JP6070471B2 - 全固体リチウム二次電池及び全固体リチウム二次電池の製造方法 - Google Patents

全固体リチウム二次電池及び全固体リチウム二次電池の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、全固体リチウム二次電池及び全固体リチウム二次電池の製造方法に関する。
小型で充放電特性に優れる二次電池として、種々の機器において、全固体リチウム二次電池が期待されている。
そうしたリチウム二次電池では、Liの析出を抑制するために、電池内で正極の対向する位置にLiイオンを受け入れることのできるように、負極を配置する必要があり、通常、負電極シートは、正電極シートより大きい。
そして、従来の電解液を用いたリチウム二次電池とは異なり、全固体電池では、固体電解質によりLiイオンの経路が繋がっているため、固体電解質間において密着した界面を形成することが重要となっている。
電解質層を介して電極シートを積層した電極体において、各電極層、各電解質層が密着した層間界面を形成するには、プレスなどにより圧力をかけて、電解層中の電解質粒子を変形させて、食い込ませることによるアンカー効果を利用することが有効であった。
特許文献1は、正極体の上に、アモルファスの固体電解質の粉末を配置し、その固体電解質のガラス転移温度超、結晶化温度未満に加熱した金型でその粉末を加圧成形することで、前記固体電解質層の一部となる第一固体層を形成する工程と、前記第一固体層の上に、気相法によって固体電解質からなる第二固体層を形成することで、これら第一固体層と第二固体層とからなる前記固体電解質層を形成する工程と、を備える非水電解質電池の製造方法(特許文献1の請求項1)を記載する。
特許文献2は、正極活物質および固体電解質からなる正極合材に、または正極活物質からなる正極材に固体電解質を積層した後、加圧成形して正極部材を得る工程と、負極活物質および固体電解質からなる負極合材に、または負極活物質からなる負極材に固体電解質を積層した後、加圧成形して負極部材を得る工程と、上記各工程で得られた正極部材と負極部材とを、それぞれの固体電解質同士を合わせて加圧成形する工程とを具備することを特徴とする全固体電池の製造方法(特許文献2の請求項1)を記載する。
特開2013−89470号公報 特開2012−69248号公報
しかし、従来技術では、各電極シートを低いプレス圧力で、電解質層同士の間に密着した界面を形成しても、プレスにより電極端部で電解質の粒子が***し、それによるストレスで負極層と電解質層との間に剥離が発生して、Liイオンの経路が高抵抗の電極層内となり、出力が低下してしまっていた。
本発明者らは、鋭意努力することにより、第2電解質層を配置する前に、負電極シートの上に第2電解質より緻密な、すなわち電解質密度の高い第1電解質層を積層することで、Liイオンの経路を抵抗の低い電解質層内にすることができて上記課題を解決し、出力の低下を防げることを見出した。
本発明の態様は、以下のようである、
〈1〉負電極シートの両面上に積層されている第1固体電解質層と、前記第1固体電解質層の少なくとも一方の側上に積層されている第2固体電解質層とを有する、負電極シート積層体と、
正電極シートの少なくとも一方の側上に第2固体電解質層が積層されている正電極シート積層体とが、
それぞれの前記第2固体電解質層が対向するようにして積層されている全固体リチウム二次電池であって、
前記第1固体電解質層が前記第2固体電解質層より大きい電解質密度を有し、
前記電解質密度は、電解質層中の単位体積あたりの電解質の質量であり、かつ
前記正電極シート積層体が前記負電極シート積層体よりも小さい、
全固体リチウム二次電池。
〈2〉全固体リチウム二次電池の製造方法であって、
負電極シートの両面上に第1固体電解質層を配置し、高加圧加工し、その後、前記第1固体電解質層の少なくとも一方の側上に第2固体電解質層を配置し、低加圧加工して積層することにより、負電極シート積層体を形成すること、
正電極シートの少なくとも一方の側上に前記第2固体電解質層を配置し、低加圧加工して積層することにより正電極シート積層体を形成すること、
前記正電極シート積層体及び前記負電極シート積層体を、それぞれの前記第2固体電解質層が対向するようにして積層すること、を含み、
前記低加圧加工は、前記高加圧加工よりも低い圧力で行われ、かつ
前記正電極シート積層体が前記負電極シート積層体よりも小さい、
全固体リチウム二次電池の製造方法。
本発明の態様により、たとえ負極の、電極シートと電解質層との間に剥離が発生しても、電解質密度の高い第1電解質層が負電極シートと密着して形成されているため、抵抗の低いLiイオンの経路を確保でき、出力の低下を防げるものである。
図1は、本発明に係る実施例1の製造工程を示す図である。 図2は、実施例1および比較例1それぞれのサンプルの積層電極体の構造を示す図である。 図3は、実施例1および比較例1のそれぞれのサンプルの出力測定結果を示す図である。 図4は、実施例1のサンプルのSEMによる画像を示す。
本明細書において、
「電解質密度」とは、第1電解質層および第2電解質層などの、電解質層中の単位体積あたりの電解質の質量をいう。
本発明に係る正電極シートおよび負電極シートは、正極電極箔および負極電極箔を含む。
これらの正極電極箔および負極電極箔としては、厚さ約0.005mm〜約0.5mmの銅、マグネシウム、ステンレス鋼、チタン、鉄、コバルト、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、ゲルマニウム、インジウム、リチウム、錫、またはこれらの合金等を用いることができる。
本発明に係る正電極シートおよび負電極シートとしては、それぞれ正極電極箔および負極電極箔上に、ヘプタンなどの溶媒中に活物質、バインダー、導電助剤、固体電解質などを適用しやすい濃度で溶解させた溶液を、刷毛塗り、スプレーなどにより塗布して、約60℃〜約150℃で約1分〜約180分間乾燥後、厚さ約10μm〜約100μmの塗布層を形成したものを用いることができる。
ここで、固体電解質には、硫化物のほか、酸化物、窒化物、ハロゲン化物、また結晶、非晶質、ガラスセラミックスのいずれを用いてもよい。
正極には、Liイオン電池に使用できる活物質なら特に限定されず、LiCoOもしくはLiNiOなどの層状またはオリビン、スピネルを用いることができる。
正極の導電助剤としては、VGCFのほか、炭素材料もしくは金属材料を用いることができる。
負極は、Liイオン電池に使用できる活物質なら特に限定なく使用でき、箔も問題を生じない限り、特に限定なく使用できる。
本発明に係る第1固体電解質層および第2固体電解質層の材料としては、特に制約無く、平均粒径約0.1μm〜約50μmの、LiS−P、LiS−SiS、LiS−P−LiPO、LiS−P−LiI,LiPON,Li1.5Al0.5Ge(POなどの有機化合物、無機化合物または有機・無機両化合物からなる材料もしくはそれらの混合物、またリチウムイオン電池分野で公知のものを使用することができる。第1固体電解質層と第2固体電解質層の材料は、同一であるか、または異なっていてもよい。
本発明の一態様では、正電極シートおよび/又は負電極シート上に、第1固体電解質層を配置して、冷間等方圧プレス(Cold Isostatic Pressing)などにより約192MPa〜約1000MPaの圧力で約0.1分間〜約10分間高加圧加工(本明細書中において「高加圧加工」という。)して積層する。
高加圧加工後で、第1固体電解質層の電解質密度は、第2固体電解質層より高く、第2電解質層の電解質密度は、第1固体電解質層の50%〜95%、好ましくは70%〜95%である。なお、正電極シート上に第1固体電解質層を配置しないで、正電極シートのみを高加圧加工してもよい。
本発明の一態様では、高加圧加工より圧力の低い約10MPa〜約192MPaの圧力で約0.1分間〜約10分間加圧加工(本明細書中において「低加圧加工」という。)して、第1固体電解質層の少なくとも一方の側上に第2固体電解質層を積層する。
低加圧加工前後で第1固体電解質層の密度は変化しないが、低加圧加工後の第2固体電解質層の電解質密度は、第1固体電解質層の45%〜75%である、望ましくは50〜70%である。
本発明に係る、第1固体電解質層の厚さは、高加圧加工後で、約1μm〜約50μmであることができ、そして第2固体電解質層の厚さは、低加圧加工後で、約1μm〜約50μmであることができる。
本発明に係る第1固体電解質層および第2固体電解質層は、必要に応じて、正極活物質として、平均粒径約0.1μm〜約100μmの、例えば酸化物系ではコバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケル酸リチウム(LiNiO)、マンガン酸リチウム(LiMnO)などを第1固体電解質層または第2固体電解質層の体積に基づいて約30vol%〜約90vol%含むことができ、負極活物質として、平均粒径約0.1μm〜約100μmの、天然黒鉛、人造黒鉛、黒鉛炭素繊維、樹脂焼成炭素などのグラファイトなどを第1固体電解質層または第2固体電解質層の質量に基づいて約30wt%〜約90wt%含むことができる。
本発明の一態様では、第1固体電解質層および/又は第2固体電解質層を積層した正電極シート積層体および負電極シート積層体を、カッター、打ち抜き機等を用いて必要な大きさに裁断する。正電極シート積層体と負電極シート積層体とは、同じ寸法であることができるが、正極中のLiイオンを負極側で必ず受け入れ、Li析出を抑制するために、通常、負電極シート積層体は正電極シート積層体より大きい。
本発明の一態様では、次に正電極シート積層体の第2固体電解質層と負電極シート積層体の第2固体電解質層とを対向させて、一軸プレスなどにより約0.05t/cm〜約2t/cmの圧力で約0.1分間〜約10分間加圧し接合(本明細書中において「接合加工」という。)させる。接合加工前後で第1固体電解質層および第2固体電解質層の電解質密度は変化しない。
上記のように、本発明の一態様では、低プレス圧転写のように粗な電解質組織である第2電解質の配置前に、より電解質密度の高い第1固体電解質層を形成することで、たとえ第2固体電解質層間で剥離が発生しても電解質密度の高い第1固体電解質層が負電極シートに密着して形成されているため、低い抵抗のLiイオンの経路を確保でき出力の低下防げるものである。
<使用したサンプル>
第1電解質:材質LiS−P−LiI
第2電解質:材質LiS−P−LiI
<固体電解質の合成>
LiS(メーカー名:日本化学工業)とP(メーカー名:アルドリッチ)を出発原料として、LiSを0.7656g、Pを1.2344g秤量し、そこにデンカブラック(メーカー名:DENKA)を0.016g添加し、メノウ乳鉢で5分混合し、その後ヘプタンを4g入れ、遊星型ボールミル(45cc、ZrOポット、φ5mmZrOボール53g)を用い、500rpmで20時間メカニカルミリングし、110℃で1時間加熱してヘプタンを除去して平均粒径2.5μmの固体電解質を得た。
<サンプルの製造方法1>
工程1:縦120mm、横100mm、厚さ20μm、材質:Alの正極集電箔1の両面上に、ドクターブレードを用いて正極活物質としてグラファイトLiNi1/3Co1/3Mn1/3(メーカー名:日亜化学)12.03mgとVGCF(メーカー名:昭和電工)を0.51mg、固体電解質を5.03mg秤量し、ヘプタンを溶媒として混合したものを塗布し、100℃で30分間乾燥させた、厚さ50μmの塗布層2を有する正電極シート3を得た。
工程2:縦120mm、横100mm、厚さ50μm、材質:Cuの負極集電箔4の両面上に、工程1と同じ手順で負極活物質としてグラファイト(メーカー名:三菱化学)9.06mgと上記固体電解質8.24mgを秤量しヘプタンを溶媒として混合したものを塗布した厚さ50μmの塗布層2を有する負電極シート5を得た。
工程3:上記固体電解質を18mg秤量し、バインダーとしてBR(ブチレンゴム)5wt%ヘプタン溶液3.6mgとヘプタン30.3mgを混合したものをアルミ箔に塗工し乾燥させ、アルミ箔を剥離させて予め形成した第1固体電解質層6を負電極シートの両面に重ね合わせ、冷間等方圧プレス機(メーカー名:KOBELCO社製、型番:DR.CIP)を用いて、室温下、392MPaの圧力下で1分間高加圧加工し、厚さ10μmの第1固体電解質層6を積層した。
工程4:正電極シートを単体で、工程3のプレスを用いて、室温、392MPaの圧力下で1分間高加圧加工した。
工程5:上記正および負電極シート上の両面に工程3の第1固体電解質層6と同じ材質の電解質を、工程3のプレスを用いて、室温、98MPaの圧力下で1分間低加圧加工し、厚さ13μmの第2固体電解質層7を積層して、正および負電極シート積層体を得た
工程6:得られた、正電極シート積層体を打ち抜き直径11.28mmとし、同様に負電極シート積層体を直径13mmとした。
工程7:正電極シート積層体と負電極シート積層体とをそれぞれの第2固体電解質層7を対向させて積層し、一軸プレス(メーカー名:理研機器(株)社製、型番:CDM−20PA)を用いて1t/cmの圧力で0.5分間接合加工した。
実施例1
上記<サンプルの製造方法1>にしたがって得た積層電極体を正極端子ピンと負極端子ピンとで固定し、その電池セルをデシケーター内でセットした。電池容量(SOC)を20%に調整した後に、充放電装置(メーカー名:東洋システム、型番:TOS−3100)を用いて、25℃の雰囲気下で5秒間出力を測定した。
実施例1の積層電極体の構造を図2に、出力測定結果を図3に示す。
SEMを用いてこの実施例1のサンプルの電極端部近傍を詳細に観察したところ、負極シート上の電解質層の電解質粒子が***しており、正極シート上の第2固体電解質層、負極シート上の第1固体電解質層、第2固体電解質層の内(写真中の白い部分)、この***8によるストレスが原因と考えられる、負電極シート上の第1固体電解質層と第2固体電解質層との間での剥離9が観察された(図4(a):倍率200倍、図4(b):倍率500倍)。
そして図4(b)に示されるように、上記剥離9が生じていても、実施例1のサンプルでは、Liイオンは、高抵抗の負電極シート中の経路10を通らずに、第1固体電解質層6中を通って剥離部分を避けて移動できるので、出力が低下しないことを確認した。
比較例1
上記<サンプルの製造方法1>の工程3において、第1固体電解質層6を有さない負電極シート5のみを高加圧加工した点を除き、実施例1の手順で、出力を測定した。
比較例1の積層電極体の構造を図2に、出力測定結果を図3に示す。
この場合、Liイオンは、第2固体電解質層7と負電極シート5との間の剥離により、この剥離部分を避けて移動するために、高抵抗の負電極シート中の経路を通らなければならず、出力低下の原因となっていると考えられる。
上記のように、実施例1のサンプルでは、第1固体電解質層と負電極シートとの間に剥離が無いため、抵抗の低い第1および/又は第2固体電解質層内のLiイオンの経路が確保され、良好な出力を得ることが確認された。
また、本発明は、下記の実施態様も含む:
負電極シートの両面上に積層した第1電解質層と、前記第1電解質層の少なくとも一方の側上の第2電解質層とを有する、負電極シートと、
正電極シートの少なくとも一方の側上に第2電解質層を積層した正電極シートとを、それぞれの前記第2電解質層を対向させて積層した積層電極体であって、
前記第1の電解質層が前記第2の電解質層より大きい電解質密度を有する、積層電極体。
以上のように、本発明に係る積層電極体は、良好な出力特性を有するものである。こうしたことから、本発明に係る積層電極体は、広範な用途に使用する全固体リチウム二次電池において利用することができる。
1 正極集電箔
2 (正極集電箔1または負極集電箔4上の)塗布層
3 正電極シート
4 負極集電箔
5 負電極シート
6 第1固体電解質層
7 第2固体電解質層
8 プレスにより横方向に移動した電解質粒子の***
9 第1固体電解質層と第2固体電解質層との間の剥離
10 高抵抗のLiイオンの経路

Claims (2)

  1. 負電極シートの両面上に積層されている第1固体電解質層と、前記第1固体電解質層の少なくとも一方の側上に積層されている第2固体電解質層とを有する、負電極シート積層体と、
    正電極シートの少なくとも一方の側上に第2固体電解質層積層されている正電極シート積層体とが、
    それぞれの前記第2固体電解質層が対向するようにして積層されている全固体リチウム二次電池であって、
    前記第1固体電解質層が前記第2固体電解質層より大きい電解質密度を有し、
    前記電解質密度は、電解質層中の単位体積あたりの電解質の質量であり、かつ
    前記正電極シート積層体が前記負電極シート積層体よりも小さい、
    全固体リチウム二次電池
  2. 全固体リチウム二次電池の製造方法であって、
    負電極シートの両面上に第1固体電解質層を配置し、高加圧加工し、その後、前記第1固体電解質層の少なくとも一方の側上に第2固体電解質層を配置し、低加圧加工して積層することにより、負電極シート積層体を形成すること、
    正電極シートの少なくとも一方の側上に前記第2固体電解質層を配置し、低加圧加工して積層することにより正電極シート積層体を形成すること、
    前記正電極シート積層体及び前記負電極シート積層体を、それぞれの前記第2固体電解質層が対向するようにして積層すること、を含み、
    前記低加圧加工は、前記高加圧加工よりも低い圧力で行われ、かつ
    前記正電極シート積層体が前記負電極シート積層体よりも小さい、
    全固体リチウム二次電池の製造方法。
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