と対向する位置が傾斜に倣って加圧ローラ31の長手方向に移動することになる。
また、上述した通り、定着ベルト21および加圧ローラ31の直径は、それぞれ異なる直径を有している。
これにより、定着装置20は、定着ベルト21の表面に、加圧ローラ31が回転を続けても溝部31cと常に対向し加圧ローラ31と非接触になってしまう領域が存在せず、定着ベルト21の表面の局所的な温度上昇による定着ベルト21の劣化を防止できる。
図4(a)に示すように、溝部31cは、加圧ローラ31の両側に設けられている。そして、一方の溝部31cおよび他方の溝部31cは、加圧ローラ31の長手方向における両溝部の間隔L1が、記録媒体搬送領域の長手方向の距離よりも常に大きいものとなっている。
また、一方の溝部31cおよび他方の溝部31cの溝形状は、加圧ローラ31の長手方向中心の位置において長手方向に対して直交する中心軸Cに対して線対称な形状となるように構成されている。
これにより、定着装置20は、定着ベルト21が加圧ローラ31との接触により、片方の端部側に寄ってしまうことを防止することができる。
図5は、加圧ローラ31の溝部31cの形状およびグリップ部31bの形状について詳細に説明する図である。
図5に示すように、幅寸法としての溝幅Wは、溝部31cの幅の寸法を表している。また、深さ寸法としての溝深さDは、溝部31cの深さの寸法を表している。
溝部31cは、溝幅Wが溝深さDよりも大きい形状で構成されている。これにより、加圧ローラ31は、溝部31cにおいて定着ベルト21と離間している距離が近いため、定着ベルト21の有する熱が加圧ローラ31に伝わりやすくなっている。
また、溝部31cは、加圧ローラ31を正面視した場合に、加圧ローラ31の上面でグリップ部31bと接する点および加圧ローラ31の下面でグリップ部31bと接する点の長手方向における離隔寸法としての離隔距離L2が、溝幅Wよりも大きくなっている。
これにより、定着装置20は、定着ベルト21の表面に、加圧ローラ31が回転を続けても溝部31cと常に対向し加圧ローラ31と非接触になってしまう領域が存在せず、定着ベルト21の表面の局所的な温度上昇による定着ベルト21の劣化を防止できる。
グリップ部31bは、加圧ローラ31の長手方向の距離が、定着ベルト21と加圧ローラ31との間に発生するスリップを防止するのに必要なグリップ力を確保できる十分な距離L3が設けられている。
本実施の形態において、グリップ部31bは、L3が10mm以上になるように構成されている。なお、これは例示であって、本発明は、これに限定されるものではない。
これにより、定着装置20は、グリップ部31bでの定着ベルト21との接触により、定着ベルト21と加圧ローラ31との間に発生するスリップを防止することができるグリップ力を確保することができる。
以上のように、本実施の形態に係る定着装置20は、内部にヒータ25を有し両端が接合された定着ベルト21と、定着ベルト21に接触して回転する加圧ローラ31とを備えるよう構成されている。
そして、加圧ローラ31は、記録媒体Pが搬送された場合に、記録媒体搬送領域で記録媒体Pを介して定着ベルト21と接触する耐熱性シート部31aと、記録媒体搬送領域外で定着ベルト21と接触するグリップ部31bと、耐熱性シート部31aとグリップ部31bとの間に設けられ、加圧ローラ31の長手方向に対して直交する方向を除いて加圧ローラ31の円周方向に形成される溝部31cとを備えるよう構成されている。
このため、定着装置20は、定着ベルト21の表面に、加圧ローラ31が回転を続けても溝部31cと常に対向し加圧ローラ31と非接触になってしまう領域が存在せず、定着ベルト21の表面の局所的な温度上昇による定着ベルト21の劣化を防止できる。
また、定着装置20は、グリップ部31bでの定着ベルト21との接触により、定着ベルト21と加圧ローラ31との間に発生するスリップを防止することができるグリップ力を確保することができる。
また、本実施の形態に係る定着装置20は、加圧ローラ31が、弾性を有する弾性層33と、弾性層33の表面に設けられ耐熱性を有する耐熱層34とによって構成されている。そして、弾性層33および耐熱層34は、加圧ローラ31に一体に形成されるとともに、耐熱層34を除去することでグリップ部31bが設けられるよう構成されている。
このため、定着装置20は、耐熱性シート部31aとグリップ部31bとが部品点数を増加させることなく設けられており、グリップ部31bにおける定着ベルト21と加圧ローラ31との間のグリップを低コストで確保することができる。
また、本実施の形態に係る定着装置20は、定着ベルト21および加圧ローラ31が、それぞれ直径が異なるように構成されている。
このため、定着装置20は、定着ベルト21の表面に、加圧ローラ31が回転を続けても溝部31cと常に対向し加圧ローラ31と非接触になってしまう領域が存在せず、定着ベルト21の表面の局所的な温度上昇による定着ベルト21の劣化を防止できる。
また、本実施の形態に係る定着装置20は、溝部31cが、一方の溝部31cと他方の溝部31cとの加圧ローラ31の長手方向における間隔L1が記録媒体搬送領域の加圧ローラ31の長手方向における大きさよりも大きく構成されている。
このため、定着装置20は、記録媒体搬送領域に溝部31cが存在しないため、記録媒体Pにトナー像Tを定着する場合に、記録媒体Pが溝部31cと対向し、加熱および加圧が不十分になりトナー像Tの定着が不十分となることを防止することができる。
また、本実施の形態に係る定着装置20は、溝部31cが、溝幅Wが溝深さDよりも大きく構成されている。
このため、定着装置20は、加圧ローラ31が、溝部31cにおいて定着ベルト21と離間している距離が近いため、定着ベルト21の有する熱が加圧ローラ31に伝わりやすくなっている。
また、本実施の形態に係る定着装置20は、グリップ部31bの加圧ローラ31の長手方向における長さL3が、定着ベルト21と接触し定着ベルト21および加圧ローラ31の間に発生するスリップを防止するのに十分な長さであるように構成されている。
このため、定着装置20は、グリップ部31bでの定着ベルト21との接触により、定着ベルト21と加圧ローラ31との間に発生するスリップを防止することができるグリップ力を確保することができる。
また、本実施の形態に係る定着装置20は、一方の溝部31cの形状と他方の溝部31cの形状が、加圧ローラ31の長手方向中心の位置において長手方向に対して直交する中心軸Cに対して線対称な形状であるように構成されている。
このため、定着装置20は、定着ベルト21が加圧ローラ31との接触により、片方の端部側に寄ってしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態に係る定着装置20は、溝部31cが、加圧ローラ31を正面視した状態において、加圧ローラ31の上面でグリップ部31bと接する点および加圧ローラ31の下面でグリップ部31bと接する点の加圧ローラ31の長手方向における離隔距離L2が、溝幅Wよりも大きくなるよう構成されている。
これにより、定着装置20は、定着ベルト21の表面に、加圧ローラ31が回転を続けても溝部31cと常に対向し加圧ローラ31と非接触になってしまう領域が存在せず、定着ベルト21の表面の局所的な温度上昇による定着ベルト21の劣化を防止できる。
なお、本実施の形態において、ヒータ25は、ハロゲンヒータが採用されているが、これに限らず、例えば誘導加熱方式の熱源であってもよい。
また、本実施の形態において、加熱部材22の断面形状は、ほぼ円形になるように形成したが、これに限らず、多角形になるように形成されてもよい。
また、本実施の形態において、加圧ローラ31の内部には芯金32のみを有する構成となっているが、これに限らず、加圧ローラ31の内部に、ハロゲンヒータ等の熱源を設けてもよい。
また、本実施の形態において、定着ベルト21の直径は、加圧ローラ31の直径と異なっていればよく、例えば加圧ローラ31の直径よりも小さくなるように形成してもよい。この場合、ニップ部における定着ベルト21の曲率は、加圧ローラ31の曲率よりも小さくなるため、ニップ部から送出される記録媒体Pが定着ベルト21から分離されやすくなる。また、定着ベルト21の直径は、加圧ローラ31の直径よりも大きくなるように形成することもできる。
ここで、定着装置20においては、定着ベルト21の直径と加圧ローラ31の直径との関係によらず、加圧ローラ31の加圧力が加熱部材22に作用しないように構成されている。
また、本実施の形態では、加圧ローラ31を定着装置20の加圧回転体に採用しているが、これに限らず、定着ローラによって構成される定着器において用いてもよい。
また、本実施の形態において、加圧ローラ31の弾性層33と耐熱層34は、一体に形成されているが、これに限らず、弾性層33の表面に別部材として形成された耐熱層34を接着してもよい。
また、本実施の形態において、加圧ローラ31の溝部31cは、直線形状で構成されているが、これに限らず、図6に示すように、加圧ローラ31の円周方向に沿って蛇行する形状であってもよい。
これにより、定着装置20は、定着ベルト21の表面に、加圧ローラ31が回転を続けても溝部31cと常に対向し加圧ローラ31と非接触になってしまう領域が存在せず、定着ベルト21の表面の局所的な温度上昇による定着ベルト21の劣化を防止できる。
なお、本実施の形態では、定着装置をタンデム型カラープリンタに適用した例を示しているが、定着装置は、ファクシミリ装置や複写機等の画像形成装置に適用してもよい。
1 画像形成装置
20 定着装置
21 定着ベルト(ベルト部材)
25 ヒータ(熱源)
31 加圧ローラ(加圧回転体)
31a 耐熱性シート部(加圧部)
31b グリップ部(接触部)
31c 溝部
33 弾性層
34 耐熱層
C 中心軸
D 溝深さ(深さ寸法)
L2 離隔距離(離隔寸法)
P 記録媒体
W 溝幅(幅寸法)
特開平09−126225号公報

Claims (10)

  1. 内部に熱源を有し両端が接合されたベルト部材と、
    前記ベルト部材に接触して回転する加圧回転体とを備える定着装置であって、
    前記加圧回転体は、弾性層の表面に耐熱層が形成されている加圧部であって、記録媒体が搬送された場合に、前記記録媒体が搬送される領域で前記記録媒体を介して前記ベルト部材と接触する加圧部と、
    前記弾性層が表出している接触部であって、前記記録媒体が搬送される領域の長手方向外側の領域で前記ベルト部材に接触する接触部と、
    前記加圧部前記接触部との境界線上に形成されている前記加圧回転体に対する切込みである溝部とを備え
    前記溝部は、前記加圧回転体の長手方向に対して直交する方向を除いて前記加圧回転体の円周方向に形成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記加圧回転体は、弾性を有する弾性層と、前記弾性層の表面に設けられ耐熱性を有する耐熱層とによって構成され、
    前記弾性層および前記耐熱層は、前記加圧回転体に一体に形成されるとともに、前記耐熱層を除去することで前記接触部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ベルト部材および前記加圧回転体は、それぞれ直径が異なることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記溝部は、一方の溝部と他方の溝部との前記加圧回転体の長手方向における間隔が前記記録媒体の搬送される領域の前記加圧回転体の長手方向における大きさよりも大きいことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記溝部は、幅寸法が深さ寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記接触部は、前記加圧回転体の長手方向における長さが、前記ベルト部材と接触し前記ベルト部材および前記加圧回転体の間に発生するスリップを防止するのに十分な長さであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記溝部の形状は、一方の前記溝部の形状と他方の前記溝部の形状が、前記加圧回転体の長手方向中心の位置において長手方向に対して直交する軸に対して線対称な形状であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記溝部は、前記加圧回転体を正面視した状態において、前記加圧回転体の上面で前記接触部と接する点および前記加圧回転体の下面で前記接触部と接する点の前記加圧回転体の長手方向における離隔寸法が、前記幅寸法よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  9. 前記溝部は、前記加圧回転体の円周方向に沿って蛇行していることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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