JP6025661B2 - 中立位置検出装置 - Google Patents
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Description
前記変速軸と一体的に移動操作される変速アームと、
互いに隣接して配置され、前記変速軸の軸心方向に沿った移動操作により前記変速アームによって択一的に係合操作される一対の係合部と、
前記一対の係合部の夫々に対して備えられると共に、前記係合部に前記変速アームが係合された状態での前記変速軸の回動操作により変速位置に移動操作される一対のシフターと、が備えられ、
前記変速軸には、中立位置検出スイッチの検知部が挿脱自在な第一凹部と、中立位置保持用の位置決め具が挿脱自在な第二凹部とが形成され、
前記中立位置検出スイッチは、前記検知部が前記第一凹部に挿入されていることを検知するように構成され、
前記第二凹部は、位置決め用位置を最も下位とする傾斜面を有し、
前記位置決め具は、前記変速軸の軸心側に付勢されており、前記位置決め具が前記第二凹部に挿入されることにより、前記位置決め用位置が前記位置決め具に向き合う位置へ前記変速軸を移動させるように付勢されており、
前記変速アームが前記一対の係合部の両方に重複して係合する中立位置に位置する場合に、前記検知部が前記第一凹部に挿入され、かつ、前記位置決め具が前記第二凹部に挿入され、
前記第二凹部の前記軸心方向に沿う長さは、前記第一凹部の前記軸心方向に沿う長さと同一となるように、あるいは、前記第一凹部の前記軸心方向に沿った長さよりも大きくなるように設定してあるものである。
また、本構成によれば、第二凹部の軸心方向に沿う長さが、第一凹部の軸心方向に沿う長さと同一であれば、変速アームが中立位置に位置する場合に、検知部が第一凹部の軸心方向の端部に挿入していても、位置決め具と第二凹部の相互作用によって変速軸が移動して、第一凹部に対する検知部の挿入位置を所望位置に合わせることができる。また、第二凹部の軸心方向に沿う長さが、第一凹部の軸心方向に沿う長さよりも大きい場合には、変速アームが中立位置に位置する場合に、検知部が軸心方向で第一凹部から多少外れた位置にあっても、位置決め具と第二凹部の相互作用によって変速軸が移動して、第一凹部に対して検知部を挿入させ、その挿入位置を所望位置に合わせることができる。これにより、例えば、中立位置検出スイッチとその取付箇所との間にシムを介在させて、そのシムの厚さを調整する等の細かな調整作業を必要とせずに、中立位置の検出を精度良く行うことができる。
図1に示すように、「作業車」の一例である農用のトラクタには、左右一対の操向及び駆動自在な前車輪11、左右一対の駆動自在な後車輪12、車体前端部に位置するエンジン13を有する原動部、車体後端部に位置する運転座席14を有する運転部が備えられた自走車体が備えられている。自走車体の車体フレームの後部を形成しているミッションケース15の後部には、ロータリ耕耘装置などの各種の作業装置を昇降操作自在に連結する左右一対のリフトアーム16と、エンジン13からの回動力をリフトアーム16に連結された作業装置へ伝達する動力取り出し軸17が備えられている。
この実施形態では、図3、図4、図5(A)、図6(A)、図7(A)に示すように、一対の係合部41,42のうちの一方の係合部に変速アーム37が係合されている場合に、一対のシフター47,48のうちの他方の係合部に対応するシフターの移動操作を規制する移動規制機構51が備えられている。移動規制機構51は、牽制部材52と、第一規制体53と、第二規制体54とを備えている。第一規制体53は第一シフター47に備えられており、第二規制体54は第二シフター48に備えられており、牽制部材52が第一規制体53及び第二規制体54の移動を規制することで、第一シフター47及び第二シフター48における変速位置への移動操作を規制するように構成されている。
図3、図4に示されているように、変速軸25には、中立位置検出スイッチ22の検知部67が挿脱自在な第一凹部68と、中立位置保持用の位置決め具69が挿脱自在な第二凹部70とが形成されている。図8、図9から理解されるように、変速軸25の外周部において第一凹部68に対して軸心方向Xを中心に略90度ずらした位置に第二凹部70が形成されている。この実施形態では、第二凹部70の変速軸25の軸心方向Xに沿う長さが、第一凹部68の変速軸25の軸心方向Xに沿う長さと同一となるように設定している。
(1)上記実施形態では、第二凹部70の軸心方向X方向に沿う長さが、第一凹部68の軸心方向X方向に沿う長さと同一となるように設定されている例を示したが、これに限られない。例えば、第二凹部70の軸心方向X方向に沿う長さが、第一凹部68の軸心方向X方向に沿った長さよりも大きくなるように設定されていてもよい。
25 :変速軸
37 :変速アーム
41 :第一係合部
42 :第二係合部
47 :第一シフター
48 :第二シフター
51 :移動規制機構
53 :第一規制体
54 :第二規制体
67 :検知部
68 :第一凹部
69 :位置決め具
70 :第二凹部
72 :傾斜面
73 :接触部(「当接面」)
T :位置決め用位置
X :軸心方向
Claims (5)
- 軸心方向に沿った移動操作と回動操作自在に支持された変速軸と、
前記変速軸と一体的に移動操作される変速アームと、
互いに隣接して配置され、前記変速軸の軸心方向に沿った移動操作により前記変速アームによって択一的に係合操作される一対の係合部と、
前記一対の係合部の夫々に対して備えられると共に、前記係合部に前記変速アームが係合された状態での前記変速軸の回動操作により変速位置に移動操作される一対のシフターと、が備えられ、
前記変速軸には、中立位置検出スイッチの検知部が挿脱自在な第一凹部と、中立位置保持用の位置決め具が挿脱自在な第二凹部とが形成され、
前記中立位置検出スイッチは、前記検知部が前記第一凹部に挿入されていることを検知するように構成され、
前記第二凹部は、位置決め用位置を最も下位とする傾斜面を有し、
前記位置決め具は、前記変速軸の軸心側に付勢されており、前記位置決め具が前記第二凹部に挿入されることにより、前記位置決め用位置が前記位置決め具に向き合う位置へ前記変速軸を移動させるように付勢されており、
前記変速アームが前記一対の係合部の両方に重複して係合する中立位置に位置する場合に、前記検知部が前記第一凹部に挿入され、かつ、前記位置決め具が前記第二凹部に挿入され、
前記第二凹部の前記軸心方向に沿う長さは、前記第一凹部の前記軸心方向に沿う長さと同一となるように、あるいは、前記第一凹部の前記軸心方向に沿った長さよりも大きくなるように設定してある中立位置検出装置。 - 前記位置決め具は、前記第二凹部に挿入されることにより、前記傾斜面に当接して前記変速軸を案内移動させる当接面を有している請求項1に記載の中立位置検出装置。
- 前記一対の係合部のうちの一方の係合部に前記変速アームが係合されている場合に、前記一対のシフターのうちの他方の係合部に対応するシフターの移動操作を規制する移動規制機構が備えられている請求項1または2に記載の中立位置検出装置。
- 前記移動規制機構は、前記一対のシフターの夫々に備えられた規制体に対して前記変速軸の回動操作に伴う移動を規制することで前記一対のシフターの夫々における移動操作を規制し、かつ、前記変速アームが前記中立位置に位置する場合に、前記一対のシフターの両方の前記規制体に対して前記変速軸の回動操作に伴う移動を規制するように構成されている請求項3に記載の中立位置検出装置。
- 前記一対の係合部の夫々は、前記変速アームと対向する部位が開口され、その開口を通した前記変速アームの移動により係合自在な凹状に形成されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の中立位置検出装置。
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JP2013115652A JP6025661B2 (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | 中立位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013115652A JP6025661B2 (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | 中立位置検出装置 |
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Family Applications (1)
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JP2013115652A Active JP6025661B2 (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | 中立位置検出装置 |
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2013
- 2013-05-31 JP JP2013115652A patent/JP6025661B2/ja active Active
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