JP6053097B2 - 機器操作システム、機器操作装置、サーバ、機器操作方法およびプログラム - Google Patents
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Description
その一方で、例えば洗濯や料理の作業を中断することなく他の家電機器を操作したいという要望がある。しかし、リモートコントローラによる遠隔操作では、リモートコントローラを操作するために作業を中断する必要がある。
そこで、機器を遠隔操作する音声認識システムとして以下のものが知られている。つまり、この音声認識システムにおいては、発話音声データから抽出された音声特徴量を携帯電話器から通信ネットワークを介して音声認識機能を備えた認証・認識サーバに送信する。認証・認識サーバは、受信した音声特徴量に基づいて発話音声データの音声内容を認識する。そして、認証・認識サーバは、認識した音声内容が被制御機器に対する指示音声であった場合、その指示音声内容を認識し、対応する制御信号を通信ネットワークを介して被制御機器に送信するというものである(例えば、特許文献1参照)。
図1は、本発明における第1の実施形態としての機器操作システムの構成例を示している。この図に示す機器操作システムは、家屋1におけるエアコンディショナ100−1、テレビジョン受像機100−2、機器操作装置200−1、200−2およびルータ300を備える。また、機器操作システムは、音声解析サーバ(生体情報解析サーバ)400を備える。
なお、以降において、エアコンディショナ100−1とテレビジョン受像機100−2とについて特に区別しない場合には、機器100と記載する。
なお、以降において、機器操作装置200−1と200−2とで特に区別しない場合には、機器操作装置200と記載する。
ここで、家屋1のユーザ2は、エアコンディショナ100−1の温度を28度に変更したいと思っているものとする。そこで、ユーザ2は、例えば「28度。」と声を発する。
機器操作装置200−1と200−2は、周囲音を収音するマイクロフォンを備えている。上記のようにユーザ2から発せられた発話音声(生体情報)は、機器操作装置200−1と200−2のうち、ユーザ2の近くに位置している側が備えるマイクロフォンにより収音される。あるいは、機器操作装置200−1と200−2とユーザ2の距離に大きな差が無いような場合には、機器操作装置200−1と200−2の両方のマイクロフォンにより発話音声が収音される。
音声解析サーバ400は、判定したコマンド内容に応じたコマンドコードを生成し、このコマンドコードを、同じく判定した操作対象機器に接続される機器操作装置200を送信先として指定して送信する。具体的に、この場合の音声解析サーバ400は、設定温度を28度とすることを指示するコマンドコードを、エアコンディショナ100−1に接続された機器操作装置200−1を送信先として指定して送信する。
本実施形態では、このように、ユーザが音声を発して指示を行うことにより機器100を遠隔操作することができる。本実施形態において、機器操作装置200は、家屋1において対応の機器100とともに固定的に配置された状態でユーザの発話音声を収音する。つまり、ユーザ2は、家屋1において操作のための音声を単に発話すればよく、携帯電話を改めて持つようなことをしなくともよい。これにより、ユーザ2は、エアコンディショナ100−1を操作するにあたり、それまでに行っていた作業を中断する必要が無い。
マイクロフォン210が収音した音声には、発話音声以外の周囲音も含まれている。発話音声成分抽出部221は、マイクロフォン210により収音された音声信号から発話音声を抽出する。この抽出にあたって、発話音声成分抽出部221は、例えば発話音声に特有の周波数特性の情報などを利用して音声信号をフィルタリングする。
形式変換部222は、抽出された発話音声成分の音声信号について、例えば圧縮符号化などを施して所定形式の音声データに変換する。
メタデータ記憶部223は、例えば機器操作装置200を識別するための機器操作操装置IDや、機器操作装置200が配置されている家屋や部屋に対応するグループIDなどをはじめとする所定のメタデータを記憶する。
音声情報データ生成部224は、形式変換部222による変換後の音声データに対してメタデータ記憶部223から読み出したメタデータを付加することにより、音声情報データを生成する。
上記のような不具合回避のために、重複受信対応処理部410は、複数の機器操作装置200から同じ発話音声の音声情報データを受信した場合に、1つの音声情報データのみを遠隔操作に利用すべきものとして選別する。
このために、重複受信対応処理部410は、今回受信された音声情報データ(生体情報データ)と、過去の一定時間内に通信部470により受信された音声情報データを比較した結果が一致している場合、今回受信された音声情報データを破棄する。
機種IDは、対応付けされた機器IDの機器100についての機種を一意に特定する識別子である。
機器操作装置IDは、対応付けされた機器IDの機器100に接続される機器操作装置200を一意に識別する識別子である。
機器操作装置アドレスは、ネットワーク上で機器操作装置200に割り当てられたアドレス(IPアドレス)を示す。
サブグループIDは、対応付けされた機器IDの機器100が属するサブグループを一意に識別する識別子である。なお、サブグループは、例えば、家屋(あるいは家族)における部屋ごとに対応する。つまり、同じサブグループIDに対応付けられる機器IDの機器100は、同じ部屋に設置されていることを示す。
次に、コマンド判定部430は、認識した機種IDと、受信した音声情報データのメタデータに含まれていた機器操作装置IDを含むレコードを機器管理情報450から検索し、このレコードにおける機器IDを操作対象機器として認識する。具体的に、この場合のコマンド判定部430は、エアコンディショナ100−1の機器IDを認識する。
コマンド判定部430は、このように認識したコマンド内容と機器IDを判定結果とする。
発話音声成分抽出部221は、マイクロフォン210から入力される音声信号から発話音声成分を抽出するための処理を実行しながら、発話音声成分が抽出されるのを待機している(ステップS101−NO)。そして、発話音声成分が抽出されると(ステップS101−YES)、形式変換部222は、抽出された発話音声成分の音声信号を所定形式の音声データに変換する(ステップS102)。
次に、音声情報データ生成部224は、ステップS102による変換後の音声データにメタデータを付加するなどして音声情報データを生成し(ステップS103)、この生成した音声情報データを通信部230により音声解析サーバ400へ送信させる(ステップS104)。
この変形例では、ユーザ2は、遠隔操作のための音声を発する前のタイミングで、操作開始を予告する操作開始予告情報を機器操作装置200に入力する。具体例として、ユーザ2は、操作開始情報の入力として、手を叩いて音を出すようにする。機器操作装置200のマイクロフォン210はこの手を叩いた音を入力する。発話音声成分抽出部221は、発話音声に加えて、この手を叩いた音の成分についても抽出する。
これに対して、一定時間が経過するまでの間に発話音声が抽出された場合は(ステップS203−YES)、ステップS204からS206の処理が実行される。ステップS204からS206の処理は、図6のステップS102からS104と同様である。
そこで、変形例におけるユーザ2は、遠隔操作のための行為として、まず操作開始予告のために手を叩き、それから一定時間後に操作のための発話音声を発するようにする。図7の処理によれば、音声情報処理部220は、操作開始予告として手を叩いてから一定時間後に発せられた発話音声のみを、音声情報データとして生成して音声解析サーバ400に送信することができる。これにより、操作目的以外で発せられた発話音声を音声情報データであると誤認して遠隔操作のための処理を実行してしまう可能性が低くなる。なお、操作開始予告として、手を叩く以外に、例えば、チャイムやベルなどを鳴らすようにしてもよい。また、特定の機器にある特定のボタンを押すもしくは、特定の言葉、例えば「操作開始」等の発言を操作開始予告としてもよい。
そして、重複受信対応処理部410は、ステップS302による比較結果に基づき、今回の音声情報データと過去の一定時間以内に受信された音声情報データとで一致したものがあるか否かについて判定する(ステップS303)。
する(ステップS303)。
これに対して、一致したものがないと判定した場合(ステップS303−NO)、解析部420は、今回受信した音声情報データを解析する(ステップS304)。この解析の結果に基づき、解析部420は、音声情報データに含まれる音声データについて、発話音声であるか否かを判定する(ステップS305)。発話音声ではないと判定した場合(ステップS305−NO)、解析部420は、今回受信された音声情報データを破棄する(ステップS315)。
なお、コマンド判定部430は、発話音声であると判定した場合に(ステップS305−YES)、その発話音声の内容を認識する。また、解析部420は、解析の結果として、音声情報データに含まれるメタデータの内容を認識する。
ただし、ユーザが操作とは関係の無い内容を発話して、この発話音声の音声情報データが送信されたような場合には、機器管理情報450から音声情報データの発話音声に該当するコマンドセットを検索することができない。このような場合のあることに応じて、コマンド判定部430は、判定結果として、認識された発話音声内容に対応するコマンドセットがコマンド管理情報460から検索されたか否かについて判定する(ステップS307)。
一方、コマンドセットが検索された場合(ステップS307−YES)、コマンド判定部430は、操作対象機器として判定した機器100が、音声情報データ送信元の機器操作装置200が設置された家屋1に存在するか否かについて判定する(ステップS308)。
このために、コマンド判定部430は、ステップS306により判定した操作対象機器の機器IDを含む機器管理情報450のレコードにおけるメイングループIDが、受信した音声情報データのメタデータに含まれていたメイングループIDと一致しているか否かを判定する。メイングループIDは、家屋に対応するので、メイングループIDが一致していれば、音声情報データ送信元の家屋に存在していることになる。
操作対象機器が存在していないと判定した場合(ステップS308−NO)、コマンド判定部430は、今回受信した音声情報データを廃棄する(ステップS315)。
これを聴いたユーザは、例えば選択した操作対象機器の名称を音声で発する。機器操作装置200は、この発話音声を含む選択通知を生成し、音声解析サーバ400に対して送信する。音声解析サーバ400において、この選択通知は、重複受信対応処理部410、解析部420を介してコマンド判定部430に受け渡される。コマンド判定部430は、この選択通知が示す操作対象機器を最終的な判定結果とする(ステップS314)。
判定されたコマンド内容が複数であった場合(ステップS310−NO)、コマンド判定部430は、コマンド内容を1つに絞り込むための候補提示情報を生成し、この候補提示情報を、音声情報データ送信元の機器操作装置200に対して送信する(ステップS313)。この後、コマンド判定部430は、候補提示情報の送信に応じて機器操作装置200から返送された選択通知が示す操作対象機器を最終的な判定結果とする(ステップS314)。なお、ステップS306により判定されたコマンド内容が1つのみであると判定された場合には、コマンド判定部430により、最終的に各1つのコマンド内容と操作対象機器が判定されている。
図9を参照して第2の実施形態の遠隔操作例について説明する。
図9に示す家屋1においては、2つの部屋R1とR2が示される。部屋R1には、ユーザ2が存在し、また、エアコンディショナ100−1と、このエアコンディショナ100−1と接続された機器操作装置200−1が設置される。また、部屋R2には、エアコンディショナ100−3と、このエアコンディショナ100−3と接続された機器操作装置200−3が設置される。部屋R2においてユーザは不在である。なお、第2の実施形態において、機器操作装置200と音声解析サーバ400の構成は、それぞれ、図2、図3と同様でよい。
また、コマンド生成部440は、エアコンディショナ100−3の電源をオフとするためのコマンドコードを生成し、機器操作装置200−2に送信する。
これにより、部屋R1におけるエアコンディショナ100−1の設定温度が所定値低くなるように変更され、部屋R2におけるエアコンディショナ100−3は、電源をオンからオフに切り替えて動作を停止する。
図10において、家屋601には、6つの機器A、B、C、D、E、Fが設置されている。この家屋601において、部屋611−1には2つの機器A、Bが設置され、部屋611−2には2つの機器C、Dが設置される。また、機器E、Fは、例えば設置場所が特定できない携帯機器である。
また、家屋602には、6つの機器G、H、I、J、K、Lが設置されている。この家屋602において、部屋621−1には2つの機器G、Hが設置され、部屋621−2には2つの機器I、Jが設置される。また、機器K、Lは、例えば設置場所が特定できない携帯機器である。
メイングループ1において、部屋611−1にはサブグループ1が割り当てられ、部屋611−2にはサブグループ2が割り当てられる。したがって、サブグループ1には、機器A、Bが対応付けられ、サブグループ2には機器C、Dが対応付けられる。
また、メイングループ2において、部屋621−1にはサブグループ4が割り当てられ、部屋621−2にはサブグループ5が割り当てられる。したがって、サブグループ4には、機器C、Dが対応付けられ、サブグループ5には機器I、Jが対応付けられる。
図10の例では、メイングループ1とメイングループ2に付与されたメイングループIDについて、それぞれ、「MG1」、「MG2」と表している。また、メイングループ1におけるサブグループ1、2、3に付与されたサブグループIDについては、それぞれ、「SG11」、「SG12」、「SG13」と表している。また、メイングループ2におけるサブグループ3、4、5に付与されたサブグループIDについては、それぞれ「SG14」、「SG15」、「SG16」と表している。
また、機器A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K、Lの機器IDについては、それぞれ、「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、「F」、「G」、「H」、「I」、「J」、「K」、「L」と表している。
図4の機器管理情報450に例示した内容には、この図10に示すグループ設定が反映されている。
また、図9により説明したようにユーザ2が音声を発したのに応じて、コマンド判定部430は、音声情報データのメタデータに含まれる機器操作装置IDを含むレコードを機器管理情報450から抽出する。この抽出されたレコードにおける機器IDとサブグループIDにより、操作対象機器がエアコンディショナ100−1であり、その設置された部屋が部屋R1であることが認識される。
また、コマンド生成部440は、エアコンディショナ100−3の電源をオフとするためのコマンドコードを生成し、機器操作装置200−2に送信する。
これにより、部屋R1におけるエアコンディショナ100−1は設定温度を低く設定するように動作し、部屋R2におけるエアコンディショナ100−3は、電源をオンからオフに切り替えて動作を停止する。
図11を参照して第3の実施形態の遠隔操作例について説明する。なお、第3の実施形態における機器操作装置200と音声解析サーバ400の構成は、それぞれ、図2、図3と同様でよい。
図11に示す家屋1においては、エアコンディショナ100−1と、このエアコンディショナ100−1に接続された機器操作装置200−1が設置される。また、エアコンディショナ100−1が設置されるのと同じ部屋において、ヒーター100−4と、このヒーター100−4に接続された機器操作装置200−4が設置される。つまり、家屋1には、同じ部屋において2種類の暖房機器が設置されている。
ここで、ヒーター100−4は急速に部屋を温めることはできるが消費電力が高いという特徴がある。一方、エアコンディショナ100−1は、ヒーター100−4ほど急速に部屋を暖めることはできないが、消費電力は低いという特徴がある。
このように、第3の実施形態においては、例えば「この部屋は寒い」という発話音声に基づいて、複数の機器100を異なる時系列で遠隔操作することができる。
続いて、第4の実施形態について説明する。
図12は、第4の実施形態としての機器操作システムの構成例を示している。なお、この図において図2と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図12に示す機器操作システムは、図2の機器操作装置200と音声解析サーバ400に代えて、機器操作装置200Aとジェスチャ解析サーバ(生体情報解析サーバ)400Aを備える。
機器操作装置200Aは、マイクロフォン210に代えて撮像部250を備える。また、音声情報処理部220に代えて、ジェスチャ情報処理部260を備える。
ジェスチャ情報処理部260は、被写体抽出部261、ジェスチャ情報データ生成部262およびメタデータ記憶部263を備える。
具体例として、手を右に振るジェスチャは、テレビジョン受像機100−2のチャンネル番号を1つ増加させるようにチャンネル切り替えを行うことを指示する操作であると定められている。一方、手を左に振るジェスチャは、テレビジョン受像機100−2のチャンネル番号を1つ減少させるようにチャンネル切り替えを行うことを指示する操作であると定められている。
次に、ジェスチャ情報処理部260において、被写体抽出部261は、撮像部250により撮像された画像データからジェスチャを行っているユーザとしての被写体の画像部分を検出し、この画像部分を抽出する。次に、ジェスチャ情報データ生成部262は、抽出した画像部分のデータに対して、メタデータ記憶部263が記憶する所定のメタデータを付加してジェスチャ情報データを生成し、この生成したジェスチャ情報データをジェスチャ解析サーバ400Aに送信する。
コマンド判定部430は、解析部420により認識されたジェスチャ内容とコマンド管理情報460におけるジェスチャ内容とを照合する。これにより、解析部420により認識されたジェスチャ内容に対応するコマンド内容と操作対象機器を認識する。この場合のコマンド判定部430は、操作対象機器がテレビジョン受像機100−2で、コマンド内容はチャンネル番号を1つ増加させるようにチャンネル切り替えを行うというものであると判定する。
機器操作装置200−2は、受信したコマンドコードをテレビジョン受像機100−2に送信する。テレビジョン受像機100−2は、このコマンドコードの受信に応答して、チャンネル番号を1つ増加させるようにチャンネル切り替えを行う。
第4の実施形態の変形例では、ユーザは、ジェスチャ検出装置500を所持してジェスチャを行う。ジェスチャ検出装置500は、ユーザが行うジェスチャに応じた動きを検出し、その検出情報を機器操作装置200Bに送信する。
コマンド判定部430は認識されたジェスチャに基づいてコマンド内容と操作対象機器を判定する。コマンド生成部440は、コマンド判定部430の判定結果にしたがってコマンドコードを生成し、このコマンドコードを操作対象機器に接続された機器操作装置200Bに対して送信させる。
このように第4の実施形態の変形例では、加速度センサを備えるジェスチャ検出装置を利用してユーザがジェスチャを行うことにより、機器100を遠隔操作できる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
100 機器
200、200A、200B 機器操作装置
210 マイクロフォン
220 音声情報処理部
221 発話音声成分抽出部
222 形式変換部
223 メタデータ記憶部
224 音声情報データ生成部
230 通信部
240 機器制御部
400 音声解析サーバ
400A ジェスチャ解析サーバ
410 重複受信対応処理部
420 解析部
430 コマンド判定部
440 コマンド生成部
450 機器管理情報
460 コマンド管理情報
470 通信部
Claims (14)
- 機器操作装置と生体情報解析サーバとを備え、
前記機器操作装置は、
家庭に設置される家庭用電気機械器具である操作対象機器に搭載又は接続され、
自己または他の機器操作装置が制御対象とする前記操作対象機器のいずれかを操作するための発話音声を入力する生体情報入力部と、
入力された発話音声を表す音声信号を含む生体情報データを生成する生体情報処理部と、
前記生体情報データを前記生体情報解析サーバに送信するとともに、前記生体情報解析サーバから送信されたコマンドを受信する第1の通信部と、
受信したコマンドに応答した動作が実行されるように、前記操作対象機器を制御する機器制御部とを備え、
前記生体情報解析サーバは、
前記生体情報データを受信するとともに、前記コマンドを送信する第2の通信部と、
受信した生体情報データに含まれる音声信号を音声解析し、前記発話音声の内容を認識する解析部と、
前記生体情報データを音声解析することにより認識された発話音声の内容に基づいて、コマンド内容と前記操作対象機器を判定するコマンド判定部と、
判定されたコマンド内容に応じた前記コマンドを生成し、生成した前記コマンドを、判定された前記操作対象機器を制御対象とする前記機器操作装置に対して前記第2の通信部により送信させるコマンド生成部とを備える、
ことを特徴とする機器操作システム。 - 前記解析部は、発話音声の内容として、温度を示す内容を認識し、
前記コマンド判定部は、前記温度を示す内容が認識された場合に、温度調整機能を有する前記操作対象機器を判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の機器操作システム。 - 前記機器操作装置は、第1の前記操作対象機器に搭載又は接続され、
生体情報処理部は、前記家庭用電気機械器具が設置されている場所を特定する情報を含む生体情報データを生成し、
前記コマンド判定部は、前記場所を特定する情報に基づいて、前記第1の操作対象機器とは異なる第2の前記操作対象機器を判定し、
前記コマンド生成部は、生成した前記コマンドを、前記第2の操作対象機器を制御対象とする前記機器操作装置に対して前記第2の通信部により送信させる、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の機器操作システム。 - 前記生体情報解析サーバは、
今回受信された生体情報データと、過去の一定時間内に前記第2の通信部により受信された生体情報データを比較した結果が一致している場合、前記今回受信された生体情報データを破棄する重複受信対応処理部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の機器操作システム。 - 前記生体情報解析サーバは、
前記操作対象機器と当該操作対象機器を制御対象とする機器操作装置について、前記操作対象機器と前記機器操作装置が設置される部屋に対応させたグループごとに区分して管理するグループ管理情報をさらに備え、
前記コマンド判定部は、部屋を指定して前記操作対象機器を操作する内容の生体情報データであることが解析された場合に、前記グループ管理情報を参照して、指定された部屋における前記操作対象機器を操作するためのコマンド内容を判定する、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の機器操作システム。 - 前記生体情報処理部は、
予め定められた所定の操作開始予告信号を入力した後における一定時間内に入力した発話音声に基づいて前記生体情報データを生成する、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の機器操作システム。 - 前記コマンド判定部は、
前記発話音声の内容に基づいて、2種類以上の前記操作対象機器と、これらの前記操作対象機器が連係して所定の動作を行うためのコマンド内容を判定する、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の機器操作システム。 - 前記生体情報入力部は、ユーザを撮像した画像を入力する撮像部を備え、
前記生体情報処理部は、撮像した画像を含む前記生体情報データを生成することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の機器操作システム。 - 前記生体情報入力部は、ユーザの動きに応じた加速度を検出するための加速度センサの検出信号を受信する受信部を備え、
前記生体情報処理部は、検出信号を含む前記生体情報データを生成する
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の機器操作システム。 - 自己または他の機器操作装置が制御対象とする操作対象機器のいずれかを操作するための生体情報を入力する生体情報入力部と、
入力された発話音声を表す音声信号を含む生体情報データを生成する生体情報処理部と、
前記生体情報データを生体情報解析サーバに送信するとともに、前記生体情報解析サーバから送信されたコマンドを受信する通信部と、
受信したコマンドに応答した動作が実行されるように、前記操作対象機器を制御する機器制御部と、
を備え、
家庭に設置される家庭用電気機械器具である前記操作対象機器に搭載又は接続されることを特徴とする機器操作装置。 - 機器操作装置が入力した発話音声に基づいて生成した生体情報データを前記機器操作装置から受信するとともに、コマンドを送信する通信部と、
受信した生体情報データに含まれる音声信号を音声解析し、前記発話音声の内容を認識する解析部と、
前記生体情報データを音声解析することにより認識された発話音声の内容に基づいて、コマンド内容と操作対象機器を判定するコマンド判定部と、
判定されたコマンド内容に応じた前記コマンドを生成し、生成した前記コマンドを、判定された前記操作対象機器を制御対象とする前記機器操作装置に対して前記通信部により送信させるコマンド生成部と、
を備えることを特徴とするサーバ。 - 家庭に設置される家庭用電気機械器具である操作対象機器に搭載又は接続される機器操作装置と生体情報解析サーバとを備える機器操作システムにおける機器操作方法であって、
前記機器操作装置は、
自己または他の機器操作装置が制御対象とする前記操作対象機器のいずれかを操作するための発話音声を入力する生体情報入力ステップと、
入力された発話音声を表す音声信号を含む生体情報データを生成する生体情報処理ステップと、
前記生体情報データを前記生体情報解析サーバに送信するとともに、前記生体情報解析サーバから送信されたコマンドを受信する第1の通信ステップと、
受信したコマンドに応答した動作が実行されるように、前記操作対象機器を制御する機器制御ステップとを備え、
前記生体情報解析サーバは、
前記生体情報データを受信するとともに、前記コマンドを送信する第2の通信ステップと、
受信した生体情報データに含まれる音声信号を音声解析し、前記発話音声の内容を認識する解析ステップと、
前記生体情報データを音声解析することにより認識された発話音声の内容に基づいて、コマンド内容と前記操作対象機器を判定するコマンド判定ステップと、
判定されたコマンド内容に応じた前記コマンドを生成し、生成した前記コマンドを、判定された前記操作対象機器を制御対象とする前記機器操作装置に対して前記第2の通信ステップにより送信させるコマンド生成ステップとを備える、
ことを特徴とする機器操作方法。 - 家庭に設置される家庭用電気機械器具である操作対象機器に搭載又は接続されるコンピュータに、
自己または他の機器操作装置が制御対象とする前記操作対象機器のいずれかを操作するための発話音声を入力する生体情報入力ステップと、
入力された発話音声を表す音声信号を含む生体情報データを生成する生体情報処理ステップと、
前記生体情報データを生体情報解析サーバに送信するとともに、前記生体情報解析サーバから送信されたコマンドを受信する通信ステップと、
受信したコマンドに応答した動作が実行されるように、前記操作対象機器を制御する機器制御ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
機器操作装置が入力した発話音声に基づいて生成した生体情報データを前記機器操作装置から受信するとともに、コマンドを送信する通信ステップと、
受信した生体情報データに含まれる音声信号を音声解析し、前記発話音声の内容を認識する解析ステップと、
前記生体情報データを音声解析することにより認識された発話音声の内容に基づいて、コマンド内容と操作対象機器を判定するコマンド判定ステップと、
判定されたコマンド内容に応じた前記コマンドを生成し、生成した前記コマンドを、判定された前記操作対象機器を制御対象とする前記機器操作装置に対して前記通信ステップにより送信させるコマンド生成ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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