JP6067538B2 - 画像形成システム及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システム及び画像形成方法に関し、詳しくは、秘匿情報に対するユーザーの認識不足を防止するとともに、秘匿情報を一元管理することが可能な画像形成システム及び画像形成方法に関する。
従来より、秘匿情報に関する技術は、数多く存在する。例えば、特開2006−174172号公報(特許文献1)には、予め印刷された印刷物の秘匿情報に黒塗りで塗り潰して黒塗り部分を付与して出力する技術が開示されている。
又、特開2007−174102号公報(特許文献2)には、文書の機密レベルにより警告レベルを切り替える技術が開示されている。
又、特開2007−253507号公報(特許文献3)には、機密保持のために、シュレッダーによる廃棄でなく、機密文書上の文面を復元不可能な機密保持とする技術が開示されている。
又、特開2009−980号公報(特許文献4)には、文書を保存する際に、秘密情報の公開範囲を、ユーザーに応じて変更する技術が開示されている。
又、特開2009−69453号公報(特許文献5)には、印刷してから所定時間を経過している記録用紙の印刷面のみを黒塗りする技術が開示されている。
又、特開2011−62819号公報(特許文献6)には、塗り潰しパターンをランダムなパターンとして、低コストで、容易に、判読性を落とす技術が開示されている。
又、特開2008−234441号公報(特許文献7)には、印刷ジョブ名に含まれる機密情報の漏洩を効率よく行う技術が開示されている。
特開2006−174172号公報 特開2007−174102号公報 特開2007−253507号公報 特開2009−980号公報 特開2009−69453号公報 特開2011−62819号公報 特開2008−234441号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、予め印字された文書に対する秘密保持の技術である。又、特許文献2に記載の技術では、不正コピーを防止するための技術である。又、特許文献3に記載の技術では、機密文書を廃棄する前に黒塗りする技術である。又、特許文献4に記載の技術では、秘密情報の公開範囲がユーザーに委ねられているため、確実な機密情報の漏洩を防止出来ない。又、特許文献5に記載の技術では、印刷面の時刻データを読み取って処理する技術である。又、特許文献6に記載の技術では、パターンを工夫する技術である。又、特許文献7に記載の技術では、予め所定の許可キーワードを登録しておき、それに基づいて合致しない箇所を全て伏字にする技術である。
ところで、秘匿情報について、各ユーザー毎に認識が共通していないことが一般的であり、例えば、一方のユーザーAにとって所定の情報は秘匿情報と認識されるものの、他方のユーザーBにとって同一の情報は秘匿情報でないと認識される場合がある。その場合、ユーザーによって、秘匿情報が統一されない印刷物が生じるという問題がある。特に、一つの会社(組織)において、社外に開示する印刷物では、秘匿情報の統一がセキュリティーの観点で特に大きな問題となる。上述の特許文献1−7に記載の技術では、その問題を解決することが出来ない。
そこで、本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、秘匿情報に対するユーザーの認識不足を防止するとともに、秘匿情報を一元管理することが可能な画像形成システム及び画像形成方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像形成システムは、ネットワークを介して通信可能に接続されたサーバーと画像形成装置とを備える画像形成システムであって、以下の構成を採用する。
前記画像形成装置は、画像データに基づいて画像形成を実行する画像形成手段と、前記画像形成手段において、画像データに基づいて画像形成される際に、当該画像形成に対して秘匿モードが設定されたか否かを判定し、前記判定の結果、前記秘匿モードが設定されている場合に、前記サーバーに前記画像データを送信する秘匿モード判定手段とを備え、前記サーバーは、前記画像データを受信すると、当該画像データ内の文字情報に、前記サーバーの所定のメモリーに予め登録された秘匿情報が存在するか否かを判定する秘匿情報判定手段と、前記判定の結果、前記文字情報に前記秘匿情報が存在する場合に、当該存在した文字情報に秘匿加工を施し、当該秘匿加工された画像データを前記画像形成装置に送信する秘匿情報加工手段とを備える。
又、前記画像形成装置は、前記秘匿加工された画像データをユーザーに表示し、ユーザーから、当該画像データに対する新たな秘匿情報の追加・削除を受け付けると、当該秘匿情報の追加・削除に対応して前記画像データを加工し、前記画像形成手段によって、前記加工後の画像データに基づいて画像形成を実行させ、当該画像形成が完了すると、その旨および前記追加・削除した秘匿情報を前記サーバーに通知する表示受付手段とを更に備える。
、前記サーバーは、前記通知を受けると、新たな秘匿情報の追加・削除が行われた場合に、当該追加・削除が行われた秘匿情報を、予め登録された管理者用の端末装置に、ネットワークを介して通知し、前記管理者用の端末装置から、前記追加・削除が行われた秘匿情報の登録を受け付けると、当該追加・削除が行われた秘匿情報を、前記サーバーの所定のメモリーに登録設定する秘匿情報管理手段を更に備える。
又、本発明は、ネットワークを介して通信可能に接続されたサーバーと画像形成装置とを備える画像形成システムの画像形成方法として提供することが出来る。
即ち、前記画像形成装置は、画像データに基づいて画像形成を実行する画像形成ステップと、前記画像形成ステップにおいて、画像データに基づいて画像形成される際に、当該画像形成に対して秘匿モードが設定されたか否かを判定し、前記判定の結果、前記秘匿モードが設定されている場合に、前記サーバーに前記画像データを送信する秘匿モード判定ステップとを備え、前記サーバーは、前記画像データを受信すると、当該画像データ内の文字情報に、前記サーバーの所定のメモリーに予め登録された秘匿情報が存在するか否かを判定する秘匿情報判定ステップと、前記判定の結果、前記文字情報に前記秘匿情報が存在する場合に、当該存在した文字情報に秘匿加工を施し、当該秘匿加工された画像データを前記画像形成装置に送信する秘匿情報加工ステップとを備え、前記画像形成装置は、前記秘匿加工された画像データをユーザーに表示し、ユーザーから、当該画像データに対する新たな秘匿情報の追加・削除を受け付けると、当該秘匿情報の追加・削除に対応して前記画像データを加工し、前記画像形成ステップによって、前記加工後の画像データに基づいて画像形成を実行させ、当該画像形成が完了すると、その旨および前記追加・削除した秘匿情報を前記サーバーに通知する表示受付ステップと、を更に備え、前記サーバーは、前記通知を受けると、新たな秘匿情報の追加・削除が行われた場合に、当該追加・削除が行われた秘匿情報を、予め登録された管理者用の端末装置に、ネットワークを介して通知し、前記管理者用の端末装置から、前記追加・削除が行われた秘匿情報の登録を受け付けると、当該追加・削除が行われた秘匿情報を、前記サーバーの所定のメモリーに登録設定する秘匿情報管理ステップを更に備える。このような構成であっても、上述と同様の効果を得ることが可能となる。
又、本発明は、電気通信回線などを介して個別に流通する、コンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することができる。この場合、中央演算処理装置(CPU)が、本発明のプログラムに従ってCPU以外の各回路と協働して制御動作を実現する。又、前記プログラム及びCPUを用いて実現される各手段は、専用のハードウェアを用いて構成することもできる。又、当該プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された状態で流通させることも可能である。
本発明の画像形成システム及び画像形成方法によれば、秘匿情報に対するユーザーの認識不足を防止するとともに、秘匿情報を一元管理することが可能となる。
本発明に係る画像形成システムの全体構成を示す概念図である。 本発明に係る複合機の操作部の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る画像形成システムの制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態における画像形成システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すためのフローチャートである。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の一例を示す図(図6(A))と、本発明の実施形態の秘匿情報の照合処理とテーブルの一例を示す図(図6(B))である。 本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された秘匿情報加工画面の一例を示す図(図7(A))と、本発明の実施形態の管理者用の端末装置に表示された追加削除登録画面の一例を示す図(図7(B))である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の画像形成システムの実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベットSはステップを意味する。
<画像形成システム>
以下に、本発明の実施形態に係る画像形成システムについて説明する。図1は、本発明に係る画像形成システムの全体構成を示す概念図である。但し、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
本発明の画像形成システム1は、ネットワーク300を介して通信可能に接続されたサーバー301aと画像形成装置100とを備えている。又、ネットワーク300は、他の端末装置301bとも通信可能に接続される。
ここで、本発明の画像形成装置100は、例えば、プリンタやスキャナ単体、あるいはプリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機等が該当し、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を備えた画像形成装置として機能する。
以下に、例えば、コピー機能を利用する場合の複合機100(MFP:Multi Function Peripheral)の動作を簡単に説明する。
先ず、ユーザーが複合機100を利用する場合、原稿を筐体部の上面に備えられている原稿台101に載置する。続いて、ユーザーは、前記原稿台101近傍に備えられている操作部102(操作パネル)を操作して、画像形成に関する設定条件の入力を当該操作部102の操作画面から入力する。そして、ユーザーが、前記操作部102に設けられたスタートキーを押下すると、複合機100が画像形成(印刷処理)を開始する。
次に、画像読取部103において、光源104から照射された光が、前記原稿台101に置かれた原稿に反射される。反射された光は、ミラー105、106、107によって撮像素子108に導かれる。導かれた光は前記撮像素子108により光電変換されて、前記原稿に対応する画像データが生成される。
ここで、前記生成された画像データは、通信部200により、ネットワーク300を介して接続されたサーバー301aに送信され、当該サーバー301aで所定の処理がされて、返信される。
さて、前記画像データに基づいてトナー像を形成する部分が画像形成部109である。前記画像形成部109には感光体ドラム110が備えられている。前記感光体ドラム110は、一定速度で所定の方向に回転し、その周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器111、露光ユニット112、現像器113、転写器114、クリーニングユニット115などが配置されている。
前記帯電器111は、前記感光体ドラム110表面を一様に帯電させる。前記露光ユニット112は、帯電された感光体ドラム110の表面に、前記画像データに基づいてレーザーを照射し、静電潜像を形成する。前記現像器114は、形成された静電潜像に、トナーを付着させてトナー像を形成する。形成されたトナー像は、前記転写器114により、記録媒体(例えば、用紙、シート)に転写される。前記クリーニングユニット115は、前記感光体ドラム110の表面に残された余分なトナーを取り除く。これらの一連のプロセスは、前記感光体ドラム110が回転することにより実行される。
前記シートは、複合機100に備えられた複数の給紙カセット116から搬送される。搬送される時は、前記シートは、ピックアップローラ117により何れか1つの給紙カセット116から搬送路へ引き出される。各給紙カセット116には、それぞれ異なる紙種のシートが収容されており、画像形成に関する設定条件に基づいてシートが給紙される。
搬送路に引き出されたシートは、搬送ローラ118やレジストローラ119により感光体ドラム110と転写器114の間に送り込まれる。送り込まれると、前記シートは前記転写器114により前記トナー像が転写され、定着装置120に搬送される。
前記トナー像が転写されたシートが、前記定着装置120に備えられた加熱ローラと加圧ローラの間を通過すると、前記トナー像に熱と圧力が印加されて、可視像がシートに定着される。前記加熱ローラの熱量は、紙種に応じて最適に設定され、前記定着が適切に行われる。前記可視像がシートに定着されて画像形成が終了し、当該シートは搬送ローラ118により、経路切替部121へ導かれる。
前記経路切替部121では、前記複合機100による切り替え指示により、前記シートを、前記筐体部の側面に設けられた排紙トレイ122へ案内したり、排紙口123を介して、前記筐体部の胴内に設けられた胴内トレイ124へ案内したりする。前記シートは、前記排紙トレイ122か胴内トレイ124に積載され、収容される。前記手順により、複合機100の筐体部はコピー機能をユーザーに提供する。
ところで、例えば、前記ネットワーク300に通信可能に接続された端末装置から画像形成ジョブとして画像データが送信された場合、複合機100は、所定の設定に応じて、前記通信部200により、前記画像データをサーバー301aに送信することになる。
図2は、本発明に係る複合機の操作部の全体構成を示す概念図である。ユーザーは、前記操作部102を用いて、上述のような画像形成についての設定条件を入力したり、入力された設定条件を確認したりする。前記設定条件が入力される場合、前記操作部102に備えられたタッチパネル201(操作パネル)、タッチペン202、操作キー203が用いられる。
前記タッチパネル201には、設定条件を入力する機能と当該設定条件を表示する機能が兼ね備えられている。即ち、タッチパネル201上に表示された画面内のキーを押下することによって、当該押下されたキーに対応する設定条件が入力される。
前記タッチパネル201の背面には、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部(図示せず)が設けられており、当該表示部が、例えば、前記初期画面等の操作画面を表示する。前記タッチパネル201の近傍には、タッチペン202が備えられており、ユーザーがそのタッチペン202の先をタッチパネル201に接触させると、タッチパネル201下に設けられたセンサーが接触先を検知する。
更に、前記タッチパネル201近傍には、所定数の操作キー203が設けられ、例えば、テンキー204、スタートキー205、クリアキー206、ストップキー207、リセットキー208、電源キー209が備えられている。
次に、図3を用いて、複合機100の制御系ハードウェアの構成を説明する。図3は、本発明に係る画像形成システムの制御系ハードウェアの構成を示す図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
画像形成システム1の複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304、各駆動部に対応するドライバ305、操作部102、通信部200を内部バス308によって接続している。
前記CPU301は、例えば、RAM303を作業領域として利用し、前記ROM302、HDD304等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて前記ドライバ305、前記操作部102、前記通信部200からのデータや指示、キーに対応する信号、命令等を授受し、前記図1に示した各駆動部の動作を制御する。又、前記通信部200は、ネットワーク300を介してサーバー301a、所定の端末装置301bと接続しており、前記CPU301は、前記通信部200を介して前記サーバー301a、端末装置301bにデータを送信する。
又、前記駆動部以外の後述する各手段(図4に示す)についても、前記CPU301がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。前記ROM302、HDD304等には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。
又、前記サーバー301a、端末装置301bには、前記複合機100の制御回路と同様に、図示しないCPU、RAM、ROM、操作部(キーボード、マウス等のインターフェイス)等を搭載しており、これらは、上述と同様の機能を有する。
<本発明の実施形態>
次に、図4、図5を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。図4は、本発明の複合機の機能ブロック図である。又、図5は、本発明の実行手順を示すためのフローチャートである。
先ず、ユーザーが、原稿を原稿台101に載置して、複合機100の電源を投入すると、当該複合機100が起動し、表示受付手段401がタッチパネル201上に操作画面(初期画面)を表示する(図5:S101)。
前記初期画面600には、図6(A)に示すように、所定のメッセージ「コピーできます。」601が表示されるとともに、コピー機能等の設定条件を入力するための機能項目キー602と、画像形成(印刷)する際に秘匿情報に秘匿加工を施すための秘匿モードキー603とが押下可能に表示される。ここで、秘匿加工とは、秘匿情報を視認出来なくするための加工であり、例えば、黒塗り加工、白抜き加工、視認不可のパターン付加加工等を挙げることが出来る。
例えば、ユーザーが、原稿の内容のうち、秘匿情報に秘匿加工を施して、印刷物を得たい場合、例えば、原稿の印刷物を社外のユーザーに配布したいと考えて、前記秘匿モードキー603を押下すると、表示受付手段401が、当該秘匿モードキー603の押下を受け付けて、秘匿モードを設定し、当該秘匿モードキー603の背景色を他の色(例えば、グレー色)に変更する。
そして、ユーザーが、前記機能項目キー602を押下して、所望の設定条件を入力し、スタートキー205を押下すると、表示受付手段401は、当該スタートキー205の押下を受け付けて、その旨を画像読取手段402に通知する。当該通知を受けた画像読取手段402は、前記設定条件のうち、画像読取に関する条件に基づいて、前記原稿台101の原稿から画像データを読み取る(図5:S102)。
画像読取手段402が原稿の画像データの読み取りを完了すると、その旨を秘匿モード判定手段403に通知し、当該通知を受けた秘匿モード判定手段403は、前記画像データに基づいて画像形成される際に、当該画像形成に対して前記秘匿モードが設定されたか否かを判定する(図5:S103)。
前記判定の結果、前記秘匿モードが設定されている場合に(図5:S103YES)、秘匿モード判定手段403は、前記画像データに秘匿加工を施す必要があると判定し、ネットワーク300を介して、サーバー301aの秘匿情報判定手段404に、前記画像データを送信する。
ここで、複合機100に光学文字認識(OCR)処理を行う機能がある場合には、秘匿モード判定手段403は、前記画像データに光学文字認識処理を施した上で、サーバー301aの秘匿情報判定手段404に当該画像データを送信することになる。前記光学文字認識処理を行えない場合には、秘匿モード判定手段403は、そのまま画像データを送信する。
前記画像データを受信した秘匿情報判定手段404は、当該画像データ内の文字情報に、前記サーバー301aの所定のメモリーに予め登録されている秘匿情報が存在するか否かを判定する(図5:S104)。
ここで、秘匿情報判定手段404が、前記画像データ内の文字情報に前記秘匿情報が存在するか否かを判定する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、以下のようになされる。
即ち、図6(B)に示すように、秘匿情報判定手段404は、サーバー301aの所定のメモリーに予め登録されているテーブル604から一の秘匿情報604a(例えば、「桃」)を参照し、当該参照した秘匿情報604aと、前記画像データ605の文字情報605aとを照合して、前記秘匿情報604aに一致する文字情報605aが存在するか否かを判定する。
ここで、前記秘匿情報604aは、会社等の組織内で共通で使用される情報であって、社外に開示したくない情報であるのが好ましい。
又、秘匿情報判定手段404は、前記画像データ605の文字情報605aの照合を開始する際に、例えば、当該画像データ605が単なる画像データであって、光学文字認識処理がされていない場合は、前記照合処理自体が出来ない。そのため、例えば、秘匿情報判定手段404は、前記照合処理をする前に、例えば、前記画像データ605に光学文字認識処理を施して、文字情報605aを認識可能な状態にしておくのが好ましい。
前記判定の結果、前記秘匿情報604aに一致する文字情報605aが存在する場合に(図5:S104YES)、秘匿情報判定手段404は、その旨を秘匿情報加工手段405に通知し、当該通知を受けた秘匿情報加工手段405は、前記存在した文字情報605aに所定の黒塗りパターン605bを施して秘匿加工を施す(図5:S105)。
ここで、秘匿情報加工手段405が施す秘匿加工は、黒塗りパターン605bに限らず、例えば、文字情報を削除する白抜き加工、視認不可のパターン付加加工等でも構わない。
このように、サーバー301aに登録された秘匿情報604aに基づいて秘匿加工を施すため、秘匿情報604aを一元管理することが可能となる。又、例えば、複数のユーザーが、秘匿加工を各ユーザー毎にすると、秘匿情報に対するユーザーの認識不足で、秘匿すべき秘匿情報に秘匿加工をし忘れるという問題が生じる。本発明では、サーバー301aに画像データをわざわざ送信して、サーバー301aで秘匿加工をさせるため、そのようなユーザーの認識不足による秘匿加工のし忘れを確実に防止することが出来る。
又、秘匿情報604aに対する秘匿加工がサーバー301aで実行されるため、ユーザーが実行するよりも、効率的であり、正確にすることが可能となる。
さて、秘匿情報加工手段405が、一の秘匿情報604aに対する文字情報605aの秘匿加工を完了すると、その旨を秘匿情報判定手段404に通知し、当該通知を受けた秘匿情報判定手段404は、前記テーブル604を参照して、全ての秘匿情報について判定処理をしたか否かを判定する(図5:S106)。
尚、S104において、前記判定の結果、前記秘匿情報604aに一致する文字情報605aが存在しない場合(図5:S104NO)、秘匿情報判定手段404は、全ての秘匿情報について判定処理をしたか否かを判定する(図5:S106)。
前記テーブル604には、他の秘匿情報604b(例えば、「おじいさん」)が存在するため、前記判定の結果、全ての秘匿情報について判定処理をしていない場合に(図5:S106NO)、秘匿情報判定手段404は、S104に戻り、先ほどと異なる新たな秘匿情報604bを参照し、前記画像データ605内の文字情報605aに、当該参照した秘匿情報604bが存在するか否かを判定する(図5:S104)。このような判定処理を繰り返すことで、前記テーブル604に登録された秘匿情報を全て判定処理する。
一方、S106において、前記判定の結果、全ての秘匿情報について判定処理をしている場合に(図5:S106YES)、秘匿情報判定手段404は、その旨を秘匿情報加工手段405に通知し、当該通知を受けた秘匿情報加工手段405は、ネットワーク300を介して、複合機100の表示受付手段401に、前記秘匿加工された画像データを送信する。前記画像データを受信した表示受付手段401は、前記秘匿加工された画像データを、秘匿情報加工画面700を介して表示する。
前記秘匿情報加工画面700には、図7(A)に示すように、所定のメッセージ「秘匿モード」701と、所定の指示事項「秘匿情報を追加/削除したい場合は、文字情報を選択して下さい。」702と、前記秘匿加工された画像データ703(プレビュー画像データ)と、秘匿加工された秘匿情報704(「桃」、「おじいさん」)と、印刷するための印刷キー705と、キャンセルキー706とが表示される。
これにより、ユーザーは、画像データから自分で秘匿情報を探し出して秘匿加工を施すことなく、秘匿加工された画像データを自動的に手に入れることが可能となる。
ここで、ユーザーは、前記画像データ703を見ながら、所定の文字情報(例えば、「おばあさん」)を新たな秘匿情報として追加したいと考え、当該文字情報703aをタッチパネル201上で選択(指定)すると、表示受付手段401が、当該選択された文字情報703a(「おばあさん」)を秘匿情報として受け付けて、当該秘匿情報を追加し、前記画像データ703から、新たに受け付けた秘匿情報(「おばあさん」)に対応する文字情報703aの全てに所定の黒塗りパターン703bを施して秘匿加工する(図5:S108)。
これにより、サーバー301aに登録されていない秘匿情報であっても、ユーザーが随時指定して秘匿加工することが可能となる。又、秘匿情報の追加を、ユーザーがその場で直に行うことが出来るため、秘匿情報の漏れを確実に防止でき、効率的にすることが可能となる。
又、ユーザーが、新たに文字情報703aを一箇所選択すれば、前記画像データ703に含まれる当該文字情報703aを全て秘匿加工されて全てに反映されるため、効率的である。
又、表示受付手段401は、前記秘匿情報加工画面700に前記追加された秘匿情報707を表示する。これにより、ユーザーは、自己が選択して追加した秘匿情報707を確認することが可能となる。
一方、秘匿情報を削除する場合は、ユーザーが、前記秘匿情報加工画面700の秘匿加工された秘匿情報704を見ながら、秘匿情報として相応しくない秘匿情報704a(例えば、「おじいさん」)をタッチパネル201上で選択すると、表示受付手段401が、当該選択された秘匿情報704aを削除対象として受け付けて、当該秘匿情報704aを削除し、前記画像データ703から、選択された秘匿情報704aから黒塗りパターンを解除して、視認可能に加工する(図5:S108)。
これにより、サーバー301aに登録された秘匿情報であっても、ユーザーが随時指定して秘匿情報から削除することが可能となる。
又、表示受付手段401は、前記秘匿情報加工画面700に前記削除された秘匿情報704aを削除する。これにより、ユーザーは、自己が選択して削除した秘匿情報704aを確認することが可能となる。
このように、一度秘匿加工された画像データにユーザーが秘匿情報として追加したり、秘匿情報を削除したりすることが出来ることで、情報過多の時代に則した秘匿加工を実現出来る。
さて、前記画像データ703を見ながら、ユーザーは、前記印刷キー705を押下すると、表示受付手段401は、当該印刷キー705の押下を受け付けて、その旨を画像形成手段406に通知する。当該通知を受けた画像形成手段406は、前記設定条件のうち、画像形成に関する条件と、ユーザーが秘匿情報を追加・削除した画像データとに基づいて画像形成を所定の用紙に実行する(図5:S109)。これにより、ユーザーは、所望の印刷物を手に入れることが可能となる。
画像形成手段406が画像形成を完了すると、その旨を表示受付手段401に通知し、当該通知を受けた表示受付手段401は、当該画像形成に使用された画像データ、つまり、ユーザーが秘匿情報を追加・削除した画像データ(ユーザーが秘匿情報を追加・削除していない場合は、サーバー301aから受信した秘匿加工後の画像データ)を削除し、全て復元不可能とする(図5:S110)。これにより、秘匿情報の漏えいを確実に防止する。
又、表示受付手段401は、前記画像形成の完了を、ネットワーク300を介して、秘匿情報管理手段407に通知する。ここで、秘匿加工後の画像データにユーザーが更に秘匿情報の追加・削除を行った場合には、表示受付手段401は、行った秘匿情報も秘匿情報管理手段407に通知する。当該通知を受けた秘匿情報管理手段407は、サーバー301aにある秘匿加工後の画像データを削除し、全て復元不可能とする。これにより、秘匿情報の漏えいを確実に防止する。
又、秘匿情報管理手段407は、秘匿加工後の画像データにユーザーが更に秘匿情報の追加・削除を行った場合、当該追加・削除が行われた秘匿情報を、予め登録された管理者用の端末装置301b(パーソナルコンピューター)に送信し、当該秘匿情報を通知する(図5:S111)。
前記通知を受けた管理者用端末装置301bの制御手段408は、前記追加・削除が行われた秘匿情報を液晶ディスプレイ上に表示して、管理者に、当該追加・削除が行われた秘匿情報の登録を問い合わせる。
制御手段408が、管理者に、前記追加・削除が行われた秘匿情報の登録を問い合わせる方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、以下のようになされる。
即ち、制御手段408が、前記追加・削除が行われた秘匿情報を受信すると、液晶ディスプレイ上に追加削除登録画面708を表示する。
前記追加削除登録画面708には、図7(B)に示すように、所定のメッセージ「秘匿モードで、秘匿情報が追加・削除されました。」709と、前記追加・削除が行われた秘匿情報710(例えば、「おばあさん」)と、所定の指示事項「追加・削除された秘匿情報を登録しますか。」711と、前記追加・削除が行われた秘匿情報710を登録するための登録キー712と、キャンセルキー713とが表示される。
ここで、例えば、管理者が、キーボード、マウス等を用いて、前記キャンセルキー713を選択すれば、制御手段408が、当該キャンセルキー713の選択を受け付けて、その旨を秘匿情報管理手段407に通知する。当該通知を受けた秘匿情報管理手段407は、前記追加・削除が行われた秘匿情報を登録しないと判定して、当該秘匿情報を削除する。これにより、前記追加・削除が行われた秘匿情報は、この操作を行なったユーザーのみ有効となって印刷物に反映され、他のユーザーにとっては、秘匿情報として登録されずに済むことになる。
一方、管理者が、前記追加・削除が行われた秘匿情報710を見ながら、他のユーザーにとっても秘匿情報として必要であると考え、前記登録キー712を選択すると、制御手段408が、当該登録キー712の選択を受け付けて、その旨を秘匿情報管理手段407に通知する。当該通知を受けた秘匿情報管理手段407は、前記追加・削除が行われた秘匿情報を登録すると判定して、当該追加・削除が行われた秘匿情報を前記サーバー301aのメモリーに登録設定する(図5:S112)。
秘匿情報管理手段407が、前記秘匿情報を登録設定する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、前記追加・削除が行われた秘匿情報に対応して前記テーブル604を書き換える。ここで、秘匿情報(「おばあさん」)が追加された場合には、秘匿情報管理手段407が、前記テーブル604に、新たな秘匿情報(「おばあさん」)を追加する。一方、秘匿情報(「おじいさん」)が削除された場合には、秘匿情報管理手段407が、前記テーブル604から削除対象の秘匿情報(「おじいさん」)を削除する。これにより、管理者の権限により、秘匿情報を追加・削除することが可能となる。又、管理者が、前記追加・削除が行われた秘匿情報を精査し、検討して、サーバー301aに登録させることが可能となる。
ところで、S103において、前記判定の結果、前記秘匿モードが設定されていない場合に(図5:S103NO)、秘匿モード判定手段403は、前記画像データに秘匿加工を施す必要がないと判定し、その旨を画像形成手段406に通知する。当該通知を受けた画像形成手段406は、前記読み取った画像データをそのまま利用して、前記設定条件のうち、画像形成に関する条件に基づいて画像形成を所定の用紙に実行する(図5:S113)。これにより、ユーザーは、秘匿加工されていない印刷物を手に入れることが可能となる。
このように、本発明では、複合機100が、画像データに基づいて画像形成される際に、当該画像形成に対して秘匿モードが設定されたか否かを判定し、前記判定の結果、前記秘匿モードが設定されている場合に、前記サーバーに前記画像データを送信する秘匿モード判定手段403を備え、前記サーバー301aが、前記画像データを受信すると、当該画像データ内の文字情報に、前記サーバーの所定のメモリーに予め登録された秘匿情報が存在するか否かを判定する秘匿情報判定手段404と、前記判定の結果、前記文字情報に前記秘匿情報が存在する場合に、当該存在した文字情報に秘匿加工を施し、当該秘匿加工された画像データを前記画像形成装置に送信する秘匿情報加工手段405とを備える。これにより、秘匿情報に対するユーザーの認識不足を防止するとともに、秘匿情報を一元管理することが可能となる。
尚、本発明の実施形態では、サーバー301aには、特にアクセス制限を設けていないが、秘匿情報を取り扱う性質上、ネットワーク300に通信可能に接続された特定の端末装置のみ、前記サーバー301aにアクセスすることが出来て、他の端末装置は、前記サーバー301aにアクセスすることが出来ないように構成出来る。
又、本発明の実施形態では、ユーザーが複合機100に赴いて、原稿台101に原稿を載置して、複合機100で画像データの読み取りを実施し、その後に、秘匿モード判定手段403が起動するよう構成したが、他の構成でも良い。例えば、ユーザーが、ネットワーク300に通信可能に接続された端末装置で、画像データを付与した画像形成ジョブ(印刷ジョブ)を作成し、その画像形成ジョブをネットワーク300を介して複合機100に送信した場合に、当該画像形成ジョブを受信した後に、秘匿モード判定手段403が起動するよう構成してもよい。その場合は、例えば、ユーザーが、端末装置で、画像形成ジョブに対して予め秘匿モードを設定するよう構成される。又、その場合は、秘匿加工後の画像データが表示される際には、例えば、表示受付手段401が、ネットワーク300を介して、前記端末装置に、秘匿情報加工画面を表示させるように構成される。
又、本発明の実施形態では、画像形成システム1の複合機100とサーバー301aが各手段を備えるよう構成したが、当該各手段を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを複合機100とサーバー301aに読み出させ、当該複合機100とサーバー301aが前記各手段を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。更に、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る画像形成システム及び画像形成方法は、複合機はもちろん、複写機、プリンタ等とサーバーとを接続した画像形成システムに有用であり、秘匿情報に対するユーザーの認識不足を防止するとともに、秘匿情報を一元管理することが可能な画像形成システム及び画像形成方法として有効である。
1 画像形成システム
100 複合機
102 操作部
300 ネットワーク
301a サーバー
401 表示受付手段
402 画像読取手段
403 秘匿モード判定手段
404 秘匿情報判定手段
405 秘匿情報加工手段
406 画像形成手段
407 秘匿情報管理手段
408 制御手段

Claims (2)

  1. ネットワークを介して通信可能に接続されたサーバーと画像形成装置とを備える画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    画像データに基づいて画像形成を実行する画像形成手段と、
    前記画像形成手段において、画像データに基づいて画像形成される際に、当該画像形成に対して秘匿モードが設定されたか否かを判定し、前記判定の結果、前記秘匿モードが設定されている場合に、前記サーバーに前記画像データを送信する秘匿モード判定手段とを備え、
    前記サーバーは、
    前記画像データを受信すると、当該画像データ内の文字情報に、前記サーバーの所定のメモリーに予め登録された秘匿情報が存在するか否かを判定する秘匿情報判定手段と、
    前記判定の結果、前記文字情報に前記秘匿情報が存在する場合に、当該存在した文字情報に秘匿加工を施し、当該秘匿加工された画像データを前記画像形成装置に送信する秘匿情報加工手段とを備え
    前記画像形成装置は、前記秘匿加工された画像データをユーザーに表示し、ユーザーから、当該画像データに対する新たな秘匿情報の追加・削除を受け付けると、当該秘匿情報の追加・削除に対応して前記画像データを加工し、前記画像形成手段によって、前記加工後の画像データに基づいて画像形成を実行させ、当該画像形成が完了すると、その旨および前記追加・削除した秘匿情報を前記サーバーに通知する表示受付手段と、
    を更に備え、
    前記サーバーは、
    前記通知を受けると、新たな秘匿情報の追加・削除が行われた場合に、当該追加・削除が行われた秘匿情報を、予め登録された管理者用の端末装置に、ネットワークを介して通知し、前記管理者用の端末装置から、前記追加・削除が行われた秘匿情報の登録を受け付けると、当該追加・削除が行われた秘匿情報を、前記サーバーの所定のメモリーに登録設定する秘匿情報管理手段を更に備えた
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. ネットワークを介して通信可能に接続されたサーバーと画像形成装置とを備える画像形成システムの画像形成方法であって、
    前記画像形成装置は、
    画像データに基づいて画像形成を実行する画像形成ステップと、
    前記画像形成ステップにおいて、画像データに基づいて画像形成される際に、当該画像形成に対して秘匿モードが設定されたか否かを判定し、前記判定の結果、前記秘匿モードが設定されている場合に、前記サーバーに前記画像データを送信する秘匿モード判定ステップとを備え、
    前記サーバーは、
    前記画像データを受信すると、当該画像データ内の文字情報に、前記サーバーの所定のメモリーに予め登録された秘匿情報が存在するか否かを判定する秘匿情報判定ステップと、
    前記判定の結果、前記文字情報に前記秘匿情報が存在する場合に、当該存在した文字情報に秘匿加工を施し、当該秘匿加工された画像データを前記画像形成装置に送信する秘匿情報加工ステップとを備え
    前記画像形成装置は、前記秘匿加工された画像データをユーザーに表示し、ユーザーから、当該画像データに対する新たな秘匿情報の追加・削除を受け付けると、当該秘匿情報の追加・削除に対応して前記画像データを加工し、前記画像形成ステップによって、前記加工後の画像データに基づいて画像形成を実行させ、当該画像形成が完了すると、その旨および前記追加・削除した秘匿情報を前記サーバーに通知する表示受付ステップと、
    を更に備え、
    前記サーバーは、
    前記通知を受けると、新たな秘匿情報の追加・削除が行われた場合に、当該追加・削除が行われた秘匿情報を、予め登録された管理者用の端末装置に、ネットワークを介して通知し、前記管理者用の端末装置から、前記追加・削除が行われた秘匿情報の登録を受け付けると、当該追加・削除が行われた秘匿情報を、前記サーバーの所定のメモリーに登録設定する秘匿情報管理ステップを更に備えた
    ことを特徴とする画像形成方法。
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