JP5251442B2 - 車両用フード構造 - Google Patents

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本発明は、車両用フード構造に関する。
例えば、特許文献1には、アウターパネルとインナーパネルとからなる車両用フード構造において、フード外周縁を接合して骨格とした外周縁部を除く中央領域に、車幅方向に沿って山形形状のビードをインナーパネルに形成し、そのビード頂部に形成した凹みに充填した接着剤でビードをアウターパネルに接合してフード剛性を高めた技術が開示されている。
特開2006−44311号公報
しかし、特許文献1の技術では、ビードの両端とフード外周縁の骨格をなす外周縁部とは、互いに離間している(繋がっていない)ため、フード上方から衝突部が衝突した場合、フードが下方に大きく変形してしまい、フード下方のエンジンルーム内部品とフードとが接触することが考えられる。
そこで、本発明は、フード上方からの衝突物によるフードへの衝突時に該フードの下方への変形を抑制することのできる車両用フード構造を提供する。
本発明では、フード外周に沿って構成されたフード骨格部で囲まれた内側部分のアウターパネルとインナーパネルを略線状となるように接合して車幅方向に延びる荷重伝達部を形成し、その荷重伝達部を、前記フード骨格部と連結させ、前記荷重伝達部は、前記アウターパネルと前記インナーパネルを部分的に上下に接合した接合部を、車幅方向に任意の間隔を置いて断続的に複数形成し、前記荷重伝達部を、車両前後方向に任意の間隔を開けて複数列設け、前記車両用フードの車両前方に設けた前記荷重伝達部の接合部の間隔よりも車両後方に設けた前記荷重伝達部の接合部の間隔を狭くした。
本発明の車両用フード構造によれば、フード外周に沿って構成されたフード骨格部で囲まれた内側部分のアウターパネルとインナーパネルを略線状となるように接合して車幅方向に延びる荷重伝達部を形成し、その荷重伝達部を、前記フード骨格部と連結させたことで、衝突物がフード上方からフードに衝突した場合、その衝撃が荷重伝達部から該荷重伝達部に連結されたフード骨格部に伝達され、フード全体で衝撃荷重を分散して吸収することができる。その結果、本発明では、衝撃荷重を集中的に受けてエネルギー吸収することが無く、局所的にフードが下方へ変形するのを抑制できる。
また、本発明の車両用フード構造によれば、荷重伝達部を車両前後方向に任意の間隔を開けて複数列設けたので、フード上方からフード前端側部、フード中央付近部、フード後端側部に入力荷重が作用しても何れの位置に入力した荷重でもその両端に連結させたフード骨格部に荷重を伝達させることができる。
また、本発明の車両用フード構造によれば、荷重伝達部は、アウターパネルとインナーパネルを部分的に上下に接合した接合部を車幅方向に任意の間隔を置いて断続的に複数形成したので、アウターパネルとインナーパネルによる閉断面を残しつつも荷重伝達部をスポット的に接合して形成することができる。
また、本発明の車両用フード構造によれば、車両前後方向に任意の間隔を開けて複数列設けた各荷重伝達部において、車両前方に設けた荷重伝達部の接合部の間隔よりも車両後方に設けた荷重伝達部の接合部の間隔を狭くしている。このようにすることで、フード前方部の剛性よりもフード後方部の剛性を高めることができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
「車両用フード構造の構造説明」
図1は本実施形態の車両用フード構造を車体に取り付けたときの断面図、図2は本実施形態の車両用フード構造の分解斜視図、図3は図1のインナーパネルの平面図、図4(A)は図3のA−A線断面図、図4(B)は図3のB−B線断面図、図4(C)は図3のC−C線断面図、図5は図3のD−D線断面図である。
図2中、矢印Xは車幅方向を表し、矢印Zは車両高さ方向を表し、矢印FRは車両前方を表し、矢印RRは車両後方を表している。
本実施形態の車両用フード構造は、図1〜図5に示すように、自動車の車体前部に形成されたエンジンルーム1を開閉可能に覆うフロントフード(本発明の車両用フード)2からなる。フロントフード2は、後述するフード骨格部後部を図示を省略したフードヒンジを介して車体3に支持されると共に、同じく後述のフード骨格部前部に設けた図示を省略したフードロック装置によって車体3に支持されている。
前記フロントフード2は、フード外側面を構成するアウターパネル4と、このアウターパネル4の内側(裏面側)に配置されてフード内側面を構成するインナーパネル5と、を備えている。アウターパネル4とインナーパネル5は、互いの外周縁部同士を部分的に接合して閉断面を形成すると共にフード外周に沿ってフード骨格部6を構成する。フード骨格部6は、車両前方FRに車幅方向Xに沿って設けられたフード骨格部前部6Aと、車両後方RRに車幅方向Xに沿って設けられたフード骨格部後部6Bと、車幅方向両側に車両前後方向に沿って設けられた左右のフード骨格部側部6C、6Dとを有し、これらが連続形成されて平面視四角枠形状をなしている。
前記フード骨格部6で囲まれた内側部分には、インナーパネル5の一面(エンジンルーム1側に向く面)5aからエンジンルーム1側へ突出するビード部(7A,7B,7C)7が設けられている。ビード部7は、インナーパネル6の一面5aからエンジンルーム1側へ向かって突出する断面略台形状をなす突条として車幅方向Xへ延在して形成されている。かかるビード部7は、車幅方向Xに延在する両端部7a、7bが共にフード骨格部側部6C、6Dに対して接続されておらず連結されていない。前記ビード部7は、車両前方FRから車両後方RRに向かって所定間隔を置いて複数(本実施形態では3つ)形成されている。車両前方寄りのビード部7Aと中央付近のビード部7Bは、ほぼ同一の長さとされている。後方寄りのビード部7Cは、前者のビード部7A,7Bのほぼ半分の長さとされている。
また、フロントフード2には、前記フード骨格部6で囲まれた内側部分の前記アウターパネル4と前記インナーパネル5を略線状となるように接合して車幅方向に延びる荷重伝達部(8A,8B,8C,8D)8を形成している。荷重伝達部8は、アウターパネル4とインナーパネル5を部分的に上下に接合した接合部9を、車幅方向Xに任意の間隔を置いて断続的に複数形成することで連続した略線状としている。
前記接合部9は、例えば接着剤等でアウターパネル4とインナーパネル5を部分的にスポット接合して形成されるマスチックからなる。このマスチックを車幅方向Xに任意の間隔を置いて断続的に複数形成することで、連続した略線状となる荷重伝達部8となる。本実施形態では、前記した3つのビード部7A、7B、7Cの各間と、車両前方寄り位置に設けられたビード部7Aとフード骨格部前部6Aとの間と、車両後方寄り位置に設けられたビード部7Cとフード骨格部後部Bとの間に、接合部9を形成して荷重伝達部8を車両前後方向に4列設けている。
前記荷重伝達部8は、車幅方向Xにおける両端を前記フード骨格部側部6C、6Dに連結させている。ここで使用する連結とは、車幅方向Xに任意の間隔を置いて断続的に形成された両端の接合部9を直接的にフード骨格部側部6C、6Dに連結させるのではなく、そのフード骨格部側部6C、6Dの近傍に接合部9を設けた場合を含む意味である。
「荷重伝達説明」
図6は本実施形態の車両用フード構造における荷重伝達経路を簡略化して示した図、図7は荷重伝達部を車両前後方向に形成した時の荷重伝達経路を簡略化して示した図である。なお、図6では、荷重伝達部8A、8Bを2列のみとして簡略化してある。
以上のように構成されたフロントフード2にフード上部から荷重が作用(衝突)した場合、作用した荷重のうち一部の荷重F1は、図6の矢印で示すように荷重作用点10から車幅方向に延びる荷重伝達部8Bを伝ってその両端に連結されたフード骨格部側部6C、6Dに素早く伝達された後、車両後方の両ヒンジ部11、11に伝達される。また、それ以外の荷重F2は、同じく図6の矢印で示すように荷重作用点10から荷重伝達部8Bを伝って両側のフード骨格部側部6C、6Dに伝達された後、同じくその両端に連結されたフード骨格部前部6Aを伝ってフロント中央に設けられたフードロック装置12に伝達される。
また、各荷重伝達部8間には、図1に示したビード部7が車幅方向に形成されているので、前記荷重がこのビード部7の延在する車幅方向に伝達される。前記ビード部7が無いと、荷重入力点10から放射状にヒンジ部11やフードロック装置12等の拘束点まで荷重が伝達されてしまうため、荷重伝達の方向性が定まらなくなる。
このように、本実施形態の車両用フード構造では、一箇所に入力された荷重が荷重伝達部8A、8Bからこれに連結されるフード骨格部前部6A、フード骨格部側部6C、6Dに伝達された後、最終的に剛性の高いヒンジ部11とフードロック装置12に伝達されるので、伝達経路を十分長く取れることからフード全体で入力荷重を分散して吸収することが可能となる。
この一方、図7に示すように、荷重伝達部8A,8B,8Cを車両前後方向に延在させて設けた場合、作用した荷重のうち一部の荷重F1は、図6の矢印で示すように荷重作用点10から車両前後方向に延びる荷重伝達部8Bを伝ってフード骨格部後部6Bに素早く伝達された後、車両後方の両ヒンジ部11、11に伝達される。また、それ以外の荷重F2は、同じく図6の矢印で示すように荷重作用点10から荷重伝達部8Bを伝って直接フロント中央に設けられるフードロック装置12に伝達される。
前記したように、荷重伝達部8を車両前後方向に延在させて設けてしまうと、荷重作用点10からヒンジ部11及びフードロック装置12の拘束点までの荷重伝達経路が、荷重伝達部8を車幅方向Xに延在するように設けた本実施形態に比べて短くなり、入力荷重の吸収効率が悪くなる。つまり、図7の構造では、入力荷重は荷重作用点10から両側のフード骨格部側部6C、6Dに伝達されることなく車両前後のフード骨格部前部6Aとフード骨格部後部6Bに伝達されて終わりとなるが、本実施形態の構造では、左右のフード骨格部側部6C、6Dに入力荷重が伝達される分、フード変形部が増えることから入力荷重をフード全体で吸収することが可能となる。
「作用効果」
本実施形態の車両用フード構造によれば、アウターパネル4とインナーパネル5を略線状となるように接合して車幅方向に延びる荷重伝達部8をその両端のフード骨格部6と連結させたので、フード上方から衝突物が衝突した場合、衝突による荷重を荷重伝達部8からその両端に連結されたフード骨格部6に伝達させることができ、荷重伝達経路の増加により前記荷重をフード全体で分散して吸収することができる。したがって、本発明によれば、局部的にフードが変形することを抑制し、エンジンルーム1内方へ変形する量を低減してフードとエンジンルーム内部品との干渉を回避することができる。
また、本実施形態の車両用フード構造によれば、荷重伝達部8を車両前後方向に任意の間隔を開けて複数列設けたので、フード上方からフード前端側部、フード中央付近部、フード後端側部に入力荷重が作用しても何れの位置に入力した荷重でもその両端に連結させたフード骨格部に荷重を伝達させることができる。
また、本実施形態の車両用フード構造によれば、荷重伝達部8は、アウターパネル4とインナーパネル5を部分的に上下に接合した接合部9を車幅方向に任意の間隔を置いて断続的に複数形成することで連続した略線状としたので、アウターパネル4とインナーパネル5による閉断面を残しつつも荷重伝達部8をスポット的に接合して形成することができる。
また、本実施形態の車両用フード構造によれば、複数列設けられた各荷重伝達部8の間に、車幅方向へ延在し下方へ突出するビード部7をインナーパネル5に設けたので、このビード部7にてフード剛性を高めることができると共に荷重伝達の方向性を持たせることができる。
また、本実施形態の車両用フード構造によれば、フード骨格部前部6A及びフード骨格部後部6Bをそれぞれ車体3に支持させたので、フード上部からフードに入力した荷重は車幅方向に延在する荷重伝達部8からその両端に連結されたフード骨格部側部6C,6D或いは更にフード骨格部側部6C,6Dからフード骨格部前部6A又はフード骨格部後部6Bに伝達されてヒンジ部11及びフードロック装置12を介して車体3に伝達されるため、フード全体で荷重を分散吸収することができる。
「その他の実施形態」
以上、本発明を適用した具体的な実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではない。
上述の実施形態では、接着剤(マスチック)にて接合部9を形成したが、マスチックに代えて発泡材のようなものを使用することもできる。要するに、接合部9を形成するに際しては、アウターパネル4からインナーパネル5の面外方向に荷重伝達する役割を担っていればよい。
この他、図8に示す車両用フード構造では、車両前後方向に任意の間隔を開けて複数列設けた各荷重伝達部8A〜8Dにおいて、図8に示すように、車両前方FRに設けた荷重伝達部8A、8Bの接合部9の間隔H1よりも車両後方RRに設けた荷重伝達部8C、8Dの接合部9の間隔H2を狭くしている。このようにすることで、フード前方部M1の剛性よりもフード後方部M2の剛性を高めることができる。
この車両用フード構造を使用すれば、身長の低い人に対して身長の高い人の頭部がフード後方部M2に衝突した場合、背の低い人に比べて背の高い人の方が高くなる慣性モーメントによって衝撃エネルギーが増すが、フード後方部M2の剛性が高いことにより、十分なエネルギー吸収量を得ることができると同時にフード下方への凹み量を減少させることが可能となる。
例えば、歩行者の頭部よりも下方の部位と車両前端とが当接した場合、歩行者頭部は当接した部位を中心に車両前部に配置されるフロントフード2に倒れ込む。車両前端の高さが同一である場合、当接する歩行者の身長が高いと、歩行者頭部と当接した部位までの長さが長いため、歩行者頭部に慣性モーメントが大きくかかる。逆に、歩行者の身長が低いと、慣性モーメントは小さくなる。つまり、フロントフード2に入力される荷重は、フード前方部M1よりもフード後方部M2の方が大きくなるため、フード下方変形が増加する。しかし、本実施形態によれば、フード後方部M2の剛性をフード前方部M1の剛性よりも高くしているので、前記課題を解決することができる。
また、この車両用フード構造では、図9に示すように、フード後方部M2の剛性がフード前方部M1の剛性よりも高いため、車両前方FRから車両後方RRに向かって車体3に荷重が入力した時にも剛性差が生じるフード中央付近でフードが折れ曲がる。その結果、フロントフード2が突っ張ってフロントガラス13に突っ込むことがなく、エンジンルーム1部分の潰れストロークの減少などといった悪影響を排除することができる。
この他、フード後方部M2の剛性をフード前方部M1の剛性よりも高める手段として、例えば図10に示すように、車両後方RRに設けた荷重伝達部8Bからフード骨格部後部6Bに剛性強化用荷重伝達部14を連結する。
図10(A)の例では、最後部の荷重伝達部8Bの両端からフード骨格部後部6Bに対してフード内側後方へ傾斜するように接合部9を任意の間隔を置いて断続的に複数形成することで、前記剛性強化用荷重伝達部14を連続した略線状としている。
図10(B)の例では、図10(A)の剛性強化用荷重伝達部14を傾斜させるのではなく、円弧状としている。図10(C)では、剛性強化用荷重伝達部14を、最後部の荷重伝達部8Bから車両後方RRへ直線的に延在してフード骨格部後部6Bに連結させている。
この図10に示す車両用フード構造によれば、先の図9のフード構造と同様、身長の高い人に対してもフード後方部M2の高い剛性により、頭部を保護することができると共にフード下方への凹み量を減少させることができ、さらにフード中央付近でフードを折れ曲げることができる。
図1は本実施形態の車両用フード構造を車体に取り付けたときの断面図である。 図2は本実施形態の車両用フード構造の分解斜視図である。 図3は図1のインナーパネルの平面図である。 図4(A)は図3のA−A線断面図、図4(B)は図3のB−B線断面図、図4(C)は図3のC−C線断面図である。 図5は図3のD−D線断面図である。 図6は本実施形態の車両用フード構造における荷重伝達経路を簡略化して示した図である。 図7は荷重伝達部を車両前後方向に形成した時の荷重伝達経路を簡略化して示した図である。 図8は車両前方よりも車両後方の剛性を高めたインナーパネルの平面図である。 図9は図8のインナーパネルを用いた車両用フード構造に車両前方から荷重が入力して中央部から折れ曲がる様子を示す図である。 図10はフード骨格部後部に剛性強化用荷重伝達部を連結して車両前方より車両後方のフード剛性を高めた例を模式的に示した図である。
符号の説明
1…エンジンルーム
2…フロントフード(車両用フード)
3…車体
4…アウターパネル
5…インナーパネル
6…フード骨格部
6A…フード骨格部前部
6B…フード骨格部後部
6C,6D…フード骨格部側部
7…ビード部
8…荷重伝達部
9…接合部
11…ヒンジ部
12…フードロック装置
14…剛性強化用荷重伝達部

Claims (4)

  1. 車両用フードを構成するアウターパネルとインナーパネルとを部分的に上下に接合して閉断面を形成すると共にフード外周に沿ってフード骨格部を構成し、
    前記フード骨格部で囲まれた内側部分の前記アウターパネルと前記インナーパネルを略線状となるように接合して車幅方向に延びる荷重伝達部を形成し、その荷重伝達部を、前記フード骨格部と連結させ
    前記荷重伝達部は、前記アウターパネルと前記インナーパネルを部分的に上下に接合した接合部を、車幅方向に任意の間隔を置いて断続的に複数形成し、
    前記荷重伝達部を、車両前後方向に任意の間隔を開けて複数列設け、
    前記車両用フードの車両前方に設けた前記荷重伝達部の接合部の間隔よりも車両後方に設けた前記荷重伝達部の接合部の間隔を狭くし
    ことを特徴とする車両用フード構造。
  2. 請求項に記載の車両用フード構造であって、
    前記車両用フードの車両後方に設けた前記荷重伝達部からフード骨格部後部に剛性強化用荷重伝達部を連結した
    ことを特徴とする車両用フード構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用フード構造であって、
    前記複数設けられた各荷重伝達部の間に、車幅方向へ延在し下方へ突出するビード部を前記インナーパネルに設けた
    ことを特徴とする車両用フード構造。
  4. 請求項1から請求項のうち何れか1項に記載の車両用フード構造であって、
    前記車両用フードのフード骨格部前部及びフード骨格部後部をそれぞれ車体に支持させた
    ことを特徴とする車両用フード構造。
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