JP6070272B2 - 鞍乗型車両のランプユニット取付構造 - Google Patents

鞍乗型車両のランプユニット取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6070272B2
JP6070272B2 JP2013039114A JP2013039114A JP6070272B2 JP 6070272 B2 JP6070272 B2 JP 6070272B2 JP 2013039114 A JP2013039114 A JP 2013039114A JP 2013039114 A JP2013039114 A JP 2013039114A JP 6070272 B2 JP6070272 B2 JP 6070272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp unit
plane
cover member
mounting structure
turn signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013039114A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014166794A (ja
Inventor
充紘 西浦
充紘 西浦
拓也 柴山
拓也 柴山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2013039114A priority Critical patent/JP6070272B2/ja
Publication of JP2014166794A publication Critical patent/JP2014166794A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6070272B2 publication Critical patent/JP6070272B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

本発明は、鞍乗型車両のランプユニット取付構造に関するものである。特に、車体を外側から覆うカバー部材にランプユニットを取り付ける場合に用いられて好適な鞍乗型車両のランプユニット取付構造に関する。
従来から、車体を外側から覆うカバー部材にランプユニットを取り付けるランプユニット取付構造が知られている。特許文献1には、ウインカ装置をリアフェンダに取り付ける灯火装置取付構造が開示されている。特許文献1の灯火装置取付構造では、ウインカ装置のベースの裏面側には固定用ネジ孔と先端部が車体後方側に屈曲した位置決めフックとが形成され、リアフェンダの灯体取り付け壁には位置決め孔が形成されている。ウインカ装置をリアフェンダに取り付ける場合、リアフェンダの位置決め孔にウインカ装置の位置決めフックを係合して、灯体取り付け壁を貫通する取付けネジを固定用ネジ孔に螺合することによって、リアフェンダに取り付ける。
特開2011−168123号公報
上述した特許文献1の灯火装置取付構造は、位置決めフックを位置決め孔に係合する場合、まず位置決めフックを位置決め孔に差し込んだ後に、位置決めフックを車体後方側にスライドさせる必要がある。したがって、位置決めフックの先端が位置決め孔に差し込むことができるように、位置決めフックの先端の幅寸法(車体前後方向)よりも位置決め孔の幅寸法(車体前後方向)が大きく確保されている。
しかしながら、このような灯火装置取付構造では、位置決めフックをスライドさせて位置決め孔に係合したときに、位置決め孔と位置決めフックとの間に大きな隙間が生じてしまう。したがって、位置決め孔と位置決めフックとの間ではガタつきが生じやすいという問題がある。また、位置決め孔の幅寸法を大きく形成するためには、位置決め孔が形成される灯体取り付け壁自体を大きくしなければならならい。すなわち、位置決め孔と位置決めフックとの間の取付構造を占有するスペースが増加してしまい、周辺部品の配置やカバー部材の形状を制限されてしまう虞がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、ランプユニットをカバー部材に取り付けたときの保持性能を向上させることができ、更に小型化を図ることができるランプユニット取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、車体を外側から覆うカバー部材と、前記カバー部材に取り付けられるランプユニットと、を備える鞍乗型車両のランプユニット取付構造であって、前記ランプユニットを前記カバー部材の裏側で回転させることにより前記カバー部材に係合する係合部と、前記係合部により係合された前記ランプユニットと前記カバー部材とを締結する締結部と、を有し、前記係合部は、円弧状に形成され、円弧の中心点が前記ランプユニットの回転中心に略一致する屈曲部を有するフック部と、前記フック部が挿入され、前記屈曲部と接触する内側面が円弧状に形成されたスリット部を有する受け部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記カバー部材が、所定の一方側に向かうにしたがって先細りになる凹状の取付部を有し、前記ランプユニットは、前記取付部に対向して形成される前記カバー部材の内壁に沿って取り付けられることを特徴とする。
また、本発明は、前記ランプユニットが、ハウジング本体と、前記ハウジング本体に取り付けられるバルブとを有し、前記ランプユニットが前記カバー部材に取り付けられた状態において、前記係合部は、前記バルブよりも前記一方側に位置することを特徴とする。
また、本発明は、前記ランプユニットが前記カバー部材に取り付けられた状態において、前記受け部は、前記ハウジング本体の前記一方側の略端部に形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記ランプユニットが前記カバー部材に取り付けられた状態において、車体前後方向で見たときに、前記スリット部は、前記ハウジング本体の前記一方側の最端部よりも車体外側に位置していることを特徴とする。
また、本発明は、前記スリット部の内側面のうち、前記屈曲部と接触する第1の内側面に対向する第2の内側面は、互いに傾斜して隣接する第1の平面と第2の平面とが形成され、前記第1の平面と前記第1の平面に平行かつ前記第1の内側面に接する第1の仮想平面との間隔および前記第2の平面と前記第2の平面に平行かつ前記第1の内側面に接する第2の仮想平面との間隔が、前記フック部の板厚以上であることを特徴とする。
本発明によれば、ランプユニットをカバー部材に取り付けたときの保持性能を向上させることができ、更に小型化を図ることができる。
本実施形態のランプユニットの取付構造を適用した自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の正面図である。 自動二輪車を後斜め上側から見た斜視図である。 ランプユニットの取付部を示す断面図である。 第1の実施形態のターンシグナルランプユニットの取付状態を示す図である。 ターンシグナルランプユニットを示す図である。 ターンシグナルランプユニットの取付状態を示す断面図である。 フック部を示す図である。 第1の実施形態のターンシグナルランプユニットの取り付けを説明するための図である。 ターンシグナルランプユニットの取り付けを説明するための図である。 ターンシグナルランプユニットの取り付けを説明するための図である。 第2の実施形態の係合部を示す図である。 第2の実施形態の係合部を示す図である。 第3の実施形態のターンシグナルランプユニットの取付状態を示す図である。 第4の実施形態のターンシグナルランプユニットの取り付けを説明するための図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明に係る鞍乗型車両のランプユニット取付構造を適用したスクータ型自動二輪車100(以下、自動二輪車という)について説明する。
まず、自動二輪車100の全体構成について図1〜図3を参照して説明する。図1は本実施形態の自動二輪車100の左側面図である。図2は本実施形態の自動二輪車100の正面図である。図3は本実施形態の自動二輪車100を後斜め上側から見た斜視図である。なお、図には、必要に応じて車体の前側を矢印Frにより、車体の後側を矢印Rrによりそれぞれ示し、車体の右側を矢印Rにより、車体の左側を矢印Lにより示す。
自動二輪車100は、車体フレーム110、操舵装置120、エンジンユニット130、後輪懸架装置140を有している。
車体フレーム110は、いわゆるアンダーボーン型であり、ステアリングヘッドパイプ111、メインフレーム112、左右一対のリアフレーム113を有している。ステアリングヘッドパイプ111は、後傾する管状に形成される。メインフレーム112は、ステアリングヘッドパイプ111の後部から後斜め下側に向かって延伸する棒状に形成される。左右一対のリアフレーム113は、メインフレーム112の後部から後斜め上側に向かって延伸する棒状に形成され、左右方向に所定の距離をあけて離間している。ステアリングヘッドパイプ111、メインフレーム112およびリアフレーム113は、それぞれ鉄系材料またはアルミニウム合金などにより形成され、溶接などによって一体に接合される。
操舵装置120は、前輪121、ステアリングシャフト122、左右一対のフロントフォーク123、ハンドルバー124を有している。ステアリングシャフト122は、車体フレーム110のステアリングヘッドパイプ111に回転可能に支持される。左右一対のフロントフォーク123の上端部は、ステアリングシャフト122に結合される。左右一対のフロントフォーク123の下端部は、前輪121を回転可能に支持する。更に、左右一対のフロントフォーク123には、前輪121の上方を覆うフロントフェンダ151が取り付けられる。ハンドルバー124は、ステアリングシャフト122の上端部に設けられ、ステアリングヘッドパイプ111により回転可能に支持される。ハンドルバー124の左右にはハンドルグリップ125が取り付けられる。
エンジンユニット130は、メインフレーム112の下側に固定される。エンジンユニット130は、シリンダアセンブリ131、クランクケースアセンブリ132を有している。クランクケースアセンブリ132の左側外部には、ドリブンシャフトの端部が突出している。ドリブンシャフトの端部には、ドライブチェーンスプロケットが設けられる。ドライブチェーンスプロケットは、スプロケットカバーにより覆われる。
後輪懸架装置140は、後輪141、左右一対のスイングシャフト142を有している。後輪141にはドリブンチェーンスプロケットが一体に設けられる。左右一対のスイングシャフト142の前端部は、メインフレーム112の後端部またはその近傍に、上下方向に揺動可能に連結される。スイングシャフト142の後端部には、後輪141が回転可能に支持される。後輪141の上方にはリアフェンダ152が設けられる。
エンジンユニット130のドライブチェーンスプロケットと後輪141のドリブンチェーンスプロケットには、ドライブチェーンが巻き掛けられており、ドライブチェーンによって、エンジンユニット130からの動力が後輪141に伝達される。そして、一対のスイングシャフト142の一方にはチェーンケース143が取り付けられており、後輪141のドリブンチェーンスプロケットおよびドライブチェーンは、このチェーンケース143に収容される。スイングシャフト142と、リアフレーム113との間には、ショックアブソーバ144が設けられる。リアフレーム113の上方には運転者が着座するシート153が設けられる。
自動二輪車100は、各種カバー部材が車体を外側から覆うようにして車体フレーム110などに取り付けられている。カバー部材は合成樹脂材料により形成され、自動二輪車100の外観意匠を構成する。本実施形態では、カバー部材として、フロントレッグシールド10、リアレッグシールド161、フロントパネル162、リアフレームカバー163、ハンドルカバー164などを含んでいる。
フロントレッグシールド10は、ステアリングヘッドパイプ111を前側から被覆する。フロントレッグシールド10は、前側に向かうにしたがって先細り状に形成されている。
リアレッグシールド161は、フロントレッグシールド10の下側の後端に連結され、メインフレーム112を上側から被覆する。フロントレッグシールド10およびリアレッグシールド161は、シート153に着座する運転者の下半身を保護するために、左右方向に幅を有して形成されている。
フロントパネル162は、ステアリングヘッドパイプ111を後側から被覆する。フロントパネル162は、フロントレッグシールド10およびリアレッグシールド161に隙間なく連結されている。
リアフレームカバー163は、シート153の下方でリアフレーム113を車体の左右両側から挟むように被覆する。リアフレームカバー163は、後側に向かうにしたがって先細り状に形成されている。
ハンドルカバー164は、ハンドルグリップ125を除くハンドルバー124の周囲を被覆する。ハンドルカバー164は、前側に向かうにしたがって先細り状に形成されている。
上述したカバー部材のうち、フロントレッグシールド10、リアフレームカバー163およびハンドルカバー164には、それぞれランプユニットが取り付けられている。
具体的には、フロントレッグシールド10には、ランプユニットとしての一対のターンシグナルランプユニット30が左右に離間して取り付けられている。リアフレームカバー163には、ランプユニットとしてのリアブレーキランプユニット171が後端に取り付けられている。ハンドルカバー164には、ランプユニットとしてのフロントランプユニット172が前端に取り付けられている。
本実施形態のランプユニット取付構造は、ランプユニットをカバー部材に取り付けたときにランプユニットの保持性能を向上させることができ、更に小型化を図ることができる。以下、本実施形態のランプユニット取付構造について説明する。ここでは、フロントレッグシールド10に、ターンシグナルランプユニット30を取り付ける場合のランプユニット取付構造について説明する。なお、左右のターンシグナルランプユニット30の取付構造は左右方向の中心を対称とする同一構造であるため、ここでは左側のターンシグナルランプユニット30の取付構造について説明する。
まず、フロントレッグシールド10の構成について説明する。
図2に示すように、フロントレッグシールド10は、シールド上部11とシールド下部12とを有している。シールド上部11とシールド下部12とは一体的に形成されている。シールド上部11は、先端部13に向かって先細り状、換言すると先端部13から後側に向かうにしたがって上側および左右に広がるように傾斜して形成されている。シールド下部12は、シールド上部11の左右それぞれの下端から下斜め後側に向かって延伸している。シールド下部12の後端は、リアレッグシールド161と連結している。
また、シールド上部11の左右それぞれにはターンシグナルランプユニット30を取り付けるための取付部14が形成されている。ここで、取付部14について図4を参照して説明する。図4は、フロントレッグシールド10を図2に示すI−I線で切断して、矢印方向から見た図である。図4に示すように、取付部14は、シールド上部11の後端の一部(図4に示す二点鎖線)が開放して形成される空間であって、先端部13に向かうにしたがって先細りになるような凹状に形成されている。フロントレッグシールド10には、取付部14と対向し、取付部14の凹状に沿った内壁15が形成されている。ターンシグナルランプユニット30は、内壁15に沿って取付部14に取り付けられる。
次に、ターンシグナルランプユニット30の構成について図2、図5〜図7を参照して説明する。図5は、フロントパネル162を取り外した状態で、フロントレッグシールド10に取り付けられたターンシグナルランプユニット30を後側から見た図である。図6は、図5と同様の方向から見たターンシグナルランプユニット30を示す図である。図7は、図5に示すII−II線を切断して矢印方向から見た断面図である。
図2および図7に示すように、ターンシグナルランプユニット30は、レンズ31と、ハウジング本体32と、ソケット34と、バルブ35とを有している。
レンズ31は、ハウジング本体32の前側の開口を覆うようにしてハウジング本体32に取り付けられている。ターンシグナルランプユニット30がフロントレッグシールド10に取り付けられた状態(以下、取付状態という)では、レンズ31はフロントレッグシールド10の意匠面よりも外側に突出するように湾曲して形成されている。
ハウジング本体32は、外形がフロントレッグシールド10の取付部14の内壁15に沿った形状に形成されている。本実施形態では、図2および図7などに示すように、ハウジング本体32の後側がレンズ31の外形よりも大きく形成されている。したがって、取付状態では、ハウジング本体32の後側は外部に露出され、意匠上のアクセントとなっている。更に、ハウジング本体32の後端は、フロントレッグシールド10の取付部14の開放を閉塞し、フロントレッグシールド10のシールド上部11の後端と直線状に連続するように形成されている。このようにターンシグナルランプユニット30周辺では意匠性を向上させるような構成を有している。
また、図7に示すように、ハウジング本体32には湾曲部33が形成されている。湾曲部33はステアリングヘッドパイプ111に向かって、すなわち車体内側(右側)かつ後側に向かって膨出するように形成されている。
ソケット34は、ハウジング本体32の湾曲部33の外側から取り付けられる。ソケット34には、後端にコネクタ36を接続したハーネス37が接続されている。
バルブ35は、ソケット34により支持され、ハウジング本体32の湾曲部33の内側に位置する。バルブ35が点灯することでレンズ31を通して、自動二輪車100が旋回する方向を他の運転者などに報知する。
次に、フロントレッグシールド10にターンシグナルランプユニット30を取り付けるターンシグナルランプユニット30の取付構造について説明する。本実施形態の取付構造は、ターンシグナルランプユニット30をフロントレッグシールド10の裏側で略90°回転させることによりターンシグナルランプユニット30をフロントレッグシールド10に対して係合させる一つの係合部60と、係合部60により係合されたターンシグナルランプユニット30とフロントレッグシールド10とを締結する2つの締結部61、62とを有している。
本実施形態では、係合部60は、フロントレッグシールド10の裏側であって、2つの締結部61よりもフロントレッグシールド10の先端部13に近接した、作業し難い箇所に位置している。また、図5に示すように、係合部60は、取付状態において、湾曲部33に取り付けられるバルブ35(あるいはソケット34)よりも車体内側(右側)に位置している。更に、図7に示すように、係合部60は、取付状態において、湾曲部33に取り付けられるバルブ35よりも前側に位置している。すなわち、係合部60は、膨出する湾曲部33によって工具が差し込み難い箇所に位置している。
具体的に、係合部60は、フロントレッグシールド10に設けられたフック部20と、ターンシグナルランプユニット30に設けられた受け部40とを有している。
まず、フック部20について図4、図8、図9を参照して説明する。図8は、フック部20を図4に示す矢印方向Aから見た図である。図9は、フック部20と受け部40とが係合される前の状態を示す図であり、図7と同様な方向から見た断面図である。図9に示すターンシグナルランプユニット30の受け部40は、90°回転させる前の状態を示している。
図4に示すように、フック部20は、取付部14の周囲のうち先端部13に近接した位置で、フロントレッグシールド10の裏側から突出するように設けられている。
図8および図9に示すように、フック部20は板状に形成され、基端部21、支持部23、屈曲部24、先端部25を有している。基端部21は、フロントレッグシールド10の裏側から車体内側(右側)かつ後側に向かって突出して形成される。基端部21には、左右方向に延伸され上下方向に沿った支持平面22が形成されている。支持平面22は、取付状態において後述する受け部40の突起面50に当接する。
支持部23は、基端部21から後側に向かって突出して形成される。支持部23は、取付状態において受け部40と係合することで受け部40を支持する。屈曲部24は、支持部23の板厚tを維持した状態で、支持部23から略90°車体内側(右側)に向かって円弧状に屈曲して形成されている。屈曲部24の円弧の中心点Oは、ターンシグナルランプユニット30を回転して取り付けるときの回転中心と略一致する。先端部25は、屈曲部24から車体内側(右側)に向かって突出して形成される。先端部25のうち前側には、上述した基端部21の支持平面22と平行な支持平面26が形成されている。支持平面26は、取付状態において後述する受け部40の当接面49と当接する。
支持部23、屈曲部24および先端部25は、製造時のヒケを防止するために、支持部23の車体外側、屈曲部24の外側および先端部25の後側に亘って溝部27が形成されている。なお、上述した板厚tとは、溝部27が形成されていない箇所の板厚をいうものとする。更に、図9では、支持部23、屈曲部24および先端部25を合わせた左右方向の幅wとしている。
次に、受け部40について図5、図6、図9を参照して説明する。
図5に示すように、受け部40は、取付状態において車体の後側から見たときに、ハウジング本体32の先細り側の略端部に位置している。ここで、略端部とは、図6に示すように、ハウジング本体32の先細り側の先端を最端部41としたときに、最端部41から最も離間したハウジング本体32の角部42とを繋ぐ仮想線L1の2等分中心点Qよりも最端部41側に位置する場合をいうものとする。また、図7に示すように、受け部40は、取付状態において、ターンシグナルランプユニット30のハウジング本体32の外形から車体内側(右側)に突出するように一体的に形成されている。
図6に示すように、受け部40には、上下方向に長い矩形状のスリット部43が形成されている。スリット部43は、上述したフック部20の先端部25、屈曲部24および支持部23が挿入可能なスリット幅で形成されている。スリット部43は、最端部41を通る鉛直線L2よりも車体外側(左側)に位置している。
また、図9に示すように、スリット部43は、空間44を挟んで対向する第1の内側面45と第2の内側面46とを有している。第1の内側面45は、空間44側に突出する略U字状の円弧状に形成されている。第1の内側面45は、受け部40をフック部20に係合させるときに、屈曲部24の内側と接触する。本実施形態では、第1の内側面45の曲率半径(第1の内側面45の円弧の中心点Pから第1の内側面45までの距離)が、屈曲部24の内側の曲率半径(屈曲部24の円弧の中心点Oから屈曲部24内側までの距離)と略一致するように形成されている。
また、第2の内側面46は、互いに傾斜して隣接する第1の平面47と第2の平面48とが形成されている。第1の平面47は、第2の内側面46のうちフロントレッグシールド10側に形成され、スリット部43をフック部20の先端部25に挿入する方向(図9に示す矢印B)に対してスリット幅が広がる方向に傾斜している。したがって、受け部40がフック部20に対して斜めから進入された場合であっても、フック部20の先端部25をスリット部43に容易に挿入することができる。
ここで、第1の平面47に平行かつ第1の内側面45に接する平面を第1の仮想平面Svとしたとき、第1の平面47と第1の仮想面Svとの間の間隔Sは、フック部20の板厚t以上に設定されている。
一方、第2の平面48は、スリット部43をフック部20の先端部25に挿入する方向(図9に示す矢印B)と平行に形成されている。ここで、第2の平面48に平行かつ第1の内側面45に接する平面を第2の仮想平面Uvとしたとき、第2の平面48と第2の仮想平面Uvとの間の間隔Uは、フック部20の板厚t以上であって上述した幅wよりも小さく設定されている。なお、間隔Uは、板厚tよりも僅かに大きい寸法であることが好ましい。
また、取付状態において、受け部40のうちフロントレッグシールド10の裏側と対向する側を表側とし、その反対側を裏側とすると、受け部40の裏側には、上述した第1の内側面45に連続する当接面49が形成されている。当接面49は、取付状態において、先端部25の支持平面26に当接する。また、受け部40の表側には、第1の平面47に隣接した突起面50が形成されている。突起面50は、取付状態において、基端部21の支持平面22に当接する。ここで、当接面49と突起面50の間隔Xは、支持平面22と支持平面26の距離Yと略同一に設定されている。
次に、締結部61および締結部62は、フロントレッグシールド10の裏側であって、かつフロントレッグシールド10の後端に近接した、作業し易い箇所に位置している。図5に示すように、本実施形態では締結部61および締結部62は、取付部14を挟んだ上下に離れて位置している。
具体的に、締結部61および締結部62はそれぞれ、フロントレッグシールド10に設けられた締結孔28と、ターンシグナルランプユニット30に設けられた挿通孔51と、例えばスクリューなどの締結部材71とを有している。
図4に示すように、締結孔28は、取付部14の周囲のうち先端部13から離間した後端の近接した位置で、フロントレッグシールド10の裏側に一体的に設けられている。締結孔28は、締結部材71が螺合できるように形成されている。
図6に示すように、挿通孔51は、取付状態において、ターンシグナルランプユニット30のハウジング本体32の外形から上下方向に突出した突出部52に形成されている。挿通孔51は、締結部材71の一部が挿通できる大きさに形成されている。
したがって、締結部61および締結部62では、締結部材71を挿通孔51に挿通させ締結孔28に締結することで、ターンシグナルランプユニット30をフロントレッグシールド10に取り付けることができる。
次に、ターンシグナルランプユニット30を取り付ける方法について図9〜図11を参照して説明する。ここでは、左側のターンシグナルランプユニット30の取付け方法について説明するが、右側のターンシグナルランプユニット30の取付け方法も同様である。
まず、作業者はフック部20の先端部25とスリット部43とが対向するようにターンシグナルランプユニット30を保持する。すなわち、作業者は、取付後のターンシグナルランプユニット30の角度に対して例えば中心点Pを中心にして略90°左回りに回転させた位置にターンシグナルランプユニット30を保持する。ここで、取付後の角度に対して予め回転させておく角度は、フック部20の屈曲部24が屈曲する角度であることが好ましい。
作業者は、ターンシグナルランプユニット30を移動させ、スリット部43にフック部20の先端部25を挿入する。このとき、スリット部43の第2の内側面46には、矢印B方向に対してスリット幅が広がる方向に傾斜する第1の平面47が形成されているため、先端部25を容易にスリット部43に挿入することができる。また、第1の平面47を形成することにより、取付後のターンシグナルランプユニット30の角度に対して予め回転させておく角度を、屈曲部24が屈曲する角度よりも小さい角度にした場合であっても、スリット部43に先端部25を挿入させることができる。したがって、より小さな回転角度で組付可能になり、必要なスペースが少なくて済み、ターンシグナルランプユニット30をフック部20に着脱するときの作業性を向上させることができる。
作業者は、スリット部43にフック部20の先端部25を挿入した状態からターンシグナルランプユニット30を右回りに回転させることで、スリット部43が屈曲部24まで移動する。このとき、図10に示すように、スリット部43の第1の内側面45と屈曲部24の内側とが接触しながら回転する。上述したように、第1の内側面45の曲率半径と、屈曲部24の内側の曲率半径とは略一致している。したがって、第1の内側面45の円弧の中心点Pと、屈曲部24の円弧の中心点Oとが略重なり合った状態で、中心点Pと中心点Oを回転中心としてターンシグナルランプユニット30がフロントレッグシールド10に対して回転する。
作業者は、更にターンシグナルランプユニット30を右回りに回転させることで、スリット部43が支持部23に移動し、図11に示すように係合部60によってターンシグナルランプユニット30がフロントレッグシールド10に係合する。
ここで、従来のように、例えばターンシグナルランプユニット30をスライドさせてスリット部43に係合させるには、スリット幅(第2の平面48と第2の仮想平面Uvとの間の間隔U)が支持部23、屈曲部24および先端部25を合わせた左右方向の幅w以上必要となる。したがって、係合したときにスリット部43とフック部20との間で隙間が生じてしまう。本実施形態では、ターンシグナルランプユニット30を回転させてフロントレッグシールド10に係合させることで、スリット部43のスリット幅Uをフック部20の板厚tと略同一にすることができ、スリット部43とフック部20との間の隙間を少なくすることができる。すなわち、図11に示すように、第1の内側面45が支持部23および屈曲部24によって規制され、スリット部43の第2の内側面46が支持部23によって規制されることから、係合部60において受け部40のガタつきを防止することができる。また、スリット部43のスリット幅Uを最小限にできることから、フック部20および受け部40を小さくすることができるために係合部60の小型化を図ることができる。
更に、図11に示すように、受け部40の当接面49は先端部25の支持平面26と当接し、受け部40の突起面50は基端部21の支持平面22と当接する。したがって、係合部60では受け部40が複数の箇所で規制されることから、受け部40のガタつきをより防止することができる。また、上述したように、当接面49と突起面50との間の間隔Xは、支持平面22と支持平面26との間の距離Yに略同一に設定されている。したがって、受け部40は支持平面22と支持平面26との間で挟まれるように係合されるために、受け部40の前後方向のガタつきを防止することができる。
最後に、作業者は、係合部60によって係合させた後、締結部61および締結部62により締結することでフロントレッグシールド10へのターンシグナルランプユニット30の取り付けが完了する。
このように、本実施形態の係合部60では、スリット部43のスリット幅を小さくすることができるので、ターンシグナルランプユニット30のガタつきを防止でき、ターンシグナルランプユニット30の保持性能を向上させることができる。また、スリット部43のスリット幅を小さくすることができるので、係合部60を小型化することができる。また、係合部60では、締結部62、63のように締結部材71による締結工程が不要であるために、締結部材71や締結工程を削減することができる。
また、本実施形態では、ターンシグナルランプユニット30がフロントレッグシールド10の裏側で先端部13に向かうにしたがって先細りになる凹状の取付部14に取り付けられる。このような先細りになるような作業し難いフロントレッグシールド10の裏側に係合部60を配置することで、締結工程が必要な締結部を削減することができ、ターンシグナルランプユニット30を取り付ける作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、取付状態において、係合部60は、ターンシグナルランプユニット30のバルブ35よりもフロントレッグシールド10の先細り側に配置されているので、ターンシグナルランプユニット30およびフロントレッグシールド10の形状の自由度を向上させることができる。すなわち、フロントレッグシールド10の裏側のうち、ハウジング本体32の膨出する湾曲部33によって隠れてしまう箇所には、締結部材を締結するための工具が湾曲部33と干渉してしまうために締結部62を配置することができない。一方、締結工程が不要な係合部60は、湾曲部33によって隠れてしまう箇所であっても配置することができるので、係合部60をフロントレッグシールド10の先細り側に配置することにより、ターンシグナルランプユニット30およびフロントレッグシールド10の形状の自由度を向上させることができる。
また、本実施形態では、係合部60の受け部40は、ハウジング本体32の先細り側の略端部に形成されている。したがって、ハウジング本体32の先細り側においてハウジング本体32からの突出を少なくすることができる。したがって、ハウジング本体32の先細り側に対応するフロントレッグシールド10の裏側では周辺部品の配置が容易になると共に、フロントレッグシールド10の形状および意匠の自由度を向上させることができる。
また、本実施形態では、スリット部43は、ハウジング本体32の先細り側の最端部41よりも車幅外側に位置している。したがって、受け部40をハウジング本体32により近接して形成でき、受け部40の車幅内側への突出を少なくすることができる。受け部40の車体内側への突出を小さくすることで、フロントレッグシールド10の裏側の空間を大きく確保することができる。したがって、フロントレッグシールド10の裏側では周辺部品の配置が容易になると共に、フロントレッグシールド10の形状および意匠の自由度を向上させることができる。
また、本実施形態では、屈曲部24と接触する第1の内側面45に対向する第2の内側面46は、互いに傾斜して隣接する第1の平面47と第2の平面48とが形成されている。第1の平面47と第1の平面47に平行かつ第1の内側面45に接する第1の仮想平面Svとの間隔Sおよび第2の平面48と第2の平面48に平行かつ第2の平面48に接する第2の仮想平面Uvとの間隔Uが、フック部20の板厚t以上に形成されている。スリット部43を段階的に傾斜させることによって、受け部40が複数の箇所で規制されつつも、ターンシグナルランプユニット30を予め回転させておく角度を、屈曲部24が屈曲する角度よりも小さい角度にすることができる。したがって、ターンシグナルランプユニット30の受け部40をフック部20に着脱するときの作業性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図12Aおよび図12Bを参照して説明する。本実施形態は、第1の実施形態の受け部40のスリット部43の形状が異なっているだけであり、その他の構成は第1の実施形態と同様である。したがって、ここでは、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明し、同様の構成は、同一符号を付してその説明を省略する。
図12Aは、本実施形態のフック部20と受け部40の断面図であり、図9と同様の方向から見た図である。図12Bは、図12Aに示す受け部40を右側から見た図である。
本実施形態の受け部40のスリット部43の第2の内側面46には、空間44に向かって突出する突起55が形成されている。突起55は、支持部23、屈曲部24および先端部25に亘って形成された溝部27に入り込むことができる位置および大きさに形成されている。作業者は、スリット部43にフック部20の先端部25を挿入させてからターンシグナルランプユニット30を右回りに回転させることで、突起55は支持部23、屈曲部24および先端部25に形成された溝部27に沿って移動する。ターンシグナルランプユニット30がフロントレッグシールド10に係合した取付状態では、突起55が支持部23に形成された溝部27に嵌合した状態になるために、受け部40は溝部27および突起55によりスリット部43の長手方向への移動が規制され、ターンシグナルランプユニット30のガタつきを防止することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について図13を参照して説明する。第1の実施形態では、1つの係合部60と2つの締結部61、62とを有する取付構造について説明した。本実施形態では、2つの係合部と1つの締結部とを有する取付構造について説明する。
図13は、本実施形態の取付構造を示す図である。本実施形態では、第1の実施形態の締結部61を係合部63に変更したものである。更に、係合部60と係合部63とは、回転中心軸Z1(一点鎖線)が一致するように、フック部20およびスリット部43が形成されている。このような取付構造にすることで、締結工程が必要な締結部を削減することができ、ターンシグナルランプユニット30を取り付ける作業性を向上させることができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について図14を参照して説明する。本実施形態では、第3の実施形態と同様に、2つの係合部と1つの締結部とを有する取付構造について説明する。
図14は、本実施形態のフロントレッグシールド70の構成を示す図である。本実施形態では、フロントレッグシールド70の下側の後端を二点鎖線で示すように延伸させ、取付部14を挟んだ上下に係合部64および係合部65を形成している。また、締結部66は、フロントレッグシールド70の裏側であって、2つの係合部64、65よりもフロントレッグシールド70の先細り側に位置している。更に、係合部64と係合部65とは、回転中心軸Z2(一点鎖線)が一致するように、フック部20およびスリット部43が形成されている。このような取付構造にすることで、締結工程が必要な締結部を削減することができ、ターンシグナルランプユニット30を取り付ける作業性を向上させることができる。
以上、本発明を上述した実施形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば上述した実施形態では、ランプユニットの取付構造として、ターンシグナルランプユニット30をフロントレッグシールド10に取り付ける場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、リアブレーキランプユニット171をリアフレームカバー163に取り付ける場合や、フロントランプユニット172をハンドルカバー164に取り付ける場合などにも適用することができる。
また、上述した実施形態では、フロントレッグシールド10にフック部20を配置し、ターンシグナルランプユニット30に受け部40を配置する場合について説明したが、この場合に限られず、フロントレッグシールド10に受け部40を配置し、ターンシグナルランプユニット30にフック部20を配置してもよい。
また、例えば、上述した実施形態では、フロントレッグシールド10は、取付部14の後端の一部が開放している場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、図14のハッチングで示すように、フロントレッグシールド10の後端を開放させず、取付部14がフロントレッグシールド10の内壁15により閉塞されていてもよい。
また、本実施形態では、鞍乗型車両としてスクータ型自動二輪車を用いる場合について説明したが、この場合に限られず、他の自動二輪車や自動三輪車などにも適用することができる。
100:スクータ型自動二輪車(鞍乗型車両) 110:車体フレーム 120:操舵装置 130:エンジンユニット 140:後輪懸架装置 10:フロントレッグシールド 13:先端部 14:取付部 20:フック部 21:基端部 22:支持平面 23:支持部 24:屈曲部 25:先端部 26:支持平面 27:溝部 28:挿通孔 30:ターンシグナルランプユニット 31:レンズ 32:ハウジング本体 33:湾曲部 34:ソケット 35:バルブ 40:受け部 41:最端部 43:スリット部 45:第1の内側面 46:第2の内側面 47:第1の平面 48:第2の平面 49:当接面 50:突起面 51:挿通孔 52:突出部 60:係合部 61:締結部 62:締結部 63:係合部 64:係合部 65:係合部 66:締結部 70:フロントレッグシールド 71:締結部材 161:リアレッグシールド 162:フロントパネル 163:リアフレームカバー 164:ハンドルカバー 171:リアブレーキランプユニット 172:フロントランプユニット

Claims (6)

  1. 車体を外側から覆うカバー部材と、
    前記カバー部材に取り付けられるランプユニットと、を備える鞍乗型車両のランプユニット取付構造であって、
    前記ランプユニットを前記カバー部材の裏側で回転させることにより前記カバー部材に係合する係合部と、
    前記係合部により係合された前記ランプユニットと前記カバー部材とを締結する締結部と、を有し、
    前記係合部は、
    円弧状に形成され、円弧の中心点が前記ランプユニットの回転中心に略一致する屈曲部を有するフック部と、
    前記フック部が挿入され、前記屈曲部と接触する内側面が円弧状に形成されたスリット部を有する受け部と、を備えることを特徴とする鞍乗型車両のランプユニット取付構造。
  2. 前記カバー部材は、所定の一方側に向かうにしたがって先細りになる凹状の取付部を有し、
    前記ランプユニットは、前記取付部に対向して形成される前記カバー部材の内壁に沿って取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両のランプユニット取付構造。
  3. 前記ランプユニットは、ハウジング本体と、前記ハウジング本体に取り付けられるバルブとを有し、
    前記ランプユニットが前記カバー部材に取り付けられた状態において、前記係合部は、前記バルブよりも前記一方側に位置することを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両のランプユニット取付構造。
  4. 前記ランプユニットが前記カバー部材に取り付けられた状態において、前記受け部は、前記ハウジング本体の前記一方側の略端部に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両のランプユニット取付構造。
  5. 前記ランプユニットが前記カバー部材に取り付けられた状態において、車体前後方向で見たときに、前記スリット部は、前記ハウジング本体の前記一方側の最端部よりも車体外側に位置していることを特徴とする請求項3または4に記載の鞍乗型車両のランプユニット取付構造。
  6. 前記スリット部の内側面のうち、前記屈曲部と接触する第1の内側面に対向する第2の内側面は、互いに傾斜して隣接する第1の平面と第2の平面とが形成され、
    前記第1の平面と前記第1の平面に平行かつ前記第1の内側面に接する第1の仮想平面との間隔および前記第2の平面と前記第2の平面に平行かつ前記第1の内側面に接する第2の仮想平面との間隔が、前記フック部の板厚以上であることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の鞍乗型車両のランプユニット取付構造。
JP2013039114A 2013-02-28 2013-02-28 鞍乗型車両のランプユニット取付構造 Active JP6070272B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013039114A JP6070272B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 鞍乗型車両のランプユニット取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013039114A JP6070272B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 鞍乗型車両のランプユニット取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014166794A JP2014166794A (ja) 2014-09-11
JP6070272B2 true JP6070272B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=51616759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013039114A Active JP6070272B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 鞍乗型車両のランプユニット取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6070272B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3328842B2 (ja) * 1992-07-31 2002-09-30 ヤマハ発動機株式会社 スクータ用車体カバー
JP4608461B2 (ja) * 2006-05-31 2011-01-12 川崎重工業株式会社 車両のランプ取付構造及び自動二輪車
JP4683502B2 (ja) * 2009-08-25 2011-05-18 本田技研工業株式会社 ウィンカ取付構造体
JP5419741B2 (ja) * 2010-02-17 2014-02-19 本田技研工業株式会社 灯火装置取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014166794A (ja) 2014-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11279435B2 (en) Operation unit structure of straddle-type vehicle, and straddle-type vehicle
US8051938B2 (en) Seat mounting structure for motorcycle, and motorcycle incorporating same
US10625802B2 (en) Rear fender supporting structure of saddle-type vehicle
JP2007091194A (ja) 自動二輪車のエンジン支持構造
JP6130119B2 (ja) 自動二輪車
EP2933175B1 (en) Side mirror for straddled vehicle
JP2019151284A (ja) 鞍乗り型車両用ステー
CN105658510B (zh) 跨乘式车辆的车身框架结构
JP2005082051A (ja) ウインカ装置
JP5639957B2 (ja) 鞍乗型車両用灯火器支持装置
JP6070272B2 (ja) 鞍乗型車両のランプユニット取付構造
JP4609950B2 (ja) ヘッドライト装置
TWI634037B (zh) 跨坐型車輛
US11613324B2 (en) Saddle riding vehicle
JP7177800B2 (ja) ステップ取付構造
EP2711277B1 (en) Frame structure for saddle-riding type automotive vehicle
JP6201510B2 (ja) 自動二輪車のウィンカ取付構造
EP2610150A1 (en) Saddle-ride type vehicle
JP7096134B2 (ja) 鞍乗型車両
WO2017169078A1 (ja) 灯火器装置及び鞍乗型車両
JP6395343B2 (ja) 車両方向指示装置
JP2017121924A (ja) 鞍乗り型車両
JP2009006993A (ja) 車両
JP2017019385A (ja) 鞍乗型車両
JP2024008127A (ja) 鞍乗り型車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6070272

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151