JP6058294B2 - 二輪自動車用空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、二輪自動車用空気入りタイヤに関する。
図9に示されているのは、従来の二輪自動車用空気入りタイヤ2である。このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、ウィング8、ビード10、カーカス12、インナーライナー14、チェーファー16及びバンド18を備えている。
バンド18は、トレッド4の半径方向内側においてカーカス12と積層されている。バンド18は、コードを含んでいる。コードは、螺旋状に巻かれている。バンド18は、ジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。
このタイヤ2のバンド18は、図10に示されたリボン20を用いて形成される。このリボン20は、3本のコード22とトッピングゴム24とからなる。リボン20は、カーカス12上を螺旋状に巻き回される。これにより、バンド18が得られる。
図11には、バンド18に含まれるコード22の断面が示されている。コード22は、9本の素線26からなる。それぞれの素線26の材質は、スチールである。このコード22は、スチールコードと称される。
このタイヤ2では、バンド18のコード22は、3本の素線26を撚り合わして形成されたストランド28が3本準備され、これらストランド28をさらに撚り合わせて形成される。このコード22は、複撚り構造を有している。このコード22の構成は、「3×3」として表される。
コード22の構成は、タイヤ2の性能に影響する。この観点から、コード22の構成について様々な検討がなされている。この検討の例が、特開2000−096467公報及び特開2007−056403公報に開示されている。
特開2000−096467公報 特開2007−056403公報
図12には、図11に示されたコード22とは別のコード30の断面が示されている。このコード30は、5本の素線32を撚り合わせて形成されている。このコード30は、単撚り構造を有している。このコード30の構成は、「1×5」として表される。このコード30は、図12に示された複撚りコード22よりも軽い。軽量化の観点から、複撚りコード22に換えてこのコード30をバンド18に用いることがある。
図13には、リム34に嵌合しているタイヤ2の様子が示されている。図13中、二点鎖線で示されているのは、リム34に嵌合する前のタイヤ2の様子である。
図示されているように、タイヤ2をリム34に装着すると、ビード10のコア36の位置は軸方向において装着前のコア36の位置よりも内側に移動する。これにより、トレッド4の端の部分(ショルダー)が半径方向において内向きに移動する。図中矢印Aは、この移動方向を表している。
バンド18のコード30は、螺旋状に巻かれている。このタイヤ2の半径方向に沿った断面においては、コード30はリングを形成している。このため、タイヤ2のショルダーが半径方向内向きに移動すると、このショルダーにあるコード30からなるリングは小径化する。これにより、このコード30にはその長さ方向に圧縮力が作用する。
図13の単撚りコード30の伸びは、図12の複撚りコード22の伸びに比べて小さい。単撚りコード30の、その長さ方向における圧縮剛性は、複撚りコード22の、その長さ方向における圧縮剛性よりも大きい。このため、コード30に圧縮力が作用すると、コード30がこの圧縮力を緩衝できず座屈することがある。
バンド18のコード30は、実質的に周方向に延びている。このため、コード30が座屈すると、タイヤ2のショルダーが周方向に沿って波打つことがある。この波打ちは、タイヤ2に振動を発生させる。この波打ちは、タイヤ2の耐摩耗性及び接地感に影響する。このタイヤ2は、操縦安定性に劣る。
本発明の目的は、操縦安定性を損なうことなく軽量化の達成された二輪自動車用空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがこのサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、上記トレッドの半径方向内側において上記カーカスの半径方向外側に位置するバンドとを備えている。上記カーカスは、ラジアル構造を有している。上記バンドは、螺旋状に巻かれており実質的に周方向に延びるコードを含んでいる。このバンドにおけるコードの密度は、45エンズ/5cm以下である。このコードの外径は、0.75mm以下である。このコードは、複数の素線を撚り合わせて形成されている。このコードは、単撚り構造を有している。それぞれの素線の材質は、スチールである。上記コードにおいて、2本以上の素線に波形のくせが付けられている。この波形の素線における、波の高さは、0.15mm以上である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記トレッドの半径方向高さの、このトレッドの軸方向幅の半分に対する比は、0.25以上1.0以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記バンドは上記カーカスに積層されている。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記波の高さは0.50mm以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記バンドにおけるコードの密度は25エンズ/5cm以上である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記コードの外径は0.40mm以上である。
本発明に係る二輪自動車用空気入りタイヤでは、そのバンドに含まれるコードは軽い。しかもコードを構成する素線に、波形のくせを有する素線が含まれている。このコードは、適度な圧縮剛性を有する。このタイヤをリムに装着したとき、このコードは圧縮力を十分に緩衝する。このタイヤでは、そのショルダーに波打ちが生じることはない。このタイヤでは、操縦安定性を損なうことなく軽量化が達成される。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。 図3は、図1のタイヤのバンドに含まれるコードが示された断面図である。 図4は、図3のコードに含まれる素線の一部が示された側面図である。 図5は、素線に波形のくせをつける様子が示された概略図である、 図6は、コードの圧縮剛性を計測するための試料が示された斜視図である。 図7は、コードの圧縮剛性を計測している様子が示された概略図である。 図8は、コードの圧縮剛性の計測結果が示されたグラフである。 図9は、従来のタイヤの一部が示された断面図である。 図10は、図9のタイヤのバンドの形成に用いられるリボンが示された断面斜視図である。 図11は、図9のタイヤのバンドに含まれるコードが示された断面図である。 図12は、図11のコードとは別のコードが示された断面図である。 図13は、図9のタイヤをリムに装着している様子が示された断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ38が示されている。図1において、上下方向がタイヤ38の半径方向であり、左右方向がタイヤ38の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ38の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ38の赤道面を表わす。このタイヤ38の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。図示されているように、このタイヤ38はリム40に装着されている。このリム40は、後述する正規リムである。
このタイヤ38は、トレッド42、サイドウォール44、ウィング46、ビード48、カーカス50、インナーライナー52、チェーファー54及びバンド56を備えている。このタイヤ38は、チューブレスタイプである。このタイヤ38は、二輪乗用車に装着される。
トレッド42は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。トレッド42は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド42は、路面と接触するトレッド面58を形成する。このタイヤ38では、トレッド面58には溝は刻まれていない。このトレッド面58に溝が刻まれて、トレッドパターンが形成されてもよい。
前述したように、このタイヤ38は二輪自動車に装着される。直進走行においては、このタイヤ38の赤道の部分(センター)が主として路面と接触する。旋回時にライダーは、車両を傾けて走行させる。旋回走行においては、このタイヤ38のトレッド42の端の部分(ショルダー)が主として路面と接触する。
図1において、符号Eはこのタイヤ38の軸方向における端を表している。この端Eは、トレッド面58のプロファイルを規定する基準点である。両矢印Wは、赤道面からこの端Eまでの軸方向幅を表している。本願においては、この幅Wによりトレッド42の軸方向幅の半分が表される。両矢印Hは、赤道からこの端Eまでの半径方向高さを表している。本願においては、この高さHによりトレッド42の半径方向高さが表される。なお、トレッド面58に溝が刻まれている場合は、この溝がないとしたときにおけるトレッド面58に基づいて高さHが表される。
このタイヤ38では、適切なトレッド面58のプロファイルが得られるとの観点から、高さHの、幅Wに対する比は0.25以上が好ましく、1.0以下が好ましい。
サイドウォール44は、トレッド42の端から半径方向略内向きに延びている。サイドウォール44は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。サイドウォール44は、カーカス50の損傷を防止する。
ウィング46は、トレッド42とサイドウォール44との間に位置している。ウィング46は、トレッド42及びサイドウォール44のそれぞれと接合している。ウィング46は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。
ビード48は、サイドウォール44よりも半径方向略内側に位置している。ビード48は、コア60と、このコア60から半径方向外向きに延びるエイペックス62とを備えている。コア60はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス62は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス62は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス50は、トレッド42及びサイドウォール44の内側に位置している。このタイヤ38のカーカス50は、プライ64からなる。プライ64は、両側のビード48の間に架け渡されており、トレッド42及びサイドウォール44に沿っている。プライ64は、コア60の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、プライ64には、主部64aと折り返し部64bとが形成されている。
このタイヤ38では、プライ64は並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス50はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエチレンテレフタレート繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。カーカス50が、2枚以上のプライ64から形成されてもよい。
インナーライナー52は、カーカス50の内側に位置している。インナーライナー52は、カーカス50の内面に接合されている。インナーライナー52は、架橋ゴムからなる。インナーライナー52には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー52の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー52は、タイヤ38の内圧を保持する。
チェーファー54は、ビード48の近傍に位置している。タイヤ38がリム40に組み込まれると、このチェーファー54がリム40と当接する。この当接により、ビード48の近傍が保護される。チェーファー54は、布とこの布に含浸したゴムとからなる。このチェーファー54がゴム単体から形成されてもよい。
バンド56は、トレッド42の半径方向内側においてカーカス50の半径方向外側に位置している。バンド56は、赤道面からトレッド42の端に向かってカーカス50に沿って延在している。このタイヤ38では、バンド56は他の部材を介在させることなくカーカス50に積層されている。
図2には、図1のバンド56の一部が他の部材とともに拡大して示されている。図2において、紙面との垂直方向がタイヤ38の周方向である。図示されているように、バンド56はコード66とトッピングゴム68とからなる。コード66は、螺旋状に巻かれている。このバンド56は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コード66は、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコード66の角度は、5°以下、さらには2°以下である。
バンド56は、タイヤ38の半径方向の剛性に寄与しうる。バンド56は、走行時に作用する遠心力の影響を抑制しうる。このタイヤ38は、高速安定性に優れている。
図3に示されているのは、バンド56に含まれるコード66の断面である。コード66は、複数の素線70からなる。それぞれの素線70の材質は、スチールである。このコード66は、スチールコードと称される。この素線70の外径は、0.10mm以上0.40mm以下である。このタイヤ38では、コード66の剛性の観点から、このコード66を構成する素線70の数は3本以上が好ましく、4本以上がより好ましい。コード66の質量の観点から、このコード66を構成する素線70の数は10本以下が好ましく、7本以下がより好ましい。
このタイヤ38では、バンド56のコード66は5本の素線70を撚り合わせて形成されている。このコード66は、単撚り構造を有している。このコード66の構成は、「1×5」として表される。このコード66は、図11に示された複撚りコード22よりも軽い。このコード66は、タイヤ38の軽量化に寄与しうる。図3中、二点鎖線DMで示されているのはこのコード66の外接円である。本願においては、この外接円DMの直径によりこのコード66の外径Dが表される。
このタイヤ38では、バンド56のコード66は波形のくせが付けられた素線70aを含んでいる。図3に示されたコード66では、2本の素線70が波形の素線70aである。図3中、二点鎖線SCaで示されているのは素線70aの外接円である。
本発明では、図4に示された装置72を用いて波形の素線70aが得られる。この装置72は、2つのローラー74を備えている。両ローラー74のそれぞれは、本体76と、複数の凸部78とを備えている。本体76は、ディスク状である。複数の凸部78は、本体76の側面に間隔を空けて配置されている。この装置72では、この凸部78の形状に特に制限はない。素線70aの波形の仕様に応じて、凸部78の形状及び凸部78の間隔が適宜決められる。図4に示された装置72では、それぞれの凸部78は、その外面が丸みを帯びるように構成されている。
この装置72では、上側に位置するローラー74は矢印D1で示された方向に点P1を中心に回転する。下側に位置するローラー74は、矢印D2で示された方向に点P2を中心に回転する。この装置72では、一の凸部78とこの一の凸部78の隣に位置する他の凸部78との間に、凹部80が形成されている。両ローラー74が回転すると、例えば、上側のローラー74の凸部78は下側のローラー74の凹部80に嵌め合わされる。下側のローラー74の凸部78は、上側のローラー74の凹部80に嵌め合わされる。
この装置72では、波形の付いていない素線70bが両ローラー74の間に通される。これにより、直線状の素線70bがジグザグ状に加工される。このようにして、図5に示された、波形のくせを有する素線70aが得られる。
図5に示されているように、波形のくせのついた素線70aでは、その長さ方向に複数の山82が連なった様相を呈している。この素線70aでは、一の山82とこの一の山82の隣に位置する他の山82との間は谷84である。この素線70aの山82は、波形のついていない素線70bが上側のローラー74の凹部80と下側のローラー74の凸部78との間に挟まれることにより形成される。この素線70aの谷84は、波形のついていない素線70bが下側のローラー74の凹部80と上側のローラー74の凸部78との間に挟まれることにより形成される。
前述したように、このタイヤ38では、バンド56のコード66に波形のくせを有する素線70aが含まれている。波形の素線70aは、コード66の長さ方向における圧縮力の緩衝に寄与しうる。この波形の素線70aは、コード66の、その長さ方向における圧縮剛性に影響する。このタイヤ38では、バンド56のコード66に波形の素線70aを含めることにより、このコード66の圧縮剛性が適切に調整されている。
本願においては、コード66の圧縮剛性はこのコード66の応力歪み曲線を計測することにより得られる。このコード66の応力歪み曲線は、次のようにして計測される。
応力ひずむ曲線の計測には、図6に示された試料86が準備される。この試料86は、コード66と架橋ゴム88とから構成された円柱状のブロックである。この試料86の外径は、25mm程度である。この計測に用いられるコード66の長さは、25mmである。
この試料86では、コード66は架橋ゴム88で被覆されている。架橋ゴム88は、コード66を支持している。この計測において、架橋ゴム88に特に制限はない。図6に示された試料86の架橋ゴム88は、バンド56のトッピングゴム68をなすゴム組成物と同等のゴム組成物から形成されている。
図示されているように、コード66は試料86の中心に位置している。コード66は、この試料86の一方の端面90から他方の端面90に向かって延在している。言い換えれば、コード66は試料86の長さ方向に延在している。
応力歪み曲線の計測では、試験機が用いられる。この試験機としては、ステージ及びロードセルを備え、圧縮試験ができるものであればよく、この試験機に特に制限はない。この試験機としては、例えば、INTESCO社製の商品名「MODEL−2005」が挙げられる。
この応力歪み曲線の計測では、試料86が試験機にセットされる。このときの様子が、図7(a)に示されている。この計測では、試験機のステージとロードセルとの間に治具92が配置される。なお、この図7においては、試験機のステージ及びロードセルの図示は省略している。本願においては、この計測は、室温下で実施される。
治具92は、上プレート94と下プレート96とからなる。上プレート94は、試験機のロードセルに固定される。下プレート96は、試験機のステージに載せられる。試料86は、その一方の端面90を下にして下プレート96に載せられる。この試料86の他方の端面90は、上プレート94に接触させられる。これにより、試料86が上プレート94と下プレート96との間に挟まれる。前述したように、コード66は一方の端面90から他方の端面90に向かって延在している。したがって、試験機に試料86がセッティングされたとき、コード66は上プレート94から下プレート96に向かって延在している。
この応力歪み曲線の計測では、上プレート94が下プレート96に向かって下降させられる。このときの様子が、図7(b)に示されている。この図7(b)において、この上プレート94の移動方向が矢印Bで示されている。上プレート94の下降により、試料86が圧縮される。この計測では、上プレート94の下降速度は2.0mm/minに設定される。
この応力歪み曲線の計測では、上プレート94の移動方向は、試験機にセットされた試料86におけるコード66の長さ方向に一致する。したがって、この上プレート94の下降により、コード66がその長さ方向に圧縮される。この試験機では、コード66をその長さ方向に圧縮して付与した歪みに対する荷重が、ロードセルで計測される。これにより、コード66の応力歪み曲線が得られる。
図8に示されているのは、コード66に付与した歪み(%)に対する荷重(N)の関係を表すグラフである。このグラフには、コード66の応力歪み曲線98が描かれている。図示されているように、コード66の応力歪み曲線98には、歪み変化に対して荷重が急増する部分が存在する。この部分においては、歪みと荷重との関係が一次関数(図8中の、実線L1)で近似される。本願においては、この一次関数の傾きがコード66の圧縮剛性として用いられる。この圧縮剛性の単位は、N/mmである。
このタイヤ38では、バンド56のコード66は適度な圧縮剛性を有する。具体的には、このコード66の圧縮剛性は、波形のくせの付けられていない複数の素線を撚り合わせて形成されたコード、例えば、図12に示されたコード30の圧縮剛性よりも小さい。したがって、このタイヤ38をリム40に装着したとき、この装着により生じる圧縮力をコード66が十分に緩衝する。このタイヤ38では、そのショルダーに波打ちが生じることはない。このタイヤ38では、操縦安定性が適切に維持される。前述したように、このタイヤ38のコード66は図11に示された複撚りコード22よりも軽い。このタイヤ38では、操縦安定性を損なうことなく軽量化が達成される。
このタイヤ38では、ショルダーにおける波打ちの発生が効果的に防止されるとの観点から、コード66の圧縮剛性は400N/mm以下が好ましい。バンド56の剛性が適切に維持されるとの観点から、コード66の圧縮剛性は200N/mm以上が好ましい。
このタイヤ38では、バンド56のコード66において、2本以上の素線70に波形のくせが付けられている。このコード66は、適度な圧縮剛性を有する。このコード66は、タイヤ38をリム40に装着したときに生じる圧縮力を十分に緩衝する。このタイヤ38では、そのショルダーに波打ちが生じることはない。このタイヤ38は、操縦安定性に優れる。バンド56の剛性が適切に維持されるとの観点から、バンド56のコード66をなす複数の素線70のうち、少なくとも1本は波形のくせが付けられてない素線70bであるのが好ましい。より好ましくは、波形のくせが付けられてない素線70bを2本以上含むことである。したがって、図3に示されたコード66では、波形のくせを有する素線70aの数は4本以下が好ましく、3本以下がより好ましい。
このタイヤ38では、バンド56に含まれるコード66が適度な圧縮剛性を有するとの観点から、コード66を構成する素線70の全数に対する、波形の素線70aの数の比率は、40%以上が好ましい。この比率は、80%以下が好ましく、60%以下がより好ましい。
このタイヤ38では、バンド56のコード66の外径Dは0.75mm以下である。これにより、コード66の圧縮剛性が適切に維持される。このタイヤ38では、コード66がタイヤ38をリム40に装着したときに生じる圧縮力を十分に緩衝する。このタイヤ38では、そのショルダーに波打ちが生じることはない。このタイヤ38は、操縦安定性に優れる。この観点から、この外径Dは0.70mm以下がより好ましい。バンド56の剛性が適切に維持されるとの観点から、この外径Dは0.35mm以上が好ましく、0.40mm以上がより好ましい。
図5において、両矢印hwは波形の素線70aにおける波の高さを表している。この高さhwは、素線70aの山82の頂100からこの素線70aの谷84の底102までの振り幅により表される。両矢印Pは、波形のピッチを表している。このピッチPは、一の山82の頂100からこの一の山82の隣に位置する他の山82の頂100までの長さにより表される。なお、この高さhw及びピッチPは、他の素線70と撚り合わされる前に計測される。
このタイヤ38では、高さhwは0.15mm以上である。これにより、コード66が適度な圧縮剛性を有する。このタイヤ38では、コード66がタイヤ38をリム40に装着したときに生じる圧縮力を十分に緩衝する。このタイヤ38では、そのショルダーに波打ちが生じることはない。このタイヤ38は、操縦安定性に優れる。この観点から、この高さhwは0.20mm以上が好ましい。バンド56の剛性が適切に維持されるとの観点から、この高さhwは0.60mm以下が好ましく、0.50mm以下がより好ましい。
このタイヤ38では、バンド56のコード66が適度な圧縮剛性を有するとの観点から、ピッチPは2.0mm以上が好ましく、5.0mm以下が好ましい。
このタイヤ38では、バンド56におけるコード66の密度は45エンズ/5cm以下である。これにより、バンド56の剛性が適切に維持される。しかもこのバンド56に含まれるコード66がこのタイヤ38をリム40に装着したときに生じる圧縮力の緩衝に十分に寄与しうる。このタイヤ38では、そのショルダーに波打ちが生じることはない。このタイヤ38は、操縦安定性に優れる。バンド56が適度な剛性を有するとの観点から、このコード66の密度は20エンズ/5cm以上が好ましく、25エンズ/5cm以上がより好ましい。なお、この密度は、バンド56のコード66の長手方向に垂直な断面において、このバンド56の5cm幅あたりに存在するコード66の断面の数(エンズ)が計測されることにより得られる。
本発明では、タイヤ38の各部材の寸法及び角度は、タイヤ38が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ38に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ38には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ38が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ38が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示した基本構成を備え、下記の表1に示した仕様を備えた実施例1の二輪自動車用空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、180/55ZR17とされた。このタイヤのバンドにおけるコードの密度は、35エンズ/5cmとされた。バンドのコードの外径Dは、0.50mmとされた。このコードの構成は、「1×5」とされた。このコードをなす5本の素線のうち、2本の素線に波形のくせがつけられた。波形の素線における波の高さは、0.25mmとされた。このコードの圧縮剛性は、330N/mmであった。
[実施例2−4及び比較例2]
コードに含まれる波形の素線の数を下記の表1の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−4及び比較例2のタイヤを得た。
[実施例5−9及び比較例3]
波の高さhwを下記の表2の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例5−9及び比較例3のタイヤを得た。
[実施例10−12及び比較例4]
外径Dを下記の表3の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例10−12及び比較例4のタイヤを得た。
[実施例13−15及び比較例5]
バンドにおけるコードの密度を下記の表4の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例13−15及び比較例5のタイヤを得た。
[比較例1]
バンドのコードに、図11に示されたコードを用いた他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。このコードは、波形の素線を含んでいない。この比較例1は、従来のタイヤである。
[装着時の外観]
タイヤをリム(サイズ=17×MT5.50)に装着した。このタイヤに内圧が290kPaとなるように空気を充填した。タイヤの表面を観察するとともに触診することにより、波打の発生について確認した。この結果が、波打の発生がなかった場合が「G」で、波打ちの発生があった場合が「NG」で、下記の表1から4に示されている。
[操縦安定性、接地感及び振動並びに耐摩耗性]
タイヤをリム(サイズ=17×MT5.50)に組み込み、このタイヤに内圧が290kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、排気量が1000cmである自動二輪車に装着した。ライダーに、この二輪自動車をレーシングサーキットで運転させて、操縦安定性、接地感及び振動を評価させた。この結果が、指数として下記の表1から4に示されている。数値が大きいほど好ましい。なお基準点は、3.0である。
走行後のタイヤの外観を観察し、偏摩耗の発生について確認した。この結果が、偏摩耗の発生がなかった場合が「G」で、偏摩耗の発生があった場合が「NG」で、下記の表1から4に示されている。
[タイヤの質量]
タイヤの質量を計測した。この結果が、下記の表1から4に、比較例1を100とした指数値で表されている。数値が小さいほど軽い。
Figure 0006058294
Figure 0006058294
Figure 0006058294
Figure 0006058294
表1から4に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された方法は、種々の空気入りタイヤにも適用されうる。
2、38・・・タイヤ
4、42・・・トレッド
6、44・・・サイドウォール
10、48・・・ビード
12、50・・・カーカス
18、56・・・バンド
22、30、66・・・コード
26、32、70、70a、70b・・・素線

Claims (7)

  1. その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがこのサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、上記トレッドの半径方向内側において上記カーカスの半径方向外側に位置するバンドとを備えており、
    上記カーカスが、ラジアル構造を有しており、
    上記バンドが、螺旋状に巻かれており実質的に周方向に延びるコードを含んでおり、
    このバンドにおけるコードの密度が、25エンズ/5cm以上45エンズ/5cm以下であり、
    このコードの外径が、0.75mm以下であり、
    このコードが、複数の素線を撚り合わせて形成されており、
    このコードが、単撚り構造を有しており、
    それぞれの素線の材質が、スチールであり、
    上記コードにおいて、2本以上の素線に一定のピッチで波形のくせが付けられており、
    この波形の素線における、波の高さが、0.15mm以上であり、
    上記コードを構成する複数の素線のうち、少なくとも1本は、波形のくせが付けられていない素線であり、
    上記コードの圧縮剛性が、315N/mm以上335N/mm以下である、二輪自動車用空気入りタイヤ。
  2. 上記トレッドの半径方向高さの、このトレッドの軸方向幅の半分に対する比が、0.25以上1.0以下である、請求項1に記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
  3. 上記バンドが、上記カーカスに積層されている、請求項1又は2に記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
  4. 上記波の高さが、0.50mm以下である、請求項1から3のいずれかに記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
  5. 上記コードの外径が、0.40mm以上である、請求項1からのいずれかに記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
  6. 上記コードを構成する素線の全数に対する、上記波形の素線の数の比率が、40%以上80%以下である、請求項1からのいずれかに記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
  7. 上記波形のピッチが、2.0mm以上5.0mm以下である、請求項1からのいずれかに記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
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