JP6054036B2 - X線ct装置及びx線ct装置のデータ処理方法 - Google Patents

X線ct装置及びx線ct装置のデータ処理方法 Download PDF

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本発明の実施形態は、X線コンピュータ断層撮影装置(以下、X線CT装置と呼ぶ)に係り、多チャンネル型のX線検出器の故障による誤診確率の低減を図ったX線CT装置及びX線CT装置のデータ処理方法に関する。
従来のX線CT装置は、X線管から被検体へX線を照射するとともに、被検体を透過したX線をX線検出器で検出することにより、被検体の投影データを得るようにしている。X線CT装置では、投影データに基づいて被検体内の画像を再構成する。
一方、X線検出器は、多列化、多チャンネル化が進んでおり、検出器を構成する検出素子の数が増加するため、検出素子の不良等により故障が生じる確率が高くなる。検出素子の故障が発生した場合、CT値の異常が発生し、再構成された断層画像も異常となり、例えば、情報の欠損部分が白い輪となってリングアーチファクトとして影響する。
X線検出器が故障した場合、故障検出素子のデータを周辺の検出素子のデータから補間したデータに置換(チャンネル置換)することで、見かけ上、素子の故障を回避する対処法が用いられている。或いは特許文献1に示すように、X線検出素子が故障検出素子を含むとき、故障検出素子を含む列を除いた残りの列によりデータを収集するようにしたものもある。
しかしながら、チャンネル置換を行う場合は、問題発生後に不良箇所を認識し、その後、故障した検出素子を特定する必要がある。このため、システムダウンや、リングアーチファクトの発生、CT値異常等、による画像診断時の誤診となる要因となってしまう。
またX線CT装置において、X線はX線検出器及びデータ収集部を経て検出されるが、X線の検出感度は、X線の光への変換特性、光から電気への光電変換特性、電気信号の増幅精度等によって決定される。しかしながら、これらの特性等は温度などの周囲環境や経時変化によってチャンネル毎に変動することがある。このため、チャンネル毎に感度特性の変化の影響を取り除くための補正が施される。
この感度特性の変化は、温度などの周囲環境や経時変化によって生ずるので、X線の検出感度の補正は定期的に行われ、感度特性の変化に応じた補正データを作成する必要がある。補正データは、キャリブレーションデータと呼ばれ、一般的にファントム(疑似模型)をスキャンして得たデータをもとに生成される。
しかしながら、キャリブレーションデータを収集するときに、X線検出器に不良チャンネルがあると、本スキャン時にCT値異常や、リングが発生してしまう可能性がある。
特開2004−49303号公報
発明が解決しようとする課題は、X線検出器の故障に対処し、自動的に故障チャンネルを特定してデータ置換を行うX線CT装置を提供することにある。
実施形態に係るX線CT装置は、被検体にX線を曝射するX線管と、前記X線管と対向配置した多チャンネル型のX線検出器とを含む撮影部と、前記撮影部によって疑似模型を撮影してキャリブレーションデータを生成する際に、前記X線検出器のチャンネル方向の出力値を予め設定した閾値と比較し、前記閾値を超える出力値を呈するチャンネルを故障チャンネルと判定する故障チャンネル判定部と、前記疑似模型を撮影して得た前記X線検出器の出力データを収集して、キャリブレーションデータを生成し、前記故障チャンネルに隣接する複数チャンネルのキャリブレーションデータに基づいて前記故障チャンネルのキャリブレーションデータを生成し、かつ、前記撮影部によって被検体を撮影したときの、前記X線検出器の出力データを処理し、前記故障チャンネルに隣接する複数チャンネルの出力データに基づいて前記故障チャンネルの出力データを生成し、この生成した出力データを前記故障チャンネルのキャリブレーションデータにより補正するデータ処理部と、を具備する。
一実施形態に係るX線CT装置の構成を示すブロック図。 一実施形態におけるX線管とX線検出器の関係を概略的に示す斜視図。 一実施形態における故障チャンネル判定部の動作説明図。 一実施形態における人体を対象とした組織毎のCT値を示す説明図。 一実施形態における故障チャンネルに対するデータの置換処理の動作を示す説明図。 一実施形態におけるキャリブレーションデータの作成動作を示すフローチャート。
以下、実施形態に係るX線CT装置について図面を参照して詳細に説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付す。
(第1の実施形態)
図1は、一実施形態に係るX線CT装置の構成を示すブロック図である。X線CT装置100は、架台10とコンピュータシステム20から構成される。架台10は、被検体Pに関する投影データを収集するもので、回転フレーム11、X線管12、X線検出器13、データ収集部14、非接触型のデータ伝送装置15、スリップリング16、架台駆動部17を含む。
回転フレーム11は、回転駆動するリングであり、X線管12とX線検出器13を搭載している。この回転フレーム11の中央部分は開口しており、開口部に、寝台(図示せず)の天板18に載置された被検体Pが挿入される。
X線管12は、X線を発生する真空管であり、X線管12には、X線の曝射に必要な電力(管電流、管電圧)が高電圧発生部28(後述)からスリップリング16を介して供給される。X線管12は、供給された高電圧により電子を加速させターゲットに衝突させることで、有効視野領域内に載置された被検体Pに対してX線を曝射する。
X線検出器13は、被検体Pを透過したX線を検出するものであり、X線管12に対向して回転フレーム11に取り付けられている。X線検出器13は、例えばマルチスライスタイプの検出器であり、シンチレータとフォトダイオードを組み合わせて構成した複数の検出素子が、二次元的に配列されている。X線管12とX線検出器13は撮影部を構成する。
データ収集部14は、DAS(Data Acquisition System) と呼ばれ、X線検出器13からチャンネルごとに出力される信号を電圧信号に変換し、増幅し、さらにデジタル信号に変換する。このデジタルデータは、非接触型のデータ伝送装置15を介してコンピュータシステム20に送られる。
架台駆動部17は、回転フレーム11を回転駆動する。回転フレーム11の回転駆動により、X線管12とX線検出器13とが対向しながら、被検体Pの体軸をほぼ中心として回転することになる。この回転と同時に天板18を被検体Pの対軸方向に沿うように移動させれば、螺旋状に被検体をスキャンする所謂ヘリカルスキャンが可能となる。
コンピュータシステム20は、前処理部21、システム制御部22、記憶部23、再構成処理部24、データ処理部25、表示部26、入力部27、高電圧発生部28、故障チャンネル判定部29、補助記憶部30を含む。また、バスライン201とネットワークインターフェース31を含む。
前処理部21は、データ収集部14からの生データを、非接触データ伝送装置15を介して受け取り、感度補正やX線強度補正を行う。システム制御部22は、バスライン201に接続され、X線CT装置100の全体的な制御を行い、スキャン処理、信号処理、画像生成処理、画像表示処理等を行う。
前処理部21によって各種の補正を受けた生データは、「投影データ」と呼ばれ、バスライン201を介して記憶部23に一旦記憶される。再構成処理部24は、複数種類の再構成法を装備し、操作者によって選択された再構成法により画像データを再構成する。
データ処理部25は、再構成処理部24によって生成された再構成画像データに対して、ウィンドウ変換、RGB処理等の表示のための画像処理を行い、表示部26に出力する。また、データ処理部25は、オペレータの指示に基づき、任意断面の断層像、任意方向からの投影像、3次元画像等の生成を行い、表示部26に出力する。また記憶部23は、生データのほかに、再構成処理した断層像データ等の画像データを記憶する。
表示部26は、データ処理部25から入力したコンピュータ断層画像等のCT画像を表示する。入力部27は、キーボードや各種スイッチ、マウス等を備え、オペレータによってスライス厚やスライス数等の各種スキャン条件等を入力するものである。高電圧発生部28は、スリップリング16を介して、X線の曝射に必要な電力をX線管12に供給する。
故障チャンネル判定部29は、X線検出器13の出力特性をチェックし、不良の検出素子の特定を行う。不良検出素子は、周りの検出素子の出力特性に比べて極端に出力値が低いか高くなっているので、そのような異常な出力値に閾値を設定して不良検出素子を判定する。また補助記憶部30は、キャリブレーションデータを記憶するものである。
さらにシステム制御部22は、スキャン処理において、入力されたスライス厚等のスキャン条件に基づいて、高電圧発生部28、架台駆動部17、及び天板18の体軸方向への送り量、送り速度、X線管12とX線検出器13の回転速度、回転ピッチ、及びX線の曝射タイミング等を制御する。したがって被検体の所望の撮影領域に対して多方向からX線コーンビーム又はX線ファンビームを曝射させ、X線CT画像のデータ収集(スキャン)処理を行うことができる。スキャンの例としては、1回転のコンベンショナルスキャンや、ヘリカルスキャン等がある。
図2は、X線管12とX線検出器13を示している。X線管12とX線検出器13は、被検体Pを挟むようにして回転フレーム11に対向して配置されている。X線検出器13は、スライス方向及びチャンネル方向に複数(n×m個)の検出器モジュールを配置して成り、円弧状をなしている。スライス方向は、被検体の体軸方向に略平行である。チャンネル方向は、被検体の体軸方向に略直交する。
X線検出器13の検出器モジュールは、それぞれシンチレータアレイ、フォトダイオードアレイから成る複数の検出素子を含み、複数の検出器モジュールは、チャンネル方向とスライス方向の2方向にマトリクス状に配列されている。尚、複数の検出器モジュールは、X線管12の焦点を中心とした円弧に沿って配列される。
また、X線管12とX線検出器13との複数のペアを回転フレーム11に搭載した多管球型のX線CT装置もあり、本実施形態では、単管球型のX線CT装置或いは多管球型のX線CT装置であっても適用可能である。以下の説明では、単管球型として説明する。
上述したように、X線検出器13は複数の検出器モジュールがチャンネル方向とスライス方向とに2次元状に配列され、各モジュールは複数のX線検出素子を含んでいる。以下の説明では、1つのX線検出素子が1つのチャンネルを構成するものとして説明するが、それに限らず、隣接する複数個のX線検出素子で1つのチャンネルを構成するものであってもよい。
X線検出器13を多列化、多チャンネル化した場合、X線検出器13を構成する検出素子の数が増加するため、検出素子の不良等により故障が生じる確率が高くなる。検出素子の故障が発生した場合、CT値の異常が発生し、再構成された断層画像も異常が発生し、診断に支障をきたす。
本実施形態は、検出素子の故障が発生した場合、故障チャンネルを判定し、故障チャンネルのデータを、隣接する複数チャンネルのデータから求めた置換データに置換してCT値の異常を低減することにある。
図3は、故障チャンネル判定部29の動作説明図である。図3において、横軸は或る列のX線検出素子のチャンネル方向を示し、縦軸は各チャンネルの検出素子で検出した出力値(CT値)の一例を示す。故障チャンネルを判定する場合、キャリブレーション時やウォーミングアップスキャン時に、ファントム(疑似模型)をスキャンして、X線検出器13の出力特性をチェックし、各チャンネルの出力プロファイルAを生成する。出力プロファイルAは、オブジェクトとして同じサイズで同じ種類のファントムを撮影した場合、或る程度一定の出力プロファイルが得られる。
図4は、人体を対象とした組織毎のCT値を示す。例えば水のCT値はゼロであり、空気のCT値は−1000である。また骨のCT値は+1000である。したがって、特定のCT値(例えば空気や水)に相当するファントムを用意し、このファントムを撮影した場合は、ほぼ一定の出力プロファイルAが得られる。
一方、X線検出素子が故障している場合は、一定の出力プロファイルで示される出力値と異なる出力値を呈する。そこで、図3に示す出力プロファイルAに対して上限及び下限の閾値B1,B2を設定し、閾値B1,B2を超える出力値がある場合は、その出力値を呈する検出素子が故障しているものと判定する。上限及び下限の閾値B1,B2の設定は、経験則等によって設定する。或いは検査者が任意に設定する。こうして故障した検出素子の特定を自動で判定することができる。
またデータ処理部25は、故障チャンネル判定部29で故障として判定したチャンネルのデータを、他のデータ(置換データ)に置換する。この置換処理としては、例えば、故障有りと判定された故障チャンネルのデータを、故障チャンネルに隣接する周囲の複数チャンネルのデータから求めた置換データに置換する。
例えば図3に示すように、閾値B2を超える出力値を呈するチャンネルをc0としたとき、その前後に隣接するチャンネルc1とc2の出力値をもとに補間処理を行い、例えばチャンネルc1とc2の出力値の平均値c0’を算出して、故障有りとして判定された故障チャンネルc0のデータを、データc0’に置換する。またどのチャンネルが故障かを示す情報を補助記憶部30に記憶する。
図5は、置換処理の動作を説明する図であり、チャンネル方向及びスライス方向に2次元的に配置した検出素子を示し、故障チャンネル(黒く塗りつぶしたチャンネルn24)を中心としてチャンネル方向に隣接するチャンネル(n23とn25)の出力値をもとに補間処理を行い、置換データを求める例を示している。置換データの算出方法は、図3で示したように、例えば隣接するチャンネルc1とc2の出力値の平均値c0’を算出して置換データとする。
尚、故障チャンネルを中心として、チャンネル方向とスライス方向の2方向に関して周囲の複数チャンネルのデータから平均値を算出して置換データを求めてもよい。
またX線の検出感度は、温度などの周囲環境や経時変化によって生ずるので、定期的にその感度特性の変化に応じて補正データ(キャリブレーションデータ)を作成し、キャリブレーションデータを補助記憶部30に記憶する。キャリブレーションデータの収集は、ファントムを用いて行われ、収集したデータをもとに感度特性の変化に応じた補正データを作成する。
補助記憶部30は、例えば図5と同様に、X線検出器13の各検出素子と同じチャンネル方向及びスライス方向に2次元的にキャリブレーションファイルを配置し、各ファイルにチャンネル毎の補正データを記憶する。また故障チャンネルがある場合は、隣接する複数のチャンネルの補正データを用いてその平均値を求め、故障チャンネルに対応するファイルに、補正データを記憶する。
したがって、ファントムに代えて実際の患者(被検体P)を撮影する場合は、故障チャンネル判定部29によって既に故障チャンネルが判明しているので、故障チャネルについては、チャンネル方向に隣接する周囲の複数のチャンネルのデータから置換データを算出して置換し、かつ補助記憶部30から対応する故障チャンネルの補正値(キャリブレーションデータ)を読み出して、補正すればよい。
図6は、キャリブレーションデータの作成動作を示すフローチャートである。図6において、ステップS0は開始ステップであり、ステップS1ではファントムを用いてキャリブレーションデータの収集が開始される。ステップS2では、故障チャンネルのチェックを行う。即ち、図3で示したようにプロファイルAに対して閾値B1,B2を設定して故障チャンネルの有無を判定する。
ステップS3では、X線検出素子が正常か否かを判断し、正常であればステップS4において、正常値をもとにキャリブレーションデータを作成して記憶する。ステップS3で異常値、つまり故障チャンネルがあると判断した場合は、ステップS5で周囲の正常チャンネルのデータを用いて補間する(チャンネル補間)。ステップS4では、補間したデータをもとに故障チャンネルのキャリブレーションデータを作成して記憶し、ステップS6で終了する。
こうして、第1の実施形態では、実際の検査前に行われるキャリブレーションデータの収集時や、ウォームアップスキャン時にX線検出器の出力特性をチェックして、故障チャンネルを特定することができる。したがって、実際の患者の検査において、故障チャンネルがある場合は、その周りのチャンネルのデータから置換データを算出して置き換えることができる。また経時変化や周囲環境に対しては、キャリブレーションデータを用いて補正することができ、故障チャンネルについても周りのチャンネルの補正データから得たキャリブレーションデータをもとに補正することができる。
以上述べたように本発明の実施形態によれば、特定チャンネルが故障や異常になっても、臨床上問題となることを避けることができる。またチャンネル故障時に意図せずキャリブレーションデータ収集が行われても、臨床検査でCT値の異常を生じることもない。
尚、以上の実施形態において、ネットワークインターフェース31は、ネットワークNWを介して、外部の端末装置(PC32等)と通信を行うようにしても良い。この場合、X線検出器13において故障のチャンネルが判別されたときにPC32に対して故障及び故障箇所を通知することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を述べたが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…X線画像診断装置
10…架台
11…回転フレーム
12…X線管
13…X線検出器
14…データ収集部
15…データ伝送装置
20…コンピュータシステム
21…前処理部
22…システム制御部
23…記憶部
24…再構成処理部
25…データ処理部
26…表示部
27…入力部
28…高電圧発生部
29…故障チャンネル判定部
30…補助記憶部

Claims (8)

  1. 被検体にX線を曝射するX線管と、前記X線管と対向配置した多チャンネル型のX線検出器とを含む撮影部と、
    前記撮影部によって疑似模型を撮影してキャリブレーションデータを生成する際に、前記X線検出器のチャンネル方向の出力値を予め設定した閾値と比較し、前記閾値を超える出力値を呈するチャンネルを故障チャンネルと判定する故障チャンネル判定部と、
    前記疑似模型を撮影して得た前記X線検出器の出力データを収集して、キャリブレーションデータを生成し、前記故障チャンネルに隣接する複数チャンネルのキャリブレーションデータに基づいて前記故障チャンネルのキャリブレーションデータを生成し、かつ、前記撮影部によって被検体を撮影したときの、前記X線検出器の出力データを処理し、前記故障チャンネルに隣接する複数チャンネルの出力データに基づいて前記故障チャンネルの出力データを生成し、この生成した出力データを前記故障チャンネルのキャリブレーションデータにより補正するデータ処理部と、
    を具備するX線CT装置。
  2. 前記故障チャンネル判定部で判定した故障チャンネルを記憶する記憶部を備えた請求項1記載のX線CT装置。
  3. 前記故障チャンネル判定部は、前記疑似模型として特定のCT値を有するファントムを撮影して得た前記X線検出器の出力データをもとに故障チャンネルを判定する請求項1記載のX線CT装置。
  4. 前記データ処理部は、前記故障チャンネルに隣接する周囲の複数チャンネルのキャリブレーションデータを補間して前記故障チャンネルのキャリブレーションデータを生成する請求項1記載のX線CT装置。
  5. 被検体にX線を曝射するX線管と、前記X線管と対向配置した多チャンネル型のX線検出器とを含む撮影部によって疑似模型を撮影してキャリブレーションデータを生成する際に、前記X線検出器のチャンネル方向の出力値を予め設定した閾値と比較し、前記閾値を超える出力値を呈するチャンネルを故障チャンネルと判定し、
    前記疑似模型を撮影して得た前記X線検出器の出力データを収集して、キャリブレーションデータを生成し、
    前記故障チャンネルに隣接する複数チャンネルのキャリブレーションデータに基づいて前記故障チャンネルのキャリブレーションデータを生成し、
    前記撮影部によって被検体を撮影したときの、前記X線検出器の出力データを処理し、前記故障チャンネルに隣接する複数チャンネルの出力データに基づいて前記故障チャンネルの出力データを生成し、この生成した出力データを前記故障チャンネルのキャリブレーションデータにより補正するX線CT装置のデータ処理方法。
  6. 前記故障チャンネルが判定された場合は、前記故障チャンネルを記憶部に記憶する請求項5記載のX線CT装置のデータ処理方法。
  7. 前記故障チャンネルの判定は、前記疑似模型として特定のCT値を有するファントムを撮影して得た前記X線検出器の出力データを用いて行う請求項5記載のX線CT装置のデータ処理方法。
  8. 前記故障チャンネルが判定された場合は、前記故障チャンネルに隣接する周囲の複数チャンネルのキャリブレーションデータを補間して前記故障チャンネルのキャリブレーションデータを生成する請求項5記載のX線CT装置のデータ処理方法。
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