JP6025138B2 - 発光装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子を形成する半導体層上に複数の蛍光体粒子を含む波長変換層を有する発光装置及びその製造方法に関する。
発光ダイオード等の発光素子を構成する半導体層上に複数の蛍光体粒子を含む樹脂層からなる波長変換層を形成し、半導体層からの光の一部を波長変換層中の蛍光体粒子で異なる波長の光に変換し、蛍光体粒子による変換後の光を半導体層からの波長変換層を通過する光と混合して放出する発光装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような発光装置においては、一般に、波長変換層を形成するために半導体層の光放出側の主面上に蛍光体粒子を含む樹脂をスプレーで塗布して硬化させることが行われている。波長変換層中の蛍光体粒子は、半導体層からの入射光が波長変換されずそのまま出射される量が部分的に多くならないように半導体層の上面全てに亘って均一に分布されることが望ましい。そこため、例えば、特許文献2には発光素子の上方から蛍光体を含有した塗布液を霧状でかつ螺旋状に回転させながら吹き付けることが示されている。
特開2009−111245号公報 特開2003−115614号公報
しかしながら、かかる従来の発光装置においては、半導体層上面に均一に蛍光体粒子入り樹脂をスプレーで塗布する際に、特許文献2のように螺旋状に塗布するなどの工夫が行われたとしても、半導体層の端部ではスプレーで発射されて勢い付いた蛍光体粒子はその端部に留まれず、蛍光体粒子が半導体層上から落ちたり、また、樹脂と半導体層の端部との表面張力の違いにより樹脂自体が半導体層の端部に十分に配置されないことが起きる。このため波長変換層の端部の層厚が薄くなり、発光装置から出射される光に色ムラが生じるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、かかる点を鑑みてなされたものであり、蛍光体粒子が半導体層の端部まで留まるように半導体層上に波長変換層を形成して色ムラを防止することができる発光装置及びその製造方法を提供することである。
本発明の発光装置は、基板と、前記基板上に配置され、発光層を含む半導体層と、前記半導体層上に配置された複数の蛍光体粒子を含む波長変換層とを有する発光装置であって、前記半導体層の端部に少なくとも前記基板まで至る段差部を有し、前記半導体層の側面位置から前記基板の辺に至る前記段差部の幅は前記蛍光体粒子の平均粒径の半分より大きく、前記段差部の深さは前記蛍光体粒子の平均粒径より小さくなっており、前記段差部の底面を形成する前記基板の表面は粗面化されていることを特徴としている。
本発明の発光装置は、基板と、前記基板上に配置され、発光層を含む半導体層と、前記半導体層上に配置された複数の蛍光体粒子を含む波長変換層とを有する発光装置であって、前記半導体層の端部に少なくとも前記基板まで至る段差部を有し、前記半導体層の側面位置から前記基板の辺に至る前記段差部の幅は前記蛍光体粒子の平均粒径の半分より大きく、前記段差部の深さは前記蛍光体粒子の平均粒径より小さくなっており、前記段差部に面する少なくとも前記基板の側面は逆メサ形状を有することを特徴としている。
本発明の発光装置は、基板と、前記基板上に配置され、発光層を含む半導体層と、前記半導体層上に配置された複数の蛍光体粒子を含む波長変換層とを有する発光装置であって、前記半導体層の端部に少なくとも前記基板まで至る段差部を有し、前記半導体層の側面位置から前記基板の辺に至る前記段差部の幅は前記蛍光体粒子の平均粒径の半分より大きく、前記段差部の深さは前記蛍光体粒子の平均粒径より小さくなっており、前記段差部は、底面を形成する前記基板上に前記基板の辺方向に沿った凹部を有することを特徴としている。
本発明の発光装置は、基板と、前記基板上に配置され、発光層を含む半導体層と、前記半導体層上に配置された複数の蛍光体粒子を含む波長変換層とを有する発光装置であって、前記半導体層の端部に少なくとも前記基板まで至る段差部を有し、前記半導体層の側面位置から前記基板の辺に至る前記段差部の幅は前記蛍光体粒子の平均粒径の半分より大きく、前記段差部の深さは前記蛍光体粒子の平均粒径より小さくなっており、前記段差部は、底面を形成する前記基板上に前記基板の辺方向に沿って配列された複数のディンプル孔を有することを特徴としている。
本発明の発光装置の製造方法は、基板と、前記基板上に形成された発光層を含む半導体層とを備え、前記半導体層の端部に少なくとも前記基板まで至る段差部を有する発光素子を準備する工程と、前記発光素子の上方から蛍光体粒子を含有した塗布液を吹き付けて、前記発光素子の上面に波長変換層を形成する工程と、を有し、前記半導体層の側面位置から前記基板の辺に至る前記段差部の幅は、前記蛍光体粒子の平均粒径の半分より大きく形成され、前記段差部の深さは蛍光体粒子の平均粒径より小さく形成されており、前記段差部の底面を形成する前記基板の表面は粗面化されていることを特徴としている。
本発明の発光装置及びその製造方法によれば、半導体層の端部に少なくとも基板まで至る段差部が形成され、その段差部は蛍光体粒子が段差部に留まるような幅及び深さを有するので、波長変換層形成の際に樹脂等のバインダと共に段差部に塗布される蛍光体粒子が段差部に留まり、留まった蛍光体粒子による土手を段差部に形成することができる。これにより、半導体層の端部上にも蛍光体粒子が留まることになるので、半導体層上における波長変換層内の蛍光体粒子の分布を均一にすることができ、また波長変換層の層厚を半導体層の端部まで一定に形成することができる。よって、半導体層上の全域に亘って波長変換層により波長変換が行われるので、波長変換層から出射される光の色ムラを防止することができる。
本発明の実施例1の発光装置を示す断面図である。 実施例1の発光装置の製造過程における蛍光体粒子を含む第1バインダ液のスプレー噴射を示す図である。 実施例1の発光装置の段差部の幅、深さ、及び角度を示す断面図である。 実施例1の発光装置の段差部及び半導体層の端部における蛍光体粒子の配置を示す外観図である。 段差部の幅と半導体層の端部における蛍光体粒子の占有率との関係を示す特性図である。 実施例1の発光装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施例2として段差部の底面を形成する基板上の粗面を示す断面図である。 波長変換層が形成された実施例2の発光装置を示す断面図である。 本発明の実施例3の発光装置を示す断面図である。 本発明の実施例4の発光装置を示す断面図である。 本発明の実施例5の発光装置を示す断面図である。 本発明の実施例6として波長変換層の他の形成方法を示す断面図である。 本発明の実施例7の発光装置を示す断面図である。 実施例7の凹部の形成方法を示す断面図である。 本発明の実施例8の発光装置を示す断面図である。 本発明の実施例9として波長変換層を形成する前の半導体層の表面側の外観を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1として発光装置の断面図を示している。この発光装置においては、基板10と半導体層11とからなる発光素子上に波長変換層13が形成されている。基板10はシリコン基板であり、基板10上にはGaN系のエピタキシャル層として形成された発光層を含む半導体層11が配置されている。発光素子はメタルボンディング型発光素子(発光ダイオード)であり、半導体層11は基板10と金属接合されている。
半導体層11の端部には段差部12が形成されている。段差部12の底は基板10内まで達している。段差部12を含む半導体層11の上面には波長変換層13が形成されている。
波長変換層13内には多数の蛍光体粒子14が分散されている。その蛍光体粒子14は半導体層11の発する光により励起され所定波長の蛍光を発する例えば、YAG蛍光体粒子である。波長変換層13の基材としては、半導体層11の発する光と共に、蛍光体粒子14が発する蛍光に対して透光性を有するバインダ14a,14bが用いられる。バインダ14aは、ガラス等の無機材料(シリケート化合物)、或いはジメチルシリコーン、フェニルシリコーン等の透明樹脂を用いることができ、更にはそれらの混合したものを用いても良い。また、バインダ14bは蛍光体粒子14間の空隙を埋めるためのガラスバインダである。このバインダ14a,14bは、図2に示すように、スプレー21で液体の状態のものを、段差部12を含む半導体層11の上面に各々噴射して塗布し、それを乾燥することにより形成されたものである。スプレー21による噴射のためにバインダ14a,14b各々はアルコール系、キシレン等の揮発性の有機溶剤によって液化される。なお、以下の説明において、バインダ14aが液化されたものが第1バインダ液とし、バインダ14bが液化されたものが第2バインダ液とする。第1バインダ液には多数の蛍光体粒子14が含まれる。
図3は段差部12の幅、深さ、及び角度を示しており、上記の第1バインダ液の噴射で段差部12に蛍光体粒子14が位置するように段差部12は幅、深さ、及び角度が決定される。段差部12の幅は、半導体層11の側面位置から基板10の辺までの長さであり、蛍光体粒子14の平均粒径の半分より大きく設定される。段差部12の深さは、段差部12における基板上面位置と半導体層11の上面位置との距離、すなわち、段差部12に配置された蛍光体粒子14が基板と接触する位置と半導体層11の上面位置との距離であり、蛍光体粒子14の平均粒径より小さく設定される。つまり、段差部12の深さは、段差部12に配置された蛍光体粒子14が半導体層11の上面より突出するように、設計される。例えば、蛍光体粒子14の平均粒径が15μmであるとすると、幅は7.5μmより大きく、深さは15μmより小さい。段差の幅は、蛍光体粒子14の平均粒径以上、段差の深さは、蛍光体粒子14の平均粒径の1/2以下が好ましく、更に好ましくは、段差の幅は蛍光体粒子14の平均粒径の1.5倍以上が好ましい。段差部12の角度は100度以下であれば良く、更に、段差部12の底面粗さ(シリコン基板の粗さ)をRa0.1μm以上に決定することが好ましい。このような幅、深さ、角度、及び底面粗さを有する段差部12を形成することにより上記の第1バインダ液によって噴射された蛍光体粒子14が段差部12に留まり易くなる。なお、ここに示した段差部12の各値は一例であり、本発明はこれらの値に限定されない。
段差部12に蛍光体粒子14が留まることにより段差部12内の蛍光体粒子14が半導体層11表面より突出するようになるので、図1及び図4に示すように、段差部12内の蛍光体粒子14が抑えとなって半導体層11の端部上にも蛍光体粒子14が留まり易くなる。
図5は段差部12の幅と半導体層11の端部上における蛍光体粒子14の蛍光体占有率との関係を特性として示している。平均粒径(塗布液調整前、レーザ回折・散乱法により求めた粒度分布から算出した体積平均)が15μmの蛍光体粒子14を用いて、段差部12の深さと幅を変更した場合における、半導体層11の端部上の蛍光体占有率(半導体層11の端部が蛍光体粒子14により覆われている割合)を示している。この結果から、段差部12の幅が大きいほど半導体層11の端部上における蛍光体占有率を大きくすることができることが分かる。また、段差部12の深さが浅いほど、半導体層11の端部上における蛍光体占有率を大きくすることができることが分かる。特に、狭い段差部12の幅であっても、段差部12の深さを浅くすれば高い半導体層11の端部上の蛍光体占有率を確保することができることが分かった。
段差部12の深さが蛍光体粒子14の平均粒径(体積平均)の約1/2(正確には8/15)である8μmの場合、段差部12の幅が約23μm(蛍光体粒子14の平均粒径の約1.5倍)で蛍光体占有率が90%、段差部12の幅が約30μm(蛍光体粒子14の平均粒径の約2倍)蛍光体占有率がほぼ100%であった。つまり、段差部12の深さを蛍光体粒子の平均粒径の8/15以下とすることにより、段差部12の幅が蛍光体粒子14の平均粒径の2倍以下においても、高い蛍光体占有率を得ることができる。ここで、段差部12の幅の大きさは、基板10上の半導体層11の形成領域に影響するため、半導体層11の端部上の蛍光体占有率が高められれば、小さいことが好ましいことから、段差部12の深さを蛍光体粒子14の平均粒径の8/15以下とすることが好ましい。
段差部12の深さが蛍光体粒子14の平均粒径(体積平均)の1/5である3μmの場合、段差部12の幅が約10μm(蛍光体粒子14の平均粒径の2/3)で蛍光体占有率が90%であった。つまり、段差部12の深さが蛍光体粒子の平均粒径の1/5以上あれば、段差部12の幅が比較的狭い蛍光体粒子14の平均粒径の2/3以上で高い蛍光体占有率を得ることができる。従って、段差部12の深さを蛍光体粒子14の平均粒径の1/5以上とすることが好ましい。
段差部12の深さが蛍光体粒子14の平均粒径(体積平均)である15μmの場合、段差部12の幅を大きくするほど蛍光体占有率が高くなる傾向は見られたが、60μm(蛍光体粒子の平均粒径の4倍)においても蛍光体占有率が60%以下であった。従って、段差部12の深さは蛍光体粒子14の平均粒径より小さいことが好ましい。
かかる構成の実施例1の発光装置においては、半導体層11から上方に放射された光は、波長変換層13に入射し、一部が蛍光体粒子14によって所定の波長の光に変換され、蛍光体粒子14によって変換されなかった光と混合されて出射される。同様に、半導体層11の側面から出射される光は、段差部12の波長変換層13に入射し、一部が段差部12の蛍光体粒子14によって所定の波長の光に変換され、蛍光体粒子14によって変換されなかった光と混合されて出射される。
このように実施例1の発光装置によれば、半導体層11の端部に段差部12を形成することにより、波長変換層13形成用の第1バインダ液のスプレーによる噴射塗布によって蛍光体粒子14が段差部12に留まり、蛍光体粒子14による土手が段差部12に形成される。これにより、半導体層11の端部にも蛍光体粒子14が留まることになるので、半導体層11を覆う波長変換層13内の蛍光体粒子14の分布を均一にすることができ、また波長変換層13の層厚を半導体層11の端部上まで一定に形成することができる。
よって、波長変換層13から出射される光の色ムラを抑制することができる。例えば、半導体層11の発光色が青色、蛍光体粒子14が青色光を黄色光に変換するならば、波長変換層13からは白色光が出射される。特に、半導体層11の端部に対応した波長変換層13の上面位置からの青色光ぬけを低減することができる。同様に、半導体層11の側面から発せられた青色光は段差部12内の蛍光体粒子14で黄色光に変換されるので、半導体層11の側面においても青色光ぬけを低減することができる。なお、本発明では半導体層11の発光色は青色に限定されず、また、波長変換層13の変換色も黄色に限定されない。
図6(a)〜(f)は図1の実施例1の発光装置の製造方法を示している。発光装置は図6(a)〜(f)の順に製造される。すなわち、エピ層結合工程、レジスト形成工程、エッチング工程、切断工程、第1バインダ塗布工程、及び第2バインダ塗布工程が実行される。
エピ層結合工程では、図6(a)に示すように、基板10に対応した基板材料31と半導体層11に相当するエピタキシャル層32とが図示しない金属接着層間の融着接合によって接合される。なお、エピタキシャル層32は従来技術で形成されているので、ここでの説明は省略される。
レジスト形成工程では、図6(b)に示すように、装置単位でエピタキシャル層32上にレジスト33が形成される。すなわち、レジスト33が形成されたエピタキシャル層32の部分が半導体層11として残される。
エッチング工程では、図6(c)に示すように、例えば、ウエットエッチング法を用いてレジスト33でマスキングされていない部分のエピタキシャル層32をエッチングすることが行われる。このエッチングでは、エピタキシャル層32と共に基板材料31(上記の融着接合した金属接着層を含む)もエッチングされて凹部34が形成される。凹部34の深さは段差部12の溝深さに対応する。エッチング後にレジスト33は除去される。エピタキシャル層32はエッチングによって半導体層11に相当する装置単位に分断される。
切断工程では、基板材料31が装置単位に分断される。切断位置は図6(d)に破線で示すように凹部34の中央部分である。この切断の結果、装置単位で、上記した基板10、半導体層11及び段差部12が得られる。ここまでの工程が基板10と、基板10上に形成された発光層を含む半導体層11とを備え、半導体層11の端部に少なくとも基板10まで至る段差部12を有する発光素子を準備する工程である。
第1バインダ塗布工程では、図6(e)に示すように、装置単位で蛍光体粒子14を含んだ第1バインダ35が塗布される。具体的には図2に示したように、第1バインダ液35はスプレーで段差部12を含む半導体層11の上面に噴射される。第1バインダ液35の粘度は例えば、100mPa・sであるが、20〜300mPa・sの範囲内の値であれば良い。また、第1バインダ液35中の蛍光体粒子14の濃度は例えば、50wt%であるが、10〜80wt%であれば良い。噴射後、第1バインダ液35は硬化のために乾燥される。この第1バインダ塗布工程で蛍光体粒子14が段差部12に位置することになる。
第2バインダ塗布工程では、図6(f)に示すように、硬化した第1バインダ35、すなわち、上記のバインダ14aの蛍光体粒子14間の空隙を埋めるように第2バインダ37がスプレー12で噴射によって塗布される。噴射後、第2バインダ液37は硬化のために乾燥される。この結果、図1に示したように、段差部12に蛍光体粒子14が配置された波長変換層13を含む発光装置が得られる。第1及び第2バインダ塗布工程が発光素子の上方から蛍光体粒子14を含有した塗布液を吹き付けて、発光素子の上面に波長変換層13を形成する工程である。
なお、実施例1における第1バインダ塗布工程及び第2バインダ塗布工程では、塗布液を霧状に噴射して吹き付けるスプレー方式を用いたが、スプレー方式以外にも、ジェットディスペンサー方式や静電塗装方式を用いることもできる。
図7は本発明の実施例2として発光装置の断面図を示している。この実施例2の発光装置においては、段差部12の底面の粗さが大きくされている。すなわち、段差部12の底面を形成する基板11の表面が例えば、1μm以下の平均粗さRa(例えば、Ra0.5μm)に粗面化されている。この粗さは例えば、サンドブラスト法によって作り出される。このように段差部12の底面の粗さを大きくすることにより、波長変換層13形成用の第1バインダ液のスプレーによる噴射塗布によって蛍光体粒子14が段差部12に確実に留まり、蛍光体粒子14による土手を段差部12に形成することができる。よって、図8に示すように、半導体層11上に波長変換層13内の蛍光体粒子14の分布を均一にすることができ、また、波長変換層13の層厚を半導体層11の端部上まで一定に形成することができる。
なお、本実施例において、段差部12の深さ、すなわち、算術平均粗さRaが求まる平均線の位置から半導体層11の上面位置までに相当する距離は、蛍光体粒子14の粒径より小さく設定される。
図9は本発明の実施例3として発光装置の断面図を示している。この実施例3の発光装置においては、段差部12の底面の粗さだけでなく、波長変換層13が配置される半導体層11の表面が粗面化されている。これにより、段差部12だけでなく半導体層11上に蛍光体粒子14が留まり易くなる。
図10は本発明の実施例4として発光装置の断面図を示している。この実施例4の発光装置においては、段差部12を形成する基板10及び半導体層11の側面Aが逆メサ形状にされ、段差部12の溝角度が90度より小さくされている。また、その段差部12には平均粒径の蛍光体粒子14と共にそれより小径の蛍光体粒子14cが配置されている。すなちわ、段差部12において、小径の蛍光体粒子14cが逆メサ形状の基板10及び半導体層11の側面Aに接して位置し、平均粒径の蛍光体粒子14が蛍光体粒子14cに接して外側に位置している。この逆メサ形状は第1バインダ液のスプレーによる噴射塗布の際に段差部12に蛍光体粒子14(蛍光体粒子14c)をより確実に塗布できるようにしたものである。これにより、半導体層11の端部、特に側面からの青色光抜けを効率よく抑制することができるので、色ムラを抑制することが可能になる。一般的に蛍光体粒子が粒度分布を有することを利用し、平均粒径より小径の蛍光体粒子14cを利用して効率よく青色光抜け、および色むらを抑制することができる。
この場合、段差部12の幅は、蛍光体粒子14の平均粒径の半分あればよいが、平均粒径より大きな蛍光体が段差部12に載りにくい場合があるため、好ましくは平均粒径よりも大きく、さらに好ましくは平均粒径の2倍のものが好ましい。
図11は本発明の実施例5として発光装置の断面図を示している。この実施例5の発光装置においては、段差部12を形成する基板10の側面Bだけが逆メサ形状にされている。その他の構成は図10の実施例4の発光装置と同様である。これにより、半導体層11の端部、特に側面からの青抜けを防ぐことができるので、色ムラを解消することが可能になる。この場合、段差部12の幅は、蛍光体粒子14,14cの平均粒径の半分より大きいものとすることが好ましい。
実施例4及び5の逆メサ形状は、例えば、図6(c)に示したエッチング工程で通常よりもエッチング時間を長くすることにより形成することができる。また、実施例4の場合には実施例5に比べてエッチング時間が更に長くされる。
また、実施例4又は5の逆メサ形状を有する発光装置に実施例2又は3の段差部12の粗い底面構造を組み合わせても良い。
図12(a)〜(c)は本発明の実施例6として波長変換層13の他の形成方法を示している。この実施例6の発光装置では、図12(a)に示すように、半導体層11の表面及び段差部12にバインダ層41が塗布される。バインダ層41は高い粘度、例えば300mPa・s以上を有する。また、バインダ層41はスプレー法、インクジェット法又は印刷法を用いて形成される。バインダ層41上に図12(b)に示すように、蛍光体粒子14を含んだ第1バインダ35が塗布され、それらバインダ層41及び第1バインダ35の硬化後、図12(c)に示すように、硬化した第1バインダ35の蛍光体粒子14間の空隙を埋めるように第2バインダ36が塗布される。
この実施例6では、図12(b),(c)は上記の第1バインダ塗布工程及び第2バインダ塗布工程と同様であるが、粘度が高いバインダ層41が半導体層11の表面及び段差部12に塗布されるので、蛍光体粒子14は段差部12及び半導体層11の端部に留まり易くなり、波長変換層13の膜厚均一性を向上させることができる。また、バインダ層41は半導体層11表面全部を覆いかつ第1バインダ35と共に蛍光体粒子14間の隙間を完全に埋めるので、光取出しを向上させることができる。
図13は本発明の実施例7として発光装置の断面図を示している。この実施例7の発光装置においては、段差部12の底面を形成する基板10上には基板10の辺方向に沿って凹部45が形成されている。凹部45は、最大幅が、蛍光体粒子14の粒径の1/2以上、蛍光体粒子14の粒径以下であり、最大深さが、蛍光体粒子14の粒径の1/2より小さい。凹部45の断面形状は図13に示すように三角状である。このように段差部12の底面に凹部45が形成されることにより、第1バインダ35のスプレーによる噴射によって、その凹部45に蛍光体粒子14が留まる可能性がより高くなる。凹部45に蛍光体粒子14が留まると、その留まった蛍光体粒子14が土手となって半導体層11の端部にも蛍光体粒子が留まり易くなるので、波長変換層の層厚を半導体層11の端部に対応した部分に亘って均一にすることができる。凹部45の深さを含めた段差部12の深さは、凹部45に配置される蛍光体粒子14が半導体層11の表面よりも突出するよう設定される。凹部45の深さを含めた段差部12深さ、すなわち、凹部45の三角断面の頂点部から半導体層11の上面までに略等しい距離は、蛍光体粒子14の粒径の1/2より小さいことが好ましい。
図14(a)〜(d)は本発明の実施例7の凹部45の形成方法を示している。図14(a)は図6(a)及び(b)に各々示したエピ層結合工程及びレジスト形成工程を経てエッチング工程を終了した状態を示している。すなわち、このエッチング工程では、レジスト33でマスキングされていない部分のエピタキシャル層32だけをエッチングすることが行われ、基板材料31はエッチングされていない。エピタキシャル層32はエッチングによって半導体層11に相当する装置単位に分断される。
図14(a)のエッチング工程後に、図14(b)〜(d)に示すようにレジスト形成工程、エッチング工程及び切断工程がその順に実行される。
図14(b)のレジスト形成工程では、基板材料31上の凹部45を形成する位置を除いてレジスト51が形成される。図14(c)のエッチング工程では、例えば、ウエットエッチング法を用いてレジスト51でマスキングされていない部分の基板材料31をエッチングすることが行われる。このエッチングによって先ず、基板材料31上の上記の融着接合した金属接着層(図示せず)が除去され、基板材料31に凹部45が形成される。エッチング後にレジスト33は除去される。
切断工程では、基板材料31が装置単位に分断される。切断位置は図14(d)に破線で示すように隣接する凹部45間である。この切断の結果、装置単位で、上記した基板10、半導体層11、及び凹部45を有する段差部12が得られる。その後は図6(e)及び(f)に示した第1及び第2バインダ塗布工程が装置単位で実行される。
図15は本発明の実施例8として発光装置の断面図を示している。この実施例8の発光装置においては、段差部12の底面を形成する基板10上の端部に基板10の辺方向に沿って凹部46が形成されている。凹部46の断面形状は図15に示すように湾曲状である。この湾曲状の凹部46が形成された実施例8においては、三角状の凹部45が形成された実施例7の場合と同様に作用及び効果を奏することができる。
なお、本実施例においても、凹部46の深さを含めた段差部12の深さは、凹部46に配置される蛍光体粒子14が半導体層11の表面よりも突出するように設定される。凹部46は、最大幅が、蛍光体粒子14の粒径の1/2以上かつ蛍光体粒子14の粒径以下であり、最大深さが蛍光体粒子14の粒径の1/4以下であり、段差部12の深さは、蛍光体粒子14の粒径の1/2より小さいことが好ましい。
図16は本発明の実施例9として波長変換層13を形成する前の半導体層11の表面側の外観を示している。実施例9の発光装置では、段差部12の底面を形成する基板10上の端部に複数の円形のディンプル孔47が基板10の辺方向に沿って配列されている。ディンプル孔47の配列間隔は等間隔でもランダム間隔でも良い。また、ディンプル孔47の径は蛍光体粒子14の体積平均粒径の半分よりも小さい。このように基板10上の端部に複数のディンプル孔47が形成されることにより、第1バインダ35のスプレーからの噴射によって、そのディンプル孔47に蛍光体粒子14が嵌まる可能性が高くなる。ディンプル孔47に蛍光体粒子14が嵌まると、その嵌まった蛍光体粒子14が土手となって半導体層11の端部にも蛍光体粒子14が留まり易くなるので、波長変換層13の層厚を半導体層11の端部に対応した部分に亘って均一にすることができる。
なお、上記した各実施例においては、段差部12の深さが半導体層11の表面から基板10内まで達しているが、段差部12は基板10の表面までの深さ、すなわち半導体層11の厚さに相当する深さを有していても良い。
また、上記した各実施例においては、半導体層11はメタルボンディング型発光素子としたが、本発明は他のフェイスアップタイプの発光素子にも適用することができる。また、半導体層11としては実施例に示したGaN系の発光ダイオードに限らず、AlGaAs系やZnO系の他の発光素子を用いることができる。
10 基板
11 半導体層
12 段差部
13 波長変換層
14,14c 蛍光体粒子
31 基板材料
32 エピタキシャル層
47 ディンプル孔

Claims (7)

  1. 基板と、前記基板上に配置され、発光層を含む半導体層と、前記半導体層上に配置された複数の蛍光体粒子を含む波長変換層とを有する発光装置であって、
    前記半導体層の端部に少なくとも前記基板まで至る段差部を有し、前記半導体層の側面位置から前記基板の辺に至る前記段差部の幅は前記蛍光体粒子の平均粒径の半分より大きく、前記段差部の深さは前記蛍光体粒子の平均粒径より小さくなっており、
    前記段差部の底面を形成する前記基板の表面は粗面化されていることを特徴とする発光装置。
  2. 基板と、前記基板上に配置され、発光層を含む半導体層と、前記半導体層上に配置された複数の蛍光体粒子を含む波長変換層とを有する発光装置であって、
    前記半導体層の端部に少なくとも前記基板まで至る段差部を有し、前記半導体層の側面位置から前記基板の辺に至る前記段差部の幅は前記蛍光体粒子の平均粒径の半分より大きく、前記段差部の深さは前記蛍光体粒子の平均粒径より小さくなっており、
    前記段差部に面する少なくとも前記基板の側面は逆メサ形状を有することを特徴とする発光装置。
  3. 基板と、前記基板上に配置され、発光層を含む半導体層と、前記半導体層上に配置された複数の蛍光体粒子を含む波長変換層とを有する発光装置であって、
    前記半導体層の端部に少なくとも前記基板まで至る段差部を有し、前記半導体層の側面位置から前記基板の辺に至る前記段差部の幅は前記蛍光体粒子の平均粒径の半分より大きく、前記段差部の深さは前記蛍光体粒子の平均粒径より小さくなっており、
    前記段差部は、底面を形成する前記基板上に前記基板の辺方向に沿った凹部を有することを特徴とする発光装置。
  4. 基板と、前記基板上に配置され、発光層を含む半導体層と、前記半導体層上に配置された複数の蛍光体粒子を含む波長変換層とを有する発光装置であって、
    前記半導体層の端部に少なくとも前記基板まで至る段差部を有し、前記半導体層の側面位置から前記基板の辺に至る前記段差部の幅は前記蛍光体粒子の平均粒径の半分より大きく、前記段差部の深さは前記蛍光体粒子の平均粒径より小さくなっており、
    前記段差部は、底面を形成する前記基板上に前記基板の辺方向に沿って配列された複数のディンプル孔を有することを特徴とする発光装置。
  5. 前記段差部の幅は、前記蛍光体粒子の平均粒径の2倍以下であり、前記段差部の深さは、前記蛍光体粒子の平均粒径の1/5以上でかつ前記蛍光体粒子の平均粒径の8/15以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1記載の発光装置。
  6. 前記段差部における前記基板上に前記蛍光体粒子の少なくとも1つが配置され、該蛍光体粒子は、前記半導体層の上面位置より突出するように配置されている請求項1乃至5のいずれか1記載の発光装置。
  7. 基板と、前記基板上に形成された発光層を含む半導体層とを備え、前記半導体層の端部に少なくとも前記基板まで至る段差部を有する発光素子を準備する工程と、
    前記発光素子の上方から蛍光体粒子を含有した塗布液を吹き付けて、前記発光素子の上面に波長変換層を形成する工程と、を有し、
    前記半導体層の側面位置から前記基板の辺に至る前記段差部の幅は、前記蛍光体粒子の平均粒径の半分より大きく形成され、前記段差部の深さは蛍光体粒子の平均粒径より小さく形成されており、
    前記段差部の底面を形成する前記基板の表面は粗面化されていることを特徴とする発光装置の製造方法。
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