JP6024159B2 - 情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラム - Google Patents

情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6024159B2
JP6024159B2 JP2012080338A JP2012080338A JP6024159B2 JP 6024159 B2 JP6024159 B2 JP 6024159B2 JP 2012080338 A JP2012080338 A JP 2012080338A JP 2012080338 A JP2012080338 A JP 2012080338A JP 6024159 B2 JP6024159 B2 JP 6024159B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
binocular vision
product
information presentation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012080338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013208260A (ja
Inventor
孝史 四宮
孝史 四宮
三宅 信行
信行 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2012080338A priority Critical patent/JP6024159B2/ja
Priority to PCT/JP2013/055146 priority patent/WO2013146040A1/ja
Priority to US14/389,634 priority patent/US9420946B2/en
Publication of JP2013208260A publication Critical patent/JP2013208260A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6024159B2 publication Critical patent/JP6024159B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/02Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient
    • A61B3/08Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient for testing binocular or stereoscopic vision, e.g. strabismus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/0016Operational features thereof
    • A61B3/0025Operational features thereof characterised by electronic signal processing, e.g. eye models
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/0016Operational features thereof
    • A61B3/0041Operational features thereof characterised by display arrangements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/02Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient
    • A61B3/028Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient for testing visual acuity; for determination of refraction, e.g. phoropters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/02Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient
    • A61B3/09Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient for testing accommodation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Description

本発明は、両眼視能応じた情報を提示する情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラムに関する。
近年、視聴者に立体感や奥行感を認知させる立体画像(静止画や動画)を提供する技術が普及してきている。しかしながら、このような立体映像を知覚し得る能力(両眼視能)は、必ずしも万人が持ち得るものではない。一般的に両眼視能は、網膜に映る左右眼用の異なった像を統合して同時に視る機能である同時視、左右眼それぞれの網膜対応点上に映る略同じ網膜像を融合させ一つの物体として知覚する機能である融像、融像が成立した上で両眼視差による像のずれから立体感を知覚する機能である立体視に分類されるが、これらが不良である視聴者は立体画像を楽しむことができない。また、このような視知覚事象は個人的かつ自覚的なものであるため、他者と共有・比較することが難しく、本人がそれを認識できない場合がある。
引用文献1には、被検査者が立体指標画像を認識できたか否かによって、被検査者の立体視能力が正常であるか否かを判断する立体視検査装置が提案されている。なお、立体視能力とは、両眼の融像によって物体を立体的にとらえる能力であり、具体的には両眼の融像によって2点間の奥行きのわずかな違いを感じ取る能力として表される。以下、立体視能力のこと両眼視能という。
特開平11−056780号公報
しかしながら、引用文献1に記載の発明では、被検査者の両眼視能が正常であるか否かしか判断できず、被検査者の両眼視能がどの程度であるかを把握することはできない。
VDT(Visual Display Terminals)作業で立体視を行う作業者は、両眼視能の程度に応じて疲れ方が異なり、作業可能な時間も異なると考えられる。そのためには、作業者自身が自らの両眼視能を把握する必要がある。
また、ゲーム、映画等のコンテンツは、現状では、両眼視能が低い視聴者でも楽しめるように、奥行き(飛び出し、引っ込み)方向の視差範囲が小さめの値(例えば、視差の最大値が2度)で生成されている。以下、画像の奥行き(飛び出し、引っ込み)方向の視差範囲のことを立体強度という。立体強度が強いとは、奥行き(飛び出し、引っ込み)方向の視差範囲が広い、すなわち奥行き(飛び出し、引っ込み)方向の視差の最大値が大きいことを示し、立体強度が弱いとは、奥行き(飛び出し、引っ込み)方向の視差範囲が狭い、すなわち奥行き(飛び出し、引っ込み)方向の視差の最大値が小さいことを示す。
しかしながら、このようなコンテンツは、両眼視能が高い視聴者が楽しむことは難しい。したがって、同一内容かつ立体強度の異なるコンテンツを準備し、視聴者自身が自らの両眼視能を把握し、視聴者が自らの両眼視能に応じた立体強度のコンテンツを選択することが望ましい。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、両眼視能を容易に把握することができる情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するためになされたもので、本発明に係る情報提示装置は、例えば、利用者の両眼視能に関する複数の検査項目に対する検査結果を取得する取得手段と、前記取得された検査結果を、前記検査項目ごとに所定の重みに基づいて重み付けし、利用者の両眼視能を評価する評価手段と、前記評価手段による評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を表示手段に出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る前記検査項目は、ステレオテスト、調整時間測定試験、フリッカーテスト、継続時間測定試験、破断強度測定試験、左右眼回旋角測定試験、及び深視力測定試験のいずれかであることが望ましい。
また、本発明に係る前記評価手段は、前記取得された検査結果に基づいて、利用者の両眼視能を複数の階級に分類し、前記出力手段は、前記利用者の両眼視能に応じた情報として、前記分類された階級を示す情報を出力することが望ましい。
また、本発明に係る前記情報提示装置は、例えば、利用者の両眼視能に関する検査結果を取得する取得手段と、前記取得された検査結果に基づいて、利用者の両眼視能を評価する評価手段と、前記評価手段による評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を表示手段に出力する出力手段と、商品に関する情報が利用者の両眼視能に関連付けられて記憶された記憶手段と、前記評価手段による評価結果と、前記記憶手段に記憶された情報とに基づいて前記利用者に適した商品を決定する商品決定手段と、を備え、前記出力手段は、前記利用者の両眼視能に応じた情報として、前記決定された商品に関する情報を出力することを特徴とする。
また、本発明に係る前記商品に関する情報は、商品名、商品の種類、及び商品を案内する情報の少なくとも1つであることが望ましい。
また、本発明に係る情報提示装置は、ウェブページを提供するウェブサーバと、前記決定された商品の詳細情報の閲覧要求を入力する入力手段と、前記入力手段により閲覧要求が入力されると、前記ウェブサーバから前記決定された商品に関する記載があるウェブページを取得するウェブページ取得手段と、を備え、前記出力手段は、前記取得されたウェブページを前記表示手段に出力することが望ましい。
また、本発明に係る情報提示装置は、平面画像を取得する平面画像取得手段と、前記取得された検査結果を基に分類された階級に基づいて、前記取得された平面画像から前記分類された階級の両眼視能に適した立体画像を生成する立体画像生成手段と、を備え、前記出力手段は、前記利用者の両眼視能に応じた情報として、前記生成された立体画像を出力することが望ましい。
本発明に係る前記立体画像生成手段は、前記分類された階級に応じた視差角となるように立体画像を生成することが望ましい。
また、本発明に係る情報提示システムは、例えば、端末装置と、前記端末装置と接続されたサーバとからなる情報提示システムであって、前記サーバは、利用者の両眼視能に関する複数の検査項目に対する検査結果を取得する取得手段と、前記取得された検査結果を、前記検査項目ごとに所定の重みに基づいて重み付けし、利用者の両眼視能を評価する評価手段と、前記評価手段による評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を前記端末装置に出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る情報提示システムは、例えば、端末装置と、前記端末装置と接続されたサーバとからなる情報提示システムであって、ウェブページを提供するウェブサーバを備え、前記サーバは、利用者の両眼視能に関する検査結果を取得する取得手段と、前記取得された検査結果に基づいて、利用者の両眼視能を評価する評価手段と、商品に関する情報が複数の階級のうちの適切な階級に関連付けられて記憶された記憶手段と、前記評価手段による評価結果と、前記記憶手段に記憶された情報とに基づいて前記利用者に適した商品を決定する商品決定手段と、前記ウェブサーバから前記決定された商品に関する記載があるウェブページを取得するウェブページ取得手段と、前記利用者の両眼視能に応じた情報として前記取得されたウェブページを前記端末装置に出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
お、本発明は、情報提示システムを構成するサーバとして提供することもできる。
また、本発明に係る情報提示方法は、例えば情報提示装置が行う情報提示方法であって、利用者の両眼視能に関する複数の検査項目に対する検査結果を取得するステップと、前記取得された検査結果を、前記検査項目ごとに所定の重みに基づいて重み付けし、利用者の両眼視能を評価するステップと、前記評価するステップにおける評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を、前記情報提示装置と接続された端末装置に出力するステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る情報提示方法は、例えば、情報提示装置が行う情報提示方法であって、利用者の両眼視能に関する検査結果を取得するステップと、前記取得された検査結果に基づいて、利用者の両眼視能を評価するステップと、商品に関する情報が利用者の両眼視能に関連付けられた情報と、前記評価された評価結果と、に基づいて前記利用者に適した商品を決定するステップと、ウェブサーバから前記決定された商品に関する記載があるウェブページを取得するステップと、前記評価された評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を出力するステップと、前記利用者の両眼視能に応じた情報として前記取得されたウェブページを、前記情報提示装置と接続された端末装置に出力するステップとを行うことを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、例えば、コンピュータをサーバとして機能させるプログラムであって、前記コンピュータに、利用者の両眼視能に関する検査結果を取得するステップと、商品に関する情報が利用者の両眼視能に関連付けられた情報と、前記検査結果を用いて評価された評価結果と、に基づいて前記利用者に適した商品を決定するステップと、ウェブサーバから前記決定された商品に関する記載があるウェブページを取得するステップと、前記評価された評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を出力するステップと、前記利用者の両眼視能に応じた情報として前記取得されたウェブページを、ネットワークを介して通信可能に接続された端末装置に出力するステップと、を行わせることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、例えば、コンピュータを情報提示装置として機能させるプログラムであって、前記コンピュータに、利用者の両眼視能に関する検査結果を取得するステップと、前記取得された検査結果に基づいて、利用者の両眼視能を評価するステップと、前記評価された評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を出力するステップと、を行わせることを特徴とする。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、両眼視能を容易に把握することができる。
本発明の第1の実施形態に係る情報提示装置1の構成を説明するための概略構成図である。 取得する検査結果の概略説明図である。 判定表121の概略説明図である。 得点表122の概略説明図である。 重み係数表123の概略説明図である。 総合判定表124の概略説明図である。 両眼視能評価装置1のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 制御部11の実行する処理を説明するためのフローチャートである。 判定処理部112の実行する判定処理の流れを示すフローチャートである。 表示画面130の概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報提示装置2の構成を説明するための概略構成図である。 商品一覧表125の概略説明図である。 制御部11aの実行する処理を説明するためのフローチャートである。 表示画面131の概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る情報提示装置3の構成を説明するための概略構成図である。 制御部11bの実行する処理を説明するためのフローチャートである。 表示画面132の概略図である。 本発明の第4の実施形態に係る情報提示システム4の構成を説明するための概略構成図である。 検査結果一覧231の概略説明図である。 制御部11cの実行する処理を説明するためのフローチャートである。 情報提示システム4の変形例である情報提示システム4aの構成を説明するための概略構成図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
図1は、情報提示装置1の構成を説明するための概略構成図である。情報提示装置1は、両眼視能に関する検査の結果を取得し、そのデータを基に利用者の両眼視能、特に融像能及び立体視能を体系的、総合的に評価し、その結果を出力する装置である。
情報提示装置1は、店頭、職場、利用者の自宅等に設置された端末又は販売員、利用者等が所持する携帯端末であり、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、入力部14と、入出力インターフェース部(以下、I/F部という)15と、を備えている。情報提示装置1は、1つ或いは複数の検査装置19と直接、或いは図示しないネットワークを介して接続される。なお、情報提示装置1のすべての構成が1か所にある必要はなく、例えば表示部13及び入力部14を店頭、その他の構成を店の奥やオフィス内に設置し、これらを有線、無線のネットワークで接続してもよい。
表示部13は、カラー表示が可能な液晶ディスプレイであり、制御部11から入力された情報に基づいて表示を行う。なお、液晶ディスプレイに代えて、有機ELなど他の方式の表示装置を用いてもよい。
入力部14は、図示しない電源ボタン、決定キー等を含み、ユーザーからの操作指示を受け付けて、操作情報を制御部11へと送出する。また、表示部13の前面にタッチパネルを配置し、入力部14として用いてもよい。入力部14は、特定のボタンを押すなどの情報を各種命令に変換し、制御部11等へ出力する。
I/F部15は、情報提示装置1の各装置及び機能部間、及び情報提示装置1と外部装置間を、信号の送受信可能に接続する。また、図示しないネットワークや各機能部間におけるインターフェースを提供する。
制御部11は、全体的な情報管理を行う情報管理部111と、判定プログラムを実行して検査結果から立体視能の判定を行う判定処理部112と、判定結果に基づいて表示部13への結果出力を行う出力処理部113と、を備えている。なお、ここでは操作を行う人間は利用者自身であるものとしているが、利用者以外が操作を行ってよい。
情報管理部111はプログラムが開始されると、検査要求を検査装置19へ出力する。検査装置19は検査要求を受け付けると、以下に示すような各種検査を行う。なお、両眼視能に関する検査であれば、下記に挙げるもの以外の検査でもかまわない。例えば、左右眼回旋角測定試験や深視力測定試験の項目については設けずともよく、逆に、内斜位、外斜位、上斜位、下斜位等の検査をさらに加えることもできる。
<ステレオテスト>
ステレオテストとは、チトマスステレオテストに代表される立体視能の有無を測定するテストである。ここでは、交差性又は平行性の視差を有する右眼用画像及び左眼用画像を混在させた視標画像(一般的なチトマスステレオテストに利用される画像)を専用の偏光メガネ又はモニタで左右の画像に分離して表示させ、利用者が立体的に見えているか否か(利用者が脳で立体感を知覚できるか否か)を入力部を介して選択させる。なお、視標画像に視差角の異なる(例えば、40”〜3600”)ものを複数視標として用いることで、利用者の立体視能を数値として取得する。視差角が小さいものを立体視できるほど高レベルに分類される。
<調節時間測定試験>
調節時間測定試験とは、立体視にかかる時間を測定するものである。視差を有する視標画像を専用の偏光メガネ又はモニタに分離して表示させ、利用者が立体的に見えた時を入力部を介して入力させ、表示から入力までに要した時間(脳に立体感を知覚するまでの時間)を計測する。なお、視差角についてはどのようなものを用いてもよいが(例えば、1800”程度)、全ての利用者に対して同様のものを用いることが望ましい。調節時間が短いほど高レベルに分類される。
<フリッカーテスト>
フリッカーテストとは疲労測定法の一つであり、モニタに点滅視標を表示させ、利用者が連続する光に見える周波数を測定し、光が連続して見えた周波数(断続する光が弁別できず連続する光に見えるようになる閾値(フリッカー値))をフリッカー値として取得する。これは眼精疲労の生じ難さの基準とも言え、フリッカー値が大きいほど高レベルに分類される。
<継続時間測定試験>
継続時間測定試験とは、融像が解けるまで(破断するまで)の時間を測定するものである。ここでは、視差を有さない視標画像を専用のプリズムメガネに表示させ、複視を知覚(融像破断)した時点を入力部を介して受け付け、表示開始から複視を知覚するまでの時
間を計測する。継続時間が長いほど高レベルに分類される。
<破断強度測定試験>
破断強度測定試験とは、融像が解ける(破断する)プリズム強度を測定するものである。視差を有さない視標画像を表示部に表示し、専用のプリズムメガネのプリズム強度を連続的に変化させて、複視を知覚した時点を入力部を介して受け付け、このときのプリズム強度(ディオプター値)を測定する。プリズム強度が高いほど高レベルに分類される。
<左右眼回旋角試験>
左右眼回旋角試験とは、眼球が時計回りあるいは反時計回りに回転するようにずれを生じる回旋斜位の有無、及び回旋量を測定するものである。2つの片眼用視標(十字視標と円状視標)を組み合わせた、いわゆる時計視標画像を専用のメガネで片眼ずつに分離して見せ、十字視標の指している円状視標の目盛を入力部を介して受け付け、それらのずれ量(回旋量)を測定する。回旋量が少ないほど高レベルに分類される。
<深視力測定試験>
深視力測定試験とは、三稈法に代表される立体視能の検査である。三稈法とは、2本の固定稈と該固定稈に挟まれて奥行き方向に往復動する移動稈とが、一列に並んだと知覚した位置と、実際の位置との誤差を測定するものである。従来の三桿法の奥行き知覚検査機で行った検査結果を取得する。誤差が少ない程、高レベルに分類される。
検査装置19は、図2に示すような検査結果を情報提示装置1に出力する。図2に示すように、各検査の結果は数値で定量的に示されている。なお、利用者がすでに結果を知っている場合もありうるため、利用者が入力部14を介して検査結果を入力してもよい。
判定処理部112は、検査装置19から出力された、又は入力部14を介して入力された検査結果(図2参照)を取得し、利用者の両眼視能がどの階級(総合レベル)に含まれるかを判定する。判定処理部112の処理については、後に詳述する。
出力処理部113は、判定処理部112が判定した結果に基づいて、表示部13に表示させる出力画面を生成し、表示部13に出力する。出力処理部113の処理については、後に詳述する。
記憶部12には、各検査項目における基本レベルを評価するための基準となる判定表121と、各検査項目における基本レベルを得点に換算するための得点表122及び重み係数表123と、得点から立体視能の総合レベルを判断するための総合判定表124と、が予め記憶されている。
図3は、判定表121の概略説明図である。判定表121は、検査項目に基づく基本レベルの判定に参照されるものであり、任意の階級としての基本レベルが格納されるレベル格納領域1211と、各検査項目における検査結果の各基本レベルに応じた基準範囲が格納される基準範囲格納領域1212と、を有している。
基本レベルとは、検査結果の値を基準範囲ごとに分けたものである。なお、本実施形態では基本レベルをi〜vの5段階に分けるものとし、レベルvが最も検査結果が良好であり、レベルiが最も不良である。
各基本レベルにおける基準範囲は、母集団に一般人を想定した分布による検査、即ち、一般人を対象とする集団に対して行った検査結果を、相対度数に基づいて階級に分けることで決定した。具体的には、レベルiは全体の5%程度を占め、立体視ができていないと考えられるグループである(単眼視能は有している)。レベルiiは全体の15%程度を占め、極めて短時間(10分未満)は努力して立体視できる、若しくは、訓練を行うことで立体視能を高めることが可能であると考えられるグループである。レベルiiiは全体の30%程度を占め、短時間(15〜30分程度)の立体視が問題なく行えると考えられるグループである。レベルivは全体の40%を占め、中時間(30〜60分程度)の立体視が問題なく行えると考えられるグループである。レベルvは、全体の10%を占め、長時間(1時間以上)の立体視が問題なく行えると考えられるグループである。なお、ここでいう立体視とは静止画を対象としているが、もちろん動画を対象として基本レベル設定を行ってもよい。
基準範囲格納領域1212には、ステレオテストの基準範囲が格納される視差角格納領域1212a、調節時間測定試験の基準範囲が格納される調節時間格納領域1212b、フリッカーテストの基準範囲が格納されるフリッカー値格納領域1212c、継続時間測定試験の基準範囲が格納される継続時間格納領域1212d、破断強度測定試験の基準範囲が格納される破断強度格納領域1212e、左右眼回旋角測定試験の基準範囲が格納される回旋角格納領域1212fと、深視力測定試験の基準範囲が格納される平均誤差格納領域1212gと、が設けられている。
なお、基本レベルはあくまでも検査結果の基準範囲から定まるものであり、図3にしめす階級数である必要はない。これは基準範囲や、後述する指標についても同様である。医学的所見や経験、累積データの統計等から、これらを任意で設定することができる。
図4は、得点表122の概略説明図である。得点表122は、各基本レベルが格納される基本レベル格納領域1221と、各基本レベルに応じた仮得点が格納される得点格納領域1222と、を有している。
図5は、重み係数表123の概略説明図である。重み係数表123には、各検査項目が格納される検査項目格納領域1231と、各検査項目に応じた重み係数が格納される重み係数格納領域1232と、を有している。これらは、総合得点を算出する際に用いられるものである。
総合得点は、得点表122を用いて検査項目毎の各基本レベルに応じて算出された各仮得点に、各検査項目に応じた重み係数を乗じて足し合わせて得られる解をいう。具体的に、得点表122では、レベルiでは仮点数が0点、レベルvでは100点であることを示す。すなわち、本実施形態においては7つの検査項目が規定されているため、各検査項目における仮得点の合計は700点となる(全ての項目で基本レベルがvの場合)。このような各検査項目における仮得点に、重み係数表123に記憶される重み係数を乗じ、全て足し合わせたものが総合得点となる。
このように重み係数表に記憶される重み係数を各基本レベルに乗じることで、最終的に各検査項目の重要度が異なるようになっている。例えば本実施形態に係る重み係数表123では、立体視能に着目した重み付けがなされている。即ち、主に立体視能に関わる検査項目である第一のグループの検査(ステレオテスト、及び調節時間測定試験)の結果は、総合得点全体の70%を占め、残りの耐性力及び生理要素に関わる検査項目である第二のグループの検査(フリッカーテスト、継続時間測定試験、破断強度測定試験、左右眼回旋角測定試験、及び深視力試験)の結果は、総合得点全体の30%にすぎない(総合得点は100点満点となるように調整されている)。これにより、立体視能に重点をおいた評価が可能となる。
しかしながら、他にも様々な視能に重点をおいた評価が考えられる。そこで、重み係数表を複数備えておき、検査目的によってこれを切り替えることも可能である。もちろん、検査項目の分類とその重み係数についても、医学的所見や経験、累積データの統計等から任意で設定することができる。また、ここでは各検査項目ごとに重み係数が設定されているが、上記検査項目のグループごとに重み係数を設定し、そこから総合得点を算出してもよい。
図6は、総合判定表124の概略説明図である。総合判定表124は、総合的な立体視能を表す総合レベルが格納される総合レベル格納領域1241と、該総合レベルに応じた総合得点の基準範囲が格納される総合得点基準範囲格納領域1242と、総合レベルに応じた指標を示す情報が格納される指標格納領域1243と、を有している。
総合レベルは、総合得点から判断される両眼視能の評価レベルである。本実施形態においては、総合レベルはI〜Vの5段階からなり、レベルIが最も立体視能が良好であり、レベルIが最も不良である。例えば、図6では、総合得点が80点以上であれば総合レベルV、20点未満であれば総合レベルIに分類される。
指標とは、被験者の立体視力を具体的に表す情報であり、様々なものを用いることができる。図6では、指標として、視聴可能な立体画像の強度と、1日あたりの立体画像視聴時間とが採用されている。例えば、総合レベルがVであれば、強度が「強」の3D映像の視聴が可能であり、一日の3D映像の総視聴時間は、4時間未満に抑えられることが推奨される。逆に、総合レベルがIであれば、3D映像の視聴は両眼視が成立しないため3D映像の視聴を行うことはできない。
なお、指標はこれに限らず、「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(2002年,厚生労働省)のように、既に科学的、生理学的根拠に基づいたガイドラインが示されている部分については、これを踏襲した指標を作成してもよい。
ここで、情報提示装置1のハードウェア構成について説明する。図7は、情報提示装置1の電気的な構成を示すブロック図である。
情報提示装置1は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)901と、各種データを書換え可能に記憶するメモリ902と、各種のプログラム、プログラムの生成するデータ等を格納する外部記憶装置903と、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等で構成される表示装置904と、キーボードやマウス、タッチパネル等で構成される入力装置905と、通信ネットワークに接続するためのNIC(Network Interface Card)等の通信装置906これらを接続するバス907と、を備える。
制御部11は、外部記憶装置903に記憶されている所定のプログラムをメモリ902にロードしてCPU901で実行することで実現可能であり、記憶部12は、CPU901がメモリ902又は外部記憶装置903を利用することにより実現可能であり、表示部13は、CPU901が表示装置904を利用することで実現可能であり、入力部14は、CPU901が入力装置905を利用することで実現可能であり、I/F部15は、CPU901が通信装置906を利用することで実現可能である。
なお、各構成要素は、情報提示装置1の構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。処理ステップの分類の仕方やその名称によって、本発明が制限されることはない。情報提示装置1が行う処理は、処理内容に応じてさらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、各機能部は、ハードウェア(ASICなど)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
以上のように構成された情報提示装置1の作用を、図8及び図9に示すフローチャートを用いて説明する。図8は、本実施形態に係る情報提示装置1の実行する処理の流れを示すフローチャートである。
利用者により入力部14を介して入力指示が入力されると、情報管理部111は、これを受け付けて、検査要求を検査装置19へ出力し、判定処理部112は検査装置19から出力された検査結果(図2参照)を取得する(ステップS10)。
判定処理部112は、取得した検査結果をメモリ902に一時的に記憶し、検査結果と、記憶部12に記憶された情報とに基づいて、総合レベルを判定する(ステップS11)。図9は、判定処理部112が行う総合レベルの判定処理(ステップS11)の処理の流れを示すフローチャートである。
判定処理部112は、判定表121を参照して、各検査結果に応じた基本レベルを判定する(S111)。例えば、図2に示す検査結果を取得した場合の各検査結果の基本レベルは以下のようになる。ステレオテストのスコアは800SOAであるため、基本レベルはivである。調整時間測定試験のスコアは3秒であるため、基本レベルはvである。フリッカーテストのスコアは42Hzであるため、基本レベルはvである。継続時間測定試験のスコアは720秒であるため、基本レベルはvである。破断強度測定試験のスコアは、左右は16、上下は4.75であるため、基本レベルはvである。左右眼回旋角測定試験のスコアは1.0°であるため、基本レベルはiiである。深視力測定試験のスコアは1.5cmであるため、基本レベルはiiiである。
判定処理部112は、ステップS111での判定結果に、基本レベルがiの項目があるか否かを判断する(S112)。
基本レベルiの項目がある場合には(S112でYES)総合レベルをIと判断して(S116)、判定処理を終了する。
基本レベルiの項目がない場合(S112でNO)には、判定処理部112は、得点表122を参照して各基本レベルを仮得点に換算する(S113)。例えば、図2に示す検査結果を取得した場合に、ステップS111で得られた基本レベルに基づく仮得点は以下のようになる。ステレオテストの基本レベルはivであるため、仮得点は75である。調整時間測定試験の基本レベルはvであるため、仮得点は100である。フリッカーテストの基本レベルはvであるため、仮得点は100である。継続時間測定試験の基本レベルはvであるため、仮得点は100である。破断強度測定試験の基本レベルはvであるため、仮得点は100である。左右眼回旋角測定試験の基本レベルはiiであるため、仮得点は25である。深視力測定試験の基本レベルはiiiであるため、仮得点は50である。
判定処理部112は、ステップS113で算出された各仮得点に、重み係数表123を参照して重み係数を乗じ、それらの値を合計して総合得点を得る(S114)。例えば、図2に示す検査結果を取得した場合にステップS113で得られた仮得点と、図5に示す重み係数表123とからは、(75×0.5)+(100×0.2)+(100×0.06)+(100×0.08)+(100×0.08)+(25×0.05)+(50×0.03)=82.25(総合得点)となる。
判定処理部112は、総合判定表124を参照して総合レベルを決定して(S115)、判定処理を終了する。ステップS114で総合得点が82.25の場合には、図6に示す総合判定表124を参照すると、総合レベルはVとなる。
図8に戻って説明する。このようにして総合レベル判定処理(ステップS11)が終了したら、判定処理部112は、得られた総合レベルを出力処理部113に出力し、出力処理部113は判定処理部112から出力された総合レベルに基づき、総合レベル及びその総合レベルに対応する指標が記載された画面(表示画面130)を生成する(ステップS12)。
図10は、表示画面130の一例である。表示画面130には、総合レベル表示領域Aと、指標表示領域Bとが含まれる。判定処理部112から総合レベルがVであることが出力された場合には、出力処理部113は、総合レベル表示領域AにVを配置する。また、出力処理部113は、図6に示す総合判定表124の総合レベルVに対応する指標を指標表示領域Bに配置する。
出力処理部113は、生成した表示画面130を表示部13に出力する(ステップS13)。これにより、表示部13に表示画面130が表示される。
本実施の形態によれば、各種検査の結果から総合的な両眼視能を評価し、これを利用者に知らせることができる。これにより、利用者は自分の両眼視能を具体的に把握することができ、コンテンツや商品の選択や、視聴時間の参考とすることができる。
利用者が自らの両眼視能を知り、自らに適した立体強度を知ることができるため、コンテンツの作成側は、立体強度の強いコンテンツを制作することができるようになる。立体強度の弱いコンテンツは、ほぼすべての人が視聴できるという利点はあるが、両眼視能の高い人は満足できないという問題点がある。しかしながら、利用者が両眼視能を知り、両眼視能が高い利用者が立体強度の強いコンテンツを選択可能とすることで、多くの利用者が満足するコンテンツを製作できるようになる。これは、コンテンツ作成者が、同一内容で立体強度の異なる複数の商品を製造し、パッケージに立体強度を記載しておくことで実現できる。
なお、本実施の形態では、取得した検査結果をメモリ902に一時的に記憶したが、検査結果や求めた総合得点、総合レベル等を利用者の名前やIDと関連付けて記憶部12に記憶するようにしてもよい。利用者により入力部14を介して入力指示が入力されると、情報管理部111は、入力部14を介して利用者の名前又はIDを取得し、これに関連付けられた検査結果又は総合得点、総合レベル等を取得することもできる。
<第2の実施形態>
第2の実施の形態は、利用者の両眼視能に適合した商品を表示画面に表示させる形態である。以下、第2の実施形態の情報提示装置2について説明する。第1の実施の形態の情報提示装置1と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、情報提示装置2のハードウェア構成は、情報提示装置1のハードウェア構成と同一であるため、説明を省略する。
図11は、情報提示装置2の構成を説明するための概略構成図である。情報提示装置2は、店頭、職場等に設置された端末又は販売員等が所持する携帯端末であり、制御部11aと、記憶部12aと、表示部13と、入力部14と、入出力インターフェース部(以下、I/F部という)15と、を備えている。情報提示装置2は、1つ或いは複数の検査装置19と直接、或いは図示しないネットワークを介して接続される。なお、情報提示装置2のすべての構成が1か所にある必要はなく、例えば表示部13及び入力部14を店頭、その他の構成を店の奥やオフィス内に設置し、これらを有線、無線のネットワークで接続してもよい。
制御部11aは、全体的な情報管理を行う情報管理部111と、判定プログラムを実行して検査結果から立体視能の判定を行う判定処理部112と、判定結果に基づいて提案する商品を決定する商品決定部114と、表示部13への結果出力を行う出力処理部113aと、を備えている。
商品決定部114は、判定処理部112が判定した結果に基づいて利用者に提案する商品を決定する。商品決定部114の処理については、後に詳述する。
出力処理部113aは、商品決定部114が決定した商品が記載された出力画面を生成し、表示部13に出力する。出力処理部113aの処理については、後に詳述する。
記憶部12aには、各検査項目における基本レベルを評価するための基準となる判定表121と、各検査項目における基本レベルを得点に換算するための得点表122及び重み係数表123と、得点から立体視能の総合レベルを判断するための総合判定表124と、商品決定に用いられる商品一覧表125と、が予め記憶されている。
図12は、商品一覧表125の概略説明図である。商品一覧表125は、商品名が格納される商品名格納領域1251と、その商品に対応する総合レベルが格納される総合レベル格納領域1252と、その商品の種類が格納される商品種類格納領域1253と、その商品を案内するための情報が格納される商品案内情報格納領域1254と、を有している。商品一覧表125の各格納領域の情報はそれぞれ関連付けられている、すなわち、商品名、総合レベル、商品の種類、商品を案内するための情報は関連付けて記憶されている。なお、商品一覧表125に格納される情報はこれに限られず、商品の値段、製造元に関する情報等をさらに格納してもよい。また、図12には商品の種類がDVD、カメラの商品が記載されているが、これは一例であり、テレビ、ビデオ、DVDプレーヤー等も含まれる。
以上のように構成された情報提示装置2の作用を、図13に示すフローチャートを用いて説明する。図13は、本実施形態に係る情報提示装置2の実行する処理の流れを示すフローチャートである。
まず、情報管理部111は、利用者により入力部14を介して入力指示が入力されると、検査要求を検査装置19へ出力し、判定処理部112は検査装置19から出力された検査結果(図2参照)を取得する(ステップS10)。
判定処理部112は、取得した検査結果をメモリ902に一時的に記憶し、検査結果と、記憶部12に記憶された情報とに基づいて、総合レベルを判定する(ステップS11)。判定処理部112は、得られた総合レベルを商品決定部114に出力する。
商品決定部114は、判定処理部112から出力された総合レベルを取得し、取得された総合レベルに基づいて提案する商品を決定する(ステップS14)。具体的には、商品決定部114は、記憶部12から商品一覧表125を取得し、取得された総合レベルに関連付けられた商品を提案する商品と決定する。また、商品決定部114は、この商品の「商品名」、「商品の種類」及び「商品を案内するための情報」を商品一覧表125から取得する。商品決定部114は、提案する商品に関する情報(「商品名」、「商品の種類」及び「商品を案内するための情報」)を出力処理部113aに出力する。
出力処理部113aは、商品決定部114から出力された結果に基づき、総合レベル及びその総合レベルに対応する商品が記載された画面(表示画面131)を生成する(ステップS15)。図14は、表示画面131の一例である。表示画面131には、総合レベル表示領域Aと、商品表示領域Cとが含まれる。判定処理部112から総合レベルがVであることが出力された場合には、出力処理部113は、総合レベル表示領域AにVを配置する。また、出力処理部113は、ステップS14で決定された商品の商品に関する情報を商品表示領域Cに配置する。図12に示す商品一覧表125には、総合レベルVには商品名VVVの商品が関連付けられているため、商品表示領域Cには、商品名VVVと、商品名VVVに関連付けられた商品の種類(ここでは「DVD」)及び商品の情報(ここでは、「迫力ある3D映像が魅力」)が配置される。
なお、図14においては、商品に関する情報をすべて商品表示領域Cに配置したが、商品表示領域Cに配置するのは利用者が商品を認識できる最低限の情報でよく、商品に関する情報の一部を商品表示領域Cに配置してもよい。
出力処理部113は、生成した表示画面131を表示部13に出力する(ステップS16)。これにより、表示部13に表示画面131が表示される。なお、ステップS16の内容はステップS13と同一である。
本実施の形態によれば、利用者の両眼視能に適した商品及び商品に関する情報を利用者に提示することができる。これにより、利用者は、自分の両眼視能を把握することなく、自分に適した商品やコンテンツを選択することができる。
なお、本実施の形態では、店舗等に設置した1つの装置を例に説明したが、表示部13及び入力部14を利用者の端末、制御部11a、記憶部12b及びI/F部15をネットショップの店舗の端末に設け、利用者の端末とネットショップの店舗の端末とを図示しないネットワークを介して接続してもよい。
さらに、商品に関する記載があるウェブページを表示部13に表示させてもよい。情報提示装置2にネットワーク17を介してウェブサーバ(図示せず)を接続し、制御部11aは、商品に関する情報に基づいて、提案する商品に関する記載があるウェブページをウェブサーバから取得し、これを表示部13に出力する。これにより、利用者は、自分に適した商品が記載されたウェブページを閲覧することができる。
<第3の実施形態>
第3の実施の形態は、利用者の両眼視能に適合した立体画像を表示画面に表示させる形態である。以下、第3の実施形態の情報提示装置3について説明する。第1の実施の形態の情報提示装置1と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、情報提示装置3のハードウェア構成は、情報提示装置1のハードウェア構成と同一であるため、説明を省略する。
図15は、情報提示装置3の構成を説明するための概略構成図である。情報提示装置3は、自宅に設置された端末又は携帯端末であり、制御部11bと、記憶部12bと、表示部16と、入力部14と、入出力インターフェース部(以下、I/F部という)15と、を備えている。情報提示装置3は、1つ或いは複数の検査装置19と直接、或いは図示しないネットワークを介して接続される。なお、情報提示装置2のすべての構成が1か所にある必要はなく、例えば表示部13及び入力部14を携帯端末、その他の構成を据え置き型の端末に設け、これらを有線、無線のネットワークで接続してもよい。
表示部16は、立体画像を表示するモード(3Dモード)と、平面画像を表示するモード(2Dモード)とが切り替えが可能なパララックスバリア式のモニタである。なお、立体画像とは、右目用画像、左目用画像から構成される画像を意味する。3Dモードにおいては、表示部16のパララックスバリア表示層に光透過部と光遮蔽部とが交互に所定のピッチで並んだパターンからなるパララックスバリアを発生させるとともに、その下層の画像表示面に左右の像を示す短冊状の画像断片を交互に配列して表示する。これにより、右目用画像、左目用画像が立体画像として認識可能に表示される。2Dモードや使用者インターフェース表示パネルとして利用される場合には、パララックスバリア表示層には何も表示せず、その下層の画像表示面に1枚の画像をそのまま表示する。
なお、表示部16は、パララックスバリア式には限定されず、レンチキュラー方式、マイクロレンズアレイシートを用いるインテグラルフォトグラフィ方式、干渉現象を用いるホログラフィー方式、左目用と右目用画像を同一面に重ねて偏光表示し、偏光フィルタ眼鏡で左目と右目画像に分離する偏光表示方式などが採用されてもよい。なお、変更表示方式の場合には、表示部16として通常の平面画像表示用モニタを使用することもできる。また、表示部16は液晶モニタに限定されず、有機ELなどが採用されてもよい。
制御部11bは、全体的な情報管理を行う情報管理部111と、判定プログラムを実行して検査結果から立体視能の判定を行う判定処理部112と、判定結果に基づいて立体画像を生成する立体画像生成部115と、表示部13への出力を行う出力処理部113bと、を備えている。
立体画像生成部115は、平面画像を取得し、判定処理部112が判定した結果に基づいて平面画像から立体画像を生成する。立体画像生成部115の処理については、後に詳述する。
出力処理部113bは、表示部16にパララックスバリアを発生させるとともに、立体画像生成部115が生成した立体画像、すなわち再生に用いる右目用画像及び左目用画像をそれぞれ短冊状に区切り、短冊状の右目用画像と左目用画像とを交互に並べた表示用画像データを生成して表示部16に出力する。
記憶部12bには、各検査項目における基本レベルを評価するための基準となる判定表121と、各検査項目における基本レベルを得点に換算するための得点表122及び重み係数表123と、得点から立体視能の総合レベルを判断するための総合判定表124と、平面画像126と、が予め記憶されている。
平面画像126は、複数の視点から撮影された複数枚の平面画像(以下、視差画像という)で構成される。なお、平面画像126は、記憶部12bに複数記憶されていてもよい。
また、平面画像は、記憶部12bに記憶されている必要はない。例えば、情報提示装置3に平面画像が記憶された平面画像データベースをI/F部15及び図示しないネットワークを介して接続し、立体画像生成部115は平面画像データベースから平面画像を取得してもよい。また、情報提示装置3に平面画像が記憶されたカメラ又はメモリカードをI/F部15を介して接続し、立体画像生成部115はカメラ又はメモリカードから平面画像を取得してもよい。
以上のように構成された情報提示装置3の作用を、図16に示すフローチャートを用いて説明する。図16は、本実施形態に係る情報提示装置3の実行する処理の流れを示すフローチャートである。
まず、情報管理部111は、利用者により入力部14を介して入力指示が入力されると、検査要求を検査装置19へ出力し、判定処理部112は検査装置19から出力された検査結果(図2参照)を取得する(ステップS10)。
判定処理部112は、取得した検査結果をメモリ902に一時的に記憶し、検査結果と、記憶部12に記憶された情報とに基づいて、総合レベルを判定する(ステップS11)。判定処理部112は、得られた総合レベルを立体画像生成部115に出力する。
立体画像生成部115は、判定処理部112から出力された総合レベル及び平面画像126を取得し、平面画像126から取得した総合レベルに応じた立体画像を生成する(ステップS17)。以下、ステップS17の処理について説明する。
立体画像生成部115は、まず、複数の視差画像から、複数の視差画像上で特徴が一致する複数の組の特徴点の座標値と、複数の組の特徴点の座標値の差分である視差量を取得する。特徴点の検出は、従来から様々な手法が提案されており、例えば、ブロックマッチング法を用いることができる。
次に、立体画像生成部115は、立体強度を強くする場合には視差量が大きくなり、立体強度を弱くする場合には視差量が小さくなるように仮想視点の位置を決定し、複数の視差画像を変形させて左目用画像及び右目用画像を生成する。幾何変形は、射影変換パラメータを使用した射影変換、アフィン変換パラメータを使用したアフィン変換、ヘルマート変換パラメータを使用したヘルマート変換等を用いることができる。
例えば、図6に示す総合レベルIの場合には、視差角が大(例えば2度)となるように仮想視点を決定し、総合レベルII、IIIの場合には、視差角が中(例えば1度(1度=60分))となるように仮想視点を決定し、総合レベルIVの場合には、視差角が小(例えば40分)となるように仮想視点を決定すればよい。なお、視差角とは、右目の仮想視点位置とディスプレイ上の右目用画像の所望の点(例えば、中心点)を結んだ線と、左目の仮想視点位置とディスプレイ上の右目用画像の所望の点(例えば、中心点)を結んだ線とのなす角αと、ディスプレイ上の一点(A点)と右目の仮想視点位置とを結んだ線と、A点と左目の仮想視点位置とを結んだ線とのなす角βとの差α−βで求められる。
また、立体画像生成部115は、総合レベルのかわりに、総合得点に基づいて視差角を変えるようにしてもよい。例えば、総合得点が100の場合の視差角を2度、総合得点が20の場合の視差角を0度、総合得点が20から1増えるごとに視差角を1.5分ずつ増やした角度を視差角として算出し、算出した視差角となるような仮想視点を決定する。この場合には、立体画像生成部115はステップS11で求められた総合得点を取得すればよい。
また、立体画像生成部115は、複数枚の平面画像(またはそのうちの1枚の平面画像)からデプスマップを生成し、デプスマップに基づいて立体画像を生成してもよい。デプスマップとは、奥行き情報を示したものであり、例えば8ビットのグレースケール画像で描かれている。デプスマップでは、手前に位置するものを白く、奥にあるものを黒くすることで元の画像の距離を示す。複数枚の平面画像のうちの一枚の画像(例えば、右目用画像)を主とし、デプスマップによって得た距離情報に基づいて画像のずらす幅(以下、ずらし量という)を決定し、もう一枚の画像(例えば、左目用画像)を生成することで立体画像が生成される。
この場合には、デプスマップが示す距離とずらし量との関係を記憶部12bに記憶しておく。立体画像生成部115は、これに基づいて各画素のずらし量(以下、仮ずらし量という)を算出する。さらに、立体画像生成部115は、仮ずらし量を総合レベル又は総合得点に基づいて補正して、立体画像を生成するのに用いるずらし量を決定する。例えば、総合得点が100の場合は仮ずらし量に1を掛け、総合得点が20の場合は仮ずらし量に0.2を掛けてずらし量を補正すればよい。
なお、立体画像生成部115が立体画像を生成する処理は一例である。立体画像を生成する方法は複数の方法がすでに公知となっており、このような方法を用いることもできる。
出力処理部113bは、生成した左目用画像及び右目用画像を表示部16に出力すると共に、パララックスバリアを発生させる(ステップS18)。これにより、表示部16に立体画像が表示される。なお、図17に示すように、表示部16の表示画像132には総合レベル表示Dを含めてもよい。総合レベル表示Dは、2次元でも3次元でも構わない。
本実施の形態によれば、利用者の両眼視能に適した立体画像を生成及び表示を行うことができる。これにより、利用者は、自分の両眼視能を把握することなく、自分に適した立体感の立体画像を視聴することができる。
なお、本実施の形態は、カメラ(立体画像が撮影可能なカメラには限定されない)にも適用可能である。カメラに情報提示装置3の構成を追加し、立体画像生成部115がカメラで撮影された平面画像を取得し、カメラの背面に設けられたモニタや外部接続されたモニタに立体画像を表示させてもよい。
また、カメラに情報提示装置3の構成を追加し、撮影者の両眼視能を取得する処理(ステップS10)及び総合レベルを判定する処理(ステップS12)を撮影前に行い、ステップS17の代わりに撮影者の両眼視能に応じた立体画像を撮影し、これを出力する(ステップS18)ようにしてもよい。
立体画像の撮影には、一度の撮影で、視差を有する複数の画像を撮影できる立体カメラを用いることができる。立体カメラとしては、絞りの開口部の大きさを変えることで、立体感を変えることができる単眼立体カメラが公知である。このような単眼立体カメラでは、合焦している被写体は視差0、合焦位置からずれるに従って視差が大きくなる。この場合には、制御部11bは、撮影者の両眼視能に応じた立体感となるような絞りの開口量を算出して、カメラの制御部に出力する。カメラの制御部は、絞りの開口量を制御してから立体画像を撮影する。制御部11bは、撮影された画像を取得すればよい。
また、立体カメラとしては、撮影レンズが1つの単眼立体カメラ以外に、撮影レンズ及び撮像素子を複数備えた複眼立体カメラが公知である。例えば、屈曲光学系を使用し、カメラ内部で屈曲光学系を回動させることで輻輳角を変えたり、屈曲光学系を平行移動させて基線長を変えたりする構成を備えることで、立体画像の視差を変えることができる。この場合には、制御部11bは、撮影者の両眼視能に応じた立体感となるような輻輳角/基線長を算出し、カメラの制御部に出力する。カメラの制御部は、輻輳角や基線長が算出された値となるように撮像部を移動/回動させてから立体画像を撮影する。制御部11bは、撮影された画像を取得すればよい。
なお、立体カメラを用いず、一般的なカメラを用いて立体画像の撮影をすることもできる。例えば、1枚目の画像を撮影した後、カメラを左右方向に移動させて2枚目の画像を撮影することで、視差を有する2枚の画像を撮影することができる。なお、この動作を繰り返すことで2枚以上の画像を撮影することもできるが、ここでは2枚として説明する。
通常のカメラを用いて立体画像を撮影においては、カメラの制御部は、GPS、加速度センサ等のカメラの移動量を測定するセンサを用いてカメラの移動量を取得する。また、カメラの制御部は、1枚目の画像を撮影した後、撮影者がカメラを持って移動した場合において、所定の移動量だけカメラが移動した場合に自動的に2枚目の画像を撮影するようにカメラ全体を制御する。
カメラを左右方向に移動させる量(以下、スライド量という)を変えることで、2枚の画像の視差が変更される。すなわち、スライド量が小さい場合には視差が少なく、スライド量が大きい場合には視差が大きくなる。制御部11bは、撮影者の両眼視能に応じた立体感となるようにスライド量を設定し、カメラの制御部に出力すればよい。
または、スライド量をカメラのモニタ等に表示させて撮影を支援する形態も考えられる。この場合には、カメラの制御部は、スライド量をモニタに表示すればよい。又は、カメラの制御部は、撮影者がカメラを設定されたスライド量だけ移動できるように、撮影者を支援する内容をモニタに表示させたり、音声で出力したりしてもよい。
<第4の実施形態>
情報提示装置1〜3は、店頭、職場、利用者の自宅等に設置された端末又は販売員、利用者等が所持する携帯端末として提供する形態であったが、サーバ及び端末を含むシステムとして提供することもできる。以下、本発明の第4の実施の形態の情報提示システム4について説明する。第1の実施の形態の情報提示装置1と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、情報提示システム4を構成するサーバ、端末のハードウェア構成は、情報提示装置1のハードウェア構成と同一ものを使用できるため、説明を省略する。
図18は、本発明の一実施形態である情報提示システム4の概略図である。情報提示システム4は、サーバ21と、メインデータベース(以下、DBという)22と、検査結果DB23と、商品DB24a、24b・・・(以下、各々を特に区別しない場合には、商品DB24とする)と、複数の端末25a、25b・・・(以下、各々を特に区別しない場合には、端末25とする)と、を備え、これらはネットワーク26を介して相互に情報を送受信することができるようにされている。なお、図18では、商品DB24、端末25を2個ずつ表示したが、商品DB24、端末25の数はこれに限られない。
端末25は、店舗(例えば、電気店、コンテンツ販売店、メガネ店等)、自宅等に設置された端末又は携帯端末であり、表示部13と、入力部14と、端末ID等の端末に固有の情報が記憶された記憶部251とを備えている。なお、店舗は、実在の店舗に限らず、インターネット上の店舗でも構わない。
サーバ21は、制御部11cと、記憶部12cと、I/F部15とを備えている。制御部11cは、全体的な情報管理を行う情報管理部111aと、判定プログラムを実行して検査結果から立体視能の判定を行う判定処理部112aと、判定結果に基づいて提案する商品を決定する商品決定部114aと、表示部13への結果出力を行う出力処理部113aと、を備えている。
記憶部12cには、端末25と商品DB24とを関連付けた情報が予め記憶されている。例えば、端末25aには商品DB24aが関連付けられ、端末25bには商品DB24bが関連付けられている。
メインDB22は、各検査項目における基本レベルを評価するための基準となる判定表121と、各検査項目における基本レベルを得点に換算するための得点表122及び重み係数表123と、得点から立体視能の総合レベルを判断するための総合判定表124と、商品決定に用いられる商品一覧表125と、が予め記憶されている。
検査結果DB23は、検査結果一覧231が記憶されている。図19は、検査結果一覧231の概略説明図である。検査結果一覧231は、利用者に関する情報が格納される利用者情報格納領域2311と、その利用者の検査結果が格納される検査結果格納領域2312とを有している。利用者情報格納領域2311には、利用者の名称と、利用者IDとが格納される。検査結果格納領域2312に格納される内容は、図2に示す内容と同一であるため、説明を省略する。検査結果一覧231の各格納領域の情報は、それぞれ関連付けられている。すなわち、利用者に関する情報と、利用者の検査結果とは関連付けて記憶されている。
商品DB24には、商品一覧表241が予め記憶されている。例えば、商品DB24aには商品一覧表241aが記憶されており、商品DB24bには商品一覧表241bが記憶されている。例えば、電気店を対象とした商品一覧表241には、商品としてテレビ、DVDレコーダー、カメラ等のハードウェア機器が格納され、メガネ屋を対象とした商品一覧表241には、商品としてメガネが格納され、コンテンツを販売、貸出等する店を対象とした商品一覧表241には、商品としてDVD等のソフトウェアが格納される。商品一覧表241a、商品一覧表241b・・・は、それぞれ内容(格納された商品の種類)が異なる。なお、商品一覧表241の構成は商品一覧表125と同様であるため、説明を省略する。
以上のように構成された情報提示システム4の作用を、図20に示すフローチャートを用いて説明する。図20は、本実施形態に係る情報提示システム4の実行する処理の流れを示すフローチャートである。
利用者により端末25の入力部14を介して入力指示が入力されると、情報管理部111aは、どの端末25から入力があったか判断する。また、情報管理部111aは、入力があった端末25へ利用者に関する情報を入力するように指示を出力する(ステップS20)。入力部14を介して利用者に関する情報が入力されると、情報管理部111aは、判定処理部112aに情報を出力する。また、情報管理部111aは、入力があった端末25に関する情報(例えば、端末25aから入力があったことを示す情報)を商品決定部114aに出力する。
判定処理部112aは利用者に関する情報を取得し、検査結果DB23から入力された利用者の検査結果を取得する(ステップS21)。具体的には、判定処理部112aは、検査結果一覧231を参照し、取得された利用者名称又は利用者IDに関連付けられた検査結果を取得する。
判定処理部112aは、取得した検査結果をメモリ902に一時的に記憶し、検査結果と、メインDB22に記憶された情報とに基づいて、総合レベルを判定する(ステップS22)。判定処理部112aは、得られた総合レベルを商品決定部114aに出力する。なお、ステップS22の処理は、第1の実施の形態のステップS11と同一である。
商品決定部114aは、判定処理部112aから出力された総合レベルを取得し、取得された総合レベルに基づいて提案する商品を決定する(ステップS23)。以下、ステップS23の処理について説明する。
商品決定部114aは、入力があった端末25に関する情報を取得し、記憶部12cに記憶された情報に基づいてどの商品DB24から商品一覧表241を取得すればよいかを判断する。例えば、端末25aに商品DB24aが関連付けられているとすると、端末25aから入力があった場合には、商品DB24aの商品一覧表241aを取得する。
そして、商品決定部114aは、商品一覧表241に基づいて、ステップS11で取得された総合レベルに関連付けられた商品を提案する商品と決定する。また、商品決定部114aは、この商品の「商品名」、「商品の種類」及び「商品を案内するための情報」を商品一覧表241から取得する。商品決定部114は、提案する商品に関する情報(「商品名」、「商品の種類」及び「商品を案内するための情報」)を出力処理部113aに出力する。
出力処理部113aは、商品決定部114aから出力された結果に基づき、総合レベル及びその総合レベルに対応する商品が記載された画面を生成する(ステップS24)。出力処理部113は、生成した表示画面を表示部13に出力する(ステップS25)。これにより、表示部13に表示画面が表示される。なお、ステップS24は、第2の実施の形態のステップS15と同一であり、ステップS25は、第1の実施の形態のステップS13と同一である。
本実施の形態によれば、店舗とサーバが離れた位置にあったり、インターネット上で買い物をするネットショッピングをしたりする場合においても、利用者の両眼視能に適した商品及び商品に関する情報を利用者に提示することができる。これにより、利用者は、自分の両眼視能を把握することなく、自分に適した商品やコンテンツを選択することができる。
なお、本実施の形態では、その総合レベルに対応する商品が記載された画面を表示部13に出力したが、その商品に関する記載があるウェブページを表示部13に表示させてもよい。図21は、本実施の形態の変形例の商品提示システム4aの概略構成図である。商品提示システム4aにおいては、サーバ21aには、ネットワーク17を介してウェブサーバ27が接続される。ステップS15に変えて、出力処理部113cは、商品に関する情報に基づいて提案する商品に関する記載があるウェブページをウェブサーバ27から取得し、これを表示部13に出力する。これにより、利用者は、自分に適した商品が記載されたウェブページを閲覧することができる。商品に関する情報に基づいて提案する商品に関する記載があるウェブページをウェブサーバ27から取得する方法は、すでに公知の様々な技術を用いることができる。
なお、出力処理部113aは、総合レベルに対応する商品が記載された表示画面を生成して表示部13に表示画面を表示させ(ステップS15、S13)、入力部14を介してウェブページの閲覧要求が入力された場合に、商品に関する情報に基づいて提案する商品に関する記載があるウェブページをウェブサーバ27から取得し、これを表示部13に出力するようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、情報提示装置に限らず、複数の装置からなるシステムとして提供しても良いし、パーソナルコンピュター、テレビ、カメラ、携帯端末等の各種装置に適用するプログラムとして提供することもできる。
1、2、3:情報提示装置、4:情報提示システム、11a、11b:制御部、12a、12b:記憶部、13、16:表示部、14:入力部、15:I/F部、19:検査装置、21:サーバ、22:メインDB、23:検査結果DB、24、24a、24b:商品DB、25、25a、25b:端末、26:ネットワーク、111、111a:情報管理部、112、112a:判定処理部、113、113a:出力処理部、114、114a:商品決定部、115::立体画像生成部、121:判定表、122:得点表、123:係数表、124:総合判定表、125:商品一覧表、126:平面画像、130、131、132:表示画面、231:検査結果一覧、241、241a、241b:商品一覧表、902:メモリ、903:外部記憶装置、904:表示装置、905:入力装置、906:通信装置、907:バス

Claims (15)

  1. 利用者の両眼視能に関する複数の検査項目に対する検査結果を取得する取得手段と、
    前記取得された検査結果を、前記検査項目ごとに所定の重みに基づいて重み付けし、利用者の両眼視能を評価する評価手段と、
    前記評価手段による評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を表示手段に出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする情報提示装置。
  2. 請求項1に記載の情報提示装置であって、
    前記検査項目は、ステレオテスト、調整時間測定試験、フリッカーテスト、継続時間測定試験、破断強度測定試験、左右眼回旋角測定試験、及び深視力測定試験のいずれかであることを特徴とする情報提示装置。
  3. 請求項1からのいずれか一項に記載の情報提示装置であって、
    前記評価手段は、前記取得された検査結果に基づいて、利用者の両眼視能を複数の階級に分類し、
    前記出力手段は、前記利用者の両眼視能に応じた情報として、前記分類された階級を示す情報を出力することを特徴とする情報提示装置。
  4. 利用者の両眼視能に関する検査結果を取得する取得手段と、
    前記取得された検査結果に基づいて、利用者の両眼視能を評価する評価手段と、
    前記評価手段による評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を表示手段に出力する出力手段と、
    商品に関する情報が利用者の両眼視能に関連付けられて記憶された記憶手段と、
    前記評価手段による評価結果と、前記記憶手段に記憶された情報とに基づいて前記利用者に適した商品を決定する商品決定手段と、
    を備え、
    前記出力手段は、前記利用者の両眼視能に応じた情報として、前記決定された商品に関する情報を出力することを特徴とする情報提示装置。
  5. 請求項に記載の情報提示装置であって、
    前記商品に関する情報は、商品名、商品の種類、及び商品を案内する情報の少なくとも1つであることを特徴とする情報提示装置。
  6. 請求項又はに記載の情報提示装置であって、
    ウェブページを提供するウェブサーバと、
    前記決定された商品の詳細情報の閲覧要求を入力する入力手段と、
    前記入力手段により閲覧要求が入力されると、前記ウェブサーバから前記決定された商品に関する記載があるウェブページを取得するウェブページ取得手段と、
    を備え、
    前記出力手段は、前記取得されたウェブページを前記表示手段に出力することを特徴とする情報提示装置。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載の情報提示装置であって、
    平面画像を取得する平面画像取得手段と、
    前記取得された検査結果を基に分類された階級に基づいて、前記取得された平面画像から前記分類された階級の両眼視能に適した立体画像を生成する立体画像生成手段と、
    を備え、
    前記出力手段は、前記利用者の両眼視能に応じた情報として、前記生成された立体画像を出力することを特徴とする情報提示装置。
  8. 請求項に記載の情報提示装置であって、
    前記立体画像生成手段は、前記分類された階級に応じた視差角となるように立体画像を生成することを特徴とする情報提示装置。
  9. 端末装置と、前記端末装置と接続されたサーバとからなる情報提示システムであって、
    前記サーバは、
    利用者の両眼視能に関する複数の検査項目に対する検査結果を取得する取得手段と、
    前記取得された検査結果前記検査項目ごとに所定の重みに基づいて重み付けし、利用者の両眼視能を評価する評価手段と、
    前記評価手段による評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を前記端末装置に出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする情報提示システム。
  10. 端末装置と、前記端末装置と接続されたサーバとからなる情報提示システムであって、
    ウェブページを提供するウェブサーバを備え、
    前記サーバは、
    利用者の両眼視能に関する検査結果を取得する取得手段と、
    前記取得された検査結果に基づいて、利用者の両眼視能を評価する評価手段と、
    商品に関する情報が複数の階級のうちの適切な階級に関連付けられて記憶された記憶手段と、
    前記評価手段による評価結果と、前記記憶手段に記憶された情報とに基づいて前記利用者に適した商品を決定する商品決定手段と、
    前記ウェブサーバから前記決定された商品に関する記載があるウェブページを取得するウェブページ取得手段と
    記利用者の両眼視能に応じた情報として前記取得されたウェブページを前記端末装置に出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする情報提示システム
  11. 請求項又は1に記載の情報提示システムを構成するサーバ。
  12. 情報提示装置が行う情報提示方法であって、
    利用者の両眼視能に関する複数の検査項目に対する検査結果を取得するステップと、
    前記取得された検査結果を、前記検査項目ごとに所定の重みに基づいて重み付けし、利用者の両眼視能を評価するステップと、
    前記評価するステップにおける評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を、前記情報提示装置と接続された端末装置に出力するステップと、
    を備えたことを特徴とする情報提示方法。
  13. 情報提示装置が行う情報提示方法であって、
    利用者の両眼視能に関する検査結果を取得するステップと、
    前記取得された検査結果に基づいて、利用者の両眼視能を評価するステップと、
    商品に関する情報が利用者の両眼視能に関連付けられた情報と、前記評価された評価結果と、に基づいて前記利用者に適した商品を決定するステップと、
    ウェブサーバから前記決定された商品に関する記載があるウェブページを取得するステップと、
    前記評価された評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を出力するステップと、
    前記利用者の両眼視能に応じた情報として前記取得されたウェブページを、前記情報提示装置と接続された端末装置に出力するステップと
    を行うことを特徴とする情報提示方法。
  14. コンピュータをサーバとして機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    利用者の両眼視能に関する検査結果を取得するステップと、
    商品に関する情報が利用者の両眼視能に関連付けられた情報と、前記検査結果を用いて評価された評価結果と、に基づいて前記利用者に適した商品を決定するステップと、
    ウェブサーバから前記決定された商品に関する記載があるウェブページを取得するステップと、
    前記評価された評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を出力するステップと、
    前記利用者の両眼視能に応じた情報として前記取得されたウェブページを、ネットワークを介して通信可能に接続された端末装置に出力するステップと、
    を行わせることを特徴とするプログラム。
  15. コンピュータを情報提示装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    利用者の両眼視能に関する検査結果を取得するステップと、
    前記取得された検査結果に基づいて、利用者の両眼視能を評価するステップと、
    前記評価された評価結果に基づいて、利用者の両眼視能に応じた情報を出力するステップと、
    を行わせることを特徴とするプログラム。
JP2012080338A 2012-03-30 2012-03-30 情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラム Expired - Fee Related JP6024159B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012080338A JP6024159B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラム
PCT/JP2013/055146 WO2013146040A1 (ja) 2012-03-30 2013-02-27 情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラム
US14/389,634 US9420946B2 (en) 2012-03-30 2013-02-27 Information provision device, information provision system, server, information provision method and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012080338A JP6024159B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013208260A JP2013208260A (ja) 2013-10-10
JP6024159B2 true JP6024159B2 (ja) 2016-11-09

Family

ID=49259315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012080338A Expired - Fee Related JP6024159B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9420946B2 (ja)
JP (1) JP6024159B2 (ja)
WO (1) WO2013146040A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9176598B2 (en) * 2007-05-08 2015-11-03 Thinkoptics, Inc. Free-space multi-dimensional absolute pointer with improved performance
US9216133B2 (en) 2013-01-16 2015-12-22 Elwha Llc Using a 3D display to train a weak eye
JP2015121580A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 キヤノン株式会社 トナー
JP2018047083A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 株式会社トプコン 眼科検査装置
WO2019246098A1 (en) * 2018-06-18 2019-12-26 New Jersey Institute Of Technology Method, system and apparatus for diagnostic assessment and screening of binocular dysfunctions
EP4039170A4 (en) * 2019-09-30 2023-10-04 Hoya Lens Thailand Ltd. BINOCULAR VISION FUNCTION MEASUREMENT METHOD, BINOCULAR VISION FUNCTION MEASUREMENT PROGRAM, GLASSES LENS DESIGN METHOD, GLASSES LENS MANUFACTURING METHOD, AND BINOCULAR VISION FUNCTION MEASUREMENT SYSTEM

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227916A (ja) * 1985-07-31 1987-02-05 株式会社トプコン 自覚式検眼装置
JPH1052402A (ja) * 1996-08-09 1998-02-24 Agency Of Ind Science & Technol 視覚疲労検査方法および立体視標呈示装置
JP3527833B2 (ja) 1997-08-25 2004-05-17 三洋電機株式会社 立体視検査方法、立体視検査装置および立体視検査プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US8370203B2 (en) * 2002-10-07 2013-02-05 Amazon Technologies, Inc. User interface and methods for recommending items to users
JP4243732B2 (ja) * 2003-04-30 2009-03-25 オリンパスビジュアルコミュニケーションズ株式会社 立体映像により視覚能力を測定する方法と装置
US8094927B2 (en) * 2004-02-27 2012-01-10 Eastman Kodak Company Stereoscopic display system with flexible rendering of disparity map according to the stereoscopic fusing capability of the observer
US8182091B2 (en) * 2004-07-28 2012-05-22 Solohealth, Inc. Automated vision screening apparatus and method
JP2008086657A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Tomoya Handa 立体視機能検査具、立体視機能検査装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体
WO2008128187A1 (en) 2007-04-13 2008-10-23 Nike, Inc. Unitary vision and coordination testing center
KR101501297B1 (ko) * 2007-04-13 2015-03-10 나이키 이노베이트 씨.브이. 단일형 시각 및 협응 시험 센터
JP2010193411A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Fujifilm Corp 立体画像表示装置及び立体視訓練方法
KR20110137607A (ko) * 2010-06-17 2011-12-23 삼성전자주식회사 디스플레이 장치 및 그 3d 영상 인식 진단 방법
KR20120030639A (ko) * 2010-09-20 2012-03-29 삼성전자주식회사 디스플레이장치 및 그 영상처리방법
DE102011054833A1 (de) * 2010-10-29 2012-05-03 Hoya Corp. Verfahren zum Messen der binokularen Sehleistung, Programm zum Messen der binokularen Sehleistung, Verfahren zum Entwerfen von Brillengläsern und Verfahren zur Herstellung von Brillengläsern
JP5461484B2 (ja) * 2011-07-26 2014-04-02 日本電信電話株式会社 映像配信装置、映像配信方法、映像配信システム、及び映像配信プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013208260A (ja) 2013-10-10
US20150070349A1 (en) 2015-03-12
WO2013146040A1 (ja) 2013-10-03
US9420946B2 (en) 2016-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Johnson et al. Dynamic lens and monovision 3D displays to improve viewer comfort
JP6024159B2 (ja) 情報提示装置、情報提示システム、サーバ、情報提示方法及びプログラム
Shibata et al. The zone of comfort: Predicting visual discomfort with stereo displays
JP5515301B2 (ja) 画像処理装置、プログラム、画像処理方法、記録方法および記録媒体
US20050190180A1 (en) Stereoscopic display system with flexible rendering of disparity map according to the stereoscopic fusing capability of the observer
CN102300110A (zh) 显示设备
JP2004289527A (ja) 立体画像表示装置
JP5631157B2 (ja) 両眼視機能測定方法、両眼視機能測定プログラム、眼鏡レンズの設計方法、及び眼鏡レンズの製造方法
CN110433062B (zh) 一种基于动态视频影像的视功能训练***
JP4492597B2 (ja) 立体表示処理装置および立体表示処理方法
Deng et al. Accommodation and convergence in integral imaging 3D display
KR20100085628A (ko) 3차원 디스플레이 유발 피로감을 삼차원 영상 컨텐츠의 고유 요인별로 체계적으로 측정할 수 있는 방법 및 장치
JP5990939B2 (ja) 立体視訓練支援装置、立体視訓練支援システム、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP5461484B2 (ja) 映像配信装置、映像配信方法、映像配信システム、及び映像配信プログラム
Barkowsky et al. Is visual fatigue changing the perceived depth accuracy on an autostereoscopic display?
Barkowsky et al. The influence of autostereoscopic 3D displays on subsequent task performance
JP6915368B2 (ja) 多焦点視覚出力方法、多焦点視覚出力装置
JP2017098596A (ja) 画像生成方法及び画像生成装置
Kim et al. Glasses-free randot stereotest
US11517195B2 (en) Panum's area measurement method, apparatus, and wearable display device
WO2012131937A1 (ja) 測定装置、立体画像表示装置及び測定方法
McIntire et al. Microstereopsis is good, but orthostereopsis is better: Precision alignment task performance and viewer discomfort with a stereoscopic 3D display
Xiao et al. A study of stereoscopic display technology and visual fatigue caused by viewing stereoscopic images
Wang et al. Subjective and objective evaluation of visual fatigue on viewing 3D display continuously
Lin et al. Perceived depth analysis for view navigation of stereoscopic three-dimensional models

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6024159

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees