JP6028381B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
画像形成装置として、現像剤を担持する感光ドラムと、感光ドラム上の現像剤を用紙に転写する転写ローラと、用紙を感光ドラムと転写ローラとの間に給紙するための各種のローラとを備えるプリンタが知られている。
このようなプリンタとして、例えば、感光ドラムを有するドラムカートリッジと、現像ローラを有する現像カートリッジとを備えるプロセスカートリッジを、本体ハウジングに対して着脱自在に備えるプリンタが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
このプリンタでは、ドラムカートリッジに、感光ドラムの下面に圧接される転写ローラが設けられている。また、用紙を感光ドラムと転写ローラとの間に給紙する1対のレジストローラのうちの一方が、プロセスカートリッジに設けられ、1対のレジストローラのうちの他方が、本体ハウジング内に設けられている。
そして、プロセスカートリッジが本体ハウジング内に装着されている状態で、プロセスカートリッジ側のレジストローラは、本体ハウジング内に設けられるバネによって、本体ハウジング側のレジストローラに対して圧接される。
特開2001−75457号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載のプリンタでは、バネは、プロセスカートリッジ側のレジストローラの端部にレジストローラの軸方向と直交する方向から当接されている。
一方、近年においては、プロセスカートリッジが本体ハウジング内に同梱された状態で製品が出荷されることがある。プロセスカートリッジが本体ハウジング内に同梱された状態で製品が搬送される際、外部からの振動(外乱)を受けることがある。また、出荷時以外においても、プリンタ使用時において、外部からの意図しない振動を受けることがある。
そのため、このような外乱などによって、プロセスカートリッジが本体ハウジング内で移動されると、バネが、プロセスカートリッジ側のレジストローラから外れる場合がある。
その場合には、外れたバネがプロセスカートリッジと本体ハウジングとの間に噛み込むなどして、プロセスカートリッジを本体ハウジングから取り外すことが困難になる場合がある。
そこで、本発明の目的は、押圧部材の第2ローラ部材に対する当接が解除された場合に、その押圧部材を、第2ローラ部材に対して、再度当接させることができる、画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、装置本体と、装置本体に対して着脱可能に構成され、現像剤像を担持可能に構成される感光体を有するカートリッジとを備える。
装置本体は、現像剤像が転写される被転写媒体を感光体へ向かって搬送可能に構成される第1ローラ部材を有する。
カートリッジは、第1ローラ部材に対して対向可能に構成される第2ローラ部材を有する。
また、装置本体は、押圧部材を備える。
押圧部材は、第2ローラ部材を第1ローラ部材へ向かって押圧するように第2ローラ部材に当接される第1状態と、第2ローラ部材に対する当接が解除されて、第2ローラ部材の軸線方向外側に対向配置される第2状態とに変位可能に構成される。
また、第2ローラ部材および装置本体の少なくともいずれか一方は、ガイド部を備える。
ガイド部は、第2状態における押圧部材が第2ローラ部材によって軸線方向外側へ押圧されたときに、押圧部材を、第1状態となるように案内する。
このような構成によれば、装置本体内においてカートリッジが軸線方向一方側に移動し、第2ローラ部材の軸線方向他方側端部に対する押圧部材の当接が解除された場合には、押圧部材は、第2状態に変位し、第2ローラ部材の軸線方向他方側(軸線方向外側)に対向配置される。
そして、そのように押圧部材が第2状態に変位しても、第2ローラ部材の軸線方向他方側端部が、押圧部材を軸線方向一方側から軸線方向他方側へ押圧すると、押圧部材は、ガイド部によって案内されて、第2ローラ部材に対する当接が解除された第2状態から、第2ローラ部材を第1ローラ部材へ向かって押圧するように第2ローラ部材に当接される第1状態へ変位される。
その結果、押圧部材の第2ローラ部材に対する当接が解除された場合(第2状態)に、その押圧部材を、第2ローラ部材に対して、当接が解除される前の状態(第1状態)で当接するように復帰させることができる。
(2)また、ガイド部は、装置本体に設けられていてもよい。
このような構成によれば、ガイド部および押圧部材は、ともに装置本体に設けられる。
そのため、押圧部材をガイド部に対して精度よく配置することができる。
その結果、ガイド部によって、押圧部材を確実に案内することができる。
(3)また、ガイド部は、押圧部材を案内するガイド面を有してもよい。
このような構成によれば、ガイド面によって、押圧部材を円滑に案内することができる。
(4)また、ガイド面は、押圧部材を第1状態へ変位させるように、軸線方向に対して傾斜していてもよい。
このような構成によれば、ガイド面の傾斜に沿って、押圧部材をより円滑に第1状態へ向かって変位させることができる。
(5)また、押圧部材は、弾性を有する材料からなり、装置本体に対して位置固定される被固定部と、第2ローラ部材に対して当接可能な当接部とを備えてもよい。
また、装置本体は、被固定部を位置固定する固定部を備えてもよい。
このような構成によれば、押圧部材は、弾性を有する材料からなりその被固定部において、装置本体の固定部に対して位置固定されている。
そのため、押圧部材が、第2ローラ部材によって、その軸線方向外側へ押圧されると、押圧部材は、その被固定部を支点として弾性変形される。
そして、押圧部材は、軸線方向外側に向かって弾性変形しながらガイド部によって案内されて、その後、第1状態に変位される。
その結果、押圧部材を、円滑かつ確実に、第1状態に復帰させることができる。
(6)また、押圧部材は、ねじりコイルばねであってもよい。
このような構成によれば、簡易な構成で、第2ローラ部材を第1ローラ部材へ向かって押圧することができる。
本発明の画像形成装置によれば、押圧部材の第2ローラ部材に対する当接が解除された場合に、その押圧部材を、第2ローラ部材に対して、当接が解除される前の状態で当接するように復帰させることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの中央断面図である。 図2は、図1に示すプロセスカートリッジの左下側から見た斜視図である。 図3は、図1に示す本体ケーシングの側壁の左上側から見た斜視図である。 図4は、図1に示す本体側レジストローラとプロセス側レジストローラとの接触を説明する説明図である。 図5は、図4のA−A断面図である。 図6は、ガイド面によるねじりコイルばねの案内を説明するための説明図であって、(a)は、ねじりコイルばねとプロセス側レジストローラとが当接する第1状態を示し、(b)は、ねじりコイルばねとプロセス側レジストローラとの当接が解除された第2状態を示し、(c)は、プロセス側レジストローラの端部がねじりコイルばねに接触された状態を示し、(d)は、ねじりコイルばねの被ガイド部がガイド面に当接して押し上げられる状態を示す。 図7は、プロセス側レジストローラの端部を左上側から見た斜視図であって、ガイド部がプロセスカートリッジ側に設けられた変形例を示す。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、本体ケーシング2内において、被転写媒体の一例としての用紙Pを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
本体ケーシング2は、給紙部3および画像形成部4を収容する側面視略矩形のボックス状に形成されており、その一方側壁には、後述するプロセスカートリッジ13を着脱させるためのフロントカバー5が形成されている。フロントカバー5は、本体ケーシング2に対して下端部を支点として揺動自在に設けられている。
なお、以下の説明において、フロントカバー5が設けられる側(図1における紙面右側)を前側とし、その反対側(図1における紙面左側)を後側とする。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前側が左側であり、紙面奥側が右側である。
給紙部3は、本体ケーシング2の下部に設けられている。給紙部3は、用紙Pを収容する給紙トレイ6を備えている。
また、給紙部3は、第1ローラ部材の一例としての本体側レジストローラ20を備えている。
本体側レジストローラ20は、感光ドラム17(後述)の前側に配置されている。本体側レジストローラ20は、本体側レジストローラ軸48と2つの本体側レジストローラ本体49とを備えている(図5参照)。
本体側レジストローラ軸48は、金属から、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。
本体側レジストローラ本体49は、ウレタンゴム等の弾性体から、左右に沿って延びる略円柱形状に形成され、本体側レジストローラ軸48を被覆している。本体側レジストローラ本体49は、左右方向に間隔を隔てて、2つ設けられている。
画像形成部4は、スキャナユニット12と、カートリッジの一例としてのプロセスカートリッジ13と、定着ユニット14とを備えている。
スキャナユニット12は、本体ケーシング2の上部に配置されている。スキャナユニット12は、実線で示すように、感光ドラム17(後述)に向けて、画像データに基づいて、レーザービームを出射し、感光ドラム17(後述)を露光する。
プロセスカートリッジ13は、本体ケーシング2内において、スキャナユニット12の下方、かつ、給紙部3の上方に着脱自在に収容され、ドラムカートリッジ15と、ドラムカートリッジ15に着脱可能に装着される現像カートリッジ16とを備えている。
ドラムカートリッジ15は、感光体の一例としての感光ドラム17、スコロトロン型帯電器18および転写ローラ19を備えている。
感光ドラム17は、左右方向に延びる略円筒形状に形成され、ドラムカートリッジ15の後端部において、回転可能に支持されている。
感光ドラム17は、その中心軸線に沿って延びるドラム軸46を備えている。
ドラム軸46の左右方向長さは、ドラムフレーム30の左右方向長さより長い(図2参照)。
スコロトロン型帯電器18は、感光ドラム17の後上側に間隔を隔てて対向配置されている。
転写ローラ19は、感光ドラム17の下側に対向配置され、感光ドラム17に下側から圧接されている。
また、ドラムカートリッジ15は、第2ローラ部材の一例としてのプロセス側レジストローラ21を備えている。
プロセス側レジストローラ21は、ドラムカートリッジ15の前後方向略中央の下端部において、本体側レジストローラ20に上方から接触されるように、設けられている。
現像カートリッジ16は、現像ローラ22を備えている。
現像ローラ22は、現像カートリッジ16の後端部において、後側から露出されるように回転可能に支持されており、感光ドラム17に対して前方から圧接されている。
なお、現像カートリッジ16は、現像ローラ22にトナーを供給する供給ローラ23、現像ローラ22に供給されたトナーの厚みを規制する層厚規制ブレード24を備え、それらの前方の空間には、現像剤の一例としてのトナーが収容されている。
定着ユニット14は、プロセスカートリッジ13の後方に配置され、加熱ローラ25、および、加熱ローラ25に対向する加圧ローラ26を備えている。
現像カートリッジ16内のトナーは、供給ローラ23と現像ローラ22との間で正極性に摩擦帯電され、層厚規制ブレード24によって厚さが規制されて、一定厚さの薄層として現像ローラ22の表面に担持される。
一方、感光ドラム17の表面は、感光ドラム17の回転に伴って、スコロトロン型帯電器18により一様に正帯電された後、スキャナユニット12からのレーザービーム(図1実線参照。)の高速走査により露光される。これにより、用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が感光ドラム17の表面に形成される。
感光ドラム17がさらに回転すると、現像ローラ22の表面に担持され、かつ、正帯電されているトナーが、感光ドラム17の表面に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム17の静電潜像は可視像化され、感光ドラム17の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
また、用紙Pは、各種ローラによって、本体側レジストローラ20とプロセス側レジストローラ21との間へ搬送され、所定のタイミングで、感光ドラム17と転写ローラ19との間に給紙される。
そして、用紙Pは、感光ドラム17と転写ローラ19との間を通過する。このとき、感光ドラム17に担持されているトナー像が、用紙Pに転写される。
トナー像が転写された用紙Pは、加熱ローラ25と加圧ローラ26との間を通過するときに、加熱および加圧される。このとき、用紙Pにトナー像が熱定着される。
その後、用紙Pは、前上側へUターンするように搬送されて、本体ケーシング2の上面に設けられる排紙トレイ29上に排紙される。
2.ドラムカートリッジの詳細
(1)ドラムフレーム
ドラムカートリッジ15は、図2に示すように、略矩形枠形状に形成されている。ドラムカートリッジ15は、ドラムフレーム30を備えている。
ドラムフレーム30は、平面視略矩形の有底枠形状に形成されている。詳しくは、左右1対の側壁31、1対の側壁31の前端部間に架設される前壁32、1対の側壁31の後端部間の上方に架設される上壁33、および、1対の側壁31の下端部間に架設され、前壁32の下端部に連続して後側へ延びる下壁34を備えている。
1対の側壁31は、上下前後に延びる側面視略矩形状に形成されている。また、1対の側壁31には、感光ドラム17のドラム軸46を支持するドラム軸挿通穴35と、プロセス側レジストローラ21を受け入れるレジストローラ受入溝38が形成されている。
ドラム軸挿通穴35は、1対の側壁31の後端部において、左右方向に沿って貫通され、感光ドラム17のドラム軸46を受け入れ可能な側面視略円形状に形成されている。
レジストローラ受入溝38は、1対の側壁31の前後方向略中央において、1対の側壁31の下端部から上側に向かって切り欠かれるように、下側が開放される側面視略U字形状に形成されている。また、レジストローラ受入溝38の溝幅(前後方向長さ)および溝深さ(上下方向長さ)は、プロセス側レジストローラ21の直径よりもやや大きく形成されている。
前壁32は、上下左右に延びる略平板形状に形成されている。
上壁33は、前後左右に延びる略平板形状に形成され、感光ドラム17を上側から被覆するように設けられている。
また、上壁33には、スコロトロン型帯電器18が支持されている。
下壁34は、略平板形状に形成されている。
また、下壁34は、現像カートリッジ16を支持する現像カートリッジ支持部41と、転写ローラ19を収容する転写ローラ収容部42とを備えている。
現像カートリッジ支持部41は、下壁34の前側部分であり、前壁32の下端部に連続して後側へ延びる略平板形状に形成されている。現像カートリッジ支持部41の後端部には、用紙Pが通過される開口部45が形成されている。
開口部45は、現像カートリッジ支持部41を上下方向に貫通するように、左右方向に延びる平面視略矩形状に形成されている。
また、現像カートリッジ支持部41には、レジストローラ支持部37が形成されている。
レジストローラ支持部37は、現像カートリッジ支持部41において、開口部45の前端部の左右方向外側に配置され、底面視略矩形の貫通孔として形成されている。
転写ローラ収容部42は、下壁34の後側部分であり、感光ドラム17を下側から被覆するように、現像カートリッジ支持部41の後側に連続して設けられている。転写ローラ収容部42は、転写ローラ19の周面に沿うように、上側に向かって開放される断面視略U字形状に形成されている。
(2)プロセス側レジストローラ
また、ドラムカートリッジ15は、上記したようにプロセス側レジストローラ21を備えている。
プロセス側レジストローラ21は、図4および図5に示すように、プロセス側レジストローラ本体50と、プロセス側レジストローラ軸受体51とを備える。
プロセス側レジストローラ本体50は、金属から、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。プロセス側レジストローラ本体50の左右方向長さは、ドラムフレーム30の左右方向長さよりも長い。
プロセス側レジストローラ本体50の左右両端部には、それぞれ、嵌合部54が形成されている。
嵌合部54は、プロセス側レジストローラ本体50の中央部分より細い略円柱形状に形成されている(図5参照)。
プロセス側レジストローラ軸受体51は、プロセス側レジストローラ本体50の左右両端に1つずつ設けられており、樹脂から一体的に形成された円筒部52と支持部53と備える。
円筒部52は、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。
円筒部52の左右方向長さは、嵌合部54の左右方向長さと略同一である。円筒部52の内径は、嵌合部54の外径よりやや大きく形成されている。
支持部53は、円筒部52の左右方向内側端部において、円筒部52の上面から連続して上方に延びる略四角柱形状に形成されている。
支持部53は、その上端部の前後両端部において、それぞれ前後方向外側に向かって突出する突起部55を備える。
突起部55は、下端部から上端部に向かうに従い、突出する前後方向長さが短くなり、側面視略直角三角形に形成されている(図4参照)。前側の突起部55の前端部(下端部)から後側の突起部55の後端部(下端部)までの長さは、レジストローラ支持部37の前後方向長さよりやや大きく形成されている。
プロセス側レジストローラ軸受体51は、円筒部52において、プロセス側レジストローラ本体50の嵌合部54に外嵌されるとともに、支持部53において、レジストローラ支持部37に嵌合されている。
これにより、プロセス側レジストローラ21は、上下方向に移動可能にドラムフレーム30に支持されている。
詳しくは、プロセス側レジストローラ21は、プロセス側レジストローラ軸受体51の円筒部52がレジストローラ受入溝38の上端部と当接すると、上方向への移動が規制される。
また、プロセス側レジストローラ21は、支持部53の突起部55の下面が、レジストローラ支持部37の周縁部にすることにより、下方向への移動が規制される。
3.本体ケーシングの詳細
本体ケーシング2は、図3、図5に示すように、左右1対の側壁81を備える。
1対の側壁81は、上下方向に延びる平板状に形成され、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。1対の側壁81の左右方向間隔は、ドラムフレーム30の左右方向長さより長い。
1対の側壁81は、それぞれ、ねじりコイルばね固定部82と、固定部材の一例としての内側固定壁76および外側固定壁77と、ガイド部71と、押圧部材の一例としてのねじりコイルばね61とを備える。
なお、以下の説明において、ねじりコイルばね61を側壁81に固定するための構成は、左右において同一であるため、右側の構成のみ説明し、左側の構成についての説明を省略する。
ねじりコイルばね固定部82は、ねじりコイルばね61を側壁81に固定するために設けられており、軸部83と第1係止部84と第2係止部85とを備える。
軸部83は、本体側レジストローラ20よりも後上側に配置され、側壁81の左右方向内面から左右方向内側に向かって突出する円筒形状に形成されている。
第1係止部84は、軸部83の前上側に配置され、側壁81の左右方向内面から左右方向内側に向かって突出し、上下方向に延びる正面視略矩形の平板状に形成されている。
第1係止部84の左右方向外側部分には、その下端部から上方に向かって切り欠かれる切欠部86が形成されている。切欠部86の溝幅(左右方向長さ)は、ねじりコイルばね61の第1丸棒部63(後述)の直径と略同一に形成されている。
第2係止部85は、軸部83の前下側に配置され、側壁81の内面から左右方向内側へ突出し、側面視略矩形状に形成されている。
外側固定壁77は、第2係止部85の後端部において、左右方向外側に配置され、第2係止部85の上面から上側へ突出する側面視略矩形の平板状に形成されている。
内側固定壁76は、第2係止部85において、外側固定壁77の左右方向内側かつ前側に間隔を隔てて対向配置されており、第2係止部85の上面から上側へ突出する側面視略矩形の平板状に形成されている。
なお、内側固定壁76の前端部は、外側固定壁77の前端部に対して前方に配置されている。
内側固定壁76と外側固定壁77との左右方向間隔は、ねじりコイルばね61の被固定部65(後述)の直径と略同一(わずかに幅広)に配置されている。
ガイド部71は、外側固定壁77の前側に配置されており、第2係止部85の上面から連続して上側に向かって突出形成されている。
また、ガイド部71の左右方向内側面(ガイド面72の一例)は、左右方向外側に向かうに従い上方向に傾斜されている。
ねじりコイルばね61は、金属からなり、巻回部62と、巻回部62の両端から延出した第1丸棒部63および第2丸棒部64とを有している。
巻回部62は、螺旋状に形成されており、軸部83の周囲に巻き回されて前後上下方向の移動が規制されている。
第1丸棒部63は、巻回部62の左右方向外側端部から、前上側に延びる直線状に形成されている。
第1丸棒部63は、第1係止部84の切欠部86に嵌合され、上方向および左右方向の移動が規制されている。
第2丸棒部64は、巻回部62の左右方向内側端部から、前下側に延びる直線状に形成されている。
第2丸棒部64は、第2係止部85の上面に当接可能に構成されており、第2係止部85の上面より下方向の移動が規制されている。
また、第2丸棒部64は、内側固定壁76と外側固定壁77との間に配置されており、左右方向の移動が規制されている。
ねじりコイルばね61は、プロセス側レジストローラ21を本体側レジストローラ20へ向かって押圧するように、プロセス側レジストローラ21に当接される。この状態を第1状態と定義する(図6(a)参照)。
また、ねじりコイルばね61は、プロセス側レジストローラ21に対する当接が解除されて、プロセス側レジストローラ21の軸線方向外側に対向配置される。この状態を第2状態と定義する(図6(b)参照)。
なお、ねじりコイルばね61において、第2丸棒部64のうち、内側固定壁76と外側固定壁77との間に挟まれる部分が被固定部65であり、ガイド面72と対向する部分が、被ガイド部66であり、それらより前側の部分が、プロセス側レジストローラ21の円筒部52と当接可能な当接部67である。
4.プロセスカートリッジの本体ケーシングに対する装着状態
プロセスカートリッジ13を本体ケーシング2に装着すると、図4および図5に示すように、プロセス側レジストローラ21は、本体ケーシング2に設けられた本体側レジストローラ20に上方から接触し、ねじりコイルばね61の当接部67は、プロセス側レジストローラ21の両端部に装着されているプロセス側レジストローラ軸受体51の円筒部52に上方から当接する。
その結果、プロセス側レジストローラ21は本体側レジストローラ20に向かって上方から押圧される。
5.押圧部材の変位
そして、外乱(たとえば、プリンタ搬送時の振動や、プリンタ使用時における意図しない振動など)により、装着されたプロセスカートリッジ13が、本体ケーシング2内で、プロセス側レジストローラ21の左方向に移動される。
すると、プロセス側レジストローラ21の円筒部52は、ねじりコイルばね61の当接部67と摺動しながら左方向に移動する。
これにより、プロセス側レジストローラ21の円筒部52が、ねじりコイルばね61の当接部67から左側へ外れる。
すると、ねじりコイルばね61は、弾性的に第2状態に変位する。詳しくは、ねじりコイルばね61の当接部67が、ねじりコイルばね61の付勢力により下方向に移動し、第2係止部85の上面に当接する。また、円筒部52と当接部67とは、左右方向に対向配置される(図6(b)参照)。
その後、プロセス側レジストローラ21が右方向に移動すると、円筒部52が当接部67に左側から接触する(図6(c)参照)。
プロセス側レジストローラ21がさらに右方向に移動すると、円筒部52が当接部67を右方向に押圧し、当接部67は右方向に移動する。
このとき、被ガイド部66は、ガイド面72と摺動しながら、右方向へ移動するに従い、上方向へ移動する。なお、被ガイド部66の移動に伴って、当接部67も上方向に移動する。
ここで、第2丸棒部64は、当接部67において、円筒部52によって右方向へ押圧されることにより、被固定部65を支点として、当接部67が左右方向外側に撓むように弾性変形される。
そして、被ガイド部66がガイド面72の上端部に近づくと、ねじりコイルばね61の当接部67は、プロセス側レジストローラ21の円筒部52の上端部よりも上方に配置され、当接部67と円筒部52の右側面との当接が解除される。
すると、第2丸棒部64の当接部67は、弾性変形が緩和される応力によって、円筒部52の上方において、左方向へ向かって移動し、再び円筒部52を上方から押圧する。
このようにして、ねじりコイルばね61の当接部67は、プロセス側レジストローラ21の円筒部52の上面と当接し、プロセス側レジストローラ21を本体側レジストローラ20に向かって押圧する第1状態に復帰する(図6(a)参照)。
6.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図6に示すように、本体ケーシング2内においてプロセスカートリッジ13がプロセス側レジストローラ21の左右方向一方側に移動し、プロセス側レジストローラ21の左右方向他方側端部に対するねじりコイルばね61の当接が解除された場合には、ねじりコイルばね61は、第2状態に変位し、プロセス側レジストローラ21の左右方向他方側(左右方向外側)に対向配置される(図6(b)参照)。
そして、ねじりコイルばね61が第2状態に変位しても、プロセス側レジストローラ21の左右方向他方側端部が、ねじりコイルばね61を左右方向一方側から左右方向他方側へ押圧すると(図6(c)参照)、ねじりコイルばね61は、ガイド部71によって案内されて(図6(d)参照)、プロセス側レジストローラ21に対する当接が解除された第2状態から、プロセス側レジストローラ21を本体側レジストローラ20へ向かって押圧するようにプロセス側レジストローラ21に当接される第1状態へ変位される(図6(a)参照)。
その結果、ねじりコイルばね61のプロセス側レジストローラ21に対する当接が解除された場合(第2状態)に、ねじりコイルばね61を、プロセス側レジストローラ21に対して、当接が解除される前の状態(第1状態)で当接するように復帰させることができる。
(2)また、このプリンタ1によれば、図3に示すように、ガイド部71およびねじりコイルばね61は、ともに本体ケーシング2に設けられている。
そのため、ねじりコイルばね61をガイド部71に対して精度よく配置することができる。
その結果、ガイド部71によって、ねじりコイルばね61を確実に案内することができる。
(3)また、このプリンタ1によれば、図6(b)に示すように、ガイド部71の左右方向内面(ガイド面72)によって、ねじりコイルばね61を円滑に案内することができる。
(4)また、このプリンタ1によれば、図6(b)に示すように、ガイド面72は、ねじりコイルばね61を第1状態へ変位させるように、プロセス側レジストローラ21の軸線方向に対して傾斜している。
これにより、ガイド面72の傾斜に沿って、ねじりコイルばね61をより円滑に第1状態へ向かって変位させることができる。
(5)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、ねじりコイルばね61は、弾性を有する材料からなり、その被固定部65において、本体ケーシング2の内側固定壁76および外側固定壁77に対して位置固定されている。
そのため、ねじりコイルばね61が、プロセス側レジストローラ21によって、その左右方向外側へ押圧されると、ねじりコイルばね61は、その被固定部65を支点として弾性変形される(図6(d)参照)。
そして、ねじりコイルばね61は、左右方向外側に向かって弾性変形しながらガイド部71によって案内されて、その後、プロセス側レジストローラ21から外れると、弾性変形が緩和される応力により、第1状態に変位される。
その結果、ねじりコイルばね61を、円滑かつ確実に、第1状態に復帰させることができる。
(6)また、このプリンタ1では、図4に示すように、ねじりコイルばね61によって、簡易な構成で、プロセス側レジストローラ21を本体側レジストローラ20へ向かって押圧することができる。
7.第2実施形態
図7を参照して、プリンタ1の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態では、ガイド部71を本体ケーシング2に設けている。対して、第2実施形態では、ガイド部をプロセス側レジストローラ21に設けている。
詳しくは、プロセス側レジストローラ21の円筒部52の左右方向外側の端部57(ガイド部の一例)にガイド面56を形成する。
ガイド面56は、円筒部52の左右方向外側の端部57において、軸線方向外側へ向かうに従って、下側へ傾斜するように形成されている。
第2実施形態では、ねじりコイルばね61の当接部67は、被ガイド部66を兼ねる。
第2実施形態によれば、ねじりコイルばね61の当接部67が、円筒部52によって右側に押圧されるとき、円筒部52のガイド面56と、当接部67とが当接する。
すると、当接部67は、円筒部52によって右側に向かって押圧されるに従い、ガイド面56を摺動しながら上方向に移動される。
そして、円筒部52が、さらに右側へ移動すると、当接部67は、円筒部52のガイド面56よりも左右方向内側の部分と当接するようになる。
このように、ねじりコイルばね61は、プロセス側レジストローラ21の円筒部52の上面と再び当接する第1状態に復帰する。
8.他の変形例
(1)さらに、上記した第1実施形態および第2実施形態では、押圧部材として、ねじりコイルばね61を用いているが、プロセス側レジストローラ21を本体側レジストローラ20に対して押圧することができればよい。
押圧部材の材質および形状は特に限定されず、例えば、スポンジなどの弾性材でもよい。
(2)また、上記した第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせることもできる。例えば、ガイド部を本体ケーシング2と、プロセス側レジストローラ21と両方に設けることもできる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
13 プロセスカートリッジ
17 感光ドラム
20 本体側レジストローラ
21 プロセス側レジストローラ
61 ねじりコイルばね
65 被固定部
67 当接部
71 ガイド部
72 ガイド面
76 内側固定壁
77 外側固定壁
P 用紙

Claims (6)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に対して着脱可能に構成され、現像剤像を担持可能に構成される感光体を有するカートリッジと、を備える画像形成装置であって、
    前記装置本体は、前記現像剤像が転写される被転写媒体を前記感光体へ向かって搬送可能に構成される第1ローラ部材を有し、
    前記カートリッジは、前記第1ローラ部材に対して対向可能に構成される第2ローラ部材を有し、
    前記装置本体は、前記第2ローラ部材を前記第1ローラ部材へ向かって押圧するように前記第2ローラ部材に当接される第1状態と、前記第2ローラ部材に対する当接が解除されて、前記第2ローラ部材の軸線方向外側に対向配置される第2状態とに変位可能に構成される押圧部材を備え、
    前記第2ローラ部材および前記装置本体の少なくともいずれか一方は、前記第2状態における前記押圧部材が前記第2ローラ部材によって前記軸線方向外側へ押圧されたときに、前記押圧部材を、前記第1状態となるように案内するガイド部を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記ガイド部は、前記装置本体に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ガイド部は、前記押圧部材を案内するガイド面を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ガイド面は、前記押圧部材を前記第1状態へ変位させるように、前記軸線方向に対して傾斜していることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記押圧部材は、弾性を有する材料からなり、
    前記装置本体に対して位置固定される被固定部と、
    前記第2ローラ部材に対して当接可能な当接部と
    を備え、
    前記装置本体は、前記被固定部を位置固定する固定部を備える
    ことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記押圧部材は、ねじりコイルばねであることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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