JP6069231B2 - 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、内部に現像剤を収容する現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、内部に現像剤を収容する現像剤収容容器として、特許文献1および2に記載されたようなトナーカートリッジが知られている。特許文献1に記載されたトナーカートリッジは、トナー排出口と、回転する攪拌棒とを備える。攪拌棒は、回転軸と、回転軸から突設される棒状突起とを含む。攪拌棒が回転することで、トナーカートリッジの内部のトナーが撹拌され、トナー排出口からトナーが排出される。
また、特許文献2に記載されたトナーカートリッジは、撹拌パドルを備える。攪拌パドルは、回転軸と、複数の撹拌翼とを含む。攪拌翼は、回転軸から延設された板状部材であり、軸方向に複数配置されている。
特開平08−314250号公報 特開2002−006598号公報
特許文献1および2に記載されたようなトナーカートリッジが長期間放置された場合、内部に収容されたトナーが自重によって締まりやすくなる。この場合、撹拌棒や撹拌パドルなどの撹拌部材の回転トルクが上昇し、撹拌部材の破損が生じてしまう。また、上記のような場合、使用に際してユーザーがトナーカートリッジを振ることによって、トナーをほぐす作業が必要であった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、長期間放置された後であっても、現像剤の撹拌および搬送に必要な負荷の上昇が抑制された現像剤収容容器、およびこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る現像剤収容容器は、円筒状の内周面と、前記内周面によって画定される内部空間と、を備える本体部と、円筒形状を有し、一対の側面と、前記側面に配置された回転軸と、所定の隙間をおいて前記内周面に対向して配置される外周面と、前記外周面の径方向内側に中空状に形成され、現像剤が収容される収容空間と、前記収容空間に連通するように前記外周面に形成されたスリットと、を備え、前記内部空間に配置され、前記回転軸回りに回転可能に前記本体部に支持される回転円筒体と、前記本体部に開口され、前記スリットを介して前記収容空間に連通され、前記現像剤が排出される現像剤排出口と、を有することを特徴とする。
本構成によれば、回転円筒体は、本体部の内部空間において回転可能に支持されている。そして、現像剤は、回転円筒体の収容空間に収容されている。このため、現像剤収容容器が長期間放置され、内部の現像剤が締まった状態であっても、回転円筒体の回転に伴って、収容空間に配置された現像剤が容易に回転移動される。特に、回転円筒体の外周面が所定の隙間をおいて本体部の内周面に対向して配置されているため、本体部の内周面に多量の現像剤が固まって付着することがない。したがって、回転円筒体の回転開始に際して、内周面近傍の現像剤を内周面から引き剥がす力がほぼ不要となり、回転円筒体の回転トルクの上昇が抑制される。この結果、現像剤の撹拌および搬送が安定して実現されるとともに、トルク上昇に伴う回転円筒体の破損が防止される。
上記の構成において、前記スリットは、前記外周面において、前記回転軸の軸方向の一端側から前記現像剤排出口側に向かって傾斜し、かつ、前記軸方向に間隔をおいて複数配置され、前記スリットの前記回転軸回りの回転に伴って、前記収容空間内の前記現像剤が前記現像剤排出口に向かう搬送方向に搬送されることが望ましい。
本構成によれば、回転円筒体の回転が安定して開始されるとともに、現像剤を現像剤排出口に向かって搬送することが可能となる。
上記の構成において、前記スリットは、前記外周面において、前記回転軸の軸方向の一端側から前記現像剤排出口側に向かって傾斜するように、螺旋状に形成され、前記スリットの前記回転軸回りの回転に伴って、前記収容空間内の前記現像剤が前記現像剤排出口に向かう搬送方向に搬送されることが望ましい。
本構成によれば、回転円筒体の回転が安定して開始されるとともに、現像剤を現像剤排出口に向かって搬送することが可能となる。
上記の構成において、前記外周面を前記軸方向に沿って見た場合、前記スリットの開口幅は、隣接するスリット間の前記外周面の幅よりも小さく設定されていることが望ましい。
本構成によれば、本体部の内周面に多量の現像剤が接触することを抑制することができる。
上記の構成において、前記現像剤排出口は、前記外周面の前記軸方向の一端部と他端部との間において、前記回転円筒体に対向して配置され、前記スリットは、前記外周面の一端側から前記現像剤排出口側に向かって第1の傾斜をもって形成された第1スリット部と、前記外周面の他端側から前記現像剤排出口側に向かって前記第1の傾斜と交差する第2の傾斜をもって形成された第2スリット部と、を備えることが望ましい。
本構成によれば、現像剤排出口が軸方向の一端側と他端側との間に配置されている場合であっても、収容空間に収容された現像剤を安定して、現像剤排出口に向かって搬送することができる。
上記の構成において、前記回転円筒体は、前記一対の側面の一方において、前記回転軸と前記側面の外周縁との間に開口される円筒体開口部を備え、前記本体部は、前記一方の側面に対向して配置される壁部であって、前記回転軸を軸支する軸支部と、前記軸支部から径方向に間隔をおいて前記壁部に開口された現像剤充填口と、前記現像剤充填口を封止する封止部材と、を備える壁部を有し、前記回転軸回りの前記回転円筒体の一の回転位置において、前記円筒体開口部が前記現像剤充填口に対向することで、前記本体部の外部と前記収容空間とが連通され、前記収容空間に前記現像剤が充填可能とされることが望ましい。
本構成によれば、回転円筒体が所定の回転位置に配置された場合に、収容空間と本体部の外部とが連通され、現像剤の充填が可能となる。また、回転円筒体の現像剤充填口側の側面がすべて開口されている場合と比較して、現像剤が本体部と接触する面積が低減され、回転円筒体の回転トルクを低減させることが可能となる。更に、現像剤収容容器の使用途中に、封止部材が誤って取り外された場合であっても、現像剤充填口から多量の現像剤がこぼれ出すことが防止される。
上記の構成において、前記本体部は、前記内周面の下端部において、前記軸方向に沿って前記内部空間に連通して延設され、前記収容空間内の前記現像剤が前記スリットを介して流入可能な搬送空間を含み、かつ、下端部に前記現像剤排出口が形成された現像剤搬送部を備え、前記現像剤搬送部に配置され、回転駆動され、前記現像剤排出口に向かって、前記現像剤を搬送する補助搬送部材を更に有することが望ましい。
本構成によれば、回転円筒体の回転によって現像剤が安定して撹拌されたのち、スリットから流出した現像剤で現像剤搬送部が充満される。そして、補助搬送部材の回転によって、現像剤排出口から安定して現像剤を排出することができる。
上記の構成において、前記本体部に配置され、前記回転円筒体および前記補助搬送部材に回転駆動力を同期して伝達する伝達部を備えることが望ましい。
本構成によれば、一の駆動源を備えることによって、回転円筒体および補助搬送部材を回転させることができる。
上記の構成において、前記回転円筒体は、前記外周面から前記回転における径方向内側に向かって所定の厚さを有し、前記スリットの前記搬送方向上流側の端部を画定する前記回転円筒体の壁面が、前記外周面から径方向内側に向かって前記搬送方向上流側に傾斜していることが望ましい。
本構成によれば、回転円筒体の回転立ち上がり時に、スリット近傍に配置された現像剤が壁面によって径方向内側に移動される。このため、回転円筒体の立ち上がり時の回転トルクの上昇を更に抑制することができる。
上記の構成において、前記回転円筒体は、前記外周面から前記回転における径方向内側に所定の厚さをもって配置された内周部を有し、前記スリットの前記搬送方向上流側の端部を画定する前記回転円筒体の壁面が、前記内周部よりも前記径方向内側に突出していることが望ましい。
本構成によれば、回転円筒体において、現像剤排出口に向かう搬送方向への現像剤の搬送力を増大させることが可能となる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、上記の何れか1に記載の現像剤収容容器と、表面に静電潜像が形成されるとともに、現像剤像を担持する像担持体と、前記現像剤収容容器から前記現像剤が補給され、前記像担持体に前記現像剤を供給する現像装置と、前記像担持体からシートに前記現像剤像を転写する転写部と、を有することを特徴とする。
本構成によれば、現像剤収容容器が長期間放置され、内部の現像剤が締まった状態であっても、回転円筒体の回転に伴って、収容空間に配置された現像剤が容易に回転移動される。この結果、現像剤の撹拌および搬送が安定して実現されながら現像剤が現像装置に補給され、シートに対する画像形成動作が実現される。
本発明によれば、長期間放置された後であっても、現像剤の撹拌および搬送に必要な負荷の上昇が抑制された現像剤収容容器、およびこれを備える画像形成装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一部が開放された状態の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す模式的な断面図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の内部構造を示す模式的な平面図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置に現像剤が補給される様子を示す模式的な断面図である。 本発明の一実施形態に係る現像剤収容容器の斜視図(A)、(B)である。 本発明の一実施形態に係る現像剤収容容器の内部の様子を示す斜視図(A)、(B)である。 本発明の一実施形態に係る現像剤収容容器の内部に配置された回転円筒体および補助搬送部材の斜視図(A)、(B)である。 本発明の一実施形態に係る現像剤収容容器の斜視図である。 本発明の一実施形態および変形実施形態に係る現像剤収容容器の外周部を拡大して示した模式的な断面図(A)、(B)および(C)である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。図1及び図2は、本発明の一実施形態に係るプリンター100(画像形成装置)の斜視図である。図3は、図1および図2に示されるプリンター100の内部構造を概略的に示す断面図である。図1乃至図3に示される画像形成装置としてのプリンター100は、いわゆるモノクロプリンター機であるが、他の実施形態において、画像形成装置は、カラープリンター、ファクシミリ装置、これらの機能を備える複合機やトナー画像をシートに形成するための他の装置であってもよい。尚、以下の説明で用いられる「上」や「下」、「前」や「後」、「左」や「右」といった方向を表す用語は、単に、説明の明瞭化を目的とするものであり、画像形成装置の原理を何ら限定するものではない。
プリンター100は、シートSに画像を形成するための様々な装置を収容する筐体101を備える。筐体101は、筐体101の上面を規定する上壁102と、筐体101の底面を規定する底壁103(図3)と、上壁102と底壁103との間の本体後壁105(図3)と、本体後壁105の前方に位置する本体前壁104と、を含む。筐体101は、各種の装置が配置される本体内部空間107を備える。筐体101の本体内部空間107には、シートSが所定の搬送方向に搬送されるシート搬送路PPが延設されている。また、プリンター100は、筐体101に対して開閉自在に装着される開閉カバー100Cを備える。
開閉カバー100Cは、本体前壁104の上方部分である前壁上方部104Bと、上壁102の前方部分である上壁前方部102Bとから構成される。また、開閉カバー100Cは、左右方向の両端部に配置された一対のアーム部108に配置される不図示のヒンジ軸を支点として、上下方向に開閉可能とされる(図2)。開閉カバー100Cの開状態において、本体内部空間107の上方が外部に開放される。一方、開閉カバー200Cの閉状態において、本体内部空間107の上方が、閉塞される。そして、本体内部空間107に形成された現像収容部109に、後記の現像装置20およびトナーコンテナ30が装着される。
上壁102の中央部には、排紙部102Aが配置される。排紙部102Aは、上壁102の前方部分から後方部分にかけて、下方に傾斜した傾斜面からなる。排紙部102Aには、後記の画像形成部120において、画像が形成されたシートSが排出される。また、本体前壁104の上下方向の中央部には、手差しトレイ104Aが配置される。手差トレイ104Aは、下端を支点として、上下に回動可能である(図3の矢印DT)。
図3を参照して、プリンター100は、カセット110と、ピックアップローラー112と、第1給紙ローラー113と、第2給紙ローラー114と、搬送ローラー115と、レジストローラー対116と、画像形成部120と、定着装置130とを備える。
カセット110は、内部にシートSを収容する。カセット110は、リフト板111を備える。リフト板111は、シートSの先頭縁を押し上げるように傾斜する。カセット110は、筐体101に対して、前方に引き出し可能とされる。
ピックアップローラー112は、リフト板111によって押し上げられたシートSの先頭縁上に配置される。ピックアップローラー112が回転すると、シートSはカセット110から引き出される。
第1給紙ローラー113は、ピックアップローラー112の下流に配設され、シートSを更に下流に送り出す。第2給紙ローラー114は、手差しトレイ104Aの支点の内側(後側)に配設され、手差トレイ104A上のシートSを筐体101内に引き込む。
搬送ローラー115は、第1給紙ローラー113、第2給紙ローラー114のシート搬送方向(以下、単に搬送方向ともいう)の下流(以下、単に下流ともいう)に配設される。搬送ローラー115は、第1給紙ローラー113、第2給紙ローラー114によって送り出されたシートSを更に下流へ搬送する。
レジストローラー対116は、シートSの斜め搬送を矯正する機能を有する。これにより、シートS上に形成される画像の位置が調整される。レジストローラー対116は、画像形成部120による画像形成のタイミングに合わせて、シートSを画像形成部120に供給する。
画像形成部120は、感光体ドラム121(像担持体)と、帯電器122と、露光装置123と、現像装置20と、トナーコンテナ30(現像剤収容容器)と、転写ローラー126(転写部)と、クリーニング装置127とを備える。
感光体ドラム121は、円筒形状を有する。感光体ドラム121は、静電潜像が形成される表面を有するとともに、前記表面に該静電潜像に応じたトナー画像(現像剤像)を担持する。帯電器122は、所定の電圧が印加され、感光体ドラム121の周面を略一様に帯電させる。
露光装置123は、帯電器122によって帯電された感光体ドラム121の周面に、レーザー光を照射する。該レーザー光は、プリンター100に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部装置(図示せず)から出力された画像データに従って、照射される。この結果、感光体ドラム121の周面には、画像データに対応する静電潜像が形成される。
現像装置20は、静電潜像が形成された感光体ドラム121の周面にトナーを供給する。トナーコンテナ30は、現像装置20へトナーを補給する。トナーコンテナ30は、現像装置20に対して着脱自在に配設されている。現像装置20がトナーを感光体ドラム121に供給すると、感光体ドラム121の周面に形成された静電潜像が現像(可視化)される。この結果、感光体ドラム121の周面に、トナー画像(現像剤像)が形成される。
転写ローラー126は、感光体ドラム121の下方においてシート搬送路PPを挟んで感光体ドラム121に対向して配置される。転写ローラー126は、感光体ドラム121との間で転写ニップ部Nを形成し、トナー画像をシートSに転写させる。
クリーニング装置127は、シートSへトナー画像が転写された後に、感光体ドラム121の周面に残るトナーを除去する。
定着装置130は、画像形成部120よりも搬送方向下流側に配置され、シートS上のトナー画像を定着させる。定着装置130は、シートS上のトナーを溶融させる加熱ローラー131と、シートSを加熱ローラー131に密着させる圧力ローラー132と、を備える。
プリンター100は、定着装置130の下流に配設された搬送ローラー対133と、搬送ローラー対133の下流に配設された排出ローラー対134と、を更に備える。シートSは、搬送ローラー対133によって上方に搬送され、最終的に、排出ローラー対134によって、筐体101から排出される。筐体101から排出されたシートSは、排紙部102A上に積み重ねられる。
<現像装置について>
図4は、現像装置20の内部構造を示す平面図である。現像装置20は、一方向(現像ローラー21の軸方向、左右方向)に長尺の箱形形状を有する現像ハウジング210(ハウジング)を備える。該現像ハウジング210は、貯留空間220を有する。貯留空間220には、現像ローラー21と、第1攪拌スクリュー23および第2攪拌スクリュー24と、トナー補給口25とが配設されている。本実施形態では、一成分現像方式が適用され、この貯留空間220には、トナーが現像剤として充填されている。一方、二成分現像方式の場合、トナーと磁性体からなるキャリアとが混合されたものが、現像剤として充填される。トナーは、貯留空間220内において攪拌搬送され、静電潜像を現像するために、逐次現像ローラー21から感光体ドラム121に供給される。
現像ローラー21は、現像ハウジング210の長尺方向に延設される円筒形状を有し、外周に回転駆動されるスリーブ部分を有する。
現像ハウジング210の貯留空間220は、不図示の天板によって覆われるとともに、左右方向に延びる仕切り板22によって、左右方向に長尺の第1搬送路221と第2搬送路222とに区画されている。仕切り板22は、現像ハウジング210の左右方向の幅よりも短く、仕切り板22の左端及び右端には、第1搬送路221と第2搬送路222とをそれぞれ連通させる第1連通路223及び第2連通路224が備えられている。これにより、貯留空間220には、第1搬送路221、第2連通路224、第2搬送路222及び第1連通路223に至る循環経路が形成される。トナーは、該循環経路内を図4において反時計回りに搬送される。
トナー補給口25は、前記天板に穿孔された開口部であり、第1搬送路221の左端付近の上方に配置されている。トナー補給口25は、上記の循環経路に対向して配置され、トナーコンテナ30から補給される補給トナー(補給現像剤)を貯留空間220に受け入れる機能を備える。
第1攪拌スクリュー23は、第1搬送路221に配設されている。第1攪拌スクリュー23は、第1回転軸23aと、この第1回転軸23aの周上にスパイラル状に突設された第1螺旋羽根23b(スクリュー羽根)とを含む。第1攪拌スクリュー23は、第1回転軸23a回り(矢印R2)に回転駆動されることで、図4の矢印D1方向にトナーを搬送する。第1攪拌スクリュー23は、トナー補給口25が第1搬送路221に対向する位置を通過するように現像剤を搬送する。これにより、第1攪拌スクリュー23は、トナー補給口25から流入する新しいトナーと、第2搬送路222側から第1搬送路221に搬入されたトナーとを混合しながら搬送する機能を有する。第1攪拌スクリュー23のトナー搬送方向(D1方向)下流側には、第1パドル23cが配設されている。第1パドル23cは、第1回転軸23a上に配設された板状部材である。第1パドル23cは、第1回転軸23aと共に回転され、図4の矢印D4方向に向かって、第1搬送路221から第2搬送路222に、トナーを受け渡す。
第2攪拌スクリュー24は、第2搬送路222に配設されている。第2攪拌スクリュー24は、第2回転軸24aと、この第2回転軸24aの周上にスパイラル状に突設された第2螺旋羽根24bとを含む。第2攪拌スクリュー24は、第2回転軸24a回り(矢印R1)に回転駆動されることで、図4の矢印D2方向にトナーを搬送しながら、現像ローラー21にトナーを供給する。第2攪拌スクリュー24のトナー搬送方向(D2方向)下流側には、第2パドル24cが配設されている。第2パドル24cは、第2回転軸24aと共に回転され、図4の矢印D3方向に向かって、第2搬送路222から第1搬送路221に、トナーを受け渡す。
トナーコンテナ30(図3)は、現像ハウジング210のトナー補給口25の上方に配置されている。トナーコンテナ30は、トナー排出口319(図4、図6(B))を備える。トナー排出口319は、現像装置20のトナー補給口25に対向して、トナーコンテナ30(図6)に配設されている。トナー排出口319から落下したトナーは、トナー補給口25から現像装置20に補給される。
<トナー補給について>
次に、トナー補給口25から新たに補給されるトナーの流れについて説明する。図5は、現像装置20に配設されたトナー補給口25およびトナーコンテナ30に配設されたトナー排出口319付近の断面図である。
トナーコンテナ30のトナー排出口319から供給された補給トナーT2は、第1搬送路221に落下して既存のトナーT1と混合され、第1攪拌スクリュー23により矢印D1方向に搬送される。この際、トナーT1、T2は攪拌され、帯電される。
第1攪拌スクリュー23は、トナー補給口25よりトナー搬送方向下流側に、部分的に現像剤の搬送性能が抑制される抑制パドル28(搬送能力抑制部)を備える。本実施形態では、抑制パドル28は、第1攪拌スクリュー23の隣接する第1螺旋羽根23b間に配置された板状部材である。抑制パドル28が第1回転軸23a回りに回転することで、抑制パドル28よりも上流側から搬送されるトナーは滞留し始める。そして、これらのトナーの滞留は、抑制パドル28の直ぐ上流側であって、トナー補給口25が第1搬送路221に対向する位置まで累積していく。この結果、トナー補給口25の入口付近には、現像剤の滞留部29(現像剤滞留部)が形成される。
トナー補給口25から補給トナーT2が補給され、貯留空間220内のトナー量が増えると、この滞留部29で滞留するトナーがトナー補給口25を塞ぎ(封止し)、それ以上のトナーの補給を抑制する。その後、貯留空間220内のトナーが現像ローラー21から消費され滞留部29で滞留するトナーが減少すると、トナー補給口25を塞いでいたトナーが減り滞留部29とトナー補給口25との間に隙間が生じる。この結果、再び補給トナーT2がトナー補給口25から貯留空間220に流入する。このように、本実施形態では、滞留部29に滞留するトナーの減少に伴って、補給トナー量の受入量が調整される体積補給型のトナー補給形式が採用される。
<トナーコンテナの構造について>
次に、図6乃至図10を参照して、本発明の一実施形態に係るトナーコンテナ30(現像剤収容容器)について説明する。図6は、本発明の一実施形態に係るトナーコンテナ30の斜視図(A)、(B)である。図7は、トナーコンテナ30の内部の様子を示す斜視図(A)、(B)である。図8は、トナーコンテナ30の内部に配置された円筒部33およびスクリュー34の斜視図(A)、(B)である。図9は、トナーコンテナ30の斜視図である。図10は、本発明の一実施形態および変形実施形態に係るトナーコンテナ30の一部(外周部)を拡大して示した模式的な断面図(A)、(B)および(C)である。
図6乃至図9を参照して、トナーコンテナ30は、本体部30Hと、円筒部33(回転円筒体)と、スクリュー34(補助搬送部材)とを備える。トナーコンテナ30は、内部に補給トナーを収容するとともに、現像装置20に補給トナーを供給する。トナーコンテナ30は、プリンター100の筐体101に対して着脱可能とされる。
本体部30Hは、トナーコンテナ30の本体部分である。図6(A)に示すように、本体部30Hは、左右方向を長手方向とする箱型形状を備える。前記長手方向は、後記の円筒部33の回転における軸方向となる。本体部30Hは、円筒状の内周面31S(図7、図10参照)と、内周面31Sによって画定される不図示の内部空間とを備える。本体部30Hは、コンテナ本体31と、蓋部32とを備える。コンテナ本体31は、本体部30Hの下方部分を画定する。蓋部32は、コンテナ本体31の上方に装着され、コンテナ本体31とともに前記内部空間を形成する。図6(A)に示すように、蓋部32は、円筒状の内周面31Sの上方部分を画定するべく円筒面を有している。図7(A)、(B)は、トナーコンテナ30から蓋部32が取り外された状態を示している。なお、上面視で矩形状に形成された鍔部31Wおよび32Wが互いに重ね合わされたのち、該鍔部同士が接着されることで、コンテナ本体31および蓋部32が固定される。
コンテナ本体31は、本体左壁31L(壁部)と、本体右壁31Rと、搬送部311(現像剤搬送部)と、スクリュー軸受部312と、円筒軸受部313(軸支部)と、キャップ314(封止部材)と、駆動伝達部31K(伝達部)と、本体開口部31T(図9)(現像剤充填口)と、を備える。本体左壁31Lおよび本体右壁31Rは、コンテナ本体31の左右の側壁部である。なお、本体左壁31Lは、後記の円筒部33の円筒左壁33Lに対向して配置され、本体右壁31Rは、円筒部33の円筒右壁33Rに対向して配置される。
搬送部311は、コンテナ本体31の内周面31Sの下端部において、円筒部33の回転における軸方向に沿って延設されている。搬送部311は、本体部30Hの内部空間に連通される搬送空間311S(図6(B))を備えている。搬送空間311Sには、後記の収容空間33H内のトナーがスリットI(図7)を介して流入可能とされている。更に、搬送空間311Sには、後記のスクリュー34が配置される。また、搬送部311は、トナー排出口319(現像剤排出口)を備える。トナー排出口319は、搬送部311の下端部の左端側に配置された開口部である。本実施形態では、トナー排出口319は、コンテナ本体31の左端部から右側に所定の間隔をおいた位置に配置されている。トナーコンテナ30内の補給トナーは、トナー排出口319を介して現像装置20に排出される。なお、トナー排出口319の外側には、不図示のシャッターが配置されている。シャッターは左右方向にスライド移動可能とされ、トナー排出口319を開放または封止する。
スクリュー軸受部312は、本体左壁31Lのうち搬送部311の左方部分に相当する位置に配置された軸受部である。スクリュー軸受部312は、後記のスクリュー34のスクリュー軸部341を回転可能に軸支する。
円筒軸受部313は、本体左壁31Lの前後方向の中央部であって、鍔部31Wの下方に配置された軸受部である。なお、円筒軸受部313は、本体部30Hの円筒形状の軸心に位置している。円筒軸受部313は、後記の円筒部33の円筒軸部331を回転可能に軸支する。
キャップ314は、コンテナ本体31の本体開口部31T(図9)を封止するキャップ部材である。
駆動伝達部31Kは、本体右壁31Rに備えられたギア群である。駆動伝達部31Kは、プリンター100の筐体101に配置された不図示のモーターに連結され、円筒部33およびスクリュー34に回転駆動力を同期して伝達する。詳しくは、駆動伝達部31Kは、入力ギア315と、円筒ギア316と、アイドラギア317と、スクリューギア318と、を備える。入力ギア315は、本体右壁31Rの前方かつ下方部分に配置され、上記のモーターに連結される。円筒ギア316は、入力ギア315の上方において入力ギア315に連結されている。円筒ギア316は、本体右壁31Rを貫通して、コンテナ本体31の内部空間に進入され、後記の円筒部33の円筒軸部331に固定されている。アイドラギア317は、入力ギア315の後方において入力ギア315に連結されている。スクリューギア318は、アイドラギア317に連結されたギアであって、本体右壁31Rを貫通して、搬送部311の搬送空間311Sに進入され、後記のスクリュー34のカップリング部342に固定されている。この結果、入力ギア315に入力された回転駆動力が、円筒ギア316およびスクリューギア318からそれぞれ円筒部33およびスクリュー34に伝達される。
本体開口部31T(図9)は、本体左壁31Lに開口された円形状の開口部である。本体開口部31Tは、円筒軸受部313の下方、換言すれば、円筒軸受部313から径方向に間隔をおいて開口されている。本体開口部31Tは、本体部30Hにトナーを充填する充填口として機能する。また、前述のように本体開口部31Tはキャップ314によって封止される。
円筒部33は、本体部30Hの内部空間に配置される円筒形状を有する部材である。円筒部33は、本体部30Hの内部において、トナーを撹拌および搬送する機能を備える。円筒部33は、一対の円筒左壁33Lおよび円筒右壁33R(いずれも側面)と、一対の円筒軸部331(回転軸)と、対向面33F(外周面)と、収容空間33Hと、スリットIと、円筒開口部332(円筒体開口部)と、を備える。
円筒左壁33Lおよび円筒右壁33Rは、円筒部33の軸方向と交差する一対の側面である。円筒部33が本体部30Hに装着されると、円筒左壁33Lおよび円筒右壁33Rは、それぞれ本体左壁31Lおよび本体右壁31Rの内側に所定の隙間をおいて配置される。
一対の円筒軸部331は、円筒左壁33Lおよび円筒右壁33Rに配置される軸部である。前述のように、左側の円筒軸部331はコンテナ本体31の本体左壁31Lに軸支される。一方、右側の円筒軸部331は、本体右壁31Rに備えられた円筒ギア316に連結されている。この結果、円筒部33が、円筒軸部331回りに回転可能にコンテナ本体31に支持される。なお、円筒部33は、図8(A)、(B)の矢印方向に円筒軸部331回りに回転される。
対向面33Fは、円筒形状の円筒部33の外周面である。対向面33Fは、所定の隙間をおいて本体部30Hの内周面31Sに対向して配置される(図10(A)参照)。円筒部33の回転における軸方向と直交する断面視において、内周面31Sおよび対向面33Fは互いに相似関係の円形からなる。本体部30Hの内周面31Sと対向面33Fとの間の隙間は、5mm以下の微小な隙間に設定されている。前述のように、蓋部32にも内周面31Sを形成する円筒面が備えられているため、周方向全体にわたって、前記隙間が略一定に保持されている。収容空間33Hは、対向面33Fの径方向内側に中空状に形成された空間である。収容空間33Hには、補給トナーが収容される。
スリットI(図7(A))は、収容空間33Hに連通するように対向面33Fに形成されたスリットである。スリットIは、対向面33Fにおいて、軸方向の一端側からトナー排出口319側に向かって傾斜し、かつ、軸方向に間隔をおいて複数配置されている。図8(A)、(B)を参照して、本実施形態では、スリットIは、円筒搬送部33A(第1スリット部)と、円筒逆送部33B(第2スリット部)と、円筒排出部33Cとに分類される。円筒排出部33Cは、軸方向において、トナー排出口319と同じ位置に配置されている。
前述のトナー排出口319は、円筒部33の対向面33Fの右端部と左端部との間において、対向面33Fに対向して配置されている。このため、円筒搬送部33Aと円筒逆送部33Bとは、逆方向にトナーを搬送する。円筒搬送部33Aは、対向面33Fの右端側からトナー排出口319側(円筒排出部33C側)に向かって第1の傾斜をもって形成されたスリットである。一方、円筒逆送部33Bは、対向面33Fの左端側からトナー排出口319側に向かって前記第1の傾斜と交差する第2の傾斜をもって形成されたスリットである。
円筒排出部33Cは、円筒搬送部33Aと円筒逆送部33Bとの間に形成される三角形状からなるスリットである。図8(B)の矢印に示すように、円筒部33が円筒軸部331回りに回転されると、円筒排出部33Cを画定する2つの斜辺が収容空間33H内のトナーを円筒部33の径方向外側に押し出す。該トナーは、後記のスクリュー34のパドル34Cに受け渡され、トナー排出口319から排出される。
また、上記のように、対向面33FにスリットIが複数形成されることで、対向面33Fの一部に、搬送片330(図7(A))が形成される。搬送片330は、軸方向に隣接して配置される。搬送片330は、隣接するスリットI同士の間の対向面33Fに相当する。スリットIの回転、換言すれば、搬送片330の回転に伴って、収容空間33H内のトナーがトナー排出口319に向かう搬送方向に搬送される。
なお、本実施形態では、対向面33Fを軸方向に沿って見た場合、スリットIの開口幅は、搬送片330の幅よりも小さく設定されている。このため、収容空間33H内に収容されるトナーが、本体部30Hの内周面31Sに接触する面積が低減される。なお、本実施形態では、前述の本体部30Hの内周面31Sと円筒部33の対向面33Fとの間の隙間は、円筒搬送部33Aおよび円筒逆送部33Bの軸方向のスリット開口幅よりも小さく設定されている。
また、本実施形態では、複数のスリットIが平行に切り欠かれており、隣接する搬送片330は、連接部33M(図8(A))において軸方向に連接されている。他の実施形態において、スリットが対向面33F上において連続的に傾斜して形成されることで、前記スリットが螺旋状に配置されてもよい。
円筒開口部332は、円筒左壁33Lに開口された円形状の開口部である。図8(A)を参照して、円筒開口部332は、円筒軸部331と本体左壁31Lの外周縁との間に開口されている。
スクリュー34は、搬送部311に配置され、回転駆動されることで、トナー排出口319に向かってトナーを搬送する。また、スクリュー34は、トナー排出口319からトナーを排出する機能を備える。図8(A)、(B)を参照して、スクリュー34は、左右方向に延びる軸部と、該軸部の周囲に配設された螺旋部材とからなる。スクリュー34は、スクリュー搬送部34Aと、スクリュー逆送部34Bと、パドル34Cと、スクリュー軸部341と、カップリング部342とを備える。
スクリュー搬送部34Aは、円筒部33の円筒搬送部33Aに対向して配置される螺旋部分である。スクリュー搬送部34Aは、搬送部311の右側端部からトナー排出口319に向かってトナーを搬送する。同様に、スクリュー逆送部34Bは、円筒部33の円筒逆送部33Bに対向して配置される螺旋部分である。スクリュー逆送部34Bは、搬送部311の左側端部からトナー排出口319に向かってトナーを搬送する。パドル34Cは、スクリュー搬送部34Aとスクリュー逆送部34Bとの間において、円筒排出部33Cおよびトナー排出口319に対向して、前記軸部上に配置される板状部材である。スクリュー軸部341は、スクリュー逆送部34Bの左端部に配置された前記軸部の先端部であり、コンテナ本体31のスクリュー軸受部312に軸支される。カップリング部342は、スクリュー搬送部34Aの右端側の軸部に配置されたカップリング部材であり、コンテナ本体31のスクリューギア318に連結されている。
更に、トナーコンテナ30は、トナーセンサー310を備える(図6(A)、(B))。トナーセンサー310は、トナー排出口319の上方においてコンテナ本体31の後側の側壁に配置されるセンサーである。トナーセンサー310は、透磁率センサーである。トナーセンサー310は、収容空間33H内のトナーを検出し、HIGH信号(+5V)を出力する。また、トナーセンサー310の周辺にトナーが存在しない場合には、トナーセンサー310はLOW信号(0V)を出力する。トナーセンサー310の出力信号は、不図示の制御部によって参照される。なお、トナーセンサー310は透磁率センサーであるため、圧力センサーのようにセンサー面が直接トナーに接触する必要がない。このため、本実施形態のように、円筒部33の外周面(対向面33F)が、本体部30Hの内周面31Sの近傍を周回する場合であっても、トナーセンサー310と円筒部33とが接触することが防止される。また、予めトナーセンサー310の検知範囲が適切に設定されることで、トナーセンサー310が円筒部33の内側に貯留されたトナーの有無を検知することが可能となる。なお、他の実施形態において、トナーセンサー310は、コンテナ本体31の外壁に対向するようにプリンター100の筐体101側に配置されてもよい。更に、トナーセンサー310の配置は、コンテナ本体31の後側の側壁に限定されるものではない。他の実施形態において、トナーセンサーは、蓋部32や搬送部311に配置されてもよい。
図8(A)および図9を参照して、トナーコンテナ30の製造段階において、コンテナ本体31の内部に、円筒部33およびスクリュー34が装着されたのち、コンテナ本体31の上面部に蓋部32が固定される。そして、キャップ314が本体開口部31Tから取り外された状態で、作業者または不図示の治具によって入力ギア315(図6(B))が回転される。やがて、円筒軸部331(図8(A))回りの円筒部33の一の回転位置において、円筒開口部332が本体開口部31Tに対向することで、本体部30Hの外部と収容空間33Hとが連通される。この結果、収容空間33Hにトナーを充填することが可能となる。その後、キャップ314が本体開口部31Tに装着、固定されることで、トナーコンテナ30へのトナーの充填が完了する。
トナーコンテナ30の輸送時には、トナーコンテナ30に加わる振動によって、充填されたトナーが徐々に締まっていくため、トナーの密度が高くなる。また、プリンター100において長期間トナーコンテナ30が使用されていない場合などでも、同様にトナーが締まっていく現象が発生する。従来のように、回転軸に固定された板状のパドルがトナーコンテナ内で回転する場合、パドルの回転トルクが異常に上昇し、トナーの撹拌作用が十分行われにくい。また、トナーコンテナの内壁近傍に配置されたトナーが流動しにくいため、パドルに過剰な負荷がかかり、パドルが破損するという問題があった。
一方、本実施形態に係るトナーコンテナ30によれば、不図示の制御部がトナーセンサー310(図6)の出力に応じて、不図示のモーターを回転駆動させると、入力ギア315を介して円筒部33が回転する。この際、トナーは円筒部33の内側の収容空間33Hに収容されているため、トナーが容易に回転移動される。特に、図10(A)に示すように、円筒部33の対向面33Fが僅かな隙間をおいてコンテナ本体31の内周面31Sに対向して配置されているため、内周面31Sに多量のトナーが固まって付着することがない。したがって、円筒部33の回転開始に際して、内周面31S近傍のトナーを内周面31Sから引き剥がす力がほぼ不要となり、円筒部33の回転トルクの上昇が抑制される。また、スリットI近傍に配置された僅かなトナーは、搬送片330の搬送面33Gによって図10(A)の矢印に示す搬送方向に移動される。この結果、トナーの撹拌および搬送が安定して実現される。そして、円筒搬送部33Aおよび円筒逆送部33B(図8(A))の搬送力によって、収容空間33H内のトナーはトナー排出口319の上方に向かって安定して搬送される。この結果、多くの場合、トナーコンテナ30の使用に際して、ユーザーが予めトナーコンテナ30を振る必要がない。
そして、円筒搬送部33Aと円筒逆送部33Bとが隣接する領域に搬送されたトナーは、円筒排出部33Cの回転力によってパドル34Cに受け渡されたのち、パドル34Cの回転力によってトナー排出口319から排出される。また、円筒搬送部33Aおよび円筒逆送部33BのスリットIから搬送部311に落下したトナーは、スクリュー34によってトナー排出口319まで搬送されたのち、同様に、トナー排出口319から排出される。特に、本実施形態では、搬送部311の搬送空間311S(図6(B))が軸方向に沿ってトナーで充満されやすいため、トナー排出口319から排出されるトナーの流量を所定の値に維持することが可能となる。したがって、トナー排出口319から現像装置20に安定してトナーを補給することができる。また、搬送部311の搬送空間311Sと比較して、円筒部33の収容空間33Hが大きく設定されているため、搬送空間311Sがトナーでいっぱいの場合には、トナーが収容空間33H内を空回りすることが可能となる。したがって、過剰なトナーが搬送空間311Sに流入し、搬送部311内でトナーが凝集することが防止される。
また、本実施形態では、前述のように、対向面33Fを軸方向に沿って見た場合、スリットIの開口幅は、搬送片330の幅よりも小さく設定されている。このため、収容空間33H内に収容されるトナーが、本体部30Hの内周面31Sに接触する面積が低減され、円筒部33の回転トルクが更に低減される。
更に、円筒部33の左右方向の側面は、円筒開口部332を除いて、円筒左壁33Lおよび円筒右壁33Rによって塞がれている。このため、円筒部33の側面がすべて開口されている場合と比較して、トナーが本体部30Hと接触する面積が低減され、円筒部33の回転トルクを更に低減させることが可能となる。
また、円筒開口部332は、円筒左壁33Lの周方向の一部に開口されている(図8(A))。このため、トナーコンテナ30の使用途中に、キャップ314が誤って取り外された場合であっても、多くの場合、本体開口部31Tの内側には円筒左壁33Lの壁面が対向して配置される。したがって、本体開口部31Tから多量のトナーがこぼれ出すことが防止される。
以上、本発明の実施形態に係るトナーコンテナ30およびこれらを備えたプリンター100について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を採用することができる。
(1)上記の実施形態では、図10(A)に示すように、円筒部33の径方向の厚さからなる搬送片330の搬送面33Gが対向面33Fに対して直交するように配置される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図10(B)に示すように、スリットIの搬送方向上流側の端部を画定する円筒部の壁面(搬送面33GP)が、対向面33FPから径方向内側に向かって搬送方向上流側に傾斜している態様でもよい。この場合、円筒部33の回転立ち上がり時に、スリットI近傍に配置されたトナーが搬送面33GPによって径方向内側に移動される。このため、円筒部33の立ち上がり時の回転トルクの上昇を更に抑制することができる。更に、図10(C)に示すように、スリットIの搬送方向上流側の端部を画定する円筒部の壁面(搬送面33GQ)が、搬送片330の内周部33Jよりも径方向内側に突出している態様でもよい。すなわち、搬送片330Qの搬送方向先端側には、径方向内側に突出する突起部33Tが備えられている。この場合、トナー排出口319に向かう搬送方向へのトナーの搬送力を増大させることが可能となる。
(2)また、上記の実施形態では、トナーコンテナ30が搬送部311およびスクリュー34を備える態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。トナーコンテナ30は、本体部30Hおよび円筒部33のみからなる態様でもよい。この場合、コンテナ本体31の底面にトナー排出口319が開口され、円筒部33の回転力によってトナー排出口319からトナーが排出される。
(3)また、上記の実施形態では、トナー排出口319は搬送部311の左端部よりも右側の位置に開口される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。トナー排出口319は、コンテナ本体31の軸方向の一端部に開口されるものでもよい。この場合、円筒部33またはスクリュー34は、一の方向にトナーを搬送するスリットIを備えればよい。また、スリットIの形状は上記に限定されるものではない、複数の開口部が周方向または軸方向に隣接して配置されるものでもよい。
100 プリンター(画像形成装置)
20 現像装置
30 トナーコンテナ(現像剤収容容器)
30H 本体部
31 コンテナ本体
310 トナーセンサー
311 搬送部(現像剤搬送部)
312 スクリュー軸受部
313 円筒軸受部(軸支部)
314 キャップ(封止部材)
315 入力ギア
316 円筒ギア
317 アイドラギア
318 スクリューギア
319 トナー排出口(現像剤排出口)
31K 駆動伝達部(伝達部)
31L 本体左壁(壁部)
31R 本体右壁
31S 内周面
31T 本体開口部(現像剤充填口)
32 蓋部
33 円筒部(回転円筒体)
330 搬送片
331 円筒軸部(回転軸)
332 円筒開口部(円筒体開口部)
33A 円筒搬送部(第1スリット部)
33B 円筒逆送部(第2スリット部)
33C 円筒排出部
33F 対向面(外周面)
33G 搬送面
33H 収容空間
33L 円筒左壁(側面)
33M 連接部
33R 円筒右壁(側面)
34 スクリュー(補助搬送部材)
34A スクリュー搬送部
34B スクリュー逆送部
34C パドル
341 スクリュー軸部
342 カップリング部
I スリット

Claims (10)

  1. 円筒状の内周面と、前記内周面によって画定される内部空間と、を備える本体部と、
    円筒形状を有し、一対の側面と、前記側面に配置された回転軸と、所定の隙間をおいて前記内周面に対向して配置される外周面と、前記外周面の径方向内側に中空状に形成され、現像剤が収容される収容空間と、前記収容空間に連通するように前記外周面に形成されたスリットと、を備え、前記内部空間に配置され、前記回転軸回りに回転可能に前記本体部に支持される回転円筒体と、
    前記本体部に開口され、前記スリットを介して前記収容空間に連通され、前記現像剤が排出される現像剤排出口と、
    を有し、
    前記回転円筒体は、前記一対の側面の一方において、前記回転軸と前記側面の外周縁との間に開口される円筒体開口部を備え、
    前記本体部は、前記一方の側面に対向して配置される壁部であって、前記回転軸を軸支する軸支部と、前記軸支部から径方向に間隔をおいて前記壁部に開口された現像剤充填口と、前記現像剤充填口を封止する封止部材と、を備える壁部を有し、
    前記回転軸回りの前記回転円筒体の一の回転位置において、前記円筒体開口部が前記現像剤充填口に対向することで、前記本体部の外部と前記収容空間とが連通され、前記収容空間に前記現像剤が充填可能とされることを特徴とする現像剤収容容器。
  2. 円筒状の内周面と、前記内周面によって画定される内部空間と、を備える本体部と、
    円筒形状を有し、一対の側面と、前記側面に配置された回転軸と、所定の隙間をおいて前記内周面に対向して配置される外周面と、前記外周面の径方向内側に中空状に形成され、現像剤が収容される収容空間と、前記収容空間に連通するように前記外周面に形成されたスリットと、を備え、前記内部空間に配置され、前記回転軸回りに回転可能に前記本体部に支持される回転円筒体と、
    前記本体部に開口され、前記スリットを介して前記収容空間に連通され、前記現像剤が排出される現像剤排出口と、
    を有し、
    前記スリットは、前記外周面において、前記回転軸の軸方向の一端側から前記現像剤排出口側に向かって傾斜し、かつ、前記軸方向に間隔をおいて複数配置され、
    前記スリットの前記回転軸回りの回転に伴って、前記収容空間内の前記現像剤が前記現像剤排出口に向かう搬送方向に搬送され
    前記外周面を前記軸方向に沿って見た場合、前記スリットの開口幅は、隣接するスリット間の前記外周面の幅よりも小さく設定されていることを特徴とする現像剤収容容器
  3. 円筒状の内周面と、前記内周面によって画定される内部空間と、を備える本体部と、
    円筒形状を有し、一対の側面と、前記側面に配置された回転軸と、所定の隙間をおいて前記内周面に対向して配置される外周面と、前記外周面の径方向内側に中空状に形成され、現像剤が収容される収容空間と、前記収容空間に連通するように前記外周面に形成されたスリットと、を備え、前記内部空間に配置され、前記回転軸回りに回転可能に前記本体部に支持される回転円筒体と、
    前記本体部に開口され、前記スリットを介して前記収容空間に連通され、前記現像剤が排出される現像剤排出口と、
    を有し、
    前記スリットは、前記外周面において、前記回転軸の軸方向の一端側から前記現像剤排出口側に向かって傾斜するように、螺旋状に形成され、
    前記スリットの前記回転軸回りの回転に伴って、前記収容空間内の前記現像剤が前記現像剤排出口に向かう搬送方向に搬送され
    前記外周面を前記軸方向に沿って見た場合、前記スリットの開口幅は、隣接するスリット間の前記外周面の幅よりも小さく設定されていることを特徴とする現像剤収容容器
  4. 円筒状の内周面と、前記内周面によって画定される内部空間と、を備える本体部と、
    円筒形状を有し、一対の側面と、前記側面に配置された回転軸と、所定の隙間をおいて前記内周面に対向して配置される外周面と、前記外周面の径方向内側に中空状に形成され、現像剤が収容される収容空間と、前記収容空間に連通するように前記外周面に形成されたスリットと、を備え、前記内部空間に配置され、前記回転軸回りに回転可能に前記本体部に支持される回転円筒体と、
    前記本体部に開口され、前記スリットを介して前記収容空間に連通され、前記現像剤が排出される現像剤排出口と、
    を有し、
    前記スリットは、前記外周面において、前記回転軸の軸方向の一端側から前記現像剤排出口側に向かって傾斜し、かつ、前記軸方向に間隔をおいて複数配置され、
    前記スリットの前記回転軸回りの回転に伴って、前記収容空間内の前記現像剤が前記現像剤排出口に向かう搬送方向に搬送され、
    前記現像剤排出口は、前記外周面の前記軸方向の一端部と他端部との間において、前記回転円筒体に対向して配置され、
    前記スリットは、前記外周面の一端側から前記現像剤排出口側に向かって第1の傾斜をもって形成された第1スリット部と、前記外周面の他端側から前記現像剤排出口側に向かって前記第1の傾斜と交差する第2の傾斜をもって形成された第2スリット部と、を備えることを特徴とする現像剤収容容器。
  5. 円筒状の内周面と、前記内周面によって画定される内部空間と、を備える本体部と、
    円筒形状を有し、一対の側面と、前記側面に配置された回転軸と、所定の隙間をおいて前記内周面に対向して配置される外周面と、前記外周面の径方向内側に中空状に形成され、現像剤が収容される収容空間と、前記収容空間に連通するように前記外周面に形成されたスリットと、を備え、前記内部空間に配置され、前記回転軸回りに回転可能に前記本体部に支持される回転円筒体と、
    前記本体部に開口され、前記スリットを介して前記収容空間に連通され、前記現像剤が排出される現像剤排出口と、
    を有し、
    前記スリットは、前記外周面において、前記回転軸の軸方向の一端側から前記現像剤排出口側に向かって傾斜するように、螺旋状に形成され、
    前記スリットの前記回転軸回りの回転に伴って、前記収容空間内の前記現像剤が前記現像剤排出口に向かう搬送方向に搬送され、
    前記現像剤排出口は、前記外周面の前記軸方向の一端部と他端部との間において、前記回転円筒体に対向して配置され、
    前記スリットは、前記外周面の一端側から前記現像剤排出口側に向かって第1の傾斜をもって形成された第1スリット部と、前記外周面の他端側から前記現像剤排出口側に向かって前記第1の傾斜と交差する第2の傾斜をもって形成された第2スリット部と、を備えることを特徴とする現像剤収容容器
  6. 前記本体部は、前記内周面の下端部において、前記軸方向に沿って前記内部空間に連通して延設され、前記収容空間内の前記現像剤が前記スリットを介して流入可能な搬送空間を含み、かつ、下端部に前記現像剤排出口が形成された現像剤搬送部を備え、
    前記現像剤搬送部に配置され、回転駆動され、前記現像剤排出口に向かって、前記現像剤を搬送する補助搬送部材を更に有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の現像剤収容容器。
  7. 前記本体部に配置され、前記回転円筒体および前記補助搬送部材に回転駆動力を同期して伝達する伝達部を備えることを特徴とする請求項に記載の現像剤収容容器。
  8. 円筒状の内周面と、前記内周面によって画定される内部空間と、を備える本体部と、
    円筒形状を有し、一対の側面と、前記側面に配置された回転軸と、所定の隙間をおいて前記内周面に対向して配置される外周面と、前記外周面の径方向内側に中空状に形成され、現像剤が収容される収容空間と、前記収容空間に連通するように前記外周面に形成されたスリットと、を備え、前記内部空間に配置され、前記回転軸回りに回転可能に前記本体部に支持される回転円筒体と、
    前記本体部に開口され、前記スリットを介して前記収容空間に連通され、前記現像剤が排出される現像剤排出口と、
    を有し、
    前記スリットは、前記外周面において、前記回転軸の軸方向の一端側から前記現像剤排出口側に向かって傾斜し、かつ、前記軸方向に間隔をおいて複数配置され、
    前記スリットの前記回転軸回りの回転に伴って、前記収容空間内の前記現像剤が前記現像剤排出口に向かう搬送方向に搬送され、
    前記回転円筒体は、前記外周面から前記回転における径方向内側に向かって所定の厚さを有し、
    前記スリットの前記搬送方向上流側の端部を画定する前記回転円筒体の壁面が、前記外周面から径方向内側に向かって前記搬送方向上流側に傾斜していることを特徴とする現像剤収容容器
  9. 円筒状の内周面と、前記内周面によって画定される内部空間と、を備える本体部と、
    円筒形状を有し、一対の側面と、前記側面に配置された回転軸と、所定の隙間をおいて前記内周面に対向して配置される外周面と、前記外周面の径方向内側に中空状に形成され、現像剤が収容される収容空間と、前記収容空間に連通するように前記外周面に形成されたスリットと、を備え、前記内部空間に配置され、前記回転軸回りに回転可能に前記本体部に支持される回転円筒体と、
    前記本体部に開口され、前記スリットを介して前記収容空間に連通され、前記現像剤が排出される現像剤排出口と、
    を有し、
    前記スリットは、前記外周面において、前記回転軸の軸方向の一端側から前記現像剤排出口側に向かって傾斜し、かつ、前記軸方向に間隔をおいて複数配置され、
    前記スリットの前記回転軸回りの回転に伴って、前記収容空間内の前記現像剤が前記現像剤排出口に向かう搬送方向に搬送され、
    前記回転円筒体は、前記外周面から前記回転における径方向内側に所定の厚さをもって配置された内周部を有し、
    前記スリットの前記搬送方向上流側の端部を画定する前記回転円筒体の壁面が、前記内周部よりも前記径方向内側に突出していることを特徴とする現像剤収容容器
  10. 請求項1乃至の何れか1項に記載の現像剤収容容器と、
    表面に静電潜像が形成されるとともに、現像剤像を担持する像担持体と、
    前記現像剤収容容器から前記現像剤が補給され、前記像担持体に前記現像剤を供給する現像装置と、
    前記像担持体からシートに前記現像剤像を転写する転写部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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