JP2013165624A - 蓄電装置用パワーコンディショナ、蓄電装置 - Google Patents

蓄電装置用パワーコンディショナ、蓄電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】起動時において、突入電流の発生を抑制する機能と、出力電圧を迅速に立ち上がらせる機能とを両立させる。
【解決手段】パワーコンディショナ12は、蓄電池11の電力を電力系統から給電路30に供給される電力と等価である電力に変換するために、DC−DC変換回路121およびDC−AC変換回路122とを備える。DC−DC変換回路121およびDC−AC変換回路122は、制御部123が制御する。DC−AC変換回路122から給電路30に出力する電流は電流検出部125が検出する。制御部123は、電力系統が給電を停止した後に、DC−AC変換回路122から給電路30に出力する電圧を時間経過に伴って上昇させ、かつ給電路30に出力する電圧の上昇率を、電流検出部125で検出される電流値が閾値以下では大きくし、閾値を超えると0にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力の需要家において用いられる蓄電装置用パワーコンディショナ、パワーコンディショナと蓄電池とを組み合わせた蓄電装置に関するものである。
近年、電力の需要家に蓄電装置を設置することが提案されている。蓄電装置は、需要家の配電網に接続され、需要家が使用する負荷機器(電気負荷)に電力を供給するために用いられる。また、蓄電装置に蓄電する電力は、需要家に設置された発電装置から供給される電力、電力系統から需要家に供給される電力の少なくとも一方が用いられる。
蓄電装置は、需要家に設置された太陽光発電装置や風力発電装置のような自然エネルギーを利用した発電装置と併用する用途、コージェネレーション装置のような熱と電力とを生成する発電装置と併用する用途、電力系統と併用する用途などが知られている。
発電装置と蓄電装置とを併用すれば、蓄電装置からの放電により負荷機器の消費電力に対する発電装置の発電電力の不足分を補償し、蓄電装置への蓄電により消費電力に対する発電電力の余剰分を吸収する動作が可能になる。また、太陽光発電装置と蓄電装置とを負荷機器への共通の給電路に接続し、蓄電装置で給電路の電圧を管理すれば、電力系統からの給電が停止した場合でも、太陽光発電装置は最大電力点追従制御(以下、「MPPT制御」という)による効率を優先した動作が可能になる。
蓄電装置を電力系統とともに負荷機器への給電路に接続している場合には、蓄電装置の蓄電を適宜に行っておき、電力系統から需要家に供給される電力のピークを抑制するために、蓄電装置から給電路に電力を供給する動作が可能になる。この動作を行えば、電力系統から需要家が受電する電力に上限値あるいは制限値が定められている場合に、負荷機器での消費電力が上限値あるいは制限値を超えないように、蓄電装置から負荷機器に電力を供給することが可能になる。また、電力系統の供給能力が不足する可能性がある場合に、需要家が蓄電装置から負荷機器に電力を供給すれば、電力系統の供給能力が不足しないように需要家で支援することが可能になる。
ところで、太陽光発電装置や蓄電装置のように電力を供給する装置を給電路に接続した電力供給システムは、給電路への電力の供給を開始した時点で、装置から給電路に突入電流が流れる場合がある。突入電流は、この種の装置に電流ストレスを与え、装置の故障や破損の原因になることがある。
この種の問題を解決するために、特許文献1では、給電路に電力を供給する装置と給電路との間にリアクタを設けた構成が提案されている。この構成により、装置の起動時における突入電流が抑制される。
特開2005−137149号公報
特許文献1に記載された構成は、パワーコンディショナから出力される交流電力を給電路に供給する際に、リアクタが高周波電流を阻止する機能を利用して突入電流の発生を抑制している。そのため、パワーコンディショナが起動されてから給電路の線間電圧が規定の目標電圧に達するまでの時間(立ち上がり時間)が、給電路に接続された負荷機器とリアクタとによって定まる。
すなわち、給電路に接続された負荷機器の負荷の大きさにかかわりなく突入電流を防止しようとすれば、リアクタンスの比較的大きいリアクタが必要になり、結果的に立ち上がり時間が長くなるという問題が生じる。一方、立ち上がり時間を短縮するためにリアクタンスの比較的小さいリアクタを用いると、負荷機器の負荷の大きさによっては突入電流が流れるという問題が生じる。
本発明は、蓄電池から負荷機器への電力の供給を開始する際に、突入電流の発生を抑制する機能と、出力電圧を迅速に立ち上がらせる機能とを両立させた蓄電装置用パワーコンディショナを提供することを目的とし、さらに、この蓄電装置用パワーコンディショナと蓄電池とを組み合わせた蓄電装置を提供することを目的とする。
本発明に係る蓄電装置用パワーコンディショナは、負荷機器に給電する給電路に接続され蓄電池の電力を用いて前記給電路に電力を供給するパワーコンディショナであって、前記蓄電池の電力を電力系統から前記給電路に供給される電力と等価である電力に変換する機能を有する電力変換手段と、前記電力変換手段が前記給電路に出力する電圧を制御し、かつ前記電力系統から前記給電路への給電が停止したときに、前記電力変換手段が前記給電路に出力する電圧を時間経過に伴って規定の電圧まで上昇させる制御手段と、前記電力変換手段から前記給電路に流れる電流の電流値を検出する電流検出手段とを備え、前記制御手段は、前記電圧を上昇させる期間には前記電流検出手段が検出する前記電流値に応じて前記電圧の上昇率を変化させ、前記上昇率は、前記電流値が相対的に小さい期間には前記上昇率が大きくなり、前記電流値が相対的に大きい期間には前記上昇率が大きくなる関係に設定されていることを特徴とする。
この蓄電装置用パワーコンディショナにおいて、前記制御手段は、前記電流検出手段により検出される電流値が規定した第1の閾値を超えない期間には前記電力変換手段から前記給電路に出力する電圧の上昇率を採用可能な範囲で最大にすることが好ましい。
この蓄電装置用パワーコンディショナにおいて、前記制御手段は、前記電流検出手段により検出される電流値が規定した第2の閾値を超える期間には前記電力変換手段から前記給電路に出力する電圧の上昇率を0にすることが好ましい。
この蓄電装置用パワーコンディショナにおいて、前記制御手段は、前記電力変換手段から前記給電路に出力する電圧の上昇率を2段階から選択し、大きいほうの上昇率が選択されているときに前記電流検出手段により検出される電流値が規定した第3の閾値を超えると小さいほうの上昇率を選択し、小さいほうの上昇率が選択されているときに前記電流検出手段により検出された電流値が前記第3の閾値よりも小さい第4の閾値以下になると大きいほうの上昇率を選択することが好ましい。
本発明に係る蓄電装置は、蓄電池と、負荷機器に給電する給電路に接続され前記蓄電池の電力を用いて前記給電路に電力を供給する機能と、前記給電路からの電力を用いて前記蓄電池に蓄電する機能とを有するパワーコンディショナとを備える蓄電装置であって、前記パワーコンディショナは、前記蓄電池の電力を電力系統から前記給電路に供給される電力と等価である電力に変換する機能を有する電力変換手段と、前記電力変換手段が前記給電路に出力する電圧を制御し、かつ前記電力系統から前記給電路への給電が停止したときに、前記電力変換手段が前記給電路に出力する電圧を時間経過に伴って規定の電圧まで上昇させる制御手段と、前記電力変換手段から前記給電路に流れる電流の電流値を検出する電流検出手段とを備え、前記制御手段は、前記電圧を上昇させる期間には前記電流検出手段が検出する前記電流値に応じて前記電圧の上昇率を変化させ、前記上昇率は、前記電流値が相対的に小さい期間には前記上昇率が大きくなり、前記電流値が相対的に大きい期間には前記上昇率が大きくなる関係に設定されていることを特徴とする。
本発明に係る蓄電装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓄電装置用パワーコンディショナと、前記蓄電池とを備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、蓄電池から負荷機器への電力の供給を開始する際に、突入電流の発生を抑制する機能と、出力電圧を迅速に立ち上がらせる機能とを両立させることが可能になる。すなわち、重負荷時でも出力電圧を迅速に立ち上がらせ、かつ突入電流による故障や破損が防止されるという効果が得られる。
実施形態を示すブロック図である。 同上の要部の処理手順を示す動作説明図である。 同上の動作例を示す動作説明図である。 同上を用いた電力供給システムの構成例を示す概略構成図である。 同上に用いるパワーコンディショナを示す回路図である。
(全体構成)
本実施形態は、図4に示す電力供給システムを例に用いて説明する。この電力供給システムは、主として戸建て住宅で用いる住宅用であって、分電盤21を通して負荷機器22に電力を供給する。ただし、集合住宅の住戸、オフィスビルや店舗ビルの各室などにおいて以下に説明する技術を採用することを妨げない。
分電盤21には、周知のように、内器として複数個の分岐ブレーカ(図示せず)が収納され、分岐ブレーカには負荷機器22に給電するための配電網20が接続される。照明器具やエアコンのような負荷機器22は配電網20に直接接続され、テレビジョン受像機、冷蔵庫、電子レンジのような負荷機器22はコンセント(図示せず)を介して配電網20に接続される。
図4に示す電力供給システムは、分電盤21を通して負荷機器22に給電する電源を4種類から選択可能になっている。各電源は給電路30を通して分電盤21の1次側に接続される。すなわち、給電路30に接続される電源として、図示例では、蓄電装置10と、商用電源の電力系統31と、太陽光発電装置32と、燃料電池33とが用いられている。すなわち、図4に示す電力供給システムの構成例は、発電装置として太陽光発電装置32と燃料電池33とを備える。太陽光発電装置32は、太陽光が照射されることにより直流電力を出力する太陽電池パネル321と、太陽電池パネル321で発電された直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナ322とを備える。燃料電池33は、たとえば、都市ガスを改質することにより水素を生成する機能を有し、電力とともに熱を生成するコージェネレーション装置として機能する。
蓄電装置10を利用する形態に応じて、太陽光発電装置32と燃料電池33とは省略可能であり、一方のみを備えていてもよい。電力系統31と太陽光発電装置32と燃料電池33とは、それぞれ開閉器34,35,36を介して給電路30に接続される。開閉器34,35,36の開閉は、基本的には、電力系統31の線間電圧と太陽光発電装置32の出力電圧と燃料電池33の出力電圧とを監視することにより行われる。
電力系統31の給電状態は、蓄電装置10と太陽光発電装置32と燃料電池33とが個々に監視し、蓄電装置10と太陽光発電装置32と燃料電池33とは個々に商用電源の給電停止を検出する。また、電力系統31の線間電圧は復電センサ37により監視され、商用電源が給電を停止した後に復電すると復電センサ37から電圧信号が出力される。
開閉器34は、常時はオンであるが、商用電源からの給電が停止したことを蓄電装置10が検出したとき、蓄電装置10に制御されてオフになる。また、開閉器34は、オフ時には復電センサ37からの電圧信号を受けて復電を検出するとオンになる。開閉器34,35,36と復電センサ37とは、個別部品で構成するほか、開閉器34,35,36の開閉を制御するための構成と併せて独立した装置として構成されていてもよい。
以下では、燃料電池33を用いない場合を例として説明する。つまり、蓄電装置10が給電路30に常時接続され、電力系統31が開閉器34を介して給電路30に接続され、太陽光発電装置32が開閉器35を介して給電路30に接続されている場合を想定する。また、太陽光発電装置32のパワーコンディショナ322は、基本的には、最大電力点追従制御(以下、「MPPT制御」という)を行うが、出力電圧を定電圧に維持する電圧制御も可能になっている。
ここに、太陽光発電装置32は、出力電圧を一定に保つ電圧制御を行っていると、日照量が不足して出力電圧を維持できなくなったときに出力が停止する。一方、MPPT(Maximum Power Point Tracking)制御が行われていれば、電圧制御では出力が停止する程度に日照量が低下しても出力の継続が可能である。ただし、MPPT制御を行うには、太陽光発電装置32が接続された給電路30の線間電圧を一定に保つために、太陽光発電装置32とは別に電源が必要である。太陽光発電装置32が電力系統21と連系している期間であれば、電力系統31により給電路30の線間電圧が一定に保たれているから太陽光発電装置32はMPPT制御が可能である。しかしながら、電力系統31からの給電が停止している期間(たとえば、停電している期間)には、給電路30の線間電圧を定電圧に維持することができないから、MPPT制御を行えなくなる。
これに対して、太陽光発電装置32とともに蓄電装置10を給電路30に接続し、蓄電装置10において出力電圧を定電圧に保つ電圧制御を行えば、電力系統からの給電が停止した場合に、蓄電装置10から給電路30に定電圧が印加される。つまり、太陽光発電装置32を、蓄電装置10と併用すれば、太陽光発電装置32は電力系統と連系している状態と同様にMTTP制御が可能になり、太陽光のエネルギーを無駄なく利用することが可能になる。
(蓄電装置)
蓄電装置10は、蓄電池11と、蓄電池11の充放電を行うパワーコンディショナ12とを備える。蓄電池11とパワーコンディショナ12とは同じ筐体に収納される場合と、異なる筐体を備える場合とがある。ここでは、蓄電池11とパワーコンディショナ12とが異なる筐体を備え、蓄電装置10のうちの蓄電池11が交換可能である場合を例として説明する。蓄電池11は、扱いが比較的容易であり、かつ体積当たりの容量が大きいほうが望ましいから、リチウムイオン電池、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム電池などから選択される。
パワーコンディショナ12は、図1に示すように、蓄電池11と給電路30との間で電力変換を行うための電力変換手段としてDC−DC変換回路121とDC−AC変換回路122とを備える。DC−DC変換回路121は、一方の直流端子が蓄電池11に接続され、他方の直流端子がDC−AC変換回路122の直流端子に接続される。DC−AC変換回路122の交流端子は給電路30に接続される。なお、直流端子は直流電力の出入に用いる端子を表し、交流端子は交流電力の出入に用いる端子を表す。
DC−DC変換回路121およびDC−AC変換回路122は、ともに入出力を逆にすることが可能であって双方向に動作する。すなわち、DC−DC変換回路121は、蓄電池11の端子電圧を昇圧して直流電圧を出力する機能と、DC−AC変換回路122から出力された直流電圧を降圧して蓄電池11の充電を行う機能とを有する。また、DC−AC変換回路122は、DC−DC変換回路121から出力された直流を交流に変換して給電路30に出力する機能と、給電路30から入力された交流を直流に変換してDC−DC変換回路121に出力する機能とを有する。
DC−DC変換回路121とDC−AC変換回路122とはスイッチング素子(後述する)を備え、パワーコンディショナ12は、DC−DC変換回路121およびDC−AC変換回路122のスイッチング素子のオンオフを制御する制御部(つまり、制御手段)123を備える。制御部123は、商用電源の状態に応じて後述する動作を行う。また、パワーコンディショナ12は、給電路30に印加する電圧を検出する電圧検出部124および給電路30から流入する電流を検出する電流検出部(つまり、電流検出手段)125と、蓄電池12の充電状態を監視する充電監視部126とを備える。充電監視部126は、たとえば、蓄電池12の端子電圧を用いることにより、蓄電池12が満充電か否かを検出する。
蓄電装置10は、電力系統31からの給電が行われている間に、電力系統31と太陽光発電装置32と燃料電池32とのいずれかの電力を用いて蓄電池11に蓄電する。また、蓄電装置10は、電力系統31からの給電が停止すると、蓄電池11が電力系統11に代わって給電路30に電圧を印加する電源として機能する。これらの機能は、制御部123が、電圧検出部124と電流検出部125と充電監視部126との出力を用いてDC−DC変換回路121およびDC−AC変換回路122の動作を制御することにより実現される。
図5を用いて、パワーコンディショナ12の具体的な構成例を説明する。DC−DC変換回路121は、直列に接続された2個のスイッチング素子Q1,Q2と、2個のスイッチング素子Q1,Q2の接続点と蓄電池11の一方の端子との間に挿入されるインダクタL1とを備える。また、DC−DC変換回路121は、2個のスイッチング素子Q1,Q2の直列回路に並列に接続された平滑用のキャパシタC1を備える。さらに、スイッチング素子Q1にはダイオードD1が逆並列に接続され、スイッチング素子Q2にはダイオードD2が逆並列に接続される。ここでは、スイッチング素子Q1,Q2としてIGBTを用いているが、他の素子を用いることも可能である。
一方、DC−AC変換回路122は、直列接続された2個のスイッチング素子Q3,Q4と、直列接続された2個のスイッチング素子Q5,Q6とを備える。2個のスイッチング素子Q3,Q4の直列回路と2個のスイッチング素子Q5,Q6の直列回路とは互いに並列に接続される。スイッチング素子Q3にはダイオードD3が逆並列に接続され、スイッチング素子Q4にはダイオードD4が逆並列に接続される。また、スイッチング素子Q5にはダイオードD5が逆並列に接続され、スイッチング素子Q6にはダイオードD6が逆並列に接続される。ここでは、スイッチング素子Q3,Q4,Q5,Q6としてIGBTを用いているが、他の素子を用いることも可能である。
さらに、DC−AC変換回路122は、2個のスイッチング素子Q3,Q4の接続点に一端が接続されたインダクタL2と、2個のスイッチング素子Q5,Q6の接続点に一端が接続されたインダクタL3とを備える。2個のインダクタL2,L3の他端間にはキャパシタC2が接続される。インダクタL2,L3およびキャパシタC2は、商用周波数よりも高い周波数成分を除去するローパスフィルタを構成する。
パワーコンディショナ12は、給電線30と接続するための接続端子T1,T2を備え、キャパシタC2の各一端と各接続端子T1,T2との間には、それぞれ解列開閉器の接点SW1,SW2が挿入される。接点SW1,SW2は常時は閉成されている。
制御部123は、蓄電池11に蓄電する際には、DC−AC変換回路122のスイッチング素子Q3,Q4,Q5,Q6と、DC−DC変換回路121のスイッチング素子Q1とをともに商用周波数よりも高い高周波でオンオフさせる。制御部123は、DC−AC変換回路122については、給電線30の電圧極性に応じて選択されるスイッチング素子Q3,Q4,Q5,Q6のスイッチングを行う。この動作により、DC−AC変換回路122は、給電線30の線間に印加された交流電圧を整流し、かつ力率改善回路として機能する。また、DC−DC変換回路121は、スイッチング素子Q1とインダクタL1とダイオードD2とからなる降圧チョッパ回路として機能し、キャパシタC1の両端に印加される電圧のピーク値よりも低い電圧で蓄電池11を充電する。
制御部123は、給電線30に交流を出力する際には、DC−DC変換回路121のスイッチング素子Q2と、DC−AC変換回路122のスイッチング素子Q3,Q4,Q5,Q6とを、商用周波数よりも高い高周波でオンオフさせる。スイッチング素子Q3,Q4,Q5,Q6のオンオフに際しては、スイッチング素子Q3,Q6が同時にオンになる期間とスイッチング素子Q4,Q5が同時にオンになる期間とを設ける。また、スイッチング素子Q3,Q4は同時にオンにならないように制御し、スイッチング素子Q5,Q6は同時にオンにならないように制御する。
すなわち、DC−DC変換回路121は、インダクタL1とスイッチング素子Q2とダイオードD1とキャパシタC1とからなる昇圧チョッパ回路として機能する。また、DC−AC変換回路122は、キャパシタC1の両端電圧を交流に変換するフルブリッジ型のインバータとして機能する。制御部123は、電圧検出部124で検出される電圧が所望の電圧になるように、スイッチング素子Q3,Q4,Q5,Q6のオンデューティを制御するPWM制御を行うことにより、給電線30に印加する交流電圧の振幅を調節する。なお、制御部123は、DC−DC変換回路121の出力電圧が給電線30に印加する交流電圧のピーク電圧よりも高くなるように、スイッチング素子Q2のスイッチングを制御する。
(制御部)
制御部123の動作をさらに詳しく説明する。制御部123は、図1に示すように、電圧検出部124と電流検出部125と充電監視部126との出力を取得する取得部1231を備える。また、制御部123は、電力系統31から給電が行われているときに動作する充電制御部1232と、電力系統31からの給電が停止しているときに動作する初期制御部1233および定常制御部1234とを備える。
電圧検出部124は、蓄電装置10の出力電圧(もしくは、給電路30の線間電圧)の振幅、ピーク電圧、実効値、平均値のいずれかを監視するために用いられる。以下では、蓄電装置10の出力電圧の振幅を用いる場合を例として説明する。取得部1231は、蓄電装置10の出力電圧の半周期以下の時間間隔で電圧検出部124の出力を取得する。また、取得部1231は、蓄電装置10から出力される電流のピーク値を検出する。ピーク値の検出には、たとえば、出力電圧のゼロクロス毎にピークホールドを行えばよい。なお、取得部1231が充電監視部126の出力を取得するタイミングは適宜(たとえば、1秒、1分、5分など)に設定すればよい。
充電制御部1232は、取得部1231が取得した充電監視部126の出力を用いて動作する。また、初期制御部1233および定常制御部1234は、取得部1231が取得した電圧検出部124および電流検出部125の出力を用いて動作する。
充電制御部1232は、電力系統31から給電されている間に動作し、給電路30から受電した電力を用いて蓄電池11が充電されるようにDC−AC変換回路122およびDC−DC変換回路123の動作を制御する。この間に、DC−AC変換回路122は整流回路として機能し、DC−DC変換回路121は降圧回路として機能する。つまり、DC−AC変換回路122は給電路30から供給される交流電圧を整流し、DC−DC変換回路121は整流後の直流電圧を降圧して蓄電池11に蓄電する。また、充電制御部123は、蓄電池11を蓄電している期間に充電監視部126により蓄電池11の満充電が検出されると、蓄電池11への蓄電を停止させる。
初期制御部1233および定常制御部1234は、電力系統31から給電されない間に動作し、給電路30に交流を出力するように、DC−DC変換回路121およびDC−AC変換回路122を制御する。初期制御部1233は電力系統31からの給電が停止した直後に動作する。定常制御部1234は、初期制御部1233の動作後に、給電路30の線間電圧(パワーコンディショナ12の出力電圧)のピーク値(実効値あるいは平均値でもよい)の変動が規定範囲内になると、初期制御部1233の制御を引き継いで動作する。
初期制御部1233から定常制御部1234への制御の引き継ぎのタイミングは、給電路30の線間電圧のピーク値の変動が規定範囲内になった時点に代えて、初期制御部1233の起動から一定時間後としてもよい。図示例では、処理制御部1233と定常制御部1234とを機能に分けて表しているが、蓄電池11の電力を用いて給電路30に交流を出力する制御を1つの機能にまとめてもよい。
定常制御部1234は、初期制御部1233の動作が終了した後、電圧検出部124が検出する電圧を一定に保つようにDC−DC変換回路121を制御する。すなわち、蓄電装置10が給電路30の線間電圧を一定に保つことにより、給電路30は、線間電圧については電力系統31から給電されている期間と等価になる。したがって、給電路30に接続されている太陽光発電装置32は、電力系統31から給電されている期間と同様に動作する。すなわち、太陽光発電装置32は効率を優先したMPPT制御を行うことが可能になる。
初期制御部1233は、電力系統31からの給電が停止することにより開閉器34が遮断された後に始動する。すなわち、電力系統31からの給電が停止すると、開閉器34が遮断されることにより、給電路30の線間電圧が一旦0Vになり、その後、初期制御部1233が始動されることにより、給電路30に電圧が印加される。初期制御部1233は、給電路30の線間電圧の振幅(ピーク電圧)を、時間経過に伴って上昇させることにより、定常制御部1234の動作時における線間電圧に近づける。すなわち、初期制御部1233は、いわゆるソフトスタートを行う。
このような動作により、給電路30に電圧が印加された時点で、負荷機器22のスイッチが投入されていたとしても、蓄電装置10はソフトスタートを行うから、蓄電装置10から給電路30に突入電流が流れることがない。すなわち、蓄電装置10において電流ストレスの発生が防止される。なお、開閉器35は、電力系統31からの給電の停止に伴って開閉器34(および開閉器36)とともに遮断され、給電路30の線間電圧が規定した電圧に達した後に閉成される。
ところで、初期制御部1233がソフトスタートを行う期間において、単位時間当たりの電圧の増分(以下、「電圧の上昇率」という)が小さいほど、給電路30の線間電圧が規定の電圧に達するまでの時間が長くなる。給電路30の線間電圧を規定の電圧に到達させるのに要する時間を短くするには、電圧の上昇率を大きくすることが考えられる。しかしながら、電圧の上昇率が大きくなれば蓄電装置10から給電路30に流れる電流も増加するから、蓄電装置10における電流ストレスが許容範囲を超える可能性がある。初期制御部1233の動作による蓄電装置10の最終的な出力電圧(規定の電圧)は、定常制御部1234が動作する期間の電圧であって、通電時の電力系統31と同電圧であることが望ましい。なお、定常制御部1234が動作する期間の電圧(定常制御部1234の目標電圧)は、負荷機器22が動作可能な電圧範囲であれば許容される。
初期制御部1233は、電圧の上昇率を比較的大きく設定して給電路30の線間電圧が所望電圧に到達するまでの時間を比較的短くしながらも、蓄電装置10における電流ストレスの増加を抑制するために、図2に示す動作を行う。以下では、電圧の上昇率を変更するために、単位時間当たりの電圧の増分を2種類から選択可能にしてある。すなわち、電圧の上昇率が大きいほうの増分をΔVとし、電圧の序章率が小さいほうの増分は0としている。
初期制御部1233は、動作を開始すると、電圧の増分の初期値としてΔVを設定する(S11)。その後、取得部1231が取得した電流検出部125の出力を取り込み(S12)、取り込んだ電流値に応じて電圧の増分を選択する(S13〜S16)。つまり、初期制御部1233は、蓄電装置10から給電路30に出力している電流の電流値を取り込み、蓄電装置10の出力電圧波形の半周期毎に、蓄電装置10の出力電圧の増分を決定する。
ステップS13では、取得した電流値を閾値と比較する。図示例において、電流値が閾値を超えている場合(S13:Yes)、電圧振幅の増分を0にし(S15)、電流値が閾値以下である場合(S13:No)、電圧振幅の増分をΔVにしている(S14)。電圧の増分が決まると、次に電圧を変更するタイミングを待ち(S16)、決められた増分で電圧振幅を補正する(S17)。電圧を変更するタイミングは、たとえば蓄電装置10の出力電圧のゼロクロス点とする。
上述した動作は、定常制御部1234を機能させる条件が満足されるようになるまで(S18:No)繰り返され、定常制御部1234を機能させる条件が満たされると(S18:Yes)、定常制御部1234による制御に移行する(S19)。
蓄電装置10の動作例を図3に示す。図3(a)は給電路30の線間電圧(電圧検出部124の出力)を示し、図3(b)は蓄電装置10から給電路30に供給される電流(電流検出部125の出力)を示している。すなわち、電力系統31からの給電が時刻t0で停止した後に、蓄電装置10の初期制御部1233の動作が時刻t1で開始されると、図3(a)のように、蓄電装置10の出力電圧が時間経過に伴って増加する。すなわち、初期制御部1233の始動直後には増分はΔVが選択されている。
給電路30の線間電圧の上昇率が比較的大きいときには、時刻t2のように、電流検出部125が検出する電流値が閾値Thを超える場合が生じる。電流値が閾値Thを超えたとき、初期制御部1233は、増分として0Vを選択することにより、蓄電装置10の出力電圧の振幅を変化させずに一定に保つ。
蓄電装置10に対して給電路30が過負荷ではなく、閾値Thが適正に設定されていれば、電流検出部125が検出する電流値は、時刻t3のように時間の経過に伴って閾値Th以下になる。このように電流値が閾値Th以下になると、初期制御部1233は、再び増分ΔVを選択して出力電圧の振幅を増加させる。
なお、図3に示す動作例では、蓄電装置10が時刻t1に動作を開始してから電圧波形の2〜3周期後に電流値を検出している。すなわち、制御部123および電流検出部125の動作が安定するまでの時間が経過した後に電流値を検出しているのである。
以上説明した動作を繰り返すことによって、蓄電装置10の出力電圧を比較的短時間で電力系統31と同じ電圧まで上昇させながらも、蓄電装置10から給電路30に供給する電流が過大になるのを防止できる。たとえば、負荷機器22が容量性負荷である場合や発熱線を備える負荷(白熱電球や抵抗線ヒータ)である場合であっても、蓄電装置10において突入電流が連続して流れることが防止される。上述した動作では、蓄電装置10から出力される電圧の増分をΔVと0Vとから選択しているが、0Vの増分に代えてΔVよりも小さい適宜の増分を選択することにより電圧の振幅を増加させてもよい。
以上説明したように、電源系統31からの給電が停止すると開閉器34が遮断された後に、蓄電装置10から給電路30への電力の供給が開始される。蓄電装置10から給電路への給電が開始された直後には、初期制御部1233が動作する。したがって、蓄電装置10の出力電圧は、比較的大きい上昇率で上昇し、時間経過に伴って比較的短時間で上昇する。ただし、初期制御部123は、電流検出部125で検出される電流値が閾値Thを超えると電圧の上昇率を小さくすることにより蓄電装置10の電流ストレスを抑制する。その後、電流検出部125で検出される電流値が閾値Th以下になると、電力系統31と同電圧に到達するまでの時間が短くなるように、電流の上昇率を大きくする。このような動作により、初期制御部1233の動作時間を可及的に短くしながらも、突入電流による蓄電装置10の電流ストレスを抑制することが可能になる。
なお、上述した構成例では、電圧の増分は2種類から選択可能としているが、電流検出部125が検出する電流値を3段階以上の複数段階に分類し、段階別に電圧の増分を定めてもよい。すなわち、初期制御部1233は、電圧の上昇率を3段階以上から選択するようにしてもよい。この場合でも、初期制御部1233は、上述した構成例と同様に、電流検出部125で検出された電流値が小さいほど電圧の上昇率が大きくなるように電圧の増分を選択する。上述したように、初期制御部1233が動作する期間(出力電圧を上昇させる期間)には、電流検出部125が検出する電流値に応じて出力電圧の上昇率を変化させる。そして、上昇率は、電流検出部125が検出する電流値が相対的に小さい期間には上昇率が大きくなり、電流値が相対的に大きい期間には上昇率が大きくなる関係に設定される。
電圧の上昇率を上述の構成例のように2段階から選択する場合には、電圧の上昇率の選択を1つの閾値Thのみで行うことが可能であるが、3段階以上から選択する場合は2つの閾値を設定する必要がある。この場合、電流検出部125により検出される電流値が小さいほうの閾値(以下、「第1の閾値」という)以下である期間には、初期制御部1233は、電圧の上昇率を採用可能な範囲で最大にする。すなわち、初期制御部1233は、電圧の上昇率を3段階から選択する場合、電流値が第1の閾値以下である期間に3段階のうちの最大の上昇率を採用する。
一方、電流検出部125により検出される電流値が大きいほうの閾値(以下、「第2の閾値」という)を超える期間には、初期制御部1233は、電圧の上昇率を0にする(あるいは、採用可能な範囲で最小にする)。
上述した構成例において、初期制御部1233は、電流検出部125により検出された電流値が閾値以下か閾値を超えるかによって電圧の上昇率を変更しているが、電圧の上昇率を2段階から選択する構成であれば、変更点にヒステリシスを付与してもよい。ここでは、電流値に対する閾値を上下2段階に設定し、大きいほうの閾値を第3の閾値、小さいほうの閾値を第4の閾値と呼ぶことにする。
電圧の上昇率を変更する切換点にヒステリシスを付与すると、初期制御部1233は、以下の動作を行う。すなわち、初期制御部1233は、2段階のうちの大きいほうの上昇率が選択されているときには、電流検出部125により検出される電流値が規定した第3の閾値を超えると小さいほうの上昇率を選択する。また、初期制御部1233は、2段階のうちの小さいほうの上昇率が選択されているときには、電流検出手段125により検出された電流値が第4の閾値以下になると大きいほうの上昇率を選択する。このように、初期制御部1233が、上述のようにヒステリシスを付与する動作を行えば、電流値が閾値付近であるときに、電圧の上昇率が頻繁に切り替わることが防止される。
10 蓄電装置
11 蓄電池
12 (蓄電装置用)パワーコンディショナ
20 配電網
21 分電盤
22 負荷機器
30 給電路
31 電力系統
32 太陽光発電装置(発電装置)
33 燃料電池(発電装置)
34 開閉器
121 DC−DC変換回路(電力変換手段)
122 DC−AC変換回路(電力変換手段)
123 制御部(制御手段)
125 電流検出部(電流検出手段)

Claims (6)

  1. 負荷機器に給電する給電路に接続され蓄電池の電力を用いて前記給電路に電力を供給するパワーコンディショナであって、
    前記蓄電池の電力を電力系統から前記給電路に供給される電力と等価である電力に変換する機能を有する電力変換手段と、
    前記電力変換手段が前記給電路に出力する電圧を制御し、かつ前記電力系統から前記給電路への給電が停止したときに、前記電力変換手段が前記給電路に出力する電圧を時間経過に伴って規定の電圧まで上昇させる制御手段と、
    前記電力変換手段から前記給電路に流れる電流の電流値を検出する電流検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記電圧を上昇させる期間には前記電流検出手段が検出する前記電流値に応じて前記電圧の上昇率を変化させ、前記上昇率は、前記電流値が相対的に小さい期間には前記上昇率が大きくなり、前記電流値が相対的に大きい期間には前記上昇率が大きくなる関係に設定されている
    ことを特徴とする蓄電装置用パワーコンディショナ。
  2. 前記制御手段は、前記電流検出手段により検出される電流値が、規定した第1の閾値を超えない期間には前記電力変換手段から前記給電路に出力する電圧の上昇率を採用可能な範囲で最大にすることを特徴とする請求項1記載の蓄電装置用パワーコンディショナ。
  3. 前記制御手段は、前記電流検出手段により検出される電流値が、規定した第2の閾値を超える期間には前記電力変換手段から前記給電路に出力する電圧の上昇率を0にすることを特徴とする請求項1又は2記載の蓄電装置用パワーコンディショナ。
  4. 前記制御手段は、前記電力変換手段から前記給電路に出力する電圧の上昇率を2段階から選択し、大きいほうの上昇率が選択されているときに前記電流検出手段により検出される電流値が規定した第3の閾値を超えると小さいほうの上昇率を選択し、小さいほうの上昇率が選択されているときに前記電流検出手段により検出された電流値が前記第3の閾値よりも小さい第4の閾値以下になると大きいほうの上昇率を選択することを特徴とする請求項1記載の蓄電装置用パワーコンディショナ。
  5. 蓄電池と、
    負荷機器に給電する給電路に接続され前記蓄電池の電力を用いて前記給電路に電力を供給する機能と、前記給電路からの電力を用いて前記蓄電池に蓄電する機能とを有するパワーコンディショナとを備える蓄電装置であって、
    前記パワーコンディショナは、
    前記蓄電池の電力を電力系統から前記給電路に供給される電力と等価である電力に変換する機能を有する電力変換手段と、
    前記電力変換手段が前記給電路に出力する電圧を制御し、かつ前記電力系統から前記給電路への給電が停止したときに、前記電力変換手段が前記給電路に出力する電圧を時間経過に伴って規定の電圧まで上昇させる制御手段と、
    前記電力変換手段から前記給電路に流れる電流の電流値を検出する電流検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記電圧を上昇させる期間には前記電流検出手段が検出する前記電流値に応じて前記電圧の上昇率を変化させ、前記上昇率は、前記電流値が相対的に小さい期間には前記上昇率が大きくなり、前記電流値が相対的に大きい期間には前記上昇率が大きくなる関係に設定されている
    ことを特徴とする蓄電装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓄電装置用パワーコンディショナと、
    前記蓄電池と
    を備えることを特徴とする蓄電装置。
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