JP6076121B2 - 眼鏡フレーム - Google Patents

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本発明は、ウェアラブル機器を頭部で支持するための眼鏡フレームに関するものである。
従来、ヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)やカメラ等のウェアラブル機器を頭部に取り付けるための頭部支持部材として、眼鏡フレームにアタッチメントを固定し、そこにウェアラブル機器を取り付けるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−091748号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、ウェアラブル機器を取り外した状態でアタッチメント部分が露出し、外観上好ましくないという問題がある。さらに、アタッチメント部分が眼鏡の前方側に配置されているため、重量のバランスが悪く、機器を取り付けた際に眼鏡が傾いたり、装着した際の不快感を伴ったりするという問題もあった。
そして、こうした問題は、眼鏡に限らず、例えばヘッドバンド型の頭部支持部材などにも共通した問題であった。
本発明は、このような問題を解決しようとするものであり、ウェアラブル機器を取り外した状態でも外観性を損なうことのない、眼鏡フレームを提供することを目的とする。
本発明の要旨構成は、以下の通りである。
本発明の眼鏡フレームは、ウェアラブル機器を着脱可能な眼鏡フレームであり、装着者の頭部の側頭部で支持されるテンプル部と、前記テンプル部に取付けられて、ウェアラブル機器を取り付け可能な機器取り付け部と、を有し、前記機器取り付け部は、ウェアラブル機器が取付けられていないときに、前記テンプル部に沿って配置される第1の位置と、ウェアラブル機器を取り付け可能な状態であり、ウェアラブル機器取り付け時の支持位置となる第2の位置と、に切り換え可能であり、前記第2の位置は、前記テンプル部および前記第1の位置よりも装着者の上方側であることを特徴とするものである。
この構成によれば、ウェアラブル機器を使用しない場合には、機器取り付け部の位置を第2の位置から第1の位置へと切り換えることにより、眼鏡フレームの外観性を損なわないようにすることができる。また、眼鏡フレームに取り付けるウェアラブル機器の使用時に、ウェアラブル機器が耳に干渉しないようにして、装着感を向上させることができる。
また、本発明の眼鏡フレームでは、前記機器取り付け部は、回動またはスライドすることにより、前記第1の位置と前記第2の位置とに相互に切り替え可能であることが好ましい。
この構成によれば、第1の位置と第2の位置とを容易に切り換えることが可能となる。
さらに、本発明の眼鏡フレームでは、前記テンプル部は、前記機器取り付け部を収納するカバーを備え、前記機器取り付け部は、前記第1の位置に位置するとき、少なくとも一部が前記カバーに収納されることが好ましい。
この構成によれば、ウェアラブル機器を使用しない場合には、機器取り付け部がカバーに収納されて外部側方からは視認されづらいようにすることができ、またカバーのデザインにより外観性を向上させることができる。
ここで、本発明の眼鏡フレームでは、前記第2の位置は、前記第1の位置より装着者の後方側であることが好ましい。
この構成によれば、装着者の耳に重心がかかるようにして、眼鏡フレームに取り付けるウェアラブル機器の重量をバランスよく支持することができる。
加えて、本発明の眼鏡フレームでは、前記第2の位置は、前記第1の位置に対して傾斜していることが好ましい。
この構成によれば、装着者の耳に重心がかかるようにして、眼鏡フレームに取り付けるウェアラブル機器の重量をバランスよく支持しつつも、ウェアラブル機器が耳に干渉しないようにして、装着感を向上させることができる。
また、本発明の眼鏡フレームにおいては、前記機器取り付け部は、前記第1の位置と前記第2の位置との切り換えを行う回動部またはスライド部を有し、前記回動部または前記スライド部は、装着者の耳の上方側に配置されることが好ましい。
この構成によれば、眼鏡フレームに取り付けるウェアラブル機器の使用時に、ウェアラブル機器が耳に干渉しないようにして、装着感を向上させることができる。
本発明によれば、ウェアラブル機器を取り外した状態でも外観性を損なうことのない、眼鏡フレームを提供することができる。
(a)(b)本発明の一実施形態にかかる眼鏡フレームの側面図である。 (a)〜(d)機器取り付け部について説明するための図である。 ウェアラブル機器を取り付けた状態の眼鏡フレームを示す上面図である。 (a)(b)本発明の他の実施形態にかかる眼鏡フレームの側面図である。 (a)(b)参考例にかかる頭部支持部材の斜視図である。(c)ウェアラブル機器を取り付けた状態の、参考例にかかる頭部支持部材を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態にかかる眼鏡フレームについて詳細に説明する。なお、本明細書において、前、後、左、右、上、下とは、眼鏡フレームを装着者の頭部に装着した状態で、該装着者からみた前、後、左、右、上、下の各方向をいうものとする。
<第1の実施形態>
図1(a)(b)は、本発明の一実施形態にかかる眼鏡フレームの側面図であり、図示のように、本実施形態の眼鏡フレーム1は、機器取り付け部4を有し、頭部に装着可能な眼鏡である。
図1(a)は、ウェアラブル機器を取り付け可能な状態である頭部支持部材1を示している。
図1(a)に示すように、本実施形態の眼鏡フレーム1は、フロント部2とテンプル部3とを有しており、テンプル部3は、装着者の頭部の側頭部で支持される側頭部当接部としての役割を果たすものである。
そして、テンプル部3には、機器取り付け部4が取り付けられている。図示例では、機器取り付け部4は、回動部5を有し、この回動部5により機器取り付け部4が回動可能となっている。なお、図示例では、回動部5は、装着者の耳の上方側となるテンプル部3に沿った位置に設けられている。
また、図示例では、テンプル部3は、その側方に該テンプル部3に沿った形状のカバー6を有している。
図1(a)に示すように、機器を取り付ける際には、機器取り付け部4は、機器を取り付け可能な第2の位置に位置する。図示例では、機器取り付け部4は、回動の中心位置から見て装着者の後方側かつ上方側に傾斜して位置している。
図1(b)は、ウェアラブル機器を取り付けない、非取り付け状態にある眼鏡フレーム1を示している。
図1(b)に示すように、この状態において機器取り付け部4は、テンプル部3に沿って配置される第1の位置に位置しており、図示例では、機器取り付け部4は、その大部分がカバー6に収納され、この状態で外部側方からは視認しづらいようになっている。図示例では、機器取り付け部4は、回動の中心位置から見て装着者の前方側に回動させた位置でテンプル部3に沿って配置している。
図2(a)(b)は、それぞれ、図1(a)(b)の実施形態の眼鏡フレーム1の機器取り付け部4の側面図および上面図である。
図2(a)(b)に示す例では、機器取り付け部4は、薄い(例えば、厚さ0.8mmの)金属からなり、一部にくびれ4aのある細長い形状となっている。
そして、くびれ4aの一端側には、側面視で略三角形状の回動つまみ4eが形成されており、その回転つまみ4eの中心に回動部5に係合する孔4bが設けられている。
また、くびれ4aの他端側に本体部4cが形成されており、その本体部4cの終端に止め部4dが形成されている。ここで、本体部4cは、軽量化のため、図示のように中央部が切り欠かれている。
機器取り付け部4が第2の位置に位置する状態で、図2(c)に示すように、例えば、凹部を有する取り付け部7aを備えた機器7を、機器取り付け部4のくびれ4aから(機器7を図2(c)の矢印の方向へ移動させるようにして)嵌め込み、後方側(図2(c)の矢印の側)にスライドさせることにより、機器取り付け部4の本体部4cに支持することができる。
さらに、図2(d)に示すように、機器7の取り付け部7aは、機器取り付け部4の本体部4cに支持された状態で、機器取り付け部4の長手方向にスライド可能であり、これにより、機器7の前後の取り付け位置を調整することができる。例えば、機器7がヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)である場合には、これによって装着者の眼と機器7の接眼レンズとの距離を調整することができ、より見やすい表示が可能となる。
なお、機器7の取り付け部7aは、機器取り付け部4の止め部4dにより、機器取り付け部4の本体部4cからは外れないようになっている。
さらに、機器7を機器取り付け部4から取り外すときは、図2(c)における矢印の反対方向に機器7を移動(スライド)させて、くびれ4aから取り外せばよい。
さらに、図2(a)に示すように、機器取り付け部4の回動つまみ4eは、図1(b)に示すように、機器取り付け部4が第1の位置にあり、カバー6に収納されている際にも、テンプル部3の上下方向にはみ出さない程度に、テンプル部3に沿った方向にはみ出しており、この部分は、装着者が指で操作可能となっている。
また、図2(a)に示すように、機器取り付け部4には、過回転防止用の爪4fが設けられている。この爪は、装着者から見て側方外側に突出しており、図1(a)の状態から、機器取り付け部4が装着者の後方にさらに回転した際に、爪4fがカバー6の底面に当たってそれ以上回転できないようになる。
なお、機器7は、機器取り付け部4の本体部4cに支持された状態でスライド可能であるが、装着者が指で操作しない場合には、摩擦等によりその位置で止まるように構成されている。
機器取り付け部4と機器7とを取り付ける方法は、上記の場合に限定されず、例えば、磁石による取り付けや、一般的な係合手段による取り付けなどが可能である。
以上説明したように、本実施形態の眼鏡フレーム1は、機器取り付け部4の位置に関し、図1(b)に示すように、機器が取付けられていないときに、側頭部当接部(図示例ではテンプル部3)に沿って配置される第1の位置と、図1(a)に示すように、機器を取り付け可能な状態となる第2の位置と、に切り換え可能である。
以下、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によれば、まず、機器を使用しない場合には、機器取り付け部4の位置を第2の位置から第1の位置へと切り換えることにより、機器取り付け部4をテンプル部3に沿った配置とし、機器取り付け部4がテンプル部3の上下にはみ出さないようにして目立たないようにすることができ、これにより、眼鏡フレーム1の外観性を損なわないようにすることができる。
特に、本実施形態においては、第1の位置において、機器取り付け部4の大部分(図示例では、回動つまみ4eを除く部分)がカバー6に収納されるため、機器取り付け部4が露出しないようにすることができ、さらには、カバー6のデザインによって外観性を向上させることができる。
また、機器を使用する際には、回動部5により、機器取り付け部4の位置を第1の位置から、機器を取り付け可能な第2の位置へと遷移させて、機器を取り付け可能な状態にすることができる。
特に、本実施形態では、回動部5は、装着者が回動つまみ4d又は機器取り付け部4自体を指で押すだけで機器取り付け部4を回動させることができる構成であるため、容易に第1の位置と第2の位置とを相互に切り替えることができる。
また、回動部5により、機器7の取り付け角度を調整することができ、例えば、機器7がヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)である場合には、これによって装着者の眼の位置に機器7の接眼レンズの位置を調整したり、見たい表示角度に表示画面の位置を調整したりすることが可能となる。
図3は、図1(a)の状態において、機器取り付け部4に機器7を取り付けた様子を示す、眼鏡フレーム1の上面図である。図3においては、機器取り付け部4は、装着者の左右両方のテンプル部3に取り付けられており、図示例では、左側の機器取り付け部4は、第1の位置でカバー6に収納されており、右側の機器取り付け部4は、第2の位置にあり、機器7が取り付けられている。
このように左右両側のテンプル部3が機器取り付け部4を有する構成とすれば、装着者の左右どちら側にも機器7を取り付けることができ、また、左右対称な構成となるため、外観性をより一層確保することができる。
ここで、本実施形態では、回動部5は、装着者の耳の上方側に(テンプル部3に沿って)配置されており、機器取り付け部4は、第1の位置における機器取り付け部4(の本体部4c)に対して、第2の位置における機器取り付け部4(の本体部4c)が、装着者の後方側かつ上方側に傾斜するように位置している。これにより、装着者の耳に重心がかかるようにして、眼鏡フレーム1に取り付ける機器7の重量をバランスよく支持しつつも、機器7が耳に干渉しないようにして、装着感を向上させることができる。
すなわち、図3に示すように、機器取り付け部4を装着者の後方側に配置することにより、眼鏡フレーム1の前方にかかる重量を低減することができ、眼鏡が傾くのを抑制し、また、鼻にかかる重量を抑えることで、装着感を向上させることができる。すなわち、耳付近で機器を支持するようにしていることで重量のバランスが取りやすくなっている。
さらに、機器取り付け部4を装着者の上方側に配置することで、機器を取り付けた際の耳への干渉を避けることができる。特に、本実施形態のように、機器取り付け部4をテンプル部3より上方側に配置することで、機器を取り付けた際の耳への干渉を確実に避けることができる。また特に、回動部5を装着者の耳の上方側に配置することで、機器取り付け部4を、第2の位置において装着者の上方側に位置するようにすることができる。
<第2の実施形態>
図4(a)(b)は、本発明の他の実施形態にかかる眼鏡フレーム1の側面図であり、図示のように、本実施形態の眼鏡フレーム1は、機器取り付け部4を有し、頭部に装着可能な眼鏡フレームである。
図4(a)は、機器を取り付けない、非取り付け状態にある眼鏡フレーム1を示しており、図4(b)は、機器を取り付け可能な状態にある眼鏡フレーム1を示している。
図4(a)(b)に示すように、この実施形態においても、テンプル部3に機器取り付け部4が取り付けられている。
そして、図4(a)に示すように、眼鏡フレーム1のテンプル部3の側面には機器取り付け部4を収納するためのカバー6が設けられており、非取り付け状態において、機器取り付け部4の位置は、テンプル部3に沿った第1の位置に配置され、機器取り付け部4の大部分がカバー6に収納されて外部側方からは目立たないようになっている。
また、図4(b)に示すように、機器を取り付ける場合には、機器取り付け部4を、第1の位置から装着者の後方側にスライドした位置である第2の位置に切り換えて位置させることにより、機器の取り付けが可能な状態となる。
図4(a)(b)に示すように、この実施形態では、眼鏡フレーム1は、スライド部8を有し、このスライド部8によって、第1の位置と第2の位置とを相互に切り替え可能となっている。
図示例では、スライド部8は、テンプル部3に沿ってカバー6に形成されたガイド溝6aと、ガイド溝6aからカバー6の外側に突出するように機器取り付け部4に設けられたスライドつまみ8aとを有する。そして、スライドつまみ8aを後方にスライドさせることで、第1の位置から第2の位置へと切り換えることができ、一方で、スライドつまみ8aを前方にスライドさせることで、第2の位置から第1の位置へと切り換えることができる。
第2の実施形態についても、第1の実施形態と同様に、機器を使用しない場合には、機器取り付け部4の位置を第2の位置から第1の位置へと遷移させることにより、機器取り付け部4をテンプル部3に沿った配置とし、機器取り付け部4がテンプル部3の上下にはみ出さないようにして目立たないようにすることができ、これにより、眼鏡フレーム1の外観性を損なわないようにすることができる。特に、機器取り付け部4の少なくとも一部を、第1の位置において、外部に露出しないようにカバー6に収納されるようにすることが好ましい。この場合、カバー6のデザインによって外観性を向上させることもできる。
さらに、機器を使用する際には、スライド部8により、機器取り付け部4の位置を第1の位置から、機器を取り付け可能な第2の位置へと遷移させて、機器を取り付け可能な状態にすることができる。
また、スライド部8を装着者の耳の上方側に位置させることにより、機器が耳に干渉するのを極力避けることができる。
<第3の実施形態>
図5(a)(b)は、参考例にかかる頭部支持部材1を示す斜視図であり、図5(c)は、図5(b)の状態にある頭部支持部材1に機器7を取り付けた様子を示す斜視図である。
図5(a)〜(c)に示すように、この参考例では、頭部支持部材1は、頭部に装着可能なヘッドバンド型の頭部支持部材1である。
図5(a)(b)に示すように、このヘッドバンド型の頭部支持部材1は、装着者の頭部の右側の側頭部で支持される側頭部当接部9と、側頭部当接部9に取付けられて、機器を取り付け可能な機器取り付け部4と、を有している。
図5(a)に示すように、機器を取り付けない、非取り付け状態において、機器取り付け部4は、頭部支持部材1の側頭部当接部9に沿って配置される第1の位置に位置している。図示例では、頭部支持部材1は、側頭部当接部9の外部側方に、該側頭部当接部9に沿って配置されたカバー6を有しており、機器取り付け部4は、第1の位置に位置するとき、少なくとも一部(図示例では、回動つまみ4eを除く部分)がカバー6に収納されて外部側方からは視認しづらいようになっている。
なお、図5(a)に示す状態では、例えば、通常の髪留め等として利用することができる。
また、機器取り付け部4は、回動部5を有しており、機器を使用する際には、回動部5により機器取り付け部4を回動させ、機器を取り付け可能な第2の位置に位置させることができる。第2の位置としては、機器を取り付け可能な位置であれば特に限定されないが、例えば、図5(b)に示すように、装着者の後方側で、側頭部当接部9の延在方向に略垂直な方向に延在するような位置とすることができる。
第3の実施形態にかかる頭部支持部材1によれば、第1の実施形態および第2の実施形態の場合と同様に、機器を使用しない場合には、機器取り付け部4の位置を第2の位置から第1の位置へと切り換えることにより、機器取り付け部4を側頭部当接部9に沿った配置とし、機器取り付け部4が側頭部当接部9の前後にはみ出さないようにして目立たないようにすることができ、これにより、頭部支持部材1の外観性を損なわないようにすることができる。特に、機器取り付け部4の少なくとも一部は、第1の位置において、外部側方から視認されないようにカバー6に収納されるようにすることが好ましい。この場合、カバー6のデザインにより外観性を向上させることもできる。
さらに、機器を使用する際には、回動部5により、機器取り付け部4の位置を第1の位置から、機器を取り付け可能な第2の位置へと切り換えて、機器を取り付け可能な状態にすることができる。
なお、機器取り付け部4は、図1(a)(b)に示した実施形態と同様に、図2(a)〜(d)に示すのと同様の機器取り付け部4を用いることにより、装着者が回動つまみ4eまたは機器取り付け部4自体を指で押すことにより、本実施形態においても第1の位置と第2の位置とを相互に容易に切り換えることができる。
また、本実施形態では、図5(b)に示すように、第2の位置を装着者の後方側とすることにより、耳付近で機器を支持するようにすることで重量のバランスを取りやすくすることができる。
さらに、回動部5を装着者の耳の上方側に配置することで、機器7が耳に干渉するのを極力避けることができる。
図5(c)は、図5(b)に示す第2の状態の機器取り付け部4に機器7(図示例では、ヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD))を取り付けた状態を示している。
本実施形態では、回動部5は、機器取り付け部4に機器7を取り付けた状態において、機器取り付け部4と一体に機器7を回動させることもでき、これにより機器7の位置調整を行うこともできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、図1(a)に示す例では、機器取り付け部4は、回動の中心位置から見て装着者の後方側に回動させた位置としているが、第2の位置は、回動の中心位置から見て装着者の前方側に回動させた位置としてもよい。
また、例えば、図1(b)に示す例では、機器取り付け部4は、回動の中心位置から見て装着者の前方側に回動させた位置としているが、第1の位置は、テンプル部3に沿っていれば良く、回動の中心位置から見て装着者の後方側に回動させた位置としてもよい。
本発明によれば、電子機器を取り外した状態でも外観性を損なうことのない、眼鏡フレームを提供することができる。
本発明の眼鏡フレームは、例えば、ヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)やカメラ等のウェアラブル機器を取り付ける用途に供することができる。
1 頭部支持部材(眼鏡フレーム)
2 フロント部
3 テンプル部
4 機器取り付け部
5 回動部
6 カバー
6a ガイド溝
7 機器
8 スライド部
8a スライドつまみ
9 側頭部当接部

Claims (6)

  1. ウェアラブル機器を着脱可能な眼鏡フレームであって、
    装着者の頭部の側頭部で支持されるテンプル部と、
    前記テンプル部に取付けられて、ウェアラブル機器を取り付け可能な機器取り付け部と、を有し、
    前記機器取り付け部は、ウェアラブル機器が取付けられていないときに、前記テンプル部に沿って配置される第1の位置と、ウェアラブル機器を取り付け可能な状態であり、ウェアラブル機器取り付け時の支持位置となる第2の位置と、に切り換え可能であり、
    前記第2の位置は、前記テンプル部および前記第1の位置よりも装着者の上方側であることを特徴とする、眼鏡フレーム
  2. 前記機器取り付け部は、回動またはスライドすることにより、前記第1の位置と前記第2の位置とに相互に切り替え可能であることを特徴とする、請求項1に記載の眼鏡フレーム
  3. 前記テンプル部は、前記機器取り付け部を収納するカバーを備え、
    前記機器取り付け部は、前記第1の位置に位置するとき、少なくとも一部が前記カバーに収納されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の眼鏡フレーム
  4. 前記第2の位置は、前記第1の位置より装着者の後方側であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム
  5. 前記第2の位置は、前記第1の位置に対して傾斜していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム
  6. 前記機器取り付け部は、前記第1の位置と前記第2の位置との切り換えを行う回動部またはスライド部を有し、
    前記回動部または前記スライド部は、装着者の耳の上方側に配置されることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の眼鏡フレーム
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