JP6064323B2 - 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムに関する。
インクが印刷された印刷媒体へヒーターによって熱を当てることにより、印刷媒体上のインクを乾燥、硬化させる(乾燥処理する)場合がある。このような乾燥処理の際、ヒーターの設定温度が高めであると、熱の影響で印刷媒体に損傷(ダメージ)が生じることがある。例えば、印刷媒体が台紙と該台紙に付着されたフィルムとでシール状に構成されたものであり、フィルムがインクで着色された後の印刷媒体を乾燥処理した場合、熱の影響により台紙とフィルムとの間に気泡や剥離等の上記ダメージが生じ得る。
ここで、インク吐出部の特性を示す特性情報と、インク吐出部の温度を検出する温度センサーの出力とに基づいて、インク吐出部の駆動信号を生成することにより、形成されるドットサイズの相違を抑制する印刷装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2005‐96407号公報
上述したような乾燥処理による印刷媒体のダメージを無くすための手法の一つとして、ヒーターの設定温度を低くすることが考えられる。しかし、ヒーターの設定温度を低くすると、印刷媒体上のインクを十分に乾燥、硬化させられない場合がある。なお上記文献が備えるような温度センサーでは、乾燥処理に用いられるヒーターの温度を検出できないため、ヒーター温度に応じた制御処理を行なうことができない。
本発明は少なくとも上記課題を解決するためになされたものであり、印刷媒体にダメージが発生することを抑制しつつ、印刷媒体上のインクを的確に乾燥、硬化させることが可能な印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムを提供する。
本発明にかかる印刷制御装置の態様の一つは、インクが印刷された印刷媒体に対する乾燥処理のための設定温度を示す情報を取得する温度情報取得部と、上記取得された情報が所定の基準温度よりも低い温度を示す場合には、上記印刷に使用されるインク量のうち少なくとも所定濃度を越える濃度に対応するインク量を、上記取得された情報が上記基準温度を示す場合に上記所定濃度を越える濃度に対応して印刷に使用されるインク量よりも低減させて、上記印刷媒体へのインクの印刷を実行させる制御部と、を備える構成としてある。
当該構成によれば、乾燥処理の設定温度が基準温度よりも低い場合には、所定濃度を越える濃度に対応するインク量を低減させて印刷を行なう。そのため、乾燥処理時の熱による印刷媒体のダメージを回避しつつ、印刷媒体上のインクをしっかりと乾燥、硬化させることができる。また、使用するインク量を変化(低減)させるのは、元々のインク量が多い濃度範囲に限定しているため、印刷媒体に再現される画像の色が、狙いの色からずれること(印刷物の色ずれ)を極力抑えることができる。
本発明の態様の一つとして、上記制御部は、上記取得された情報が上記基準温度よりも高い温度を示す場合には、上記印刷に使用されるインク量を、上記取得された情報が上記基準温度よりも低い温度を示す場合とは異なる態様にて、上記取得された情報が上記基準温度を示す場合に使用されるインク量よりも低減させる構成としてもよい。当該構成によれば、乾燥処理の設定温度が基準温度よりも高い場合にも、印刷に使用されるインク量を低減させる。そのため、乾燥処理のための設定温度を上げて短時間でインクを十分に乾燥、硬化させたいというユーザーの希望に、確実に応えることができる。
本発明の態様の一つとして、上記制御部は、上記乾燥処理に用いられるヒーターの温度むらと印刷媒体上の領域との対応関係を取得し、当該対応関係に基づいて、印刷媒体へ印刷される画像を構成する領域毎に上記インク量の低減の程度を異ならせる構成としてもよい。当該構成によれば、ヒーターが発する熱に、場所によってむらがある場合でも、当該むらを考慮した上でのインク量低減が実行される。
本発明の態様の一つとして、上記制御部は、所定のカラーインクとは異なるインクを使用して印刷される層と、当該カラーインクを使用して印刷される層とを含む複数のインク層を重ねて印刷させる場合には、当該カラーインクを対象として上記インク量の低減を行なう構成としてもよい。当該構成によれば、白インクやメタリックインク等による下地層と、下地層に重ねて印刷されるカラーインクによるカラーインク層とを印刷媒体に印刷する場合に、カラーインク層のインク量を低減させるため、白インクやメタリックインクによる演出効果が損なわれない。
本発明の態様の一つとして、上記制御部は、上記印刷に用いられる記録ヘッドの駆動パターンの違いに応じて、上記インク量の低減の程度を異ならせる構成としてもよい。記録ヘッドの駆動パターンが異なると、乾燥に充てられる時間も異なるため、かかる駆動パターンの違いに応じてインク量の低減の程度を異ならせることで、インクの十分な乾燥、硬化とともに、印刷物の色ずれを最小限に留めることができる。
本発明の態様の一つとして、上記制御部は、上記印刷媒体の搬送速度の違いに応じて、上記インク量の低減の程度を異ならせる構成としてもよい。印刷媒体の搬送速度が異なると、乾燥に充てられる時間も異なるため、かかる搬送速度の違いに応じてインク量の低減の程度を異ならせることで、インクの十分な乾燥、硬化とともに、印刷物の色ずれを最小限に留めることができる。
本発明にかかる技術的思想は印刷制御装置という形態のみで実現されるものではなく、例えば、上述した印刷制御装置が実行する処理工程を有する印刷制御方法の発明や、上述した印刷制御装置が実現する機能を所定のハードウェア(コンピューター)に実行させる印刷制御プログラムの発明なども、把握することが可能である。また、印刷制御装置は、単体の装置として存在してもよいし、複数の装置からなるシステムとして実現されてもよいし、他の装置(例えば、印刷装置)の一部として組み込まれてもよい。
本実施形態にかかる装置の概略構成を示す図である。 プリンターにおける一部の構成の位置関係を例示する図である。 本実施形態にかかる印刷制御処理の一例を示すフローチャートである。 色変換LUTの一例を示す図である。 変換関数の一例を示す図である。 ヒーター温度むらに応じた範囲の区切りおよび範囲毎の温度特性を例示する図である。 画像データを複数の画像領域に分割した様子を例示する図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
1.装置構成の概略
図1は、本実施形態にかかる印刷制御装置1の構成を概略的に示している。印刷制御装置1は、例えば、コンピューター10およびプリンター20を有する。あるいは、印刷制御装置1は、コンピューター10またはプリンター20のいずれか一方であってもよい。印刷制御装置1は、印刷制御方法の実行主体となる。コンピューター10では、演算処理の中枢をなすCPU11がシステムバスを介してコンピューター10全体を制御する。当該バスには、ROM12、RAM13、各種インターフェース(I/F18等)が接続され、またハードディスクドライブ(HDDRV)15を介して記憶手段としてのハードディスク(HD)14が接続されている。HD14にはオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム、プリンタードライバー14d等が記憶され、これらはCPU11によって適宜RAM13に読み出され実行される。
また、HD14には、所定の入力表色系における複数の格子点に所定の出力表色系における色情報を対応付けた色変換ルックアップテーブル(LUT)としての通常LUT14a、低温用LUT14b、高温用LUT14c等が格納されている。プリンタードライバー14dおよびこれらLUT14a,14b,14cについては後述する。さらにコンピューター10は、例えば液晶ディスプレーによって構成される表示部16や、例えばキーボードやマウスやタッチパッドやタッチパネルによって構成される操作部17等を備える。
プリンター20は、コンピューター10によって制御される印刷装置の一例である。むろん、プリンター20は、コンピューター10の制御に依らず自機の機能によって印刷処理を実現できるものであってもよい。プリンター20は印刷媒体への印刷機能だけでなく、印刷処理後の印刷媒体に乾燥処理を施す機能を備える。プリンター20では、I/F24がコンピューター10側のI/F18と有線あるは無線により通信可能に接続し、かつ、プリンターコントロールIC25、ヒーターコントロールIC30等がシステムバスを介して接続されている。ヒーターコントロールIC30は、乾燥処理を実現するための乾燥機(ヒーター)31と接続し、ヒーター31の稼働や設定温度を制御する。
プリンターコントロールIC25においては、CPU21が、ROM22等に記憶されたソフトウェア(ファームウェア)を適宜RAM23に読み出して所定の制御を実行する。プリンターコントロールIC25は、主に印刷処理のための制御を実行するICであり、記録ヘッド26、ヘッド駆動部27、キャリッジ機構28、媒体送り機構29の各部と接続して各部を制御する。記録ヘッド26は、各種インク(例えば、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インク、ブラック(K)インク、ライトシアン(Lc)インク、ライトマゼンダ(Lm)インク)毎のインクカートリッジから各種インクの供給を受け、各種インクに対応して設けられた複数のノズルからインク滴(ドット)を噴射(吐出)することで印刷媒体に画像を形成する。プリンターコントロールIC25は、ヘッド駆動部27に対して、印刷対象の画像を表現したラスタデータに対応する印加電圧データを出力する。ヘッド駆動部27は、印加電圧データから、記録ヘッド26の各ノズルに対応して形成された圧電素子への印加電圧パターン(駆動波形)を生成して出力し、記録ヘッド26にインク種類毎のドットを吐出させる。
キャリッジ機構28は、プリンターコントロールIC25に制御されて、プリンター20が備える図示しないガイドレールに沿って不図示のキャリッジを往復動させる駆動装置である。キャリッジには記録ヘッド26が搭載され、記録ヘッド26は、ドットの吐出とともにガイドレールに沿って往復動(主走査)する。媒体送り機構29は、プリンターコントロールIC25によって制御されることにより、不図示のローラー等によって印刷媒体を搬送方向に搬送する。また、プリンター20は、例えば液晶ディスプレーによって構成される表示部32や、例えばボタンやタッチパネル等によって構成される操作部33を備える。なお、プリンター20としては、インクジェット式による機種だけでなくサーマル式や昇華型など他の仕組みで画像を印刷するものや、ラインヘッド式の機種を採用してもよい。
図2は、プリンター20における一部の構成の位置関係を、プリンター20の上方からの視点により例示している。図2に示すように、プリンター20では、記録ヘッド26の主走査方向に略直交する方向が印刷媒体Mの搬送方向とされており、記録ヘッド26下方を印刷媒体Mが通過する。記録ヘッド26下を通過した印刷媒体M(記録ヘッド26によるインク吐出を受けた印刷媒体M)は、搬送方向に沿って進むことにより、ヒーター31の下を通過する。ヒーター31は、例えば、複数のヒーターからなる。図2の例では、ヒーター31として、搬送方向において記録ヘッド26に近い側に設けられた第1ヒーター31aと、搬送方向において第1ヒーター31aよりも記録ヘッド26から離れた位置に設けられた第2ヒーター31bとを示している。第1ヒーター31aおよび第2ヒーター31bは、例えば赤外線ヒーターであり、いずれもヒーターコントロールIC30によって制御される。
第1ヒーター31aおよび第2ヒーター31bはいずれも、印刷媒体Mの主走査方向の幅全体に亘って、対象(印刷媒体M)へ熱を与えることができる。例えば、印刷媒体Mが先に接近する第1ヒーター31aは、主に印刷媒体Mに対して温風を送ることで印刷媒体M上のインクをある程度乾燥させる役割を果たす。また、第1ヒーター31aの後に印刷媒体Mが接近する第2ヒーター31bは、第1ヒーター31aの温度よりも高い温度にて稼働し、印刷媒体M上のインクを十分に硬化させる役割を果たす。第1ヒーター31aの温度を第2ヒーター31bよりも低くした理由は、第1ヒーター31aの方が記録ヘッド26に近い位置に設置されているためである。本実施形態では、後述するように、ユーザーの指示に応じてヒーター31の設定温度を変更することが可能であるが、そのような変更は基本的には第2ヒーター31bの設定温度の変更を意味する。
2.印刷制御処理
図3は、本実施形態においてコンピューター10のCPU11がプリンタードライバー14dに従って実行する印刷制御処理を、フローチャートにより示している。
ステップS100では、CPU11は、印刷対象としてユーザーにより選択された画像データを、HD14等の所定の記憶領域から読み出して取得する。ユーザーは、表示部16に表示されたユーザーインターフェース(UI)画面を視認しながら操作部17を操作することにより、印刷対象とする画像データを任意に選択することができる。画像データは、各画素が後述の色変換処理(ステップS150)において使用される色変換LUTの入力表色系で規定されたデータであるとする。本実施形態では一例として、sRGB(レッド、グリーン、ブルー)表色系を、色変換LUTの入力表色系とする。なお、取得した画像データが当該入力表色系に対応していない場合には、CPU11は、取得した画像データを当該入力表色系のデータに適宜変換する。また、CPU11は、画像データに対して、解像度変換処理や画質補正処理などを適宜施すことができる。
ステップS110では、CPU11は、選択されている乾燥処理のモードが何であるかを判定し、判定結果に応じて処理を分岐する。ユーザーは、表示部16に表示されたUI画面を視認しながら操作部17を操作することにより、あるいはプリンター20の表示部32に表示されたUI画面を視認しながら操作部33を操作することにより、プリンター20による乾燥処理のモードを複数のモードの中から任意に選択できる。
本実施形態では、例えば、プリンター20は乾燥処理のモードとして、通常モード、低温モードおよび高温モードを備える。通常モードとは、第2ヒーター31bの設定温度を所定の基準温度(例えば90度)として乾燥処理を実行するモードである。通常モードは、デフォルトであり、ユーザーが特に乾燥処理のモードを変更しなければ当該通常モードが選択された状態となる。低温モードとは、第2ヒーター31bの設定温度を上記基準温度よりも低い所定温度として乾燥処理を実行するモードである。低温モードは、乾燥処理時の熱によって印刷媒体にダメージが生じることを特に避けたい場合(例えば、熱によるダメージが生じやすい印刷媒体を使用する場合)等に、ユーザーによって選択される。あるいは、印刷に使用される印刷媒体として設定された媒体が、熱によるダメージが生じやすい特定種類の媒体である場合に、自動的に低温モードが選択されるとしてもよい。高温モードとは、第2ヒーター31bの設定温度を上記基準温度よりも高い所定温度として乾燥処理を実行するモードである。高温モードは、主に、乾燥処理を短時間で終わらせたい場合にユーザーによって選択される。
乾燥処理のモードの選択結果は、例えば、プリンター20のヒーターコントロールIC30内のメモリーに保存される。CPU11は、当該メモリーに保存された選択結果を読み出すことにより、乾燥処理のモードが何であるかを判定し、通常モードである場合はステップS130へ、低温モードである場合はステップS120へ、高温モードである場合はステップS140へ、それぞれ進む。なお、当該メモリーに保存された乾燥処理のモードの選択結果は、乾燥処理のための設定温度を間接的に示す情報であると言えるため、ステップS110の処理を実現する点で、CPU11およびプリンタードライバー14dは、温度情報取得部として機能すると言える。
ステップS130では、CPU11は、色変換処理において使用する色変換LUTとして、HD14に保存されている通常LUT14aを設定する。
通常LUT14aは、図4に例示するように、sRGB表色系における複数の格子点(RGB値)と一対一でインク量の組合せ(プリンター20が使用するCMYKLcLmの各インクのインク量の組合せ、インク量セットと呼ぶ。)を定義付けたテーブルである。インク量セットは、出力表色系における色情報に該当する。通常LUT14aが定義するR,G,Bの各値およびC,M,Y,K,Lc,Lmの各値はいずれも、所定の階調(例えば0〜255階調)で表現される。インク量としてのCMYKLcLmの各階調値は、印刷媒体におけるインクの濃度を示しているとも言える。通常LUT14aは、公知の手法により、プリンター20の色再現特性などに基づいて予め生成され保存されている。
一方、ステップS120では、色変換LUTとして低温用LUT14bが設定され、ステップS140では、色変換LUTとして高温用LUT14cが設定される。
ここで、通常LUT14a、低温用LUT14b、高温用LUT14cの違いを説明する。
図5では、低温用LUT14bを生成するための変換関数F1(実線)や、高温用LUT14cを生成するための変換関数F2(二点鎖線)等を例示している。関数F1,F2はいずれも入力階調値(0〜255)を出力階調値(0〜255)に変換するための関数である。関数F1は、入力=出力を規定する関数F0(鎖線)と比較した場合、所定の入力階調値p1より高濃度側(高階調側、インク量が多い側)で入力>出力となり、入力階調値p1以下では入力=出力となる変換関係を規定している。一方、関数F2は、関数F0と比較した場合、全濃度範囲に亘って、入力>出力(ただし、入力階調値0では入力=出力)となる変換関係を規定している。
低温用LUT14bは、通常LUT14aが規定するインク量セットを関数F1で補正することにより生成される。つまり、通常LUT14aが規定するインク量セットを構成するCMYKLcLmの各インク量(0〜255)を関数F1で変換し、変換後の各インク量で構成されるインク量セットを、変換前のインク量セットが対応付けられていたRGB値に対応付けることにより、低温用LUT14bが生成される。この結果、印刷に使用されるインク量のうち少なくとも所定濃度(階調値p1が示す濃度)を越える濃度に対応するインク量を、乾燥処理の設定温度が基準温度である場合に所定濃度を越える濃度に対応して印刷に使用されるインク量(つまり通常LUT14aが規定するインク量)よりも低減させた低温用LUT14bが得られる。
同様に、高温用LUT14cは、通常LUT14aが規定するインク量セットを関数F2で補正することにより生成される。この結果、印刷に使用されるインク量を、乾燥処理の設定温度が基準温度である場合に使用されるインク量(通常LUT14aが規定するインク量)よりも全体的に低減させた高温用LUT14cが得られる。低温用LUT14bと高温用LUT14cとでは、通常LUT14aと比較したときのインク量の低減の態様が異なる。
このような低温用LUT14b、高温用LUT14cは、予めHD14に保存され、ステップS120,S140のいずれか一方で選択されるようにしてもよい。あるいは、低温用LUT14b、高温用LUT14cは、予めHD14には保存されず、ステップS120のタイミングで通常LUT14aおよび関数F1に基づいて低温用LUT14bが生成され、ステップS140のタイミングで通常LUT14aおよび関数F2に基づいて高温用LUT14cが生成されるとしてもよい。
ステップS150では、CPU11は、ステップS120,S130,S140のいずれかにおいて設定された色変換LUT(通常LUT14a、低温用LUT14b、高温用LUT14cのいずれか一つ)を参照して、上記印刷対象の画像データを色変換する。この結果、画素毎にCMYKLcLmのインク量セットを有する画像データが生成される。むろん、色変換に際して参照した色変換LUTの違いに応じて、画像データを構成するインク量セットの少なくとも一部は異なる結果となる。なお、少なくともステップS120,S140,S150を実現し得る点で、CPU11およびプリンタードライバー14dは、制御部として機能すると言える。
ステップS160では、CPU11は、色変換後の画像データを対象としていわゆるハーフトーン処理を実行する。ハーフトーン処理では、ディザ法や誤差拡散法など公知の手法を用い、画像データを構成する画素毎かつインク種類毎に、ドットの吐出/非吐出を規定したハーフトーンデータを生成する。ステップS170では、CPU11は、ハーフトーンデータに対して所定のラスタライズ処理を施し、記録ヘッド26がインクを吐出する順番にデータを並べ替えたインク種類毎のラスタデータを生成する。ステップS180では、CPU11は、ラスタデータを含む印刷コマンドを、I/F18を介してプリンター20へ出力する。
この結果、プリンター20側では、プリンターコントロールIC25による制御下で、ラスタデータに基づいて上述したような印刷処理を実行する。さらに、プリンター20では、印刷を施した印刷媒体をヒーター31に対して搬送し、ヒーター31による乾燥処理を実行する。このとき、ヒーターコントロールIC30は、そのとき選択されている乾燥処理のモードに応じてヒーター31の設定温度を変更した上でヒーター31を稼働させる。
このように本実施形態によれば、プリンター20による乾燥処理のモードが低温モードに選択されている場合は、通常モードが選択されている場合と比較して、ある濃度を越える高濃度側のインク量についてはその量を低減するようにした。そのため、乾燥処理時の熱によって印刷媒体にダメージが生じるのを回避すべくヒーター31の温度を下げた場合(低温モードを選択した場合)にも、インクの乾燥および硬化が不十分となることを回避できる。また、低温モードのとき通常モードと比較してインク量を低減するといっても、比較的高濃度な画像領域(インクの乾燥、硬化が不十分となる虞のある領域)に限定してインク量を低減させるため、印刷対象の画像データが本来表現する色と印刷媒体に再現される色とのずれ(印刷物の色ずれ)を最小限に抑えることができる。
また、プリンター20による乾燥処理のモードが高温モードに選択されている場合は、通常モードが選択されている場合と比較して、インク量を全体的に(全濃度範囲に渡って)低減するようにした。そのため、ヒーター31を高温に設定して短時間で乾燥処理を終えたいというユーザーの要望に確実に応えることができる。
なお、プリンター20が備える乾燥処理のモードは、上述した3つのモードに限定する必要はなく、例えば、通常モードと低温モードのみとしてもよい。あるいはプリンター20は、3つより多い数の乾燥処理のモードを備え、各モード(ヒーター31の異なる設定温度)に応じて、規定するインク量が異なる色変換LUTを用いて色変換を行なうとしてもよい。また上記では、色変換処理(ステップS150)前に、乾燥処理の設定温度の違いに応じて色変換LUTを選択あるいは生成するとした。しかし、色変換処理は乾燥処理の設定温度の違いにかかわらず同じ色変換LUTを用いて実行し、色変換後の画像データを、乾燥処理の設定温度の違いに応じた変換関数(関数F1や関数F2)によって補正するとしてもよい。
さらにユーザーは、乾燥処理について設定温度の違いをモードで選択するのではなく、乾燥処理の設定温度を直接的に操作部17(33)を介して指定するとしてもよい。そのように指定された設定温度は、ヒーターコントロールIC30内のメモリーに保存される。CPU11は、ステップS110において乾燥処理のモードを判定する代わりに、当該メモリーに保存された設定温度の数値を読み出し、ステップS110後は、当該読み出した設定温度に応じた色変換LUTあるいは変換関数をHD14から読み出したり生成したりして、当該設定温度に応じてインク量が異なる(設定温度が基準温度である場合と比較して、少なくとも所定濃度を越える濃度に対応するインク量を低減させた)画像データを生成するとしてもよい。むろん、ヒーターコントロールIC30は、ヒーター31の温度をそのとき指定された設定温度とした上で乾燥処理のために稼働させる。あるいは、プリンター20は、ヒーター31(31b)の近傍に温度センサーを有するとしてもよい。そして、CPU11は、ステップS110において乾燥処理のモードを判定する代わりに、温度センサーで読み取られた温度を取得し、ステップS110後は、当該読み取られた温度に応じた色変換LUTあるいは変換関数をHD14から読み出したり生成したりして、当該温度に応じてインク量が異なる画像データを生成するとしてもよい。
3.他の実施形態
本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような実施形態(変形例)も可能である。上記実施形態や各変形例を適宜組み合わせた内容も、本発明の開示範囲である。以下では、これまでに説明した事項と同様の事項については、適宜説明を省略する。
変形例1:
ヒーター31は、その幅方向(図2では主走査方向)に亘って均一の温度(設定温度)となることが理想であるが、現実には温度の“むら”が生じ得る。例えば、ヒーター31の製品特性上、ヒーター31の幅方向の全範囲のうち両端の範囲A,B(図2参照)においては、範囲A,B以外の範囲Cよりもヒーターの温度が低くなる傾向があるとする。そして、このようなヒーター31における温度むらに応じた範囲の区切りと、範囲毎の温度特性が、予めヒーターコントロールIC30内のメモリーに保存されているとする。
図6は、ヒーター31における温度むらに応じた範囲の区切りおよび範囲毎の温度特性を記述した情報30aを例示している。情報30aによれば、範囲Cの温度特性100%に対して、範囲A,Bの温度特性は90%となっている。これは、ヒーターコントロールIC30がヒーター31に指示した設定温度の実現程度を意味し、範囲Cでは概ね設定温度が100%実現されるのに対し、範囲A,Bでは設定温度の90%程度の温度しか実現されないことを示す。なお、範囲を示すA,B,Cには、実際には具体的数値が入る。むろん、区切られる範囲の数は3つに限定されない。CPU11は、乾燥処理の温度に応じて色変換LUT等を設定する場合、このような情報30aをヒーターコントロールIC30から読み出し、情報30aに基づいて、画像データの領域毎に色変換LUT等を異ならせる。
例えば、低温モードが選択されているために色変換LUTとして低温用LUT14bを設定する場合、範囲Cに対応する画像領域のために低温用LUT14bをそのまま設定し、範囲A,Bに対応する画像領域へは、低温用LUT14bよりも更に規定するインク量を低減させた(例えば、上記階調値p1を越える高濃度側のインク量について、関数F1によって定められるインク量よりも少ないインク量とした)色変換LUTを設定する。そして、色変換処理では、画像データを範囲A,B,Cに対応する画像領域に分割し、分割した画像領域と上記設定した色変換LUTとの対応関係に基づき、各画像領域の各画素を色変換する。
図7は、情報30aに基づいて、印刷対象の画像データIMを、複数の画像領域AA,BA,CAに分割した様子を例示している。図7によれば、画像データIMは、範囲Aに対応する(印刷媒体Mにおけるヒーター31の範囲Aを通過する領域に印刷される)画像領域AA、範囲Bに対応する(印刷媒体Mにおけるヒーター31の範囲Bを通過する領域に印刷される)画像領域BA、範囲Cに対応する(印刷媒体Mにおけるヒーター31の範囲Cを通過する領域に印刷される)画像領域CA、に分割されている。色変換処理では、画像領域CAの各画素については画像領域CAのために設定した色変換LUTを用い、画像領域AA,BAの各画素については画像領域AA,BAのために設定した色変換LUTを用いる。かかる実施形態によれば、ヒーター31の温度だけでなく、ヒーター31における温度むらまで考慮して実際に吐出されるインク量の低減程度を変えることができるため、印刷媒体上のすべての範囲でインクを的確に乾燥、硬化させることができる。
変形例2:
プリンター20が印刷に使用するインクの種類や数は上述したものに限られないことは言うまでも無い。また、CMYKLcLm等のカラーインクの他に、白インク(ホワイトインク)や、メタリックインクを使用するとしてもよい。例えば、プリンター20は、白インクによる下地層を印刷媒体に印刷した後、下地層の上に、カラーインクによるカラーインク層を印刷する。また、プリンター20は、メタリックインクによる下地層を印刷媒体に印刷した後、下地層の上に、カラーインクによるカラーインク層を印刷する。このようなカラーインク層と、カラーインクとは異なるインクによる層とを印刷媒体に印刷する場合、CPU11は、上述した乾燥処理の温度に応じたインク量の低減は、カラーインク層の印刷制御時に行ない、カラーインクとは異なるインクによる層の印刷制御時には行なわない。つまり上記の例で言えば、白インクや、メタリックインクについては、乾燥処理の温度を低下させたことを理由にそのインク量を減らす事はしない。これは、白インクやメタリックインクを使用することによる画質上の演出効果を薄れさせないためである。
変形例3:
ユーザーが低温モードを選択する等して乾燥処理の温度を下げた場合、ヒーター31による乾燥機能は低下するが、印刷媒体を乾燥させる時間を長くすることで、このような機能低下を補うことができる。そのため、CPU11は、例えば、記録ヘッド26の駆動パターンの違いに応じて、上記インク量の低減の程度を異ならせるとしてもよい。ここで言う駆動パターンの違いとは、例えば、印刷媒体の一定領域を印刷するためのパスの回数の違いを言う。パスとは、記録ヘッド26が印刷媒体上を主走査方向に1回横切る間に行なわれるインク吐出を言い、1回のパスで当該一定領域を印刷させたり、複数回のパスで当該一定領域を印刷させたりすることが可能である。一般的にユーザーは、UI画面を通じた各種印刷条件の設定時に、印刷スピードを優先したい場合は、パス数の少ない駆動パターンを設定し、高精細な画質の実現を優先したい場合は、パス数の多い(印刷時間が長い)駆動パターンを設定する。
そこでCPU11は、例えば、画像データ取得(ステップS100)の前後の所定タイミングで、現在ユーザーにより或いはデフォルトで設定されている駆動パターンを直接的あるいは間接的に示す情報(例えば、「はやい」、「高精細」等の印刷モード)を取得する。そして、取得した情報が示す駆動パターンによるパス数が多いほど、インク量の低減の程度を弱める。一例として、CPU11は、パス数がある一定数以上(例えば6パス以上)であれば、そのときの乾燥処理のモードが低温モードであるために本来設定すべき色変換LUT(低温用LUT14b)が規定するインク量よりも、多いインク量(ただし通常LUT14aが規定するインク量よりは少ないインク量)を規定した色変換LUTを生成する等して、色変換処理(ステップS150)のために設定する。かかる構成によれば、印刷媒体に着弾したインクを乾燥させる時間がある程度長く確保できる状況では、印刷媒体に吐出するインク量をできるだけ本来のインク量から減らさないで画像を再現し、印刷物の色ずれを抑制することができる。
変形例4:
さらにCPU11は、媒体送り機構29による印刷媒体の搬送速度の違いに応じて、上記インク量の低減の程度を異ならせるとしてもよい。つまり、搬送速度が速ければ印刷媒体を乾燥させる時間は短くなり、搬送速度が遅ければ印刷媒体を乾燥させる時間を長く確保できる。そこでCPU11は、例えば、画像データ取得(ステップS100)の前後の所定タイミングで、現在ユーザーにより或いはデフォルトで設定されている搬送速度を直接的あるいは間接的に示す情報を取得する。そして、取得した情報が示す搬送速度が遅いほど、インク量の低減の程度を弱める。一例として、CPU11は、搬送速度がある一定速度以下であれば、そのときの乾燥処理のモードが低温モードであるために本来設定すべき色変換LUT(低温用LUT14b)が規定するインク量よりも、多いインク量(ただし通常LUT14aが規定するインク量よりは少ないインク量)を規定した色変換LUTを生成する等して、色変換処理(ステップS150)のために設定する。かかる構成によれば、印刷媒体に着弾したインクを乾燥させる時間がある程度長く確保できる状況では、印刷媒体に吐出するインク量をできるだけ本来のインク量から減らさないで画像を再現し、印刷物の色ずれを抑制することができる。
その他:
上述したように、プリンター20が本発明にかかる印刷制御装置および印刷装置として機能するとしてもよい。この場合、これまでコンピューター10側の構成を例に説明した各処理(図3のフローチャート等)を、プリンターコントロールIC25がファームウェアに基づいて実現する。つまりプリンターコントロールIC25が、色変換LUT(通常LUT14a等)を備え、かつ本発明にかかる温度情報取得部や制御部の機能を担うとしてもよい。また、本明細書において「インク」とは、インクジェット式プリンターやオフセット印刷等に用いられる液体状インクに限らず、レーザープリンターに用いられるトナー等も含む広い意味で使用されている。このような「インク」の広い意味を有する他の用語としては、「色材」や「着色材」、「着色剤」を用いることも可能である。
1…印刷制御装置、10…コンピューター、11…CPU、14…HD、14a…通常LUT、14b…低温用LUT、14c…高温用LUT、14d…プリンタードライバー、20…プリンター、25…プリンターコントロールIC、26…記録ヘッド、27…ヘッド駆動部、28…キャリッジ機構、29…媒体送り機構、30…ヒーターコントロールIC、31…ヒーター、31a…第1ヒーター、31b…第2ヒーター、F1,F2…関数、M…印刷媒体、IM…画像データ

Claims (7)

  1. インクが印刷された印刷媒体に対する乾燥処理のための設定温度を示す情報を取得する温度情報取得部と、
    上記取得された情報が所定の基準温度よりも低い温度を示す場合には、上記印刷に使用されるインク量のうち所定濃度を越える濃度に対応するインク量を、上記取得された情報が上記基準温度を示す場合に上記所定濃度を越える濃度に対応して印刷に使用されるインク量よりも低減させて、上記印刷媒体へのインクの印刷を実行させる制御部と、を備え
    上記制御部は、上記乾燥処理に用いられるヒーターの温度むらと印刷媒体上の領域との対応関係を取得し、当該対応関係に基づいて、印刷媒体へ印刷される画像を構成する領域毎に上記インク量の低減の程度を異ならせることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 上記制御部は、上記取得された情報が上記基準温度よりも高い温度を示す場合には、上記印刷に使用されるインク量を、上記取得された情報が上記基準温度よりも低い温度を示す場合とは異なる態様にて、上記取得された情報が上記基準温度を示す場合に使用されるインク量よりも低減させることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 上記制御部は、所定のカラーインクとは異なるインクを使用して印刷される層と、当該カラーインクを使用して印刷される層とを含む複数のインク層を重ねて印刷させる場合には、当該カラーインクを対象として上記インク量の低減を行なうことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 上記制御部は、上記印刷に用いられる記録ヘッドの駆動パターンの違いに応じて、上記インク量の低減の程度を異ならせることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置。
  5. 上記制御部は、上記印刷媒体の搬送速度の違いに応じて、上記インク量の低減の程度を異ならせることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の印刷制御装置。
  6. インクが印刷された印刷媒体に対する乾燥処理のための設定温度を示す情報を取得する温度情報取得工程と、
    上記取得された情報が所定の基準温度よりも低い温度を示す場合には、上記印刷に使用されるインク量のうち所定濃度を越える濃度に対応するインク量を、上記取得された情報が上記基準温度を示す場合に上記所定濃度を越える濃度に対応して印刷に使用されるインク量よりも低減させて、上記印刷媒体へのインクの印刷を実行させる制御工程と、を備え
    上記制御工程では、上記乾燥処理に用いられるヒーターの温度むらと印刷媒体上の領域との対応関係を取得し、当該対応関係に基づいて、印刷媒体へ印刷される画像を構成する領域毎に上記インク量の低減の程度を異ならせることを特徴とする印刷制御方法。
  7. インクが印刷された印刷媒体に対する乾燥処理のための設定温度を示す情報を取得する温度情報取得機能と、
    上記取得された情報が所定の基準温度よりも低い温度を示す場合には、上記印刷に使用されるインク量のうち所定濃度を越える濃度に対応するインク量を、上記取得された情報が上記基準温度を示す場合に上記所定濃度を越える濃度に対応して印刷に使用されるインク量よりも低減させて、上記印刷媒体へのインクの印刷を実行させる制御機能と、をコンピューターに実行させ
    上記制御機能は、上記乾燥処理に用いられるヒーターの温度むらと印刷媒体上の領域との対応関係を取得し、当該対応関係に基づいて、印刷媒体へ印刷される画像を構成する領域毎に上記インク量の低減の程度を異ならせることを特徴とする印刷制御プログラム。
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