JP6088632B1 - 音声映像通信システム、サーバ、仮想クライアント、音声映像通信方法、および音声映像通信プログラム - Google Patents

音声映像通信システム、サーバ、仮想クライアント、音声映像通信方法、および音声映像通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仮想環境の端末間でWebRTCを利用した音声・映像通信を行う場合に高品質な音声・映像通信を可能とする音声映像通信システム、サーバ、仮想クライアント、音声映像通信方法、および音声映像通信プログラムを提供する。【解決手段】音声映像通信システムは、WebRTCを利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムであって、ローカルクライアント20,40と仮想クライアント30,50とをサーバ10側で対応付けて管理することにより、仮想クライアント30からローカルクライアント20へ音声または映像の発信指示を行い、発信指示を受けたローカルクライアント20から通信相手である仮想クライアント50またはローカルクライアント40へ直接音声または映像を送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、仮想環境の端末間でWebRTC(Web Real-Time Communication)を利用した音声・映像通信を行う音声映像通信システム、サーバ、仮想クライアント、音声映像通信方法、および音声映像通信プログラムに関する。
従来、インターネットやNGN(Next Generation Network)等のネットワークを介して、テレビ電話やビデオチャット等の音声・映像通信を行う環境を提供するサービスが行われている。このような音声・映像通信をWebブラウザで実現する手法の1つとして、WebRTCが知られている(例えば、特許文献1参照)。WebRTCでは、プラグインをWebブラウザにインストールする必要がなく、Webブラウザの機能のみで音声・映像通信を実現することができる。
特開2015−177296号公報
近年、柔軟な管理やコスト削減を実現する技術として「仮想化技術」が広く普及している。今後、仮想環境の端末間でWebRTCを利用した音声・映像通信を行うことが予想される。
本発明は、上記事情に鑑み、仮想環境の端末間でWebRTCを利用した音声・映像通信を行う場合に高品質な音声・映像通信を可能とする音声映像通信システム、サーバ、仮想クライアント、音声映像通信方法、および音声映像通信プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の態様に係る発明は、Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術を利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムであって、仮想基盤に構築された第1仮想クライアントと、前記第1仮想クライアントのデスクトップ環境を使用する第1ローカルクライアントと、仮想基盤に構築された第2仮想クライアントと、前記第2仮想クライアントのデスクトップ環境を使用する第2ローカルクライアントと、前記音声または映像通信の通信サービスを提供するサーバとを備え、ローカルクライアントと仮想クライアントとを前記サーバ側で対応付けて管理することにより、前記第1仮想クライアントから前記第1ローカルクライアントへ前記音声または映像の発信指示を行い、前記発信指示を受けた前記第1ローカルクライアントから通信相手である前記第2仮想クライアントまたは前記第2ローカルクライアントへ直接音声または映像を送信することを要旨とする。
第2の態様に係る発明は、第1の態様に係る発明において、前記サーバが、前記ローカルクライアントからログインする際に用いるローカルクライアントログインIDと、前記仮想クライアントからログインする際に用いる仮想クライアントログインIDとを対応付けたデータベースを管理することを要旨とする。
第3の態様に係る発明は、第1または第2の態様に係る発明において、前記第1ローカルクライアントから前記第2ローカルクライアントへ音声を送信し、前記第1ローカルクライアントから前記第2仮想クライアントへ映像を送信することを要旨とする。
第4の態様に係る発明は、第1または第2の態様に係る発明において、前記第1ローカルクライアントから前記第2仮想クライアントへ音声および映像を送信することを要旨とする。
第5の態様に係る発明は、第1または第2の態様に係る発明において、前記第1ローカルクライアントから前記第2ローカルクライアントへ音声および映像を送信することを要旨とする。
第6の態様に係る発明は、第1または第2の態様に係る発明において、前記第1ローカルクライアントから前記第2仮想クライアントへ音声を送信し、前記第1ローカルクライアントから前記第2ローカルクライアントへ映像を送信することを要旨とする。
上記目的を達成するため、第7の態様に係る発明は、Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術を利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムにおいてローカルクライアントおよび仮想クライアントとネットワークを介して接続されたサーバであって、前記ローカルクライアントおよび前記仮想クライアントに提供するWebページと、前記ローカルクライアントからログインする際に用いるローカルクライアントログインIDと、前記仮想クライアントからログインする際に用いる仮想クライアントログインIDとを対応付けたデータベースとを備えることを要旨とする。
上記目的を達成するため、第8の態様に係る発明は、Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術を利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムにおいてサーバとネットワークを介して接続された仮想クライアントであって、Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術に対応するWebブラウザを備え、前記サーバにより提供されるWebページのログイン画面において仮想クライアントログインIDを指定してログインし、当該仮想クライアントに対応付けられたローカルクライアントへ前記音声または映像の発信指示を行うことを要旨とする。
上記目的を達成するため、第9の態様に係る発明は、Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術を利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムの音声映像通信方法であって、前記音声映像通信システムが、仮想基盤に構築された第1仮想クライアントと、前記第1仮想クライアントのデスクトップ環境を使用する第1ローカルクライアントと、仮想基盤に構築された第2仮想クライアントと、前記第2仮想クライアントのデスクトップ環境を使用する第2ローカルクライアントと、前記音声または映像通信の通信サービスを提供するサーバとを備え、ローカルクライアントと仮想クライアントとを前記サーバ側で対応付けるステップと、前記対応付けに基づいて、前記第1仮想クライアントから前記第1ローカルクライアントへ前記音声または映像の発信指示を行うステップと、前記発信指示を受けた前記第1ローカルクライアントから通信相手である前記第2仮想クライアントまたは前記第2ローカルクライアントへ直接音声または映像を送信するステップとを有することを要旨とする。
上記目的を達成するため、第10の態様に係る発明は、音声映像通信プログラムであって、第9の態様に係る発明の各ステップをコンピュータに実行させることを要旨とする。
本発明によれば、仮想環境の端末間でWebRTCを利用した音声・映像通信を行う場合に高品質な音声・映像通信を可能とする音声映像通信システム、サーバ、仮想クライアント、音声映像通信方法、および音声映像通信プログラムを提供することが可能である。
比較例に係る音声映像通信システムにおいて片方向のみ音声・映像通信を行う場合の例を概念的に示す構成図である。 比較例に係る音声映像通信システムのシーケンス図である。 第1の実施の形態に係る音声映像通信システムにおいて片方向のみ音声・映像通信を行う場合の例を概念的に示す構成図である。 第1の実施の形態に係る音声映像通信システムの機能ブロック図である。 第1の実施の形態に係る音声映像通信システムが備えるユーザDBの構成図である。 第1の実施の形態に係る音声映像通信システムのシーケンス図である。 第2の実施の形態に係る音声映像通信システムにおいて片方向のみ音声・映像通信を行う場合の例を概念的に示す構成図である。 第2の実施の形態に係る音声映像通信システムのシーケンス図である。 第3の実施の形態に係る音声映像通信システムにおいて片方向のみ音声・映像通信を行う場合の例を概念的に示す構成図である。 第3の実施の形態に係る音声映像通信システムのシーケンス図である。 第4の実施の形態に係る音声映像通信システムにおいて片方向のみ音声・映像通信を行う場合の例を概念的に示す構成図である。 第4の実施の形態に係る音声映像通信システムのシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための音声映像通信システムを例示するものであり、装置の構成やデータの構成等は以下の実施の形態に限定されるものではない。
≪WebRTC≫
WebRTC(Web Real-Time Communication)とは、音声、映像、データを主にWebブラウザ間(P2P)でリアルタイムにやり取りが可能な規格である。今後のリアルタイム通信を担う重要な技術として、広義のHTML5の1つとして位置づけられている。HTML5は、HTMLの5回目の改訂版であり、アプリケーションの動作基盤がWebブラウザに統一化され、様々なAPIが標準実装される技術である。
WebRTCには次のような特徴がある。まず、アプリケーションのインストールなしに映像、音声、データの通信が可能である。対象は、Webブラウザが動いているスマートフォン、タブレット、PC等のマルチデバイスである。動作は、簡単なJavaScript(登録商標)コード、画面は、HTML技術により開発が可能である。また、リアルタイムコミュニケーションサービスがライセンスフリーで開発可能である。さらに、標準化完了後は、WebRTC対応ブラウザやアプリケーション間における相互接続性が保障される予定である。
≪比較例≫
次に、比較例に係る音声映像通信システムについて説明する。
(構成例)
図1は、比較例に係る音声映像通信システムを概念的に示す構成図である。ここでは、仮想環境の端末間でWebRTCを利用した音声・映像通信を行う場合を想定している。
具体的には、図1に示すように、インターネットやNGN(Next Generation Network)等のネットワークNを介して、ローカルクライアント200,400と、仮想クライアント300,500と、サーバ100とが接続されている。ローカルクライアント200には仮想デスクトップソフト220がインストールされている。仮想デスクトップソフト220を用いることでローカルクライアント200から仮想クライアント300の画面を呼び出して作業することができる。同様に、ローカルクライアント400には仮想デスクトップソフト420がインストールされている。仮想デスクトップソフト420を用いることでローカルクライアント400から仮想クライアント500の画面を呼び出して作業することができる。仮想クライアント300,500は、それぞれ、GoogleChrome等のWebRTC対応ブラウザ310,510を備えている。
図1では、簡略化のため、仮想クライアント300から仮想クライアント500へ音声・映像を送信する場合のみを示している。逆に、仮想クライアント500から仮想クライアント300へ音声・映像を送信する場合についても同様である。
図1に示すように、仮想環境では、ローカルクライアント200から仮想クライアント300へ音声・映像を転送する際は、RTAVやUSBリダイレクト等の仮想環境特有の音声・映像圧縮方式を用いる。RTAV(Real-Time Audio-Video)は、Vmware社が提唱するローカルクライアントの音声・映像を仮想クライアントソフト環境上で利用可能にする技術である。一方、仮想クライアント300から仮想クライアント500へ音声・映像を転送する際は、OpusやVP8等のWebRTC対応ブラウザ310,510がサポートする音声・映像圧縮方式を用いる。
(動作例)
図2は、比較例に係る音声映像通信システムのシーケンス図である。ここでは、双方向に音声・映像通信を行う場合を例示している。なお、以下の説明では、ローカルクライアント200をホストA2、仮想クライアント300をホストA1、ローカルクライアント400をホストB2、仮想クライアント500をホストB1という場合がある。また、「WebRTC対応ブラウザ」を単に「Webブラウザ」という場合がある。
まず、仮想クライアント300,500は、サーバ100からWebページを取得し、当該通信サービスにログインしているものとする(S201〜S204)。次いで、仮想クライアント300のWebRTC対応ブラウザ310上で発信ボタン等が押下されると(S205)、ローカルクライアント200は、マイク230とカメラ240から音声・映像を取得し、その音声・映像を仮想環境特有の音声・映像圧縮方式により圧縮し、仮想クライアント300へ転送する(S206)。次いで、仮想クライアント300から仮想クライアント500に対して通信開始の問い合わせが送られ、この問い合わせに対して仮想クライアント500のWebRTC対応ブラウザ510上で応答ボタン等が押下されたとする(S207→S208)。これにより、ローカルクライアント400側でも同様の手順で音声・映像が取得され、仮想環境特有の音声・映像圧縮方式により圧縮され、仮想クライアント500へ転送されるようになっている(S209)。最後に、仮想クライアント500から仮想クライアント300に対して問い合わせに対する応答が返されると(S210)、仮想クライアント300,500同士でWebRTCを利用して音声・映像通信を行うことになる(S211)。
このように、比較例では、ローカルクライアント200,400から仮想クライアント300,500へ音声・映像を転送する際は、RTAVやUSBリダイレクト等の仮想環境特有の音声・映像圧縮方式を用いる。そのため、音声・映像品質が劣化する問題がある。
≪第1の実施の形態≫
次に、第1の実施の形態に係る音声映像通信システムについて説明する。なお、以下では、比較例と同様の点については詳しい説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
(構成例)
図3は、第1の実施の形態に係る音声映像通信システムを概念的に示す構成図である。
基本的な構成は比較例と同様である。すなわち、図3に示すように、インターネットやNGN等のネットワークNを介して、ローカルクライアント20,40と、仮想クライアント30,50と、サーバ10とが接続されている。ローカルクライアント20には仮想デスクトップソフト22がインストールされている。仮想デスクトップソフト22を用いることでローカルクライアント20から仮想クライアント30の画面を呼び出して作業することができる。同様に、ローカルクライアント40には仮想デスクトップソフト42がインストールされている。仮想デスクトップソフト42を用いることでローカルクライアント40から仮想クライアント50の画面を呼び出して作業することができる。ローカルクライアント20,40も仮想クライアント30,50も、WebRTC対応ブラウザ21,41,31,51を備えている。
ここで、第1の実施の形態に係る音声映像通信システムでは、仮想環境特有の音声・映像圧縮方式を利用しないことで音声・映像品質の劣化を防ぐようにしている。すなわち、詳細については後述するが、ローカルクライアントと仮想クライアントとの対応付けをユーザDBで管理する。この対応付けにより、仮想クライアントからローカルクライアントへ発信指示を行い、仮想環境特有の音声・映像圧縮方式を利用せずにローカルクライアントから通信相手の仮想クライアントまたはローカルクライアントへ音声・映像通信するようにしている。
図4は、第1の実施の形態に係る音声映像通信システムの機能ブロック図である。この音声映像通信システムは、WebRTCを利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムであって、図4に示すように、仮想クライアント30と、ローカルクライアント20と、仮想クライアント50(図示せず)と、ローカルクライアント40と、サーバ10とを備える。
仮想クライアント30は、仮想基盤60に構築された端末であり、WebRTC対応ブラウザ31を備える。WebRTC対応ブラウザ31は、WebRTCに対応したWebブラウザであり、Webサーバ11からWebページ11aを取得し、ログイン31aや発信処理31b等の各種処理を行う。ログイン31aとは、サーバ10により提供される通信サービスの利用開始時に必要な資格情報(ログインID、パスワード等)を入力する操作である。発信処理31bとは、発信指示等の各種データを発信する処理である。
ローカルクライアント20は、仮想クライアント30のデスクトップ環境を使用する端末であり、仮想デスクトップソフト22と、WebRTC対応ブラウザ21とを備える。仮想デスクトップソフト22は、仮想クライアント30の画面を呼び出して作業できるようにするためのソフトウェアである。WebRTC対応ブラウザ21は、WebRTCに対応したWebブラウザであり、Webサーバ11からWebページ11aを取得し、ログイン21a、音声・映像取得処理21b、発信処理21c等の各種処理を行う。ログイン21aとは、サーバ10により提供される通信サービスの利用開始時に必要な資格情報(ログインID、パスワード等)を入力する操作である。音声・映像取得処理21bとは、マイク23やカメラ24から音声や映像を取得する処理である。発信処理21cとは、音声・映像等の各種データを発信する処理である。
仮想クライアント50の構成は、仮想クライアント30と同様であり、ローカルクライアント40の構成は、ローカルクライアント20と同様である。この図4では、簡略化のため、ローカルクライアント40のWebRTC対応ブラウザ41には受信処理41aだけを示し、また、仮想クライアント50の図示を省略している。
サーバ10は、音声または映像通信の通信サービスを提供する装置である。サーバ10は、機能的には、Webサーバ11と、WebSocketサーバ12と、シグナリングサーバ13と、ユーザDB14とを備える。
Webサーバ11は、ローカルクライアント20や仮想クライアント30等からの要求に応じてWebページ11aを提供するサーバである。Webページ11aには、JavaScript等によりプログラムを埋め込むことが可能である。
WebSocketサーバ12は、WebSocketが実装されたサーバであり、メッセージ処理12aやログイン処理12b等の各種処理を行う。WebSocketは、WebサーバとWebブラウザ間の通信のために規定している双方向通信用の技術規格である。メッセージ処理12aは、WebRTC対応ブラウザ31からの発信処理31b等に対する処理である。ログイン処理12bは、WebRTC対応ブラウザ21,31からのログイン21a,31a等に対する処理である。
シグナリングサーバ13は、通信相手の何らかの情報をもとに通信相手を探し出すサーバであり、呼制御機能13aやログイン処理13b等の各種処理を行う。呼制御機能13aは、呼制御を実現する機能である。ログイン処理13bは、WebRTC対応ブラウザ21,31からのログイン21a,31a等に対する処理である。WebRTCを利用してP2Pで通信をする場合でも、通信相手の何らかの情報が必要である。通信相手の何らかの情報をシグナリングサーバ13に与えれば、それ以外の必要な情報のやりとりをシグナリングサーバ13が行うようになっている。WebRTCではシグナリングの方式について制約がないため、WebSocketを用いてWebサーバ11とWebRTC対応ブラウザ21,31間の通信を実装することも可能である。
ユーザDB14は、図5に示すように、ローカルクライアントログインIDと仮想クライアントログインIDとを対応付けたデータベースである。ローカルクライアントログインIDは、ローカルクライアント20(40)からログインする際に用いるログインIDである。仮想クライアントログインIDは、仮想クライアント30(50)からログインする際に用いるログインIDである。このようなユーザDB14を備えれば、ローカルクライアント20(40)と仮想クライアント30(50)とを対応付けることができるため、仮想クライアント30(50)からローカルクライアント20(40)への発信指示が可能となる。
(動作例)
図6は、第1の実施の形態に係る音声映像通信システムのシーケンス図である。
まず、ローカルクライアント20,40、仮想クライアント30,50ともに、Webサーバ11からWebページ11aを取得し、当該通信サービスにログインしていることが前提となる(S1〜S8)。これにより、ローカルクライアント20,40、仮想クライアント30,50の各ログインIDをユーザDB14に対応付けて管理することができる。
次いで、仮想クライアント30は、WebRTC対応ブラウザ31上で発信ボタン等が押下されると(S9)、シグナリングサーバ13,WebSocketサーバ12を経由して音声・映像取得をローカルクライアント20に指示する(S10)。これにより、ローカルクライアント200は、マイク230とカメラ240から音声・映像を取得すると(S11)、その音声・映像取得結果を仮想クライアント30に送信する(S12)。
次いで、仮想クライアント30から仮想クライアント50に対して通信開始の問い合わせが送られ、この問い合わせに対して仮想クライアント50のWebRTC対応ブラウザ51上で応答ボタン等が押下されたとする(S13→S14)。これにより、ローカルクライアント40側でも同様の手順でシグナリングサーバ13,WebSocketサーバ12を経由して音声・映像が取得され、その音声・映像取得結果が仮想クライアント50に送信されるようになっている(S15→S16→S17)。
次いで、仮想クライアント50から仮想クライアント30に対して問い合わせに対する応答が返されると(S18)、仮想クライアント30は、シグナリングサーバ13,WebSocketサーバ12を経由して通信開始をローカルクライアント20に指示する(S19)。同様に、仮想クライアント50は、シグナリングサーバ13,WebSocketサーバ12を経由して通信開始をローカルクライアント40に指示する(S20)。
これにより、WebRTC対応ブラウザ21,31,41,51がサポートする音声・映像圧縮方式を用いて音声・映像通信を行う。具体的には、ローカルクライアント20のWebRTC対応ブラウザ21から仮想クライアント50のWebRTC対応ブラウザ51へ映像を送信し(S21)、ローカルクライアント20のWebRTC対応ブラウザ21からローカルクライアント40のWebRTC対応ブラウザ41へ音声を送信する(S23)。同様に、ローカルクライアント40のWebRTC対応ブラウザ41から仮想クライアント30のWebRTC対応ブラウザ31へ映像を送信し(S22)、ローカルクライアント40のWebRTC対応ブラウザ41からローカルクライアント20のWebRTC対応ブラウザ21へ音声を送信する(S23)。
その結果、仮想クライアント30,50のWebRTC対応ブラウザ31,51に受信された映像は、ローカルクライアント20,40の画面に出力されることになる。また、ローカルクライアント20,40のWebRTC対応ブラウザ21,41に受信された音声は、ローカルクライアント20,40においてバックグラウンドで出力されることになる。
以上のように、第1の実施の形態に係る音声映像通信システムでは、仮想クライアント30からの発信指示によりローカルクライアント20が音声・映像を取得して発信処理を行うため、仮想環境特有の音声・映像圧縮方式により音声・映像品質を劣化させない結果、比較例に比べて高品質な音声・映像通信が可能となる。すなわち、仮想クライアント30,50同士の音声・映像通信ではなく、ローカルクライアント20から通信相手の仮想クライアント50またはローカルクライアント40へ直接音声・映像通信を行うことが可能である。
なお、ここでは、ローカルクライアント20からローカルクライアント40へ音声を送信し、ローカルクライアント20から仮想クライアント50へ映像を送信することとしているが、音声・映像の送信パターンはこれに限定されるものではない。以下の第2〜第4の実施の形態では、音声・映像の送信パターンの変形例について説明する。
≪第2の実施の形態≫
以下、第2の実施の形態を第1の実施の形態と異なる点のみ説明する。
(構成例)
図7は、第2の実施の形態に係る音声映像通信システムを概念的に示す構成図である。仮想クライアント30からの発信指示によりローカルクライアント20が音声・映像を取得して発信処理を行う点は、第1の実施の形態と同様である。ここで、第2の実施の形態では、図7に示すように、ローカルクライアント20から仮想クライアント50へ音声および映像を送信するようにしている。このような通信ルートの制御は、Webページ11aに埋め込まれたプログラムをWebRTC対応ブラウザ21が実行することにより実現することが可能である。
(動作例)
図8は、第2の実施の形態に係る音声映像通信システムのシーケンス図である。図8のステップS31〜S50までは、図6のステップS1〜S20までと同様である。ここで、第2の実施の形態では、図8に示すように、ローカルクライアント20のWebRTC対応ブラウザ21から仮想クライアント50のWebRTC対応ブラウザ51へ音声および映像を送信する(S51)。同様に、ローカルクライアント40のWebRTC対応ブラウザ41から仮想クライアント30のWebRTC対応ブラウザ31へ音声および映像を送信する(S52)。
その結果、仮想クライアント30,50のWebRTC対応ブラウザ31,51に受信された映像は、ローカルクライアント20,40の画面に出力されることになる。また、仮想クライアント30,50のWebRTC対応ブラウザ31,51に受信された音声は、ローカルクライアント20,40に転送され、ローカルクライアント20,40においてバックグラウンドで出力されることになる。
以上のように、第2の実施の形態に係る音声映像通信システムでも、仮想クライアント30からの発信指示によりローカルクライアント20が音声・映像を取得して発信処理を行うため、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
≪第3の実施の形態≫
以下、第3の実施の形態を第1または第2の実施の形態と異なる点のみ説明する。
(構成例)
図9は、第3の実施の形態に係る音声映像通信システムを概念的に示す構成図である。仮想クライアント30からの発信指示によりローカルクライアント20が音声・映像を取得して発信処理を行う点は、第1の実施の形態と同様である。ここで、第3の実施の形態では、図9に示すように、ローカルクライアント20からローカルクライアント40へ音声および映像を送信するようにしている。
(動作例)
図10は、第3の実施の形態に係る音声映像通信システムのシーケンス図である。図10のステップS61〜S80までは、図6のステップS1〜S20までと同様である。ここで、第3の実施の形態では、図10に示すように、ローカルクライアント20のWebRTC対応ブラウザ21からローカルクライアント40のWebRTC対応ブラウザ41へ音声および映像を送信する(S81)。同様に、ローカルクライアント40のWebRTC対応ブラウザ41からローカルクライアント20のWebRTC対応ブラウザ21へ音声および映像を送信する(S81)。
その結果、ローカルクライアント20,40のWebRTC対応ブラウザ21,41に受信された音声および映像は、ローカルクライアント20,40において出力されることになる。なお、この場合は、ローカルクライアント20,40において仮想デスクトップソフト22,42が起動しているが、音声・映像の入力元を切り替える手法については特に限定されるものではない。
以上のように、第3の実施の形態に係る音声映像通信システムでも、仮想クライアント30からの発信指示によりローカルクライアント20が音声・映像を取得して発信処理を行うため、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
≪第4の実施の形態≫
以下、第4の実施の形態を第1〜第3の実施の形態と異なる点のみ説明する。
(構成例)
図11は、第4の実施の形態に係る音声映像通信システムを概念的に示す構成図である。仮想クライアント30からの発信指示によりローカルクライアント20が音声・映像を取得して発信処理を行う点は、第1の実施の形態と同様である。ここで、第4の実施の形態では、図11に示すように、ローカルクライアント20から仮想クライアント50へ音声を送信し、ローカルクライアント20からローカルクライアント40へ映像を送信するようにしている。
(動作例)
図12は、第4の実施の形態に係る音声映像通信システムのシーケンス図である。図12のステップS91〜S110までは、図6のステップS1〜S20までと同様である。ここで、第4の実施の形態では、図12に示すように、ローカルクライアント20のWebRTC対応ブラウザ21からローカルクライアント40のWebRTC対応ブラウザ41へ映像を送信し(S111)、ローカルクライアント20のWebRTC対応ブラウザ21から仮想クライアント50のWebRTC対応ブラウザ51へ音声を送信する(S112)。同様に、ローカルクライアント40のWebRTC対応ブラウザ41からローカルクライアント20のWebRTC対応ブラウザ21へ映像を送信し(S111)、ローカルクライアント40のWebRTC対応ブラウザ41から仮想クライアント30のWebRTC対応ブラウザ31へ音声を送信する(S113)。
その結果、ローカルクライアント20,40のWebRTC対応ブラウザ21,41に受信された映像は、ローカルクライアント20,40において出力されることになる。また、仮想クライアント30,50のWebRTC対応ブラウザ31,51に受信された音声は、ローカルクライアント20,40に転送され、ローカルクライアント20,40において出力されることになる。なお、この場合は、ローカルクライアント20,40において仮想デスクトップソフト22,42が起動しているが、音声・映像の入力元を切り替える手法については特に限定されるものではない。
以上のように、第4の実施の形態に係る音声映像通信システムでも、仮想クライアント30からの発信指示によりローカルクライアント20が音声・映像を取得して発信処理を行うため、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る音声映像通信システムは、Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術を利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムであって、仮想基盤60に構築された第1仮想クライアント(仮想クライアント30)と、仮想クライアント30のデスクトップ環境を使用する第1ローカルクライアント(ローカルクライアント20)と、仮想基盤60に構築された第2仮想クライアント(仮想クライアント50)と、仮想クライアント50のデスクトップ環境を使用する第2ローカルクライアント(ローカルクライアント40)と、音声または映像通信の通信サービスを提供するサーバ10とを備える。そして、ローカルクライアント20,40と仮想クライアント30,50とをサーバ10側で対応付けて管理することにより、仮想クライアント30からローカルクライアント20へ音声または映像の発信指示を行い、発信指示を受けたローカルクライアント20から通信相手である仮想クライアント50またはローカルクライアント40へ直接音声または映像を送信する。これにより、仮想環境においてローカルクライアント20,40と仮想クライアント30,50とが連携し、仮想環境特有の音声・映像圧縮方式の処理をさせないため、音声・映像品質の劣化を防止することが可能である。
具体的には、サーバ10は、ローカルクライアント20,40からログインする際に用いるローカルクライアントログインIDと、仮想クライアント30,50からログインする際に用いる仮想クライアントログインIDとを対応付けたユーザDB14を管理してもよい。これにより、ログインIDを管理するという簡単な方法でローカルクライアント20,40と仮想クライアント30,50とを対応付けることが可能である。
また、ローカルクライアント20からローカルクライアント40へ音声を送信し、ローカルクライアント20から仮想クライアント50へ映像を送信してもよい。また、ローカルクライアント20から仮想クライアント50へ音声および映像を送信してもよい。また、ローカルクライアント20からローカルクライアント40へ音声および映像を送信してもよい。また、ローカルクライアント20から仮想クライアント50へ音声を送信し、ローカルクライアント20からローカルクライアント40へ映像を送信してもよい。この4つの送信パターンの中から使用環境等に応じた送信パターンを適宜選択することが可能である。
また、本実施の形態に係る音声映像通信システムが備えるサーバ10は、Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術を利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムにおいてローカルクライアント20,40および仮想クライアント30,50とネットワークNを介して接続されたサーバであって、ローカルクライアント20,40および仮想クライアント30,50に提供するWebページ11aと、ローカルクライアント20,40からログインする際に用いるローカルクライアントログインIDと、仮想クライアント30,50からログインする際に用いる仮想クライアントログインIDとを対応付けたユーザDB14とを備える。これにより、ログインIDを管理するという簡単な方法でローカルクライアント20,40と仮想クライアント30,50とを対応付けることが可能である。
また、本実施の形態に係る音声映像通信システムが備える仮想クライアント30は、Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術を利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムにおいてサーバ10とネットワークNを介して接続された仮想クライアントであって、Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術に対応するWebRTC対応ブラウザ31を備え、サーバ10により提供されるWebページ11aのログイン画面において仮想クライアントログインIDを指定してログインし、当該仮想クライアント30に対応付けられたローカルクライアント20へ音声または映像の発信指示を行う。これにより、発信指示を受けたローカルクライアント20から通信相手である仮想クライアント50またはローカルクライアント40へ直接音声または映像を送信することが可能となる。
なお、本発明は、このような音声映像通信システムとして実現することができるだけでなく、このような音声映像通信システムが備える特徴的な機能部をステップとする音声映像通信方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させる音声映像通信プログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのはいうまでもない。
10…サーバ
11a…Webページ
11…Webサーバ
12…WebSocketサーバ
13…シグナリングサーバ
14…ユーザDB
20…ローカルクライアント(第1ローカルクライアント)
21…WebRTC対応ブラウザ
22…仮想デスクトップソフト
30…仮想クライアント(第1仮想クライアント)
31…WebRTC対応ブラウザ
40…ローカルクライアント(第2ローカルクライアント)
41…WebRTC対応ブラウザ
42…仮想デスクトップソフト
50…仮想クライアント(第2仮想クライアント)
51…WebRTC対応ブラウザ
60…仮想基盤
N…ネットワーク

Claims (10)

  1. Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術を利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムであって、
    仮想基盤に構築された第1仮想クライアントと、
    前記第1仮想クライアントのデスクトップ環境を使用する第1ローカルクライアントと、
    仮想基盤に構築された第2仮想クライアントと、
    前記第2仮想クライアントのデスクトップ環境を使用する第2ローカルクライアントと、
    前記音声または映像通信の通信サービスを提供するサーバとを備え、
    ローカルクライアントと仮想クライアントとを前記サーバ側で対応付けて管理することにより、前記第1仮想クライアントから前記第1ローカルクライアントへ前記音声または映像の発信指示を行い、前記発信指示を受けた前記第1ローカルクライアントから通信相手である前記第2仮想クライアントまたは前記第2ローカルクライアントへ直接音声または映像を送信することを特徴とする音声映像通信システム。
  2. 前記サーバは、前記ローカルクライアントからログインする際に用いるローカルクライアントログインIDと、前記仮想クライアントからログインする際に用いる仮想クライアントログインIDとを対応付けたデータベースを管理することを特徴とする請求項1に記載の音声映像通信システム。
  3. 前記第1ローカルクライアントから前記第2ローカルクライアントへ音声を送信し、前記第1ローカルクライアントから前記第2仮想クライアントへ映像を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の音声映像通信システム。
  4. 前記第1ローカルクライアントから前記第2仮想クライアントへ音声および映像を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の音声映像通信システム。
  5. 前記第1ローカルクライアントから前記第2ローカルクライアントへ音声および映像を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の音声映像通信システム。
  6. 前記第1ローカルクライアントから前記第2仮想クライアントへ音声を送信し、前記第1ローカルクライアントから前記第2ローカルクライアントへ映像を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の音声映像通信システム。
  7. Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術を利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムにおいてローカルクライアントおよび仮想クライアントとネットワークを介して接続されたサーバであって、
    前記ローカルクライアントおよび前記仮想クライアントに提供するWebページと、
    前記ローカルクライアントからログインする際に用いるローカルクライアントログインIDと、前記仮想クライアントからログインする際に用いる仮想クライアントログインIDとを対応付けたデータベースと
    を備えることを特徴とするサーバ。
  8. Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術を利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムにおいてサーバとネットワークを介して接続された仮想クライアントであって、
    Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術に対応するWebブラウザを備え、前記サーバにより提供されるWebページのログイン画面において仮想クライアントログインIDを指定してログインし、当該仮想クライアントに対応付けられたローカルクライアントへ前記音声または映像の発信指示を行うことを特徴とする仮想クライアント。
  9. Webブラウザ上でリアルタイムに音声または映像通信を行うための技術を利用して仮想環境の端末間で音声または映像通信を行う音声映像通信システムの音声映像通信方法であって、
    前記音声映像通信システムは、
    仮想基盤に構築された第1仮想クライアントと、
    前記第1仮想クライアントのデスクトップ環境を使用する第1ローカルクライアントと、
    仮想基盤に構築された第2仮想クライアントと、
    前記第2仮想クライアントのデスクトップ環境を使用する第2ローカルクライアントと、
    前記音声または映像通信の通信サービスを提供するサーバとを備え、
    ローカルクライアントと仮想クライアントとを前記サーバ側で対応付けるステップと、
    前記対応付けに基づいて、前記第1仮想クライアントから前記第1ローカルクライアントへ前記音声または映像の発信指示を行うステップと、
    前記発信指示を受けた前記第1ローカルクライアントから通信相手である前記第2仮想クライアントまたは前記第2ローカルクライアントへ直接音声または映像を送信するステップと
    を有することを特徴とする音声映像通信方法。
  10. 請求項9に記載の各ステップをコンピュータに実行させるための音声映像通信プログラム。
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