JP6032895B2 - バックル - Google Patents
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Description
上記した従来のリリース・アームの先端部には、ロッキング・アームに当接する凸状の係合部を設けている(特許文献2の明細書の第4欄39〜55行、図4参照)。
すなわち、上記した従来のバックルでは、係合部の外側の位置を正確に押し込んだ際に、操作力が最小になり、他の位置を押しと、操作力が増加する傾向にあった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
これに加え、請求項1に記載の発明は、解除の際、雄部材と雌部材とを面接触させることから、異音の発生を低減することができるようにしたものである。
さらに、請求項1に記載の発明は、アーム部の外側面と面接触するサポート部を解除部の内側面に設けているので、指で押し込んだ際に、解除部の一部がしなるのを防止し、解除操作を確実に行えるようにするとともに、解除部の剛性を向上することができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第2に、バックル(10)は、例えば図13及び図15に示すように、解除の際、雄部材(30)のアーム部(52)の外側面と、雌部材(40)の解除部(73)の内側面とが面接触するものである。
第3に、解除部(73)の内側面には、アーム部(52)の外側面と面接触するサポート部(73a)を設けている。
第4に、雌部材(40)は、例えば図7〜図12に示すように、筒形に形成され、上側に位置する上壁(90)と、下側に位置する底壁(91)と、左右に位置する一対の側壁(92)とから構成され、手前側に開口した挿入口(71)を有する。
第5に、左右一対の側壁92の途中には、挿入口71から挿入されたアーム部(52)の一部を露出させる窓部(72)を有する。
第6に、解除部(73)は、一端部が左右一対の側壁(92)に連接し、他端部が自由端部となり、自由端部の先端部に向かって、雌本体(70)の側壁(92)から離れる方向に外向きに斜めに傾斜した第1の自由端部と、第1の自由端部の先端部の近くにおいて、雌本体(70)の側壁(92)に接近する方向に屈曲させた第2の自由端部とを有する。
第6に、サポート部(73a)は、解除部(73)の第1の自由端部の内側面と第2の自由端部の内側面にまたがって位置し、窓部(72)に向かってそれぞれ突出し、窓部(72)を介して露出した前記アーム部(52)にそれぞれ当接するとともに、サポート部(73a)の内側面が雌本体(70)の側壁(92)から離れる方向に外向きに斜めに傾斜した斜面を有し、当該斜面の内側面が、窓部(72)を介して露出したアーム部(52)の外側面に面接触するようにしている。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、解除の際、雄部材と雌部材とを面接触させることで、雌部材の解除部を指で押す位置が異なっても操作力が増加し難く、しかも接触面積が大きいことから、操作力を低減することができる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、解除部と逆の傾斜を有し、アーム部の外側面と面接触するサポート部を解除部の内側面に設けているので、指で押し込んだ際に、解除部の一部がしなるのを防止し、解除操作を確実に行えるようにするとともに、解除部の剛性を向上することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
図1及び図2中、10は、バックルを示し、例えばバッグやケース等(図示せず)の一対のベルト20,21に取り付けられ、両ベルト20,21を着脱可能に連結するために使用されている。
なお、2本のベルト20,21の連結用のバックル10を例示したが、ベルト20,21の連結用に限定されない。
なお、次の(1)及び(2)については、後述する。
(1)雄部材30
(2)雌部材40
なお、バックル10の部材は、上記した(1)及び(2)に限定されない。
(雄部材30)
雄部材30は、図1及び図2に示すように、2本のベルト20,21のうち、一方のベルト20が取り付け可能であり、後述する雌部材40に連結可能なものである。
雄部材30は、図3〜6に示すように、大別すると、次の各部を備える。
なお、次の(1)及び(2)については後述する。
(2)ベルト通し部60
なお、雄部材30の各部は、上記した(1)及び(2)に限定されない。例えば、ベルト通し部60を省き、挿入部50をベルト20の端部に一体的に成形したり、ベルト20以外の連結対象物に取り付けたり、或いは連結対象物に一体的に成形しても良い。
(雌部材40)
雌部材40は、図1及び図2に示すように、2本のベルト20,21のうち、他方のベルト21が取り付け可能であり、後述する雄部材30に連結可能なものである。
雌部材40は、図7〜12に示すように、大別すると、次の各部を備える。
なお、次の(1)及び(2)については後述する。
(2)ベルト固定部80
なお、雌部材40の各部は、上記した(1)及び(2)に限定されない。例えば、ベルト固定部80を省き、雌本体70をベルト21の端部に一体的に成形したり、ベルト21以外の連結対象物に取り付けたり、或いは連結対象物に一体的に成形しても良い。
(挿入部50)
挿入部50は、図3〜6に示すように、雄部材30の一端部に位置し、図13〜16に示すように、雌部材40の後述する挿入口71(図1、図10及び図11参照)に挿入されて係合するものである。
なお、挿入部50の各部は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)中心軸51
中心軸51は、図1、図3、図5及び図6に示すように、後述するベルト通し部60の左右の幅方向の中央から柱状に延びるものである。
アーム部52は、図1、図3〜5に示すように、中心軸51の先端部から二股に分かれて、後述するベルト通し部60に向かって折り返し状に、略アンカー型ないしは英大文字の略「V」字形に延びるものである。
アーム部52の先端自由端部の外側面には、段状の係合部52aを設けている。係合部52aは、雌部材40の後述する側壁92に位置する係止部92a(図12参照)に係合するものである。
ガイド突起53は、図1、図3〜5に示すように、中心軸51に位置し、雌部材40の後述するガイド溝94(図10及び図12参照)にはまり込んでガイドされるものである。
ガイド突起53は、図4に示すように、挿入部50より厚み方向に突出した凸部に形成されている。すなわち、ガイド突起53は、図4の上下に位置する中心軸51の上面と下面から断面凸部に突出し、雌部材40の後述するガイド溝94と対向して一対設けられている。
(ベルト通し部60)
ベルト通し部60は、図1〜6に示すように、雄部材30の他端部、すなわち挿入部50とは反対側に位置し、ベルト20を長さ調節可能に取り付けることができるものである。
ベルト通し部60には、図3〜6に示すように、大別すると、次の各部を備える。
(1)側壁61
側壁61は、図3の左右両側に一対位置し、図3〜6に示すように、挿入部50の挿入方向に沿って長く延びた棒状に形成されている。側壁61は、雌部材40の後述する挿入口71(図1、図11及び図12参照)より大きく張り出させている。
第1バー62は、図3、図5及び図6に示すように、側壁61の端部に位置し、一対の側壁61を橋渡すように形成されている。第1バー62は、図6において側壁61の上側に位置し、第1バー62の下側は、断面略三角形に先細り状に尖らせている。
(3)第2バー63
第2バー63は、図3に示すように、側壁61の長手方向の途中に位置し、一対の側壁61を橋渡すように形成されている。第2バー63は、第1バー62と同様に、図6において側壁61の上側に位置し、第2バー63の下側は、断面略三角形に先細り状に尖らせている。
(雌本体70)
雌本体70は、図7〜12に示すように、雌部材40の一端部に位置し、雄部材30の挿入部50が挿入されるものである。
雌本体70は、図7〜12に示すように、大別すると、次の各部を有する。
(1)挿入口71
(2)窓部72
(3)解除部73
(4)サポート部73a
(5)係止部92a
(6)舌片93
(7)ガイド溝94
なお、雌本体70の各部は、上記した(1)〜(7)に限定されない。
(ベルト固定部80)
ベルト固定部80は、図7、図9及び図11に示すように、雌部材40の他端部、すなわち雌本体70とは反対側に位置し、ベルト21を通して固定することができるものである。
なお、ベルト固定部80の構造は、四角形のリング状に限定されず、雄部材30のベルト通し部60と同じ構造としても良い。逆に、雄部材30のベルト通し部60の構造を、ベルト固定部80と同じ構造としても良い。
(挿入口71)
挿入口71は、図11に示すように、雌本体70の一端部に位置し、雄部材30の挿入部50が挿入されるものである。
また、挿入口71の開口幅は、図12に示すように、雌本体70の中空内部の奥側に向かって徐々に幅狭となるように、左右一対の側壁92の内側面を傾斜させている。
(窓部72)
窓部72は、図7及び図12に示すように、左右一対の側壁92の途中に位置し、図13に示すように、雌本体70の中空内部に挿入された左右のアーム部52の一部を露出させるためのものである。窓部72は、上壁90及び底壁91に一部食い込むように形成されている。
(解除部73)
解除部73は、図1及び図2に示すように、雌部材40側からの解除操作により雄部材30との連結状態を解除するものである。
なお、面接触は、解除の際に限らず、雄部材30との連結状態において、解除部73の内側面とアーム部52の外側面とを面接触させておいても良い。解除時の異音の発生という点は、解除時の解除部73とアーム部52との衝突音を低減できる利点がある。
また、面接触は、図13及び図15に示すように、解除部73の内側面であって、雄部材30の挿入部50の挿入方向の後方に位置する先端部、すなわち自由端側の先端部にまで達する。同様に、面接触は、アーム部52の外側面であって、挿入方向の後方に位置する先端部、すなわち自由端側の先端部にまで達する。
具体的には、解除部73は、図7及び図12に示すように、左右一対の側壁92から窓部72に向かってそれぞれ突出し、図13に示すように、窓部72を介して露出した左右のアーム部52にそれぞれ臨むものである。解除部73は、一端部が左右一対の側壁92に連接し、他端部が自由端部となり、一端部をヒンジとして雌本体70の中空内部に向かって弾性的に撓み込むことができるようにしている。
(サポート部73a)
サポート部73aは、図7に示すように、解除部73の内側面に位置し、解除部73と逆の傾斜を有し、図13に示すように、アーム部52の外側面と面接触するものである。サポート部73aは、アーム部52に面接触させるという作用に加え、解除部73の剛性を向上させるという作用がある。すなわち、サポート部73aにより、指で押し込んだ際に、解除部73の一部がしなるのを防止している。
サポート部73aは、その内側面が解除部73の自由端部に向かって斜めに傾斜し、当該斜面の内側面が、図13に示すように、窓部72を介して露出した左右のアーム部52の外側面に面接触する。
(係止部92a)
係止部92aは、図12に示すように、左右一対の側壁92に位置し、雌本体70の中空内部に挿入された雄部材30の挿入部50に係合し、挿入部50を挿入された状態に係止するためのものである。
(舌片93)
舌片93は、図1、図2及び図7〜11に示すように、雌部材40の対向する一対の内壁、すなわち上壁90と底壁91との、一方の内壁、例えば底壁91に設けられ、挿入口71から雄部材30の挿入方向に延出するものである。
舌片93は、図11に示すように、雄部材30の挿入方向に対して下がった斜面となっている。
舌片93は、図16に示すように、雄部材30のベルト通し部60にかかる位置まで延出している。舌片93は、その下り傾斜した先端部が、同図において、ベルト通し部60の第1バー62の下側に対向して位置する。舌片93は、ベルト通し部60の挿入方向の全長、すなわち同図の左右方向の長さより少し短く設定され、ベルト通し部60の端部、左側の端部が舌片93の先端部から少し突出するようにしている。
また、舌片93には、弾性を有している。
舌片93の弾性は、ベルト20が雄部材30のベルト通し部60から外れる方向に張力が作用した際に撓まないように設定されている。
(ガイド溝94)
ガイド溝94は、雌部材40の対向する一対の内壁、図10において上下に対向する上壁90と底壁91との、一方の内壁、例えば底壁91に少なくとも形成され、雄部材30に設けられたガイド突起53をガイドするものである。
ガイド溝94は、図10に示すように、上壁90及び底壁91から凹んだ凹状に形成されている。
ガイド溝94は、図12に示すように、挿入口71に向かって裾広がりとなっている。すなわち、ガイド溝94は、同図に示すように、雌本体70の中空内部の奥側から挿入口71に向かって溝幅を一定にした直線的に形成されている。ガイド溝94は、雌本体70の中空内部の途中から挿入口71に向かって、英大文字の略「V」字形ないしは英大文字の略「Y」字形に溝幅が開いた導入部94aが形成されている。
(使用方法)
つぎに、上記した構成を有するバックル10の使用方法について、図1、図2及び図13〜16を用いて説明する。
(連結方法)
つぎに、雄部材30と雌部材40とを連結するには、雄部材30の挿入部50を、図1に示すように、雌本体70の挿入口71に合わせて挿入する。
挿入部50を更に挿入すると、左右一対のアーム部52の外側面が、左右一対の側壁92の内側面に押されて、互いに接近する方向に撓む。このため、左右一対のアーム部52が挿入口71を通過可能なり、雌本体70の中空内部の奥側に向かって進行する。
このとき、アーム部52の先端部に、段状に形成された係合部52aが、窓部72に臨む側壁92の端部に位置する係止部92aに当接する。このとき、「カチッ」という音を発生させて節度感を伴って、係合部52aが係止部92aに当接する。係合部52aが係止部92aに当接すると、アーム部52が挿入口71に戻るのが阻止され、図13〜16に示すように、雄部材30と雌部材40とが連結した状態にロックされる。
また、このとき、窓部72に臨む、左右一対の解除部73の自由端部の内側面から突出するサポート部73aが、図13及び図15に示すように、窓部72を介して露出した左右のアーム部52の外側面に面接触する。
(連結状態の解除方法)
つぎに、連結状態を解除するには、左右一対の解除部73を、互いに接近する方向に押し込めば良い。
点接触ないしは線接触した状態まで解除部73を押し込むと、アーム部52の係合部52aが、窓部72に臨む側壁92の係止部92aから係脱し、ロック状態が解除される。
ロック状態が解除されると、左右一対のアーム部52は、サポート部73aに押されて、挿入口71に向かって押し出される。
このため、雄部材30と雌部材40とが、図1に示すように、互いに分離し、2本のベルト20,21の連結状態が解かれる。
(舌片93の作用)
つぎに、舌片93の作用について説明する。
すなわち、挿入部50を、挿入口71に対して平行に挿入すると、挿入部50の下面が舌片93の上面を摺動しながら、挿入口71に向かって案内される。
また、挿入口71に対して斜め上方から挿入すると、挿入部50の先端部が舌片93の上面に衝突することで、挿入口71に対して平行となるように案内される。
また、連結後は、舌片93が、図16に示すように、ベルト通し部60の第1バー62と対向し、それらの間隔内に第2バー63で折り返してベルト20の上下に重ね合わせた重合部分が位置する。
このため、ベルト20の移動を舌片93により阻止することで、ベルト20の緩みを防止できる。
(図17〜19の第2の実施の形態)
つぎに、図17〜19を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態において用いる雄部材30は、第1の実施の形態のものと同一の構造を有する。
また、本実施の形態の説明においては、第1の実施の形態と同一の構成を有する部分については同一の符号を用いて、それらの説明を省略する。
30 雄部材 40 雌部材
50 挿入部 51 中心軸
52 アーム部 52a 係合部
53 ガイド突起
60 ベルト通し部 61 側壁
62 第1バー 63 第2バー
70 雌本体
71 挿入口 72 窓部
73 解除部 73a サポート部
80 ベルト固定部
90 上壁 91 底壁
92 側壁 92a 係止部
93 舌片
94 ガイド溝 94a 導入部
Claims (4)
- 雄部材と、前記雄部材が挿入される雌部材とから構成され、
前記雌部材側からの解除操作により前記雄部材との連結状態を解除するバックルであり、
前記解除の際、前記雄部材のアーム部の外側面と、前記雌部材の解除部の内側面とが面接触し、
前記解除部の内側面には、
前記アーム部の外側面と面接触するサポート部を設け、
前記雌部材は、
筒形に形成され、上側に位置する上壁と、下側に位置する底壁と、左右に位置する一対の側壁とから構成され、手前側に開口した挿入口を有し、
左右一対の前記側壁の途中には、
前記挿入口から挿入された前記アーム部の一部を露出させる窓部を有し、
前記解除部は、
一端部が左右一対の側壁に連接し、他端部が自由端部となり、
前記自由端部の先端部に向かって、前記雌本体の前記側壁から離れる方向に外向きに斜めに傾斜した第1の自由端部と、前記第1の自由端部の先端部の近くにおいて、前記雌本体の前記側壁に接近する方向に屈曲させた第2の自由端部とを有し、
前記サポート部は、前記解除部の前記第1の自由端部の内側面と前記第2の自由端部の内側面にまたがって位置し、前記窓部に向かってそれぞれ突出し、前記窓部を介して露出した前記アーム部にそれぞれ当接するとともに、
前記サポート部の内側面が前記雌本体の前記側壁から離れる方向に外向きに斜めに傾斜した斜面を有し、当該斜面の内側面が、前記窓部を介して露出した前記アーム部の外側面に面接触するようにしている、ことを特徴とするバックル。 - 前記アーム部の外側面と前記解除部の前記サポート部の内側面とは、
前記面接触しつつも、
解除しきる際に、点接触となることを特徴とする請求項1に記載のバックル。 - 前記アーム部の外側面が挿入方向の前方に向かって先細り状に傾斜し、当該傾斜した外側面を前記解除部の前記サポート部の内側面が押圧して解除することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバックル。
- 前記面接触が、
前記雄部材と前記雌部材が係合した状態において、
前記アーム部の外側面であって挿入方向の後方に位置する先端部にまで達するとともに、
前記解除部の前記サポート部の内側面であって、前記先端部と同方向に位置する先端部にまで達していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバックル。
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