JP6082560B2 - 光源装置およびそれを用いた投射型表示装置 - Google Patents

光源装置およびそれを用いた投射型表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、LED光源やレーザー光源の特定波長の光源光を合成した光源光を、映像表示素子を使用してスクリーン上に映像を投影する光源装置およびそれを備えた投射型表示装置に関する。
近年、Red/Green/Blue3色の単色LED光源や、Red/Green/Blueの半導体レーザの高出力化により、これらを光源とする小型プロジェクタ市場が拡大している。
小型プロジェクタで使用される映像表示素子は、例えば反射型液晶表示素子であるLCOS(Liquid Crystal On Silicon)、マイクロミラー型映像表示素子であるDMD(Digital Micromirror Device)、MEMS(MicroElectro Mechanical Systems)ミラーを2次元走査するものなどが知られている。
これらの小型プロジェクタでは、3色の単色LEDや半導体レーザの出力光を合成し、この合成光をLCOSやDMDの映像表示素子により映像化している。また、MEMSミラーは、ひとつの光路に合成された3色の単色LEDや半導体レーザの出力光を、色ごとに順次走査して映像を表示している。
特許文献1には、3色の単色LEDや半導体レーザのビーム光を、波長選択性の異なる面から成るダイクロイックミラーにより合成する技術が開示されている。
米国特許第8238029号明細書
3色の単色光源を用いて1個の映像表示素子に照射させる場合、Red/Green/Blue光源を1つの共通の光学系に合成する手段を設ける必要がある。3色を合成するためにそれぞれ個別の光学素子を用いると、部品数が増えて光源装置全体が大きくなり、小型化や低コスト化に不利となる。
特許文献1に開示されている技術によれば、1つのダイクロイックミラーを用いて3色を合成することが可能であるが、MEMSミラーに投射するビーム光の合成について記載されており、LCOSやDMD等の面光源を使用する映像表示素子については考慮されていない。
本発明の目的は、LEDや半導体レーザ等の固体発光源を使用した面光源を、照度分布が均一で小型化が可能な光源とした照明装置およびそれを備えた投射型表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の投射映像を面投射する投射型表示装置の光源装置は、第1の色光の面照射光を出力する第1の固体光源と、第2の色光の面照射光を出力する第2の固体光源と、第3の色光の面照射光を出力する第3の固体光源と、前記第1の固体光源の光束を反射する第1のダイクロイック面と前記第2の固体光源の光束を反射する第2のダイクロイック面とが互いに非平行で対面して設けられ、前記第3の固体光源の光束が前記第1のダイクロイック面と前記第2のダイクロイック面を屈折透過するくさび型ダイクロイックミラーと、前記くさび型ダイクロイックミラーから入射する光束の照度分布を平滑化するレンズアレイと、を備え、前記第3の固体光源の光束の光軸は、前記くさび型ダイクロイックミラーによって前記レンズアレイの光軸に一致するよう屈折して、前記レンズアレイに入射し、前記第1の固体光源の光束と前記第2の固体光源の光束は、前記くさび型ダイクロイックミラーによって前記レンズアレイの光軸が対称の中心となるように反射して、前記レンズアレイに入射するようにした。
さらに、前記第1の固体光源と前記第2の固体光源は近接して配置され、前記第1の固体光源と前記第2の固体光源の出射光を略平行光に変換して前記くさび型ダイクロイックミラーに出射する球面あるいは非球面の第1の平行化レンズと、前記第3の固体光源の出射光を略平行光に変換して前記くさび型ダイクロイックミラーに出射する球面あるいは非球面の第2の平行化レンズと、を備えるようにし、前記第1の固体光源と前記第2の固体光源は、前記第1の平行化レンズの光軸上と異なる位置に所定量オフセットして配置され、前記第1の固体光源の略平行化された光束の光軸と前記第2の固体光源の略平行化された光束の光軸の方向は、前記第1の平行化レンズの光軸の方向と異なり、前記第3の固体光源は、前記第2の平行化レンズの光軸上の位置に配置され、前記第3の固体光源の略平行化された光束の光軸の方向は、前記第2の平行化レンズの光軸の方向と等しくした。
本発明によれば、光源装置の小型化とスクリーン上の照度均一化の両立を、簡素な構成で実現する光源装置およびそれを備えた投射型表示装置を提供することができる。
本発明の実施例1における光源装置の概略構成を示す図である。 本発明における光源光軸の関係を示す図である。 本発明におけるレンズアレイ上の光束の光量分布を示す図である。 本発明における映像表示素子上の照度分布を示す図である。 本発明における別の光源光軸の関係を示す図である。 本発明における光源光軸とレンズアレイの光軸の関係を示す図である。 本発明における光源光軸とレンズアレイの光軸の別の関係を示す図である。 本発明の実施例2における光源装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施例2における光源装置の別の概略構成を示す図である。 本発明の実施例2における光源装置の別の概略構成を示す図である。 本発明の実施例2における光源装置の別の概略構成を示す図である。 本発明の実施例2における光源装置の別の概略構成を示す図である。 本発明の実施例3における光源装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施例3における光源装置の別の概略構成を示す図である。
本発明を適用した光源装置およびそれを備えた投射型表示装置の実施形態の一例について、以下図面を用いて説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、各図において、同じ作用を示す構成要素の場合は一部同じ符号を用いている。
図1は、本発明における実施例の投射型表示装置の光学エンジン100の一例を示している。光学エンジン100は、所定の波長もしくは波長帯の光束を出射するLED光源1、LED光源2、LED光源3を有する。
本実施例では、例えば、LED光源1は中心波長が約615nmの赤色光束、LED光源2は中心波長が約460nmの青色光束、LED光源3は中心波長が約525nmの緑色光束であるとする。各波長は上記の値でなくても構わない。また所定の波長帯を有していても何ら構わない。また、光源は、LED以外の可視光を発光するレーザーダイオード等の固体発光素子であればいずれでもよい。
本実施例のLED光源は、光源から出射する光束が光源の中心の強度がもっとも大きく対称な光量分布となっている。本実施例では、このもっとも強度の大きい中心を光源の光軸とする。
また、実施例のLED光源1とLED光源2は、光源ユニット4の中に並べて搭載されたマルチチップモジュールの構成となっている。LED素子が互いの光源が近接して並ぶため、光源素子の小型化を実現することができる。
本実施例では、赤色のLED光源1と青色のLED光源2をマルチチップ構成のモジュールとし、緑色のLED光源3を単色のモジュールとしている。実施例では、緑色の発光効率の点からLED光源3を単色構成としているが、この構成に限定されるものではない。
LED光源1を出射した赤色光束とLED光源2を出射した青色光束は、取り込みレンズ5にて略平行光に変換される。LED光源3を出射した緑色光束は、取り込みレンズ6にて略平行光に変換される。なお、取り込みレンズ5および取り込みレンズ6は、ガラスまたはプラスチックの等方的な球面レンズまたは非球面レンズを想定している。
本実施例では、LED光源1とLED光源2の2個の光源を1個の共通取り込みレンズで略平行光に変換することを特徴とする。取り込みレンズを共通化することで、部品数を削減することが可能である。また、光学エンジン100の小型化を行うことが可能である。
上記のとおり、LED光源1とLED光源2の2つの光源光を1個の取り込みレンズ5で略平行化しているが、光源光束の光軸と、取り込みレンズ5のレンズ光軸はずれた構成となっている。より詳しくは、LED光源1とLED光源2の光源光束の光軸が、レンズ光軸を中心に平行にシフトした構成となっている。
なお、取り込みレンズ5および取り込みレンズ6は、1個で光束を略平行光に変換しているが、所望の略平行光束を得るために例えば光束の進行方向に2個以上配置して何ら構わない。2個以上配置することで、1個のときよりも小型で屈折率の小さい簡素なレンズを用いることが可能である。
くさび型ダイクロイックミラー7は、取り込みレンズ5および取り込みレンズ6を通過した赤色光束、青色光束、緑色光束を合成する光合成素子である。くさび型ダイクロイックミラー7の取り込みレンズ5側のミラー面7aは、赤色光束を反射、青色光束と緑色光束を透過させる機能をもった波長選択性ミラー面となっている。また、取り込みレンズ6側のミラー面7bは、青色光束を反射、赤色光束と緑色光束を透過させる機能をもった波長選択性ミラー面となっている。このダイクロイック機能によって、くさび型ダイクロイックミラー7は、3色のLED光源の光束を合成する。くさび型ダイクロイックミラー7とLED光源の光軸の関係は詳細を後述する。
合成された光束は、レンズアレイ8とレンズアレイ9の2枚のレンズアレイに入射する。レンズアレイ8とレンズアレイ9は、インテグレータ光学系を構成し、同数のレンズセルで構成されている。レンズアレイ8は、入射前は光量分布をもっている光束を、レンズセル数分割してレンズアレイ9上に集光させる。各LED光源とレンズアレイ9は共役の関係となるように設計するため、レンズアレイ9上ではレンズセル数分の仮想光源像となる。なお、図1では一辺のレンズ数を5個で記載しているが、5個に限定されないことは言うまでもない。
レンズアレイ9を通過した光束は、リレーレンズ10とリレーレンズ11を伝搬して映像表示素子12に照射される。リレーレンズ10はレンズアレイ9のレンズセルの光源像を重畳させる機能をもち、リレーレンズ11は重畳された光束を映像表示素子12に対して略平行光に変換して照射させる機能をもつ。
このように、レンズアレイ8からリレーレンズ11までの照明光学系によって、映像表示素子12では照度が均一の像を形成することができる。なお、図1においてリレーレンズは2枚で構成しているが、所望の像を映像表示素子12で得られれば何枚使用しても構わない。
映像表示素子12で形成された像は、投射レンズ13を通してスクリーン(図示せず)に拡大投影された映像を表示する。以上のように、映像情報装置の光源装置は、3個の単色光源と1個の映像表示素子と光を伝搬させる光学部品を用いて、スクリーンに所望の映像を表示する。
つぎに、図2により、くさび型ダイクロイックミラー7とLED光源の光軸の関係を詳細に説明する。図2では、図1で示したLED光源1からレンズアレイ8までの光学部品において、LED光源1を出射した赤色光束の光源光軸21と、LED光源2を出射した青色光束の光源光軸22と、LED光源3を出射した緑色光束の光源光軸23の関係を追記した図である。赤色光束の光源光軸21は実線で、青色光束の光源光軸22は点線で、緑色光束の光源光軸23は一点鎖線で、それぞれ示されている。
前記したように本実施例では、投射型表示装置の光源装置を小型化するために、LED光源1とLED光源2の2つを光源ユニット4で一体にしている。そして、LED光源1とLED光源2の光源光を、1つの取り込みレンズ5によって両方の光束を略平行光に変換している。この構成のため、赤色光束と青色光束の光源光軸は互いに非平行で光合成素子(ダイクロイックミラー)に入射する。
ここで、光合成素子に平行平板のダイクロイックミラーを用いた場合、赤色光束がレンズアレイ8の光軸に対して略平行に入射するような角度に設定すると、青色光束はレンズアレイ8の光軸に対して大きく傾いて入射する。その結果、レンズアレイ8からレンズアレイ9への光の伝搬で効率のロスが大きくなり、スクリーン上で照度分布の劣化した映像となる。
また、光合成素子に赤色用の平行平板ダイクロイックミラーと青色用の平行平板ダイクロイックミラーの2枚を配置した場合、赤色光束と青色光束でそれぞれ独立にミラー面の角度を設定できるため、全ての光束の光軸がレンズアレイ8の光軸に対して略平行で入射することが可能となる。しかし、2枚用いるために部品を配置するスペースが大きくなって小型化に不利となる、2枚に増えたために取り付け誤差の影響が大きくなる、2枚の平行平板ダイクロイックミラーを透過する緑色光束の効率の劣化が大きくなる、などの新たな問題が発生する。
そこで、本実施例では、互いに非平行な対面するミラー面を有したくさび型ダイクロイックミラー7を配置するようにした。この場合、例えばミラー面7aで赤色光束のみを反射させ、ミラー面7bで青色光束のみが反射するようなくさび形状とすれば、図2に示すように合成後のすべての光源光軸はレンズアレイ8の光軸に対して略平行に変換することが可能である。また、素子が1つなので取り付け誤差や透過効率が劣化する課題は改善することができ、配置スペースも小さくすることが可能である。
また、図2に示されるように、LED光源3の緑色光束の光源光軸23と取り込みレンズ6の光軸を一致するように配置されている。そして、くさび型ダイクロイックミラー7に入射して、ミラー面7aとミラー面7bで屈折して、レンズアレイ8に向けて出射される。
このとき、緑色光束の光源光軸23は、レンズアレイ8の光軸に一致するようにする。そして、赤色光束の光源光軸21と青色光束の光源光軸22は、緑色光束の光源光軸23を中心として略平行にレンズアレイ8に入射される。
上記のとおり実施例の構成は、赤色光束の光源光軸21と青色光束の光源光軸22のどちらも取り込みレンズの光軸に対して所定量オフセットしている。そのため、取り込みレンズ5を通過した光束の光量分布は非対称となる。従って、くさび型ダイクロイックミラー7のミラー面7aを反射してレンズアレイ8に入射する赤色光束の光量分布は非対称である。同様に、くさび型ダイクロイックミラー7のミラー面7bを反射してレンズアレイ8に入射する青色光束の光量分布も非対称である。緑色光束は光源光軸が取り込みレンズ6の光軸と一致しているため、くさび型ダイクロイックミラー7のミラー面7aおよびミラー面7bを透過してレンズアレイ8に入射する光量分布は対称である。
光量分布が非対称な赤色光束と青色光束については、レンズアレイ8の光軸に対して所定量オフセットさせて入射させる。オフセットさせることで、レンズアレイの各レンズセルで分割された光量分布はそれぞれ非対称になるが、それらを重畳した映像表示素子12上の照度では、対称性が改善される。
図3は、一例として赤色光束がレンズアレイ8に入射したしたときの、光束の光量分布を示す。横軸はレンズアレイの位置、縦軸は光束の光量分布をそれぞれ示す。横軸の中心にある実線は、レンズアレイの光軸を示す。波形31は、光源光軸をレンズアレイ光軸に一致させたときの光量分布を示す。波形32は図2の光源光軸21のように、レンズアレイの光軸に対して所定量オフセットさせたときの光量分布を示す。
また図4は、図3の光量分布から計算した映像表示素子12上の照度分布を示す。横軸は映像表示素子12の位置、縦軸は映像表示素子上の照度分布をそれぞれ示す。横軸の中心にある実線は、映像表示素子の光軸を示す。波形41は、図3の波形31の光量分布から得られた照度分布を示す。波形42は、図3の波形32の光量分布から得られた照度分布を示す。
図3および図4より、波形31のように光源光軸をレンズアレイの光軸に一致させると波形41のように非対称の照度分布になる。しかし、波形32のように光源光軸をレンズアレイの光軸に対して所定量オフセットさせることで、波形42のように対称の照度分布にすることが可能である。なお青色光束については、赤色光束と非対称の方向が反転するので、図2の光源光軸22のように赤色光束とは反対方向に所定量オフセットさせると照度分布を改善することができる。
図5は、光源光軸21と光源光軸22と光源光軸23の図2とは別の関係を示した図である。緑色光束の光源光軸23は、図2同様レンズアレイ8の光軸と略一致するように変換される。しかし、赤色光束の光源光軸21は、レンズアレイ8の光軸に対して所定の角度傾いて変換される。青色光束の光源光軸22も、レンズアレイ8の光軸に対して所定の角度傾いて変換される。このように、すべての光源光軸をレンズアレイ8の光軸に対して略平行に変換する必要はなく、所定の角度傾けるようにしてもよい。これによりくさび型ダイクロイックミラー7のミラー面7aとミラー面7bの角度の制約が緩和され、くさび型ダイクロイックミラー7の製造が容易となり、部品の低コストが可能となる。
図6は、図5の光源光軸とレンズアレイの光軸の関係の詳細を示した図である。代表として実線で記した赤色光束の光源光軸21と、一点鎖線で記したレンズアレイ8の光軸61の関係について説明する。図6において、赤色光束の光源光軸21のミラー面7aでの反射点62と、レンズアレイ8の光軸61とミラー面7aの交点63は、一致すると仮定する。
図6のように、ミラー面7a反射後の赤色光束の光源光軸21と、レンズアレイ8の光軸61のなす角をθとする。また、レンズアレイ8の光軸61とミラー面7aの交点63からレンズアレイ8に下ろした垂線の距離をLとする。また、レンズアレイのレンズセルの一辺の長さをWとする。
このとき、
tanθ<(W/2)/L ……(数1)
の関係を満たすことを特徴とする。数1により、光源光軸はレンズアレイの中心のレンズセルに所定の角度で入射する。
数1を満足した角度θの中で、所定の位置に入射するように変換することで、光量分布が非対称な光束の場合も、映像表示素子の照度分布を対称に改善することができる。なお、青色光束の光源光軸22と、レンズアレイ8の光軸61のなす角についても同様の関係を満たすことは言うまでもない。
図7は、図6のように赤色光束の光源光軸21のミラー面7aでの反射点62と、レンズアレイ8の光軸61とミラー面7aの交点63が一致しない場合の、光源光軸21とレンズアレイ8の光軸61の関係を示した図である。
図7のように、赤色光束の光源光軸21と、レンズアレイ8の光軸61のなす角をθとする。また、赤色光束の光源光軸21のミラー面7aでの反射点62からレンズアレイ8に下ろした垂線の距離をLとする。また、レンズアレイのレンズセルの一辺の長さをWとする。また、赤色光束の光源光軸21のミラー面7aでの反射点62からレンズアレイ8の光軸61に下ろした垂線の距離をDとする。
このとき、
tanθ<(W/2−D)/L ……(数2)
の関係を満たすことを特徴とする。また、このときDの絶対値はW/2よりも小さいことを特徴とする。数2により、光源光軸はレンズアレイの中心のレンズセルに所定の角度で入射する。
数2を満足した角度θの中で、所定の位置に入射するように変換することで、光量分布が非対称な光束の場合も、映像表示素子の照度分布を対称に改善することができる。なお、青色光束の光源光軸22と、レンズアレイ8の光軸61のなす角についても同様の関係を満たすことは言うまでもない。
なお、プロジェクタの光源装置サイズを小型化すると入射光束径は小さくなるので、レンズアレイのレンズセル数は相対的に大きくなる。そのため、レンズセル数は少なり、インテグレートされる数が少なくなるために、光量分布が非対称だと映像表示素子の照度分布の非対称性が顕著になる。入射光束に対して有効となる所定の方向のレンズアレイの数が例えば5個以下と少ない場合、本発明のように非対称な分布をもつ光束をレンズアレイに対して所定量オフセットさせて入射する構成は、照度分布を均一にする手段としてより効果的である。
また、光路長を短くするためにレンズアレイ8と映像表示素子12の倍率を小さく設計する場合、レンズアレイ8のレンズセルのサイズが大きくなるので、本構成のような非対称な光束をレンズアレイに対して所定量オフセットさせて入射する構成は、照度分布を均一にする手段としてより効果的である。
また、レンズセルの曲率半径が例えば1mm以下と小さく設計するとき、レンズセルの境界の通過率が劣化するなどのレンズアレイ性能の劣化が生じやすい。そのため曲率半径1mm以上で小型化するためには、倍率を小さくすることが必要となり、レンズセルのサイズが大きくなる。このような場合において、本構成のような非対称な光束をレンズアレイに対して所定量オフセットさせて入射する構成は、照度分布を均一にする手段としてより効果的である。
また、小型プロジェクタに使用する、LED光源1とLED光源2を搭載した光源ユニット4は、例えば光源における光軸間距離が例えば1.5mm以下であることが望ましい。その場合、くさび型ダイクロイックミラー7のミラー面7aとミラー面7b間隔を広くすることなく、小型のくさび型ダイクロイックミラー7を作成することが可能である。
また、レンズアレイ8における所定のオフセット量を小さくする、もしくは赤色光束と青色光束で対称にするために、LED光源1とLED光源2光軸の中点は、取り込みレンズ5の光軸と一致することが望ましい。
また、くさび型ダイクロイックミラー7の製造上の制約より、ミラー面7aとミラー面8bの間の辺のうち、短い方の辺が0.3mm以上となるようにミラー面7aとミラー面7bの角度を決定することが望ましい。
また、緑色光束の光源光軸については、取り込みレンズ6を通過した光束の光量分布が対称のため、緑色光源と取り込みレンズ6を所定の角度だけ回転させて、くさび型ダイクロイックミラー7を通過したときの光源光軸がレンズアレイ8の光軸と一致するように調整することが望ましい。
互いの光源光軸を一致させる構成は、非対称な分布をもった光束がある場合、レンズアレイで光束を重ね合わせたときに映像情報素子の照度分布が非対称になることが問題である。しかし、レンズアレイのレンズセルがレンズアレイに入射する光束に対して十分に小さいときは、映像情報素子の照度分布の非対称が顕著ではなくなる。そのため、レンズセルが十分小さい場合においては互いの光源光軸を一致する構成としてもよい。
本発明において、光源ユニット4に搭載しているLED光源1とLED光源2は、それぞれ1個のチップを用いている。しかし、各色の光源のチップ数は1個に限定されるものではなく、2個以上用いても構わない。例えば、2個と2個で合計4個のチップを光源ユニットとするとき、田の字配置で交互に異なるLED光源を配置する場合は、各色の光源の光軸が取り込みレンズの光軸と略一致する。一般的に、2色の異なるLED光源チップを複数並べたとき、その配置が点対称の関係になるときは互いの光源光軸を一致する構成とし、線対称や対称になってない関係のときは互いの光源光軸を一致させない構成とすることが望ましい。
しかし、各色の光源の輝度分布はLED光源ごとにピークをもつため、本実施例のように、各LED光源の光軸を取り込みレンズの光軸に対称になるように各LED光源を設置するとともに、各LED光源の光軸が、レンズアレイの光軸に対称になるように、LED光源の設置間隔とくさび型ダイクロイックミラー7の形状を選択することが望ましい。
また、本実施例に記載の光学エンジン100に、電源部と、回路部と、信号処理手段を組み合わせた映像表示装置は、小型化とスクリーン上の照度均一の両立を簡素な構成で実現することが可能である。
上述の実施例をより概念的にいえば、本発明の光源装置は、第1波長もしくは波長帯の光を出射する第1の光源および第2波長もしくは波長帯の光を出射する第2の光源を互いに並べて配置した光源ユニットと、第3波長もしくは波長帯の光を出射する第3の光源と、該光源からの3つの波長もしくは波長帯の光を合成する光合成素子と、前記光の分布を平均化する光学素子を少なくとも備え、前記第1波長もしくは波長帯の光と、前記第2波長もしくは波長帯の光と、前記第3波長もしくは波長帯の光の、前記光学素子に入射する光軸が、少なくとも2つ以上互いに一致しないように構成したものである。
つぎに、本発明を映像表示素子にマイクロミラー型映像表示素子であるDMDを用いた投射型表示装置に適用したときの構成例について、図8を用いて説明する。
光学エンジン100は、所定の波長もしくは波長帯の光束を出射するLED光源1、LED光源2、LED光源3を有する。本実施例では、例えばLED光源1は中心波長が約615nmの赤色光束、LED光源2は中心波長が約460nmの青色光束、LED光源3は中心波長が約525nmの緑色光束であるとする。各波長は上記の値でなくても構わない。また所定の波長帯を有していても何ら構わない。また、LED光源から出射する光束は、光源の中心の強度がもっとも大きく対称な光量分布となっており、もっとも強度の大きい中心を光の光軸であるとする。
LED光源1とLED光源2は、光源ユニット4の中に並べて搭載されている。互いの光源が近接して並ぶため、光源素子の小型化を実現することができる。
LED光源1を出射した赤色光束とLED光源2を出射した青色光束は、取り込みレンズ5にて略平行光に変換される。LED光源3を出射した緑色光束は、取り込みレンズ6にて略平行光に変換される。なお、取り込みレンズ5および取り込みレンズ6は、ガラスまたはプラスチックの等方的な球面レンズまたは非球面レンズを想定している。また、図8において取り込みレンズ4、5は、1枚のレンズで示しているが、所望の略平行光束を得るために例えば2枚以上設けても何ら構わない。
くさび型ダイクロイックミラー7は、取り込みレンズ5および取り込みレンズ6を通過した赤色光束、青色光束、緑色光束を合成する光合成素子である。くさび型ダイクロイックミラー7のうち、取り込みレンズ5側のミラー面7aは、赤色光束を反射、青色光束と緑色光束を透過させる機能をもった波長選択性ミラー面である。また、取り込みレンズ6側のミラー面7bは、青色光束を反射、赤色光束と緑色光束を透過させる機能をもった波長選択性ミラー面である。この機能によって、3色の光束を合成する。
ここで、赤色光束の光源光軸は、レンズアレイ8の光軸に対して略平行もしくは所定の角度でレンズアレイの光軸から所定量オフセットして入射するように、ミラー面7aの角度を設定する。また、青色光束の光源光軸も同様に、レンズアレイ8の光軸に対して略平行もしくは所定の角度でレンズアレイの光軸から所定量オフセットして入射するように、ミラー面7bの角度を設定する。また、緑色光束の光源光軸は、レンズアレイ8の光軸に対して略一致して入射するように、LED光源3および取り込みレンズ6の角度を設定する。
このように、くさび型ダイクロイックミラー7を用いてレンズアレイに入射する3個の光束の光源光軸を互いに一致しないで入射させることで、光束の光量分布が非対称な場合においてスクリーン上で照度分布を均一にすることが可能である。
レンズアレイ8に入射した光束はレンズアレイ9に入射し、レンズアレイに設けられたレンズセル数分の仮想光源像となる。なお、図8では一辺のレンズ数を5個で記載しているが、5個に限定されないことは言うまでもない。
レンズアレイ9を通過した光束は、リレーレンズ10通過後にミラー81によって所定の角度に反射される。その後リレーレンズ11、三角プリズム82、TIR(Total Internal Refrection)プリズム83の全反射面83aとプリズム面83bを通過して、マイクロミラー型映像表示素子であるDMD84に所定の角度で入射する。リレーレンズ10は、レンズアレイ9のレンズセルの光源像を重畳させる機能をもつ。ミラー81は、光路を折り曲げることができるため、光路長を長く保ったまま光学エンジン100を小型化することが可能である。リレーレンズ11は、重畳された光束を映像表示素子12に対して略平行光に変換して照射させる機能をもつ。三角プリズム82は、直後に配置するTIRプリズム83によって生じる光路差を補正する機能をもつ。TIRプリズム83は、三角プリズム82から入射した光束をDMD84に伝搬させ、DMD84を反射した光束を全反射面83aで全反射させて投射レンズ13に伝搬させる機能をもつ。なお、三角プリズム82とTIRプリズム83間は、所定の間隔のエアギャップが設けられている。
このように、レンズアレイ8からTIRプリズム83までの照明光学系によって、DMD84では照度が均一の像を形成することができる。なお、図8においてリレーレンズは2枚で構成しているが、所望の像をDMD84で得られれば何枚使用しても構わない。
DMD84を反射した反射光束の主軸は、プリズム面83bに対して略垂直に入射する。プリズム面83bを通過後、全反射面83aで全反射し、プリズム面83cを通過する。前述したように、TIRプリズム83の全反射面83aと三角プリズム82間はエアギャップを設けているため、これを利用して反射光束の入射角が全反射の臨界角よりも大きくなるように、TIRプリズム83の屈折率を設定する。
プリズム面83cを通過した反射光束は、投射レンズ13を通してスクリーン(図示せず)に拡大投影された映像を表示する。以上のように、照明光学系にミラー81と三角プリズム82、TIRプリズム83を用いることで、所定の角度で光束を入射する必要な映像表示素子であるDMD84を用いた構成において、小型で照度分布が均一な光源装置を実現することができる。
図9は、DMD84を用いた投射型表示装置の光学エンジン100の別の例を示した図である。図8と異なり、2枚のレンズアレイの代わりに両側レンズアレイ91をレンズアレイの位置に設けている。それ以外は図8と同じ構成のため、説明を省略する。
両側レンズアレイ91は、図の通り光束の入射面と出射面の両方にレンズアレイを設けた素子である。両側レンズアレイ91は、1枚でレンズアレイ2枚分の機能を有するため、部品数を低減することができ、取り付け工程時間の短縮が可能である。また、2枚のレンズアレイは取り付け時の相対位置ずれが通過率や照度分布の劣化に影響するが、1枚なのでその影響を低減することが可能である。
図10は、DMD84を用いた投射型表示装置の光学エンジン100の別の例を示した図である。図8と異なり、レンズアレイ9とリレーレンズ10を1つにした複合レンズ101を設けている。それ以外は図8と同じ構成のため、説明を省略する。
複合レンズ101は、図の通り光束の入射面にレンズアレイ、出射面にレンズ面を設けた素子である。レンズアレイ直後のリレーレンズは曲率半径が大きいため、レンズ面1面でも十分光源像を重畳させる機能を持たせることが可能である。また、1枚でレンズアレイとリレーレンズ2枚分の機能を有するため、部品数を低減することができ、取り付け工程時間の短縮が可能である。また、レンズアレイからリレーレンズまでの距離を短くすることができるので、光源装置の小型化が可能である。
図11は、DMD84を用いた投射型表示装置の光学エンジン100の別の例を示した図である。図8と異なり、リレーレンズ10と三角プリズム82を1つにした複合プリズム111を設けている。それ以外は図8と同じ構成のため、説明を省略する。
複合プリズム111は、図の通り三角プリズム82の入射面にリレーレンズの機能を有したレンズ面を設けた素子である。1枚でレンズアレイ2枚分の機能を有するため、部品数を低減することができ、取り付け工程時間の短縮が可能である。また、リレーレンズから三角プリズムまでの距離を短くすることができるので、光源装置の小型化が可能である。
図12は、DMD84を用いた投射型表示装置の光学エンジン100の別の例を示した図である。図8から図11までとは異なり、三角プリズム82とTIRプリズム83を用いない構成としている。ミラー81は、DMD84を反射した光束が入射しない位置に配置する。ミラー81は図では平板ミラーとなっているが、光路差による収差を補正するために、球面ミラー、非球面ミラー、自由曲面ミラーなどの球面形状のミラーでも構わない。部品数が2個低減されるため、取り付け工程時間の短縮や低コスト化が可能である。また、投射レンズ13を小型に設計することで、光学エンジン100の小型化が可能である。
なお、DMD84を用いた光学エンジン100は、図8から図12の構成に限定されないことは言うまでもない。
また、本実施例に記載の光学エンジン100に、電源部と、回路部と、信号処理手段を組み合わせた映像表示装置は、小型化とスクリーン上の照度均一の両立を簡素な構成で実現することが可能である。
本発明を映像表示素子に反射型液晶表示素子であるLCOSを用いた映像表示装置に適用したときの実施例を、図13に示す構成例に基づいて説明する。
図13は、本発明における実施例2の投射型表示装置の光学エンジン100の一例を示す。光学エンジン100は、所定の波長もしくは波長帯の光束を出射するLED光源1、LED光源2、LED光源3を有する。本実施例では、例えばLED光源1は中心波長が約615nmの赤色光束、LED光源2は中心波長が約460nmの青色光束、LED光源3は中心波長が約525nmの緑色光束であるとする。各波長は上記の値でなくても構わない。また所定の波長帯を有していても何ら構わない。また、LED光源から出射する光束は、光源の中心の強度がもっとも高い対称な光量分布となっており、もっとも強度の大きい中心を光の光軸であるとする。
LED光源1とLED光源2は、光源ユニット4の中に並べて搭載されている。互いの光源が近接して並ぶため、光源素子の小型化を実現することができる。
LED光源1を出射した赤色光束とLED光源2を出射した青色光束は、取り込みレンズ5にて略平行光に変換される。LED光源3を出射した緑色光束は、取り込みレンズ6にて略平行光に変換される。なお、取り込みレンズ5および取り込みレンズ6は、ガラスまたはプラスチックの等方的な球面レンズまたは非球面レンズを想定している。また、図13において取り込みレンズ4、5は、1枚のレンズで示しているが、所望の略平行光束を得るために例えば2枚以上設けても何ら構わない。
くさび型ダイクロイックミラー7は、取り込みレンズ5および取り込みレンズ6を通過した赤色光束、青色光束、緑色光束を合成する光合成素子である。くさび型ダイクロイックミラー7のうち、取り込みレンズ5側のミラー面7aは、赤色光束を反射、青色光束と緑色光束を透過させる機能をもった波長選択性ミラー面である。また、取り込みレンズ6側のミラー面7bは、青色光束を反射、赤色光束と緑色光束を透過させる機能をもった波長選択性ミラー面である。この機能によって、3色の光束を合成し、両側レンズアレイ91に入射する。
ここで、赤色光束の光源光軸は、レンズアレイの光軸に対して略平行もしくは所定の角度でレンズアレイの光軸から所定量オフセットして入射するように、ミラー面7aの角度を設定する。また、青色光束の光源光軸も同様に、レンズアレイの光軸に対して略平行もしくは所定の角度でレンズアレイの光軸から所定量オフセットして入射するように、ミラー面7bの角度を設定する。また、緑色光束の光源光軸は、レンズアレイの光軸に対して略一致して入射するように、LED光源3および取り込みレンズ6の角度を設定する。
このように、くさび型ダイクロイックミラー7を用いてレンズアレイに入射する3個の光束の光源光軸を互いに一致しないで入射させることで、光束の光量分布が非対称な場合においてスクリーン上で照度分布を均一にすることが可能である。
両側レンズアレイ91に入射した光束は出射面のレンズアレイに設けられたレンズセル数分の仮想光源像となる。なお、図13では一辺のレンズ数を5個で記載しているが、5個に限定されないことは言うまでもない。また、両側レンズアレイ91の代わりに、片面レンズアレイを2枚配置しても、何ら構わない。
両側レンズアレイ91を通過した光束は、偏光変換素子131に入射する。偏光変換素子131は、ランダム偏光を所望の偏光に変換する素子である。本構成においては、LED光源を出射したランダム偏光の光束を、両面レンズアレイ91で偏光変換素子131の各偏光膜上に集光するように変換する。各偏光膜でP偏光とS偏光に分離したのち、例えばP偏光の出射部に1/2波長板を設けてS偏光にすることで、ランダム光束をS偏光へと変換する機能をもつ。これにより、偏光ビームスプリッタ132による光量のロスをなくし、高効率の光学系を実現することが可能である。
偏光変換素子131を通過した光束は、リレーレンズ10を通過して、偏光ビームスプリッタ132の偏光膜132aを反射する。偏光ビームスプリッタ132は、所定の方向の偏光を通過し、その方向と直交する方向の偏光を反射する機能をもつ光分岐素子である。本構成においては、S偏光を反射して、P偏光を通過する機能をもつとする。
偏光ビームスプリッタ132を通過した光束は、リレーレンズ11を通過後に1/4波長板133で円偏光に変換され、反射型液晶表示素子であるLCOS134に入射する。このように、両側レンズアレイ91から1/4波長板133までの光学系によって、LCOS134では照度が均一で高効率の像を形成することができる。なお、図13においてリレーレンズは2枚で構成しているが、所望の像をLCOS134で得られれば何枚使用しても構わない。また、光束の効率を向上させるために、例えばリレーレンズ10と偏光ビームスプリッタ132の間や、リレーレンズ10と1/4波長板133の間に、位相補償板を設けても構わない。
LCOS134を反射した反射光束は、再度1/4波長板133でP偏光に変換され、偏光ビームスプリッタ132の偏光膜132aを通過する。偏光ビームスプリッタ132を通過した反射光束は、投射レンズ13を通してスクリーン(図示せず)に拡大投影された映像を表示する。以上の構成で、反射型液晶表示素子であるLCPS134を用いた構成において、照度分布が均一な光学エンジン100を実現することができる。また、投射レンズ13を小型に設計することで、光学エンジン100の小型化が可能である。
図14は、LCOS134を用いた投射型表示装置の光学エンジン100の別の例を示した図である。図14と異なり、リレーレンズ11を偏光ビームスプリッタ132の前に設け、リレーレンズ10とリレーレンズ11の間にミラー81を設けている。それ以外は図13と同じ構成のため、説明を省略する。
リレーレンズ11を、偏光ビームスプリッタ132の前に設けることで、LCOS134への入射光束のみに機能する素子とすることができるため、シンプルな形状にすることが可能である。また、ミラー81を設けて光路を折り曲げることで、光学エンジン100全体のサイズをコンパクトにすることが可能である。
なお、LCOS134を用いた光学エンジン100は、図13や図14の構成に限定されないことは言うまでもない。
また、本実施例に記載の光学エンジン100に、電源部と、回路部と、信号処理手段を組み合わせた映像表示装置は、小型化とスクリーン上の照度均一の両立を簡素な構成で実現することが可能である。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
また、上述の実施例は、投射映像を面投射する投射型表示装置の光源装置について述べたが、面投射する光源光を使用する装置、例えば、光学顕微鏡の照明ユニットにも適用可能な技術である。特に、拡散光を発光する点光源を光源として、照度の均一性を図るレンズアレイを有する照明ユニットに有用な構成となっている。
1…LED光源、2…LED光源、3…LED光源、4…光源ユニット、5…取り込みレンズ、6…取り込みレンズ、7…くさび型ダイクロイックミラー、8…レンズアレイ、9…レンズアレイ、10…リレーレンズ、11…リレーレンズ、12…映像表示素子、13…投射レンズ、100…光学エンジン

Claims (10)

  1. 投射映像を面投射する投射型表示装置の光源装置であって、
    第1の色光の面照射光を出力する第1の固体光源と、
    第2の色光の面照射光を出力する第2の固体光源と、
    第3の色光の面照射光を出力する第3の固体光源と、
    前記第1の固体光源の光束を反射する第1のダイクロイック面と前記第2の固体光源の光束を反射する第2のダイクロイック面とが互いに非平行で対面して設けられ、前記第3の固体光源の光束が前記第1のダイクロイック面と前記第2のダイクロイック面を屈折透過するくさび型ダイクロイックミラーと、
    前記くさび型ダイクロイックミラーから入射する光束の照度分布を平滑化するレンズアレイと、を備え、
    前記第3の固体光源の光束の光軸は、前記くさび型ダイクロイックミラーによって前記レンズアレイの中心の法線に一致するように前記レンズアレイに入射し、
    前記第1の固体光源の光束の光軸と前記第2の固体光源の光束の光軸は、前記くさび型ダイクロイックミラーによって前記レンズアレイの中心の法線に対して互いに線対称となるように反射して、前記レンズアレイに入射することを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記第1の固体光源と前記第2の固体光源は近接して配置され、
    前記第1の固体光源と前記第2の固体光源の出射光を略平行光に変換して前記くさび型ダイクロイックミラーに出射する球面あるいは非球面の第1の平行化レンズと、
    前記第3の固体光源の出射光を略平行光に変換して前記くさび型ダイクロイックミラーに出射する球面あるいは非球面の第2の平行化レンズと、を備え、
    前記第1の固体光源と前記第2の固体光源は、前記第1の平行化レンズの光軸上と異なる位置に所定量オフセットして配置され、
    前記第1の固体光源の略平行化された光束の光軸と前記第2の固体光源の略平行化された光束の光軸の方向は、前記第1の平行化レンズの光軸の方向と異なり、
    前記第3の固体光源は、前記第2の平行化レンズの光軸上の位置に配置され、
    前記第3の固体光源の略平行化された光束の光軸の方向は、前記第2の平行化レンズの光軸の方向と等しいことを特徴とする光源装置。
  3. 請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載の光源装置において、
    前記第1の固体光源の光束の光軸と前記第2の固体光源の光束の光軸は、前記レンズアレイの中心の法線に対して略平行に所定量シフトして前記レンズアレイに入射することを特徴とする光源装置。
  4. 請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載の光源装置において、
    前記第1の固体光源の光束の光軸と前記第2の固体光源の光束の光軸は、前記レンズアレイの中心の法線に対して所定の角度傾いて前記レンズアレイに入射することを特徴とする光源装置。
  5. 請求項4に記載の光源装置において、
    前記第1の固体光源の光束あるいは前記第2の固体光源の光束の光軸は、前記レンズアレイの光軸と前記第1のダイクロイック面との交点を通過し、
    前記交点と前記レンズアレイの垂直距離をL、
    前記レンズアレイのひとつのレンズ面の一辺をW、
    前記レンズアレイに入射する前記第1の固体光源の光束あるいは前記第2の固体光源の光束の光軸と前記レンズアレイの光軸のなす角をθとしたときに、
    tanθ<(W/2)/L
    の関係を満たすことを特徴とする光源装置。
  6. 請求項4に記載の光源装置において、
    前記第1の固体光源の光束の光軸あるいは前記第2の固体光源の光束の光軸は、前記レンズアレイの中心の法線と前記第1のダイクロイック面との交点から所定量ずれた位置を通過し、
    前記レンズアレイの中心の法線に対して所定の角度傾いて前記レンズアレイに入射することを特徴とする光源装置。
  7. 請求項6に記載の光源装置において、
    前記第1の固体光源の光束の光軸あるいは前記第2の固体光源の光束の光軸の前記第1のダイクロイック面の通過位置の、前記レンズアレイの光軸からの距離をD、
    前記交点と前記レンズアレイの垂直距離をL、
    前記レンズアレイのひとつのレンズ面の一辺をW、
    前記レンズアレイに入射する前記第1の固体光源の光束の光軸あるいは前記第2の固体光源の光束の光軸と前記レンズアレイの光軸のなす角をθとしたときに、
    tanθ<(W/2−D)/L
    の関係を満たすことを特徴とする光源装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の光源装置において、
    前記第1の色光は赤色光であり、前記第2の色光は青色光であり、前記第3の色光は緑色光であることを特徴とする光源装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置の前記レンズアレイを出射した光を重畳する第1のリレーレンズと、
    前記光の光路を所定の方向に折り曲げるミラーと、
    前記光を略平行光に変換する第2のリレーレンズと、
    前記光の光路長差を補正する光学プリズムと、
    前記光の入射角に応じて光を全反射もしくは透過させるTIRプリズムと、
    前記光を受け、映像信号に応じた映像光を形成するマイクロミラー型映像表示素子と、
    該映像光をスクリーン上に投影する投影レンズを少なくとも備えることを特徴とする投射型表示装置。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置の前記レンズアレイを出射した光の偏光方向を揃える偏光変換素子と、
    前記偏光変換素子を出射した光を重畳する第1のリレーレンズと、
    前記光の偏光方向に応じて光を反射もしくは透過させる偏光ビームスプリッタと、
    前記光を略平行光に変換する第2のリレーレンズと、
    前記光を受け、映像信号に応じた映像光を形成する反射型液晶表示素子と、
    該映像光をスクリーン上に投影する投影レンズを少なくとも備えることを特徴とする投射型表示装置。
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