JP6073851B2 - 光学撮像系 - Google Patents

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Description

本開示は、電気機器ならびにその光学撮像レンズに関し、より具体的には、6つのレンズ素子を有する赤外線光学撮像レンズ系ならびにそれが組み込まれた携帯型機器に関するものである。
内蔵デジタルカメラを備えた携帯型電子機器が、ますます普及しつつある。デジタルカメラおよび携帯電話機における小型化の傾向と、さらには電荷結合素子(CCD)およびCMOSによる撮像センサの最近の技術の進歩に伴って、光学レンズ系もまた、そのサイズの縮小が要求される。ところが、光学撮像レンズ系の小型化では、光学性能要件についても考慮されなければならない。
700nmよりも長い波長は、人間の目によって直接は知覚されない。そのような波長は、妨害対抗能力、低コスト、低消費電力、人間の目で感知されない、という特性を持つ。それらは、遠隔制御装置、赤外線検出システムなどにおいて、よく用いられる。最近は、ユーザとの対話を実現するために、ユーザの動きを検出する赤外線(IR)検出器を用いた対話型電子機器が開発されている。例えば、特許文献1は、そのようなIR撮像レンズ群について開示しており、その半視野(HFOV)角は約35度であり、これは、やや狭い。
台湾特許出願公開第2011/11828号
本発明は、高品質で、低コスト、かつFOV角が広いIR撮像レンズ系に関する。
本発明の一部の実施形態は、6つのレンズ素子を有する光学撮像系に関するものである。いくつかの実施形態において、光学撮像系は、物体側から像側へ順に、第1のレンズ素子と、第2のレンズ素子と、第3のレンズ素子と、開口絞りと、第4のレンズ素子と、第5のレンズ素子と、第6のレンズ素子と、を備える。第1のレンズ素子は、光軸近傍において凹状の像側の面を有する。第2のレンズ素子は、負の屈折力を有する。第3のレンズ素子は、光軸近傍において凸状の物体側の面を有する。第4のレンズ素子は、光軸近傍において凸状の物体側の面を有する。第5のレンズ素子は、光軸近傍において凸状の像側の面を有する。第6のレンズ素子は、プラスチックで構成されており、周縁部近傍において凸状の像側の面を有する。いくつかの実施形態において、光学撮像系は、屈折力をそれぞれ有するレンズ素子を6つのみ有する。
6つのレンズ素子の光軸に沿った厚さの和を「ALT」と定義でき、第4と第5のレンズ素子間の光軸に沿った空隙を「AC45」と定義できる。いくつかの実施形態において、これらの量は、以下の関係を満たしている。
ALT/AC45≦45.0
本発明の一部の実施形態は、内蔵デジタルカメラを備えた携帯型電子機器に関するものである。携帯型電子機器は、収容ユニットと、収容ユニットに取り付けられたレンズ鏡筒と、レンズ鏡筒に組み付けられた光学レンズモジュールと、を備える。光学レンズモジュールは、物体側から像側へ順に、第1のレンズ素子と、第2のレンズ素子と、第3のレンズ素子と、開口絞りと、第4のレンズ素子と、第5のレンズ素子と、第6のレンズ素子と、を備えることができる。
第1のレンズ素子は、光軸近傍において凹状の像側の面を有する。第2のレンズ素子は、負の屈折力を有する。第3のレンズ素子は、光軸近傍において凸状の物体側の面を有する。第4のレンズ素子は、光軸近傍において凸状の物体側の面を有する。第5のレンズ素子は、光軸近傍において凸状の像側の面を有する。第6のレンズ素子は、プラスチックで構成されており、外周縁部近傍において凸状の像側の面を有する。
第3のレンズ素子の光軸に沿った厚さを「CT3」と定義でき、第3と第4のレンズ素子間の光軸に沿った空隙を「AC34」と定義できる。いくつかの実施形態において、これらの量は、以下の関係を満たしている。
0.55≦AC34/CT3
携帯型電子機器は、さらに、基板上に接合された撮像センサ(チップ・オン・ボード)を備えることができる。一部の実施形態では、レンズ鏡筒を、撮像センサに対して光軸方向に可動である。
以下の説明は、添付の図面と共に、請求項に係る発明の特徴および効果について、より良い理解を与えるものである。
本明細書で使用される用語について説明するための例示的なレンズ素子の断面図である。 本発明の第1の実施形態による6素子の光学レンズ系の概略断面図である。 (a)、(b)、(c)は、図2Aの実施形態における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。 本発明の第2の実施形態による6素子の光学レンズ系の概略断面図である。 (a)、(b)、(c)は、図3Aの実施形態における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。 本発明の第3の実施形態による6素子の光学レンズ系の概略断面図である。 (a)、(b)、(c)は、図4Aの実施形態における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。 本発明の第4の実施形態による6素子の光学レンズ系の概略断面図である。 (a)、(b)、(c)は、図5Aの実施形態における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。 本発明の第5の実施形態による6素子の光学レンズ系の概略断面図である。 (a)、(b)、(c)は、図6Aの実施形態における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。 本発明の第6の実施形態による6素子の光学レンズ系の概略断面図である。 (a)、(b)、(c)は、図7Aの実施形態における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。 本発明の第7の実施形態による6素子の光学レンズ系の概略断面図である。 (a)、(b)、(c)は、図8Aの実施形態における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。 本発明の第8の実施形態による6素子の光学レンズ系の概略断面図である。 (a)、(b)、(c)は、図9Aの実施形態における縦収差、サジタル像面湾曲およびタンジェンシャル像面湾曲、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。 本発明の第9の実施形態による6素子の光学レンズ系の概略断面図である。 (a)、(b)、(c)は、図10Aの実施形態における縦収差、サジタル像面湾曲およびタンジェンシャル像面湾曲、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。 本発明の一実施形態による内蔵光学撮像モジュールを備えた携帯型電子機器の概略断面図である。 本発明の他の実施形態による内蔵光学撮像モジュールを備えた携帯型電子機器の概略断面図である。
本発明の一部の実施形態は、6素子の光学レンズ系に関するものであり、それは、CCDまたはCMOS撮像センサを用いる携帯電話機、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、タブレットなどの電子機器において広く適用されるものである。具体的な実施形態のレンズデータおよび他のパラメータについて以下で記載する。本開示とつながりのある当業者であれば、請求項に係る発明の範囲内で、他のレンズ系も設計可能であることは理解できるであろう。
[用語の定義]
「正の屈折力(または負の屈折力)を有するレンズ素子」という表現は、そのレンズ素子が光軸近傍において有する屈折力が、正の屈折力(または負の屈折力)であることを意味する。ある領域において凸状(または凹状)の面を有するレンズ素子とは、その領域に隣接する径方向外側の領域に対して、その領域が凸部(または凹部)を有し、その領域が光軸に沿って***した(凸状の)、または窪んだ(凹状の)面を有することを意味する。
図1は、本明細書で使用される用語について説明するためのレンズ素子の一例の断面図を提示している。図1に示すように、「I」は、この光軸の周りに回転対称である例示的なレンズ素子の光軸を表している。レンズ素子の物体側の面は、領域Aに凸面を有し、領域Bに凹面を有し、領域Cに凸面を有する。領域Aが凸面を有するのは、領域Aの表面が、隣接する径方向外側の領域(すなわち、領域B)に対して、光軸の方向に***しているからである。領域Bは、隣接する領域AとCに対して窪んでいる。領域Cは、隣接する領域Eに対して***している。
「周縁部近傍の領域」という表現は、レンズ素子の周縁部近傍の、撮像光が通過する領域、すなわち領域Cを指す。撮像光線は、主光線Lcと周辺光線Lmとを含み得る。
「光軸近傍の領域」という表現は、撮像光が通過する光軸の領域、すなわち領域Aを指す。
「レンズ素子の外周縁部近傍の領域」という表現は、領域Cのような、専ら撮像光を通過させるレンズ素子面の周縁領域近傍を意味する。さらに、レンズ素子は、該レンズ素子をレンズ鏡筒に取り付けるために構成された拡張部またはフランジEを有し得る。望ましい撮像光線は、拡張部Eを通過しない。レンズ素子の拡張部Eは、光学撮像系の一部であり得るものの、その説明および略図では、簡潔にするために省略している。
[第1の実施形態]
図2Aは、本発明の第1の実施形態による6素子の光学レンズ系100の概略断面図である。光学レンズ系100は、光軸に沿って物体側から像側へ順に、第1のレンズ素子L1と、第2のレンズ素子L2と、第3のレンズ素子L3と、光学的開口絞りASと、第4のレンズ素子L4と、第5のレンズ素子L5と、第6のレンズ素子L6と、を備える。各レンズ素子L1〜L6は、光軸の周りに回転対称であり得る。
第1のレンズ素子L1は、負の屈折力を有し、光軸近傍において凸状の物体側の面と、外周縁領域において凸状の物体側の面と、光軸近傍において凹状の像側の面と、外周縁領域において凹状の像側の面と、を有する。第2のレンズ素子L2は、負の屈折力を有し、光軸近傍において凹状の物体側の面と、外周縁領域において凸状の物体側の面と、像側の凹面と、を有する。第2のレンズ素子L2の像側の凹面は、光軸近傍において凹状の像側の面と、外周縁領域において凹状の像側の面と、を含む。第3のレンズ素子L3は、正の屈折力を有し、光軸近傍において凸状の物体側の面と、外周縁領域において凸状の物体側の面と、光軸に沿って凹状の像側の面と、を有する。第3のレンズ素子L3の像側の凹面は、光軸近傍において凹状の像側の面と、外周縁領域において凹状の像側の面と、を含む。第4のレンズ素子L4は、正の屈折力を有し、光軸近傍において凸状の物体側の面と、外周縁領域において凸状の物体側の面と、を有し、さらに、光軸近傍において凸状の像側の面と外周縁領域において凸状の像側の面とを含む凸状の像側の面を有する。第5のレンズ素子L5は、正の屈折力を有し、光軸近傍において凸状の物体側の面と、外周縁領域において凸状の物体側の面と、光軸近傍において凸状の像側の面と、外周縁領域において凸状の像側の面と、を有する。第6のレンズ素子L6は、負の屈折力を有し、光軸近傍において凹状の物体側の面と、外周縁領域において凹状の物体側の面と、光軸近傍において凹状の像側の面と、外周縁領域において凸状の像側の面と、を有する。
光学レンズ系100は、さらに、可視波長の光の通過を阻むように構成されたフィルタを有する。一部の実施形態では、フィルタは、約700nm未満の波長をカットする。光学フィルタは、より短波長の可視スペクトルを遮断し、約700nmを超える波長を通過させる。フィルタは、他の光源からの干渉を低減することにより、撮像レンズ系100の赤外線性能を向上させる。フィルタは、第6のレンズ素子と像面との間に配置される単一のフィルタとして示しているが、フィルタは、他のいずれかの位置に配置でき、また、1つ以上のフィルタ要素を有することがある。
R1とR2は、それぞれ第1のレンズ素子L1の物体側と像側の面である。同様に、R3とR4は、それぞれ第2のレンズ素子L2の物体側と像側の面である。同様に、R5とR6は、それぞれ第3のレンズ素子L3の物体側と像側の面である。R7とR8は、それぞれ第4のレンズ素子L4の物体側と像側の面である。R9とR10は、それぞれ第5のレンズ素子L5の物体側と像側の面である。R11とR12は、それぞれ第6のレンズ素子L6の物体側と像側の面である。
図2A〜10Aにおいて、CT1は第1のレンズ素子L1の厚さであり、CT2は第2のレンズ素子L2の厚さであり、CT3は第3のレンズ素子L3の厚さであり、CT4は第4のレンズ素子L4の厚さであり、CT5は第5のレンズ素子L5の厚さであり、CT6は第6のレンズ素子L6の厚さである。厚さCT1〜CT6のそれぞれは、光軸に沿って測定される。
本明細書全体を通して、AC12は、第1と第2のレンズ素子間の空隙であり、AC23は、第2と第3のレンズ素子間の空隙であり、AC34は、第3と第4のレンズ素子間の空隙であり、AC45は、第4と第5のレンズ素子間の空隙であり、AC56は、第5と第6のレンズ素子間の空隙である。空隙AC12〜AC56のそれぞれは、光軸に沿って測定される。BFLは、第6のレンズ素子の像側から像面までの光軸に沿った距離である後側焦点距離を表す。フィルタが第6のレンズ素子と像面との間に配置される場合、BFLには、光学フィルタの厚さが含まれる。
本開示では、EFLは、同じく焦点距離として知られる有効焦点距離を表す。光学撮像系の焦点距離は、コリメート光線が焦点に収束する距離として定義される。以下では、この焦点距離を、後側焦点距離(BFL)と区別するために、有効焦点距離と呼ぶ。
以下のセクションでは、ALTは、第1〜第6のレンズ素子の合計の厚さを表し、すなわち、ALT=CT1+CT2+CT3+CT4+CT5+CT6である。AAGは、光軸に沿った第1〜第6のレンズ素子の空隙の合計幅を表し、すなわち、AAG=AC12+AC23+AC34+AC45+AC56である。
本発明のいくつかの実施形態によれば、光学レンズ系の全長を縮小するために、レンズ素子の厚さ、およびそれらの間の空隙を縮小するという手段をとることができる。しかしながら、十分な光学性能を維持しつつ、レンズ素子の合計の厚さを縮小することは難しい。そこで、第1のレンズ素子は負の屈折力を有するように設計され、第2のレンズ素子は負の屈折力を有するように設計され、第3のレンズ素子は正の屈折力を有するように設計され、第4のレンズ素子は正の屈折力を有するように設計され、第5のレンズ素子は正の屈折力を有するように設計され、そして第6のレンズ素子は負の屈折力を有するように設計される。製造歩留まりを高めるとともに、製造コストを削減するため、6つすべてのレンズ素子をプラスチックで構成できる。大きな半視野角を得るとともに、レンズ系の性能を向上させるため、第3と第4のレンズ素子間に開口絞りを配置できる。
第1の実施形態によれば、第1のレンズ素子は、像側の光軸近傍に凹面を有し、第2のレンズ素子は、負の屈折力を有し、第3のレンズ素子は、物体側の光軸近傍に凸面を有し、第4のレンズ素子は、物体側の光軸近傍に凸面を有し、第5のレンズ素子は、像側の光軸近傍に凸面を有し、第6のレンズ素子は、像側の外周縁部近傍に凸面を有する。これら6つのレンズ素子の組み合わせによって、レンズ系の求められる品質を提供する。光軸近傍に凹面を有する第2のレンズ素子と、正の屈折力を有するとともに光軸近傍に凸面を有する第5のレンズ素子との組み合わせによって、向上した収差補正が提供される。6つの非球面レンズ素子をプラスチックで構成することによって、製造コストを削減できるとともに、製造工程を簡略化できる。
表1Aは、本発明の第1の実施形態による光学レンズ系100のレンズ素子についてのレンズ数値データを示している。
<表1A>
Figure 0006073851
第1の実施形態では、有効焦点距離(EFL)は1.956mmであり、半視野(HFOV)は55.142度である。Fナンバーは2.0である。像高は2.85mmである。BFLは0.897mmである。第1のレンズ素子の物体側の面から像面までの実測による光学系100の全長は、11.717mmである。
レンズ素子の非球面は、次の式を用いて表すことができる。
Figure 0006073851
ここで、Yは、非球面上の点と光軸との間の垂直距離であり、Z(Y)は、レンズ素子の非球面の深さ(非球面の頂点における接平面に対する、光軸から距離Yにある非球面上の点の高さ)であり、Rは、光軸からレンズ面までの、ミリメートル(mm)で表す曲率半径であり、Kは円錐定数であり、a(i)は、i番目の次数(またはi次項)の非球面係数である。
表1Bは、本発明の第1の実施形態による光学レンズ系100の各レンズ面について、円錐定数Kおよび非球面係数のレンズ数値データを示している。
<表1B>
Figure 0006073851
図2B(a)、2B(b)、2B(c)は、940nmの波長について、図2Aの光学レンズ系100における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。縦球面収差および非点収差は±0.025mm未満であり、歪曲収差は+2.5パーセント未満である。
[第2の実施形態]
図3Aは、本発明の第2の実施形態による6素子の光学レンズ系200の概略断面図である。光学レンズ系200は、第4のレンズ素子L4’が、像側の光軸近傍に凸面を有するとともに、像側の外周縁領域に凹面を有すること以外は、光学レンズ系100と類似した構造を有する。
表2Aは、本発明の第2の実施形態による光学レンズ系200のレンズについてのレンズ数値データを示している。
<表2A>
Figure 0006073851
第2の実施形態では、有効焦点距離(EFL)は1.733mmであり、半視野(HFOV)は58.822度である。Fナンバーは2.0である。像高は2.85mmである。BFLは0.74mmである。第1のレンズ素子の物体側の面から像面までの全長は、10.549mmである。
表2Bは、第2の実施形態の非球面レンズ面のそれぞれについて、円錐定数Kおよび非球面係数の数値を示している。
<表2B>
Figure 0006073851
図3B(a)、3B(b)、3B(c)は、940nmの波長について、図3Aの光学レンズ系200における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。縦球面収差および非点収差は±0.02mm未満であり、歪曲収差は±2.0パーセント未満である。
[第3の実施形態]
図4Aは、本発明の第3の実施形態による6素子の光学レンズ系300の概略断面図である。光学レンズ系300は、光学レンズ系100と類似した構造を有する。
表3Aは、本発明の第3の実施形態による光学レンズ系300のレンズについてのレンズ数値データを示している。
<表3A>
Figure 0006073851
第3の実施形態では、有効焦点距離(EFL)は2.132mmであり、半視野(HFOV)は53.308度である。Fナンバーは2.0である。像高は2.85mmである。BFLは0.748mmである。第1のレンズ素子の物体側の面から像面までの全長は、12.161mmである。
表3Bは、第3の実施形態の非球面レンズ面のそれぞれについて、円錐定数Kおよび非球面係数の数値を示している。
<表3B>
Figure 0006073851
図4B(a)、4B(b)、4B(c)は、940nmの波長について、図4Aの光学レンズ系300における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。縦球面収差は±0.02mm未満であり、非点収差は±0.025mm未満であり、歪曲収差は−2.0パーセント未満である。
[第4の実施形態]
図5Aは、本発明の第4の実施形態による6素子の光学レンズ系400の概略断面図である。光学レンズ系400は、光学レンズ系100と類似した構造を有する。
表4Aは、本発明の第4の実施形態による光学レンズ系400のレンズについてのレンズ数値データを示している。
<表4A>
Figure 0006073851
第4の実施形態では、有効焦点距離は1.892mmであり、半視野(HFOV)は56.499度である。Fナンバーは2.0である。像高は2.85mmである。BFLは0.804mmである。第1のレンズ素子の物体側の面から像面までの全長は、11.735mmである。
表4Bは、第4の実施形態の非球面レンズ面のそれぞれについて、円錐定数Kおよび非球面係数aiの数値を示している。
<表4B>
Figure 0006073851
図5B(a)、5B(b)、5B(c)は、940nmの波長について、光学レンズ系の第4の実施形態における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。縦球面収差は±0.015mm未満であり、非点収差は±0.025mm未満であり、歪曲収差は1.5パーセント未満である。
[第5の実施形態]
図6Aは、本発明の第5の実施形態による6素子の光学レンズ系500の概略断面図である。光学レンズ系500は、光学レンズ系100と類似した構造を有する。
表5Aは、本発明の第5の実施形態による光学レンズ系500のレンズについてのレンズ数値データを示している。
<表5A>
Figure 0006073851
第5の実施形態では、有効焦点距離(EFL)は2.16mmであり、半視野(HFOV)は52.999度である。Fナンバーは2.0である。像高は2.85mmである。BFLは0.695mmである。第1のレンズ素子の物体側の面から像面までの全長は、12.461mmである。
表5Bは、第5の実施形態の非球面レンズ面のそれぞれについて、円錐定数Kおよび非球面係数の数値を示している。
<表5B>
Figure 0006073851
図6B(a)、6B(b)、6B(c)は、940nmの波長について、図6Aの光学レンズ系500における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。縦球面収差は±0.02mm未満であり、非点収差は±0.025mm未満であり、歪曲収差は1.0パーセント未満である。
[第6の実施形態]
図7Aは、本発明の第6の実施形態による6素子の光学レンズ系600の概略断面図である。光学レンズ系600は、第3のレンズ素子L3’が、光軸近傍に凸状の物体側の面を有するとともに、外周縁領域に凹状の物体側の面を有し、第4のレンズ素子L4が、光軸近傍に凸状の像側の面を有するとともに、外周縁領域に凹状の像側の面を有すること以外は、光学レンズ系100と類似した構造を有する。
表6Aは、本発明の第6の実施形態による光学レンズ系600のレンズについてのレンズ数値データを示している。
<表6A>
Figure 0006073851
第6の実施形態では、有効焦点距離(EFL)は2.266mmであり、半視野(HFOV)は51.593度である。Fナンバーは2.0である。像高は2.85mmである。BFLは0.686mmである。第1のレンズ素子の物体側の面から像面までの全長は、14.834mmである。
表6Bは、第6の実施形態の非球面レンズ面のそれぞれについて、円錐定数Kおよび非球面係数の数値を示している。
<表6B>
Figure 0006073851
図7B(a)、7B(b)、7B(c)は、940nmの波長について、図7Aの光学レンズ系600における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。縦球面収差は±0.025mm未満であり、非点収差は±0.050mm未満であり、歪曲収差は−2.0パーセント未満である。
[第7の実施形態]
図8Aは、本発明の第7の実施形態による6素子の光学レンズ系700の概略断面図である。光学レンズ系700は、第4のレンズ素子L4”が、光軸近傍に凸状の像側の面を有するとともに、外周縁領域に凹状の像側の面を有すること以外は、光学レンズ系100と類似した構造を有する。
表7Aは、本発明の第7の実施形態による光学レンズ系700のレンズについてのレンズ数値データを示している。
<表7A>
Figure 0006073851
第7の実施形態では、有効焦点距離は1.858mmであり、半視野(HFOV)は57.164度である。Fナンバーは2.0である。像高は2.85mmである。BFLは0.808mmである。第1のレンズ素子の物体側の面から像面までの全長は、12.645mmである。
表7Bは、第7の実施形態の非球面レンズ面のそれぞれについて、円錐定数Kおよび非球面係数の数値を示している。
<表7B>
Figure 0006073851
図8B(a)、8B(b)、8B(c)は、940nmの波長について、図8Aの光学レンズ系における縦球面収差、非点収差、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。縦球面収差は±0.02mm未満であり、非点収差は±0.025mm未満であり、歪曲収差は±2.5パーセント未満である。
[第8の実施形態]
図9Aは、本発明の第8の実施形態による6素子の光学レンズ系800の概略断面図である。光学レンズ系800は、第5のレンズ素子L5’が、光軸近傍に凹状の物体側の面と外周縁領域に凹状の物体側の面とを含む凹状の物体側の面を有すること以外は、光学レンズ系100と類似した構造を有する。
表8Aは、本発明の第8の実施形態による光学レンズ系800のレンズについてのレンズ数値データを示している。
<表8A>
Figure 0006073851
第8の実施形態では、有効焦点距離は2.433mmであり、半視野(HFOV)は49.079度である。Fナンバーは2.10である。像高は2.754mmである。BFLは1.219mmである。第1のレンズ素子の物体側の面から像面までの全長は、11.533mmである。
表8Bは、第8の実施形態の非球面レンズ面のそれぞれについて、円錐定数Kおよび非球面係数の数値を示している。
<表8B>
Figure 0006073851
図9B(a)、9B(b)、9B(c)は、940nmの波長について、図9Aの光学レンズ系800における縦収差、サジタル像面湾曲およびタンジェンシャル像面湾曲、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。縦収差は±0.02mm未満であり、サジタル収差およびタンジェンシャル収差は±0.05mm未満であり、歪曲収差は−0.5パーセント未満である。
[第9の実施形態]
図10Aは、本発明の第9の実施形態による6素子の光学レンズ系900の概略断面図である。光学レンズ系900は、第2のレンズ素子L2’が、光軸近傍に凸状の物体側の面と外周縁領域に凸状の物体側の面とを含む凸状の物体側の面を有すること以外は、光学レンズ系100と類似した構造を有する。
表9Aは、本発明の第9の実施形態による光学レンズ系900についてのレンズデータを示している。
<表9A>
Figure 0006073851
第9の実施形態では、有効焦点距離は2.407mmであり、半視野(HFOV)は48.966度である。Fナンバーは2.27である。像高は2.754mmである。BFLは1.257mmである。第1のレンズ素子の物体側の面から像面までの全長は、11.535mmである。
表9Bは、第9の実施形態の非球面レンズ面のそれぞれについて、円錐定数Kおよび非球面係数の数値を示している。
<表9B>
Figure 0006073851
図10B(a)、10B(b)、10B(c)は、940nmの波長について、図10Aの光学レンズ系900における縦収差、サジタル像面湾曲およびタンジェンシャル像面湾曲、歪曲収差をそれぞれ示すグラフである。縦収差は±0.02mm未満であり、サジタル収差およびタンジェンシャル収差は±0.08mm未満であり、歪曲収差は−2.0パーセント未満である。
いくつかの実施形態において、広い視野角を得るとともに、レンズ系の性能を向上させるため、第3と第4のレンズ素子間に開口絞りが配置される。光学レンズ系は、屈折力を有するレンズ素子を6つのみ備える。第1のレンズ素子は、像側の光軸近傍に凹面を有する。第2のレンズ素子は、負の屈折力を有する。第3のレンズ素子は、物体側の光軸近傍に凸面を有する。第4のレンズ素子は、物体側の光軸近傍に凸面を有し、第5のレンズ素子は、像側の光軸近傍に凸面を有し、第6のレンズ素子は、像側の外周縁部近傍に凸面を有する。
これら6つのレンズ素子の組み合わせによって、レンズ系の品質を提供する。また、第6のレンズ素子をプラスチックで構成することによって、レンズ系の重量を軽減できるとともに、製造を簡略化できる。光軸近傍に凹面を有する第2のレンズ素子と、正の屈折力を有するとともに光軸近傍に凸面を有する第5のレンズ素子との組み合わせによって、向上した収差補正が提供される。一部の実施形態では、すべてのレンズ素子がプラスチックで構成され得ることで、さらに、製造コストおよび重量が削減される。
本明細書に記載の実施形態では、ALT/AC45比は、45.00以下である。ALTは、光軸に沿った第1〜第6のレンズ素子の合計の厚さである。合計の厚さを縮小することによって、レンズ系の長さが縮小される。光路を考慮すると、比較的小径の第4のレンズ素子から比較的大径の第5のレンズ素子へ光を通過させるためには、第4と第5のレンズ素子間の空隙(AC45)は十分に大きくなければならず、これによって、空隙AC45には下限が課される。合計の厚さは、比較的多く縮小できるので、ALT/AC45比には、45.0という上限値が設定される。ALT/AC45比は、1.50〜45.0の範囲内とすることができ、好ましくは2.0〜45.0の範囲内とすることができる。
本明細書に記載の実施形態では、AC34/CT3比は、0.55以上である。第3と第4のレンズ素子間には開口絞りが配置されるため、これによって、第3と第4のレンズ素子間の空隙(AC34)には下限が課され、一方、第3のレンズ素子の厚さ(CT3)は、比較的縮小が可能である。よって、AC34/CT3比に下限値を設定して、0.55〜7.50の範囲内とすることができる。
本明細書に記載の実施形態では、AC12/AC45比は、4.0以下である。上述のように、第4のレンズ素子の直径が、第5のレンズ素子の直径よりも小さいことから、第4のレンズ素子を通過する光を完全に第5のレンズ素子にも通過させるためには、第4と第5のレンズ素子間の空隙(AC45)は比較的大きくなければならない。第1と第2のレンズ間の空隙(AC12)には、そのような制限がなく、空隙AC12は縮小が可能である。一部の実施形態では、空隙AC12とAC45の比は、0.5〜4.0の間に設定される。
本明細書に記載の実施形態では、AC34/CT1比は、0.8以上である。上述のように、第3と第4のレンズ素子間に開口絞りが存在することから、第3と第4のレンズ素子間の空隙(AC34)の縮小には、下限が課される。一方、第1のレンズ素子の厚さには、そのような制限がなく、第1のレンズ素子の厚さは縮小が可能である。一部の実施形態では、AC34/CT1比は、0.8以上とすることができ、好ましくは0.8〜5.5の間とすることができる。
本明細書に記載の実施形態では、AAG/CT6比は、3.7以上である。光路および像品質を考慮すると、空隙の和(AAG)には、何らかの下限長さが課される。第6のレンズ素子の厚さは縮小が可能である。よって、AAG/CT6比に下限値を設定できる。一部の実施形態では、AAG/CT6比は、3.7〜27.0の範囲内である。
本明細書に記載の実施形態では、AAG/AC12比は、2.7以上である。良好な像品質を確保するとともに、レンズ系において光路を維持するために、AAGには、何らかの下限長さが課される。第1と第2のレンズ素子間の空隙は、設計自由度がより高いので、AAG/AC12比に下限値を設定できる。一部の実施形態では、AAG/AC12比は、2.70〜6.50の範囲内である。
本明細書に記載の実施形態では、BFL/AC45比は、3.5以下である。BFLは、第6のレンズ素子の像側の面から像面までの光軸に沿って測定される距離である。BFLを短縮することで、レンズ系の物理的長さを短縮できる。一方、第4と第5のレンズ素子の直径が異なることから、空隙AC45には下限が課される。よって、BFL/AC45比には上限値が設定される。一部の実施形態では、BFL/AC45比は、0.4〜3.50の範囲内である。
本明細書に記載の実施形態では、EFL/CT4比は、1.20以上である。光路および像品質を考慮すると、EFLには、何らかの下限長さが課される。第4のレンズ素子は、直径が比較的小さいことから、その厚さCT4も比較的小さくできる。よって、EFL/CT4比には下限値が設定される。一部の実施形態では、EFL/CT4比は、1.2〜3.5の範囲内である。
本明細書に記載の実施形態では、AAG/CT3比は、3.5以上である。上述のように、レンズ系において光路を維持するとともに、良好な像品質を確保するために、AAGには、何らかの下限長さが課される。第3のレンズ素子の厚さには、そのような制限がないので、AAG/CT3比に下限値を設定できる。一部の実施形態では、AAG/CT3比は、3.5〜27.0の範囲内である。
本明細書に記載の実施形態では、EFL/CT2比は、2.95以上である。上述のように、EFLには、何らかの下限長さが課される。第2のレンズ素子の厚さは、より高い設計自由度を有し得るので、EFL/CT2比に下限値を設定できる。一部の実施形態では、EFL/CT2比は、2.95〜6.50の範囲内である。
本明細書に記載の実施形態では、AAG/CT4比は、4.20以上である。上述のように、レンズ系において光路を維持するとともに、良好な像品質を確保するために、AAGには、何らかの下限長さが課される。第4のレンズ素子の厚さには、そのような制限がないので、AAG/CT4比に下限値を設定できる。一部の実施形態では、AAG/CT4比は、4.20〜12.0の範囲内である。
本明細書に記載の実施形態では、AC34/CT2比は、1.85以上である。上述のように、第3と第4のレンズ素子間に開口絞りが配置されることから、空隙AC34には、何らかの下限距離が課される。一方、第2のレンズ素子は、負の屈折力を有するため、その厚さは比較的小さくでき、AC34/CT2比に下限値が設定される。一部の実施形態では、AC34/CT2比は、1.85〜6.70の範囲内である。
本明細書に記載の実施形態では、EFL/CT3比は、1.80以上である。上述のように、光路ならびに像品質を確保するために、EFLには、何らかの下限長さが課される。第3のレンズ素子の厚さは、比較的小さくできるので、EFL/CT3比に下限値を設定できる。一部の実施形態では、EFL/CT3比は、1.80〜7.50の範囲内である。
本明細書に記載の実施形態では、AC45/CT2比は、1.80以上である。第4のレンズ素子を通過する光のすべてを第5のレンズ素子にも確実に通過させるために、第4と第5のレンズ素子間の空隙(AC45)には、何らかの下限距離が課される。一方、第2のレンズ素子は、負の屈折力を有するため、その厚さは比較的小さくできるので、AC45/CT2比に下限値が設定される。一部の実施形態では、AC45/CT2比は、1.80〜4.00の範囲内である。
本明細書に記載の実施形態では、AC56/CT1比は、0.80以上である。これは、良好な像品質を確保するとともに、光路を維持する助けとなる。一部の実施形態では、AC56/CT1比は、0.80〜5.00の範囲内である。
表10は、上述の9通りの実施形態に関するデータをまとめたものである。
Figure 0006073851

本発明の一部の実施形態は、小型かつ軽量の内蔵光学撮像モジュールを備えた電子機器に関するものである。図11は、本発明の一実施形態による内蔵光学撮像モジュールを備えた電子機器1100を示している。電子機器1100は、ハウジング110と、ハウジング内に取り付けられた光学撮像モジュール120と、を備える。電子機器1100は、携帯電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)などであり得る。
光学撮像モジュール120は、光学レンズ系1と、レンズ鏡筒ユニット130と、レンズ鏡筒ユニットを取り付けるためのモジュール収容ユニット140と、モジュール収容ユニット140を固定するための基板173と、光学レンズ系1に面するように基板173の表面上に配置された撮像センサ72と、を有している。撮像センサ72は、受光素子または相補型金属酸化膜半導体素子などの電子撮像センサとすることができる。撮像センサ72は、像面71を有する。
一実施形態において、光学レンズ系1は、上記の9通りの実施形態のいずれかのような6素子の光学レンズ系を含み得る。
一部の実施形態において、撮像センサ72は、チップ・オン・ボード(COB)技術を用いて基板173に直接接続され得る。必須ではないものの、COBによれば、従来のチップ・スケール・パッケージ(CSP)に比して、いくつかの利点があり、COBでは、撮像センサ72を保護するためのカバーガラスが不要である。
なお、記載した実施形態では光学フィルタ70を提示しているが、当然のことながら、光学フィルタは、望ましい場合には省くことができる。ハウジング110、レンズ鏡筒ユニット130、および/またはモジュール収容ユニット140は、1つのコンポーネントで構成するか、または複数のコンポーネントで組み立てることができる。
一実施形態において、光学レンズ系1は、6つのレンズ素子10、20、30、40、50、60を備え、それらは、相互間に空隙を有して、レンズ鏡筒ユニット130内に配置されている。レンズ鏡筒ユニット130は、レンズ素子10、20、30、40、50、60を定位置に保持するとともに空隙を維持するような、形状とすることができる。モジュール収容ユニット140は、レンズ鏡筒ユニットを保持するためのレンズ胴141と、レンズ胴141と撮像センサ72との間に配置されるリアベース146と、を含んでいる。一部の実施形態では、リアベース146を省くことができる。レンズ鏡筒ユニット130とレンズ胴141は、光軸I−I’に沿って同心状に配置され、レンズ鏡筒ユニット130は、レンズ胴141の内周面に配置される。
光学レンズモジュール1の全長が約13.0mmであることから、本実施形態において、携帯型機器1100は、良好な光学特性および性能を提供しつつ、小型かつ軽量に構成できる。よって、いくつかの実施形態により、構成材料量が削減されることに加えて、さらに消費者需要を満たす小型かつ軽量の設計を提供できる。
一部の実施形態において、可変焦点を可能とするため、光学レンズアセンブリは、撮像センサに対して可動とすることができる。例えば、図12は、光学撮像モジュール120と類似した光学撮像モジュール1200を示しており、このため、対応する部材は、同じ参照符号を用いて示している。光学撮像モジュール1200では、レンズ胴141は、第1の胴ユニット142と、第2の胴ユニット143と、コイル144と、磁性部品145と、を含んでいる。
第1の胴ユニット142と、レンズ鏡筒ユニット130の外周面とは、互いに隣接(および連動)して、光軸I−I’に沿って同心状に配置される。第2の胴ユニット143は、物体側に向いた第1の終端と、像側に向いた第2の終端とを有し、第1の胴ユニット142の外周面を取り囲むように、光軸I−I’に沿って配置される。コイル144は、第1の胴ユニット142の外周面と第2の胴ユニット143の内周面との間に配置される。磁性部品145は、コイル144の外面と第2の胴ユニット143の内面との間に配置される。
第1の胴ユニット142は、レンズ鏡筒ユニット130を、そのレンズ鏡筒ユニット130に装着された光学レンズ系1と共に、光軸方向に前後に移動させる。例えば、コイル144の電流によって、磁性部品145に作用する力を生じさせる磁界を生成でき、その結果として、レンズ鏡筒130が動く。リアベース146と第2の胴ユニット143とは、相互に連結されている。(オプションである)フィルタ70は、700nm超の波長を通し得るものであって、リアベース146に取り付けられている。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、添付の請求項の範囲内に含まれるあらゆる変形および均等物を網羅するものとする。

Claims (9)

  1. 光学撮像系であって、
    第1のレンズ素子と、第2のレンズ素子と、第3のレンズ素子と、開口絞りと、第4のレンズ素子と、第5のレンズ素子と、第6のレンズ素子とを、光軸に沿って物体側から像側へ当該順に配置して備え、
    当該光学撮像系のうち前記第1乃至第6のレンズ素子の6つのみが屈折力を有し、
    前記第1のレンズ素子は、前記光軸近傍において凹状をなす像側の面を有し、
    前記第2のレンズ素子は、負の屈折力をするとともに、外周縁領域において凸状をなす物体側の面を有し、
    前記第3のレンズ素子は、前記光軸近傍において凸状をなす物体側の面と外周縁領域において凹状をなす像側の面とを有し、
    前記第4のレンズ素子は、前記光軸近傍において凸状をなす物体側の面を有し、
    前記第5のレンズ素子は、前記光軸近傍において凸状をなす像側の面を有し、
    前記第6のレンズ素子は、プラスチックで構成されるとともに、前記第5のレンズ素子の前記像側の面との間に空隙を有する物体側の面と、外周縁部近傍において凸状をなすとともに前記光軸近傍において凹状をなす像側の面を有し、
    前記第6のレンズ素子の像側の面から像面までの後側焦点距離を示すBFLと、前記第4のレンズ素子と前記第5のレンズ素子との間の前記光軸に沿った空隙を示すAC45とは、関係BFL/AC45≦3.50を満たす
    ことを特徴とする光学撮像系。
  2. 前記第1乃至第6のレンズ素子のそれぞれの前記光軸に沿った厚さの和を示すALTと、前記AC45とは、関係
    ALT/AC45≦45.0
    を満たしていることを特徴とする請求項1に記載の光学撮像系。
  3. 前記第3のレンズ素子と前記第4のレンズ素子との間の前記光軸に沿った空隙を示すAC34と、前記第3のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すCT3とは、関係
    0.55≦AC34/CT3
    を満たしていることを特徴とする請求項2に記載の光学撮像系。
  4. 前記第1のレンズ素子と前記第2のレンズ素子との間の前記光軸に沿った空隙を示すAC12と、前記AC45とは、関係
    AC12/AC45≦4.0
    を満たしていることを特徴とする請求項3に記載の光学撮像系。
  5. 前記AC34と、前記第1のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すCT1とは、関係
    0.80≦AC34/CT1
    を満たしていることを特徴とする請求項4に記載の光学撮像系。
  6. 前記第1のレンズ素子から前記第6のレンズ素子までの前記光軸に沿って隣り合うレンズ素子どうしの空隙の和を示すAAGと、前記第6のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すCT6とは、関係
    3.70≦AAG/CT6
    を満たしていることを特徴とする請求項5に記載の光学撮像系。
  7. 前記第1のレンズ素子から前記第6のレンズ素子までの前記光軸に沿って隣り合うレンズ素子どうしの空隙の和を示すAAGと、前記第1のレンズ素子と前記第2のレンズ素子との間の前記光軸に沿った空隙を示すAC12とは、関係
    2.70≦AAG/AC12
    を満たしていることを特徴とする請求項2に記載の光学撮像系。
  8. 当該光学撮像系の有効焦点距離を示すEFLと、前記第4のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すCT4とは、関係
    1.20≦EFL/CT4
    を満たしていることを特徴とする請求項に記載の光学撮像系。
  9. 記AC45と、前記第2のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すCT2とは、関係
    1.80≦AC45/CT2
    を満たしていることを特徴とする請求項に記載の光学撮像系。
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