JP6033157B2 - 鞍乗型車両のフロアステップ構造 - Google Patents
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Description
ダウンフレーム12は、ヘッドパイプ11から後方かつ下方に延出する。ダウンフレーム12は、前端部においてヘッドパイプ11に連結されている。ダウンフレーム12の後端部側は、斜め下後方に向けて延びている。
エンジン本体41は、自動二輪車1の駆動力を発生するパワーユニット(原動機)であり、車体における前後方向の略中央部に搭載される。エンジン本体41は、後部側にクランクケース411を有しており、クランクケース411の前部のボス部412において、リンク機構5に連結されている。
レッグ側シールドカバー62は、乗員の乗車位置の前側において、ヘッドパイプ11の一部及びダウンフレーム12の一部を、自動二輪車1の後部側から覆っている。レッグ側シールドカバー62の上部には、グローブを収容可能なグローブボックスを開閉可能なボックスリッド621が取り付けられている。
シート下センターカバー68は、シート27の前部の下方の部分を覆っている。
フロアフレーム締結用ボス636は、フロアカバー63の下方側の面において、下方に向けて突出しており、一対のフロアフレーム13が配置される位置の上方側に設けられる。フロアフレーム締結用ボス636には、上下方向に貫通するボス孔636Aが形成されている。
突起部634B,634Bは、給油口リッド634を閉じる際に、フロアカバー63に設けられるグロメット635,635に係合可能である。
つば付きメスねじ部131Cは、つばの部分が載置板131B,132Bの下面に溶接により接合され、筒状の部分が上方に向けて延びている。つば付きメスねじ部131Cの内面には、上下方向に貫通する締結孔部131Dが形成されている。
本実施形態においては、補強部材72と下方延出壁631とは、フロアカバー63の少なくとも一部において略環状の環状部Rを形成する。そのため、フロアカバー63の剛性及び強度を向上できる。これにより、フロアカバー63の剛性を確保しつつ、軽量化を図ることができる。
例えば、上記実施形態では、本発明を、エンジン(内燃機関)で発生する動力により後輪を回転駆動させて走行する自動二輪車に適用した例について説明したが、本発明の適用はこれに限定されない。すなわち、本発明を、電動モータで発生する動力のみにより後輪を回転駆動させて走行する電動二輪車に適用することもできる。また、エンジンで発生させた動力、及び電動モータで発生させた動力の2つの動力を組み合わせて後輪を回転駆動させて走行するハイブリッド型の鞍乗型車両に適用することもできる。
7 フロアステップ構造
10 車体フレーム(メインフレーム)
11 ヘッドパイプ
12 ダウンフレーム(下方延出部)
13 フロアフレーム(フロア部)
27 シート
28 燃料タンク
31 給油トレイ
63 フロアカバー(フロアステップ)
72 補強部材
281 給油口
282 燃料ポンプ
283 燃料ホース
311 トレイ底面
312 囲繞壁
313 第1燃料ホースガイド(燃料ホースガイド)
631 下方延出壁
634 給油口リッド(リッド)
721 基部
722 腕部
723 屈曲部
724 開放端
J 回動軸
R 環状部
WF 前輪
Claims (8)
- 前部に設けられると共に前輪(WF)を操舵可能に軸支するヘッドパイプ(11)と、前記ヘッドパイプ(11)から後方かつ下方に延出する下方延出部(12)と、前記下方延出部(12)の下部から後方に延出する左右に一対のフロア部(13)と、を有するメインフレーム(10)と、
乗員が着座するシート(27)と、
前記ヘッドパイプ(11)と前記シート(27)との間に形成され、平坦な足載せ面を形成するフロアステップ(63)と、
前記一対のフロア部(13)に架け渡されるように形成され、前記フロアステップ(63)の下方側に固定される補強部材(72)と、を備える鞍乗型車両(1)のフロアステップ構造(7)において、
前記フロアステップ(63)の下方側の面において前記フロアステップ(63)に一体的に形成される下方延出壁(631)を更に備え、
前記補強部材(72)は、略コの字状に形成され、
前記下方延出壁(631)は、前記補強部材(72)の開放端(724)の間に配置され、
前記補強部材(72)と前記下方延出壁(631)とは、前記フロアステップ(63)の下方側の少なくとも一部において略環状の環状部(R)を形成する
鞍乗型車両(1)のフロアステップ構造(7)。 - 前記フロアステップ(63)の下方に設けられる燃料タンク(28)と、
前記燃料タンク(28)の上面に取り付けられる燃料ポンプ(282)と、を更に備え、
前記環状部(R)は、前記燃料ポンプ(282)の上部を囲繞するように形成される
請求項1に記載の鞍乗型車両(1)のフロアステップ構造(7)。 - 前記下方延出壁(631)は、前記燃料タンク(28)の給油口(281)の周辺に配置される
請求項2に記載の鞍乗型車両(1)のフロアステップ構造(7)。 - 前記給油口(281)の上方を覆うと共に、前記給油口(281)を開閉可能なリッド(634)を更に備え、
前記リッド(634)の回動軸(J)の支点は、前記下方延出壁(631)に形成される
請求項3に記載の鞍乗型車両(1)のフロアステップ構造(7)。 - 前記燃料タンク(28)の給油口(281)側の上方側に設けられる給油トレイ(31)を更に備え、
前記給油トレイ(31)は、トレイ底面(311)と、前記トレイ底面(311)から上方に向けて立設されると共に前記トレイ底面(311)を囲繞する囲繞壁(312)と、を有し、
前記囲繞壁(312)は、前記補強部材(72)の開放端(724)の間に配置される
請求項2から4のいずれかに記載の鞍乗型車両(1)のフロアステップ構造(7)。 - 前記補強部材(72)は、車幅方向に延びる基部(721)と、前記基部(721)の端部側から車幅方向の内側に傾斜して延びる腕部(722)と、前記基部(721)と前記腕部(722)とを連結する屈曲部(723)と、を有し、
前記腕部(722)の開放端(724)は、前記フロアステップ(63)に締結され、
前記屈曲部(723)は、前記メインフレーム(10)に固定される
請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗型車両(1)のフロアステップ構造(7)。 - 前記燃料ポンプ(282)に接続される燃料ホース(283)と、
前記給油トレイ(31)に一体的に形成され、前記燃料ホース(283)をガイドする燃料ホースガイド(313)と、を更に備え、
前記燃料ホースガイド(313)は、前記燃料ホース(283)と前記補強部材(72)との間に配置される
請求項5に記載の鞍乗型車両(1)のフロアステップ構造(7)。 - 前記補強部材(72)は、前記フロアステップ(63)及び車体フレーム(10)に共締めされる
請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗型車両(1)のフロアステップ構造(7)。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013075178A JP6033157B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 鞍乗型車両のフロアステップ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013075178A JP6033157B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 鞍乗型車両のフロアステップ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014198540A JP2014198540A (ja) | 2014-10-23 |
JP6033157B2 true JP6033157B2 (ja) | 2016-11-30 |
Family
ID=52355751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013075178A Active JP6033157B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 鞍乗型車両のフロアステップ構造 |
Country Status (1)
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2013
- 2013-03-29 JP JP2013075178A patent/JP6033157B2/ja active Active
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