JP6048646B2 - コンテンツ提供装置およびプログラム - Google Patents
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Description
また、コンテンツの中断位置からの再生に関連して、特許文献1に記載のコンテンツサーバは、格納コンテンツについて、再生装置で再生が中断された中断位置(レジュームポイント)毎に、コンテンツを識別する識別情報と中断位置情報とを含む仮想コンテンツを作成する仮想コンテンツ作成部と、仮想コンテンツ毎に、中断位置情報と再生を実行した装置を示す装置情報とを含むサムネイル情報を作成するサムネイル作成部と、仮想コンテンツのリストを含む表示されたコンテンツリストに基づき、仮想コンテンツの選択要求があった場合、その仮想コンテンツに関するサムネイル情報を表示のために出力するサムネイル出力部とを備える。
これにより、コンテンツサーバにおいて、コンテンツをネットワーク経由で複数の再生装置で再生可能となっている場合でも、多数のコンテンツ、レジュームポイントの中からユーザが望むコンテンツ、レジュームポイントを容易に見つけ出し、再生することを、汎用的なコンテンツ再生装置にて行うことができる。
より具体的には、特許文献1に記載の技術によれば、コンテンツサーバが、コンテンツサーバ自らの格納しているコンテンツを、汎用的なコンテンツ再生装置にて中断位置から再生する機能を備えることができる。一方、特許文献1には、コンテンツを中断位置から再生する当該機能を備えていない汎用的なサーバ装置に置かれているコンテンツを、汎用的なコンテンツ再生装置を用いて中断位置から再生する技術までは示されていなかった。
ここで、特許文献1に示されているコンテンツを中断位置から再生する当該機能を備えたサーバ装置が、汎用的なサーバ装置の提供するコンテンツを、予め自らにコピーしておけば、汎用的なコンテンツ再生装置にて当該コンテンツを中断位置から再生し得る。しかしながら、ユーザが視聴する可能性のある全てのコンテンツを予めコピーしておくことは、一般的には現実的でない。また、ユーザのコンテンツ視聴要求を受けてからコンテンツのコピーを開始したのでは、コンテンツのコピーに時間を要してしまう。
特に、ストリーミングにて提供されるコンテンツの場合、当該コンテンツのコピーに要する時間が長いことが考えられる。従って、ユーザのコンテンツ視聴要求にリアルタイムで応えつつ中断位置から再生可能とするためには、当該コンテンツをコピーせずとも中断位置から再生できる必要があるが、特許文献1にはかかる技術までは示されていなかった。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下では、コンテンツ提供装置が携帯端末装置(携帯電話機またはスマートフォン)である場合を例に説明するが、本発明の実施形態におけるコンテンツ提供装置は携帯端末装置に限定されない。例えばゲートウェイ装置など、コンテンツをストリーミングにて送受信可能な様々な装置をコンテンツ提供装置として用いることができる。
また、以下では、コンテンツ提供装置としての携帯端末装置がテレビ受像機等のクライアント装置にDLNA(Digital Living Network Alliance)の規格に従って通信を行う場合について説明するが、コンテンツ提供装置とクライアント装置との通信規格として、DLNAに限らずコンテンツをストリーミングにて送受信可能な様々な規格を用いることができる。
また、ストリーミングとは、受信側の装置においてコンテンツの受信と同時に再生を行う、コンテンツの送受信方式である。また、ストリーミング送信とは、コンテンツをストリーミングにて送信することであり、ストリーミング受信とは、コンテンツをストリーミングにて受信することである。ストリーミング送信のことをストリーミング配信とも表記する。また、ストリーミングデータとは、ストリーミングにて送受信される形式のデータである。
特に、コンテンツサーバ装置800として汎用的なサーバ装置を用いることができる。特に、後述するコンテンツの中断位置からの再生のために、コンテンツサーバ装置800と携帯端末装置100との通信規格の拡張を行う必要がない。
なお、以下では、コンテンツサーバ装置800と携帯端末装置100とがHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)の規格に従って通信を行う場合を例に説明する。
なお、以下では、DLNAクライアント装置200−1と200−2とを総称して「DLNAクライアント装置200」と表記する。DLNAクライアント装置200は、DLNAクライアント装置200−1のように、単体の装置として構成されていてもよいし、DLNAクライアント装置200−2のように、セットトップボックス200−2−1とテレビ受像機200−2−2の組み合わせなど複数の装置の組み合わせにて構成されていてもよい。
その際、DLNAクライアント装置200が携帯端末装置100を介してコンテンツをストリーミング受信することで、以下に説明するように、DLNAクライアント装置200として汎用的なコンテンツ再生装置を用いながら、ユーザが携帯端末装置100を用いて視聴していたコンテンツを、DLNAクライアント装置200に中断位置から再生させることができる。特に、コンテンツの中断位置からの再生のために、携帯端末装置100とDLNAクライアント装置200との通信規格の拡張を行う必要がない。
なお、図2において、実線の矢印はコンテンツの流れを示し、破線の矢印は制御データの流れを示す。
対クライアント装置通信部112は、DLNAクライアント装置200と通信を行って各種データを送受信する。特に、対クライアント装置通信部112は、携帯端末装置100がDLNAクライアント装置200へコンテンツをストリーミング配信するにあたって、ディジタルメディアサーバ部140が生成するコンテンツ一覧情報を、DLNAクライアント装置200の要求に応じてDLNAクライアント装置200へ送信し、ユーザの選択したコンテンツの送信要求をDLNAクライアント装置200から受信する。そして、対クライアント装置通信部112は、中間サーバ部130がディジタルメディアサーバ部140を介して出力する当該コンテンツのストリーミングデータを、DLNAクライアント装置200へストリーミング配信する。
また、プレーヤ部120は、コンテンツ再生部の一例に該当し、ユーザ操作に基づいて元コンテンツの再生を中断すると、再生が中断されたときの元コンテンツの再生時間長における時間位置を、レジュームポイントとする。
バッファ部131は、コンテンツサーバ装置800からのストリーミングデータを一時的に保存する。
コンテントディレクトリサービス部141は、携帯端末装置100がDLNAクライアント装置200へストリーミング配信可能なコンテンツの一覧情報を生成し、DLNAクライアント装置200に公開する。携帯端末装置100がDLNAクライアント装置200へストリーミング配信可能なコンテンツには、中断後コンテンツが含まれ得る。ここで、中断後コンテンツとは、ストリーミング対象のコンテンツのリジュームポイント以後の部分である。また、リジュームポイントとは、再生を中断したコンテンツにおいて再生を再開する時間位置である。例えば、リジュームポイントは、再生を中断した時間位置、あるいは、再生を中断した数秒前の時間位置に設定される。
中断後コンテンツは、本発明における第1後続コンテンツの一例に該当する。また、リジュームポイントは、本発明における第1開始時間位置の一例に該当する。
ここで、元コンテンツとは、中断後コンテンツの元となった、ストリーミング対象のコンテンツである。元コンテンツは、本発明における第1コンテンツの一例に該当する。
また、図3の例では、C101における44秒の位置がリジュームポイントとなっている。
図4の例では、コンテントディレクトリサービス部141は、コンテンツ一覧情報として、タイトル名(当該コンテンツの名称)と、タイトル作成日時(当該コンテンツ(中断後コンテンツの場合は元コンテンツ)の作成された日時)と、当該コンテンツの画像の解像度と、当該コンテンツの再生時間長と、ストリーミングにおけるビットレート(1秒あたりのデータ転送量)と、当該コンテンツに割り当てられたアドレス(URL;Uniform Resource Locator)とを、当該コンテンツの識別番号として設定されたIDをキーとして記憶している。
コンテントディレクトリサービス部141が、コンテンツ一覧情報をDLNAクライアント装置200に公開し、DLNAクライアント装置200が当該コンテンツ一覧情報を表示することで、ユーザは、閲覧するコンテンツを当該一覧情報に基づいて選択できる。
第1後続コンテンツ配信要求取得部143は、DLNAクライアント装置200からのコンテンツのストリーミング配信要求を、対クライアント装置通信部112を介して受け付ける。特に、第1後続コンテンツ配信要求取得部143は、DLNAクライアント装置200からの中断後コンテンツのストリーミング配信要求を受け付ける。この中断後コンテンツのストリーミング配信要求は、本発明における第2ストリーミング配信要求の一例に該当する。
また、第1後続コンテンツ配信要求取得部143が取得する中断後コンテンツのストリーミング配信要求には、中断後コンテンツにおけるストリーミング配信要求部分を示す時間位置が含まれている。この中断後コンテンツにおけるストリーミング配信要求部分を示す時間位置は、本発明における第2時間位置の一例に該当する。
より具体的には、時間位置算出部144は、中断後コンテンツのストリーミング配信要求にて送信を要求されている部分を示す時間に、リジュームポイント分の時間を加算して、元コンテンツにおける時間を算出する。例えば、図3の例の場合、時間位置算出部144は、中断後コンテンツC102における時間にリジュームポイント分の時間44秒を加算して、元コンテンツC101における時間に換算する。
また、中断後コンテンツC102の先頭から30秒の再生位置へ移動(シーク)した際、当該30秒の位置からのストリーミング配信要求をDLNAクライアント装置200から受けると、時間位置算出部144は、中断後コンテンツC102における時間30秒に、リジュームポイント分の時間44秒を加算して、元コンテンツC101における時間1分14秒に換算する。
なお、リジュームポイント分の時間については、例えば、プレーヤ部120が、コンテンツ再生中断操作を受けた際に、中断時の再生位置をリジュームポイント分の時間として検出する。そして、コンテントディレクトリサービス部141が、コンテンツの一覧情報と併せて当該リジュームポイント分の時間を記憶しておく。
例えば、中断後コンテンツC102の先頭からのストリーミング配信要求に対して、時間位置算出部144が、元コンテンツC101における時間44秒を算出すると、第1コンテンツ配信要求部145は、元コンテンツC101の44秒からの部分のストリーミング配信をコンテンツサーバ装置800に要求する。
また、中断後コンテンツC102の30秒の位置からのストリーミング配信要求に対して、時間位置算出部144が、元コンテンツC101における時間1分14秒を算出すると、第1コンテンツ配信要求部145は、元コンテンツC101の1分14秒からの部分のストリーミング配信をコンテンツサーバ装置800に要求する。
なお、第1後続コンテンツ配信処理部146と対クライアント装置通信部112との組み合わせは、第1後続コンテンツ配信部の一例に該当し、コンテンツ配信要求部145からのストリーミング配信要求に基づいてコンテンツサーバ装置800から受信した元コンテンツのストリーミングデータを、中断後コンテンツのストリーミングデータとして、中断後コンテンツのストリーミング配信要求を送信したDLNAクライアント装置200へ配信する。
ここで、DLNAクライアント装置200として、ストリーミング配信されるコンテンツを再生可能な様々な装置を用いることができる。例えば、DLNAクライアント装置200は、テレビ受像機であってもよいし、パソコン(Personal Computer;PC)であってもよい。また、図1を参照して説明したように、DLNAクライアント装置200は、単体の装置として構成されていてもよいし、複数の装置の組み合わせにて構成されていてもよい。また、上述したように、DLNAクライアント装置200として汎用的なコンテンツ再生装置を用いることができる。
受信バッファ部220は、通信部210が受信したコンテンツのストリーミングデータを一時的に保存する。
パーサ部230は、通信部210が受信したストリーミングデータに対する構文解析を行う。
プレーヤ部250は、例えば液晶パネルまたは有機EL(Organic Electroluminescence)パネル等の表示画面を有し、動画像や静止画像やテキスト(文字)などの各種画像を表示する。また、プレーヤ部250は、スピーカを有して音声を出力する。特に、プレーヤ部250は、コンテンツ再生部の一例に該当し、通信部210がストリーミング受信したコンテンツを再生する。具体的には、プレーヤ部250は、デコーダ部240が生成した画像データに基づいて表示画面に画像を表示し、また、デコーダ部240が生成した音声データに基づいてスピーカから音声を出力する。
図5は、中断後コンテンツを再生する際のコンテンツ再生システム1の処理手順の例を示すシーケンス図である。
まず、携帯端末装置100において、プレーヤ部120がコンテンツサーバ装置800からのコンテンツの再生を中断すると、コンテントディレクトリサービス部141が当該コンテンツに基づく中断後コンテンツの一覧情報の公開を開始する(シーケンスS101)。例えば、プレーヤ部120は、ユーザ操作に応じてコンテンツの再生を中断すると、続きを他の装置に公開するか否かをユーザに問い合わせる。そして、ユーザが公開を選択すると、コンテントディレクトリサービス部141は、再生を中断したコンテンツについて、元コンテンツ(すなわち、コンテンツ全体)の一覧情報と、中断後コンテンツ(すなわち、中断位置以後の部分)の一覧情報とを生成する。
そして、携帯端末装置100のコンテントディレクトリサービス部141は、DLNAクライアント装置200からの要求に応じてコンテンツ一覧情報を、対クライアント装置通信部112を介してDLNAクライアント装置200へ送信する(シーケンスS104)。DLNAクライアント装置200では、プレーヤ部250が、携帯端末装置100からのコンテンツ一覧情報を表示して、コンテンツを選択するユーザ操作を待ち受ける(シーケンスS105)。
そして、コンテンツサーバ装置800は、当該ストリーミング配信要求に応じてストリーミングデータを携帯端末装置100へ送信する(シーケンスS115)。
ストリーミングデータを受信したDLNAクライアント装置200では、プレーヤ部250が、当該ストリーミングデータに基づいて、リジュームポイントから始まるコンテンツを再生する(シーケンスS118)。
このように、プレーヤ部120がコンテンツの再生を中断した位置をリジュームポイントとすることで、DLNAクライアント装置200は、中断位置からコンテンツの再生を再開することができる。
なお、携帯端末装置が、ストリーミングデータを暗号化してDLNAクライアント装置へ送信するようにしてもよい。この点について、図6を参照して説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態におけるコンテンツ再生システム2の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、コンテンツ再生システム2は、携帯端末装置100bと、DLNAクライアント装置200bと、コンテンツサーバ装置800とを具備する。携帯端末装置100bは、対サーバ装置通信部111と、対クライアント装置通信部112と、プレーヤ部120と、中間サーバ部130と、ディジタルメディアサーバ部140bとを具備する。中間サーバ部130は、バッファ部131を具備する。ディジタルメディアサーバ部140bは、コンテントディレクトリサービス部141と、HTTPサーバ部142と、mp4−ts変換部147と、DTCP−IP暗号化部148とを具備する。HTTPサーバ部142は、第1後続コンテンツ配信要求取得部143と、時間位置算出部144と、第1コンテンツ配信要求部145と、第1後続コンテンツ配信処理部146とを具備する。DLNAクライアント装置200bは、通信部210と、受信バッファ部220と、tsパーサ部270と、デコーダ部240と、プレーヤ部250と、DTCP−IP暗号化解除部260とを具備する。
なお、図6において、実線の矢印はコンテンツの流れを示し、破線の矢印は制御データの流れを示す。また、図6において図2の各部に対応して同様の機能を有する部分には同一の符号(111、112、120、130、131、141〜146、210、220、240、250、800)を付して説明を省略する。
DTCP−IP暗号化部148は、mp4−ts変換部147からのmpeg2−tsデータをDTCP−IP暗号化する。これにより、第1後続コンテンツ配信処理部146は、暗号化されたストリーミングデータにてDLNAクライアント装置200bへのストリーミング配信を行う。DTCP−IP暗号化部148は、本発明における暗号化部の一例に該当する。
DTCP−IP暗号化解除部260は、携帯端末装置100からのストリーミングデータに対して、DTCP−IP暗号化解除を行う。tsパーサ部270は、DTCP−IP暗号化解除されたストリーミングデータに対する構文解析を行う。
これにより、第三者によるコンテンツの不正利用防止を図ることができる。すなわち、コンテンツの著作権保護を図ることができる。
また、DLNAクライアント装置200bは、放送コンテンツを視聴可能なDLNAクライアント装置の一例であり、DTCP−IP暗号化解除機能やtsパーサなど、著作権保護された放送コンテンツを視聴するのに必要な機能を具備している。放送コンテンツの著作権保護が進むにつれて、放送コンテンツを視聴可能なDLNAクライアント装置は、放送コンテンツを視聴するため普及が進んでいる。かかるDLNAクライアント装置を既に所持しているユーザは、新たにDLNAクライアント装置を取得する必要なく、コンテンツ再生システム2における視聴が可能となる。
なお、DLNAクライアント装置にてコンテンツの再生が中断された場合にも、携帯端末装置が中断後コンテンツのストリーミング配信を行うようにしてもよい。この点について、図7を参照して説明する。
図7は、本発明の第3の実施形態におけるコンテンツ再生システム3の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、コンテンツ再生システム3は、携帯端末装置100cと、DLNAクライアント装置200と、コンテンツサーバ装置800とを具備する。携帯端末装置100cは、対サーバ装置通信部111と、対クライアント装置通信部112と、プレーヤ部120と、中間サーバ部130と、ディジタルメディアサーバ部140cとを具備する。中間サーバ部130は、バッファ部131を具備する。ディジタルメディアサーバ部140cは、コンテントディレクトリサービス部141cと、HTTPサーバ部142とを具備する。HTTPサーバ部142は、第1後続コンテンツ配信要求取得部143と、時間位置算出部144と、第1コンテンツ配信要求部145と、第1後続コンテンツ配信処理部146とを具備する。コンテントディレクトリサービス部141cは、リジュームポイント更新部149を具備する。DLNAクライアント装置200は、通信部210と、受信バッファ部220と、パーサ部230と、デコーダ部240と、プレーヤ部250とを具備する。
なお、図7において、実線の矢印はコンテンツの流れを示し、破線の矢印は制御データの流れを示す。また、図7において図2の各部に対応して同様の機能を有する部分には同一の符号(111、112、120、130、131、142〜146、200、210、220、230、240、250、800)を付して説明を省略する。
例えば、DLNAクライアント装置200においてプレーヤ部250は、中断後コンテンツの再生を中断するユーザ操作を受けると、リジュームポイントを更新するか否かをユーザに問い合わせる。そして、リジュームポイントの更新指示を受けると、プレーヤ部250は、リジュームポイントの更新指示と中断後コンテンツにおける中断位置とを、通信部210を介して携帯端末装置100cへ送信する。
すると、リジュームポイント更新部149は、再生を中断された中断後コンテンツについて、コンテントディレクトリサービス部141cが記憶しているリジュームポイントにプレーヤ部250から通知された中断位置分の時間を加算する。
そこで、時間位置算出部144は、このストリーミング配信要求に含まれる時間位置を、元コンテンツにおける時間位置に変換する。具体的には、時間位置算出部144は、ストリーミング配信要求の示す時間に、リジュームポイント更新部149が更新したリジュームポイントに相当する時間を加算する。ここで時間位置算出部144が変換する時間位置は、第4時間位置の一例に該当する。
<第4の実施形態>
なお、携帯端末装置が、コンテンツサーバ装置との通信状況やDLNAクライアント機器の設定に応じてストリーミング配信するコンテンツの品質(例えば画質)を選択するようにしてもよい。この点について、図8および図9を参照して説明する。
なお、図8において、実線の矢印はコンテンツの流れを示し、破線の矢印は制御データの流れを示す。また、図8において図2の各部に対応して同様の機能を有する部分には同一の符号(111、112、120、130、131、141、143〜146、200、210、220、230、240、250、800)を付して説明を省略する。
これにより、携帯端末装置100dは、コンテンツサーバ装置800との通信状況やDLNAクライアント装置200の設定に応じた品質のコンテンツをDLNAクライアント装置200に提供することができる。
このように、第1コンテンツ配信要求部145は、DLNAクライアント装置200の表示に関する設定に応じた品質でのストリーミング配信をコンテンツサーバ装置800に対して要求する。
これにより、携帯端末装置100dは、コンテンツサーバ装置800との通信状況やDLNAクライアント装置200の設定に応じた品質のコンテンツをDLNAクライアント装置200に提供することができる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
100、100b、100c、100d 携帯端末装置
111 対サーバ装置通信部
112 対クライアント装置通信部
120 プレーヤ部
130 中間サーバ部
131 バッファ部
140、140b、140c ディジタルメディアサーバ部
141、141c、140d コンテントディレクトリサービス部
142、142d HTTPサーバ部
143 第1後続コンテンツ配信要求取得部
144 時間位置算出部
145 第1コンテンツ配信要求部
146 第1後続コンテンツ配信処理部
147 mp4−ts変換部
148 DTCP−IP暗号化部
149 リジュームポイント更新部
151 ネットワーク状態・品質検出部
152 コンテンツ情報再登録部
200、200b DLNAクライアント装置
210 通信部
220 受信バッファ部
230 パーサ部
240 デコーダ部
250 プレーヤ部
260 DTCP−IP暗号化解除部
800 コンテンツサーバ装置
Claims (5)
- 第1コンテンツのうち第1開始時間位置以後の部分のコンテンツである第1後続コンテンツを含むコンテンツの一覧をクライアント装置に公開し、前記第1開始時間位置を記憶するコンテントディレクトリサービス部と、
前記第1後続コンテンツのうち当該第1後続コンテンツの先頭からの時間である第2時間位置以後のストリーミングデータの配信を要求する第2ストリーミング配信要求を取得する第1後続コンテンツ配信要求取得部と、
前記第1開始時間位置に基づいて、前記第1後続コンテンツにおける前記第2時間位置を、前記第1コンテンツにおける当該第1開始時間位置以後の第1時間位置に換算する時間位置算出部と、
前記第1コンテンツのうち前記第1時間位置以後のストリーミングデータの配信を要求する第1ストリーミング配信要求を、コンテンツサーバ装置へ送信する第1コンテンツ配信要求部と、
前記第1ストリーミング配信要求に基づいて前記コンテンツサーバ装置から受信した第1コンテンツの前記第1時間位置以後のストリーミングデータを、前記第2ストリーミング配信要求に対するレスポンスとして、前記第2ストリーミング配信要求を送信したクライアント装置へ配信する第1後続コンテンツ配信部と、
を具備することを特徴とするコンテンツ提供装置。 - 前記第1開始時間位置は、前記第1コンテンツの再生を中断した位置よりも前の位置を示す時間に設定されることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提供装置。
- 前記第1コンテンツ配信要求部は、自装置と前記コンテンツサーバ装置との通信状況に応じた品質の前記第1コンテンツの配信の要求を示す第1ストリーミング配信要求を、前記コンテンツサーバ装置へ送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンテンツ提供装置。
- 前記第1コンテンツを再生するコンテンツ再生部を具備し、
前記コンテンツ再生部は、前記第1コンテンツの再生が中断された位置を示す時間を、第1開始時間位置とすることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提供装置。 - コンテンツ提供装置としてのコンピュータに、
第1コンテンツのうち第1開始時間位置以後の部分のコンテンツである第1後続コンテンツを含むコンテンツの一覧をクライアント装置に公開し、前記第1開始時間位置を記憶するコンテンツ一覧公開ステップと、
前記第1後続コンテンツのうち当該第1後続コンテンツの先頭からの時間である第2時間位置以後のストリーミングデータの配信を要求する第2ストリーミング配信要求を取得する第1後続コンテンツ配信要求取得ステップと、
前記第1開始時間位置に基づいて、前記第1後続コンテンツにおける第2時間位置を、前記第1コンテンツにおける前記第1開始時間位置以後の第1時間位置に換算する時間位置算出ステップと、
前記第1コンテンツのうち前記第1時間位置以後のストリーミングデータの配信を要求する第1ストリーミング配信要求を、コンテンツサーバ装置へ送信する第1コンテンツ配信要求ステップと、
前記第1ストリーミング配信要求に基づいて前記コンテンツサーバ装置から受信した前記第1コンテンツの前記第1時間位置以後のストリーミングデータを、前記第2ストリーミング配信要求に対するレスポンスとして、前記第2ストリーミング配信要求を送信したクライアント装置へ配信する第1後続コンテンツ配信ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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