JP6030521B2 - 後輪サスペンション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アクチュエータによりナックルを押し引き駆動することで、後輪のキャンバ角およびトー角を調整することができるようにした後輪サスペンション装置に関するものである。
4輪自動車の後輪サスペンション装置においては、前輪の舵角と逆相のトー角を後輪に付与する逆相トー角制御を行うことで、低速旋回時のステアリング特性の改善や、車両姿勢角の適正化によるドライバビリティの向上を図ることができる利点が得られ、また、後輪のキャンバ角を変更することができる構成とすると、後輪の接地面積の減少に伴って転がり抵抗が小さくなることで走行抵抗を低減することができる利点が得られる。
このような後輪のキャンバ角やトー角を調整する技術として、従来、ダンパおよびスプリングで構成されたストラットと、ロアアームとで、ナックルを車体に支持させたストラット式の後輪サスペンション装置において、モータでナックルを押し引き駆動して、ナックルの下端のキャンバ軸を中心にしてナックルを回動させることで、後輪のキャンバ角を調整し、また、ボールジョイントを介してナックルの下端をロアアームに連結して、後輪のトー角を調整することができるようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2011−116164号公報
しかしながら、前記の従来技術では、モータが、後輪のキャンバ角のみを調整するアクチュエータとして機能するため、後輪のトー角を調整するには別にアクチュエータを設ける必要があり、これにより、ばね下重量の増加を招くなどの問題があった。
また、前輪の舵角と逆相のトー角を後輪に付与する逆相トー角制御は、低速旋回時でのステアリング特性の改善やドライバビリティの向上を図るうえで有効であるが、このような低速旋回時を基準にした逆相トー角制御を高速旋回時でも同様に行うと、逆相のトー角が逆にスタビリティの低下を招いてしまい、低速旋回時と高速旋回時との両方で望まれる性能を実現することが難しいという問題があった。
このような問題を避けるには、後輪のトー角を車速に応じて制御すればよいが、左右の後輪に方向が逆で絶対値の大きさが異なるトー角を付与すると、車両旋回時に車体に発生する横加速度の大きさに応じて、トー角が実質的に変化するようになるため、車速に応じてトー角を変化させる制御を行わなくても、車速に応じた適切なトー角が付与される状態となり、低速旋回時のステアリング特性の改善やドライバビリティの向上を図るとともに、高速旋回時のスタビリティの低下を防ぐことができる。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、1つのアクチュエータで後輪のキャンバ角およびトー角を同時に調整することができ、さらに、左右の後輪に方向が逆で絶対値の大きさが異なるトー角を付与することができるように構成された後輪サスペンション装置を提供することにある。
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、後輪(3)を支持するナックル(4)と、このナックルを車体に連結するサスペンションアーム(5,6,7)と、前記後輪のキャンバ角およびトー角を調整するために、前記ナックルを略車体幅方向に押し引き駆動するアクチュエータ(10)と、を備え、前記ナックルは、前記後輪のキャンバ角およびトー角を変更する向きの回動を可能とする連結部(11,12)を介して前記サスペンションアーム(5)に連結され、前記連結部により規定される回動軸(A)は、上面視で車体前後方向に対して車体前側が車体外側に位置する態様で傾斜するとともに、側面視で車体前後方向に対して傾斜するように設定された構成とする。
これによると、1つのアクチュエータでキャンバ角およびトー角を同時に調整することができる。そして、アクチュエータを同一のストローク量で逆方向にナックルを押し引き駆動した場合に、トーアウト側でのトー角の絶対値がトーイン側でのトー角の絶対値より小さくなる。これにより、前輪の舵角と逆相のトー角を後輪に付与する逆相トー角制御を行う場合に、車速に基づいてトー角を変化させる制御を行わなくても、高速旋回時には実質的なトー角が小さくなり、低速旋回時には実質的なトー角が大きくなるため、低速旋回時のステアリング特性の改善やドライバビリティの向上を図るとともに、高速旋回時のスタビリティの低下を防ぐことができる。また、アクチュエータを同一のストローク量で逆方向にナックルを押し引き駆動した場合に、トーアウト側とトーイン側とでは、トー角の絶対値が異なる一方でキャンバ角の絶対値は略同一とすることができる。これにより、逆相トー角制御を行う場合に、左右の後輪に絶対値が略同一のキャンバ角が付与されるため、旋回時の走行抵抗を左右でバランスよく低減することができる。
また、第2の発明は、前記回動軸は、側面視で車体前後方向に対して車体前側が上側に位置する態様で傾斜するように設定された構成とする。
これによると、逆相トー角制御を行う場合に、トーアウトとなる旋回外輪側にネガティブキャンバを付与し、トーインとなる旋回内輪側にポジティブキャンバを付与することができる。これにより、旋回性能を高めることができる。
また、第3の発明は、前記アクチュエータ(10)を1つ備え、このアクチュエータに、左右の前記後輪(3)の各々を支持する2つの前記ナックル(4)をそれぞれ押し引き駆動する2つの出力軸(19)が設けられ、この2つの出力軸の一方が前記ナックルに押し動作を行うときに、他方が前記ナックルに引き動作を行う構成とする。
これによると、アクチュエータが一つで済むため、製造コストを低減することができる。
また、第4の発明は、前記サスペンションアームとして、トレーリングアーム(5)、アッパーアーム(6)およびロアアーム(7)を備え、前記ナックル(4)は、前記回動軸(A)を規定する前記連結部(11,12)を介して前記トレーリングアームと連結された構成とする。
これによると、ナックルをトレーリングアームに対して高い剛性で連結することができるため、後輪のキャンバ角およびトー角を高い精度で調整することができる。
このように本発明によれば、1つのアクチュエータでキャンバ角およびトー角を同時に調整することができる。そして、アクチュエータを同一のストローク量で逆方向にナックルを押し引き駆動した場合に、トーアウト側でのトー角の絶対値がトーイン側でのトー角の絶対値より小さくなる。これにより、前輪の舵角と逆相のトー角を後輪に付与する逆相トー角制御を行う場合に、車速に基づいてトー角を変化させる制御を行わなくても、高速旋回時には実質的なトー角が小さくなり、低速旋回時には実質的なトー角が大きくなるため、低速旋回時のステアリング特性の改善やドライバビリティの向上を図るとともに、高速旋回時のスタビリティの低下を防ぐことができる。また、アクチュエータを同一のストローク量で逆方向にナックルを押し引き駆動した場合に、トーアウト側とトーイン側とでは、トー角の絶対値が異なる一方でキャンバ角の絶対値は略同一とすることができる。これにより、逆相トー角制御を行う場合に、左右の後輪に絶対値が略同一のキャンバ角が付与されるため、旋回時の走行抵抗を左右でバランスよく低減することができる。
本実施形態に係る後輪サスペンション装置を示す平面図である。 後輪サスペンション装置の側面図である。 後輪サスペンション装置の斜視図である。 左右のサスペンション装置を示す平面図である。 後輪サスペンション装置の模式的な側面図および平面図である。 車両旋回時の前輪および後輪の状況を示す模式的な平面図である。 車両旋回時の後輪の状況を示す模式的な背面図である。 車両旋回時の後輪のキャンバ角およびトー角の状況を示す模式的な平面図である。 アクチュエータのストローク量と後輪のトー角との関係を示すグラフである。 回動軸を種々に設定した変形例における後輪のキャンバ角およびトー角の状況を示す模式的な側面図および平面図である。 回動軸を種々に設定した変形例における後輪のキャンバ角およびトー角の状況を示す模式的な側面図および平面図である。 回動軸を種々に設定した変形例における後輪のキャンバ角およびトー角の状況を示す模式的な側面図および平面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る後輪サスペンション装置1を示す平面図である。図2は、図1に示した後輪サスペンション装置1の側面図である。図3は、図1に示した後輪サスペンション装置1の斜視図である。なお、図1〜図3では、車体左側の後輪サスペンション装置1を示すが、車体右側の後輪サスペンション装置1はこれと左右対称に現れる。
図1に示すように、この後輪サスペンション装置1は、車軸2を介して後輪3を回転自在に支持するナックル4と、このナックル4を車体に連結するトレーリングアーム5、アッパーアーム6およびロアアーム7と、トレーリングアーム5に減衰力および弾性力をそれぞれ与えるダンパ8およびスプリング9と、後輪3のキャンバ角およびトー角を調整するために、ナックル4を略車体幅方向に押し引き駆動するアクチュエータ10と、を備えている。
ナックル4は、トレーリングアーム5に対する2つの連結部11,12を備えており、この連結部11,12はそれぞれ、トレーリングアーム5に設けられた連結部14,15に回動可能に連結されている。このナックル4側の連結部11,12とトレーリングアーム5側の連結部14,15との間にはそれぞれゴムブッシュ(弾性連結部材)が設けられている。
トレーリングアーム5は、上面視でく字形状に屈曲した形状に形成されており、この屈曲部分に前側の連結部14が設けられ、後端部分に後側の連結部15が設けられている。トレーリングアーム5の前端には、車体に回動可能に連結される連結部16が設けられており、この連結部16にはゴムブッシュ(弾性連結部材)が設けられている。
また、ナックル4は、アッパーアーム6に対する連結部13を備えており、この連結部13は、アッパーアーム6の外端に設けられた連結部17に回動可能に連結されている。このナックル4側の連結部13とアッパーアーム6側の連結部17との間にはゴムブッシュ(弾性連結部材)が設けられている。
アッパーアーム6の内端には、アクチュエータ10に対する連結部18が設けられている。この連結部18は、アクチュエータ10の出力軸19に設けられた連結部20に回動可能に連結されている。アクチュエータ10は、出力軸19が軸方向(車体幅方向)に進退する直動型のものであり、この出力軸19を進退させることで、アッパーアーム6を介してナックル4が押し引き駆動される。
図2に示すように、ナックル4に設けられたトレーリングアーム5に対する連結部11,12は車軸2の下方に位置し、アッパーアーム6に対する連結部13は車軸2の上方に位置する。
図3に示すように、ロアアーム7の外端には、トレーリングアーム5の後端21と連結される連結部22が設けられている。ロアアーム7の内端には、車体に回動可能に連結される連結部23が設けられており、この連結部23にはゴムブッシュ(弾性連結部材)が設けられている。
図4は、左右のサスペンション装置1を示す平面図である。アクチュエータ10は、車体左右方向の中心部に配置されている。このアクチュエータ10は、左右に出力軸19を備え、この左右の出力軸19はそれぞれ左右のアッパーアーム6に連結されており、この左右のアッパーアーム6を介して左右のナックル4がアクチュエータ10により押し引き駆動される。左右の出力軸19は、左右対称に動作する、すなわち同一のストローク量で逆方向に動作する。
さて、本実施形態では、アクチュエータ10がアッパーアーム6を介してナックル4を押し引き駆動した際に、後輪のキャンバ角およびトー角を変更する向きにナックル4がトレーリングアーム5に対して回動することができるようになっている。以下、アクチュエータ10の押し引き駆動に応じて、ナックル4がトレーリングアーム5に対して回動する動作について説明する。
図5は、後輪サスペンション装置1の模式的な側面図および平面図であり、図5(A)は側面図であり、図5(B)は中立位置での平面図であり、図5(C)は、アクチュエータ10の押し動作時の平面図であり、図5(D)は、アクチュエータ10の引き動作時の平面図である。
図1および図2に示したように、ナックル4に設けられた2つの連結部11,12は、車体前後方向および車体幅方向に離間して配置されており、各連結部11,12の中心点P1,P2を結ぶ回動軸Aを中心にして、ナックル4がトレーリングアーム5に対して回動する。なお、連結部11,12の中心点P1,P2は、連結部11,12に設けられたゴムブッシュの中心点とすればよい。
ここで、図2に示したように、ナックル4に設けられたトレーリングアーム5に対する連結部11,12は車軸2の下方に位置し、アッパーアーム6に対する連結部13は車軸2の上方に位置する。このため、アッパーアーム6を介してナックル4が押し引き駆動されて回動軸Aを中心にしてナックル4が回動する場合、アクチュエータ10の押し動作時には後輪3にポジティブキャンバが付与され、アクチュエータ10の引き動作時には後輪3にネガティブキャンバが付与される。
また、図2および図5(A)に示すように、回動軸Aは、側面視で車体前後方向に対して傾斜している。特に、本実施形態では、回動軸Aが、側面視で車体前側が上側に位置するように車体前後方向に対して角度αで傾斜している。また、図1および図5(B)に示すように、回動軸Aは、上面視で車体前後方向に対して傾斜している。特に、本実施形態では、回動軸Aが、上面視で車体前側が車体外側に位置するように車体前後方向に対して角度βで傾斜している。
このため、図5(C)に示すように、アクチュエータ10の押し動作時には、後輪3にポジティブキャンバとトーインが付与され、図5(D)に示すように、アクチュエータ10の引き動作時には、後輪3にネガティブキャンバとトーアウトが付与される。このように、アクチュエータ10の動作方向に応じて、キャンバ角をポジティブ方向とネガティブ方向とに変化させると同時に、トー角をトーイン方向とトーアウト方向とに変化させることができる。また、アクチュエータ10のストローク量が同じでも、トーアウト側でのトー角の絶対値Tがトーイン側でのトー角の絶対値Tより小さくなる。
次に、車両旋回時の制御について説明する。図6は、車両旋回時の前輪31および後輪3の状況を示す模式的な平面図であり、図6(A)に比較例を、図6(B)に本実施形態の場合をそれぞれ示す。図7は、車両旋回時の後輪3の状況を示す模式的な背面図である。なお、図6,7では、右旋回時の状況を示すが、左旋回時にはこれと左右対称に現れる。
本実施形態では、図6に示すように、低速旋回時におけるステアリング特性の改善や車両姿勢角の適正化によるドライバビリティの向上を図るため、前輪31の舵角と逆相のトー角を後輪3に付与する逆相トー角制御が行われ、例えば右旋回時には、旋回外輪側がトーアウトとなり、旋回内輪側がトーインとなる。
図6(A)に示す例では、旋回外輪側のトー角の絶対値Toutと旋回内輪側のトー角の絶対値Tinとが略同一となっている。これに対して、図6(B)に示すように、本実施形態では、旋回外輪側のトー角の絶対値Toutが旋回内輪側のトー角の絶対値Tinより小さく設定される。また、本実施形態では、図7に示すように、旋回外輪側のキャンバ角の絶対値Coutと旋回内輪側のキャンバ角の絶対値Cinとが略同一となる。
ここで、車速に関係なく、前輪31の舵角に基づいて後輪3に逆相のトー角を付与する逆相トー角制御を行うと、低速旋回時にはステアリング特性の改善やドライバビリティの向上が望めるが、高速旋回時には、逆相のトー角が逆にスタビリティの低下を招いてしまう。
一方、車両旋回時には、車体に発生する横加速度により、旋回外輪側と旋回内輪側との間で荷重移動が生じ、図7に示したように、旋回外輪側の接地荷重Loutが大きくなり、旋回内輪側の接地荷重Linが小さくなる。この荷重移動は、高速旋回時のように車体に大きな横加速度が発生する場合に顕著になる。このように、車体に大きな横加速度が発生して、旋回外輪側の接地荷重が旋回内輪側に比較して十分に大きくなると、旋回外輪側のトー角の効果が支配的になり、旋回内輪側のトー角の効果は低くなる。
このため、図6(B)に示す本実施形態のように、左右の後輪3に絶対値の大きさが異なるトー角を付与すると、旋回時の横加速度の大きさに応じて、左右の後輪3の実質的なトー角を変化させることができる。すなわち、左右の後輪3を等価的な1輪に置き換えて考えたとき、左右の後輪3でトー角の絶対値の大きさを変えることで、横加速度の大きさに応じて、この等価的な1輪に付与されるトー角を変化させることができる。
図8は、車両旋回時の後輪3のキャンバ角およびトー角の状況を示す模式的な平面図であり、図8(A)に直進時の状況を、図8(B)に右旋回時の状況を、図8(C)に左旋回時の状況をそれぞれ示す。図9は、アクチュエータ10のストローク量と後輪3のトー角との関係を示すグラフであり、図9(A)に左側の後輪3を、図9(B)に右側の後輪3をそれぞれ示す。
前記のように、本実施形態では、アクチュエータ10の押し動作時には後輪3にポジティブキャンバとトーインが付与され、アクチュエータ10の引き動作時には後輪3にネガティブキャンバとトーアウトが付与される。ここで、アクチュエータ10により左右のナックル4を同一のストローク量で逆方向に押し引き駆動すると、旋回時の状態は次のようになる。
図8(B)に示すように、右旋回時には、図8(A)に示すアクチュエータ10の中立位置から、左右の出力軸19がともに右方向に移動するようにアクチュエータ10を動作させ、右側のナックル4では押し動作となり、左側のナックル4では引き動作となる。これにより、左側(旋回外輪側)の後輪3には、ネガティブキャンバおよびトーアウトが付与され、右側(旋回内輪側)の後輪3には、ポジティブキャンバおよびトーインが付与される。
図8(C)に示すように、左旋回時には、図8(B)に示す右旋回時と逆方向にアクチュエータ10を動作させ、左右の後輪3のキャンバ角およびトー角は、図8(B)に示す右旋回時と左右逆の状態となる。
また、本実施形態では、アクチュエータ10により左右のナックル4を同一のストローク量で逆方向に押し引き駆動した場合、押し動作側と引き動作側とで後輪3に付与されるトー角の絶対値が異なる。特に、本実施形態では、引き動作側(トーアウト側)のトー角の絶対値が押し動作側(トーイン側)のトー角の絶対値より小さくなる。
ここで、図9に示すように、アクチュエータ10のストローク量に応じたトー角の変化状況を示す特性曲線は、トーインの領域(トー角が正の領域)では直線に近い形状となるが、トーアウトの領域(トー角が負の領域)では曲率が大きくなる。このため、トーインの領域では、アクチュエータ10のストローク量の増大に応じてトー角の絶対値も大きくなるが、トーアウトの領域では、トーインの領域と比較して、ストローク量に応じたトー角の変化量が小さくなる。
一方、本実施形態では、単一のアクチュエータ10で左右のナックル4を押し引き駆動し、左右のナックル4は同一のストローク量で逆方向に押し引き動作され、引き動作側はトーアウトの領域となり、押し動作側はトーインの領域となる。そして、引き動作側のストローク量と押し動作側のストローク量とは等しいため、引き動作側のトー角の絶対値が押し動作側のトー角の絶対値より小さくなる。したがって、図8(B),(C)に示したように、引き動作側となる旋回外輪側のトー角の絶対値Toutが、押し動作側となる旋回内輪側のトー角の絶対値Tinより小さくなる。
また、図9に示したように、上面視での車体前後方向に対する回動軸Aの傾斜角βが大きくなると、トーアウトの領域における特性曲線の傾きが大幅に小さくなる。このため、回動軸Aの傾斜角βが大きくなると、トーアウトでのトー角の絶対値とトーインでのトー角の絶対値との差が大きくなる。これにより、回動軸Aの傾斜角βを十分に大きく設定することで、左右の後輪3に絶対値の大きさが十分に異なるトー角を付与することができる。
このように本実施形態では、左右の後輪3に逆向きで絶対値の大きさが異なるトー角を付与することができ、図8(B),(C)に示したように、旋回外輪側の後輪3には、旋回内輪側より小さなトー角がトーアウト方向に付与され、旋回内輪側の後輪3には、旋回外輪側より大きなトー角がトーイン方向に付与される。また、旋回外輪側の後輪3には、旋回内輪側と略同一の大きさのキャンバ角によるネガティブキャンバが付与され、旋回内輪側の後輪3には、旋回外輪側と略同一の大きさのキャンバ角によるポジティブキャンバが付与される。
以上のように本実施形態では、後輪3のキャンバ角およびトー角を調整するためにアクチュエータ10によりナックル4を押し引き駆動した際に、ナックル4がトレーリングアーム5に対して連結部11,12を中心にして回動し、このとき、連結部11,12により規定される回動軸が車体前後方向に対して傾斜するように設定されているため、ナックル4を、後輪3のキャンバ角およびトー角を変更する向きに回動させることができ、また、ナックル4の回動が連結部11,12で許容されることから、トレーリングアーム5に捩れが発生しないため、トレーリングアーム5を車体に連結する連結部16のゴムブッシュに過大な変位が発生することを避けることができる。これにより、連結部16に高い支持剛性を確保しても、所期のサスペンション特性を実現することができる。
また、本実施形態では、既存のサスペンション装置の基本的構成はそのままで、ナックル4およびトレーリングアーム5を2つの連結部11,12で連結する構成を付加すればよく、既存のサスペンション装置に対して、アームやリンクなどの部材を追加する必要がないため、製造コストの上昇を抑えることができる。
また、本実施形態では、1つのアクチュエータ10でキャンバ角およびトー角を同時に調整することができる。そして、アクチュエータ10を同一のストローク量で逆方向にナックル4を押し引き駆動した場合に、トーアウト側でのトー角の絶対値がトーイン側でのトー角の絶対値より小さくなる。これにより、前輪31の舵角と逆相のトー角を後輪3に付与する逆相トー角制御を行う場合に、車速に基づいてトー角を変化させる制御を行わなくても、高速旋回時には実質的なトー角が小さくなり、低速旋回時には実質的なトー角が大きくなるため、低速旋回時のステアリング特性の改善やドライバビリティの向上を図るとともに、高速旋回時のスタビリティの低下を防ぐことができる。また、アクチュエータを同一のストローク量で逆方向にナックルを押し引き駆動した場合に、トーアウト側とトーイン側とでは、トー角の絶対値が異なる一方でキャンバ角の絶対値は略同一とすることができる。これにより、逆相トー角制御を行う場合に、左右の後輪に絶対値が略同一のキャンバ角が付与されるため、旋回時の走行抵抗を左右でバランスよく低減することができる。
次に、ナックル4がトレーリングアーム5に対して回動する際に中心となる回動軸Aの変形例について説明する。図10、図11及び図12は、回動軸Aを種々に設定した変形例における後輪3のキャンバ角およびトー角の状況を示す模式的な側面図および平面図である。
ここで、図10は、回動軸Aが上面視で車体前後方向に対して車体前側が車体外側に位置する態様で傾斜するように設定された場合を示し、図11は、回動軸Aが上面視で車体前後方向に平行となるように設定された場合を示し、図12は、回動軸Aが上面視で車体前後方向に対して車体前側が車体内側に位置する態様で傾斜するように設定された場合を示す。
また、各図の(A−1)〜(A−4)は、回動軸Aが側面視で車体前後方向に対して車体前側が上側に位置する態様で傾斜するように設定された場合を示し、各図の(B−1)〜(B−4)は、回動軸Aが側面視で車体前後方向に平行となるように設定された場合を示し、各図の(C−1)〜(C−4)は、回動軸Aが側面視で車体前後方向に対して車体前側が下側に位置する態様で傾斜するように設定された場合を示す。
また、各図の(A−1)、(B−1)、および(C−1)は、側面図であり、各図の(A−2)、(B−2)、および(C−2)は、中立位置での平面図であり、各図の(A−3)、(B−3)、および(C−3)は、アクチュエータ10の押し動作時の平面図であり、各図の(A−4)、(B−4)、および(C−4)は、アクチュエータ10の引き動作時の平面図である。
また、各図では、アクチュエータ10の押し動作時と引き動作時とでストローク量を同一とした場合に、押し動作時と引き動作時とでトー角の絶対値の大きさが異なる場合に、押し動作時および引き動作時でのトー角の絶対値の大小を示している。
ここで、車両旋回時の逆相トー角制御において必要となる状態、すなわちトーアウトでのトー角の絶対値がトーインでのトー角の絶対値より小さくなるようにするには、図10(A−1)〜(A−4),(C−1)〜(C−4)に示すように、回動軸Aが、上面視で車体前後方向に対して車体前側が車体外側に位置する態様で傾斜するとともに、側面視で車体前後方向に対して傾斜するように設定する必要があり、特に、トーアウトでネガティブキャンバとなり、トーインでポジティブキャンバとなるには、図10(A−1)〜(A−4)の本実施形態のように、回動軸Aが、側面視で車体前後方向に対して車体前側が上側に位置する態様で傾斜するように設定する必要がある。
また、トー角をトーイン方向とトーアウト方向とに変化させるには、回動軸Aが、側面視で車体前後方向に対して傾斜するように設定する必要があり、回動軸Aが、側面視で車体前後方向に対して平行となるように設定すると、トー角をトーイン方向とトーアウト方向とに変化させることができない。すなわち、図10(B−1)〜(B−4)の場合には、トー角をトーアウト方向に変化させることができず、図11(B−1)〜(B−4)の場合には、トー角が0のままであり、図12(B−1)〜(B−4)の場合には、トー角をトーイン方向に変化させることができない。
以上、本発明を特定の実施形態に基づいて説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって、本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。また、上記実施形態に示した本発明に係る後輪サスペンション装置の各構成要素は、必ずしも全てが必須ではなく、少なくとも本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
例えば、本実施形態では、図4に示したように、左右のナックル4を1つのアクチュエータ10で押し引き駆動するようにしたが、左右別々にアクチュエータを設けて、その2つのアクチュエータを対称的に動作させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、図1に示したように、ナックル4とトレーリングアーム5との連結部11,12を2つ設けるようにしたが、この連結部を1つだけ設けることも可能である。
また、本実施形態では、図1〜図9に示す構成について主に説明しており、これは、図10(A−1)〜(A−4)に示す回動軸Aの構成に基づくものであるが、本発明はこのような回動軸Aの構成に限定されるものではない。すなわち、後輪に求められる挙動特性に応じて、図10〜図12に示す各構成を適宜に採用すればよい。
また、本実施形態では、トレーリングアーム式の後輪サスペンション装置の例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の形式の後輪サスペンション装置に適用することも可能である。
1 後輪サスペンション装置
2 車軸
3 後輪
4 ナックル
5 トレーリングアーム
6 アッパーアーム
7 ロアアーム
10 アクチュエータ
11,12 連結部
14,15 連結部
19 出力軸
A 回動軸

Claims (4)

  1. 後輪を支持するナックルと、
    このナックルを車体に連結するサスペンションアームと、
    前記後輪のキャンバ角およびトー角を調整するために、前記ナックルを略車体幅方向に押し引き駆動するアクチュエータと、を備え、
    前記ナックルは、前記後輪のキャンバ角およびトー角を変更する向きの回動を可能とする連結部を介して前記サスペンションアームに連結され、
    前記連結部により規定される回動軸は、上面視で車体前後方向に対して車体前側が車体外側に位置する態様で傾斜するとともに、側面視で車体前後方向に対して傾斜するように設定されたことを特徴とする後輪サスペンション装置。
  2. 前記回動軸は、側面視で車体前後方向に対して車体前側が上側に位置する態様で傾斜するように設定されたことを特徴とする請求項1に記載の後輪サスペンション装置。
  3. 前記アクチュエータを1つ備え、このアクチュエータに、左右の前記後輪の各々を支持する2つの前記ナックルをそれぞれ押し引き駆動する2つの出力軸が設けられ、この2つの出力軸の一方が前記ナックルに押し動作を行うときに、他方が前記ナックルに引き動作を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の後輪サスペンション装置。
  4. 前記サスペンションアームとして、トレーリングアーム、アッパーアームおよびロアアームを備え、前記ナックルは、前記回動軸を規定する前記連結部を介して前記トレーリングアームと連結されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の後輪サスペンション装置。
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