JP6019687B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、定着ベルトを備える定着ベルトモジュールと、定着ベルトモジュールに圧接配置された加圧ロールとで構成された定着装置が開示されている。この先行技術では、定着ベルトモジュールと加圧ロールとが圧接する領域であるニップ部内の下流側領域の定着ロールの近傍位置に、剥離パッドが配設されている。そして、剥離パッドは、定着ロールと対向する下辺部の角に、エッジ部と、異物収容凹部としての収容凹部を備え、定着ベルトの内面に付着した摩耗粉等の異物を、エッジ部で掻き取って収容凹部内に収容するように構成されている(特許文献1参照)。
特開2007−114698号公報 特開2009−014893号公報 特開2007−086530号公報 特許3838293号 特開2010−039338号公報
本発明は、周回するベルトと摺動する支持部材によってニップ部を形成する構成において、ベルトの内周面の磨耗を抑制することが目的である。
請求項1の発明は、内周面に凹凸形状が形成された無端状のベルトと、前記ベルトの内周面に潤滑剤を付与する潤滑剤付与装置と、駆動源によって回転され、前記ベルトの外周面に接触した状態で回転しながら前記ベルトとの間で記録媒体を挟み、前記記録媒体に形成されたトナー像を前記記録媒体に定着させる定着回転体と、装置フレームに固定されるとともに前記ベルトを加熱する加熱手段を有し、前記ベルトの周回に伴って前記ベルトの内周面に対して摺動するように前記ベルトの内周面に接触し、前記定着回転体と前記ベルトとの間で前記記録媒体を挟む荷重を支持することで、前記ベルトと前記定着回転体との間に前記記録媒体を挟むニップ部を形成すると共に、前記加熱手段が発した熱を前記ニップ部を経由して前記ベルトに伝達する熱伝達部材としての機能を有した支持材と、前記ベルトが巻き掛けられ、前記ベルトの内周面に接触するロール表面が前記ベルトの内周面よりも硬度が低い耐熱樹脂で構成されたロール部材と、を備える。
請求項2の発明は、前記ロール部材は、金属製のロール本体と、前記ロール本体の外周に設けられ、前記耐熱樹脂を材料として構成された耐熱樹脂層と、を有する。
請求項3の発明は、記録媒体にトナー像を形成する画像形成部と、前記記録媒体に形成されたトナー像を前記記録媒体に定着する請求項1又は請求項2に記載の定着装置と、を備える。
請求項1に記載の発明によれば、ベルトの内周面に接触するロール部材の表面がベルトの内周面よりも硬度が高い場合と比較し、周回するベルトと摺動する支持部材によってニップ部を形成する構成において、定着装置のベルトの内周面の磨耗を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ロール部材全体が耐熱樹脂で構成されている場合と比較し、ロール剛性を容易に確保することできる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の定着装置を備えない構成と比較して、ベルトの内周面の磨耗に起因する定着画像の不良が抑制される。
本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成ユニットを構成する画像形成部の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成ユニットを構成するトナー画像形成部の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る定着装置の構成を示す概略斜視図である。 (A)は定着ベルトの外周面を模式的に示す断面図であり、(B)は比較例の定着ベルトが磨耗した状態を示す断面図である。 ロール及び押付ロールの外周面に形成された耐熱樹脂層を示す模式図である。 比較例の定着装置の連続印字実験を示すグラフである。 本実施形態の耐熱樹脂層を有する定着装置と比較例の定着装置との加速試験結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態の一例を図面に基づき説明する。先ず、画像形成装置の全体構成及び動作を説明し、次いで、定着装置の構成及び動作を説明し、その後、本実施形態の要部について説明することとする。なお、以下の説明では、図1に矢印Hで示す方向を装置高さ方向、図1に矢印Wで示す方向の装置幅方向とする。また、装置高さ方向及び装置幅方向のそれぞれに直交する方向(適宜矢印Dで示す)を装置奥行き方向とする。
[画像形成装置の全体構成]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置10を正面側から見た全体構成を示す概略図である。この図に示される如く、画像形成装置10は、電子写真方式により記録媒体Pに画像を形成する画像形成部12と、記録媒体を搬送する媒体搬送部50と、画像が形成された記録媒体Pに対する後処理等を行う後処理部60とを含んで構成されている。さらに、画像形成装置10は、上記各部及び電源部80の制御を行う制御部70、並びに制御部70を含む上記各部に電力を供給する電源部80を含んで構成されている。
<画像形成部の構成>
画像形成部12について、該画像形成部12を正面側から見た概略図である図2を参照しつつ説明する。画像形成部12は、像保持体の一例である感光体ドラム21と、帯電器22と、露光装置23と、現像装置24と、清掃装置25とを含んで構成されてなり、トナー画像を形成するトナー画像形成部20と、トナー画像形成部20で形成された画像を記録媒体Pに転写する転写装置30と、記録媒体Pに転写されたトナー画像を記録媒体P定着する定着装置40とを含んで構成されている。
トナー画像形成部20は、色ごとにトナー画像を形成するように複数備えられている。この実施形態では、第1特別色(V)、第2特別色(W)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計6色のトナー画像形成部20が設けられている。図1に示す(V)、(W)、(Y)、(M)、(C)、(K)は、上記各色を示している。転写装置30は、6色分のトナー画像が重畳して1次転写された転写ベルト31から、転写ニップNTにおいて記録媒体Pに6色分のトナー画像を転写するようになっている。
(感光体ドラム)
感光体ドラム21は、円筒状に形成され、図示しない駆動手段によって自軸周りに回転駆動されるようになっている。感光体ドラム21の外周面には、一例として負の帯電極性を呈する感光層が形成されている。なお、感光体ドラム21の外周面にオーバコート層を形成した構成としても良い。各色の感光体ドラムは、正面視で装置幅方向に沿って直線状に並べて配置されている。
(帯電器)
帯電器22は、感光体ドラム21の外周面(感光層)を負極性に帯電させるようになっている。この実施形態では、帯電器22は、コロナ放電方式(非接触帯電方式)のスコロトロン帯電器とされている。
(露光装置)
露光装置23は、感光体ドラム21の外周面に静電潜像を形成するようになっている。具体的には、制御部70を構成する画像信号処理部から受け取った画像データに応じて、変調した露光光L(図3参照)を帯電器22により帯電された感光体ドラム21の外周面に照射するようになっている。この露光装置23による露光光Lの照射によって、感光体ドラム21の外周面には静電潜像が形成される。この実施形態では、露光装置23は、光源から照射された光ビームをポリゴンミラーやFθレンズを含む光走査手段(光学系)で走査しつつ感光体ドラム21の表面を露光する構成とされている。また、本実施形態では、露光装置23は、色ごとに設けられている。
(現像装置)
現像装置24は、トナーを含む現像剤Gで感光体ドラム21の外周面に形成された静電潜像を現像することで、該感光体ドラム21の外周面にトナー画像を形成するようになっている。詳細は省略するが、現像装置24は、現像剤Gを収容する容器241と、容器241に収容された現像剤Gを回転しながら感光体ドラム21に供給する現像ロール242とを少なくとも含んで構成されている。容器241には、現像剤Gを補給するためのトナーカートリッジ27が図示しない補給路を介してつながっている。各色のトナーカートリッジ27は、感光体ドラム21、露光装置23に対する上方に正面視で装置幅方向に並べて配置されており、個別に交換可能とされている。
(清掃装置)
清掃装置25は、転写装置30へのトナー画像の転写後に感光体ドラム21の表面に残留したトナーを該感光体ドラム21の表面から掻き取るブレード251を備えている。図示は省略するが、清掃装置25は、ブレード251が掻き取ったトナーを回収するハウジング、及びハウジング内のトナーを排トナーボックスに搬送する搬送装置をさらに備えて構成されている。
(転写装置)
転写装置30は、各色の感光体ドラム21のトナー画像を転写ベルト31に重畳して1次転写し、該重畳されたトナー画像を記録媒体Pに2次転写するようになっている。
具体的には、転写ベルト31は、無端状を成し、複数のロール32に巻き掛けられて姿勢が決められている。この実施形態では、転写ベルト31は、正面視で装置幅方向に長い逆鈍角三角形状の姿勢とされている。複数のロール32のうち、図2に示すロール32Dは、図示しないモータの動力により転写ベルト31を矢印A方向に周回させる駆動ロールとして機能する。また、複数のロール32のうち、図2に示すロール32Tは、転写ベルト31に張力を付与する張力付与ロールとして機能する。複数のロール32のうち、図2に示すロール32Bは、2次転写ロール34の対向ロールとして機能する。
この転写ベルト31は、上記した姿勢で装置幅方向に延びる上辺部において、各色の感光体ドラム21に下方から接触しており、各感光体ドラム21の画像が1次転写ロール33からの転写バイアス電圧の印加を受けて転写されるようになっている。また、転写ベルト31は、鈍角を成す下端側の頂部において2次転写ロール34が接触されて転写ニップNTを形成しており、2次転写ロール34からの転写バイアス電圧の印加を受けて該転写ニップNTを通過する記録媒体Pにトナー画像を転写する。
(定着装置)
定着装置40は、転写装置30においてトナー画像が転写された記録媒体に、該トナー画像を定着させるようになっている。この実施形態では、定着装置40は、定着ニップNFにおいてトナー画像を加熱しつつ加圧することで、該トナー画像を記録媒体Pに定着する構成とされている。
<媒体搬送部>
媒体搬送部50は、画像形成部12に記録媒体Pを供給する媒体供給部52と、画像が形成された記録媒体Pを排出する媒体排出部54とを含んで構成されている。また、媒体搬送部50は、記録媒体Pの両面に画像を形成させる際に用いられる媒体戻し部56と、転写装置30から定着装置40まで記録媒体Pを搬送する中間搬送部58とを含んで構成されている。
媒体供給部52は、画像形成部12の転写ニップNTに対し、転写タイミングに合わせて記録媒体Pを1枚ずつ供給するようになっている。媒体排出部54は、定着装置40にてトナー画像が定着された画像が形成された記録媒体Pを装置外に排出するようになっている。媒体戻し部56は、一方の面にトナー画像が定着された記録媒体Pの他方の面に画像を形成する際に、該記録媒体を表裏反転して画像形成部12(媒体供給部52)に戻すようになっている。
<後処理部>
後処理部60は、画像形成部12で画像が形成された記録媒体Pを冷却する媒体冷却部62と、記録媒体Pの湾曲を矯正する矯正装置64と、記録媒体Pに形成された画像を検査する画像検査部66とを含んで構成されている。後処理部60を構成する各部は、媒体搬送部50の媒体排出部54中に配置されている。
後処理部60を構成する媒体冷却部62、矯正装置64、及び画像検査部66は、媒体排出部54における記録媒体Pの排出方向の上流側からこの順で配置されており、媒体排出部54による排出過程の記録媒体Pに対して上記後処理を施すようになっている。
[画像形成動作]
画像形成装置10による記録媒体Pへの画像形成工程、及び、その後処理工程の概要を説明する。
画像形成指令を受けた制御部70は、トナー画像形成部20、転写装置30、定着装置40を作動させる。これにより、感光体ドラム21、現像ロール242が回転され、転写ベルト31が周回される。また、加圧ロール42が回転されると共に、定着ベルト411が周回される。さらに、これらの動作に同期して、制御部70は、媒体搬送部50等を作動させる。
これにより、各色の感光体ドラム21は、回転されながら帯電器22によって帯電される。また、制御部70は、画像信号処理部で画像処理が施された画像データを、各露光装置23に送る。各露光装置23は、画像データに応じて各露光光Lを出射して、帯電した各感光体ドラム21に露光する。すると、各感光体ドラム21の外周面に静電潜像が形成される。各感光体ドラム21に形成された静電潜像は、現像装置24から供給される現像剤によって現像される。これにより、各色の感光体ドラム21には、第1特別色(V)、第2特別色(W)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のうち、対応する色のトナー画像が形成される。
各色の感光体ドラム21に形成された各色のトナー画像は、各色の1次転写ロール33を通じた転写バイアス電圧の印加によって、周回する転写ベルト31に順次転写される。これにより、転写ベルト31には、6色分のトナー画像が重畳された重畳トナー画像が形成される。この重畳トナー画像は、転写ベルト31の周回によって転写ニップNTに搬送される。この転写ニップNTには、媒体供給部52によって重畳トナー画像の搬送にタイミングを合わせて記録媒体Pが供給される。この転写ニップNTにおいて転写バイアス電圧が印加されることで、転写ベルト31から重畳トナー画像が記録媒体Pに転写される。
トナー画像が転写された記録媒体Pは、中間搬送部58によって転写装置30の転写ニップNTから定着装置40の定着ニップNFに向けて、負圧吸引されながら搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過する記録媒体Pに熱及び加圧力(定着エネルギ)を付与する。これにより、記録媒体Pに転写されたトナー画像が該記録媒体に定着される。
定着装置40から排出された記録媒体Pは、媒体排出部54によって装置外の排出媒体受け部に向けて搬送されつつ、後処理部60により処理が施される。定着工程により加熱された記録媒体Pは、先ず媒体冷却部62において冷却される。次いで、記録媒体Pは、矯正装置64によって湾曲が矯正される。さらに、記録媒体Pに定着されたトナー画像は、画像検査部66によって、トナー濃度欠陥、画像欠陥、画像位置欠陥等の有無や程度が検出される。そして、記録媒体Pは、媒体排出部54に排出される。
一方、記録媒体Pの画像が形成されていない非画像面に画像を形成させる場合(両面印刷の場合)、制御部70は、画像検査部66の通過後の記録媒体Pの搬送経路を、媒体排出部54から媒体戻し部56に切り替える。これにより記録媒体Pは、表裏反転されて媒体供給部52に送り込まれる。この記録媒体の裏面には、上記した表面への画像形成工程と同様の工程で画像が形成(定着)される。この記録媒体Pは、上記した表面への画像形成後の後処理工程と同様の工程を経て、媒体排出部54によって装置外に排出される。
[定着装置の基本構成]
図4には、定着装置40の定着動作を行う主要部が模式的な断面図にて示されている。この図に示される如く、定着装置40は、定着ベルトモジュール41と、定着ベルトモジュール41に外側から巻き掛けられた外部ロール45と、定着ベルトモジュール41とで定着ニップNFを形成する加圧ロール42とを含んで構成されている。また、定着装置40は、定着ベルトモジュール41を加熱するハロゲンランプ43と、定着ニップNFを通過した記録媒体Pの先端を定着ベルトモジュール41から剥がすための剥離パッド機構46とを含んで構成されている。
定着ベルトモジュール41は、定着ベルト411、装置奥行き方向に長手とされたパッド部材412、及び、それぞれ装置奥行き方向が回転軸方向とされた複数のロール413を備える。定着ベルト411は、記録媒体Pの搬送方向に直交する装置奥行き方向の両側に開口する環状(無端状)を成している。定着ベルト411は、パッド部材412、複数のロール413、及び外部ロール45に巻き掛けられて定められた姿勢とされ、該姿勢を維持したまま(該姿勢に沿った周回軌道上を)図4に示す矢印R方向に周回する。
パッド部材412は、定着ベルト411の内側に配置され、ニップ形成面4121で加圧ロール42からの押付(ニップ)荷重を受けることで、該定着ベルト411と加圧ロール42との間に定着ニップNFを形成させる。パッド部材412は、装置フレームに固定されており、定着ベルト411の周回には追従しない。
パッド部材412のニップ形成面4121は、装置奥行き方向から見て、加圧ロール42側に円弧状に凹とされた曲面とされている。この形状により、パッド部材412は、定着ベルト411と加圧ロール42との間に、該パッド部材412に代えてニップ荷重を支持するロールを設けた構成と比較して、記録媒体Pの搬送方向に長い定着ニップNFを形成している。
定着ベルト411とパッド部材412のニップ形成面4121との間には、摺動シート414が介在されている。摺動シート414は、少なくとも定着ベルト411と接する側の表面が、例えばフッ素系樹脂等の低摩擦材にて構成されている。これにより、定着ベルト411の周回に対する摩擦抵抗が低減される構成である。
また、パッド部材412の本体4122内には、加熱源の一例としてのハロゲンランプ43が設けられている。パッド部材412は、ハロゲンランプ43が発した熱を、ニップ形成面4121を経由して定着ベルト411に伝達する熱伝達部材としても機能する。
複数のロール413のうち、パッド部材412に対する定着ベルト411の周回方向の上下流両側に位置するロール413Cは、姿勢矯正ロールとして機能する。具体的には、各ロール413Cは、定着ニップNF前後での定着ベルト411の周回方向の変化を抑える(定着ニップNFの両端での定着ベルト411の曲げ角度を鈍角とする)ようになっている。
複数のロール413のうちパッド部材412から最も離れて位置するロール413Hは、定着ベルト411を内周側から加熱する内部加熱ロールとして機能する。具体的には、ロール413Hは、定着ベルト411が内周側から巻き掛けられており、その内部に設けられたハロゲンランプ43が発した熱を定着ベルト411に伝達する。この実施形態では、ロール413Hは、軸線を装置奥行き方向に対し傾けることで、定着ベルト411の幅方向(装置奥行方向)の位置を調整し得るステアリングロールとしても機能する。
加圧ロール42は、一例としてアルミニウム製の円柱状のロール本体421の外周に、シリコーンゴム製の弾性体層422が被覆されて構成されている。図示は省略するが、弾性体層422の外周には、その外周面に膜厚100μmのフッ素系樹脂等より成る剥離層が形成されている。この加圧ロール42は、図示しない駆動源によって回転されることで、定着ベルト411に周回のための駆動力を付与する駆動ロールとして機能する。
また、定着装置40は、定着ベルト411が外周側から巻き掛けられた外部ロール45を備えている。外部ロール45は、定着ベルト411の周回方向において、パッド部材412の下流側のロール413Cとロール413Hとの間に配置されている。この外部ロール45は、定着ベルト411を外周側から加熱する外部加熱ロールとして機能する。具体的には、外部ロール45は、その内部に設けられたハロゲンランプ43が発した熱を定着ベルト411に伝達する。また、外部ロール45は、図示しない駆動源によって回転することで、定着ベルト411に周回のための駆動力を付与する駆動ロールとして機能する。この実施形態では、加圧ロール42が定着ベルト411に主に駆動力を付与する主駆動ロールとされ、外部ロール45は、補助駆動ロールと位置付けられる。
また、定着ベルトモジュール41は、定着ベルト411を内周側から外部ロール45に押し付ける押付ロール415を備える。押付ロール415は、スプリング416の付勢を受けて定められた荷重で定着ベルト411を外部ロール45に押し付けている。これにより、押付ロール415を備えない構成と比較して、外部ロール45から定着ベルト411への駆動力の伝達に寄与する摩擦力が増す構成である。
剥離パッド機構46は、記録媒体Pの搬送方向において定着ニップNFの下流に配置された剥離パッド461を有しており、該剥離パッド461の先端を定着ニップNFに近接させている。
図示は省略するが、定着ベルトモジュール41は、装置フレームに対して、定着ベルト411、パッド部材412、各ロール413等で構成されたモジュールとして一体に着脱可能とされている。
[定着装置の基本動作]
定着装置40は、画像形成部12における記録媒体Pへの画像形成(転写)の動作に先立って、制御部70からの指令により動作準備される。具体的には、加圧ロール42及び外部ロール45の駆動により、定着ベルト411が定められた軌道を周回する。また、各ハロゲンランプ43の発熱により、定着ベルト411が定められた温度範囲に昇温され、該温度範囲に維持される。定着ベルト411は、周回しながら加熱されることで、各部の温度が定められた範囲内とされる。
そして、転写装置30にてトナー画像が転写された記録媒体Pが、中間搬送部58によって、図4に示される如く定着ニップNFに導入されると、定着装置40は、記録媒体Pを搬送しながら該記録媒体Pに圧力及び熱(定着エネルギ)を付加する。これにより、トナー画像が記録媒体Pに定着される。
また、定着ニップNFを通過した記録媒体Pの先端が剥離パッド機構46の剥離パッド461と加圧ロール42との間に進入する。具体的には、定着ベルト411は、パッド部材412のニップ形成面4121における記録媒体Pの搬送方向の下流側端部に形成されたアール形状(及び下流側のロール413Cとで成す周回軌道)に沿って、記録媒体Pの搬送経路から離れるように周回する。このため、記録媒体Pの先端は、その腰(復元性)により定着ベルト411から離れて(定着ベルト411軒動に追従せずに)、剥離パッド機構46の剥離パッド461と加圧ロール42との間に進入する。そして、記録媒体Pは、搬送されるのに伴って定着ベルト411から剥離される。このようにして定着装置40から送り出された記録媒体Pは、媒体排出部54によって下流側(後処理部60側)に搬送される。
(定着装置の要部構成の詳細)
つぎに、定着装置の要部構成の詳細について説明する。
本実施形態においては、図4に示す定着装置40の定着ベルト411の内周面411Aは、ポリイミドを材料として構成されている。また、図5(A)に示すように、定着ベルト411の内周面411Aは粗面化処理され、これにより内周面411Aには凹凸形状が付与されている(本実施形態では表面粗さ0.5(Ra))。そして、凹凸形状によって複数の凹部482が内周面411Aの全面に亘って形成されている。
図4に示すように、定着装置40には、定着ベルト411の内周面411Aに、シリコンオイル等の潤滑剤J(図5(A)参照)を付与する潤滑剤付与装置の一例としてのパッド(ウィック)480が設けられている。パッド480には、潤滑剤Jが含浸されており、定着ベルト411の内周面411Aにパッド480を接触させることで、内周面411Aに潤滑剤Jが付与(塗布)される。そして、図5(A)に示すように、内周面411Aに付与された潤滑剤Jは内周面411Aの凹凸形状の凹部482に保持される。
なお、このパッド480は、図示していない潤滑剤補充機構によって潤滑剤Jが補充されるようになっている。或いは、潤滑剤Jの含浸量が少なくなるとパッド480が交換できるように構成されていてもよい。
このようにして、図5(A)に示すように、定着ベルト411の内周面411Aの凹凸形状の凹部482に潤滑剤Jが保持されることで、図4に示す定着ベルト411とパッド部材412のニップ形成面4121との間、正確には、摺動シート414と定着ベルト411との間に潤滑剤J(図5(A)参照)が介在し、これより定着ベルト411の周回に対する摩擦抵抗が低減される。
また、図4に示す定着ベルト411の内周面411Aには、複数のロール413及び押付ロール415が接触している。そして、図6に示すように、これらロール413及び押付ロール415は、金属性のロール本体413R、415Rと、ロール本体413R、415Rの外周面413S、415Sに形成された耐熱樹脂層484と、の二層構造となっている。なお、図6では、耐熱樹脂層484の厚みを実際よりも厚く図示し判りやすくしている。
耐熱樹脂層484は、定着ベルト411の内周面411A(本実施形態ではポリイミド)よりも硬度(硬さ)が低い材料で構成されている。また、耐熱樹脂層484は、ロール413及び押付ロール415の金属製のロール本体413R、415Rの外周面413S、415Sよりも表面自由エネルギーが小さい材料で構成されている。更に、耐熱樹脂層484は定着装置40に用いるので耐熱性が必要とされている。そして、このような特性を満たす耐熱樹脂層484の材料としては、フッ素系樹脂、PFA系樹脂等が挙げられる。また、耐熱樹脂層484は、ロール413及び押付ロール415のロール本体413R、415Rの外周面413S、415Sに、耐熱樹脂をコーティングやチュービングによって形成することができる。また、「硬度(硬さ)」は、ビッカース硬度(硬さ)(JIS A°)で比較する。
また、定着回転体の一例としての加圧ロール42は、定着ベルト411の外周面411Bに接触した状態で回転しながら定着ベルト412との間で記録媒体Pを挟み、記録媒体Pに形成されたトナー像を記録媒体Pに定着させるように構成されている。
(作用及び効果)
つぎに、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、定着ベルト411の内周面411Aに接触するロール413及び押付ロール415の耐熱樹脂層484は、定着ベルト411の内周面411Aよりも硬度(硬さ)が低い。よって、定着ベルト411の内周面411Aの磨耗が抑制される。
また、定着ベルト411の内周面411Aが磨耗し、磨耗粉(本実施形態ではポリイミド粉)が発生したとしても、耐熱樹脂層484は表面自由エネルギーが小さく離型性が良いので、摩耗粉がロール413及び押付ロール415に付着しにくい。よって、摩耗粉がロール413及び押付ロール415に付着することによる定着ベルト411の内周面411Aの磨耗が抑制される。
このように、定着ベルト411の内周面411Aの磨耗が抑制される。よって、図5(B)に比較例として示すような内周面411Aが磨耗し凹凸形状の凹部482が浅くなる(凸が低くなる)ことによる潤滑剤Jの保持量の低下が抑制される(比較例についての詳細は後述する)。つまり、図5(A)に示す定着ベルト411の内周面411Aの凹部482が保持する潤滑剤Jの保持量が確保される。
したがって、定着ベルト411とパッド部材412のニップ形成面4121との間(正確には、摺動シート414と、定着ベルト411との間)に介在する潤滑剤Jの量が確保され(維持され)、潤滑剤Jの量が少なくなることによる定着ベルト411の周回に対する摩擦抵抗の上昇が抑制される。
そして、この摩擦抵抗の上昇に起因する不具合、例えば、定着装置40における駆動トルクの上昇、ステアリングの不良、摺動抵抗バラツキによる記録媒体(紙)のシワの発生、各種部材(定着ベルト411、摺動シート414等)の低寿命化などが、防止又は抑制される。
<実験>
つぎに、本発明を適用することで摩擦抵抗の上昇の抑制がされることを確認した実験について説明する。
[比較例の定着装置]
まず、比較例の定着装置について説明する。比較例の定着装置は、ロール413及び押付ロール415のロール本体413R、415Rの外周面413S、415Sに耐熱樹脂層484が形成されていない。よって、ロール413及び押付ロール415(ロール本体413R、415R)の外周面413S、415Sの金属面が、定着ベルト411の内周面411Aに接触する。つまり、ロール413及び押付ロール415の外周面413S、415Sは、定着ベルト411の内周面411Aよりも硬度(硬さ)が高い。
そして、この耐熱樹脂層484が形成されていないロール413及び押付ロール415(ロール本体413R、415R)で連続印字をした実験結果が、図7に示されている。なお、横軸は印字枚数を示し、縦軸は定着ベルト411を駆動するためのモーターのトルク値より換算した摩擦係数μを示している。また、前述した横軸のpvは、A4サイズの記録用紙の印字枚数を示している。
この連続印字に伴って、定着ベルト411の内周面411Aが磨耗する。また、定着ベルト411の内周面411Aが磨耗によって磨耗粉(本実施形態ではポリイミド粉)が発生し、ロール413及び押付ロール415に付着する。よって、摩耗粉がロール413及び押付ロール415に付着することによって定着ベルト411の内周面411Aが磨耗する。
このように定着ベルト411の内周面411Aの磨耗がすることで、図5(B)に示すように内周面411Aの凹部482が浅くなり(凸が低くなり)潤滑剤Jの保持量が低下する。したがって、定着ベルト411とパッド部材412のニップ形成面4121との間(正確には、摺動シート414と、定着ベルト411との間)に介在する潤滑剤Jの量が低下し、定着ベルト411の周回に対する摩擦抵抗の上昇がする。
そして、図7に示されているように、約600kpvを超えると摩擦係数μが上昇し、約750kpvになると摩擦係数μが、0.15を越え、駆動トルクの上昇によって駆動が停止した。
[比較例の定着装置と本実施形態の定着装置との比較]
つぎに、耐熱樹脂層484を有しない比較例の定着装置と本実施形態の耐熱樹脂層484を有する定着装置とを比較した実験について説明する。なお、本実験は、実機ではなく、オフラインベンチ(定着装置の主要部品で構成された実験装置)を用いて行われた加速試験となっている。
図8に示すように、比較例の定着装置の場合は、約75kpvになると摩擦係数μが0.15を越える。これに対して、本実施形態の耐熱樹脂層484を有する定着装置では、約120kpvで摩擦係数μが、0.15を超える。つまり、ロール413及び押付ロール415の外周面413S、415Sに耐熱樹脂層484を形成することで、摩擦係数μの上昇を抑制することができ、この結果、比較例と比較し、約1.6倍以上、定着装置の寿命を延ばすことができることが確認された。
(その他)
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、図6に示すように、ロール413及び押付ロール415のロール本体413R、415Rの外周面413S、415Sに耐熱樹脂層484が形成された二層構造であったが、これに限定されない。三層以上の構造のロール部材であってもよい。或いは、耐熱樹脂でロール部材全体が構成されていてもよい。
また、画像形成装置の構成としては、上記実施形態の構成に限られず種々の構成とすることが可能である。更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
10 画像形成装置
12 画像形成部
40 定着装置
42 加圧ロール(定着回転体の一例)
43 ハロゲンランプ(加熱手段の一例)
411 定着ベルト(ベルトの一例)
411A 内周面
411B 外周面
412 パッド部材(支持部材の一例)
413 ロール(ロール部材の一例)
413R ロール本体
415 押付ロール(ロール部材の一例)
415R ロール本体
480 パッド(潤滑剤付与装置の一例)
484 耐熱樹脂層
NF 定着ニップ(ニップ部の一例)

Claims (3)

  1. 内周面に凹凸形状が形成された無端状のベルトと、
    前記ベルトの内周面に潤滑剤を付与する潤滑剤付与装置と
    駆動源によって回転され、前記ベルトの外周面に接触した状態で回転しながら前記ベルトとの間で記録媒体を挟み、前記記録媒体に形成されたトナー像を前記記録媒体に定着させる定着回転体と、
    装置フレームに固定されるとともに前記ベルトを加熱する加熱手段を有し、前記ベルトの周回に伴って前記ベルトの内周面に対して摺動するように前記ベルトの内周面に接触し、前記定着回転体と前記ベルトとの間で前記記録媒体を挟む荷重を支持することで、前記ベルトと前記定着回転体との間に前記記録媒体を挟むニップ部を形成すると共に、前記加熱手段が発した熱を前記ニップ部を経由して前記ベルトに伝達する熱伝達部材としての機能を有した支持材と、
    前記ベルトが巻き掛けられ、前記ベルトの内周面に接触するロール表面が前記ベルトの内周面よりも硬度が低い耐熱樹脂で構成されたロール部材と、
    を備える定着装置。
  2. 前記ロール部材は、
    金属製のロール本体と、
    前記ロール本体の外周に設けられ、前記耐熱樹脂を材料として構成された耐熱樹脂層と、
    を有する、
    請求項1に記載の定着装置。
  3. 記録媒体にトナー像を形成する画像形成部と、
    前記記録媒体に形成されたトナー像を前記記録媒体に定着する請求項1又は請求項2に記載の定着装置と、
    を備える画像形成装置。
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