JP6057759B2 - 情報表示システム - Google Patents

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本発明は、施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を使用者に表示する情報表示システムに関する。
近年、電力、ガス、水など、いわゆるユーティリティの消費量を表示することで、「エネルギーの見える化」を実現した装置が提案されている。例えば、汎用のコンピュータやタブレット機器の表示画面、或いは、専用の表示機などの表示画面を通じて、ユーティリティの消費量を使用者に明示することができる。このように、目に見えないユーティリティの消費量の現状を使用者に把握させることで、省エネルギーな行動を促すことができる。実際に「エネルギーの見える化」には一定の省エネルギー効果があることが一般に知られている。
特許文献1の図7及び図8には、主幹電力路から分岐ブレーカを介して分岐された各分岐電力路毎の電力消費量を計測する計測手段が開示されており、更に、電力消費量を数値やグラフで表示する情報表示装置(具体的には、ウェブブラウザ機能を搭載したパーソナルコンピュータやウェブブラウザ機能を搭載したネットテレビなどの端末)が開示されている。また、特許文献1の段落0004では、1台の電気機器に1つの分岐電力路を割り当ててその分岐電力路の電力を監視することも開示しており、その場合には、1台の電気機器毎の電力消費量を知ることができる。
特開2008−92681号公報
料理を作る、暖房する、皿洗いをする等の行動をするとき、即ち、一種のユーティリティ或いは複数のユーティリティを適時或いは順次消費して何らかの行動をするとき、その行動のためにどのユーティリティ消費機器を使用するのかには幾つかの選択肢があることが一般的である。例えば、調理という行動であれば、電子レンジを使用して加熱調理する方法や、電子レンジを使用せずにガスコンロを使用して加熱調理する方法などの選択肢がある。暖房するという行動であれば、エアーコンディショナーを使用して暖房する方法や、ガスファンヒーターを使用して暖房する方法などの選択肢がある。他にも、「皿洗い」という行動であれば、食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行う方法や、食器洗い乾燥機を使用せずにカランから出湯される湯水を使って皿洗いを行う方法などの選択肢がある。しかし、使用者は、どの方法を選べばユーティリティ消費量が最小になるのかを正確に知ることができない。なぜならば、現状の情報表示装置は、使用者が、食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量と、カランから出湯される湯水を使って皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量とを比較できるような構成ではないからである。
尚、使用者自身が、前日の夕食後の時間帯には食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行ったこと、及び、前々日の夕食後の時間帯にはカランから出湯される湯水を使って皿洗いを行ったことを覚えていれば、記憶装置に記憶されているそれらの時間帯のユーティリティ消費量を読み出して表示させることで、食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量と、カランから出湯される湯水を使って皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量とを比較できる。
しかし、特許文献1に記載の情報表示装置では、特許文献1の図7及び図8に示されているように電力消費量を単に数値やグラフで表示するのみであり、使用者が、複数の電気機器の内のどの電力機器によってどの時間帯に消費された電力を表示させるのかを任意に変更できる構成とはなっていない。そのため、使用者は、電力消費量のグラフの中から、例えば夕食前の調理時間帯に見当を付けて消費電力量を読み取ることで、夕食前の調理時間帯に使用した電子レンジでの電力消費量を知るといったことを行う必要がある。従って、消費電力量の値を読み取るために手間が必要であり、且つ、グラフから読み取った消費電力量の値も正確な値であるとは言えなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、大量のユーティリティ消費量に関する情報の中から、使用者が知りたいと希望するユーティリティ消費量に関する情報を抽出して表示できる情報表示システムを提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る情報表示システムの特徴構成は、施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を使用者に表示する情報表示システムであって、
前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を監視する監視手段と、
前記監視手段が取得した前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を時刻情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
情報を表示する表示手段と、
前記入力受付手段が受け付けた操作入力に対応する演算処理を行う演算制御手段とを備え、
前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を受け付けると、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させ
前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって受け付けた、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群を使用する使用者の指定と、使用者が行う複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定との内の何れか一以上の指定を含む記憶指令に応じて、前記記憶手段に、前記監視手段が取得した前記ユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を記憶させ、
前記演算制御手段は、前記記憶指令が、前記機器群の指定と前記機器群を使用する時間帯に関する情報とを含むとき、前記記憶手段に、前記機器群を構成する前記一以上のユーティリティ消費機器で前記時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報及び前記機器群がどのユーティリティ消費機器によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる点にある。
上記特徴構成によれば、演算制御手段は、入力受付手段が受け付けた表示指令に応じて、過去の所定の時間帯において一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を記憶手段に記憶されている記憶情報の中から抽出し、抽出した一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段に表示させる。つまり、表示手段には、使用者が知りたいと考えている特定の時間帯での上記一以上のユーティリティ消費機器個々の或いは群別のユーティリティ消費量に関する情報が表示されることになる。
例えば、使用者が、前日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行っており、前々日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機を使用せずにカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行っていた場合を考える。このとき、使用者が、前日の19時〜20時という過去の所定の時間帯の指定と、食器洗い乾燥機というユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を行うと、表示手段には前日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機で消費されたユーティリティ消費量が表示され、使用者の知るところとなる。また、使用者が、前々日の19時〜20時という過去の所定の時間帯の指定と、カランというユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を行うと、表示手段には前々日の19時〜20時の間にカランで消費されたユーティリティ消費量が表示され、使用者の知るところとなる。その結果、使用者は、食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量と、カランから出湯される湯水を使って皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量とを比較できる。
従って、大量のユーティリティ消費量に関する情報の中から、使用者が知りたいと希望するユーティリティ消費機器及び使用時刻に関連付けられたユーティリティ消費量に関する情報を抽出して表示できる情報表示システムを提供できる。
加えて、ユーティリティ消費量に関する情報が、機器群及び使用者及び行動の内の何れか一以上の付帯情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、機器群及び使用者及び行動の内の何れか一以上の付帯情報から検索して抽出できるようになる。
また、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた機器群についての情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、機器群毎に区別して抽出できるようになる。例えば、ある時間帯において食器洗い乾燥機を使用したときに発生したユーティリティ消費量と、別の時間帯において食器洗い乾燥機を使用せずにカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行ったときに発生したユーティリティ消費量とを区別して抽出できる。
本発明に係る情報表示システムの別の特徴構成は、施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を使用者に表示する情報表示システムであって、
前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を監視する監視手段と、
前記監視手段が取得した前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を時刻情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
情報を表示する表示手段と、
前記入力受付手段が受け付けた操作入力に対応する演算処理を行う演算制御手段とを備え、
前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を受け付けると、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させ、
前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって受け付けた、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群を使用する使用者の指定と、使用者が行う複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定との内の何れか一以上の指定を含む記憶指令に応じて、前記記憶手段に、前記監視手段が取得した前記ユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を記憶させ、
前記演算制御手段は、前記記憶指令が、前記機器群の指定と前記機器群を使用する使用者の指定と前記機器群を使用する時間帯の指定とを含むとき、前記記憶手段に、前記機器群を構成する前記一以上のユーティリティ消費機器で前記時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報及び前記機器群がどのユーティリティ消費機器によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる点にある。
上記特徴構成によれば、演算制御手段は、入力受付手段が受け付けた表示指令に応じて、過去の所定の時間帯において一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を記憶手段に記憶されている記憶情報の中から抽出し、抽出した一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段に表示させる。つまり、表示手段には、使用者が知りたいと考えている特定の時間帯での上記一以上のユーティリティ消費機器個々の或いは群別のユーティリティ消費量に関する情報が表示されることになる。
例えば、使用者が、前日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行っており、前々日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機を使用せずにカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行っていた場合を考える。このとき、使用者が、前日の19時〜20時という過去の所定の時間帯の指定と、食器洗い乾燥機というユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を行うと、表示手段には前日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機で消費されたユーティリティ消費量が表示され、使用者の知るところとなる。また、使用者が、前々日の19時〜20時という過去の所定の時間帯の指定と、カランというユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を行うと、表示手段には前々日の19時〜20時の間にカランで消費されたユーティリティ消費量が表示され、使用者の知るところとなる。その結果、使用者は、食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量と、カランから出湯される湯水を使って皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量とを比較できる。
従って、大量のユーティリティ消費量に関する情報の中から、使用者が知りたいと希望するユーティリティ消費機器及び使用時刻に関連付けられたユーティリティ消費量に関する情報を抽出して表示できる情報表示システムを提供できる。
加えて、ユーティリティ消費量に関する情報が、機器群及び使用者及び行動の内の何れか一以上の付帯情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、機器群及び使用者及び行動の内の何れか一以上の付帯情報から検索して抽出できるようになる。
また、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた機器群についての情報及び使用者についての情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、機器群毎及び使用者毎に区別して抽出できるようになる。例えば、ある時間帯において人物Aがシャワーを使用したときに発生したユーティリティ消費量と、別の時間帯において人物Bがシャワーを使用したときに発生したユーティリティ消費量とを区別して抽出できる。
本発明に係る情報表示システムの更に別の特徴構成は、施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を使用者に表示する情報表示システムであって、
前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を監視する監視手段と、
前記監視手段が取得した前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を時刻情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
情報を表示する表示手段と、
前記入力受付手段が受け付けた操作入力に対応する演算処理を行う演算制御手段とを備え、
前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を受け付けると、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させ、
前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって受け付けた、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群を使用する使用者の指定と、使用者が行う複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定との内の何れか一以上の指定を含む記憶指令に応じて、前記記憶手段に、前記監視手段が取得した前記ユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を記憶させ、
前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、
前記演算制御手段は、前記記憶指令が、前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と前記一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき、前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段に、当該特定したユーティリティ消費機器で前記時間帯に消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて記憶させる点にある。
上記特徴構成によれば、演算制御手段は、入力受付手段が受け付けた表示指令に応じて、過去の所定の時間帯において一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を記憶手段に記憶されている記憶情報の中から抽出し、抽出した一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段に表示させる。つまり、表示手段には、使用者が知りたいと考えている特定の時間帯での上記一以上のユーティリティ消費機器個々の或いは群別のユーティリティ消費量に関する情報が表示されることになる。
例えば、使用者が、前日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行っており、前々日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機を使用せずにカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行っていた場合を考える。このとき、使用者が、前日の19時〜20時という過去の所定の時間帯の指定と、食器洗い乾燥機というユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を行うと、表示手段には前日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機で消費されたユーティリティ消費量が表示され、使用者の知るところとなる。また、使用者が、前々日の19時〜20時という過去の所定の時間帯の指定と、カランというユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を行うと、表示手段には前々日の19時〜20時の間にカランで消費されたユーティリティ消費量が表示され、使用者の知るところとなる。その結果、使用者は、食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量と、カランから出湯される湯水を使って皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量とを比較できる。
従って、大量のユーティリティ消費量に関する情報の中から、使用者が知りたいと希望するユーティリティ消費機器及び使用時刻に関連付けられたユーティリティ消費量に関する情報を抽出して表示できる情報表示システムを提供できる。
加えて、ユーティリティ消費量に関する情報が、機器群及び使用者及び行動の内の何れか一以上の付帯情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、機器群及び使用者及び行動の内の何れか一以上の付帯情報から検索して抽出できるようになる。
また、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた行動及びその行動において使用され得るユーティリティ消費機器ついての情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、行動毎に区別して抽出できるようになる。例えば、ある時間帯において皿洗いという行動をとったときにその行動において使用され得るユーティリティ消費機器で発生したユーティリティ消費量を抽出できる。
本発明に係る情報表示システムの更に別の特徴構成は、施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を使用者に表示する情報表示システムであって、
前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を監視する監視手段と、
前記監視手段が取得した前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を時刻情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
情報を表示する表示手段と、
前記入力受付手段が受け付けた操作入力に対応する演算処理を行う演算制御手段とを備え、
前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を受け付けると、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させ、
前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって受け付けた、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群を使用する使用者の指定と、使用者が行う複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定との内の何れか一以上の指定を含む記憶指令に応じて、前記記憶手段に、前記監視手段が取得した前記ユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を記憶させ、
前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、
前記演算制御手段は、前記記憶指令が、前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と前記一つの行動を行う使用者の指定と前記一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき、前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段に、当該特定したユーティリティ消費機器で前記時間帯に消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報と関連付けて記憶させる点にある。
上記特徴構成によれば、演算制御手段は、入力受付手段が受け付けた表示指令に応じて、過去の所定の時間帯において一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を記憶手段に記憶されている記憶情報の中から抽出し、抽出した一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段に表示させる。つまり、表示手段には、使用者が知りたいと考えている特定の時間帯での上記一以上のユーティリティ消費機器個々の或いは群別のユーティリティ消費量に関する情報が表示されることになる。
例えば、使用者が、前日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行っており、前々日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機を使用せずにカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行っていた場合を考える。このとき、使用者が、前日の19時〜20時という過去の所定の時間帯の指定と、食器洗い乾燥機というユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を行うと、表示手段には前日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機で消費されたユーティリティ消費量が表示され、使用者の知るところとなる。また、使用者が、前々日の19時〜20時という過去の所定の時間帯の指定と、カランというユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を行うと、表示手段には前々日の19時〜20時の間にカランで消費されたユーティリティ消費量が表示され、使用者の知るところとなる。その結果、使用者は、食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量と、カランから出湯される湯水を使って皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量とを比較できる。
従って、大量のユーティリティ消費量に関する情報の中から、使用者が知りたいと希望するユーティリティ消費機器及び使用時刻に関連付けられたユーティリティ消費量に関する情報を抽出して表示できる情報表示システムを提供できる。
加えて、ユーティリティ消費量に関する情報が、機器群及び使用者及び行動の内の何れか一以上の付帯情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、機器群及び使用者及び行動の内の何れか一以上の付帯情報から検索して抽出できるようになる。
また、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた行動ついての情報及び使用者についての情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、行動毎及び使用者毎に区別して抽出できるようになる。例えば、ある時間帯において人物Aが皿洗いという行動をとったときにその行動において使用され得るユーティリティ消費機器(例えば、カラン)で発生したユーティリティ消費量と、別の時間帯において人物Bが皿洗いという行動をとったときにその行動において使用され得るユーティリティ消費機器(例えば、カラン)で発生した発生したユーティリティ消費量とを区別して抽出できる。
本発明に係る情報表示システムの更に別の特徴構成は、施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を使用者に表示する情報表示システムであって、
前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を監視する監視手段と、
前記監視手段が取得した前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を時刻情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
情報を表示する表示手段と、
前記入力受付手段が受け付けた操作入力に対応する演算処理を行う演算制御手段とを備え、
前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を受け付けると、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させ、
前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、
前記演算制御手段は、前記表示指令が、過去の所定の時間帯と前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定とを含むとき、前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記表示指令で指定される前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させる点にある。
上記特徴構成によれば、演算制御手段は、入力受付手段が受け付けた表示指令に応じて、過去の所定の時間帯において一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を記憶手段に記憶されている記憶情報の中から抽出し、抽出した一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段に表示させる。つまり、表示手段には、使用者が知りたいと考えている特定の時間帯での上記一以上のユーティリティ消費機器個々の或いは群別のユーティリティ消費量に関する情報が表示されることになる。
例えば、使用者が、前日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行っており、前々日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機を使用せずにカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行っていた場合を考える。このとき、使用者が、前日の19時〜20時という過去の所定の時間帯の指定と、食器洗い乾燥機というユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を行うと、表示手段には前日の19時〜20時の間に食器洗い乾燥機で消費されたユーティリティ消費量が表示され、使用者の知るところとなる。また、使用者が、前々日の19時〜20時という過去の所定の時間帯の指定と、カランというユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を行うと、表示手段には前々日の19時〜20時の間にカランで消費されたユーティリティ消費量が表示され、使用者の知るところとなる。その結果、使用者は、食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量と、カランから出湯される湯水を使って皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量とを比較できる。
従って、大量のユーティリティ消費量に関する情報の中から、使用者が知りたいと希望するユーティリティ消費機器及び使用時刻に関連付けられたユーティリティ消費量に関する情報を抽出して表示できる情報表示システムを提供できる。
加えて、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた行動についての情報と関連付けられて表示されることになる。その結果、情報表示システムの使用者は、ユーティリティ消費量に関する情報を、行動毎に区別して知ることができる。例えば、情報表示システムの使用者は、皿洗いという行動をとったときに発生したユーティリティ消費量を、皿洗いという行動に対応付けられているユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量から知ることができる。
本発明に係る情報表示システムの更に別の特徴構成は、前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって受け付けた、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群を使用する使用者の指定と、使用者が行う複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定との内の何れか一以上の指定を含む記憶指令に応じて、前記記憶手段に、前記監視手段が取得した前記ユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を記憶する点にある。
上記特徴構成によれば、ユーティリティ消費量に関する情報が、機器群及び使用者及び行動の内の何れか一以上の付帯情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、機器群及び使用者及び行動の内の何れか一以上の付帯情報から検索して抽出できるようになる。
本発明に係る情報表示システムの更に別の特徴構成は、前記演算制御手段は、前記記憶指令が、前記機器群の指定と前記機器群を使用する時間帯に関する情報とを含むとき、前記記憶手段に、前記機器群を構成する前記一以上のユーティリティ消費機器で前記時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報及び前記機器群がどのユーティリティ消費機器によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる点にある。
上記特徴構成によれば、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた機器群についての情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、機器群毎に区別して抽出できるようになる。例えば、ある時間帯において食器洗い乾燥機を使用したときに発生したユーティリティ消費量と、別の時間帯において食器洗い乾燥機を使用せずにカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行ったときに発生したユーティリティ消費量とを区別して抽出できる。
本発明に係る情報表示システムの更に別の特徴構成は、前記演算制御手段は、前記記憶指令が、前記機器群の指定と前記機器群を使用する使用者の指定と前記機器群を使用する時間帯の指定とを含むとき、前記記憶手段に、前記機器群を構成する前記一以上のユーティリティ消費機器で前記時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報及び前記機器群がどのユーティリティ消費機器によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる点にある。
上記特徴構成によれば、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた機器群についての情報及び使用者についての情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、機器群毎及び使用者毎に区別して抽出できるようになる。例えば、ある時間帯において人物Aがシャワーを使用したときに発生したユーティリティ消費量と、別の時間帯において人物Bがシャワーを使用したときに発生したユーティリティ消費量とを区別して抽出できる。
本発明に係る情報表示システムの更に別の特徴構成は、前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、前記演算制御手段は、前記記憶指令が、前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と前記一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき、前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段に、当該特定したユーティリティ消費機器で前記時間帯に消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて記憶させる点にある。
上記特徴構成によれば、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた行動及びその行動において使用され得るユーティリティ消費機器ついての情報と関連付けられて記憶手段に記憶されることになる。その結果、記憶手段に記憶されているユーティリティ消費量に関する情報を、行動毎に区別して抽出できるようになる。例えば、ある時間帯において皿洗いという行動をとったときにその行動において使用され得るユーティリティ消費機器で発生したユーティリティ消費量を抽出できる。
本発明に係る情報表示システムの更に別の特徴構成は、前記演算制御手段は、前記表示指令が、過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定とを含むとき、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記表示指令で指定される前記機器群を構成するユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出したユーティリティ消費量についての情報を時 刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させる点にある。
上記特徴構成によれば、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた機器群についての情報と関連付けられて表示されることになる。その結果、情報表示システムの使用者は、ユーティリティ消費量に関する情報を、一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群毎に区別して知ることができる。例えば、情報表示システムの使用者は、食器洗い乾燥機を指定したときには食器洗い乾燥機を使用したときに発生したユーティリティ消費量を知ることができ、カランを指定したときには食器洗い乾燥機を使用せずにカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行ったときに発生したユーティリティ消費量を知ることができる。そして、食器洗い乾燥機を使用したときに発生したユーティリティ消費量と、食器洗い乾燥機を使用せずにカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行ったときに発生したユーティリティ消費量とを比較できる。
本発明に係る情報表示システムの更に別の特徴構成は、前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、前記演算制御手段は、前記表示指令が、過去の所定の時間帯と前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定とを含むとき、前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記表示指令で指定される前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させる点にある。
上記特徴構成によれば、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた行動についての情報と関連付けられて表示されることになる。その結果、情報表示システムの使用者は、ユーティリティ消費量に関する情報を、行動毎に区別して知ることができる。例えば、情報表示システムの使用者は、皿洗いという行動をとったときに発生したユーティリティ消費量を、皿洗いという行動に対応付けられているユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量から知ることができる。
本発明に係る情報表示システムの更に別の特徴構成は、前記演算制御手段は、前記表示指令が、過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と前記一以上のユーティリティ消費機器の使用者の指定とを含むとき、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記表示指令で指定される前記機器群を構成する一以上のユーティリティ消費機器で前記使用者によって消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出したユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させる点にある。
上記特徴構成によれば、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた機器群についての情報及び使用者についての情報と関連付けられて表示されることになる。その結果、情報表示システムの使用者は、ユーティリティ消費量に関する情報を、一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群毎及び使用者毎に区別して知ることができる。例えば、情報表示システムの使用者は、シャワー及び人物Aを指定したときには人物Aがシャワーを行ったときに発生したユーティリティ消費量を知ることができ、シャワー及び人物Bを指定したときには人物Bがシャワーを行ったときに発生したユーティリティ消費量を知ることができる。そして、人物Aがシャワーを行ったときに発生したユーティリティ消費量と、人物Bがシャワーを行ったときに発生したユーティリティ消費量とを比較できる。
本発明に係る情報表示システムの更に別の特徴構成は、前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、前記演算制御手段は、前記表示指令が、過去の所定の時間帯の指定と前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と前記一つの行動を行った使用者の指定とを含むとき、前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記表示指令で指定される前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で前記使用者によって消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で前記使用者によって消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させる点にある。
上記特徴構成によれば、ユーティリティ消費量に関する情報が、そのユーティリティ消費量を生じさせた行動についての情報及び使用者についての情報と関連付けられて表示されることになる。その結果、情報表示システムの使用者は、ユーティリティ消費量に関する情報を、行動毎及び使用者毎に区別して知ることができる。例えば、情報表示システムの使用者は、皿洗いという行動及び人物Aを指定したときには人物Aが皿洗いという行動を行うのに使用したと特定されるユーティリティ消費機器で発生したユーティリティ消費量を知ることができ、皿洗いという行動及び人物Bを指定したときには人物Bが皿洗いを行うのに使用したと特定されるユーティリティ消費機器で発生したユーティリティ消費量を知ることができる。そして、人物Aが皿洗いを行ったときに発生したユーティリティ消費量と、人物Bが皿洗いを行ったときに発生したユーティリティ消費量とを比較できる。
情報表示システムの構成を説明する図である。 表示指令を行う表示画面例を示す図である。 表示指令に応じて表示されたユーティリティ消費量の表示画面例を示す図である。 表示指令に応じて表示されたユーティリティ消費量の表示画面例を示す図である。 記憶指令を行う表示画面例を示す図である。 表示指令に応じて表示されたユーティリティ消費量の表示画面例を示す図である。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して第1実施形態の情報表示システムについて説明する。
本実施形態の情報表示システムは、例えば家屋などの施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器1のユーティリティ消費量を使用者(例えば家屋の居住者など)に表示するために用いられる。この情報表示システムは、複数のユーティリティ消費機器1のユーティリティ消費量を監視する監視手段2と、監視手段2が取得した複数のユーティリティ消費機器1のユーティリティ消費量を時刻情報と関連付けて記憶する記憶手段4と、使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段5と、情報を表示する表示手段6と、入力受付手段5が受け付けた操作入力に対応する演算処理を行う演算制御手段3とを備える。例えば、演算制御手段3と記憶手段4と入力受付手段5と表示手段6とは一体で構成される。つまり、演算制御手段3と記憶手段4と入力受付手段5と表示手段6とは、施設に設置されている汎用のコンピュータ及びその表示装置や、携帯型の情報端末装置や、本発明の情報表示システムのために専用に設けられている表示装置を用いて実現できる。そして、使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段5は、汎用のコンピュータに設けられているキーボードやマウスなどの入力機器、表示手段6の画面に設けられているタッチパネル式の入力受付部などを用いて実現される。演算制御手段3及び記憶手段4は、上述した汎用のコンピュータや情報端末装置や専用の表示装置が内蔵している演算処理装置及び記憶装置などを用いて実現できる。
監視手段2は、電力消費機器、ガス消費機器、水消費機器などの各ユーティリティ消費機器1のユーティリティ消費量を個別或いは機器群別に監視する。例えば、電力消費機器としては照明機器や電子レンジや冷蔵庫や炊飯器や食器洗い乾燥機や電気式湯沸かし器などがあり、ガス消費機器としてはコンロや給湯器などがあり、水消費機器としては風呂やシャワーやカランなどがある。尚、例えば、風呂やシャワーやカランなどは、ガスや電気を用いて水を昇温するため、水消費機器として分類されるだけでなく、電力消費機器やガス消費機器としても分類され得る。
監視手段2は、各電力消費機器における電力消費量を、その電力消費機器が接続されている電気コンセント毎の電力消費量(例えば単位時間毎の電力消費量)を計測することにより知ることができる。また、監視手段2は、各ガス消費機器におけるガス消費量(例えば単位時間毎のガス消費量)を、個別のガスメーターにより知ることができる。更に、監視手段2は、各水消費機器における水消費量(例えば単位時間毎の水消費量)を、個別の水道メーターにより知ることができる。そして、監視手段2が得たユーティリティ消費量(電力消費量、ガス消費量、水消費量)の情報は、演算制御手段3が、それらの値を得た時刻を示す時刻情報と関連付けて記憶手段4に伝達して記憶させる。このとき、演算制御手段3は、外部の計時部又は内蔵する計時部から時刻情報を得ることができる。
このような情報表示システムにおいて、演算制御手段3は、入力受付手段5が使用者の操作入力によって過去の所定の時間帯の指定と複数のユーティリティ消費機器1の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器1の指定とを含む表示指令を受け付けると、記憶手段4の記憶情報に基づいて、過去の所定の時間帯において一以上のユーティリティ消費機器1で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した一以上のユーティリティ消費機器1のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段6に表示させる。過去の所定の時間帯の指定は、日付及び時刻などの指定によって行われる。
図2は、表示指令を行う表示画面例を示す図である。本実施形態では、入力受付手段5が、携帯端末10の入力受付手段5によって実現されている。具体的には、携帯端末10の表示画面11にタッチパネル式の入力受付部が設けられ、それが本発明の入力受付手段5として機能する。この情報表示システムの使用者が、携帯端末10の表示画面11に表示されている入力受付手段5を構成する計測結果表示ボタン12を指で押さえるなどして選択入力すると、その入力結果が表示指令として演算制御手段3に対して例えば無線通信などによって伝達される。そして、演算制御手段3は、表示手段6に対して図3に例示する画面を表示させる。
図3は、表示指令に応じて表示されたユーティリティ消費量の表示画面例を示す図である。例えば、図3は、2月2日21時に計測結果表示ボタン12が選択入力された場合に表示手段6に表示される初期画面である。この場合、現在日時(2月2日21時)から過去3時間の間の計測結果を初期画面として表示しているが、どのような時間帯の計測結果を初期画面として表示させるのかは適宜変更可能である。
図3に例示する表示画面には、初期値として現在日時から過去3時間の時間帯において一以上のユーティリティ消費機器1で消費されたユーティリティ消費量についての情報が時刻情報と関連付けて表示されている。具体的には、ユーティリティ消費機器1毎のユーティリティ消費量に関する情報(ユーティリティ料金)が結果表示画像13(13A〜13C)として各別に表示される。結果表示画像13Aは炊飯器でのユーティリティ消費量に関する情報を示し、結果表示画像13Bは電気式湯沸かし器でのユーティリティ消費量に関する情報を示し、結果表示画像13Cは食器洗い乾燥機でのユーティリティ消費量に関する情報を示す。従って、結果表示画像13Aには機器画像13aとして炊飯器の画像が描かれており、結果表示画像13Bには機器画像13aとして電気式湯沸かし器の画像が描かれており、結果表示画像13Cには機器画像13aとして食器洗い乾燥機の画像が描かれている。
図3において、消費されたユーティリティ消費量についての情報は、合計ユーティリティ料金の形態で合計料金表示部13bに表示される。つまり、演算制御手段3は、記憶手段4に記憶されている電力単価とガス単価と水単価とを参照して、各ユーティリティ消費機器1での電気料金(記憶手段に記憶されている消費電力量と電力単価との積)及びガス料金(記憶手段に記憶されている消費ガス量とガス単価との積)及び水料金(記憶手段に記憶されている消費水量と水単価との積)の和から、単位時間毎の或いは一定期間毎の合計ユーティリティ料金を導出できる。
加えて、図3に示す表示画面には、時間帯指定バー14が表示されている。この時間帯指定バー14は、情報表示システムの使用者からの時間帯の入力を受け付け可能に構成されている。例えば、情報表示システムの使用者は、画面上に表示されているマウス(入力受付手段5)のカーソルで時間帯指定バー14を選択して、或いは、画面上のタッチパネル(入力受付手段5)を指やペンなどで触れることで時間帯指定バー14を選択して、その時間帯指定バー14を画面上で左右に変位させることで表示されている時間帯を変更させる操作入力を行うことができる。また、入力受付手段5は、このような操作入力を使用者が行ったとき、その変更後に画面上に表示されている時間帯を、「過去の所定の時間帯の指定」として受け付ける。他にも、時間帯指定バー14を例えば2本の指で左右に引き延ばす操作入力が行われると、表示されている時間帯が引き伸ばされて拡大表示され、当初は3時間の時間帯が表示されていたものが2時間の時間帯の表示になる、といった時間帯を変更させる操作入力を行うことができる。このようにして、情報表示システムの使用者は、過去の所定の時間帯における一以上のユーティリティ消費機器1のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段6に表示させることができる。
尚、図3に示した表示画面では、消費されたユーティリティ消費量についての情報が、合計ユーティリティ料金の形態で合計料金表示部13bに表示されているが、合計ユーティリティ料金の内訳、即ち、合計ユーティリティ料金を構成する電気料金とガス料金と水料金とは不明である。そこで、本実施形態では、図3に示されている結果表示画像13に対する選択入力が行われると、図4に示す結果表示画像13が表示されるように構成してある。
例えば、情報表示システムの使用者が、画面上に表示されているマウス(入力受付手段5)のカーソルで図3に示されている結果表示画像13C(即ち、合計ユーティリティ料金の簡略表示)を選択、或いは、画面上のタッチパネル(入力受付手段5)を指やペンなどで触れることで図3に示されている結果表示画像13Cを選択したとする。このとき、演算制御手段3は、その選択入力を、合計ユーティリティ料金の簡略表示から詳細表示への変更指令であるとして受け付ける。そして、演算制御手段3は、合計ユーティリティ料金の導出の基礎とした電気料金(消費電力量と電力単価との積)及びガス料金(消費ガス量とガス単価との積)及び水料金(消費水量と水単価との積)の夫々を再計算して或いは記憶手段4から読み出して、図4に示すように表示手段6に表示させる。具体的には、図4に示すように、ユーティリティ消費機器1としての食器洗い乾燥機を使用したときの電気料金が電気料金表示部13cに表示され、ガス料金がガス料金表示部13dに表示され、水料金が水料金表示部13eに表示される。このような表示が行われることで、情報表示システムの使用者は、ユーティリティ消費機器1としての食器洗い乾燥機を使用したときの、ユーティリティ消費量についての情報を詳細に知ることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態の情報表示システムは、使用者の意志によってユーティリティ消費量に関する情報に付帯情報(後述する機器群、使用者、行動)を付けて記憶させるように構成されている点で上記実施形態と異なっている。以下に、第2実施形態の情報表示システムについて説明するが、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第2実施形態の情報表示システムの構成は、図1に示した装置構成と同様である。但し、演算制御手段3は、入力受付手段5が使用者の操作入力によって受け付けた、複数のユーティリティ消費機器1の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器1を含む機器群の指定と、複数のユーティリティ消費機器1の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器1を含む機器群を使用する使用者の指定と、使用者が行う複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定との内の何れか一以上の指定を含む記憶指令に応じて、記憶手段4に、監視手段2が取得したユーティリティ消費機器1のユーティリティ消費量を記憶する。
図5は、記憶指令を行う表示画面例を示す図である。表示手段6には図5に示すような画面が表示され、使用者からの操作入力を受け付ける。
具体的には、表示画面には、入力受付手段5を構成する機器群指定ボタン15と使用者指定ボタン16と行動指定ボタン17と時間帯指定ボタン18とが設定されている。
機器群指定ボタン15は、どの機器のユーティリティ消費量を記憶するのかを指定するためのボタンである。図5では、機器群指定ボタン15は、複数のユーティリティ消費機器1のそれぞれに対応した図柄になっている。使用者が一以上の図柄を選択入力し、その選択入力が入力受付手段5に受け付けられると、その一以上のユーティリティ消費機器1を含む機器群の指定が完了する。図5に示す表示画面では、機器群指定ボタン15として、照明機器に対応するボタン15aと電子レンジに対応するボタン15bと冷蔵庫に対応するボタン15cと炊飯器に対応するボタン15dと食器洗い乾燥機に対応するボタン15eと電気式湯沸かし器に対応するボタン15fとガスコンロに対応するボタン15gとカランに対応するボタン15hとシャワーに対応するボタン15iとが指定可能に設定されている。
使用者指定ボタン16は、誰がユーティリティ消費機器1を使用するのかを指定するためのボタンである。図5では、使用者指定ボタン16は、施設の利用者や居住者に対応した図柄になっている。使用者が特定の人物に対応する一つの図柄を選択入力し、その選択入力が入力受付手段5に受け付けられると、その人物(使用者)の指定が完了する。図5に示す表示画面では、使用者指定ボタン16として人物Aに対応するボタン16aと人物Bに対応するボタン16bと人物Cに対応するボタン16cと人物Dに対応するボタン16dとが指定可能に設定されている。
行動指定ボタン17は、使用者がどの行動を行いながらユーティリティ消費機器1を使用するのかを指定するためのボタンである。図5では、複数種の行動のそれぞれに対応した図柄になっている。使用者が一つの図柄を選択入力し、その選択入力が入力受付手段5に受け付けられると、その一つの行動の指定が完了する。図5に示す表示画面では、行動指定ボタン17として、皿洗いに対応するボタン17aと湯沸かしに対応するボタン17bと炊飯に対応するボタン17cとが指定可能に設定されている。
時間帯指定ボタン18は、どの時間帯でのユーティリティ消費量を記憶するのかを指定するためのボタンである。図5では、時間帯指定ボタン18は、スタート/終了ボタンで構成される。図5の表示画面で示しているのはスタート/終了ボタンには「スタート」のみが記載されている。ユーティリティ消費量の記憶処理が停止中のときはスタート/終了ボタンに「スタート」のみが記載され、ユーティリティ消費量の記憶処理が進行中のときはスタート/終了ボタンに「終了」のみが記載される。つまり、使用者がスタート/終了ボタンを選択入力し、その選択入力が入力受付手段5に受け付けられると、演算制御手段3は、ユーティリティ消費量の記憶処理を開始・進行すると共に「終了」という表示をスタート/終了ボタンで表示させる。その後、使用者がスタート/終了ボタンの「終了」を選択入力し、その選択入力が入力受付手段5に受け付けられると、演算制御手段3は、ユーティリティ消費量の記憶処理を終了・停止すると共にスタート/終了ボタンの表示を「スタート」に変更する。
尚、ユーティリティ消費量を記憶する時間帯を指定するための時間帯指定ボタン18は、図5に示したものには限定されない。例えば、ユーティリティ消費量の記憶を開始する開始時刻と記憶を終了する終了時刻とを各別に数値で入力させてもよい。
次に、〔A:記憶指令が、機器群の指定と機器群を使用する時間帯に関する情報とを含むとき〕、〔B:記憶指令が、機器群の指定と機器群を使用する使用者の指定と機器群を使用する時間帯の指定とを含むとき〕、〔C:記憶指令が、複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき〕、〔D:記憶指令が、複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と一つの行動を行う使用者の指定と一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき〕、の夫々について説明する。
〔A:記憶指令が、機器群の指定と機器群を使用する時間帯に関する情報とを含むとき〕
演算制御手段3は、記憶指令が、機器群の指定と機器群を使用する時間帯に関する情報とを含むとき、記憶手段4に、機器群を構成する一以上のユーティリティ消費機器1で時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報及び機器群がどのユーティリティ消費機器1によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる。
このような記憶が行われると、記憶手段4に記憶されるユーティリティ消費量には、そのユーティリティ消費量がどの機器群(即ち、どのユーティリティ消費機器1)が使用されることで発生したものであるのか、及び、そのユーティリティ消費量がどの時間帯に発生したものであるのか、が併せて記憶される。
例えば、機器群指定ボタン15によって照明機器と食器洗い乾燥機とが指定され、時間帯指定ボタン18によって19時〜20時が指定されたとき、演算制御手段3は、記憶手段4に、指定された照明機器及び食器洗い乾燥機という機器群で19時〜20時という時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報及び機器群が照明機器及び食器洗い乾燥機によって構成されるという情報と関連付けて記憶させる。或いは、機器群指定ボタン15によって、照明機器とカランとが指定され、時間帯指定ボタン18によって、19時〜20時が指定されたとき、演算制御手段3は、記憶手段4に、指定された照明機器及びカランという機器群で19時〜20時という時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報及び機器群が照明機器及びカランによって構成されるという情報と関連付けて記憶させる。
つまり、前者は、照明機器を使用しながら食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量を記憶しており、後者は、照明機器を使用しながら食器洗い乾燥機を使用せずにカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量を記憶していることになる。その結果、両者を比較すれば、照明機器を使用しながら食器洗い乾燥機を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量と、照明機器を使用しながらカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量との大小を知ることが可能となる。
〔B:記憶指令が、機器群の指定と機器群を使用する使用者の指定と機器群を使用する時間帯の指定とを含むとき〕
演算制御手段3は、記憶指令が、機器群の指定と機器群を使用する使用者の指定と機器群を使用する時間帯の指定とを含む記憶指令を受け付けると、記憶手段4に、機器群を構成する一以上のユーティリティ消費機器1で時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報及び機器群がどのユーティリティ消費機器1によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる。
このような記憶が行われると、記憶手段4に記憶されるユーティリティ消費量には、そのユーティリティ消費量がどの機器群(即ち、どのユーティリティ消費機器1)が使用されることで発生したものであるのか、及び、どの使用者が機器群を使用したのか、及び、そのユーティリティ消費量がどの時間帯に発生したものであるのか、が併せて記憶される。
例えば、機器群指定ボタン15によって照明機器とカランとが指定され、使用者指定ボタン16によって人物Aが指定され、時間帯指定ボタン18によって19時〜20時が指定されたとき、演算制御手段3は、記憶手段4に、指定された照明機器及びカランという機器群で19時〜20時という時間帯において人物Aによって消費されたユーティリティ消費量についての情報を、使用者及び時刻情報及び機器群が照明機器及びカランによって構成されるという情報と関連付けて記憶させる。或いは、機器群指定ボタン15によって照明機器とカランとが指定され、使用者指定ボタン16によって人物Bが指定され、時間帯指定ボタン18によって19時〜20時が指定されたとき、演算制御手段3は、記憶手段4に、指定された照明機器及びカランという機器群で19時〜20時という時間帯において人物Bによって消費されたユーティリティ消費量についての情報を、使用者及び時刻情報及び機器群が照明機器及びカランによって構成されるという情報と関連付けて記憶させる。
つまり、前者は、人物Aが照明機器を使用しながらカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量を記憶しており、後者は、人物Bが照明機器を使用しながらカランから出湯される湯水を使用して皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量を記憶していることになる。その結果、両者を比較すれば、人物Aが皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量と、人物Bが皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量との大小を知ることが可能となる。
〔C:記憶指令が、複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき〕
記憶手段4は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器1との間の対応関係を記憶している。例えば、「皿洗い」という行動であれば、照明機器が点灯された状態で食器洗い乾燥機を運転する場合や、照明機器が点灯された状態でカランから出湯される湯水を用いて皿洗いを行う場合などがある。そのため、記憶手段4は、「皿洗い」という行動について、例えば、照明機器、食器洗い乾燥機、カランというユーティリティ消費機器1を対応付けて記憶している。
他には、「湯沸かし」という行動であれば、照明機器が点灯された状態で電気式湯沸かし器を運転する場合や、照明機器が点灯された状態でコンロによる加熱で湯沸かしを行う場合などがある。そのため、記憶手段4は、「湯沸かし」という行動について、例えば、照明機器、電気式湯沸かし器、コンロというユーティリティ消費機器1を対応付けて記憶している。
その他にも、「炊飯」という行動であれば、照明機器が点灯された状態で炊飯器を運転する場合や、照明機器が点灯された状態でコンロによる加熱で炊飯を行う場合などがある。そのため、記憶手段4は、「炊飯」という行動について、例えば、照明機器、炊飯器、コンロというユーティリティ消費機器1を対応付けて記憶している。
そして、演算制御手段3は、記憶指令が、複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき、記憶手段4に記憶されている上述のような対応関係に基づいて一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器1を特定すると共に、記憶手段4に、当該特定したユーティリティ消費機器1で時間帯に消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて記憶させる。
このような記憶が行われると、記憶手段4に記憶されるユーティリティ消費量には、そのユーティリティ消費量がどの行動によって発生したものであるのか、及び、そのユーティリティ消費量がどの時間帯に発生したものであるのか、が併せて記憶される。
例えば、行動指定ボタン17によって「皿洗い」が指定され、時間帯指定ボタン18によって19時〜20時が指定されたとき、演算制御手段3は、記憶手段4に記憶されている対応関係に基づいてその「皿洗い」という行動において使用され得るユーティリティ消費機器1(照明機器、食器洗い乾燥機、カラン)を特定すると共に、記憶手段4に、その特定した、照明機器、食器洗い乾燥機、カランで19時〜20時に消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて記憶させる。ここで、使用者は、行動指定ボタン17を操作して「皿洗い」を指定した上で、照明機器と食器洗い乾燥機とを使用する場合や、照明機器とカランとを使用する場合などがある。
〔D:記憶指令が、複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と一つの行動を行う使用者の指定と一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき〕
記憶手段4は、上述のように、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器1との間の対応関係を記憶している。そして、演算制御手段3は、記憶指令が、複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と一つの行動を行う使用者の指定と一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき、記憶手段4に記憶されている対応関係に基づいて一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器1を特定すると共に、記憶手段4に、当該特定したユーティリティ消費機器1で時間帯に消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報と関連付けて記憶させる。
このような記憶が行われると、記憶手段4に記憶されるユーティリティ消費量には、そのユーティリティ消費量がどの行動によって発生したものであるのか、及び、どの使用者が行動を行ったのか、及び、そのユーティリティ消費量がどの時間帯に発生したものであるのか、が併せて記憶される。
例えば、行動指定ボタン17によって「皿洗い」が指定され、使用者指定ボタン16によって「人物A」が指定され、時間帯指定ボタン18によって19時〜20時が指定されたとき、演算制御手段3は、記憶手段4に記憶されている対応関係に基づいてその「皿洗い」という行動において使用され得るユーティリティ消費機器1(照明機器、食器洗い乾燥機、カラン)を特定すると共に、記憶手段4に、その特定した、照明機器、食器洗い乾燥機、カランで19時〜20時に消費されたユーティリティ消費量についての情報を「人物A」及び時刻情報と関連付けて記憶させる。或いは、行動指定ボタン17によって「皿洗い」が指定され、使用者指定ボタン16によって「人物B」が指定され、時間帯指定ボタン18によって19時〜20時が指定されたとき、演算制御手段3は、記憶手段4に記憶されている対応関係に基づいてその「皿洗い」という行動において使用され得るユーティリティ消費機器1(照明機器、食器洗い乾燥機、カラン)を特定すると共に、記憶手段4に、その特定した、照明機器、食器洗い乾燥機、カランで19時〜20時に消費されたユーティリティ消費量についての情報を「人物B」及び時刻情報と関連付けて記憶させる。
つまり、前者は、人物Aが皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量を記憶しており、後者は、人物Bが皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量を記憶していることになる。その結果、両者を比較すれば、人物Aが皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量と、人物Bが皿洗いを行った場合のユーティリティ消費量との大小を知ることが可能となる。
以上のようにして、情報表示システムの使用者からの記憶指令に応じて、ユーティリティ消費機器1によるユーティリティ消費量が記憶手段4に記憶される。
また、図5の表示画面には途中経過表示部19も設定されている。この途中経過表示部19は、ユーティリティ消費量の記憶処理の進行中にユーティリティ消費量に関する情報の途中経過を表示するための領域である。具体的には、演算制御手段3は、記憶対象としているユーティリティ消費機器1のユーティリティ消費量の記憶処理を開始・進行しているとき、監視手段2を介してその記憶対象としているユーティリティ消費機器1のユーティリティ消費量の値を取得し、そのユーティリティ消費量の値をユーティリティ料金に換算する。例えば、図5において、電気料金表示部19bには電気料金の途中経過(消費電力量の途中経過と電力単価との積)が表示され、ガス料金表示部19cにはガス料金の途中経過(消費ガス量の途中経過とガス単価との積)が表示され、水料金表示部19dには水料金の途中経過(消費水量の途中経過と水単価との積)が表示され、合計料金表示部19aには、それらを合計した合計ユーティリティ料金の途中経過が表示される。
次に、以上のような記憶が行われる状態において、表示指令を受け付けた場合について説明する。表示態様としては、〔E:時間帯と機器群とで抽出して表示〕、〔F:時間帯と行動とで抽出して表示〕、〔G:時間帯と機器群と使用者とで抽出して表示〕、〔H:時間帯と行動と使用者とで抽出して表示〕を考える。
図6は、表示指令に応じて表示されたユーティリティ消費量の表示画面例を示す図である。この表示画面は、第1実施形態と同様に、図2に例示して説明した表示指令(即ち、計測結果表示ボタン12に対する選択入力)に応じて表示されるものである。例えば、図6は、2月3日23時に計測結果表示ボタン12が選択入力された場合に表示手段6に表示される初期画面である。この場合、現在日時(2月2日21時)から過去3時間の間の計測結果を初期画面として表示している。
図6に例示する初期表示画面には、初期値として現在日時から過去3時間の時間帯において一以上のユーティリティ消費機器1で消費されたユーティリティ消費量についての情報が時刻情報と関連付けて表示されている。具体的には、ユーティリティ消費機器1毎のユーティリティ消費量に関する情報(ユーティリティ料金)が結果表示画像13(13D〜13F)として各別に表示される。結果表示画像13Dは照明機器及びカランでの合計ユーティリティ消費量に関する情報を示し、結果表示画像13Eはシャワーでのユーティリティ消費量に関する情報を示し、結果表示画像13Fはシャワーでのユーティリティ消費量に関する情報を示す。従って、結果表示画像13Dには機器画像13aとして照明機器及びカランの画像が描かれており、結果表示画像13Eには機器画像13aとしてシャワーの画像が描かれており、結果表示画像13Fには機器画像13aとしてシャワーの画像が描かれている。
加えて、結果表示画像13Dには「皿洗い」という行動名が記載されている。また、結果表示画像13Eには使用者画像13fとして人物Aの画像が描かれており、結果表示画像13Fには使用者画像13fとして人物Bの画像が描かれている。
更に、図6に示す表示画面の上端部には、入力受付手段5を構成する行動指定ボタン17と機器群指定ボタン15と使用者指定ボタン16とが表示され、下端部には入力受付手段5を構成する時間帯指定バー14も表示されている。
〔E:時間帯と機器群とで抽出して表示〕
演算制御手段3は、表示指令が、過去の所定の時間帯の指定と複数のユーティリティ消費機器1の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器1の指定とを含むとき、記憶手段4の記憶情報に基づいて、過去の所定の時間帯において表示指令で指定される一以上のユーティリティ消費機器1を含む機器群を構成するユーティリティ消費機器1で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出したユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段6に表示させる。
例えば、図6の初期表示画面において、機器群指定ボタン15の中からシャワーに対応するボタン15iが選択入力され、及び、時間帯指定バー14によって21時〜23時の時間帯が指定(初期画面で設定されている時間帯(20時〜23時)からの変更指定)されると、演算制御手段3は、記憶手段4の記憶情報に基づいて、その21時〜23時の時間帯においてシャワーで消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出したユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段6に表示させる。この場合、図6の初期表示画面に表示されていた結果表示画像13Eと結果表示画像13Fとがそのまま表示される。その結果、人物Aと人物Bとの間で、シャワーという行動に伴うユーティリティ消費量がどのように異なるのかを知ることができる。
〔F:時間帯と行動とで抽出して表示〕
記憶手段4は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器1との間の対応関係を記憶している。例えば、記憶手段4は、「皿洗い」という行動について、例えば、照明機器、食器洗い乾燥機、カランというように、皿洗いが行われるときに動作していると想定されるユーティリティ消費機器1を対応付けて記憶している。また、記憶手段4は、「湯沸かし」という行動について、例えば、照明機器、電気式湯沸かし器、コンロというように、湯沸かしが行われているときに動作していると想定されるユーティリティ消費機器1を対応付けて記憶している。また更に、記憶手段4は、「炊飯」という行動について、例えば、照明機器、炊飯器、コンロというように、炊飯が行われているときに動作していると想定されるユーティリティ消費機器1を対応付けて記憶している。
そして、演算制御手段3は、表示指令が、過去の所定の時間帯と複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定とを含むとき、記憶手段4に記憶されている対応関係に基づいて一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器1を特定すると共に、記憶手段4の記憶情報に基づいて、過去の所定の時間帯において一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器1で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器1で消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段6に表示させる。
例えば、図6の初期表示画面において、行動指定ボタン17の中から皿洗いに対応するボタン17aが選択入力され、及び、時間帯指定バー14によって20時〜23時の時間帯が指定(初期画面で設定されている時間帯(20時〜23時)からの変更指定無し)されると、演算制御手段3は、記憶手段4の記憶情報に基づいて、その20時〜23時の時間帯において皿洗いにおいて使用され得る照明機器、食器洗い乾燥機、カランで消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した皿洗いにおいて使用され得る照明機器、食器洗い乾燥機、カランで消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段6に表示させる。尚、食器洗い乾燥機でのユーティリティ消費量が零(即ち、皿洗いという行動において食器洗い乾燥機が使用されていなかった)であれば、照明機器、カランで消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段6に表示させる。この場合、図6の初期表示画面に表示されていた結果表示画像13Dがそのまま表示される。その結果、皿洗いという行動に伴うユーティリティ消費量がどの程度の量であったのかを知ることができる。
〔G:時間帯と機器群と使用者とで抽出して表示〕
演算制御手段3は、表示指令が、過去の所定の時間帯の指定と複数のユーティリティ消費機器1の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器1を含む機器群の指定と一以上のユーティリティ消費機器1の使用者の指定とを含むとき、記憶手段4の記憶情報に基づいて、過去の所定の時間帯において表示指令で指定される機器群を構成する一以上のユーティリティ消費機器1で使用者によって消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出したユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報と関連付けて表示手段6に表示させる。
例えば、図6の初期表示画面において、機器群指定ボタン15の中からシャワーに対応するボタン15iが選択入力され、及び、使用者指定ボタン16の中から人物Aに対応するボタン16aが選択入力され、時間帯指定バー14によって21時〜23時の時間帯が指定(初期画面で設定されている時間帯(20時〜23時)からの変更指定)されると、演算制御手段3は、記憶手段4の記憶情報に基づいて、その21時〜23時の時間帯において人物Aによってシャワーで消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出したユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段6に表示させる。この場合、図6の初期表示画面に表示されていた結果表示画像13Eがそのまま表示される。
〔H:時間帯と行動と使用者とで抽出して表示〕
演算制御手段3は、表示指令が、過去の所定の時間帯の指定と複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と一つの行動を行った使用者の指定とを含むとき、記憶手段4に記憶されている対応関係に基づいて一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器1を特定すると共に、記憶手段4の記憶情報に基づいて、過去の所定の時間帯において一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器1で使用者によって消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器1で使用者によって消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報及と関連付けて表示手段6に表示させる。
例えば、図6の初期表示画面において、行動指定ボタン17の中から皿洗いに対応するボタン17aが選択入力され、及び、使用者指定ボタン16の中から人物Aに対応するボタン16aが選択入力され、時間帯指定バー14によって20時〜23時の時間帯が指定(初期画面で設定されている時間帯(20時〜23時)からの変更指定無し)されると、演算制御手段3は、記憶手段4の記憶情報に基づいて、その20時〜23時の時間帯において人物Aによって皿洗いにおいて使用され得る照明機器、食器洗い乾燥機、カランで消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した皿洗いにおいて使用される照明機器、食器洗い乾燥機、カランで消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段6に表示させる。尚、食器洗い乾燥機でのユーティリティ消費量が零(即ち、皿洗いという行動において食器洗い乾燥機が使用されていなかった)であれば、照明機器、カランで消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて表示手段6に表示させる。この場合、図6の初期表示画面に表示されていた結果表示画像13Eがそのまま表示される。その結果、人物Aによる皿洗いという行動に伴うユーティリティ消費量がどの程度の量であったのかを知ることができる。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、機器群を構成するユーティリティ消費機器や、行動などについて具体例を挙げて説明したが、それらユーティリティ消費機器や行動などは上述したものに限定されない。例えば、行動として「空調」や「調理」などが設定されていてもよい。また、ユーティリティ消費機器として、ファンヒーター、床暖房装置、エアーコンディショナー、こたつなど、様々な機器を設定することができる。
<2>
上記実施形態において、入力受付手段5を構成する各種ボタン類(機器群指定ボタン15、使用者指定ボタン16、行動指定ボタン17、時間帯指定ボタン18、時間帯指定バー14など)の具体例を図示したが、それらのボタンは例示目的で記載したものであり、適宜変更可能である。
<3>
上記実施形態において、機器群が指定されたとき、演算制御手段3が、その機器群はどの行動に該当するのかを導出してもよい。例えば、上述した記憶指令及び表示指令において、照明機器とカランとが機器群として指定されたとき、演算制御手段3がその機器群は「皿洗い」であると導出してもよい。その結果、使用者によって「皿洗い」という行動は明示的に指定されてはいる訳ではないが、演算制御手段3は「皿洗い」という行動が指定されたものとして、上述したようなユーティリティ消費量に関する情報の記憶処理や、ユーティリティ消費量に関する情報の表示処理を行うことができる。
<4>
上記実施形態において、表示指令において過去の所定の時間帯の指定が行われた場合、その表示指定された時間帯が実際にユーティリティ消費機器が使用されていた時間帯とは一致しないこともある。例えば、20時〜21時の間の皿洗いにおけるユーティリティ消費量についての表示指令が行われた場合、その時間帯の皿洗いにおけるユーティリティ消費量に関する情報が表示されることになるが、実際には、22時まで皿洗いが(即ち、ユーティリティの消費が)継続的に行われていることもある。その場合、表示されたユーティリティ消費量は、皿洗いという一連の行動における実際のユーティリティ消費量を正確に反映したものとはならない可能性がある。
そこで、演算制御手段3が、ユーティリティ消費機器1のユーティリティ消費量を記憶手段4に記憶するとき、監視手段2が得たユーティリティ消費量の情報を解析して、ユーティリティ消費機器1毎でのユーティリティの消費開始時点と消費終了時点とを判定し、消費開始時点から消費終了時点までの間のユーティリティ消費量を一群のデータとして記憶手段4に記憶させるような改変を行ってもよい。そして、演算制御手段3は、表示指令に応じてユーティリティ消費機器1のユーティリティ消費量を表示手段6に表示させるとき、表示指令において指定された時間帯に含まれている一群のユーティリティ消費量データのユーティリティ消費開始時点からユーティリティ消費終了時点までが、表示されるユーティリティ消費量に関する情報含まれるようにする。例えば、上述した例においては、演算制御手段3は、20時〜21時の間の皿洗いにおけるユーティリティ消費量についての表示指令が行われたとしても、20時〜22時の間の皿洗いにおけるユーティリティ消費量に関する情報の表示を行う(即ち、表示する時間帯を拡大する)。
本発明は、大量のユーティリティ消費量に関する情報の中から、使用者が知りたいと希望するユーティリティ消費量に関する情報を抽出して表示できる情報表示システムに利用できる。
1 ユーティリティ消費機器
2 監視手段
3 演算制御手段
4 記憶手段
5 入力受付手段
6 表示手段
10 携帯端末
11 表示画面
12 計測結果表示ボタン
14 時間帯指定バー
15 機器群指定ボタン
16 使用者指定ボタン
17 行動指定ボタン
18 時間帯指定ボタン

Claims (16)

  1. 施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を使用者に表示する情報表示システムであって、
    前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を監視する監視手段と、
    前記監視手段が取得した前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を時刻情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
    使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
    情報を表示する表示手段と、
    前記入力受付手段が受け付けた操作入力に対応する演算処理を行う演算制御手段とを備え、
    前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を受け付けると、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させ
    前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって受け付けた、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群を使用する使用者の指定と、使用者が行う複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定との内の何れか一以上の指定を含む記憶指令に応じて、前記記憶手段に、前記監視手段が取得した前記ユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を記憶させ、
    前記演算制御手段は、前記記憶指令が、前記機器群の指定と前記機器群を使用する時間帯に関する情報とを含むとき、前記記憶手段に、前記機器群を構成する前記一以上のユーティリティ消費機器で前記時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報及び前記機器群がどのユーティリティ消費機器によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる情報表示システム。
  2. 施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を使用者に表示する情報表示システムであって、
    前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を監視する監視手段と、
    前記監視手段が取得した前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を時刻情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
    使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
    情報を表示する表示手段と、
    前記入力受付手段が受け付けた操作入力に対応する演算処理を行う演算制御手段とを備え、
    前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を受け付けると、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させ、
    前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって受け付けた、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群を使用する使用者の指定と、使用者が行う複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定との内の何れか一以上の指定を含む記憶指令に応じて、前記記憶手段に、前記監視手段が取得した前記ユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を記憶させ、
    前記演算制御手段は、前記記憶指令が、前記機器群の指定と前記機器群を使用する使用者の指定と前記機器群を使用する時間帯の指定とを含むとき、前記記憶手段に、前記機器群を構成する前記一以上のユーティリティ消費機器で前記時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報及び前記機器群がどのユーティリティ消費機器によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる情報表示システム。
  3. 前記演算制御手段は、
    前記記憶指令が、前記機器群の指定と前記機器群を使用する時間帯に関する情報とを含むとき、
    前記記憶手段に、前記機器群を構成する前記一以上のユーティリティ消費機器で前記時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報及び前記機器群がどのユーティリティ消費機器によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる請求項2に記載の情報表示システム。
  4. 施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を使用者に表示する情報表示システムであって、
    前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を監視する監視手段と、
    前記監視手段が取得した前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を時刻情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
    使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
    情報を表示する表示手段と、
    前記入力受付手段が受け付けた操作入力に対応する演算処理を行う演算制御手段とを備え、
    前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を受け付けると、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させ、
    前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって受け付けた、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群を使用する使用者の指定と、使用者が行う複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定との内の何れか一以上の指定を含む記憶指令に応じて、前記記憶手段に、前記監視手段が取得した前記ユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を記憶させ、
    前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、
    前記演算制御手段は、前記記憶指令が、前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と前記一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき、前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段に、当該特定したユーティリティ消費機器で前記時間帯に消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて記憶させる情報表示システム。
  5. 前記演算制御手段は、
    前記記憶指令が、前記機器群の指定と前記機器群を使用する時間帯に関する情報とを含むとき、
    前記記憶手段に、前記機器群を構成する前記一以上のユーティリティ消費機器で前記時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報及び前記機器群がどのユーティリティ消費機器によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる請求項4に記載の情報表示システム。
  6. 前記演算制御手段は、
    前記記憶指令が、前記機器群の指定と前記機器群を使用する使用者の指定と前記機器群を使用する時間帯の指定とを含むとき、
    前記記憶手段に、前記機器群を構成する前記一以上のユーティリティ消費機器で前記時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報及び前記機器群がどのユーティリティ消費機器によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる請求項4又は5に記載の情報表示システム。
  7. 施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を使用者に表示する情報表示システムであって、
    前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を監視する監視手段と、
    前記監視手段が取得した前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を時刻情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
    使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
    情報を表示する表示手段と、
    前記入力受付手段が受け付けた操作入力に対応する演算処理を行う演算制御手段とを備え、
    前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を受け付けると、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させ、
    前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって受け付けた、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群を使用する使用者の指定と、使用者が行う複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定との内の何れか一以上の指定を含む記憶指令に応じて、前記記憶手段に、前記監視手段が取得した前記ユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を記憶させ、
    前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、
    前記演算制御手段は、前記記憶指令が、前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と前記一つの行動を行う使用者の指定と前記一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき、前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段に、当該特定したユーティリティ消費機器で前記時間帯に消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報と関連付けて記憶させる情報表示システム。
  8. 前記演算制御手段は、
    前記記憶指令が、前記機器群の指定と前記機器群を使用する時間帯に関する情報とを含むとき、
    前記記憶手段に、前記機器群を構成する前記一以上のユーティリティ消費機器で前記時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報及び前記機器群がどのユーティリティ消費機器によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる請求項7に記載の情報表示システム。
  9. 前記演算制御手段は、
    前記記憶指令が、前記機器群の指定と前記機器群を使用する使用者の指定と前記機器群を使用する時間帯の指定とを含むとき、
    前記記憶手段に、前記機器群を構成する前記一以上のユーティリティ消費機器で前記時間帯において消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報及び前記機器群がどのユーティリティ消費機器によって構成されるかについての情報と関連付けて記憶させる請求項7又は8に記載の情報表示システム。
  10. 前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、
    前記演算制御手段は、
    前記記憶指令が、前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と前記一つの行動を行う時間帯の指定とを含むとき、
    前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段に、当該特定したユーティリティ消費機器で前記時間帯に消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて記憶させる請求項7〜9の何れか一項に記載の情報表示システム。
  11. 前記演算制御手段は、
    前記表示指令が、過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定とを含むとき、
    前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記表示指令で指定される前記機器群を構成するユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出したユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させる請求項1〜10の何れか一項に記載の情報表示システム。
  12. 施設に設けられる複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を使用者に表示する情報表示システムであって、
    前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を監視する監視手段と、
    前記監視手段が取得した前記複数のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を時刻情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
    使用者からの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
    情報を表示する表示手段と、
    前記入力受付手段が受け付けた操作入力に対応する演算処理を行う演算制御手段とを備え、
    前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器の指定とを含む表示指令を受け付けると、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一以上のユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一以上のユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させ、
    前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、
    前記演算制御手段は、前記表示指令が、過去の所定の時間帯と前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定とを含むとき、前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記表示指令で指定される前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させる情報表示システム。
  13. 前記演算制御手段は、前記入力受付手段が使用者の操作入力によって受け付けた、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と、前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群を使用する使用者の指定と、使用者が行う複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定との内の何れか一以上の指定を含む記憶指令に応じて、前記記憶手段に、前記監視手段が取得した前記ユーティリティ消費機器のユーティリティ消費量を記憶する請求項12に記載の情報表示システム。
  14. 前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、
    前記演算制御手段は、
    前記表示指令が、過去の所定の時間帯と前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定とを含むとき、
    前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記表示指令で指定される前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で消費されたユーティリティ消費量についての情報を時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させる請求項1〜10の何れか一項に記載の情報表示システム。
  15. 前記演算制御手段は、
    前記表示指令が、過去の所定の時間帯の指定と前記複数のユーティリティ消費機器の内の何れか一以上のユーティリティ消費機器を含む機器群の指定と前記一以上のユーティリティ消費機器の使用者の指定とを含むとき、
    前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記表示指令で指定される前記機器群を構成する一以上のユーティリティ消費機器で前記使用者によって消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出したユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させる請求項2、3、7〜10の何れか一項に記載の情報表示システム。
  16. 前記記憶手段は、使用者が行う複数種の行動と当該複数種の行動のそれぞれにおいて使用されるユーティリティ消費機器との間の対応関係を記憶し、
    前記演算制御手段は、
    前記表示指令が、過去の所定の時間帯の指定と前記複数種の行動の内の何れか一つの行動の指定と前記一つの行動を行った使用者の指定とを含むとき、
    前記記憶手段に記憶されている前記対応関係に基づいて前記表示指令で指定される前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器を特定すると共に、前記記憶手段の記憶情報に基づいて、前記過去の所定の時間帯において前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で前記使用者によって消費されたユーティリティ消費量についての情報を抽出し、抽出した前記一つの行動において使用され得るユーティリティ消費機器で前記使用者によって消費されたユーティリティ消費量についての情報を使用者及び時刻情報と関連付けて前記表示手段に表示させる請求項2、3、7〜10の何れか一項に記載の情報表示システム。
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