JP6058096B1 - 電力供給システム - Google Patents

電力供給システム Download PDF

Info

Publication number
JP6058096B1
JP6058096B1 JP2015168804A JP2015168804A JP6058096B1 JP 6058096 B1 JP6058096 B1 JP 6058096B1 JP 2015168804 A JP2015168804 A JP 2015168804A JP 2015168804 A JP2015168804 A JP 2015168804A JP 6058096 B1 JP6058096 B1 JP 6058096B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
control
unit
storage device
generation unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015168804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017046518A (ja
Inventor
文屋 潤
潤 文屋
郁朗 菅
郁朗 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2015168804A priority Critical patent/JP6058096B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6058096B1 publication Critical patent/JP6058096B1/ja
Publication of JP2017046518A publication Critical patent/JP2017046518A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】システム全体の小型化と低コスト化を図ることができる電力供給システムを得る。【解決手段】第1の制御電源生成部1と、二次電池2と、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cと、制御電源を生成して回路負荷へ供給する複数の電源回路41a,42a,43aとを有する第2の制御電源生成部4と、開閉部5と、第1の制御電源生成部1が制御電源を生成しておらず、かつ、蓄電デバイス41c,42c,43cの電圧が高い場合、開閉部5をオフして二次電池2と複数の電源回路41a,42a,43aと複数の蓄電デバイス41c,42c,43cとの電気的な接続を解除し、第1の制御電源生成部1が制御電源を生成しておらず、かつ、蓄電デバイス41c,42c,43cの電圧が低い場合、開閉部5をオンして二次電池2と複数の電源回路41a,42a,43aと複数の蓄電デバイス41c,42c,43cとを電気的に接続させる制御部6とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、外部電源である直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換して負荷へ供給し、または系統から供給される交流電力を負荷へ供給する電力供給システムに関する。
特許文献1には車両に設置される電気負荷に電力を供給する電力供給システムが開示され、電力供給システムは、主電源である車載バッテリとオルタネータとから供給される電力で駆動する低電圧系負荷と、車載バッテリとオルタネータとから供給される電力を昇圧して出力する電源装置と、電源装置を介してオルタネータと車載バッテリから供給される電力で駆動する高電圧系負荷とを備える。
特許第5110363号公報
しかしながら、特許文献1の電力供給システムは、主電源用の蓄電部を備えるものの、この蓄電部は低電圧系負荷に対して放電動作を行っているため、二次電池の容量を小容量化することができず、電力供給システムの小型化と低コスト化を図ることが困難という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、システム全体の小型化と低コスト化を図ることができる電力供給システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電力供給システムは、外部電源から供給される電力により制御電源を生成して出力する第1の制御電源生成部と、前記第1の制御電源生成部から出力される電力で充電される二次電池と、蓄電容量が前記二次電池の蓄電容量よりも小さい蓄電デバイスに蓄えられた電力と、前記第1の制御電源生成部から出力される電力と、前記二次電池に蓄えられた電力との何れかにより制御電源を生成して回路負荷へ供給する第2の制御電源生成部と、一端が前記第1の制御電源生成部と前記蓄電デバイスに接続され、他端が前記二次電池に接続され、オンの場合には前記二次電池と前記蓄電デバイスとを電気的に接続し、オフの場合には前記二次電池と前記蓄電デバイスとの電気的な接続を解除する開閉部と、前記蓄電デバイスの電圧が高い場合には前記開閉部をオフにさせ、前記蓄電デバイスの電圧が低い場合には前記開閉部をオンさせる制御部と、を備え、前記開閉部がオンされているとき、前記二次電池は第1の制御電源生成部から出力される電力で充電される。
本発明によれば、システム全体の小型化と低コスト化を図ることができるという効果を奏する。
実施の形態1に係る電力供給システムの構成図 実施の形態1に係る電力供給システムの動作を示すフローチャート 実施の形態2に係る電力供給システムの構成図 実施の形態2に係る電力供給システムの動作を示すフローチャート 実施の形態3に係る電力供給システムの構成図 実施の形態3に係る電力供給システムの動作を示すフローチャート 実施の形態4に係る電力供給システムの構成図 実施の形態4に係る電力供給システムの動作を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態に係る電力供給システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る電力供給システムの構成図である。電力供給システム100は、外部電源から供給される電力により制御電源を生成して出力する第1の制御電源生成部1と、第1の制御電源生成部1から出力される電力で充電される二次電池2と、蓄電容量が二次電池2の蓄電容量よりも小さく、第1の制御電源生成部1から出力される第1の電力と二次電池2に蓄えられた第2の電力との何れかで充電される複数の蓄電デバイス41c,42c,43cと、前記第1の電力と前記第2の電力と複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々に蓄えられた第3の電力との何れかにより制御電源を生成して回路負荷へ供給する複数の電源回路41a,42a,43aとを有する第2の制御電源生成部4と、一端が第1の制御電源生成部1と複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々に接続され、他端が二次電池2に接続されて、オンの場合には二次電池2と複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々とを電気的に接続し、オフの場合には二次電池2と複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々との電気的な接続を解除する開閉部5と、第1の制御電源生成部1が制御電源を生成しておらず、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の電圧が高い場合には開閉部5をオフにさせ、第1の制御電源生成部1が制御電源を生成しておらず、かつ、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の電圧が低い場合には開閉部5をオンさせる制御部6とを備える。
外部電源とは直流電源200と系統300であり、直流電源200は、電気自動車(Electric Vehicle:EV)に搭載されるEVバッテリ、パワーコンディショナ、または住宅に設置される定置型蓄電池といった電源である。
電力供給システム100は、上記の構成に加えて、直流電源200から供給される直流電力を交流電力に変換して出力すると共に、系統300から供給される交流電力を直流電力に変換して出力する電力変換部7とを備える。電力変換部7はコンバータとインバータの機能を併せ持つ。例えば直流電源200から供給される電力を宅内負荷400へ供給する場合、コンバータの機能により、直流電源200から供給される直流電力の電圧を昇圧または降圧して出力し、インバータの機能により、昇圧または降圧された直流電力を50Hzまたは60Hzの交流電力に変換して出力する。また、例えば系統300から供給される電力で例えばEVバッテリを充電する場合、インバータの機能により、50Hzまたは60Hzの交流電力を直流電力に変換し、コンバータの機能により、直流電力を昇圧または降圧して出力する。例えば系統300が正常な場合、すなわち非停電時には系統300から宅内負荷400へ電力供給が行われるが、停電時には直流電源200から供給される直流電力が電力変換部7で交流電力に変換され、変換された交流電力が宅内負荷400へ供給される。宅内負荷400はIHクッキングヒータ、冷蔵庫、または照明といった家電機器である。
第1の制御電源生成部1は、電力変換部7から出力される交流電力または系統300から出力される交流電力を整流して直流電力を出力する整流部11と、整流部11から出力される直流電力により第2の制御電源生成部4へ供給するための制御電源を生成する制御電源回路12と、整流部11から出力される直流電力をバックアップ用のバッテリである二次電池2に充電するバッテリ充電回路13と、カソードが制御電源生成回路の出力段と第2の制御電源生成に接続され、アノードがバッテリ充電回路の出力段と開閉部5に接続される逆流防止用ダイオード14とを有する。なお制御電源回路12の出力電圧の値をV1とし、バッテリ充電回路13の出力電圧の値をV2としたとき、出力電圧値V1は出力電圧値V2よりも高い値に設定される。これは外部電源が電力供給システム100に供給されている際、二次電池2に蓄えられた電力が回路負荷へ供給されないようにするためである。
第2の制御電源生成部4は、電力供給システム100に搭載される回路負荷の動作に必要な制御電源を生成する。回路負荷は、例えば制御部6、制御電源回路12、バッテリ充電回路13、電力変換部7を構成する図示しない主回路、図示しないリモコン、電力変換部7が電圧電流状態を監視するための各種センサ、または冷却ファンである。図1では第2の制御電源生成部4を構成する3つの基板41,42,43が示され、基板41では制御部6、制御電源回路12、およびバッテリ充電回路13の駆動用電源が生成され、基板42では電力変換部7を構成する主回路のゲート駆動用電源が生成され、基板43ではリモコンの駆動用電源が生成される。
基板41には、制御部6、制御電源回路12、およびバッテリ充電回路13を駆動するための電力を供給する電源回路41aと、カソードが電源回路41aの入力端に接続され、アノードが第1の制御電源生成部1と開閉部5に接続されるダイオード41bと、一端が電源回路41aとダイオード41bとの接続端に接続される蓄電デバイス41cと、蓄電デバイス41cの充電状態、すなわち容量状態を監視するため、蓄電デバイス41cの一端に接続されて蓄電デバイス41cの電圧を検出する電圧検出部41dとを備える。蓄電デバイス41cの出力電圧は5V、蓄電デバイス41cの出力電流は1Aである。
基板42には、電力変換部7を構成する主回路を駆動するための電力を供給する電源回路42aと、カソードが電源回路42aの入力端に接続され、アノードが第1の制御電源生成部1と開閉部5に接続されるダイオード42bと、一端が電源回路42aとダイオード42bとの接続端に接続される蓄電デバイス42cと、蓄電デバイスの充電状態、すなわち容量状態を監視するため、蓄電デバイス42cの一端に接続されて蓄電デバイス42cの電圧を検出する電圧検出部42dとを備える。蓄電デバイス42cの出力電圧は15V、蓄電デバイス42cの出力電流は0.75Aである。
基板43には、リモコンを駆動するための電力を供給する電源回路43aと、カソードが電源回路43aの入力端に接続され、アノードが第1の制御電源生成部1と開閉部5に接続されるダイオード43bと、一端が電源回路43aとダイオード43bとの接続端に接続される蓄電デバイス43cと、蓄電デバイスの充電状態、すなわち容量状態を監視するため、蓄電デバイス43cの一端に接続されて蓄電デバイス43cの電圧を検出する電圧検出部43dとを備える。蓄電デバイス43cの出力電圧は9V、蓄電デバイス43cの出力電流は0.5Aである。
蓄電デバイス41c,42c,43cの各々は、繰り返し充放電が可能であり、二次電池2に比べて充放電による特性劣化が小さく、定期交換が不要な電気二重層コンデンサ、アルミ電解コンデンサといったデバイスである。蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の容量は、直流電源200と系統300の双方から電力供給システム100に電力の供給がないときの待機時間、例えば12時間、24時間といった要求スペックに応じて二次電池2の容量と共に決定すればよい。また蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の容量は、回路負荷へ供給される電力に合わせて設定するようにしてもよい。すなわち、大きな回路負荷へ電力を供給する蓄電デバイスの容量は、小さな回路負荷へ電力を供給する蓄電デバイスの容量より大きく設定することで、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の放電時間を長く確保できると共に、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の放電電流比率、すなわちデバイス容量に対する放電電流量を抑制することが可能となり、蓄電デバイスの寿命劣化を抑制することが可能となる。
二次電池2は、開閉部5を介してバッテリ充電回路13の出力段に接続される。二次電池2は、蓄電デバイス41c,42c,43cに比べて充放電による特性劣化が大きく定期交換が必要な鉛蓄電池およびニッケルカドミウム電池といった電池である。
次に図2を用いて実施の形態1に係る電力供給システム100の動作を具体的に説明する。以下では、1つ以上の外部電源が電力供給システム100に接続されているとき、すなわち直流電源200または系統300から電力供給システム100に電力の供給があるときを「通常時」と称し、直流電源200と系統300の双方から電力供給システム100に電力の供給がないときを「待機状態時」と称する。
図2は実施の形態1に係る電力供給システムの動作を示すフローチャートである。まず開閉部5が手動によりオンされたとき(S1)、二次電池2から電源回路41a,42a,43aに電力供給がされ(S2)、電源回路41a,42a,43aの出力が電力変換部7の電源、制御部6の電源、およびリモコン電源として供給される。これにより電力変換部7および制御部6が稼働可能となる。制御部6は、例えば電力変換部7の入力側電圧または整流部11の入力側電圧を検出し、検出した電圧が制御部6に予め設定された判定値よりも高いか否かを基準として、通常時であるか否かを判断する(S3)。通常時ではない場合(S3,No)、通常時と判断されるまでS3の処理を継続し、通常時である場合(S3,Yes)、電力変換部7と整流部11を介して制御電源回路12に電力供給がされ、制御電源回路12は電源回路41a,42a,43aに電力供給を行う(S4)。通常時では電源回路41a,42a,43aの出力が維持され、制御部6によって開閉部5がオフされた場合でも、直流電源200または系統300、電力変換部7、制御電源回路12を経由して制御部6の電源が供給される。そのため制御部6による開閉部5のオンオフ制御は可能となる。
一方、S1で開閉部5がオンにされたことにより、二次電池2とバッテリ充電回路13が電気的に接続されているため、S3で通常時である場合(S3,Yes)、バッテリ充電回路13は整流部11で変換された直流電力により二次電池2への充電を行う(S5)。
S4で制御電源回路12から電源回路41a,42a,43aに電力供給が行われることにより蓄電デバイス41c,42c,43cの充電が行われる(S6)。制御部6では、待機状態時に変化したか否かが判断され(S7)、待機状態時に変化していない場合(S7,No)、電力供給システム100ではS2からS6までの動作が繰り返される。このように通常時の電力供給システム100は、外部電源により二次電池2への充電と蓄電デバイス41c,42c,43cへの充電を行いながら回路負荷への電力の供給を行う。
電力供給システム100への外部電源の供給が無くなり、S7において待機状態時に変化した場合(S7,Yes)、複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々は複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の電圧を検出し(S8)、複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出された電圧が電圧検出部41d,42d,43dに設定された閾値Aよりも低いか否かを判断する(S9)。複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出された電圧が閾値Aよりも低い場合(S9,Yes)、電圧検出部41d,42d,43dは制御部6に開閉部5のオンを維持するように要求し、制御部6は開閉部5のオン制御を維持する。これにより二次電池2と第2の制御電源生成部4との電気的な接続が維持されるため、待機状態時に複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の充電状態が低い場合においても、二次電池2に蓄えられた電力により複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々が充電され、さらに二次電池2に蓄えられた電力が各回路負荷へ待機時電力として供給される。
複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出された電圧が閾値Aよりも高い場合(S9,No)、電圧検出部41d,42d,43dは制御部6に開閉部5をオフするように要求し、制御部6は開閉部5をオフにする(S10)。これにより二次電池2と第2の制御電源生成部4との電気的な接続が解除されるため、待機状態時において複数の蓄電デバイス41c,42c,43cに蓄えられた電力が各回路負荷へ待機時電力として供給され、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の電圧は徐々に低下する。制御部6は蓄電デバイス41cから供給される電力により、開閉部5のオフ制御を維持する。これにより二次電池2から複数の蓄電デバイス41c,42c,43cと各回路負荷への電力の供給が抑制され、二次電池2に蓄えられた電力の放電が抑制される。
複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出される電圧が閾値Aよりも低くなるまで電圧検出部41d,42d,43dは制御部6に開閉部5のオフを維持するように要求し、制御部6は開閉部5のオフを維持する(S11,No)。そして複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出される電圧が閾値Aよりも低くなった場合(S11,Yes)、電圧検出部41d,42d,43dは制御部6に開閉部5をオンするように要求し、制御部6は開閉部5をオンにする(S12)。開閉部5がオンにされたことにより、二次電池2と第2の制御電源生成部4が電気的に接続され、第2の制御電源生成部4では二次電池2から供給される電力により、回路負荷への電力供給が行われると共に、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cへの充電が行われる(S13)。そのため複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出される電圧が上昇する。
複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出される電圧が閾値Bよりも低い場合(S14,No)、電圧検出部41d,42d,43dは制御部6に開閉部5のオンを維持するように要求し、制御部6は開閉部5のオンを維持する。閾値Bは、電圧検出部41d,42d,43dに設定され、閾値Aよりも高い値であり、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々が満充電状態であるとみなすことができる電圧値に設定される。複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出される全ての電圧が閾値Bよりも高くなった場合(S14,Yes)、制御部6は二次電池2による充電を停止させるためにS10の処理で開閉部5をオフにする。開閉部5をオフにすることで複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々は再び回路負荷への電力供給を開始するため、複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出される電圧は徐々に低下することとなる。
なお、実施の形態1では第2の制御電源生成部4が3つの基板41,42,43で構成されているが、第2の制御電源生成部4の構成はこれに限定されるものではなく、例えば第2の制御電源生成部4は1つの基板を用いて複数の回路負荷へ電力の供給を行う回路構成としてもよい。また蓄電デバイス41c、蓄電デバイス42cおよび蓄電デバイス43cの各々の出力電圧と出力電流は前述した値に限定されるものではなく、回路負荷へ供給される電力に合わせて設定するようにしてもよい。
以上に説明したように実施の形態1の電力供給システム100によれば、待機状態時において蓄電デバイスの電圧が高い場合には蓄電デバイスから回路負荷へ電力供給が行われ、待機状態時において蓄電デバイスの電圧が低い場合には二次電池2から回路負荷へ電力供給が行われると共に蓄電デバイスへの充電が行われる。上記特許文献1に示される従来技術では、待機状態時においても蓄電部が常に低電圧系負荷に対して放電動作を行っているため、二次電池2の低容量化が困難であり、電力供給システムの小型化と低コスト化を図ることができないが、実施の形態1の電力供給システム100によれば待機状態時における二次電池2の放電が抑制されるため、これにより二次電池2の充放電量が抑制され、相対的に二次電池2の低容量化と軽量化を図ることができると共に、二次電池2の外形寸法の小型化を図ることができる。従って、二次電池2の交換に伴う費用が低減される。蓄電デバイスを追加する分のコスト増加はあるものの、二次電池2の低容量化により大幅なコスト低減となるため、システムのトータルコストを低減することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では複数の電圧検出部の何れかで検出された蓄電デバイスの電圧低下を蓄電デバイスの電池容量低下とみなして全ての蓄電デバイスに二次電池2からの補充電が実施される。実施の形態2では電圧低下により容量不足と判断された蓄電デバイスのみに二次電池からの補充電が実施される。
図3は実施の形態2に係る電力供給システムの構成図である。実施の形態2の電力供給システム100Aでは実施の形態1の第2の制御電源生成部4の代わりに第2の制御電源生成部4Aが用いられている。第2の制御電源生成部4Aは、基板41と基板42と基板43を備え、基板41は、一端が蓄電デバイス41cに接続され、他端が第1の制御電源生成部1と開閉部5に接続される切り離し部41eを備える。基板42は、一端が蓄電デバイス42cに接続され、他端が第1の制御電源生成部1と開閉部5に接続される切り離し部42eを備える。基板43は、一端が蓄電デバイス43cに接続され、他端が第1の制御電源生成部1と開閉部5に接続される切り離し部43eを備える。また切り離し部41eは、蓄電デバイス41cの電圧が高い場合にはオフ制御されて開閉部5と蓄電デバイス41cとの電気的な接続を解除し、蓄電デバイス41cの電圧が低い場合にはオン制御されて開閉部5と蓄電デバイス41cとを電気的に接続させる。また切り離し部42eは、蓄電デバイス42cの電圧が高い場合にはオフ制御されて開閉部5と蓄電デバイス42cとの電気的な接続を解除し、蓄電デバイス42cの電圧が低い場合にはオン制御されて開閉部5と蓄電デバイス42cとを電気的に接続させる。また切り離し部43eは、蓄電デバイス43cの電圧が高い場合にはオフ制御されて開閉部5と蓄電デバイス43cとの電気的な接続を解除し、蓄電デバイス43cの電圧が低い場合にはオン制御されて開閉部5と蓄電デバイス43cとを電気的に接続させる。
切り離し部41eのオンオフ制御は電圧検出部41dにより行われる。具体的には、電圧検出部41dには前述した閾値Aと閾値Bが設定され、電圧検出部41dで検出された電圧と閾値A,Bとの比較を行い、蓄電デバイス41cの電圧が閾値Aよりも低い場合には電圧検出部41dが切り離し部41eをオン制御し、蓄電デバイス41cの電圧が閾値Bよりも高い場合には電圧検出部41dが切り離し部41eをオフ制御する。同様に、切り離し部42eのオンオフ制御は電圧検出部42dにより行われ、切り離し部43eのオンオフ制御は電圧検出部43dにより行われる。
複数の電圧検出部41d,42d,43dでは実施の形態1と同様に検出された電圧と閾値A,Bとの比較が行われる。そのため、例えば蓄電デバイス41cの電圧が閾値Aよりも低い場合、電圧検出部41dが切り離し部41eをオン制御する一方で、制御部6は電圧検出部41dの要求により開閉部5をオン制御する。同様に、蓄電デバイス42cの電圧が閾値Aよりも低い場合、制御部6は電圧検出部42dの要求により開閉部5をオン制御し、蓄電デバイス43cの電圧が閾値Aよりも低い場合、制御部6は電圧検出部43dの要求により開閉部5をオン制御する。なお複数の電圧検出部41d,42d,43dの何れかにより開閉部5を直接オンオフ制御する構成としてもよい。
次に図4を用いて実施の形態2に係る電力供給システム100Aの動作を具体的に説明する。
図4は実施の形態2に係る電力供給システムの動作を示すフローチャートである。まず開閉部5が手動によりオンされたとき(S21)、二次電池2から電源回路41a,42a,43aに電力供給がされ(S22)、電源回路41a,42a,43aの出力が電力変換部7の電源、制御部6の電源、およびリモコン電源として供給される。これにより電力変換部7および制御部6が稼働可能となる。制御部6は、例えば電力変換部7の入力側電圧または整流部11の入力側電圧を検出し、検出した電圧が制御部6に予め設定された判定値よりも高いか否かを基準として、通常時であるか否かを判断する(S23)。通常時ではない場合(S23,No)、通常時と判断されるまでS23の処理を継続し、通常時である場合(S23,Yes)、電力変換部7と整流部11を介して制御電源回路12に電力供給がされ、制御電源回路12は電源回路41a,42a,43aに電力供給を行う(S24)。通常時では電源回路41a,42a,43aの出力が維持され、制御部6によって開閉部5がオフされた場合でも、直流電源200または系統300、電力変換部7、制御電源回路12を経由して制御部6の電源が供給される。そのため制御部6による開閉部5のオンオフ制御は可能となる。
一方、S21で開閉部5がオンにされたことにより、二次電池2とバッテリ充電回路13が電気的に接続されているため、S23で通常時である場合(S23,Yes)、バッテリ充電回路13は整流部11で変換された直流電力により二次電池2への充電を行う(S25)。
S24で制御電源回路12から電源回路41a,42a,43aに電力供給が行われることにより蓄電デバイス41c,42c,43cの充電が行われる(S26)。制御部6では、待機状態時に変化したか否かが判断され、待機状態時に変化していない場合(S27,No)、電力供給システム100Aでは、S22からS26までの動作が繰り返される。このように通常時の電力供給システム100Aは、外部電源により二次電池2への充電と蓄電デバイス41c,42c,43cへの充電を行いながら回路負荷への電力の供給を行う。
電力供給システム100への外部電源の供給が無くなり、S27において待機状態時に変化した場合(S27,Yes)、複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々は複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の電圧を検出し(S28)、複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出された電圧が電圧検出部41d,42d,43dに設定された閾値Aよりも低いか否かを判断する(S29)。複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出された電圧が閾値Aよりも低い場合(S29,Yes)、電圧検出部41d,42d,43dは制御部6に開閉部5のオンを維持するように要求し、制御部6は開閉部5のオン制御を維持する。これにより二次電池2と第2の制御電源生成部4Aとの電気的な接続が維持されるため、待機状態時に複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の充電状態が低い場合において、二次電池2に蓄えられた電力により複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々が充電され、さらに二次電池2に蓄えられた電力が各回路負荷へ待機時電力として供給される。
複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出された電圧が閾値Aよりも高い場合(S29,No)、電圧検出部41d,42d,43dは制御部6に開閉部5をオフするように要求し、制御部6は開閉部5をオフにする(S30)。また複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々は、切り離し部41e、切り離し部42eおよび切り離し部43eをオフにする(S31)。これにより二次電池2と複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々との電気的な接続が解除される。
その後、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々の電圧が徐々に低下するが、複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出される電圧が閾値Aよりも低くなるまで電圧検出部41d,42d,43dは制御部6に開閉部5のオフを維持するように要求し、制御部6は開閉部5のオフを維持する(S32,No)。そして複数の電圧検出部41d,42d,43dの各々で検出される電圧のうち,いずれか1つが閾値Aよりも低くなった場合(S32,Yes)、電圧検出部41d,42d,43dは制御部6に開閉部5をオンするように要求し、制御部6は開閉部5をオンにする(S33)。また閾値Aよりも低い値の電圧を検出した電圧検出部は、閾値Aよりも低い値の電圧を示す蓄電デバイスに接続される切り離し部をオンにする(S34)。例えば蓄電デバイス41cの電圧が電圧検出部41dの閾値Aよりも低い値のとき、切り離し部41eがオンになる。開閉部5と切り離し部41eがオンされたことにより、第2の制御電源生成部4Aの基板41では、二次電池2から供給される電力により、回路負荷への電力供給が行われると共に、蓄電デバイス41cの充電が行われる(S35)。
電圧検出部41dで検出される電圧が閾値Bよりも高くなるまで、電圧検出部41dは制御部6に開閉部5のオンを維持するように要求し、制御部6は開閉部5のオンを維持し、電圧検出部41dは切り離し部41eのオンを維持する(S36,No)。電圧検出部41dで検出される電圧が閾値Bよりも高くなった場合(S36,Yes)、電圧検出部41dは制御部6に開閉部5をオフするように要求し、制御部6は開閉部5をオフにし(S30)、電圧検出部41dは切り離し部41eをオフにする(S31)。
なお、蓄電デバイス41cの電圧が閾値Bに達するまでに蓄電デバイス42cの電圧が閾値Aまで低下した場合、電圧検出部42dが切り離し部42eをオンする。これにより二次電池2の電力が蓄電デバイス42cへ充電される。そして蓄電デバイス41cの電圧が閾値Bに達したとき、電圧検出部41dが切り離し部41eをオフすることにより、蓄電デバイス41cへの充電が停止させる。しかしながらこれらの制御動作中においても開閉部5は蓄電デバイス41cと蓄電デバイス42cの双方の電圧が閾値Bに達した場合のみオフする。これは開閉部5がオフになることで全ての蓄電デバイスへの充電動作が停止となるためである。
また実施の形態2では3つの基板41,42,43を用いた構成例を説明したが、少なくとも2つの基板を用いる構成としてもよい。具体的に説明すると、第2の制御電源生成部4Aは、複数の蓄電デバイスと、一端が複数の蓄電デバイス内の第1の蓄電デバイスに接続され、他端が第1の制御電源生成部1と開閉部5に接続され、オンの場合には二次電池2と第1の蓄電デバイスとを電気的に接続し、オフの場合には二次電池2と第1の蓄電デバイスとの電気的な接続を解除する第1の切り離し部と、一端が複数の蓄電デバイス内の第2の蓄電デバイスに接続され、他端が第1の制御電源生成部1と開閉部5に接続され、オンの場合には二次電池2と第2の蓄電デバイスとを電気的に接続し、オフの場合には二次電池2と第2の蓄電デバイスとの電気的な接続を解除する第2の切り離し部と、を備え、第1の切り離し部は、第1の蓄電デバイスの電圧が高い場合にはオフされ、第1の蓄電デバイスの電圧が低い場合にはオンされ、第2の切り離し部は、第2の蓄電デバイスの電圧が高い場合にはオフされ、第2の蓄電デバイスの電圧が低い場合にはオンされる。第1の蓄電デバイスは、例えば蓄電デバイス41cであり、第2の蓄電デバイスは例えば蓄電デバイス42cである。第1の切り離し部は例えば切り離し部41eであり、第2の切り離し部は例えば切り離し部42eである。
以上に説明したように実施の形態2の電力供給システム100Aによれば、充電状態が低下した蓄電デバイスのみが二次電池2から供給される電力で補充電されるため、待機状態時の二次電池2の放電電流を抑制することが可能となり、二次電池2の更なる低容量化を図ることができ、実施の形態1よりも二次電池2のコスト低減と交換費用の削減を実現することができる。
実施の形態3.
実施の形態1では複数の蓄電デバイスの各々の電圧を監視するための電圧検出部を設けていたが、実施の形態3では電圧検出部を設けずに一定間隔で開閉部をオンオフ制御することにより全ての蓄電デバイスに二次電池からの補充電が実施される。一定間隔とは1時間であり、実施の形態2では、例えば待機状態時に開閉部が1時間オンにされた後に1時間オフにされ再び1時間オンにされるという制御が行われる。
図5は実施の形態3に係る電力供給システムの構成図である。実施の形態3の電力供給システム100Bでは実施の形態1の第2の制御電源生成部4の代わりに第2の制御電源生成部4Bが用いられている。第2の制御電源生成部4Bは、基板41と基板42と基板43を備えるが、基板41では実施の形態1の電圧検出部41dが省かれ、基板42では実施の形態1の電圧検出部42dが省かれ、基板43では実施の形態1の電圧検出部43dが省かれている。制御部6は、通常時の場合、例えば第1の制御電源生成部1が制御電源を生成していることを検出して開閉部5のオン制御を行い、待機状態時の場合、例えば第1の制御電源生成部1が制御電源を生成していないことを検出して開閉部5を一定間隔でオンオフ制御する。
次に図6を用いて実施の形態1に係る電力供給システム100Bの動作を具体的に説明する。
図6は実施の形態3に係る電力供給システムの動作を示すフローチャートである。まず開閉部5が手動によりオンされたとき(S41)、二次電池2から電源回路41a,42a,43aに電力供給がされ(S42)、電源回路41a,42a,43aの出力が電力変換部7の電源、制御部6の電源、およびリモコン電源として供給される。これにより電力変換部7および制御部6が稼働可能となる。制御部6は、例えば電力変換部7の入力側電圧または整流部11の入力側電圧を検出し、検出した電圧が制御部6に予め設定された判定値よりも高いか否かを基準として、通常時であるか否かを判断する(S43)。通常時ではない場合(S43,No)、通常時と判断されるまでS43の処理を継続し、通常時である場合(S43,Yes)、電力変換部7と整流部11を介して制御電源回路12に電力供給がされ、制御電源回路12は電源回路41a,42a,43aに電力供給を行う(S44)。通常時では電源回路41a,42a,43aの出力が維持され、制御部6によって開閉部5がオフされた場合でも、直流電源200または系統300、電力変換部7、制御電源回路12を経由して制御部6の電源が供給される。そのため制御部6による開閉部5のオンオフ制御は可能となる。
一方、S41で開閉部5がオンにされたことにより、二次電池2とバッテリ充電回路13が電気的に接続されている。そのため、S43で通常時である場合(S43,Yes)、バッテリ充電回路13は整流部11で変換された直流電力により二次電池2への充電を行う(S45)。
S44で制御電源回路12から電源回路41a,42a,43aに電力供給が行われることにより蓄電デバイス41c,42c,43cの充電が行われる(S46)。制御部6では、待機状態時に変化したか否かが判断され(S47)、待機状態時に変化していない場合(S47,No)、電力供給システム100BではS42からS46までの動作が繰り返される。このように通常時の電力供給システム100Bは、外部電源により二次電池2への充電と複数の蓄電デバイス41c,42c,43cへの充電を行いながら回路負荷への電力の供給を行う。
S47において待機状態時に変化した場合(S47,Yes)、待機状態となり、制御部6は開閉部5を一定時間オフにする。これにより二次電池2と第2の制御電源生成部4Bとの電気的な接続が解除され、待機状態時において複数の蓄電デバイス41c,42c,43cに蓄えられた電力が各回路負荷へ待機時電力として供給される。制御部6は蓄電デバイス41cから供給される電力により開閉部5のオフ制御を維持する。これにより二次電池2から複数の蓄電デバイス41c,42c,43cと各回路負荷への電力の供給が抑制され、二次電池2に蓄えられた電力の放電が抑制される。そして一定時間が経過後に制御部6は開閉部5をオンにする(S48)。開閉部5がオンにされたことにより、二次電池2と第2の制御電源生成部4Bが電気的に接続され、第2の制御電源生成部4Bでは二次電池2から供給される電力により、回路負荷への電力供給が行われると共に、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cへの充電が行われる(S49)。このとき二次電池2から供給される電力は全ての蓄電デバイスに充電される。
その後、電力供給システム100Bでは通常時に変化するまでS48の開閉部5のオンオフ制御が継続され(S50,No)、通常時に変化したとき(S50,Yes)、電力供給システム100BではS42以降の処理が実行される。
以上に説明したように実施の形態3の電力供給システム100Bは、第1の制御電源生成部1と、二次電池2と、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cに蓄えられた電力と、第1の制御電源生成部1から出力される電力と、二次電池2に蓄えられた電力との何れかにより制御電源を生成して回路負荷へ供給する第2の制御電源生成部4Bと、一端が第1の制御電源生成部1と複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々に接続され、他端が二次電池2に接続され、オンの場合には二次電池2と複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々とを電気的に接続し、オフの場合には二次電池2と複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々との電気的な接続を解除する開閉部5と、第1の制御電源生成部1が制御電源を生成している場合には開閉部5をオンにさせ、第1の制御電源生成部1が制御電源を生成していない場合には開閉部5を一定間隔でオンオフさせる制御部6とを備える。実施の形態3の電力供給システム100Bによれば、一定間隔で開閉部5のオンオフ制御が行われるため、電圧検出部が不要となり部品点数を削減することが可能となる。これにより実施の形態1の効果に加えて基板41,42,43の製作コストが削減され、基板41,42,43の小型化を図ることができる。
実施の形態4.
実施の形態1から3では二次電池2と開閉部5を備え、開閉部5がオンされたときに二次電池2の電力を蓄電デバイス41c,42c,43cに供給する構成としたが、実施の形態4は二次電池2と開閉部5と制御部6を設けずに、手動スイッチ3が押下されたときに全ての蓄電デバイス41c,42c,43cに補充電が実施される。
図7は実施の形態4に係る電力供給システムの構成図である。実施の形態4の電力供給システム100Cでは、実施の形態1の第1の制御電源生成部1と第2の制御電源生成部4の代わりに、第1の制御電源生成部1Aと第2の制御電源生成部4Cが用いられている。また実施の形態4では直流電源200としてEVバッテリを想定しており、第1の制御電源生成部1Aは、EVバッテリから供給される電力により制御電源を生成して出力する構成であり、整流部11と制御電源回路12を備える。
第2の制御電源生成部4Cは基板41と基板42と基板43を備える。基板41では実施の形態1の電圧検出部41dが省かれ、基板41は、電源回路41aと、ダイオード41bと、蓄電デバイス41cと、一端がダイオード41bを介して第1の制御電源生成部1Aに接続され他端が蓄電デバイス41cに接続される切り離し部41fとを備える。基板42では実施の形態1の電圧検出部42dが省かれ、基板42は、電源回路42aと、ダイオード42bと、蓄電デバイス42cと、一端がダイオード41bを介して第1の制御電源生成部1Aに接続され他端が蓄電デバイス42cに接続される切り離し部42fとを備える。基板43では実施の形態1の電圧検出部43dが省かれ、基板43は、電源回路43aと、ダイオード43bと、蓄電デバイス43cと、一端がダイオード41bを介して第1の制御電源生成部1Aに接続され他端が蓄電デバイス43cに接続される切り離し部43fとを備える。なお、複数の切り離し部41f,42f,43fの制御はノーマリオフ制御としてもよい。すなわち複数の切り離し部41f,42f,43fがノーマリオフの開閉手段である場合、複数の切り離し部41f,42f,43fの各々は、手動スイッチ3の押下によりオンになる。
EVバッテリから電力供給システム100Cに電力を供給するためには、EVバッテリからの電力供給を開始する前に、電力供給システム100CとEVの双方で、直流電圧と接地間の絶縁劣化を検出する絶縁診断と呼ばれる判断が必要である。絶縁診断機能は公知であるため詳細説明は割愛するが、電力供給システム100C側の絶縁診断は例えば、電力供給システム100Cに設けられる図示しない昇圧回路で行われる。手動スイッチ3が押下されることで複数の切り離し部41f,42f,43fの各々は強制的にオンになり、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの電力が回路負荷に供給される。これにより図示しない昇圧回路における絶縁診断が実施される。絶縁診断の終了後にEVバッテリからの電力供給がなされ、制御電源回路12における制御電源の生成が行われる。
次に図8を用いて実施の形態4に係る電力供給システム100Cの動作を具体的に説明する。
図8は実施の形態4に係る電力供給システムの動作を示すフローチャートである。待機状態時の複数の切り離し部41f,42f,43fの各々は、例えばノーマリオフの開閉手段であるときにはオフとなる(S61)。そして系統300から系統電力が供給された場合(S62,Yes)、制御電源回路12が起動して制御電源の生成を開始すると共に複数の切り離し部41f,42f,43fの各々をオンにする(S63)。制御電源回路12から供給される電力により、第2の制御電源生成部4Cでは回路負荷への電力供給が行われ(S64)、さらに蓄電デバイス41c,42c,43cの充電が行われる(S65)。回路負荷は第2の制御電源生成部4Cから供給される電力により動作を継続し、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cでは充電が継続される。
系統300から系統電力が供給されていない場合において(S62,No)、電力変換部7を動作させる必要があるため使用者が手動スイッチ3を押下すると(S66)、複数の切り離し部41f,42f,43fがオンされ(S67)、蓄電デバイス41c,42c,43cが回路負荷へ電力を供給する(S68)。電力供給システム100Cは直流電源200すなわちEVバッテリが接続されたか否かを判断し(S69)、直流電源200が接続されていない場合(S69,No)、直流電源200が接続されるまでS69の処理を継続する。直流電源200が接続された場合(S69,Yes)、図示しない昇圧回路は複数の蓄電デバイス41c,42c,43cから供給される電力により絶縁診断を開始する(S70)。絶縁診断の終了後に電力供給が開始され(S71)、電力変換部7が起動して電力変換を開始し(S72)、制御電源回路12が開閉手段である切り離し部41f,42f,43fの各々のオンを継続させる(S73)。これにより回路負荷へ電力供給が行われ(S74)、蓄電デバイス41c,42c,43cの充電が行われる(S75)。
以上に説明したように実施の形態4の電力供給システム100Cは、第1の制御電源生成部1Aと、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々に蓄えられた電力と第1の制御電源生成部1Aから出力される電力との何れかにより制御電源を生成して回路負荷へ供給する第2の制御電源生成部4Cと、手動スイッチ3とを備え、第2の制御電源生成部4Cは、一端が複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々に接続され、他端が第1の制御電源生成部1Aに接続され、手動スイッチ3によりオンされた場合には複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々と第1の制御電源生成部1Aを電気的に接続し、手動スイッチ3によりオンされていない場合には複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々と第1の制御電源生成部1Aとの電気的な接続を解除する複数の切り離し部41f,42f,43fを有し、第1の制御電源生成部1Aは、複数の蓄電デバイス41c,42c,43cの各々から供給される電力で制御電源を生成すると共に、複数の切り離し部41f,42f,43fのオン状態を継続させる。このように構成された電力供給システム100Cによれば、手動スイッチ3により複数の切り離し部41f,42f,43fをオンにすることができ、二次電池2を用いることなく制御電源の生成が可能であり、大幅なコスト低減と電力供給システム100Cの小型化と軽量化を実現することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1A 第1の制御電源生成部、2 二次電池、3 手動スイッチ、4,4A,4B,4C 第2の制御電源生成部、5 開閉部、6 制御部、7 電力変換部、11 整流部、12 制御電源回路、13 バッテリ充電回路、14 逆流防止用ダイオード、41 基板、41a 電源回路、41b ダイオード、41c 蓄電デバイス、41d 電圧検出部、41e,41f 切り離し部、42 基板、42a 電源回路、42b ダイオード、42c 蓄電デバイス、42d 電圧検出部、42e,42f 切り離し部、43 基板、43a 電源回路、43b ダイオード、43c 蓄電デバイス、43d 電圧検出部、43e,43f 切り離し部、100,100A,100B,100C 電力供給システム、200 直流電源、300 系統、400 宅内負荷。

Claims (4)

  1. 外部電源から供給される電力により制御電源を生成して出力する第1の制御電源生成部と、
    前記第1の制御電源生成部から出力される電力で充電される二次電池と、
    蓄電容量が前記二次電池の蓄電容量よりも小さい蓄電デバイスに蓄えられた電力と、前記第1の制御電源生成部から出力される電力と、前記二次電池に蓄えられた電力との何れかにより制御電源を生成して回路負荷へ供給する第2の制御電源生成部と、
    一端が前記第1の制御電源生成部と前記蓄電デバイスに接続され、他端が前記二次電池に接続され、オンの場合には前記二次電池と前記蓄電デバイスとを電気的に接続し、オフの場合には前記二次電池と前記蓄電デバイスとの電気的な接続を解除する開閉部と、
    前記蓄電デバイスの電圧が高い場合には前記開閉部をオフにさせ、前記蓄電デバイスの電圧が低い場合には前記開閉部をオンさせる制御部と、
    を備え
    前記開閉部がオンされているとき、前記二次電池は第1の制御電源生成部から出力される電力で充電される電力供給システム。
  2. 前記第2の制御電源生成部は、
    複数の前記蓄電デバイスと、
    一端が複数の前記蓄電デバイス内の第1の蓄電デバイスに接続され、他端が前記第1の制御電源生成部と前記開閉部に接続され、オンの場合には前記二次電池と前記第1の蓄電デバイスとを電気的に接続し、オフの場合には前記二次電池と前記第1の蓄電デバイスとの電気的な接続を解除する第1の切り離し部と、
    一端が複数の前記蓄電デバイス内の第2の蓄電デバイスに接続され、他端が前記第1の制御電源生成部と前記開閉部に接続され、オンの場合には前記二次電池と前記第2の蓄電デバイスとを電気的に接続し、オフの場合には前記二次電池と前記第2の蓄電デバイスとの電気的な接続を解除する第2の切り離し部と、
    を備え、
    前記第1の切り離し部は、前記第1の蓄電デバイスの電圧が高い場合にはオフされ、前記第1の蓄電デバイスの電圧が低い場合にはオンされ、
    前記第2の切り離し部は、前記第2の蓄電デバイスの電圧が高い場合にはオフされ、前記第2の蓄電デバイスの電圧が低い場合にはオンされる請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 外部電源から供給される電力により制御電源を生成して出力する第1の制御電源生成部と、
    前記第1の制御電源生成部から出力される電力で充電される二次電池と、
    蓄電容量が前記二次電池の蓄電容量よりも小さい蓄電デバイスに蓄えられた電力と、前記第1の制御電源生成部から出力される電力と、前記二次電池に蓄えられた電力との何れかにより制御電源を生成して回路負荷へ供給する第2の制御電源生成部と、
    一端が前記第1の制御電源生成部と前記蓄電デバイスに接続され、他端が前記二次電池に接続され、オンの場合には前記二次電池と前記蓄電デバイスとを電気的に接続し、オフの場合には前記二次電池と前記蓄電デバイスとの電気的な接続を解除する開閉部と、
    前記第1の制御電源生成部が制御電源を生成している場合には前記開閉部をオンにさせ、前記第1の制御電源生成部が制御電源を生成していない場合には前記開閉部を一定間隔でオンオフさせる制御部と、
    を備える電力供給システム。
  4. 外部電源から供給される電力により制御電源を生成して出力する第1の制御電源生成部と、
    蓄電デバイスに蓄えられた電力と前記第1の制御電源生成部から出力される電力との何れかにより制御電源を生成して回路負荷へ供給する第2の制御電源生成部と、
    手動スイッチと、
    を備え、
    前記第2の制御電源生成部は、一端が前記蓄電デバイスに接続され、他端が前記第1の制御電源生成部に接続され、前記手動スイッチによりオンされた場合には前記蓄電デバイスと前記第1の制御電源生成部を電気的に接続し、前記手動スイッチによりオンされていない場合には前記蓄電デバイスと前記第1の制御電源生成部との電気的な接続を解除する切り離し部を有し、
    前記第1の制御電源生成部は、前記蓄電デバイスから供給される電力で前記制御電源を生成すると共に、前記切り離し部のオン状態を継続させる電力供給システム。
JP2015168804A 2015-08-28 2015-08-28 電力供給システム Active JP6058096B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168804A JP6058096B1 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 電力供給システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168804A JP6058096B1 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 電力供給システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6058096B1 true JP6058096B1 (ja) 2017-01-11
JP2017046518A JP2017046518A (ja) 2017-03-02

Family

ID=57756208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015168804A Active JP6058096B1 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 電力供給システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6058096B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019221022A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 株式会社デンソーテン 電池監視装置、電池監視システム、および電池監視方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05122869A (ja) * 1991-10-30 1993-05-18 Okuma Mach Works Ltd 電源バツクアツプ回路
WO2010082506A1 (ja) * 2009-01-19 2010-07-22 株式会社エネルギー応用技術研究所 直流給電システム
JP2012244875A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Toyota Motor Corp 車両の電源システムおよびそれを備える車両

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05122869A (ja) * 1991-10-30 1993-05-18 Okuma Mach Works Ltd 電源バツクアツプ回路
WO2010082506A1 (ja) * 2009-01-19 2010-07-22 株式会社エネルギー応用技術研究所 直流給電システム
JP2012244875A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Toyota Motor Corp 車両の電源システムおよびそれを備える車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019221022A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 株式会社デンソーテン 電池監視装置、電池監視システム、および電池監視方法
JP7064392B2 (ja) 2018-06-15 2022-05-10 株式会社デンソーテン 電池監視装置、電池監視システム、および電池監視方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017046518A (ja) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9154000B2 (en) Uninterruptible power supply apparatus including a control circuit that executes a first mode when supply of a first AC electric power from a commercial AC power supply is resumed at a time of discharge end
JP4763660B2 (ja) 電源システム
CN109196761B (zh) 电源***
JP6005469B2 (ja) 直流給電システム
JP6298634B2 (ja) スイッチング電源装置
JP5297127B2 (ja) 直流給電システム及び蓄電装置
KR20200048913A (ko) 폐배터리 기반의 독립형 가정용 에너지 저장 시스템
JP6159368B2 (ja) 充放電装置
JP2013165624A (ja) 蓄電装置用パワーコンディショナ、蓄電装置
JP6468593B2 (ja) 蓄電システム
JP6058096B1 (ja) 電力供給システム
JP5828774B2 (ja) 2次電池の充放電装置およびそれを用いた充放電検査装置
JP5586096B2 (ja) 電力変換装置
JP6145777B2 (ja) 電力変換装置
JP2015056933A (ja) 電力変換装置
JP6273100B2 (ja) 照明装置
JP2015204746A (ja) 太陽光発電システムの太陽光発電モジュールからのエネルギーを供給するための方法及び当該方法を実行するように設計されたインバータ
JP2008035573A (ja) 電気二重層コンデンサを用いた蓄電装置
JP6962379B2 (ja) 蓄電装置
JP2016182014A (ja) パワーコンディショナ
JP2009124792A (ja) 電力供給システム
JP2016025797A (ja) 電力制御装置及び蓄電装置
JP5941495B2 (ja) 電源切替回路
JP2019149866A (ja) 電力変換装置及び電力変換システム
JP2015192513A (ja) 電源装置、及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6058096

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250