JP6026772B2 - ヒートシンク - Google Patents
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Description
液冷によるものは、その密閉空間内に冷却水や気液二相状態の冷媒を流通させ、その外面側に発熱体を接触させ、それを冷却するものである。
冷却効率を向上させるため、内部にインナーフィンを設けている。
そこで、本発明は係る課題を解決することを目的とする。
前記基部(2)に対向すると共に、それぞれのフィン部(3)の頂部(3a)および両側壁部(1)に接触する蓋部材(5)と、を具備し、
冷媒(7)が前記一対の側壁部(1)に平行に流通し、
コア部材(4)と蓋部材(5)の各接触部がろう付け接合または、拡散接合され、
蓋部材(5)の外面に発熱体(6)が接触し、各フィン部(3)の流れ方向の上流側の縁(3b)と、発熱体(6)が接触する蓋部材(5)とのなす角αが鋭角に形成され且つ、
その角αが、フィン部(3)の下流側の縁(3c)と発熱体が接触する蓋部材(5)とのなす角βよりも鋭角の、α<βであり、
各フィン部(3)の前記上流側の縁(3b)およびそれを含む傾斜面が蓋部材(5)に対向し、その傾斜面に冷媒(7)が案内されて、それが蓋部材(5)の内面に導かれるように構成したことを特徴とするヒートシンクである。
各フィン部(3)は、その基部(2) に二次元方向に互いに離間して平面千鳥状に並列され、フィン部(3)の下流側の縁(3c)と発熱体が接触する蓋部材(5)とのなす角βも鋭角であることを特徴とするヒートシンクである。
基部(2) の厚み方向の両側に前記多数のフィン部(3)および側壁部(1)が一体に突設され、その厚み方向の両側に前記蓋部材(5)が一対設けられ、それぞれの蓋部材(5)の外面に発熱体(6)が接触し、その基部(2) の厚み方向の両側に冷媒(7)が流通するヒートシンクである。
さらに、各フィン部3の前記上流側の縁3bおよびそれを含む傾斜面が蓋部材5に対向し、その傾斜面に冷媒7が案内されて、それが蓋部材5の内面に導かれるように構成したものである。
そのため、冷媒7はフィン部3の上流側の縁3bおよびそれを含む傾斜面の鋭角αに案内されて、発熱体6側に導かれる。そして、冷媒を発熱体6側により多く流通させて、発熱体と冷媒との熱交換を促進する。
しかも、フィン部3の下流側の縁3cと発熱体側の表面とのなす角βを、角αより大きくしたので、両角が同一の場合に比べて、フィン部3の頂部3aの長さを可及的に長くし、フィンと発熱体との伝熱を促進する。
さらに、各フィン3は、立面が台形状に形成されているため、それがダイキャスト成形の際の型抜き勾配となり、型抜きが容易に行え、その金型制作も容易で、ヒートシンクを安価に提供できる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき、説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施例であり、このヒートシンクはコア部材4と蓋部材5と一対の入口パイプ8、出口パイプ9とを有する。
コア部材4はダイキャスト成形により製造される。この例では、底面を形成する基部2の四周に側壁部1が立ち上げられて、箱状を形成する。そして、その内部に多数の台形状のフィン部3が二次元方向に互いに離間し、且つ千鳥状に並列されている。各フィン部3は、冷媒の流通方向に並列している。それとともに、フィン部3の頂部3aの高さは、側壁部1の高さと同一である。そして、冷媒の流通方向両端部には、マニホールド部が形成されている。
次に、図4および図5は本発明の第2実施例であり、それが第1実施例と異なる点は、入口パイプ8および出口パイプ9の取付位置のみである。
この例では、コア部材4の一方の側壁部1の両端部に一対の半円弧状の欠切部19をダイキャスト成形に一体的に設けるとともに、その厚み方向中央にスリット13を形成する。このスリット13の幅は、入口パイプ8の環状凸部11の厚みとパッチプレート10の厚みとの和に整合する。
次に、図6は本発明の第3実施例であり、この例はコア部材4の長手方向の両端部に一対の入口パイプ8、出口パイプ9を配置したものである。また、基部2がマニホールド部を境に台形状に***するように形成され、その上にフィン部3が形成されている。
次に、図7は本発明の第4実施例であり、この例はコア部材4の外周に、ケーシング部17を一体的に突設したものである。そして、内部に蓋部材5を配置するとともに、ケーシング部17の上側にケーシング蓋20を配置したものである。そして、インバータ等の発熱体6は、蓋部材5に接合される。このケーシング部17およびケーシング蓋20により、インバータ等を塵埃、その他から保護することができる。ケーシング蓋の替わりに、ケーシング部17内部を樹脂材でモールドすることもできる。
次に、図8は本発明の第5実施例であり、この例のコア部材4は、その高さ方向中間の位置に基部2が存在し、その基部2の上下両側にそれぞれフィン部3が一体に突設されている。また、基部2の冷媒流通方向両端には連通孔18が設けられてコア部材4を構成している。このコア部材4も前記第1実施例〜第4実施例と同様に、ダイキャスト成形により製造される。その金型は一例として、図において、上下方向に移動する図示しない上金型と下金型を有し且つ、そのいずれかの金型に出入口パイプの軸線方向に移動する棒部材を有する。このコア部材4は、その長手方向両端に一対の入口パイプ8、出口パイプ9が配置される。
そして、コア部材4の上下両面には一対の蓋部材5がろう付け等の手段により接合され、それぞれの蓋部材5に発熱体6が接合される。そして、入口パイプ8から冷媒7が内部に導かれ、その冷媒7は図8のごとく、上下両面側により多く導かれる。
それとともに、図9のごとく、千鳥状に配置された各フィン部3を蛇行状に流通し、熱交換を促進する。
2 基部
3 フィン部
3a 頂部
3b 縁
3c 縁
4 コア部材
5 蓋部材
6 発熱体
8 入口パイプ
9 出口パイプ
10 パッチプレート
11 環状凸部
12 孔
13 スリット
14 スリット
16 段付き部
17 ケーシング部
18 連通孔
19 欠切部
20 ケーシング蓋
α 傾斜角
β 傾斜角
Claims (3)
- 底面を形成する基部(2)に、対向する一対の側壁部(1)が厚み方向に一体に立設されると共に、その基部(2)に二次元方向に互いに離間して並列され、その厚み方向へ同一の高さで且つ側壁部(1)に平行に、多数の立面台形のフィン部(3)が一体に突設されたダイキャスト製のコア部材(4)と、
前記基部(2)に対向すると共に、それぞれのフィン部(3)の頂部(3a)および両側壁部(1)に接触する蓋部材(5)と、を具備し、
冷媒(7)が前記一対の側壁部(1)に平行に流通し、
コア部材(4)と蓋部材(5)の各接触部がろう付け接合または、拡散接合され、
蓋部材(5)の外面に発熱体(6)が接触し、各フィン部(3)の流れ方向の上流側の縁(3b)と、発熱体(6)が接触する蓋部材(5)とのなす角αが鋭角に形成され且つ、
その角αが、フィン部(3)の下流側の縁(3c)と発熱体が接触する蓋部材(5)とのなす角βよりも鋭角の、α<βであり、
各フィン部(3)の前記上流側の縁(3b)およびそれを含む傾斜面が蓋部材(5)に対向し、その傾斜面に冷媒(7)が案内されて、それが蓋部材(5)の内面に導かれるように構成したことを特徴とするヒートシンク。 - 請求項1に記載のヒートシンクにおいて、
各フィン部(3)は、その基部(2) に二次元方向に互いに離間して平面千鳥状に並列され、フィン部(3)の下流側の縁(3c)と発熱体が接触する蓋部材(5)とのなす角βも鋭角であることを特徴とするヒートシンク。 - 請求項1または請求項2に記載のヒートシンクにおいて、
基部(2) の厚み方向の両側に前記多数のフィン部(3)および側壁部(1)が一体に突設され、その厚み方向の両側に前記蓋部材(5)が一対設けられ、それぞれの蓋部材(5)の外面に発熱体(6)が接触し、その基部(2) の厚み方向の両側に冷媒(7)が流通するヒートシンク。
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