JP6085515B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、弾性片を有する端子を備えたコネクタに関する。
従来、コネクタとしては、接触部が設けられた弾性片を有する端子としての嵌合検知部材と、この嵌合検知部材を収容する第1ハウジングと、この第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、この第2ハウジングに収容され第1ハウジングと第2ハウジングとの正規嵌合状態で弾性片の付勢力により接触部に接触される被接触部を有する相手端子としての嵌合検知コンタクトとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコネクタでは、第1ハウジングと第2ハウジングとを嵌合させ、嵌合検知部材の接触部と嵌合検知コンタクトの被接触部との接触により第1ハウジングと第2ハウジングとの正規嵌合状態を検知することができる。
上記特許文献1のコネクタでは、第1ハウジングに、第1ハウジングと第2ハウジングとの正規嵌合状態で第2ハウジングに設けられた被ロック部としての嵌合突部に係止されるロック部としての弾性嵌合レバーが揺動可能に設けられている。
この弾性嵌合レバーには、固定端部側に嵌合検知部材の基部が嵌装され、先端側に嵌合検知部材の弾性片の先端部が弾性片の付勢力によって付勢されながら当接されている。
特開平8−22873号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなコネクタでは、端子が弾性片の付勢力によってロック部を付勢しながらロック部に支持されているので、弾性片の付勢力に抗して弾性片を変位させながら端子をロック部に配置させることがあり、弾性片に過度な変形が生じ、相手端子との導通不良が発生する恐れがあった。
そこで、この発明は、端子の組付における弾性片の過度な変形を防止し、端子と相手端子との導通不良を防止することができるコネクタの提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、接触部が設けられた弾性片を有する端子と、この端子を収容する第1ハウジングと、この第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、この第2ハウジングに収容され前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記弾性片の付勢力により前記接触部に接触される被接触部を有する相手端子とを備えたコネクタであって、前記第1ハウジングには、前記端子を支持し前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記第2ハウジングに設けられた被ロック部に係止されるロック部が揺動可能に設けられ、前記第2ハウジングには、前記相手端子の被接触部を支持し前記第1ハウジングへの嵌合方向下流側に向けてリブが延設され、前記リブには、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが正規嵌合状態となるまでの間に前記端子の接触部と摺動して前記弾性片の付勢力に抗して前記弾性片を変位させ、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが正規嵌合状態となったときに前記弾性片の付勢力によって前記接触部を前記相手端子の被接触部に接触させる変位部が設けられ、前記変位部は、前記第1ハウジングへの嵌合方向下流側から上流側に向けて上り傾斜となる傾斜面からなり前記端子の接触部と摺動する摺動部と、前記ロック部の揺動が最大となったときに前記端子の弾性片の変位を最大にさせる支点部とを有することを特徴とする。
このコネクタでは、第2ハウジングに設けられたリブに端子の弾性片を変位させる変位部が設けられているので、第1ハウジングに端子を組付けた状態で、第1ハウジングに設けられたロック部に弾性片の付勢力が入力される部分を設ける必要がない。
このため、第1ハウジングに端子を組付ける場合には、端子の弾性片を変位させる必要がなく、端子の組付における弾性片の過度な変形を防止することができる。
一方、第1ハウジングと第2ハウジングとを嵌合させる場合には、第2ハウジングのリブに設けられた変位部によって端子の弾性片を変位させることができ、端子の接触部と相手端子の被接触部とを弾性片の付勢力によって接触、或いは非接触にさせることができる。
また、変位部は、第1ハウジングと第2ハウジングとが正規嵌合状態となるまでの間に端子の接触部と摺動して弾性片の付勢力に抗して弾性片を変位させるので、端子の接触部に付着した埃などを除去することができ、接触部と相手端子の被接触部との間の不純物介在による導通不良を防止することができる。
従って、このようなコネクタでは、端子の組付における弾性片の過度な変形を防止し、端子と相手端子との導通不良を防止することができる。
このコネクタでは、変位部がロック部の揺動が最大となったときに端子の弾性片の変位を最大にさせる支点部を有するので、ロック部の揺動が最大となる第1ハウジングと第2ハウジングとの半嵌合状態で、弾性片の変位が最大となって接触部が被接触部から離間され、接触部と被接触部とが接触することがなく、端子と相手端子とが導通することを防止することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタであって、前記支点部は、前記摺動部より高い位置に突設されて前記摺動部よりも傾斜角の大きい上り傾斜となる傾斜面を有することを特徴とする。
本発明によれば、端子の組付における弾性片の過度な変形を防止し、端子と相手端子との導通不良を防止することができるコネクタを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るコネクタの斜視図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの第1ハウジングの断面図である。 (a)は本発明の実施の形態に係るコネクタの第2ハウジングの断面図である。(b)は図3(a)の要部拡大図である。 (a)は本発明の実施の形態に係るコネクタの第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合開始における断面図である。(b)は図4(a)の要部拡大図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合途中における断面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合完了における断面図である。 本発明の実施の形態に係るコネクタの第1ハウジングに端子を組付けるときの断面図である。
図1〜図7を用いて本発明の実施の形態に係るコネクタについて説明する。
本実施の形態に係るコネクタ1は、接触部3が設けられた弾性片5を有する端子7と、この端子7を収容する第1ハウジング9と、この第1ハウジング9に嵌合可能な第2ハウジング11と、この第2ハウジング11に収容され第1ハウジング9と第2ハウジング11との正規嵌合状態で弾性片5の付勢力により接触部3に接触される被接触部13を有する相手端子15とを備えている。
また、第1ハウジング9には、端子7を支持し第1ハウジング9と第2ハウジング11との正規嵌合状態で第2ハウジング11に設けられた被ロック部17に係止されるロック部19が揺動可能に設けられている。
さらに、第2ハウジング11には、相手端子15の被接触部13を支持し第1ハウジング9への嵌合方向下流側に向けてリブ21が延設されている。
そして、リブ21には、第1ハウジング9と第2ハウジング11とが正規嵌合状態となるまでの間に端子7の接触部3と摺動して弾性片5の付勢力に抗して弾性片5を変位させ、第1ハウジング9と第2ハウジング11とが正規嵌合状態となったときに弾性片5の付勢力によって接触部3を相手端子15の被接触部13に接触させる変位部23が設けられている。
また、変位部23は、第1ハウジング9への嵌合方向下流側から上流側に向けて上り傾斜となる傾斜面からなり端子7の接触部3と摺動する摺動部25と、ロック部19の揺動が最大となったときに端子7の弾性片5の変位を最大にさせる支点部27とを有する。
なお、本実施の形態に係るコネクタ1は、第1ハウジング9と第2ハウジング11とを嵌合させ、接触部3と被接触部13との接触により第1ハウジング9と第2ハウジング11との正規嵌合状態を検知することができる嵌合検知コネクタとなっている。
図1〜図7に示すように、端子7は、薄板状の導電性材料を打ち抜き加工と折り曲げ加工とを施すことにより、基部29に対して弾性片5と、接触部3とが設けられる。
弾性片5は、基部29の一端側を折り曲げ加工することにより基部29と連続する一部材で形成され、所定の付勢力を有して弾性変形可能に設けられている。この弾性片5は、基部29に対して一対の弾性片5,5となるように設けられ、それぞれの先端部には接触部3,3が設けられている。
接触部3は、一対の弾性片5,5の先端部に半円状となるように折り曲げ形成されている。この接触部3は、弾性片5の付勢力によって第2ハウジング11に収容された相手端子15の被接触部13に接触され、端子7と相手端子15とを電気的に接続させる。
このような端子7は、基部29が第1ハウジング9のロック部19に設けられた挿入溝31に挿入されてロック部19に支持され、弾性片5と接触部3とが第1ハウジング9内部の収容室33内に収容配置される。
第1ハウジング9は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、筐体状に形成され、収容室33と、ロック部19とを備えている。収容室33は、第1ハウジング9内部の高さ方向の上側で幅方向の中央部に設けられ、端子7の弾性片5と接触部3とが収容配置されている。また、収容室33のロック部19の基端側に位置する壁部には、第2ハウジング11のリブ21を挿入可能な開口35が設けられている。この収容室33の上方には、ロック部19が設けられている。
なお、収容室33の高さ方向の下側と幅方向の両側には、電源や機器などに接続された電線37の端部に接続された複数の雌端子39が収容配置される複数の端子収容部41が設けられている。この複数の端子収容部41に収容された複数の雌端子39は、係止ランス43や端子収容部41に挿入される二重係止部材45などと係止することによって抜け止めがなされている。
ロック部19は、収容室33の開口35側を基端として収容室33の上方に揺動可能に設けられ、挿入溝31と、係止凸部47とを備えている。挿入溝31は、ロック部19の下面である収容室33側に設けられ、端子7の基部29が挿入されて端子7を支持する。このように挿入溝31に端子7の基部29を挿入して端子7を支持することにより、端子7の組付時に弾性片5を変形させる必要がない。
係止凸部47は、ロック部19の上面の中央部に設けられ、第2ハウジング11との嵌合方向の前側が傾斜面となっており、嵌合方向の後側が垂直面で形成された係止面となっている。この係止凸部47は、第1ハウジング9と第2ハウジング11との嵌合時に、傾斜面が第2ハウジング11の被ロック部17と当接することによってロック部19を下方に向けて揺動させ、第1ハウジング9と第2ハウジング11との正規嵌合時に、係止面がロック部19の上方への復元によって被ロック部17に係止される。
なお、ロック部19の先端側には、操作部49が設けられており、操作部49を下方に向けて押圧操作することによってロック部19が下方に揺動され、ロック部19と被ロック部17との係止が解除され、第1ハウジング9と第2ハウジング11との嵌合を解除することができる。
第2ハウジング11は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、筐体状に形成され、フード部51と、リブ21とを備えている。フード部51は、第1ハウジング9との嵌合方向の前側が開口され、第2ハウジング11の幅方向に、ここでは3つ設けられ、各フード部51に第1ハウジング9が嵌合可能となっている。また、フード部51の開口端には、第1ハウジング9のロック部19の係止凸部47が当接及び係止される被ロック部17が下方に向けて延設されている。このフード部51内には、リブ21が設けられている。
リブ21は、フード部51内において、相手端子15が挿入される壁部から第1ハウジング9への嵌合方向下流側に向けて延設されている。このリブ21は、フード部51内に配置される相手端子15の被接触部13を支持し、第1ハウジング9と第2ハウジング11とを嵌合させることにより、第1ハウジング9の開口35から収容室33内に挿入される。
なお、フード部51には、基板53に接続されたL字状の複数の雄端子55の接続部が収容配置されている。この複数の雄端子55は、第1ハウジング9と第2ハウジング11とが正規嵌合状態となることにより、第1ハウジング9に収容された複数の雌端子39に電気的に接続される。
相手端子15は、導電性材料からなり、L字状に形成され、一端側が基板53に接続され、他端側がフード部51内に挿入されてリブ21上に支持される被接触部13となっている。この相手端子15は、一対の相手端子15,15からなり、基板53に形成された導通回路にそれぞれ接続され、被接触部13,13に端子7の接触部3,3がそれぞれ接触することによって端子7を介して一対の相手端子15,15が電気的に接続される。
この一対の相手端子15,15は、第1ハウジング9と第2ハウジング11とが正規嵌合状態となったときに、端子7の弾性片5,5の付勢力によって接触部3,3が接触されて導通される。この一対の相手端子15,15の導通の有無により、第1ハウジング9と第2ハウジング11との嵌合状態を検知することができる。このような端子7の弾性片5は、リブ21に設けられた変位部23によって変位される。
変位部23は、摺動部25と、支点部27とを備えている。摺動部25は、相手端子15,15の被接触部13,13と対応する位置にそれぞれ設けられ、第2ハウジング11の第1ハウジング9への嵌合方向下流側から上流側(フード部51の開口側から内部側)に向けて上り傾斜となる傾斜面からなる。
この摺動部25,25は、第1ハウジング9と第2ハウジング11とが正規嵌合状態となるまでの間、詳細には第1ハウジング9と第2ハウジング11との嵌合開始からロック部19と被ロック部17とが干渉し始めるまでの間に、端子7の接触部3,3と摺動して弾性片5,5の付勢力に抗して弾性片5,5を変位させる。
このとき、摺動部25,25は、弾性片5,5の付勢力に抗して弾性片5,5を変位させながら接触部3,3と摺動するので、接触部3,3に付着した埃などを除去することができ、接触部3,3と相手端子15,15の被接触部13,13との間に不純物が介在することを防止することができる。
支点部27は、摺動部25,25間に設けられ、摺動部25,25より高い位置に突設されて摺動部25,25よりも傾斜角の大きい上り傾斜となる傾斜面を有する。この支点部27は、ロック部19の揺動が最大となったとき、詳細にはロック部19の係止凸部47が被ロック部17の頂面に当接されたときに、端子7の弾性片5,5間を連結するように設けられた当接部(不図示)に当接し、弾性片5,5の変位を最大にさせる。
このように支点部27によって端子7の弾性片5,5の変位を最大にさせることにより、ロック部19の揺動が最大となったとき、すなわち第1ハウジング9と第2ハウジング11とが半嵌合状態であるときに、接触部3,3と相手端子15,15の被接触部13,13とが接触することを確実に防止することができる。
このように端子7の弾性片5を変位させる変位部23を第2ハウジング11側に設けることにより、図7に示すように、第1ハウジング9の収容室33内に弾性片5と干渉する部分を設ける必要がなく、端子7の第1ハウジング9への組付時に弾性片5に過度な変形が発生することを防止することができる。
このように構成されたコネクタ1は、まず、第1ハウジング9の収容室33の開口から端子7を挿入し、端子7の基部29を挿入溝31に挿入して端子7を収容室33内に配置する。
次に、各部材が収容配置された第2ハウジング11と第1ハウジング9とを嵌合させる。この嵌合開始では、ロック部19の係止凸部47が被ロック部17に当接してロック部19が揺動を開始すると共に、端子7の接触部3が変位部23の摺動部25と摺動を開始する。
次に、ロック部19の係止凸部47が被ロック部17の頂面に当接されロック部19の揺動が最大となったときには、端子7の弾性片5,5間に設けられた当接部が変位部23の支点部27に乗り上げて弾性片5,5の変位が最大となる。
そして、第1ハウジング9と第2ハウジング11とが正規嵌合状態となったときには、ロック部19の係止凸部47が被ロック部17に係止されると共に、端子7の当接部と変位部23の支点部27との当接が解除され、弾性片5の付勢力によって接触部3が相手端子15の被接触部13に接触される。この接触により、端子7を介して一対の相手端子15,15が導通され、第1ハウジング9と第2ハウジング11とが正規嵌合状態となったことを検知することができる。
このようなコネクタ1では、第2ハウジング11に設けられたリブ21に端子7の弾性片5を変位させる変位部23が設けられているので、第1ハウジング9に端子7を組付けた状態で、第1ハウジング9に設けられたロック部19に弾性片5の付勢力が入力される部分を設ける必要がない。
このため、第1ハウジング9に端子7を組付ける場合には、端子7の弾性片5を変位させる必要がなく、端子7の組付における弾性片5の過度な変形を防止することができる。
一方、第1ハウジング9と第2ハウジング11とを嵌合させる場合には、第2ハウジング11のリブ21に設けられた変位部23によって端子7の弾性片5を変位させることができ、端子7の接触部3と相手端子15の被接触部13とを弾性片5の付勢力によって接触、或いは非接触にさせることができ、第1ハウジング9と第2ハウジング11との嵌合状態を検知することができる。
また、変位部23は、第1ハウジング9と第2ハウジング11とが正規嵌合状態となるまでの間に端子7の接触部3と摺動して弾性片5の付勢力に抗して弾性片5を変位させるので、端子7の接触部3に付着した埃などを除去することができ、接触部3と相手端子15の被接触部13との間の不純物介在による導通不良を防止することができる。
従って、このようなコネクタ1では、端子7の組付における弾性片5の過度な変形を防止し、端子7と相手端子15との導通不良を防止することができる。
また、変位部23は、ロック部19の揺動が最大となったときに端子7の弾性片5の変位を最大にさせる支点部27を有するので、ロック部19の揺動が最大となる第1ハウジング9と第2ハウジング11との半嵌合状態で、弾性片5の変位が最大となって接触部3が被接触部13から離間され、接触部3と被接触部13とが接触することがなく、端子7と相手端子15とが導通することを防止することができる。このため、第1ハウジング9と第2ハウジング11との嵌合状態を確実に検知することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るコネクタでは、変位部が摺動部と支点部とを有しているが、摺動部の傾斜角を大きく設定するなど、摺動部のみで支点部と同様の機能を得られる場合には支点部を設けなくともよい。
この場合には、変位部の構成を簡易化することができると共に、支点部と当接する端子の当接部を設ける必要がなく、端子の構成も簡易化することができる。
1…コネクタ
3…接触部
5…弾性片
7…端子
9…第1ハウジング
11…第2ハウジング
13…被接触部
15…相手端子
17…被ロック部
19…ロック部
21…リブ
23…変位部
25…摺動部
27…支点部

Claims (2)

  1. 接触部が設けられた弾性片を有する端子と、この端子を収容する第1ハウジングと、この第1ハウジングに嵌合可能な第2ハウジングと、この第2ハウジングに収容され前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記弾性片の付勢力により前記接触部に接触される被接触部を有する相手端子とを備えたコネクタであって、
    前記第1ハウジングには、前記端子を支持し前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの正規嵌合状態で前記第2ハウジングに設けられた被ロック部に係止されるロック部が揺動可能に設けられ、
    前記第2ハウジングには、前記相手端子の被接触部を支持し前記第1ハウジングへの嵌合方向下流側に向けてリブが延設され、
    前記リブには、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが正規嵌合状態となるまでの間に前記端子の接触部と摺動して前記弾性片の付勢力に抗して前記弾性片を変位させ、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが正規嵌合状態となったときに前記弾性片の付勢力によって前記接触部を前記相手端子の被接触部に接触させる変位部が設けられ
    前記変位部は、前記第1ハウジングへの嵌合方向下流側から上流側に向けて上り傾斜となる傾斜面からなり前記端子の接触部と摺動する摺動部と、前記ロック部の揺動が最大となったときに前記端子の弾性片の変位を最大にさせる支点部とを有することを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記支点部は、前記摺動部より高い位置に突設されて前記摺動部よりも傾斜角の大きい上り傾斜となる傾斜面を有することを特徴とするコネクタ。
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