JP6066315B2 - 車両前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ダッシュパネルを有する車両前部構造に関する。
車両前部の構造には、衝撃荷重を受けるためにサイドメンバを前方に延ばすように構成されるものがある。サイドメンバは、ダッシュパネルが当接されている。ダッシュパネルは、サイドメンバの後方に取り付けられる部材で、車両前部の空間を前後に仕切る部材である。車両前方から衝撃荷重を受けるときは、当該衝撃はサイドメンバで受けることが多い。
サイドメンバで衝撃を受ける構造としては、例えば特許文献1に開示されているような技術が知られている。この例は、車両衝突時における衝撃エネルギをサイドメンバに直接伝達してサイドメンバを効率よく潰れて変形させることで、車両衝突における車体での衝撃エネルギの吸収量を増大させるようにしている。
特公昭63−66698号公報
上記の例のように、サイドメンバで衝撃を吸収しようとする場合には、当該衝撃荷重により、ダッシュパネルが変形する。さらに、このダッシュパネルの変形は、サイドメンバとの当接部を力点として、ダッシュパネルの一部を起点とした回転方向の変形を起こすことがある。この際、ダッシュパネルの変形起点が上方に設定されるような場合、回転に対するダッシュパネルの振れ幅が大きくなる。振れ幅が大きくなると、ダッシュパネルが後退する可能性がある。
また、前方に延びるサイドメンバは、衝突荷重を受けることによって、サイドパネルとダッシュパネルとの合わせ面を起点として、上方に跳ね上げようとする変形を起こそうとする。この跳ね上げようとする動きは、サイドメンバの上蓋が、ダッシュパネルからはがれる原因となる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両前方からの衝撃荷重を受けたときに、ダッシュパネルの後退量を低減可能な車両前部構造を提供することである。
上記目的を達成するため本発明に係る車両前部構造は、車両前後方向に延びるサイドメンバと、前記サイドメンバの上部を覆う上蓋と、前記上蓋よりも車両後方の前記サイドメンバに連結され、車両前方に面するパネル面が形成されたダッシュパネルとを有する車両前部構造において、前記上蓋には、前記パネル面に接する部分で屈曲する上蓋屈曲部が設けられ、前記上蓋屈曲部から前記パネル面に接して上方に延びるパネル接触面が形成され、前記パネル面が車両後方に屈曲する第1パネル屈曲部と、該第1パネル屈曲部の下方に配置され、前記パネル面が車両前方に屈曲する第2パネル屈曲部とが設けられており、前記上蓋は、車両前後方向に延び、前記上蓋の車両前方端は、前記第1パネル屈曲部よりも車両前方に配置されている
また、本発明に係る車両前部構造は、前記ダッシュパネルの車両後方には、前記第1パネル屈曲部及び第2パネル屈曲部に沿うように車両上下方向に延びる上部リーンフォースが配置され、前記パネル接触面は、前記ダッシュパネルを介在して前記上部リーンフォースで支持されている。
さらに、本発明に係る車両前部構造は、前記パネル接触面は、前記第2パネル屈曲部まで延びるように構成されている。
しかも、本発明に係る車両前部構造は、前記上蓋屈曲部の車両後方で前記上部リーンフォースの下方には、下部リーンフォースが配置され、前記下部リーンフォースは、前記ダッシュパネルを介在して前記パネル接触面を支持する。
また、本発明に係る車両前部構造は、前記第1パネル屈曲部は車両後方に屈曲し、前記第1パネル屈曲部より下方の前記パネル面は、車両上下方向に対して傾斜するように形成され、傾斜している前記パネル面と、前記上蓋屈曲部より車両前側の前記上蓋とを、互いに連結する支持部が設けられ、前記支持部は、前記傾斜の方向に対して垂直に延びるように構成されている。
さらに、本発明に係る車両前部構造は、車幅方向外側に張り出し車両前後方向延びるフランジが設けられ、前記上蓋には、前記フランジに当接する当接部が設けられている。
また、本発明に係る車両前部構造は、前記パネル面には、前記第1パネル屈曲部の上方にアブソーバが設けられ、前記アブソーバの車両前方端は、前記上蓋の車両前方端よりも車両後方に設定されている。
本発明によれば、車両前後方向に延びるサイドメンバと、前記サイドメンバの上部を覆う上蓋と、前記上蓋よりも車両後方の前記サイドメンバに連結され、車両前方に面するパネル面が形成されたダッシュパネルとを有する車両前部構造において、前記上蓋には、前記パネル面に接する部分で屈曲する上蓋屈曲部が設けられ、前記上蓋屈曲部から前記パネル面に接して上方に延びるパネル接触面が形成され、前記パネル面が車両後方に屈曲する第1パネル屈曲部と、該第1パネル屈曲部の下方に配置され、前記パネル面が車両前方に屈曲する第2パネル屈曲部とが設けられており、前記上蓋は、車両前後方向に延び、前記上蓋の車両前方端は、前記第1パネル屈曲部よりも車両前方に配置されているので、車両前方からの衝撃荷重を受けたときに、ダッシュパネルは、パネル屈曲部を起点として回転方向に変形させることができる。これにより、パネル屈曲部がない場合に比べて、回転方向の変形量を小さくすることができ、ダッシュパネルの後退量を低減させることが可能になる。さらに、ダッシュパネルから上蓋がはがれることを抑制することが可能となる。
本発明によれば、前記ダッシュパネルの車両後方には、前記第1パネル屈曲部及び第2パネル屈曲部に沿うように車両上下方向に延びる上部リーンフォースが配置され、前記パネル接触面は、前記ダッシュパネルを介在して前記上部リーンフォースで支持されているので、パネル面を補強する強度を高めることが可能となる。
本発明によれば、前記パネル接触面は、前記第2パネル屈曲部まで延びるように構成されているので、上蓋のパネル接触面の上端のばたつきの発生を抑制できる。
本発明によれば、前記上蓋屈曲部の車両後方で前記上部リーンフォースの下方には、下部リーンフォースが配置され、前記下部リーンフォースは、前記ダッシュパネルを介在して前記パネル接触面を支持するので、衝突荷重を受けてダッシュパネルが後退しようとするときに、下部リーンフォースが突っ張ることで、後退を抑制することが可能になる。
本発明によれば、前記第1パネル屈曲部は車両後方に屈曲し、前記第1パネル屈曲部より下方の前記パネル面は、車両上下方向に対して傾斜するように形成され、傾斜している前記パネル面と、前記上蓋屈曲部より車両前側の前記上蓋とを、互いに連結する支持部が設けられ、前記支持部は、前記傾斜の方向に対して垂直に延びるように構成されているので、衝突荷重を受けたときに、上蓋が上蓋屈曲部でさらに曲がることを抑制することが可能である。
本発明によれば、車幅方向外側に張り出し車両前後方向延びるフランジが設けられ、前記上蓋には、前記フランジに当接する当接部が設けられているので、上蓋がサイドメンバからはがれることを抑制することが可能になる。
本発明によれば、前記パネル面には、前記第1パネル屈曲部の上方にアブソーバが設けられ、前記アブソーバの車両前方端は、前記上蓋の車両前方端よりも車両後方に設定されているので、パネル屈曲部だけでは吸収できないような荷重を受けたときも、ダッシュパネルの上部でアブソーバが吸収することが可能になる。
本発明に係る第1の実施形態の車両前部構造の斜視図である。 図1のA−A断面である。 図2の部材の輪郭を模式的に示す概略断面図である。 本発明に係る第2の実施形態の車両前部構造の概略側面図である。 本発明に係る第3の実施形態の車両前部構造の斜視図である。
以下、本発明に係る車両前部構造の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
以下、図1〜図3を用いて、第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態の車両前部構造の斜視図である。図2は、図1のA−A断面である。図3は、図2の部材の輪郭を模式的に示す概略断面図である。
本実施形態の車両前部構造は、サイドメンバ20と、上蓋25と、ダッシュパネル10と、を有する。さらに、車両前部構造は、2つのリーンフォース、すなわち、上部リーンフォース31及び下部リーンフォース32を有する。
サイドメンバ20は、車両前部で、車幅方向両側にそれぞれ配置される金属製の部材である。このサイドメンバ20は、車両前後方向に延び、長手方向断面が略四角形で上方の面が開口する。この例では、長手方向断面が上方に開く「コ」の字形状である。上蓋25は、当該開口を塞ぐように配置される。上蓋25の詳細は、後述する。
ダッシュパネル10は、上蓋25よりも車両後方のサイドメンバ20に連結される部材である。このダッシュパネル10は、車両前方に面するパネル面13が形成される。ダッシュパネル10には、パネル面13が屈曲するパネル屈曲部が設けられている。この例のパネル屈曲部は、2箇所の屈曲部、すなわち、第1屈曲部11及び第2屈曲部12を有する。第1屈曲部11は、パネル面13が車両後方に屈曲するように設けられ、第2屈曲部12は、第1屈曲部11の下方のパネル面13で車両前方に屈曲するように設けられる。第1屈曲部11及び第2屈曲部12の車両上下方向間のパネル面13は、車両上下方向に対して傾斜し、車両前下方に面する傾斜部14となる。
パネル面13には、第1屈曲部11の上方にアブソーバ35が設けられている。アブソーバ35の車両前方端(前端)は、上蓋25の前端よりも車両後方に設定されている。このアブソーバ35は、詳細な図示は省略するが、ダッシュパネル10がつぶれるきっかけとなるように複数のビードと穴を組み合わせ、衝突時にどのような変形モードになってもつぶれやすい形状としている。
上蓋25は、サイドメンバ20の上面の開口を塞ぐ板状の部材である。この上蓋25には、上蓋屈曲部26が形成される。上蓋屈曲部26は、パネル面13に沿うように上方に屈曲する。すなわち、上蓋25は、上方に面する上面27と、パネル接触面28とを有する。パネル接触面28は、上蓋屈曲部26からパネル面13に沿って延び、上面27に対してほぼ垂直に延びる部分及びパネル面13に接する部分を含む。
上面27は、サイドメンバ20の開口を塞ぐ部分で、上面27の前端は、第1屈曲部11よりも車両前方まで延びている。上述したアブソーバ35の前端は、上面27の前端よりも車両後方にあるように設定されている。パネル接触面28の上方端は、第2屈曲部12まで延び、上方端は、車両前方に折れ曲がっている。
上部リーンフォース31は、ダッシュパネル10の車両後側に取り付けられ、第1屈曲部11に沿うように車両上下方向に延びる。パネル接触面28は、ダッシュパネル10を介在して上部リーンフォース31で支持されている。
下部リーンフォース32は、上蓋屈曲部26の車両後方に配置される。この下部リーンフォース32は、ダッシュパネル10の後側で上部リーンフォース31の下方に取り付けられる。下部リーンフォース32は、ダッシュパネル10を介在してパネル接触面28を支持する。
第1及び第2屈曲部11、12を設けない場合には、サイドメンバ20が受けた衝突荷重に対して、ダッシュパネル10は、ダッシュパネル10の上部を起点(回転中心)として、図3における時計回りの回転方向に変形する。この起点が上方にあるほど、ダッシュパネル10の下部の回転方向の変形量が大きくなる。
これに対して、本実施形態では、当該回転方向の変形の起点を、第1屈曲部11とすることができる。すなわち、この構成により、起点をダッシュパネル10とサイドメンバ20との合わせ部付近、すなわち、車両上下方向において下方に設定することができる。
起点を下方に設定することにより、回転方向の変形の振れ幅を小さくすることが可能になる。回転方向の変形の振れ幅を低減することで、衝突荷重を受けたときに、乗員側にダッシュパネル10が後退することが抑制可能となる。
また、前方に延びるサイドメンバ20は、衝突荷重を受けることによって、サイドメンバ20とダッシュパネル10との合わせ面を起点として、上方に跳ね上がる変形を起こそうとする。この例では、サイドメンバ20が上蓋屈曲部26を回転中心として図3における反時計回りに変形する。サイドメンバ20は、上方に開口する形状のため、上方に変形しやすい。この跳ね上げようとする動きが、上蓋25がダッシュパネル10からはがれる原因となる。
これに対して本実施形態では、上記のように、衝突荷重を受けたときのダッシュパネル10の回転方向の変形は、第1屈曲部11を起点とするために、狭い範囲で変形させることができる。すなわち、衝突荷重により起こる変形を、第1屈曲部11を起点とした狭い範囲の中での回転領域に抑えることができる。
ダッシュパネル10は、第1屈曲部11を起点として、図3における時計回りに変形する。これは、サイドメンバ20が跳ね上がろうとする変形とは逆方向となる。すなわち、ダッシュパネル10の変形は、サイドメンバ20の跳ね上げに対して相殺する方向となる。この相殺によって、上蓋25がダッシュパネル10からはがれることを抑制することができる。このため、サイドメンバ20を振り下げるような回転方向に導くことができる。
さらに、上蓋屈曲部26より上方、すなわちパネル接触面28は、ダッシュパネル10を介在して上部リーンフォース31で支持されているので、ダッシュパネル10の回転方向に対する変形に対して、補強し、別部位を起点とした現象の発生を抑制できる。また、上蓋25のパネル接触面28が第2屈曲部12まで延びているので、パネル接触面28の上端のばたつきの発生を抑制できる。
さらに、下部リーンフォース32が、上蓋屈曲部26の車両後方からダッシュパネル10を介在して上蓋25を支持しているので、ダッシュパネル10の下端の後退に対して、背面(後面)より突っ張り棒の役割で支持することになり、補強効果を向上でき、ダッシュパネル10の後退抑制効果を高めることができる。
また、アブソーバ35の車両前端は、上蓋25の車両前端よりも車両後方に設定されているため、第1屈曲部11及び第2屈曲部12だけでは吸収できないような荷重を受けたときも、ダッシュパネル10の上部でアブソーバ35が吸収することが可能になる。
以上の説明からわかるように本実施形態によれば、ダッシュパネル10が回転方向に変形することが抑制できると共に、上蓋25がダッシュパネル10からはがれることを抑制可能となる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態について、図1及び図4を用いて説明する。図4は、本実施形態の車両前部構造の概略側面図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態(図1〜図3)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実実施形態は、パネル面13と、上蓋25の上面27とを、互いに連結する支持部30が設けられている。この支持部30は、傾斜部14の傾斜の方向に対して垂直に延びる。
第1の実施形態で説明した図1に示す上蓋25には、上面27の車幅方向両側に、車幅方向に突出する板状の部分が形成されている。これは、配線等を固定する機能を含まれている。本実施形態の支持部30は、この板状の部分が、上蓋25のパネル接触面28まで延びることで構成されている。このとき、支持部30の車幅方向外側の輪郭は、図4に示すように、パネル面13の傾斜部14に対して垂直に延びるように設定されている。なお、図4では、上蓋25の上面27付近の形状は省略している。
これにより、第1の実施形態と同様の効果を得ると共に、上蓋25が、上蓋屈曲部26で閉じる方向に曲がってしまうことを抑制することができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態について、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態の車両前部構造の斜視図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態(図1〜図3)の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態のサイドメンバ20は、図5に示すように、サイドメンバ20の上部に、フランジ21が設けられている。この例では、フランジ21は、車幅方向外側の両側に張り出し、車両前後方向の延びるように構成されている。
また、上面27の車幅方向両側には、フランジ21に当接する当接部29が形成される。この当接部29は、上面27の車幅方向端から車幅方向外側で且つ上方に張り出す板状である。この当接部29は、上面27の車幅方向両側に設けられている。
上蓋25の当接部29がフランジ21に当接する。このため、この当接は、衝突荷重をうけたときにサイドメンバ20とその上蓋25とがはがれる方向に変形しようとするのに対して、せん断方向で当接される。このため、本実施形態によれば、上蓋25がはがれる方向の変形を抑制することが可能になる。
[その他の実施形態]
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
上記実施形態では、パネル屈曲部を、2箇所で屈曲するように第1屈曲部11及び第2屈曲部12が設けられているが、これに限らない。第1屈曲部11のみ設けてもよい。この場合、パネル面13は車両上下方向に対して傾斜した状態でサイドメンバ20に取付けられる。第1屈曲部11のみ設ける場合に、車両前方に屈曲させてもよい。また、第1屈曲部11を車両前方に屈曲させて、第2屈曲部12を車両後方に屈曲させてもよい。
また、パネル接触面28の上方端は、第2屈曲部12まで延びているが、これに限らず第1屈曲部11まで延びてもよい。また、第2の実施形態の支持部は、傾斜に垂直な棒材を設けてもよい。
10 ダッシュパネル
11 第1屈曲部
12 第2屈曲部
13 パネル面
14 傾斜部
20 サイドメンバ
21 フランジ
25 上蓋
26 上蓋屈曲部
27 上面
28 パネル接触面
29 当接部
30 支持部
31 上部リーンフォース
32 下部リーンフォース
35 アブソーバ

Claims (7)

  1. 車両前後方向に延びるサイドメンバと、前記サイドメンバの上部を覆う上蓋と、前記上蓋よりも車両後方の前記サイドメンバに連結され、車両前方に面するパネル面が形成されたダッシュパネルとを有する車両前部構造において、
    前記上蓋には、前記パネル面に接する部分で屈曲する上蓋屈曲部が設けられ、前記上蓋屈曲部から前記パネル面に接して上方に延びるパネル接触面が形成され、
    前記ダッシュパネルには、前記パネル面が車両後方に屈曲する第1パネル屈曲部と、該第1パネル屈曲部の下方に配置され、前記パネル面が車両前方に屈曲する第2パネル屈曲部とが設けられており、
    前記上蓋は、車両前後方向に延び、前記上蓋の車両前方端は、前記第1パネル屈曲部よりも車両前方に配置されていることを特徴とする車両前部構造。
  2. 前記ダッシュパネルの車両後方には、前記第1パネル屈曲部及び第2パネル屈曲部に沿うように車両上下方向に延びる上部リーンフォースが配置され、
    前記パネル接触面は、前記ダッシュパネルを介在して前記上部リーンフォースで支持されていることを特徴とする請求項1に記載の車両前部構造。
  3. 前記パネル接触面は、前記第2パネル屈曲部まで延びるように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両前部構造。
  4. 前記上蓋屈曲部の車両後方で前記上部リーンフォースの下方には、下部リーンフォースが配置され、
    前記下部リーンフォースは、前記ダッシュパネルを介在して前記パネル接触面を支持することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両前部構造。
  5. 前記第1パネル屈曲部は車両後方に屈曲し、前記第1パネル屈曲部より下方の前記パネル面は、車両上下方向に対して傾斜するように形成され、
    傾斜している前記パネル面と、前記上蓋屈曲部より車両前側の前記上蓋とを、互いに連結する支持部が設けられ、
    前記支持部は、前記傾斜の方向に対して垂直に延びるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の車両前部構造。
  6. 前記サイドメンバには、車幅方向外側に張り出し車両前後方向延びるフランジが設けられ、
    前記上蓋には、前記フランジに当接する当接部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の車両前部構造。
  7. 前記パネル面には、前記第1パネル屈曲部の上方にアブソーバが設けられ、
    前記アブソーバの車両前方端は、前記上蓋の車両前方端よりも車両後方に設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の車両前部構造。
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