JP6042207B2 - 容器用吐出器 - Google Patents

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本発明は、容器の口部に装着され、ヘッド部の押し下げ操作により容器に収容された内容物を吐出する容器用吐出器に関する。
従来から、この種の容器用吐出器において、流通段階等においてヘッド部が不意に押されて容器内の内容物が誤って漏れ出すことを防止するために、ヘッド部と装着部との間にストッパ部材を装着し、ヘッド部の押し下げ操作をストッパ部材により規制するようにした構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−153409号公報
しかしながら、特許文献1に記載される従来の容器用吐出器では、ストッパ部材は容器や容器用吐出器とは別体に形成され、容器用吐出器に対して着脱式とされている。そのため、使用時に容器用吐出器からストッパ部材を取り外した後、このストッパ部材を紛失するおそれがあった。
本発明の目的とするところは、ストッパ部材を紛失するおそれのない容器用吐出器を提供することにある。
本発明の容器用吐出器は、容器の口部に装着される装着部と、該装着部に取り付けられたポンプとを備え、該ポンプのヘッド部を前記装着部に向けて押し下げることにより前記ポンプが吐出動作する容器用吐出器であって、前記ヘッド部に円筒状の支持部材を設け、該支持部材の外側に円筒状のストッパ部材を装着し、前記支持部材の外周面または前記ストッパ部材の内周面のいずれか一方に螺旋溝を設けるとともに、前記支持部材の外周面または前記ストッパ部材の内周面のいずれか他方に前記螺旋溝に係合する突起部を設けて、前記ストッパ部材を前記支持部材に対して回転させることにより、前記ストッパ部材を前記支持部材に沿って移動可能とするとともに、前記螺旋溝の内部に、該螺旋溝の延在方向に間隔を空けて、それぞれ前記支持部材の軸方向に沿って延びる一対の縦リブを設け、一対の前記縦リブの間で前記突起部を保持可能としたことを特徴とする。
上記構成おいては、前記支持部材の外周面または前記ストッパ部材の内周面のいずれか一方に複数条の螺旋溝を互いに平行に設け、前記支持部材の外周面または前記ストッパ部材の内周面のいずれか他方に、複数条の前記螺旋溝に対応した複数の前記突起部を設けるのが好ましい。
本発明では、ヘッド部に設けられた円筒状の支持部材の外側に円筒状のストッパ部材を装着し、支持部材の外周面またはストッパ部材の内周面のいずれか一方に設けた螺旋溝に、支持部材の外周面またはストッパ部材の内周面のいずれか他方に設けた突起部を係合させることにより、ストッパ部材を支持部材に対して回転させることにより、当該ストッパ部材を装着部に当接してヘッド部の押下げ操作を規制するストッパ位置と、装着部から離れてその規制を解除する解除位置とに移動させる構成としたので、ストッパ部材を容器用吐出器と一体化させて、その紛失を防止することができる。また、ストッパ部材を支持部材に対して回転させるだけの簡単な操作により、ヘッド部の押下げ操作の規制と解除とを容易に切り替えることができる。さらに、ストッパ部材の回転操作量を調整することにより、ストッパ部材を支持部材の任意の位置に係止させることができるので、ヘッド部の押し下げストロークを無段階に調整して、ヘッド部を押下げ操作したときに吐出される内容物の吐出量を所要に応じて細かく変えることができる。
本発明では、螺旋溝に、その延在方向に間隔を空けて一対のリブを設け、一対のリブの間で突起部を保持可能としたので、ストッパ部材をストッパ位置とフルストローク位置との間の所定の位置で支持部材に確実に保持させて、ヘッド部の押下げストロークを所望のストロークに設定することができる。
本発明では、支持部材の外周面またはストッパ部材の内周面のいずれか一方に複数条の螺旋溝を互いに平行に設け、支持部材の外周面またはストッパ部材の内周面のいずれか他方に複数条の螺旋溝に対応した複数の突起部を設けるようにしたので、各螺旋溝のリードを大きくしてストッパ部材を移動させる際に必要な回転量を低減して、ストッパ部材によるヘッド部の押下げ操作の規制と解除の操作を容易にしつつ、ストッパ部材の回転運動を確実に当該ストッパ部材の軸方向への移動に変換させることができる。
本発明の一実施の形態である容器用吐出器の断面図である。 図1に示すヘッド部の平面図である。 図1に示す螺旋溝の展開図である。 ストッパ部材によりヘッド部の押下げ操作を規制した状態を示す図である。 ストッパ部材を解除操作している状態を示す図である。 ストッパ部材をフルストローク位置とした状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態である容器用吐出器(以下、吐出器とする)10は、装着キャップ(装着部)11と、この装着キャップ11に取り付けられたポンプPとを備えている。吐出器10は、容器12に取り付けられ、容器12とともにポンプ容器13を構成する。この容器12としては、例えば、シャンプーやリンス、整髪料等の内容物を収容するものを用いることができ、吐出器10は容器12の内部から内容物を外部に吐出することができる。
装着キャップ11は円筒状の側壁11aと天壁11bとを備えた底付き円筒状に形成され、容器12の口部12aにねじ結合により装着(固定)される。装着キャップ11が口部12aに装着されることにより吐出器10は容器12に固定され、また容器12の口部12aが装着キャップ11により閉塞される。なお、装着キャップ11は、ねじ結合に限らず、例えばアンダーカット係合等の他の手段により口部12aに装着される構成とすることもできる。
ポンプPは、ポンプ本体14、軸部15およびヘッド部16を備えている。
ポンプ本体14は装着キャップ11に保持されており、装着キャップ11が口部12aに装着されると、容器12の内部に配置される。ポンプ本体14は、内容物を圧送するための小径シリンダ室14aと、空気を圧送するための大径シリンダ室14bとを備えたフォーマータイプとなっている。小径シリンダ室14aには小径ピストン14cが配置され、大径シリンダ室14bには大径ピストン14dが配置されており、これらのピストン14c,14dはそれぞれステム17に連結されている。
軸部15は軸心に流路15aが設けられた棒状に形成されており、その一端においてステム17に連結されている。軸部15の流路15aはステム17を介して小径シリンダ室14aに接続されるとともに軸部15とステム17との接続部分に設けられた流路19を介して大径シリンダ室14bにも接続されている。また、小径シリンダ室14aには、容器12の底まで延びる吸入パイプ18が固定されている。
装着キャップ11の天壁11bの軸心には貫通孔11cが設けられ、軸部15はこの貫通孔11cを介して装着キャップ11の外部に突出している。また、装着キャップ11の天壁11bの軸心には円筒状の支持筒部20が一体に設けられ、軸部15は支持筒部20の内側に挿通され、軸方向に移動自在に支持されている。
ヘッド部16は軸部15の上端に連結されている。図示する場合では、ヘッド部16は軸部15と一体に樹脂材料により形成されているが、ヘッド部16を軸部15と別体に形成し、軸部15に固定する構成とすることもできる。図2に示すように、ヘッド部16は円盤状となっており、その軸心において軸部15に連結されている。ヘッド部16には軸部15の軸方向に対して垂直な方向に向けて突出する吐出ノズル21が一体に設けられ、この吐出ノズル21と軸部15の流路15aとがヘッド部16の内部に設けられた吐出流路16aにより接続されている。
ヘッド部16を装着キャップ11の側に向けて押し下げると、軸部15により各ピストン14c,14dが下方に向けて押されてポンプPが吐出動作する。ポンプPが吐出動作すると、容器12に収容された内容物が吸入パイプ18と小径シリンダ室14aとを介して流路15aに圧送されるとともに、大径シリンダ室14bから流路15aに空気が圧送されて、流路15aにおいてこれらが混合される。また、軸部15にはメッシュMが設けられており、内容物と空気との混合物がメッシュMを通過することにより、内容物は泡状とされ、流路15aから吐出流路16aを通って吐出ノズル21から外部に吐出される。このように、ヘッド部16を押下げ操作することにより、容器12に収容された内容物を外部に吐出することができる。ヘッド部16の押下げ操作を解除すると、シリンダ室14aに配置されたスプリング22によりピストン14c,14dが上方に押され、これによりヘッド部16は初期位置に復帰する。
図1に示すように、この吐出器10は、ヘッド部16の押下げ操作を規制する、つまりヘッド部16を押下げ操作できないようにするためのストッパ部材23を備えている。
ヘッド部16には支持部材24が連結され、ストッパ部材23はこの支持部材24に装着されている。支持部材24は軸部15と同軸の円筒状に形成され、ヘッド部16の下面に連結されて、当該下面から装着キャップ11の側に向けて突出している。図示する場合では、支持部材24はヘッド部16と一体に樹脂材料で形成されることによりヘッド部16に連結されているが、支持部材24をヘッド部16と別体に形成し、接着やアンダーカット等の固定手段を用いてヘッド部16に連結する構成とすることもできる。
ストッパ部材23は樹脂材料により支持部材24の外径よりも僅かに大きい内径を有する円筒状に形成されている。ストッパ部材23は支持部材24の外側に装着され、その内周面23aにおいて支持部材24の外周面24aに摺接している。
支持部材24の外周面24aには、4条の螺旋溝25が設けられている。図3に示すように、これらの螺旋溝25は互いに平行となって延びており、その両端は互いに周方向に90度ずれて配置されている。つまり、これらの螺旋溝25により、支持部材24は4条ねじに構成されている。
一方、図1に示すように、ストッパ部材23の内周面23aの、図1中の上側部分には、突起部として4つのボス26が一体に設けられている。これらのボス26は、それぞれ円柱形状に形成され、周方向に等間隔につまり互いに周方向に90度ずれて配置されている。各ボス26は、それぞれ対応する螺旋溝25に係合している。各ボス26の直径は螺旋溝25の溝幅よりも僅かに小さくなっており、それぞれ係合する螺旋溝25に沿って、つまり螺旋溝25に案内されて移動することができる。なお、ボス26は、4つではなく、周方向に180度ずれて配置される2つのみを設ける構成とすることもできる。
このような構成により、ストッパ部材23を支持部材24に対して一方側または他方側に向けて回転させることにより、ストッパ部材23を支持部材24に対してヘッド部16に接近・離反する方向に移動させることができる。それぞれの螺旋溝25のリードは、ヘッド部16が上側となった正立状態において、ストッパ部材23が支持部材24に対して自重で下方へ移動しない程度の値に設定されている。したがって、ストッパ部材23を、その回転を止めた任意の位置において支持部材24に保持させることができる。
図3に示すように、本実施の形態においては、支持部材24の外周面24aに設けられる螺旋溝25の内部には、その延在方向つまり螺旋溝25が延びる方向に間隔を空けて並ぶ一対のリブ27が設けられている。これらのリブ27は、それぞれ支持部材24の軸方向に沿って延びる縦リブに形成されており、互いの間隔はボス26の直径よりも僅かに大きくされている。また、これらのリブ27は、螺旋溝25の内部を移動するボス26が適度な抵抗を受けながら乗り越え可能であるとともに、これらのリブ27の間に配置されたボス26を保持できる程度の高さに形成されている。したがって、ストッパ部材23を回転させ、そのボス26を一対のリブ27の間に配置することにより、ストッパ部材23を当該リブ27が設けられた位置に対応する位置に確実に保持することができる。本実施の形態においては、一対のリブ27は、螺旋溝25の一端と他端との中間位置に設けられている。これにより、ボス26を一対のリブ27の間に保持させることで、ストッパ部材23を支持部材24の中間位置に確実かつ正確に保持させることができる。
なお、図示する場合では、一対のリブ27は、4つの螺旋溝25のうちの互いに隣接しない2つの螺旋溝25にのみ設けられているが、全ての螺旋溝25にリブ27を設けることもできる。
図4に示すように、ストッパ部材23を支持部材24に対して下方側のストローク端に移動させることにより、自然状態つまりヘッド部16を押下げ操作していない状態において、ストッパ部材23の下端を装着キャップ11の天壁11bに当接させることができる。この状態では、ストッパ部材23はストッパ位置となり、ヘッド部16を装着キャップ11に支持させるので、ヘッド部16の装着キャップ11の側へ向けた移動つまりヘッド部16の押下げ操作が規制される。したがって、ストッパ部材23をストッパ位置とすることにより、ヘッド部16を押下げ操作できない状態とすることができる。
装着キャップ11の天壁11bにはヘッド部16の側に向けて突出する円形の台座部28が設けられ、ストッパ位置とされたストッパ部材23の内周面が台座部28の外周面に係合する。これにより、運搬時等におけるストッパ部材23の振動を防止することができる。
台座部28の外周面には、径方向外側に突出する保持凸部29が一体に設けられ、ストッパ部材の内周面23aの下端部分には保持凸部29に対応した凹溝部30が設けられている。ストッパ部材23がストッパ位置となると、その凹溝部30が弾性変形を伴いながら保持凸部29に係合し、ストッパ部材23は回り止めされる。これにより、ストッパ部材23をストッパ位置に確実に保持して、不意にストッパ部材23がストッパ位置から移動することを防止することができる。
ストッパ部材23によるヘッド部16の押下げ操作の規制を解除する際には、図5に示すように、ストッパ部材23をヘッド部16の側から見て反時計周りに回転させる。これにより、ストッパ部材23のボス26を支持部材24の螺旋溝25に沿って移動させて、ストッパ部材23を支持部材24に対してヘッド部16に接近する方向に移動させることができる。
図6に示すように、ストッパ部材23を最もヘッド部16に接近したフルストローク位置にまで移動すると、ボス26が螺旋溝25の端部に達し、ストッパ部材23は当該位置に保持される。ストッパ部材23のフルストローク位置は、ストッパ部材23が装着キャップ11から離れてヘッド部16の押下げ操作の規制が解除された解除位置である。ストッパ部材23がフルストローク位置に保持された状態では、ヘッド部16を装着キャップ11に向けて押下げ操作することにより、ポンプPを吐出動作させて容器12に収容された内容物を吐出ノズル21から外部に吐出させることができる。
なお、ストッパ部材23を回転させる際に、ストッパ部材23とともに支持部材24が回転するのを防止するために、ヘッド部16に連結された軸部15を装着キャップ11に対して回り止めする機能を設けるのが好ましい。しかしながら、当該回り止め機構を有していない構造であっても、ヘッド部16を押さえながらストッパ部材23を回転させればよい。
このように、本発明では、支持部材24に装着したストッパ部材23によりヘッド部16の押下げ操作を規制するとともに、ストッパ部材23を回転させることにより当該規制を解除できる構成としたので、ストッパ部材23を吐出器10と一体の構成として、当該ストッパ部材23の紛失を防止することができる。
また、本発明では、ストッパ部材23を回転させるだけの簡単な操作で、ヘッド部16の押下げ操作の規制と解除を容易に行うことができる。
さらに、本発明では、支持部材24の外周面24aに設けた4条の螺旋溝25に、ストッパ部材23の内周面23aに設けた4つのボス26をそれぞれ係合させるようにしたので、螺旋溝25のリードを大きくしてストッパ部材23を移動させる際に必要な回転量を低減して、ストッパ部材23によるヘッド部16の押下げ操作の規制と解除の操作を容易にすることができる。また、ストッパ部材23の回転運動を確実に当該ストッパ部材23の軸方向への移動に変換させることができるので、ストッパ部材23の作動を安定化させることができる。
図6に示すように、ストッパ部材23をフルストローク位置に保持させた状態では、ヘッド部16をフルストロークで、つまり最も押下げ量が多くなるように作動させることができる。
これに対して、例えば図5に示すようなストッパ位置とフルストローク位置との間の任意の位置でストッパ部材23を支持部材24に保持させることもできる。つまり、ストッパ部材23が所望の位置となったときにストッパ部材23の回転操作を停止することにより、ストッパ部材23をストッパ位置とフルストローク位置との間の任意の位置で支持部材24に保持させることができる。ストッパ部材23をストッパ位置とフルストローク位置との間の任意の位置で支持部材24に保持させることにより、自然状態におけるストッパ部材23の下端と装着キャップ11との間隔を任意に設定して、ヘッド部16の押下げストロークを無段階に調整することができる。
特に、本実施の形態においては、螺旋溝25の中間位置に一対のリブ27を設け、これらのリブ27の間でボス26を保持可能にしているので、一対のリブ27の間でボス26を保持させることにより、ストッパ部材23を支持部材24の中間位置つまりハーフストローク位置に確実かつ正確に保持させて、ヘッド部16の押下げストロークをハーフストロークに設定することができる。
このように、本発明では、ストッパ部材23を支持部材24の任意の位置に係止させることができるので、ヘッド部16の押し下げストロークを無段階に調整して、ヘッド部16を押下げ操作したときに吐出ノズル21から吐出される内容物の吐出量を所要に応じて変えることができる。
一方、容器12から内容物を吐出した後には、ストッパ部材23を解除時とは逆方向に回転させることにより、ストッパ部材23をストッパ位置にまで移動させて、ヘッド部16の押下げ操作を規制することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、支持部材24の外周面24aに螺旋溝25を設け、ストッパ部材23の内周面23aに突起部としてのボス26を設けるようにしているが、支持部材24の外周面24aに突起部としてのボス26を設け、ストッパ部材23の内周面23aに螺旋溝25を設けるようにしてもよい。
また、前記実施の形態においては、突起部は円柱形状のボス26とされているが、螺旋溝25に係合して螺旋溝25に沿って移動できるものであれば、例えば、螺旋溝25に沿った矩形形状など、他の形状としてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、支持部材24の外周面24aに4条の螺旋溝25を設け、これに対応してストッパ部材23の内周面23aに4つのボス(突起部)26を設けるようにしているが、螺旋溝25の条数やボス26の個数は、任意に設定することができる。
さらに、前記実施の形態においては、ポンプPとしてフォーマータイプのものを用いているが、これに限らず、ヘッド部16を装着キャップ11に向けて押し下げることにより内容物が吐出される構成のものであれば、他の構成のポンプを用いることもできる。
10 容器用吐出器
11 装着キャップ(装着部)
11a 側壁
11b 天壁
11c 貫通孔
12 容器
12a 口部
13 ポンプ容器
14 ポンプ本体
14a 小径シリンダ室
14b 大径シリンダ室
14b ピストン
14c 小径ピストン
14d 大径ピストン
15 軸部
15a 流路
16 ヘッド部
16a 吐出流路
17 ステム
18 吸入パイプ
19 流路
20 支持筒部
20a 仮保持片
21 吐出ノズル
22 スプリング
23 ストッパ部材
23a 内周面
24 支持部材
24a 外周面
25 螺旋溝
26 ボス(突起部)
27 リブ
28 台座部
29 保持凸部
30 凹溝部
P ポンプ
M メッシュ

Claims (2)

  1. 容器の口部に装着される装着部と、該装着部に取り付けられたポンプとを備え、該ポンプのヘッド部を前記装着部に向けて押し下げることにより前記ポンプが吐出動作する容器用吐出器であって、
    前記ヘッド部に円筒状の支持部材を設け、該支持部材の外側に円筒状のストッパ部材を装着し、
    前記支持部材の外周面または前記ストッパ部材の内周面のいずれか一方に螺旋溝を設けるとともに、前記支持部材の外周面または前記ストッパ部材の内周面のいずれか他方に前記螺旋溝に係合する突起部を設けて、
    前記ストッパ部材を前記支持部材に対して回転させることにより、前記ストッパ部材を前記支持部材に沿って移動可能とするとともに、
    前記螺旋溝の内部に、該螺旋溝の延在方向に間隔を空けて、それぞれ前記支持部材の軸方向に沿って延びる一対の縦リブを設け、一対の前記縦リブの間で前記突起部を保持可能としたことを特徴とする容器用吐出器。
  2. 請求項1記載の容器用吐出器において、前記支持部材の外周面または前記ストッパ部材の内周面のいずれか一方に複数条の螺旋溝を互いに平行に設け、前記支持部材の外周面または前記ストッパ部材の内周面のいずれか他方に、複数条の前記螺旋溝に対応した複数の前記突起部を設けることを特徴とする容器用吐出器。
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