JP6082871B2 - 2チャンネル型リニアセンサ - Google Patents

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本発明は、チャンネル型リニアセンサに関し、特に、第1、第2チャンネル用検出軸を有する構成において、一方のチャンネル用巻線穴の位置をずらすことにより、各チャンネル用巻線穴に対する各チャンネル用検出軸の誤挿入を防止するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたリニアセンサのうち、後述の図7に示されるように、装置内に内設されて用いられるリニアセンサとしては、例えば、特許文献1に示される寸法測定ヘッドを挙げることができるが、前述のような装置内に用いられるリニアセンサが複数チャンネル型である場合には、特に文献を示していないが、図8から図10で示される構成が多用されている。
すなわち、図8において符号1で示されるものは複数チャンネル型リニアセンサ2の差動トランスケースであり、この差動トランスケース1の第1、第2チャンネル用巻線9,10内の第1、第2チャンネル用巻線穴3,4には、検出軸保持体5に設けられた一対の棒状をなすと共にその先端に第1、第2検出コア6A,7A(図4)を有する第1、第2チャンネル用検出軸6,7が挿入され、前記検出軸保持体5を主軸(又は取付軸)8を介して矢印C方向に沿って往復動することにより、前記第1、第2チャンネル用検出軸6,7は前記第1、第2チャンネル用巻線穴、4内で矢印Cに沿う往復移動をするように構成されている。
前記差動トランスケース1は、図9で示されるように構成されており、図10は図8の差動トランスケース1の内端面1aを示している。この差動トランスケース1は全体形状が円柱状に形成されると共に、その内部には一対の筒状の第1、第2チャンネル用巻線9,10が設けられている。
前記第1、第2チャンネル用巻線9,10は、周知のように、図示しない励磁コイルと出力コイルとからなると共に円筒状をなし、その軸心位置P1,P2に円柱状の空隙からなる前記第1、第2チャンネル用巻線穴3,4が形成されていると共に、前記差動トランスケース1の内端面1aには、前記第1、第2チャンネル用巻線穴3,4の識別を行うための第1、第2チャンネル表示用巻線穴マーキングA,Bが形成されている。
前記各軸心位置P1,P2は、円柱状をなす前記差動トランスケース1の軸心Pを通る直径線11上に位置し、前記各軸心位置P1,P2間の第1距離L1における前記軸心Pからの各軸心位置P1,P2までの第2、第3距離L2,L3はL2=L3となるように構成されている。
尚、前記差動トランスケース1は、軸心Pを有する真円からなる円柱構成であるが、円柱に限ることなく四角柱等の他の形状とした場合においても、図9で示す形状の円柱状の容積が含まれるものであればよい。
図10の前記検出軸保持体は、図8の検出軸保持体5の内端面5aを示しており、前記検出軸保持体5は真円からなる円柱状に形成されている。
前記内端面5aの軸心Pを通る直径線11a上にはフェライト等の磁性体からなる一対の円柱の棒体からなる第1、第2チャンネル用検出軸6,7が軸方向に突出して設けられており、前記第1、第2チャンネル用検出軸6,7の各軸心位置P3,P4間の第4距離L4は、図9の前記第1距離L1と同一である。さらに前記内端面5aには、前記第1、第2チャンネル表示用巻線穴マーキングA,Bに対応する第1、第2チャンネル表示用検出軸マーキングA1,B1が形成されている。
従って、前述の図8から図10の従来構成において、図8の複数チャンネル型リニアセンサ2を組み立てる場合、図9の差動トランスケース1の第1、第2チャンネル用巻線穴3,4に対して前記検出軸保持体5の第1、第2チャンネル用検出軸6,7を挿入することにより、図8のように組み立てることができる。
尚、前述の組み立て時において、第1チャンネル表示用プローブマーキングA1の第1チャンネル用検出軸6を第1チャンネル表示用巻線穴マーキングAの第1チャンネル用巻線穴3に挿入し、第2チャンネル表示用検出軸マーキングB1の第2チャンネル用検出軸7を第2チャンネル表示用巻線穴マーキングBの第2チャンネル用巻線穴4に挿入している。
尚、図8では図示していないが、前記差動トランスケース1及び検出軸保持体5は、装置の内部に組込まれる構成で、検出軸保持体5が設けられた装置の一部を往復移動させた時に、リニアセンサとして作動する構成である。
特開2007−315998号公報
従来のチャンネル型リニアセンサは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、差動トランスケースの内端面と検出軸保持体の内端面に各々マーキングが形成されて、各チャンネル用の巻線穴に各チャンネル用の検出軸を挿入できるように構成されているが、巻線トランスケースの各巻線穴の位置と検出軸保持体の各検出軸の位置とが完全に同一であるため、各巻線穴に対して各検出軸を逆に組合わせた時も、各検出軸を各巻線穴に誤って挿入することもでき、しかも、このように、誤って検出軸を挿入した場合も、組み立て後の複数チャンネル型リニアセンサの外観は、正常に挿入された場合と区別をすることができず、そのまま装置を作動させると、第1チャンネルに第2チャンネルの信号が出力され、第2チャンネルに第1チャンネルの信号が出力されることになり、本来一致していた原点位置がずれたり出力電圧の値が本来の値と異なって出力することになっていた。
本発明によるチャンネル型リニアセンサは、差動トランスケースに設けられた第1、第2チャンネル用巻線のみに形成された第1、第2チャンネル用巻線穴のみに対し、検出軸保持体に設けられた第1、第2チャンネル用検出軸のみを挿入し、互いに独立した第1、第2チャンネル出力信号のみを得るようにしたチャンネル型リニアセンサにおいて、前記第1チャンネル用巻線穴のみは前記差動トランスケースの第1軸心を通る直径線上に位置し、前記第2チャンネル用巻線穴のみは前記直径線から円周方向に所定角度ずれた半径線上に位置し、前記第1、第2チャンネル用巻線穴は前記軸心から外側へ向けて互いに離間する位置に配設され、前記第1、第2チャンネル用検出軸のみは、前記検出軸保持体の内端面の前記第1、第2チャンネル用巻線穴のみの位置と対応する位置に軸方向に沿って棒状に突出して配設され、前記第1チャンネル用巻線穴のみに前記第1チャンネル用検出軸のみが挿入されると共に、前記第2チャンネル用巻線穴のみに前記第2チャンネル用検出軸のみが挿入された時には、前記差動トランスケースの第1軸心と前記検出軸保持体の第2軸心とが一致し、前記第1チャンネル用巻線穴のみに前記第2チャンネル用検出軸のみが挿入されると共に、前記第2チャンネル用巻線穴のみに前記第1チャンネル用検出軸が挿入された時には、前記第1軸心と前記第2軸心との間に中心ずれが生じるようにした構成である。
本発明によるチャンネル型リニアセンサは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、差動トランスケースに設けられた第1、第2チャンネル用巻線のみに形成された第1、第2チャンネル用巻線穴のみに対し、検出軸保持体に設けられた第1、第2チャンネル用検出軸のみを挿入し、互いに独立した第1、第2チャンネル出力信号のみを得るようにしたチャンネル型リニアセンサにおいて、前記第1チャンネル用巻線穴は前記差動トランスケースの第1軸心を通る直径線上に位置し、前記第2チャンネル用巻線穴のみは前記直径線から円周方向に所定角度ずれた半径線上に位置し、前記第1、第2チャンネル用巻線穴のみは前記軸心から外側へ向けて互いに離間する位置に配設され、前記第1、第2チャンネル用検出軸のみは、前記検出軸保持体の内端面の前記第1、第2チャンネル用巻線穴のみの位置と対応する位置に軸方向に沿って棒状に突出して配設されていることにより、組み立て時における各巻線穴への各検出軸の挿入ミスを防止し、装置の誤動作等を防止できる
た、前記第1チャンネル用巻線穴のみに前記第1チャンネル用検出軸のみが挿入されると共に、前記第2チャンネル用巻線穴のみに前記第2チャンネル用検出軸のみが挿入された時には、前記差動トランスケースの第1軸心と前記検出軸保持体の第2軸心とが一致し、前記第1チャンネル用巻線穴のみに前記第2チャンネル用検出軸のみが挿入されると共に、前記第2チャンネル用巻線穴のみに前記第1チャンネル用検出軸のみが挿入された時には、前記第1軸心と前記第2軸心との間に中心ずれが生じることにより、差動トランスケースに対して、検出軸保持体が前記中心ずれ分だけ位置ずれを起こすため、組み立て作業者は組み立てミスに確実に気付いて組み立てミスを防止することができる。
本発明によるチャンネル型リニアセンサの正常組み立て前の状態を示すための構成図である。 本発明によるチャンネル型リニアセンサの正常組み立て状態を示すための斜視構成図である。 本発明によるチャンネル型リニアセンサの誤挿入組み立て状態を示す斜視構成図である。 図2の状態の断面図である。 図3の状態の断面図である。 図1の検出軸保持体を示す断面図である。 図1のチャンネル型リニアセンサを装置の容器内に装着した状態を示す断面図である。 従来のチャンネル型リニアセンサを示す構成図である。 図8の差動トランスケースの内端面を示す構成図である。 図8の検出軸保持体の内端面を示す構成図である。
本発明は、第1、第2チャンネル用プローブのみを有する構成において、一方のチャンネル用巻線穴の位置をずらすことにより、各チャンネル用巻線穴に対する各チャンネル用検出軸の誤挿入を防止するようにしたチャンネル型リニアセンサを提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるチャンネル型リニアセンサの好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説明する。
図1において、符号1で示されるものは全体形状が真円の円柱又は円筒状をなす差動トランスケースであり、この差動トランスケース1内の一対の第1、第2穴1A,1Bのみ内には、全体形状が円筒状をなし周知の励磁コイルと出力コイルとからなる第1、第2チャンネル用巻線9,10のみが内設されている。
前記第1、第2チャンネル用巻線9,10の各軸心位置P1,P2には、第1、第2チャンネル用巻線穴3,4のみが形成され、前記第1チャンネル用巻線穴3は前記差動トランスケース1の第1軸心CL1を通る直径線11上に位置し、前記第2チャンネル用巻線穴4は前記直径線11から円周方向に所定角度θずれた半径線11A上に位置している。
前記第1、第2チャンネル用巻線穴3、4は、前記軸心Pから外側へ向けて互いに離間する位置に配設されている。
前記第1、第2チャンネル用巻線穴3,4の各軸心位置P1,P2間の第1距離L1は、前記第1軸心CL1から前記軸心位置P1までの前記第2距離L2を半径とする円20の直径よりも大となっている。
すなわち、前記軸心位置P2は前記円20の外側に位置している。
前記差動トランスケース1の内端面1aの前記第1、第2チャンネル用巻線穴3,4の近傍位置には、前記第1、第2チャンネル用巻線穴3,4のチャンネルナンバーを表示するための第1、第2チャンネル表示用巻線穴マーキングA,Bが形成されている。
前記差動トランスケース1の対向位置には、その内端面1aに対向し、かつ、前記第1、第2チャンネル用巻線穴3,4内に挿入するための棒状をなすと共に先端に第1、第2チャンネル用検出コア6A,7Aを有する第1、第2チャンネル用検出軸6,7のみを備えた検出軸保持体5が組み合わされている。
前記検出軸保持体5の内端面5aには、前記第1、第2チャンネル用巻線穴3,4の位置と対応する位置に軸方向Dに沿って棒状に突出して配設された一対の前記第1、第2チャンネル用検出軸6,7が設けられている。
従って、図示していないが、前記検出軸保持体5の内端面5aを矢印E方向から見ると、第1チャンネル用検出軸6が前記第1チャンネル用巻線穴3と同じ位置に配設され、前記第2チャンネル用検出軸7が前記第2チャンネル用巻線穴4と同じ位置に配設されており、図1において、前記検出軸保持体5を軸方向Dに沿って前進させると、前記第1チャンネル用検出軸6が前記第1チャンネル用巻線穴3に挿入されると共に、前記第2チャンネル用検出軸7は前記第2チャンネル用巻線穴4内に挿入されるように構成されている。
次に、前述の構成において、前記差動トランスケース1の第1、第2チャンネル用巻線穴3,4に対して第1、第2チャンネル用検出軸6,7を挿入する場合、図2に示されるように、前記プローブ保持体5を矢印Cに沿って前進させ、その第1チャンネル用検出軸6を第1チャンネル用巻線穴3に挿入すると共に、前記第2チャンネル用検出軸7を第2チャンネル用巻線穴4に挿入することにより、前記差動トランスケース1の内端面1aと検出軸保持体5の内端面5aが接触し、差動トランスケース1と検出軸保持体5の正しい組み立ては完了すると共に、差動トランスケース1の第1軸心CL1と検出軸保持体5の第2軸心CL2とは互いに一致する。
また、前述の図2の正常な組み立て状態とは異なり、作業者が検出軸保持体5の持ち方を間違え、図3で示すように、前記第1チャンネル用巻線穴3内に第2チャンネル用検出軸7を挿入し、前記第2チャンネル用巻線穴4内に前記第1チャンネル用検出軸6を挿入した場合には、前記第2チャンネル用巻線穴4が前記所定角度θ分ずれているため、前記検出軸保持体5が、図2の状態に比べて上方へ移動する状態となる。
すなわち、図3で示されるように、前記差動トランスケース1の第1軸心CL1と検出軸保持体5の第2軸心CL2との間に中心ずれ△Lが発生するため、作業者は一瞬で挿入組み立てミスに気付くことができ、組み立てを止めて正しい組み立てに切り換えることができる。尚、前述の組み立ての際、前述の各マーキングA,Bを併用し用いると、組み立てミスの発見をより速く行うことができる。
次に、前述の図2及び図3における各検出軸6,7の各検出コア6A,7Aと各巻線9,10の各巻線穴3,4との関係は、図4及び図5に示される通りである。
すなわち、図4で示されるように、図2の正常組み立て状態の場合、前記第1、第2チャンネル用巻線9,10の第1、第2チャンネル用出力信号中心30,31に第1、第2チャンネル用検出コア6A,7Aの長手方向の各中心が位置し、互いに異なる長手位置に設けられた各巻線から冗長系の同一出力信号が得られる。
また、図5で示されるように、図3の誤挿入組み立て状態の場合、第1チャンネル用巻線9に対しては第2チャンネル用検出コア7Aが図4の時と同じ位置にくるが、第2チャンネル用巻線10に対しては第1チャンネル用検出コア6Aの中心と第2チャンネル用出力信号中心31との間にずれ△Dが発生(図3のように、前記中心ずれ△Lも同時に発生している)し、各チャンネル用巻線9,10からの出力信号が互いに異なるものとなる。
また、前述の図5の構成においては、図4における各内端面1a,5a間の距離LXが変化して距離LX±αとなる。
また、図6に示されるように、前記各検出軸6,7が固定して設けられた前記検出軸保持体5の内部構造としては、前記主軸8がボールベアリング32を介して回転可能に設けられていることにより、前記各検出軸6,7を各巻線穴3,4内に挿入する際に、固定接続されている主軸8に対して検出軸保持体5を若干左右に回転させて位置調整しつつ各検出コア6A,7Aを各巻線穴3,4内に挿入することができる。
図7は、前述の複数チャンネル型リニアセンサ2を装置の容器40に装着した状態を示し、前記容器40は、第1接続孔41を有するカップ状の第1容器部42と、前記第1容器部42に対し分離位置Xで接合すると共に筒状をなす第2容器部43と、前記第2容器部43の内孔43aを貫通し前記第1容器部42の内孔42a内に挿入されると共に全体形状がカップ型をなし第2接続孔44を有する第3容器部45とから構成されている。
前記第3容器部45の一端の外周にはOリング46が設けられ、このOリング46が内孔42aと接触して摺動できるように構成され、図4で示される前記複数チャンネル型リニアセンサ2が前記第3容器部45に装着されている。
前記複数チャンネル型リニアセンサ2の前記主軸8は、前記第3容器部45の壁部45aを貫通して空隙47内に突出し、ナット48によって前記壁部45aに固定されている。
従って、装置の中にチャンネル型リニアセンサ2を装着する場合は、前記第1容器部42を前記装置側の固定部に固定し、前記チャンネル型リニアセンサ2を内蔵した前記第2容器部43を有する第3容器部45を前記第3容器部45内に挿入し、前記分離位置Xにおいて前記第1容器部42と第2容器部43とを接合することにより容器40が構成され、最後に、前記第2接続孔44に前記装置の可動部(図示せず)を前記第2接続孔44に接続することで、固定配置の各巻線9,10に対して各検出軸6,7を移動させることができる。
また、前述のチャンネル型リニアセンサ2においては、前記検出軸保持体5の各検出軸6,7を移動させることにより、前記チャンネル用巻線9,10からは、各々独立した第1、第2チャンネル出力信号(図示せず)を得ることができる。尚、本発明による2チャンネル型リニアセンサは、前述のように2チャンネルの構成に限られ、2チャンネル以上の3チャンネル等のチャンネルを構成するための巻線や巻線穴等は有してなく、2チャンネル型のみを対象とするリニアセンサである。
本発明によるチャンネル型リニアセンサは、差動トランスケースの一方の差動トランスの巻線穴が他方よりもずれているため、間違えた状態で組み立てると、検出軸保持体が位置ずれを起こすことになり、組み立てミスを容易に気付くことができる。
1 差動トランスケース
1A 第1穴
1B 第2穴
1a 内端面
チャンネル型リニアセンサ
3 第1チャンネル用巻線穴
4 第2チャンネル用巻線穴
5 検出軸保持体
5a 内端面
6 第1チャンネル用検出軸
7 第2チャンネル用検出軸
8 取手
9 第1チャンネル用巻線
10 第2チャンネル用巻線
11 直径線
11A 半径線
A 第1チャンネル表示用巻線穴マーキング
B 第2チャンネル表示用巻線穴マーキング
C 移動方向
D 軸方向
CL1 第1軸心
CL2 第2軸心
△L 中心ずれ
θ 所定角度
P1,P2 軸心位置

Claims (1)

  1. 差動トランスケース(1)に設けられた第1、第2チャンネル用巻線(9,10)のみに形成された第1、第2チャンネル用巻線穴(3,4)のみに対し、検出軸保持体(5)に設けられた第1、第2チャンネル用検出軸(6,7)のみを挿入し、互いに独立した第1、第2チャンネル出力信号のみを得るようにしたチャンネル型リニアセンサにおいて、
    前記第1チャンネル用巻線穴(3)は前記差動トランスケース(1)の第1軸心(CL1)を通る直径線(11)上に位置し、前記第2チャンネル用巻線穴(4)は前記直径線(11)から円周方向に所定角度(θ)ずれた半径線(11A)上に位置し、
    前記第1、第2チャンネル用巻線穴(3,4)は前記軸心(P)から外側へ向けて互いに離間する位置に配設され、
    前記第1、第2チャンネル用検出軸(6,7)は、前記検出軸保持体(5)の内端面(5a)の前記第1、第2チャンネル用巻線穴(3,4)の位置と対応する位置に軸方向(D)に沿って棒状に突出して配設され
    記第1チャンネル用巻線穴(3)に前記第1チャンネル用検出軸(6)が挿入されると共に、前記第2チャンネル用巻線穴(4)に前記第2チャンネル用検出軸(7)が挿入された時には、前記差動トランスケース(1)の第1軸心(CL1)と前記検出軸保持体(5)の第2軸心(CL2)とが一致し、前記第1チャンネル用巻線穴(3)に前記第2チャンネル用検出軸(7)が挿入されると共に、前記第2チャンネル用巻線穴(4)に前記第1チャンネル用検出軸(6)が挿入された時には、前記第1軸心(CL1)と前記第2軸心(CL2)との間に中心ずれ(△L)が生じるように構成したことを特徴とする2チャンネル型リニアセンサ。
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