JP6071368B2 - 固体酸化物形燃料電池セル用中間層、固体酸化物形燃料電池セル、固体酸化物形燃料電池セル用中間層の製造方法および固体酸化物形燃料電池セルの製造方法 - Google Patents

固体酸化物形燃料電池セル用中間層、固体酸化物形燃料電池セル、固体酸化物形燃料電池セル用中間層の製造方法および固体酸化物形燃料電池セルの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池セル用中間層、固体酸化物形燃料電池セル、固体酸化物形燃料電池セル用中間層の製造方法および固体酸化物形燃料電池セルの製造方法に関する。
近年、固体酸化物形燃料電池の作動温度を600℃〜800℃程度まで低下させるために、低温で作動する固体酸化物形燃料電池セルの研究が盛んに行なわれている。
たとえば、ニッケル系燃料極層とランタンガレート系電解質層と空気極層とをこの順に積層してなる固体酸化物形燃料電池セルが研究されているが、この固体酸化物形燃料電池セルにおいてはその作動中にニッケル系燃料極層からニッケルがランタンガレート系電解質層に拡散して反応するため、発電性能が低下するという問題があった。
このようなニッケル系燃料極層から拡散したニッケルとランタンガレート系電解質層との反応を抑制するために、La(ランタン)をドープしたセリア(LDC)からなる中間層をニッケル系燃料極層とランタンガレート系電解質層との間に配置する方法がある。
しかしながら、LDCは焼結性が低く、焼結後のLDCにはピンホールが形成されてしまうために導電性が低下するとともに、このピンホールを通してニッケル系燃料極層からニッケルが拡散することによって、固体酸化物形燃料電池セルの発電性能が低下するという問題があった。
そこで、特許文献1には、ニッケル系燃料極層と中間層とランタンガレート系電解質層と空気極層とをこの順に積層してなり、中間層が、Laをドープしたセリアと、SrおよびMgをドープしたランタンガレートとの複合体である固体酸化物形燃料電池セルが開示されている。
特許文献1に開示された固体酸化物形燃料電池セルにおいては、中間層が、Laをドープしたセリアと、SrおよびMgをドープしたランタンガレートとの複合体から形成されているため、ニッケル系燃料極層と中間層との共焼結時にニッケル系燃料極層と中間層との界面で反応が生じず、ランタンガレート系電解質層と中間層との共焼結時にランタンガレート系電解質層と中間層との界面で反応が生じない。その結果、中間層のニッケル系燃料極層に対する焼結性および導電性を向上させることができ、かつ中間層のランタンガレート系電解質層に対する焼結性および導電性を向上させることができるため、発電性能に優れた固体酸化物形燃料電池セルが得られるとされている。
特開2011−142042号公報
しかしながら、特許文献1に開示された固体酸化物形燃料電池セルにおいても、未だ、ニッケル系燃料極層からのニッケルの拡散防止が不十分であるという問題があった。
これは、特許文献1に開示された固体酸化物形燃料電池セルは、ニッケル系燃料極層と中間層とランタンガレート系電解質層との積層体を1400℃で6時間保持する共焼結により作製する必要があるが、この共焼結により中間層が焼結する前に、ニッケル系燃料極層からニッケルが蒸発拡散してしまうことによるものであることを本発明者が見い出したことによるものである。
上記の事情に鑑みて、本発明の目的は、低温における焼結性が高く、燃料極層から電解質層への金属の拡散を抑止して、固体酸化物形燃料電池セルの発電性能を向上させることができる固体酸化物形燃料電池セル用中間層、固体酸化物形燃料電池セル、固体酸化物形燃料電池セル用中間層の製造方法および固体酸化物形燃料電池セルの製造方法を提供することにある。
本発明は、電解質層と燃料極層との間に設置される固体酸化物形燃料電池セル用中間層であって、固体酸化物形燃料電池セル用中間層は、ランタンをドープしたセリア酸化チタンとを含む焼結である固体酸化物形燃料電池セル用中間層である。
ここで、本発明の固体酸化物形燃料電池セル用中間層において、酸化チタンの添加量は、0.1質量%以上5質量%以下であることが好ましい。
また、本発明の固体酸化物形燃料電池セル用中間層において、電解質層は、ランタンガレート系電解質層であることが好ましい。
また、本発明の固体酸化物形燃料電池セル用中間層において、燃料極層は、ニッケル系燃料極層であることが好ましい。
また、本発明は、上記の固体酸化物形燃料電池セル用中間層を含む固体酸化物形燃料電池セルである。
また、本発明は、ランタンをドープしたセリアに酸化チタンを添加してなる固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を形成する工程と、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を1200℃以上1350℃以下の温度で焼結する工程と、を含む、固体酸化物形燃料電池セル用中間層の製造方法である。
さらに、本発明は、ランタンをドープしたセリアに酸化チタンを添加してなる固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を形成する工程と、電解質層前駆体を形成する工程と、燃料極層前駆体を形成する工程と、電解質層前駆体と燃料極層前駆体との間に固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を配置する工程と、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を1200℃以上1350℃以下の温度で焼結する工程と、を含む、固体酸化物形燃料電池セルの製造方法である。
本発明によれば、低温における焼結性が高く、燃料極層から電解質層への金属の拡散を抑止して、固体酸化物形燃料電池セルの発電性能を向上させることができる固体酸化物形燃料電池セル用中間層、固体酸化物形燃料電池セル、固体酸化物形燃料電池セル用中間層の製造方法および固体酸化物形燃料電池セルの製造方法を提供することができる。
実施の形態の固体酸化物形燃料電池セルの模式的な断面図である。 実施の形態の固体酸化物形燃料電池セルの製造方法の一例の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 実施の形態の固体酸化物形燃料電池セルの製造方法の一例の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 実施の形態の固体酸化物形燃料電池セルの製造方法の一例の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 実施の形態の固体酸化物形燃料電池セルの製造方法の一例の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 実施例1および比較例1〜7の固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体の焼結温度(K)と、焼結後の固体酸化物形燃料電池セル用中間層の相対密度(%)との関係を示す図である。 (a)〜(f)は、1350℃の焼結温度における比較例4、比較例5、比較例6、比較例2、比較例3および実施例1のそれぞれの固体酸化物形燃料電池セル用中間層の表面モフォロジーの観察結果である。 実施例1および比較例1の固体酸化物形燃料電池セルのそれぞれの電解質層中における金属原子の分布を示す図である。 実施例1および比較例1の固体酸化物形燃料電池セルを、それぞれ、773(K)、873(K)および973(K)の温度で運転したときの電圧(V)、電流密度(A/cm2)および電力密度(W/cm2)の測定結果を示す図である。 TiO2の添加量を様々に変化させたときの実施例1の固体酸化物形燃料電池セル用中間層の導電率の変化を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
図1に、本発明の固体酸化物形燃料電池セルの一例である実施の形態の固体酸化物形燃料電池セルの模式的な断面図を示す。図1に示すように、実施の形態の固体酸化物形燃料電池セルは、燃料極層1と、燃料極層1上に設けられた固体酸化物形燃料電池セル用中間層2と、固体酸化物形燃料電池セル用中間層2上に設けられた電解質層3と、電解質層3上に設けられた空気極層4とを備えている。
燃料極層1としては、たとえばニッケル系燃料極層を用いることができる。ニッケル系燃料極層は、Ni(ニッケル)を含む金属層であり、たとえば、Ni、Ni−Fe、Ni−GDC、Ni−YSZ、またはNi−ScSZなどを用いることができる。
Ni−GDCは、NiとGDC((Ce0.8Gd0.2)O2)との混合物であり、Ni−YSZは、NiとYSZ(イットリア安定化ジルコニア)との混合物(ニッケル−イットリア安定化ジルコニア系サーメット)である。
Ni−ScSZは、NiとScSZ(スカンジア安定化ジルコニア)との混合物(ニッケル−スカンジア安定化ジルコニア系サーメット)であり、Ni−SDCは、NiとSDC((Ce0.8Sm0.2)O2)との混合物である。
固体酸化物形燃料電池セル用中間層2としては、ランタン(La)をドープしたセリア(Laがドープされた酸化セリウム;LDC)に酸化チタンを添加してなるものが用いられる。これは、本発明者が鋭意検討した結果、固体酸化物形燃料電池セル用中間層2としてLDCに酸化チタンを添加してなる固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を焼結することによって形成したものを用いた場合には、低温で焼結した場合でも固体酸化物形燃料電池セル用中間層2の焼結性が高くなり、固体酸化物形燃料電池セル用中間層2によって燃料極層1から電解質層3へのNi等の金属の拡散を有効に抑止できることを見い出したことによるものである。これにより、固体酸化物形燃料電池セルの発電性能を向上させることができる。
ここで、LDCとしては、たとえば(Ce1-xLax)O2-δの組成式で表わされる金属酸化物を用いることができ、Laの含有比率xは、0.1以上0.6以下であることが好ましく、0.3以上0.5以下であることがより好ましい。最も好ましいLDCの組成式は(Ce0.6La0.4)O2-δである。
また、酸化チタンの添加量は、固体酸化物形燃料電池セル用中間層2全体の0.1質量%以上5質量%以下であることが好ましく、0.1質量%以上1質量%以下であることがより好ましい。酸化チタンの添加量が固体酸化物形燃料電池セル用中間層2全体の0.1質量%以上5質量%以下である場合、特に0.1質量%以上1質量%以下である場合には固体酸化物形燃料電池セル用中間層2の導電率がより高くなるため、固体酸化物形燃料電池セルの発電性能をより向上させることができる。
電解質層3としては、たとえばランタンガレート系電解質層を用いることができる。ランタンガレート系電解質層としては、たとえばLa1-ySryGa1-zMgz3-δの組成式で表わされる金属酸化物を用いることができ、Srの含有比率yは、0.05以上0.3以下であることが好ましく、Mgの含有比率zは、0.025以上0.3以下であることが好ましい。
また、ランタンガレート系電解質層としては、たとえばLa1-αSrαGa1-βMgβCoγ3-δの組成式で表わされる金属酸化物を用いることができ、Srの含有比率αは、0.05以上0.3以下であることが好ましく、Mgの含有比率βは、0.025以上0.3以下であることが好ましい。また、Coの含有比率γは、0以上0.2以下であることが好ましい。
空気極層4としては、たとえば、Sm0.5Sr0.5CoO3-δ若しくはSm0.6Sr0.4CoO3-δなどのSm(Sr)CoO3-δ(サマリウムコバルタイト:SSC)、LaMnO3(ランタンマンガナイト)、またはLa(Sr)Co(Fe)O3-δ(ランタン鉄コバルタイト)などを用いることができる。
以下、図2〜図5の模式的断面図を参照して、実施の形態の固体酸化物形燃料電池セルの製造方法の一例について説明する。まず、図2に示すように、燃料極層前駆体1a上に固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2aを配置する。
燃料極層前駆体1aは、たとえば燃料極層1がNiからなる場合には、Niを所定の形状に成形することにより作製することができる。また、燃料極層1がNi−Feからなる場合には、たとえば以下のように作製することができる。すなわち、まず、NiOとFe(NO33水溶液とを混合して乾燥した後に仮焼して、平均粒径0.5〜2μmのNiO−Fe23の複合酸化物粉末(質量比9:1)を作製し、得られた複合酸化物粉末を微粉化する。次に、微粉化された複合酸化物粉末を所定の圧力で所定の形状にプレス成形し、所定の圧力で等方加圧した後に予備焼結する。これにより、燃料極層前駆体1aが作製される。
また、燃料極層1がNi−GDCからなる場合には、燃料極層前駆体1aは、たとえば以下のように作製することができる。まず、平均粒径0.1〜1μmのGDC粉末と平均粒径0.1〜1μmのNiO粉末とを混合して得られた混合粉末に、PVB(ポリビニルブチラール)またはエチルセルロース等の所定のバインダと、トルエン、ブタノールまたはエタノール等の溶剤とを加えて混合することにより懸濁液を調製する。次に、この懸濁液をドクタブレード法によりグリーンシートを作製した後に、このグリーンシートを空気中で十分に乾燥する。これにより、グリーンシート状のNi−GDCからなる燃料極層前駆体1aが得られる。
また、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2aは、たとえば、以下のようにして作製することができる。まず、La23粉末とCeO2粉末とを所定の割合で混合し、1000℃以上1300℃以下の温度で、1時間以上12時間以下の時間だけ保持する仮焼を行なうことによって、LDC仮焼体を作製する。次に、このようにして得られたLDC仮焼体に所定の割合で酸化チタン(TiO2)粉末を混合した後に粉砕することによって、平均粒径0.1〜2μmのLDC粉末とTiO2粉末との混合粉末を作製する。次に、このようにして得られたLDC粉末とTiO2粉末との混合粉末に、エチルセルロースまたはPVB等のバインダを加え、エタノール、トルエンまたはブタノール等の溶剤中で混合することによって、LDC粉末とTiO2粉末との混合粉末の懸濁液を調製する。これにより、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2aが作製される。
そして、上記のようにして作製された固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2aを燃料極層前駆体1aの表面上に塗布して乾燥させることによって、燃料極層前駆体1a上に固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2aを配置することができる。
次に、図3に示すように、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2a上に電解質層前駆体3aを配置する。
電解質層前駆体3aは、たとえば、以下のようにして作製することができる。まず、La23粉末、SrCO3粉末、Ga23粉末およびMgO粉末を所定の割合で混合し、1000℃以上1300℃以下の温度で、1時間以上12時間以下の時間だけ保持する仮焼を行なうことによって、LSGM仮焼体を作製する。次に、このようにして得られたLSGM仮焼体を粉砕して平均粒径0.5〜4μmのLSGM粉末を作製する。次に、このようにして得られたLSGM粉末に、エチルセルロースまたはPVB等のバインダを加え、エタノール、トルエンまたはブタノール等の溶剤中で混合することによって、LSGM粉末の懸濁液を調製する。これにより、電解質層前駆体3aが作製される。
そして、上記のようにして作製された電解質層前駆体3aを固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2aの表面上に塗布して乾燥させることによって、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2a上に電解質層前駆体3aを配置することができる。
次に、燃料極層前駆体1aと、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2aと、電解質層前駆体3aとの積層体を、好ましくは1200℃以上1350℃以下の温度で、好ましくは1時間以上12時間以下の時間だけ保持することによって共焼結する。これにより、図4に示すように、燃料極層1と固体酸化物形燃料電池セル用中間層2と電解質層3との積層体が作製される。
次に、図5に示すように、電解質層3上に空気極層前駆体4aを配置する。空気極層4がたとえばSSCからなる場合には、空気極層前駆体4aは、たとえば、以下のようにして作製することができる。まず、Sm23粉末、SrCO3粉末およびCo23粉末を所定の割合で混合し、900℃以上1100℃以下の温度で、1時間以上12時間以下の時間だけ保持する仮焼を行なってSSC仮焼体を作製する。次に、このようにして得られたSSC仮焼体を粉砕して平均粒径0.1〜1μmのSSC粉末を作製する。次に、このようにして得られたSSC粉末に、エチルセルロースまたはPVB等のバインダを加え、エタノール、トルエンまたはブタノール等の溶剤中で混合することによって、SSC粉末の懸濁液を調製する。これにより、空気極層前駆体4aが作製される。
そして、上記のようにして作製された空気極層前駆体4aを電解質層3の表面上に塗布して乾燥させることによって、電解質層3上に空気極層前駆体4aを配置することができる。
その後、燃料極層1と固体酸化物形燃料電池セル用中間層2と電解質層3と空気極層前駆体4aとの積層体を、1000℃以上1200℃以下の温度で、1時間以上12時間以下の時間だけ保持する焼結を行なう。これにより、空気極層4が電解質層3の表面上に焼き付けられることによって、図1に示す構造を有する実施の形態の固体酸化物形燃料電池セルを得ることができる。
なお、上記において、燃料極層前駆体1a、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2a、電解質層前駆体3aおよび空気極層前駆体4aの作製順序は特に限定されるものではない。
また、上記において、燃料極層前駆体1aと電解質層前駆体3aとの間に固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2aを配置することができれば、その積層順序は特に限定されるものではない。
実施の形態の固体酸化物形燃料電池セルは、LDCに酸化チタンを添加してなる固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2aを焼結することにより固体酸化物形燃料電池セル用中間層2を形成して作製されている。
本発明者が鋭意検討した結果、LDCに酸化チタンを添加してなる固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2aを焼結して固体酸化物形燃料電池セル用中間層2を作製した場合には、特許文献1のように1400℃という高温で焼結しなくとも、1200℃程度の焼結温度で十分に焼結性が高くなり、固体酸化物形燃料電池セル用中間層2の相対密度がLDC粉末とLSGM粉末とを混合してなる混合粉末を焼結して形成された特許文献1に記載の中間層の相対密度と比べて非常に高くなることを見い出した。
また、本発明者が鋭意検討した結果、LDCに酸化チタンを添加してなる固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体2aを焼結して固体酸化物形燃料電池セル用中間層2を作製した場合には、特許文献1に記載の中間層と比較して、燃料極層1からの固体酸化物形燃料電池セル用中間層2と電解質層3との界面へのNi等の金属の拡散を抑止することができ、当該界面にLaSrGa37などの高抵抗層が形成されるのを抑えることができることを見い出した。これにより、固体酸化物形燃料電池セルの発電性能を向上させることができる。
さらに、本発明者が鋭意検討した結果、LDCへの酸化チタンの添加量を固体酸化物形燃料電池セル用中間層2全体の0.1質量%以上5質量%以下、特に0.1質量%以上1質量%以下とした場合には、固体酸化物形燃料電池セル用中間層2の導電率がより高くなり、固体酸化物形燃料電池セルの発電性能をより向上させることができることも見い出した。
したがって、本実施の形態においては、低温における焼結性が高く、燃料極層から電解質層への金属の拡散を抑止して、固体酸化物形燃料電池セルの発電性能を向上させることができる固体酸化物形燃料電池セル用中間層、固体酸化物形燃料電池セル、固体酸化物形燃料電池セル用中間層の製造方法および固体酸化物形燃料電池セルの製造方法を提供することができる。
<固体酸化物形燃料電池セル用中間層の作製>
まず、LSGM(La0.9Sr0.1Ga0.8Mg0.23-δ)粉末およびLDC(Ce0.6La0.42-δ)粉末を、ボールミリングによる従来の固相反応を用いて準備した。次に、LSGM粉末およびLDC粉末を乾燥させ、LSGM粉末を1100℃で6時間、LDC粉末を1350℃で6時間仮焼した。
次に、焼結助剤として、LSGM、Ag2O、ZnO、BaO、CaO、Bi23、RuO2およびTiO2をそれぞれ5質量%ずつLDC粉末とともにボールミリングを行ない、その後800℃で2時間熱処理を行なった。
次に、燃料極層前駆体としてのNiO−SDC粉末(Niの含有量:75質量%)と、空気極層前駆体としてのSm0.5Sr0.5CoO3(SSC)とが、それぞれ、従来から公知の含浸法およびクエン酸法により準備した。
次に、上記の焼結助剤を含むLDC粉末を20mmの直径を有するディスク状に成形した後に様々な温度で5時間焼結した。反応の調査のため、焼結助剤を含むLDC粉末が、NiO−SDCまたはLSGMのいずれか一方と、50:50の質量比で、1時間ボールミリングを行ない、1250℃で5時間焼結した。
また、上記のようにして作製した焼結助剤を含むLDC粉末、およびLSGM粉末をそれぞれバインダーとしてのエチルセルロースと混合し、その後、イソブチル酸に溶解することによって、焼結助剤を含むLDCのスラリーおよびLSGMのスラリーをそれぞれ作製した。
次に、ディスク状に成形して焼結された燃料極層前駆体の表面上に、異なる焼結助剤を含むLDCのスラリーをそれぞれスクリーン印刷した後に乾燥させることによって、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を設置した。
その後、燃料極層前駆体と、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体との積層体を空気中で様々な温度でそれぞれ5時間焼結した。これにより、実施例1(TiO2)、比較例1(LSGM)、比較例2(CaO)、比較例3(Bi23)、比較例4(BaO)、比較例5(Ag2O)、比較例6(ZnO)および比較例7(RuO2)の固体酸化物形燃料電池セル用中間層を作製した。
<焼結温度と相対密度との関係>
図6に、実施例1および比較例1〜7の固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体の焼結温度(K)と、焼結後の固体酸化物形燃料電池セル用中間層の相対密度(%)との関係を示す。
実施例1および比較例1〜7の固体酸化物形燃料電池セル用中間層の相対密度(%)は、アルキメデス法により求めた絶対密度(%)と、X線回折法により求めた理論密度(%)とから、以下の式(I)により求めた。
相対密度(%)=(100×(絶対密度(%)))/(理論密度(%)) …(I)
図6に示すように、実施例1の固体酸化物形燃料電池セル用中間層は、1200℃という低温の焼結温度で、比較例1〜7の固体酸化物形燃料電池セル用中間層よりも高い相対密度を示しており、1300℃および1350℃の焼結温度でもそのような高い相対密度を示すことが確認された。なお、実施例1の固体酸化物形燃料電池セル用中間層の1200℃、1300℃および1350℃の焼結温度における相対密度(%)は、それぞれ、99.87(%)、99.94(%)および99.78(%)であった。
図7(a)〜図7(f)に、1350℃の焼結温度における比較例4、比較例5、比較例6、比較例2、比較例3および実施例1のそれぞれの固体酸化物形燃料電池セル用中間層の表面モフォロジーの観察結果を示す。
1350℃の焼結温度における比較例4、比較例5、比較例6、比較例2、比較例3および実施例1のそれぞれの固体酸化物形燃料電池セル用中間層の表面モフォロジーの観察は、焼結後の固体酸化物形燃料電池セル用中間層の断面を走査型電子顕微鏡観察することにより行なわれた。
図7(a)〜図7(f)の比較からも明らかなように、実施例1のそれぞれの固体酸化物形燃料電池セル用中間層の表面は、比較例2〜6の固体酸化物形燃料電池セル用中間層の表面よりも緻密であって、ピンホールが少ないことが確認された。
図6および図7(a)〜図7(f)に示す結果から、実施例1の固体酸化物形燃料電池セル用中間層は、比較例1〜7の固体酸化物形燃料電池セル用中間層よりも低温における焼結性が高いことが確認された。
<固体酸化物形燃料電池セルの作製>
まず、燃料極層前駆体の表面上に、焼結助剤としてTiO2およびLSGMをそれぞれ含むLDCのスラリーをそれぞれスクリーン印刷した後に乾燥させることによって、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を設置するまでは、上記と同様にして行なった。
次に、異なる焼結助剤を含む固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体の表面上に、それぞれ、LSGMのスラリーをスクリーン印刷した後に乾燥させることによって、電解質層前駆体を設置した。
次に、燃料極層前駆体と、固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体と、電解質層前駆体との積層体を空気中で1350℃で5時間焼結した。
その後、SSC粉末の懸濁液からなる空気極層前駆体を焼結後の電解質層の表面に塗布して乾燥した後に、1100℃で3時間保持する焼結を行なって、空気極層を電解質層に焼き付けた。
これにより、実施例1(TiO2)および比較例1(LSGM)の固体酸化物形燃料電池セルを作製した。
<Ni拡散の検証>
図8に、実施例1および比較例1の固体酸化物形燃料電池セルのそれぞれの電解質層中における金属原子の分布を示す。なお、図8の白抜きの四角印が実施例1の電解質層中における金属原子濃度(原子%)を示しており、黒塗りの四角印が比較例1の電解質層中における金属原子濃度(原子%)を示している。
また、図8の横軸は、電解質層中における距離(μm)を示しており、図8の左側に進行するほど電解質層中において固体酸化物形燃料電池セル用中間層に近い位置であることを意味しており、右側に進行するほど電解質層中において空気極層に近い位置であることを意味している。また、図8の縦軸は、電解質層中における金属原子濃度(原子%)を示している。
図8に示すように、実施例1の固体酸化物形燃料電池セルにおいては、比較例1の固体酸化物形燃料電池セルと比較して、電解質層中の固体酸化物形燃料電池セル用中間層に近い位置におけるNiの分布量が少ないため、燃料極層から電解質層へのNiの拡散が抑制できていることが確認された。
なお、図8に示される実施例1および比較例1の固体酸化物形燃料電池セルのそれぞれの電解質層中における金属原子の分布の分析は、EDX(Energy Dispersive X-ray Spectroscopy)により行なわれた。
<発電性能の検証>
図9に、実施例1および比較例1の固体酸化物形燃料電池セルを、それぞれ、773(K)、873(K)および973(K)の温度で運転したときの電圧(V)、電流密度(A/cm2)および電力密度(W/cm2)の測定結果を示す。
なお、図9の白抜きの三角印、丸印および四角印が、それぞれ、773(K)、873(K)および973(K)の運転温度における実施例1の固体酸化物形燃料電池セルの電圧(V)、電流密度(A/cm2)および電力密度(W/cm2)を示している。
また、図9の黒塗りの三角印、丸印および四角印が、それぞれ、773(K)、873(K)および973(K)の運転温度における比較例1の固体酸化物形燃料電池セルの電圧(V)、電流密度(A/cm2)および電力密度(W/cm2)を示している。
図9に示すように、実施例1の固体酸化物形燃料電池セルは、973(K)(700℃)の運転温度において、最大の電力密度である0.863W/cm2であったのに対し、比較例1の固体酸化物形燃料電池セルは、973(K)(700℃)の運転温度において、最大の電力密度である0.835W/cm2であった。
したがって、実施例1の固体酸化物形燃料電池セルの発電性能は、比較例1の固体酸化物形燃料電池セルよりも向上できることが確認された。
<TiO2の添加量と導電率との関係>
図10に、TiO2の添加量を様々に変化(0.1質量%〜10質量%)させたときの実施例1の固体酸化物形燃料電池セル用中間層の導電率の変化を示す。なお、図10の横軸がTiO2の添加量(質量%)を示し、縦軸が固体酸化物形燃料電池セル用中間層の導電率(log(σ/Scm-1))を示す。また、図10には、参考のため、TiO2を添加しなかった場合(0質量%)およびTiO2のみからなる場合(100質量%)の導電率も示している。
図10に示すように、TiO2の添加量が固体酸化物形燃料電池セル用中間層全体の0.1質量%以上5質量%以下である場合、特に0.1質量%以上1質量%以下である場合に、他の場合と比べて実施例1の固体酸化物形燃料電池セル用中間層の導電率が高くなる傾向にあることが確認された。
なお、図10に示す導電率は、TiO2の添加量を様々に変化させた固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を上記のように燃料極層前駆体の表面に塗布した後に空気中で1350℃で焼結して得られた固体酸化物形燃料電池セル用中間層について、700℃の空気中で、直流四端子法で測定したものである。
以上のように本発明の実施の形態および実施例について説明を行なったが、上述の実施の形態および各実施例の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、固体酸化物形燃料電池セル用中間層、固体酸化物形燃料電池セル、固体酸化物形燃料電池セル用中間層の製造方法および固体酸化物形燃料電池セルの製造方法に利用することができる。
1 燃料極層、1a 燃料極層前駆体、2 固体酸化物形燃料電池セル用中間層、2a 固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体、3 電解質層、3a 電解質層前駆体、4 空気極層、4a 空気極層前駆体。

Claims (7)

  1. 電解質層と燃料極層との間に設置される固体酸化物形燃料電池セル用中間層であって、
    前記固体酸化物形燃料電池セル用中間層は、ランタンをドープしたセリア酸化チタンとを含む焼結である、固体酸化物形燃料電池セル用中間層。
  2. 前記酸化チタンの添加量が、0.1質量%以上5質量%以下である、請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池セル用中間層。
  3. 前記電解質層は、ランタンガレート系電解質層である、請求項1または2に記載の固体酸化物形燃料電池セル用中間層。
  4. 前記燃料極層は、ニッケル系燃料極層である、請求項1から3のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池セル用中間層。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池セル用中間層を含む、固体酸化物形燃料電池セル。
  6. ランタンをドープしたセリアに酸化チタンを添加してなる固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を形成する工程と、
    前記固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を1200℃以上1350℃以下の温度で焼結する工程と、を含む、固体酸化物形燃料電池セル用中間層の製造方法。
  7. ランタンをドープしたセリアに酸化チタンを添加してなる固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を形成する工程と、
    電解質層前駆体を形成する工程と、
    燃料極層前駆体を形成する工程と、
    前記電解質層前駆体と前記燃料極層前駆体との間に前記固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を配置する工程と、
    前記固体酸化物形燃料電池セル用中間層前駆体を1200℃以上1350℃以下の温度で焼結する工程と、を含む、固体酸化物形燃料電池セルの製造方法。
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