JP6064709B2 - 無線通信端末、無線通信方法、及びプログラム - Google Patents

無線通信端末、無線通信方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信端末、無線通信方法、及びプログラムに関する。
昨今、無線Local Area Network(LAN)アクセスポイントが、光が届かない場所や直接触れて操作することが困難な場所等に配置されている場合でも、無線通信端末との接続を容易に確立できる無線通信システムが提供されている。
例えば、所定の音パスワードが登録される記憶手段を有する無線端末が知られている。この無線端末では、受信した信号に含まれている音パスワードが自身の第1の記憶手段に保存されている音パスワードと一致した場合、アクセスポイントを認証して音パスワードを含めた登録要求を送信する。一方、アクセスポイントは、周囲の音を音情報として出力する音検出手段と、所定の音パスワードが登録されている第2の記憶手段とを有している。アクセスポイントは、音検出手段から受け取った音情報が音パスワードと一致した場合、音パスワードを含めた信号を発信する。また、アクセスポイントは、受信した登録要求に含まれている音パスワードが第2の記憶手段に登録されている音パスワードと一致した場合、無線通信端末を認証する。
他の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末へのサービス提供システムも知られている。このサービス提供システムでは、終端端末は、近距離通信網を介して第1の移動通信端末および第2の移動通信端末に接続され、第2の移動通信端末を介してサービスサーバに接続されるが、第1の移動通信端末の認証情報を用いてサービスを利用する。第2の移動端末は、近距離通信網を介して終端端末に接続され、移動通信網を介してサービスサーバと接続され、第1の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末を前記サービスサーバに接続させる。サービスサーバは、移動通信網を介して前記第1の移動通信端末および第2の移動通信端末に接続され、前記第1の移動通信端末の認証情報を利用する終端端末が第2の移動通信端末を介してサービスを利用するように認証する。これにより、終端端末が有する認証情報が現在接続中の移動通信端末の認証情報ではない場合にも終端端末がサービスを利用できるようにすることを目的としている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2011−205194号公報 特表2012−511858号公報
しかしながら、上記のように音パスワードを用いる方法、および、第1の移動通信端末の認証情報を利用して終端端末で通信を行う方法では、意図した装置同士で通信を確立するために、予め音パスワードや認証情報を記憶させなければならない。
上記課題に鑑み、簡易な構成で意図しない無線通信端末同士の通信の確立を防止することが可能な無線通信端末、無線通信方法、及びプログラムを提供する。
ひとつの態様である無線通信端末は、加速度検出部、第1の通信部、第2の通信部、記憶部、演算処理装置を有している。加速度検出部は、加速度を検出する。第1の通信部は、小電力無線通信を行う。第2の通信部は、公共通信網を介する通信を行う。記憶部は、情報を記憶する。演算処理装置は、前記加速度検出部により検出した第1の衝撃に関する第1の衝撃情報を算出して前記記憶部に記憶する。また、演算処理装置は、前記第1の衝撃が検出されたときに、前記記憶部に記憶された第1の識別情報を読出し、前記第1の識別情報を含む送信要求であって第2の衝撃に関する第2の衝撃情報の送信を要求する該送信要求を、前記第1の通信部を介して外部へ送信する。また、演算処理装置は、前記第1の衝撃情報と、前記第1の通信部を介して受信した前記第2の衝撃情報との比較を行い、前記第1の衝撃と前記第2の衝撃とが同一の衝突によるものであるか否かを判別する。また、演算処理装置は、前記判別する処理の結果、同一の衝突によるものであると判別されると、以下の処理を行う。すなわち、前記第1の通信部及び前記第2の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末と前記公共通信網との通信を中継するために、前記第1の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末に通信を確立するための通信情報であって前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む該通信情報を送信する。また、演算処理装置は、前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末から前記第2の識別情報を含む通信確立の要求を受信したと判別したときに、前記通信情報に基づき前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末との通信を確立する。
別の態様である無線通信端末は、加速度検出部と、通信部と、記憶部と、演算処理装置を有している。加速度検出部は、加速度を検出する。通信部は、小電力無線通信を行う。記憶部は、情報を記憶する。演算処理装置は、前記加速度検出部を介して衝撃を検出すると、前記衝撃に関する衝撃情報を算出して前記記憶部に記憶する。演算処理装置は、第1の識別情報を含む衝撃情報の送信要求を受信すると、前記通信部を介して前記衝撃情報前記衝撃情報の送信要求の送信元の無線通信端末に送信する。演算処理装置は、前記送信元の無線通信端末との通信を確立するための通信情報であって前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む該通信情報を受信したと判別されると、前記通信部を介して前記送信元の無線通信端末に通信確立の要求であって前記第2の識別情報を含む該通信確立の要求送信する。
また、別の態様である無線通信方法は、無線通信端末が、加速度検出部を介して検出した第1の衝撃に関する第1の衝撃情報を算出する。また、この無線通信端末は、前記第1の衝撃が検出されたときに、第1の識別情報を含む送信要求であって第2の衝撃に関する第2の衝撃情報の送信を要求する該送信要求を、小電力無線通信を行う第1の通信部を介して外部へ送信する。また、この無線通信端末は、前記第1の衝撃情報と、前記第1の通信部を介して受信した前記第2の衝撃情報との比較を行い、前記第1の衝撃と前記第2の衝撃とが同一の衝突によるものであるか否かを判別する。また、この無線通信端末は、前記判別結果、同一の衝突によるものであると判別されると、前記第1の通信部及び公共通信網を介する通信を行う第2の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末と前記公共通信網との通信を中継する。このため、無線通信端末は、前記第1の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末に通信を確立するための通信情報であって前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む該通信情報を送信する。また、この無線通信端末は、前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末から前記第2の識別情報を含む通信確立の要求を受信したと判別したときに、前記通信情報に基づき前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末との通信を確立する。
さらに、別の態様である無線通信方法は、無線通信端末、加速度検出部を介して衝撃を検出すると、前記衝撃に関する衝撃情報を算出する。また、この無線通信端末は、第1の識別情報を含む衝撃情報の送信要求を受信すると、小電力無線通信を行う通信部を介して前記衝撃情報前記衝撃情報の送信要求の送信元の無線通信端末に送信する。また、この無線通信端末は、前記送信元の無線通信端末との通信を確立するための通信情報であって前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む該通信情報を受信したと判別されると、前記通信部を介して、前記送信元の無線通信端末に通信確立の要求であって前記第2の識別情報を含む該通信確立の要求送信する。
なお、上述した態様に係る方法をコンピュータに行わせるためのプログラムであっても、このプログラムを当該コンピュータによって実行させることにより、上述した態様に係る方法と同様の作用効果を奏するので、前述した課題が解決される。
上述した態様の無線通信端末、無線通信方法、及びプログラムによれば、簡易な構成で、意図しない無線通信端末同士の通信の確立を防止することが可能となる。
無線通信システムの一例を説明する図である。 無線通信端末のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 衝撃波形の一例を示す図である。 衝撃情報の一例を示す図である。 衝撃情報の一例を示す図である。 親機の動作の一例を説明するフローチャートである。 子機の動作の一例を説明するフローチャートである。 衝撃パルス認証処理の一例を示すフローチャートである。 コンピュータのハードウエア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、一実施の形態による無線通信方法について説明する。図1は、本実施の形態による無線通信システム50の一例を説明する図、図2は、無線通信端末1のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態による無線通信システム50は、例えば、2台の無線通信端末1の一方を親機1A、他方を子機1Bとして、親機1Aをアクセスポイントとして子機1Bが公共通信網を介する通信(以下、テザリング通信という)を行う。本実施の形態は、このテザリング通信において、親機1Aと子機1Bとを互いにぶつけ合うことにより衝撃40を生じさせ、衝撃40による衝撃波42を親機1Aと子機1Bとで夫々検出して比較することにより、互いに通信を確立する無線通信方法に関する。通信の詳細については後述する。
図2に示すように、無線通信端末1は、例えば、多機能携帯電話等、無線通信機能を有する情報処理装置である。本実施の形態において、親機1A及び子機1Bは、ともに、図2の無線通信端末1のような同様の構成を有している。無線通信端末1は、演算処理部3、記憶部5、無線部11、アンテナ13、音声入出力部15、スピーカ17、マイク19、加速度センサ21、無線LAN通信部23、アンテナ25、タッチパネル27、表示部29を有している。
演算処理装置3は、無線通信端末1における動作に伴うデータの処理を行う演算処理装置である。記憶部5は、情報を記憶する記憶装置であり、Read Only Memory(ROM)7、Random Access Memory(RAM)9を有している。ROM7は、随時読み出し可能な記憶装置であり、無線通信端末1に所定の処理を実行させるためのプログラムを記憶するようにしてもよい。RAM9は、随時読み出し及び書込可能な記憶装置であり、演算結果などの情報を記憶するようにしてもよい。
無線部11は、外部へ通信する情報を変換して、アンテナ13を介して公共通信網により送信するための信号を生成したり、アンテナ13により受信された信号を変換して演算処理装置3に出力したりする装置である。アンテナ13は、電波を送信及び受信する装置である。公共通信網は、例えば、3rd Generation(3G)回線等の携帯電話通信網である。
音声入出力部15は、音声により出力する情報を変換してスピーカ17に出力するとともに、マイク19からの入力信号を変換して演算処理装置3に出力する装置である。スピーカ17は、電気信号を変換して音声を出力する装置である。マイク19は、音声を収音し、電気信号に変換する装置である。加速度センサ21は、無線通信端末1の加速度を電気信号として検出する検出装置である。
無線LAN通信部23は、外部へ通信する情報を変換してアンテナ25を介して小電力無線通信により送信するための信号を生成したり、アンテナ25により受信された信号を変換して演算処理装置3に出力したりする装置である。小電力無線通信とは、例えば、WiFi(商標)通信である。タッチパネル27は、接触により情報の入力を行う装置である。表示部29は、例えば液晶表示装置である。
上記のように構成される親機1Aと子機1Bとの間で、図1に示すような通信が行われる。すなわち、衝撃40が親機1Aにおいて検出されると、親機1Aは、プローブ要求52を子機1Bに送信する。プローブ要求52とは、プローブ要求であることを示すコマンド名と、親機1Aの識別情報Service Set Identifier(SSID)−1Aを含む通信である。このとき、識別情報SSID―1Aは、親機1Aをアクセスポイントとして用いる際の識別情報とすることができる。
子機1Bは、プローブ要求52を受信すると、プローブ応答54を送信する。プローブ応答54とは、プローブ応答であることを示すコマンド名と、子機1Bの識別情報を含む通信である。このとき、子機1Bの識別情報は、Media Access Control(MAC)アドレスとすることができる。
親機1Aは、プローブ応答54を受信すると、衝撃情報要求56を送信する。衝撃情報要求56とは、衝撃情報要求であることを示すコマンド名と、識別情報SSID−1Aを含む通信である。子機1Bは、衝撃情報要求56を受信すると、衝撃情報応答58を送信する。衝撃情報応答58は、衝撃情報応答であることを示すコマンド名と、後述する衝撃情報を含む通信である。
親機1Aは、子機1Bから衝撃情報を受信すると、親機1Aが記憶している後述する衝撃情報と比較し、衝撃情報が同一の衝撃に基づくものであると判別されると、通信情報通知60を送信する。通信情報通知60とは、通信情報通知であることを示すコマンド名、親機1Aと子機1Bとの間の通信を確立するための新しい識別情報SSID―1A−2、および暗号キーを含む通信である。
子機1Bは、通信情報通知60を受信すると、通信確立要求62を送信する。通信確立要求62は、通信確立要求であることを示すコマンド名、識別情報SSID―1A−2、暗号キー、および、子機1B自身のMACアドレスを含む通信である。以上の通信により、子機1Bは、親機1Aとの間で、テザリング通信64、70を確立し、親機1Aを介して公共通信66、68を実行する。
図3は、衝撃波形の一例を示す図である。図1を参照しながら説明したように、本実施の形態においては、テザリング通信を開始する際に、まず、親機1Aと子機1Bとを、互いに好ましくは複数回、例えば3回以上衝突させる。衝撃波形80は、例えば、親機1Aの加速度センサ21で検出される波形の一例である。図3において、横軸は時間t、縦軸は、衝撃強度Sである。
図3に示すように衝撃波形80においては、3つのパルス82〜86が検出されている。演算処理装置3は、夫々衝撃強度を強度S1〜S3であると算出する。衝撃強度とは、例えば、夫々のパルスの最大値である。また、パルス82とパルス84との時間間隔は、時間間隔ΔT1であり、パルス84とパルス86との時間間隔は、時間間隔ΔT2であると算出される。時間間隔とは、例えば、各パルスの衝撃強度が最大となる時刻の間隔である。時刻t0は、1回目のパルス82の開始時刻であり、例えば演算処理装置3に内蔵されたタイマにより計測される。
図4は、衝撃情報100の一例を示す図である。衝撃情報100は、例えば親機1Aの加速度センサ21により衝撃波形80が検出された際に、演算処理装置3により算出される情報である。衝撃情報100は、計測項目102及び計測値104を有しており、例えば、記憶部5のRAM9に記憶される。計測項目102としては、衝撃開始時刻、第1衝撃強度、第2衝撃強度、第2衝撃間隔、第3衝撃強度、第3衝撃間隔が含まれている。衝撃開始時刻は、1回目に検出された例えばパルス82の開始時刻t0(衝撃情報100では、15時45分32秒04と記載されている)である。第1衝撃強度は、衝撃波形80における1回目のパルス82の衝撃強度S1である。第2衝撃強度は、衝撃波形80における2回目のパルス84の衝撃強度S2である。第2衝撃間隔は、パルス82とパルス84との時間間隔ΔT1である。第3衝撃強度は、衝撃波形80における3回目のパルス86の衝撃強度S3である。第3衝撃間隔は、パルス84とパルス86との時間間隔ΔT2である。
図5は、衝撃情報110の一例を示す図である。衝撃情報110は、例えば子機1Bの加速度センサ21により衝撃波形が検出された際に、演算処理装置3により算出される情報である。衝撃情報110は、計測項目112及び計測値114を有しており、例えば、記憶部5のRAM9に記憶される。計測項目112としては、衝撃開始時刻、第1衝撃強度、第2衝撃強度、第2衝撃間隔、第3衝撃強度、第3衝撃間隔が含まれている。衝撃開始時刻は、1回目に検出されたパルスの開始時刻であり、衝撃情報110では、15時45分32秒04と記載されている。第1衝撃強度は、検出された衝撃波形における1回目のパルスの衝撃強度Ss1である。第2衝撃強度は、検出された衝撃波形における2回目のパルスの衝撃強度Ss2である。第2衝撃間隔は、1回目のパルスと2回目のパルスとの時間間隔ΔT1である。第3衝撃強度は、検出された衝撃波形における3回目のパルスの衝撃強度Ss3である。第3衝撃間隔は、2回目のパルスと3回目のパルスとの時間間隔ΔT2である。衝撃情報110の例では、第2衝撃間隔と第3衝撃間隔とが、衝撃情報100と同一となっているが、これは一例であり、同一とは限らない。
次に、図6から図9を主に参照しながら、本実施の形態による無線通信方法についてさらに説明する。図6は、親機1Aの動作の一例を説明するフローチャートである。まず、親機1Aでは、本実施の形態による親機の無線通信方法のためのプログラムを立ち上げておく。プログラムは、例えば記憶部5に記憶させておく。この状態で、図6に示すように、親機1Aの演算処理装置3は、衝撃を検出するまで判別を繰り返す(S131:NO)。このとき、演算処理装置3は、例えば、所定値以上の衝撃強度を検出すると、衝撃を検出したと判別する(S131:YES)。
演算処理装置3は、加速度センサ21を介して検出された例えば衝撃波形80において、衝撃開始時刻からの衝撃間隔、衝撃強度を算出し、例えば、図4の衝撃情報100のように記録する(S132)。演算処理装置3は、無線LAN通信部23を介して、識別情報SSID−1Aを含むプローブ要求52を送信する(S133)。
演算処理装置3は、プローブ応答54を受信するまで判別を繰り返し(S134:NO)、受信したと判別すると(S134:YES)、識別情報SSID−1Aを含む衝撃情報要求56を送信する(S135)。
演算処理装置3は、衝撃情報応答58を受信するまで判別を繰り返し(S136:NO)、受信したと判別すると(S136:YES)、衝撃パルス認証を行う(S137)。衝撃パルス認証の詳細は後述する。
演算処理装置3は、衝撃パルス認証の結果、親機1A自身が算出した衝撃情報100と、無線LAN通信部23を介して受信した衝撃情報110とが、互いの衝突という同一の衝突によるものか否かを判別する(S138)。判別は、衝撃情報100と衝撃情報110とを比較する。同一の衝突によるものであると判別されると(S138:YES)、親機1Aの演算処理装置3は、無線LAN通信部23を介して子機1Bに通信情報通知60を送信する(S139)。以上が、親機1Aの動作である。
図7は、子機1Bの動作の一例を説明するフローチャートである。まず、子機1Bでは、本実施の形態による子機1Bの無線通信方法のためのプログラムを立ち上げておく。プログラムは、例えば記憶部5に記憶させておく。この状態で、図7に示すように、子機1Bの演算処理装置3は、衝撃を検出するまで判別を繰り返す(S151:NO)。このとき、演算処理装置3は、例えば、所定値以上の衝撃強度を検出すると、衝撃を検出したと判別する(S151:YES)。
子機1Bの演算処理装置3は、加速度センサ21を介して検出された衝撃波形において、衝撃開始時刻からの衝撃間隔、衝撃強度を算出し、例えば衝撃情報110のように記録する(S152)。演算処理装置3は、無線LAN通信部23を介して、プローブ要求52を受信するまで判別を繰り返し(S153:NO)、受信したと判別すると(S153:YES)、プローブ要求52に含まれる識別情報SSID−1Aを含むプローブ応答54を親機1Aに送信する(S154)。
子機1Bの演算処理装置3は、衝撃情報要求56を受信するまで判別を繰り返し(S155:NO)、受信したと判別すると(S155:YES)、識別情報SSID−1Aとともに衝撃情報110を親機1Aに送信する(S156)。
子機1Bの演算処理装置3は、通信情報通知60を受信するまで判別を繰り返し(S157:NO)、受信したと判別すると(S157:YES)、通信情報通知60を用いて親機1Aに通信確立要求62を送信することにより、通信確立を要求する(S158)。このとき、通信情報通知60により、通信情報として、例えば、新たな識別情報SSID−1A−2、暗号キーが通知される。通信確立要求62には、通信情報通知60により通知された、新たな識別情報SSID−1A−2、暗号キー、子機1BのMACアドレスが含まれる。これにより、子機1Bは、親機1Aから所定範囲内に存在する他の無線通信端末1と差別化される。以上が、子機1Bの動作である。
図8は、図6のS137の衝撃パルス認証処理の一例を示すフローチャートである。図8に示すように、親機1Aの演算処理装置3は、親機1Aの衝撃情報100と、子機1Bの衝撃情報110の衝撃開始時刻が同一であるか否か判別する(S171)。なお、衝撃パルス認証処理において、同一とは、差が所定範囲内である場合を含むことが好ましい。同一でないと判別された場合には(S171:NO)、親機1Aの演算処理装置3は、衝撃情報比較を「異なる」に設定し、処理を図6のS138に進める。
同一であると判別されると(S171:YES)、親機1Aの演算処理装置3は、衝撃情報100と衝撃情報110における、第n衝撃間隔(nは2以上の整数)は、全て同一であるか否か判別する(S172)。同一でないと判別された場合には(S172:NO)、親機1Aの演算処理装置3は、衝撃情報比較を「異なる」に設定し、処理を図6のS138に進める。
同一であると判別されると(S172:YES)、親機1Aの演算処理装置3は、衝撃情報100と衝撃情報110の第n衝撃強度比率は同一であるか否か判別する(S173)。ここで、第n衝撃強度比率=親機1Aにおける第n衝撃強度÷子機1Bにおける第n衝撃強度で表される。
同一でないと判別された場合には(S173:NO)、親機1Aの演算処理装置3は、衝撃情報比較を「異なる」に設定し、処理を図6のS138に進める。同一であると判別された場合には(S173:YES)、衝撃情報比較を「同一」と設定し(S174)、処理を図6のS138に進める。
なお、親機1A、子機1Bは、無線通信端末の一例であり、加速度センサ21は、加速度検出部の一例であり、無線LAN通信部23、アンテナ25は、第1の通信部および通信部の一例であり、無線部11、アンテナ13は、第2の通信部の一例である。
以上説明したように、本実施の形態による無線通信システム50において、親機1Aには、本実施の形態による無線通信方法を実行するための親機用のプログラムがインストールされる。子機1Bには、本実施の形態による無線通信方法を実行するための子機用のプログラムがインストールされる。親機1Aと子機1Bとで夫々のプログラムを立ち上げた状態で、互いに好ましくは複数回衝突させる。親機1A及び子機1Bは、夫々一定以上の強度の衝撃を検出すると、夫々自動的に、衝撃情報100、衝撃情報110を取得する。親機1Aの衝撃情報要求56に対しての子機1Bの衝撃情報応答58により親機1Aで衝撃情報100及び衝撃情報110の例えばパルス周期の同一性の比較が行われる。衝撃情報100と衝撃情報110とが同一の衝撃による衝撃情報であると判別されると、自動的に、親機1Aと子機1Bとの間でテザリング通信が開始される。
以上のように、本実施の形態による無線通信システム50においては、夫々親機用、子機用のプログラムを立ち上げた状態で、2台の無線通信端末1を互いに衝突させる。この操作のみにより、一方の無線通信端末1(親機1A)をアクセスポイントとして利用し、他方の無線通信端末1(子機1B)から通信を実行することが可能になる。このとき親機1Aとなる無線通信端末1は、衝撃情報100と衝撃情報110とによる認証を自動的に行う。よって、親機1Aと子機1Bとを好ましくは複数回衝突させるだけで、自動的に親機1Aと子機1Bとの間のテザリング通信を確立することができる。このとき、予め衝撃情報110などの認証情報を記憶しておく必要がなく、衝突による認証に基づき通信情報が親機1Aから子機1Bに転送される。よって、本実施の形態によるプログラムをインストールすれば、予め決められた端末同士でなくても速やかに、テザリング通信を確立することが可能となる。
これにより、子機と親機とが通信可能エリア内にいる時に、親機の釦を押下することにより暗号化データを含めた通信情報を通知し、小電力無線通信を確立させるシステムと異なり、意図しない端末でテザリング通信が確立されることを防止できる。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を採ることができる。例えば、通信方法の詳細は上記に限定されず、親機1Aと子機1Bとで生成された夫々の衝撃情報が同一の衝撃によるものであるか否かを判別し、同一の衝撃によるものであると判別された場合に通信を確立することができれば、変形が可能である。
また、衝撃情報100、衝撃情報110は、上記の例に限定されない。検出された衝撃情報100、衝撃情報110が、同一の衝撃によるものであるか否かを判別可能であれば、例えば、複数回の衝撃強度の比率や、衝撃間隔の比率を互いの端末ごとに求め、別の端末と比較するなど、別の比較方法を用いてもよい。
なお、無線通信端末1としては、無線部11及びアンテナ13を備えない、例えば、タブレット型コンピュータ等でもよい。また、スピーカ17、マイク19、タッチパネル27、表示部29を備えない、例えばポータブル無線LAN接続用端末とすることもできる。また、無線部11、アンテナ13に代えて、Transmission Control Protocol/Internet Protocol(TCP/IP)による通信を行う通信部を備える構成も可能である。
上記実施の形態においては、親機1Aと子機1Bとの構成は同一の場合を例にして説明したが、これに限定されない。例えば、親機1Aは、多機能携帯電話、子機1Bは、タブレット型コンピュータ、あるいは、親機1Aは、ポータブル無線LAN接続用端末、子機1Bは多機能携帯電話等、様々な組合せが可能である。
ここで、上記実施の形態による無線通信方法の動作をコンピュータに行わせるために適用されるコンピュータの例について説明する。図9は、例えばタブレット型コンピュータのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように、コンピュータ300は、Central Processing Unit(CPU)302、メモリ304、入力装置306、出力装置308、外部記憶装置312、媒体駆動装置314、ネットワーク接続装置、加速度センサ320等がバス310を介して接続されている。
CPU302は、コンピュータ300全体の動作を制御する演算処理装置である。メモリ304は、コンピュータ300の動作を制御するプログラムを予め記憶したり、プログラムを実行する際に必要に応じて作業領域として使用したりするための記憶部である。メモリ304は、例えばRandom Access Memory(RAM)、Read Only Memory(ROM)等である。入力装置306は、コンピュータの使用者により操作されると、その操作内容に対応付けられている使用者からの各種情報の入力を取得し、取得した入力情報をCPU302に送付する装置であり、例えばキーボード装置、マウス装置などである。出力装置308は、コンピュータ300による処理結果を出力する装置であり、表示装置などが含まれる。例えば表示装置は、CPU302により送付される表示データに応じてテキストや画像を表示する。
外部記憶装置312は、例えば、ハードディスクなどの記憶装置であり、CPU302により実行される各種制御プログラムや、取得したデータ等を記憶しておく装置である。媒体駆動装置314は、可搬記録媒体316に書き込みおよび読み出しを行うための装置である。CPU302は、可搬記録媒体316に記録されている所定の制御プログラムを、記録媒体駆動装置314を介して読み出して実行することによって、各種の制御処理を行うようにすることもできる。可搬記録媒体316は、例えばCompact Disc(CD)−ROM、Digital Versatile Disc(DVD)、Universal Serial Bus(USB)メモリ等である。
ネットワーク接続装置318は、有線または無線により外部との間で行われる各種データの授受の管理を行うインタフェース装置である。ネットワーク接続装置318により、無線LANによる通信を実行することもできる。加速度センサ320は、加速度を検出する検出装置である。バス310は、上記各装置等を互いに接続し、データのやり取りを行う通信経路である。
上記実施の形態による無線通信方法をコンピュータに実行させるプログラムは、例えば外部記憶装置312に記憶させる。CPU302は、外部記憶装置312からプログラムを読み出し、コンピュータ300に無線通信設定の動作を行なわせる。このとき、まず、無線通信設定の処理をCPU302に行わせるための制御プログラムを作成して外部記憶装置312に記憶させておく。そして、入力装置306から所定の指示をCPU302に与えて、この制御プログラムを外部記憶装置312から読み出させて実行させるようにする。また、このプログラムは、可搬記録媒体316に記憶するようにしてもよい。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
加速度を検出する加速度検出部と、
小電力無線通信を行う第1の通信部と、
公共通信網を介する通信を行う第2の通信部と、
情報を記憶する記憶部と、
前記加速度検出部により検出した第1の衝撃に関する第1の衝撃情報を算出して前記記憶部に記憶する処理と、前記第1の衝撃情報と、前記第1の通信部を介して受信した第2の衝撃に関する第2の衝撃情報との比較を行い、前記第1の衝撃と前記第2の衝撃とが同一の衝突によるものであるか否かを判別する処理と、前記判別する処理の結果、同一の衝突によるものであると判別されると、前記第1の通信部及び前記第2の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末と前記公共通信網との通信を中継するために、前記第1の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末に通信を確立するための通信情報を送信し、前記通信情報に基づき通信を確立する処理と、を実行する演算処理装置と、
を有することを特徴とする無線通信端末。
(付記2)
前記演算処理装置は、
前記第1の衝撃が検出されると、前記記憶部に記憶された第1の識別情報を読出し、z前記第1の識別情報を含む前記第2の衝撃情報の送信要求を前記第1の通信部を介して外部へ送信する処理と、前記判別する処理の結果、同一の衝突によるものであると判別されると、前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む前記通信情報を前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末に前記第1の通信部を介して送信する処理と、
をさらに実行し、
前記通信を確立する処理は、前記送信元の無線通信端末から前記第2の識別情報を含む通信確立の要求を受信したと判別されることにより実行されることを特徴とする付記1に記載の無線通信端末。
(付記3)
前記第1の衝撃情報は、複数の前記第1の衝撃の衝撃間隔を含み、前記第2の衝撃情報は、複数の前記第2の衝撃の衝撃間隔を含むことを特徴とする付記1に記載の無線通信端末。
(付記4)
前記第1の衝撃情報は、複数の前記第1の衝撃の衝撃強度を含み、前記第2の衝撃情報は、複数の前記第2の衝撃の衝撃強度を含むことを特徴とする付記2に記載の無線通信端末。
(付記5)
加速度を検出する加速度検出部と、
小電力無線通信を行う通信部と、
情報を記憶する記憶部と、
前記加速度検出部を介して衝撃を検出すると、前記衝撃に関する衝撃情報を算出して前記記憶部に記憶する処理と、衝撃情報の送信要求を受信すると、前記通信部を介して前記衝撃情報とを前記衝撃情報の送信要求の送信元の無線通信端末に送信する処理と、前記送信元の無線通信端末との通信を確立するための通信情報を受信したと判別されると、前記通信部を介して前記送信元の無線通信端末に通信確立の要求を通信する処理と、を実行する演算処理装置と、
を有することを特徴とする無線通信端末。
(付記6)
前記演算処理装置は、
前記通信部を介して送信元の第1の識別情報を含む前記衝撃情報の送信要求を受信すると、前記自身の識別情報と前記衝撃情報とを前記通信部を介して前記送信元の無線通信端末に送信する処理と、前記送信元の前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む通信情報を受信すると、前記通信部を介して前記送信元の無線通信端末に通信確立の要求を通信する処理と、
をさらに実行することを特徴とする付記5に記載の無線通信端末。
(付記7)
前記衝撃情報は、複数の前記衝撃の衝撃間隔を含むことを特徴とする付記5または付記6に記載の無線通信端末。
(付記8)
前記衝撃情報は、複数の前記衝撃の衝撃強度を含むことを特徴とする付記7に記載の無線通信端末。
(付記9)
付記1に記載の無線通信端末と、付記5に記載の無線通信端末とを含み、付記5に記載の無線通信端末は、付記1に記載の無線通信端末を介して前記公共通信網を介する通信を行うことを特徴とする通信システム。
(付記10)
無線通信端末が、
加速度検出部を介して検出した第1の衝撃に関する第1の衝撃情報を算出し、
前記第1の衝撃情報と、小電力無線通信を行う第1の通信部を介して受信した第2の衝撃に関する第2の衝撃情報との比較を行い、前記第1の衝撃と前記第2の衝撃とが同一の衝突によるものであるか否かを判別し、
前記判別する処理の結果、同一の衝突によるものであると判別されると、前記第1の通信部及び公共通信網を介する通信を行う第2の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末と前記公共通信網との通信を中継するために、前記第1の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末に通信を確立するための通信情報を送信し、前記通信情報に基づき前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末との通信を確立する、
ことを特徴とする無線通信方法。
(付記11)
前記無線通信端末は、さらに
前記第1の衝撃が検出されると、前記記憶部に記憶された第1の識別情報を読出し、前記第1の識別情報を含む前記第2の衝撃情報の送信要求を前記第1の通信部を介して外部へ送信し、
前記判別する処理の結果、同一の衝突によるものであると判別されると、前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む前記通信情報を前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末に前記第1の通信部を介して送信し、
前記通信を確立する処理は、前記送信元の無線通信端末から前記第2の識別情報を含む通信確立の要求を受信したと判別されることにより実行されることを特徴とする付記10に記載の無線通信方法。
(付記12)
前記第1の衝撃情報は、複数の前記第1の衝撃の衝撃間隔を含み、前記第2の衝撃情報は、複数の前記第2の衝撃の衝撃間隔を含むことを特徴とする付記10または付記11に記載の無線通信方法。
(付記13)
無線通信端末が、
加速度検出部を介して衝撃を検出すると、前記衝撃に関する衝撃情報を算出し、
衝撃情報の送信要求を受信すると、自身の識別情報と前記衝撃情報とを前記衝撃情報の送信要求の送信元の無線通信端末に送信し、
前記送信元の無線通信端末との通信を確立するための通信情報を受信したと判別されると、前記送信元の無線通信端末に通信確立の要求を通信する
ことを特徴とする無線通信方法。
(付記14)
加速度検出部を介して検出した第1の衝撃に関する第1の衝撃情報を算出し、
前記第1の衝撃情報と、小電力無線通信を行う第1の通信部を介して受信した第2の衝撃に関する第2の衝撃情報との比較を行い、前記第1の衝撃と前記第2の衝撃とが同一の衝突によるものであるか否かを判別し、
前記判別する処理の結果、同一の衝突によるものであると判別されると、前記第1の通信部及び公共通信網を介する通信を行う第2の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末と前記公共通信網との通信を中継するために、前記第1の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末に通信を確立するための通信情報を送信し、前記通信情報に基づき前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末との通信を確立する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記15)
加速度検出部を介して衝撃を検出すると、前記衝撃に関する衝撃情報を算出し、
衝撃情報の送信要求を受信すると、自身の識別情報と前記衝撃情報とを前記衝撃情報の送信要求の送信元の無線通信端末に送信し、
前記送信元の無線通信端末との通信を確立するための通信情報を受信したと判別されると、前記送信元の無線通信端末に通信確立の要求を通信する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
1 無線通信端末
1A 親機
1B 子機
3 演算処理装置
5 記憶部
7 ROM
9 RAM
11 無線部
13 アンテナ
15 音声入出力部
17 スピーカ
19 マイク
21 加速度センサ
23 無線LAN通信部
25 アンテナ
27 タッチパネル
29 表示部
40 衝撃
42 衝撃波
50 無線通信システム
52 プローブ要求
54 プローブ応答
56 衝撃情報要求
58 衝撃情報応答
60 通信情報通知
62 通信確立要求
64 テザリング通信
66 公共通信
68 公共通信
70 テザリング通信
80 衝撃波形

Claims (11)

  1. 加速度を検出する加速度検出部と、
    小電力無線通信を行う第1の通信部と、
    公共通信網を介する通信を行う第2の通信部と、
    情報を記憶する記憶部と、
    演算処理装置であって、
    前記加速度検出部により検出した第1の衝撃に関する第1の衝撃情報を算出して前記記憶部に記憶する処理と、
    前記第1の衝撃が検出されたときに、前記記憶部に記憶された第1の識別情報を読出し、前記第1の識別情報を含む送信要求であって第2の衝撃に関する第2の衝撃情報の送信を要求する該送信要求を、前記第1の通信部を介して外部へ送信する処理と、
    前記第1の衝撃情報と、前記第1の通信部を介して受信した前記第2の衝撃情報との比較を行い、前記第1の衝撃と前記第2の衝撃とが同一の衝突によるものであるか否かを判別する処理と、
    前記判別する処理の結果、同一の衝突によるものであると判別されると、前記第1の通信部及び前記第2の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末と前記公共通信網との通信を中継するために、前記第1の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末に通信を確立するための通信情報であって前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む該通信情報を送信する処理と
    前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末から前記第2の識別情報を含む通信確立の要求を受信したと判別したときに、前記通信情報に基づき前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末との通信を確立する処理と、
    を実行する演算処理装置と、
    を有することを特徴とする無線通信端末。
  2. 前記第1の衝撃情報は、複数の前記第1の衝撃の衝撃間隔を含み、前記第2の衝撃情報は、複数の前記第2の衝撃の衝撃間隔を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 前記第1の衝撃情報は、複数の前記第1の衝撃の衝撃強度を含み、前記第2の衝撃情報は、複数の前記第2の衝撃の衝撃強度を含むことを特徴とする請求項に記載の無線通信端末。
  4. 加速度を検出する加速度検出部と、
    小電力無線通信を行う通信部と、
    情報を記憶する記憶部と、
    演算処理装置であって、
    前記加速度検出部を介して衝撃を検出すると、前記衝撃に関する衝撃情報を算出して前記記憶部に記憶する処理と、
    第1の識別情報を含む衝撃情報の送信要求を受信すると、前記通信部を介して前記衝撃情報前記衝撃情報の送信要求の送信元の無線通信端末に送信する処理と、
    前記送信元の無線通信端末との通信を確立するための通信情報であって前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む該通信情報を受信したと判別されると、前記通信部を介して前記送信元の無線通信端末に通信確立の要求であって前記第2の識別情報を含む該通信確立の要求送信する処理と、
    を実行する演算処理装置と、
    を有することを特徴とする無線通信端末。
  5. 前記衝撃情報は、複数の前記衝撃の衝撃間隔を含むことを特徴とする請求項に記載の無線通信端末。
  6. 前記衝撃情報は、複数の前記衝撃の衝撃強度を含むことを特徴とする請求項に記載の無線通信端末。
  7. 請求項1に記載の無線通信端末と、請求項に記載の無線通信端末とを含み、請求項に記載の無線通信端末は、請求項1に記載の無線通信端末を介して前記公共通信網を介する通信を行うことを特徴とする通信システム。
  8. 無線通信端末が、
    加速度検出部を介して検出した第1の衝撃に関する第1の衝撃情報を算出し、
    前記第1の衝撃が検出されたときに、第1の識別情報を含む送信要求であって第2の衝撃に関する第2の衝撃情報の送信を要求する該送信要求を、小電力無線通信を行う第1の通信部を介して外部へ送信し、
    前記第1の衝撃情報と、前記第1の通信部を介して受信した前記第2の衝撃情報との比較を行い、前記第1の衝撃と前記第2の衝撃とが同一の衝突によるものであるか否かを判別し、
    前記判別結果、同一の衝突によるものであると判別されると、前記第1の通信部及び公共通信網を介する通信を行う第2の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末と前記公共通信網との通信を中継するために、前記第1の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末に通信を確立するための通信情報であって前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む該通信情報を送信し、
    前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末から前記第2の識別情報を含む通信確立の要求を受信したと判別したときに、前記通信情報に基づき前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末との通信を確立する、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  9. 無線通信端末が、
    加速度検出部を介して衝撃を検出すると、前記衝撃に関する衝撃情報を算出し、
    第1の識別情報を含む衝撃情報の送信要求を受信すると、小電力無線通信を行う通信部を介して前記衝撃情報前記衝撃情報の送信要求の送信元の無線通信端末に送信し、
    前記送信元の無線通信端末との通信を確立するための通信情報であって前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む該通信情報を受信したと判別されると、前記通信部を介して、前記送信元の無線通信端末に通信確立の要求であって前記第2の識別情報を含む該通信確立の要求送信する、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  10. 無線通信端末の制御を行うコンピュータに処理を実行させるプログラムであって、
    前記無線通信端末が有する加速度検出部を介して検出した第1の衝撃に関する第1の衝撃情報を算出し、
    前記第1の衝撃が検出されたときに、第1の識別情報を含む送信要求であって第2の衝撃に関する第2の衝撃情報の送信を要求する該送信要求を、前記無線通信端末が有する、小電力無線通信を行う第1の通信部を介して外部へ送信し、
    前記第1の衝撃情報と、前記第1の通信部を介して受信した前記第2の衝撃情報との比較を行い、前記第1の衝撃と前記第2の衝撃とが同一の衝突によるものであるか否かを判別し、
    前記判別結果、同一の衝突によるものであると判別されると、前記第1の通信部及び、前記無線通信端末が有する、公共通信網を介する通信を行う第2の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末と前記公共通信網との通信を中継するために、前記第1の通信部を介して前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末に通信を確立するための通信情報であって前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む該通信情報を送信し、
    前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末から前記第2の識別情報を含む通信確立の要求を受信したと判別したときに、前記通信情報に基づき前記第2の衝撃情報の送信元の無線通信端末との通信を確立する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  11. 無線通信端末の制御を行うコンピュータに処理を実行させるプログラムであって、
    前記無線通信端末が有する加速度検出部を介して衝撃を検出すると、前記衝撃に関する衝撃情報を算出し、
    第1の識別情報を含む衝撃情報の送信要求を受信すると、前記無線通信端末が有する、小電力無線通信を行う通信部を介して前記衝撃情報前記衝撃情報の送信要求の送信元の無線通信端末に送信し、
    前記送信元の無線通信端末との通信を確立するための通信情報であって前記第1の識別情報とは別の第2の識別情報を含む該通信情報を受信したと判別されると、前記通信部を介して、前記送信元の無線通信端末に通信確立の要求であって前記第2の識別情報を含む該通信確立の要求送信する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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