JP6018397B2 - 情報表示面用の両面粘着シート,情報表示面の保護シート,及び前記両面粘着シート及び保護シートの製造方法 - Google Patents
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Description
ガラス基板と保護カバー間に硬化型樹脂を充填して硬化する構成を採用する場合,この硬化性樹脂として紫外線硬化型のものを採用すると,照射した紫外線が保護カバーに形成した窓枠によって遮られてしまうために架橋が不均一になると共に,硬化不良による液だれの原因ともなる。
基板と保護カバーとを予め製造しておいた粘着シートを介して積層する場合,光学的な性能の劣化が生じないように,層間の空気を完全に除去する必要があるが,ディスプレイパネルのガラス基板と,ガラスやアクリル等の硬質板である従来の保護カバーの接合では,面同士が面接触して貼り合わされるため〔図8(A)参照〕,貼り合わせ時に空気を巻き込み易いだけでなく,一旦貼り合わせてしまうと巻き込んだ空気を逃がすことが難しい。
ディスプレイパネルの情報表示面に保護カバー10を貼着するための両面粘着シート20’であって,
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状の着色層から成る窓枠30と,該窓枠30上及び/又は窓枠30下及び前記窓枠30内方に設けられた粘着剤21から成る粘着剤層20から成り,
前記窓枠30は,該粘着剤層20の,表面,裏面,又は厚み方向における中間のいずれかの位置に埋設され,かつ,前記粘着剤層20は,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmを有すると共に,
前記粘着剤層20の前記粘着剤21が,伸び率100〜1400%,光透過率80%以上であり,歪のない状態で前記窓枠30の内縁部分に生じた段差に追従した形状を有するアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤21から成ることを特徴とする(請求項1)。
保護カバー10と,前記保護カバー10の片面を覆う粘着剤層20を備え,前記粘着剤層20を介してディスプレイパネルの情報表示面に貼着される保護シート1において,
前記保護カバー10が,厚さ10〜300μm,光透過率90%以上であり,且つ,縦横方向にそれぞれ2〜10倍に延伸されたポリエステル系樹脂フィルム又はガラスであると共に,
前記粘着剤層20が,前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層で形成した窓枠30と,該窓枠30上及び/又は窓枠30下及び前記窓枠30内方に設けられた粘着剤21から成り,
前記窓枠30は,前記粘着剤層20の表面,裏面,又は厚み方向における中間のいずれかの位置に埋設され,かつ,前記粘着剤層20は,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmの層であり,
前記粘着剤層20の前記粘着剤21が,伸び率100〜1400%,光透過率80%以上であり,歪のない状態で前記保護カバー10の表面及び前記窓枠30の内縁部分に生じた段差に追従した形状を有するアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤から成ることを特徴とする(請求項2)。
ディスプレイパネルの情報表示面に保護カバー10を貼着するための両面粘着シート20’の製造方法であって,
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層から成る窓枠30を剥離フィルム40の剥離面に形成し〔図2(A)〕,
前記窓枠30上及び窓枠30内を含む前記剥離フィルム40の剥離面に粘度500〜50,000cpsのアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤組成物21’を塗布した後〔図2(B)〕,該粘着剤組成物21’を硬化させて〔図2(C)〕伸び率100〜1400%,光透過率80%以上の粘着剤21を形成することで,表面又は裏面のいずれかの位置に前記窓枠30が埋設された,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmの両面粘着シート20’とすることを特徴とする(請求項9)。
ディスプレイパネルの情報表示面に保護カバー10を貼着するための両面粘着シート20’の製造方法であって,
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層から成る窓枠30を剥離フィルム40の剥離面に形成し〔図3(A)〕,
前記窓枠30上及び窓枠30内を含む前記剥離フィルム40の剥離面に粘度500〜50,000cpsのアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤組成物21’を塗布した後〔図3(B)〕,該粘着剤組成物21’を硬化させて得た第1粘着剤211〔図3(C)〕と,前記剥離フィルム40を剥離することにより露出させた前記第1粘着剤211の表面に前記粘着剤組成物21’を塗布した後〔図3(D)〕,該粘着剤組成物21’を硬化させて得た第2粘着剤212〔図3(E)〕から成る,伸び率100〜1400%,光透過率80%以上の粘着剤21を形成することで,厚み方向における中間位置に前記窓枠30が埋設された,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmの両面粘着シート20’とすることを特徴とする(請求項10)。
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層から成る窓枠30を剥離フィルム40の剥離面に形成し〔図2(A)〕,
前記窓枠30上及び窓枠30内を含む前記剥離フィルム40の剥離面に粘度500〜50,000cpsのアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤組成物21’を塗布した後〔図2(B)〕,該粘着剤組成物21’を硬化させて〔図2(C)〕,伸び率100〜1400%,光透過率80%以上の粘着剤21を形成することにより,表面又は裏面のいずれかの位置に前記窓枠30が埋設された,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmの両面粘着シート20’を得,
前記両面粘着シート20’と,厚さ10〜300μm,光透過性90%以上であり,且つ,縦横方向をそれぞれ2〜10倍に延伸されたポリエステル系樹脂フィルム又はガラス(以下,ガラスを含め「保護カバー体」という)である保護カバー10(実施形態においてフィルムから成る保護カバー10’)を,ローラ間で挟持しながら貼り合わせて〔図2(D)〕,前記両面粘着シート20’によって前記粘着剤層20を形成したことを特徴とする(請求項11)。
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層から成る窓枠30を剥離フィルム40の剥離面に形成し〔図3(A)〕,
前記窓枠30上及び窓枠30内を含む前記剥離フィルム40の剥離面に粘度500〜50,000cpsのアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤組成物21’を塗布した後〔図3(B)〕,該粘着剤組成物21’を硬化させて形成した第1粘着剤211と〔図3(C)〕,前記剥離フィルム40を剥離することにより露出させた前記第1粘着剤211の表面に前記粘着剤組成物21’を塗布した後〔図3(D)〕,該粘着剤組成物21’を硬化させて得た第2粘着剤212〔図3(E)〕から成る,伸び率100〜1400%,光透過率80%以上の粘着剤21を形成することにより,厚み方向における中間位置に前記窓枠30が埋設された,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmの両面粘着シート20’を得,
前記両面粘着シート20’と,厚さ10〜300μm,光透過性90%以上であり,且つ,縦横方向をそれぞれ2〜10倍に延伸されたポリエステル系樹脂フィルムである保護カバー10(保護カバー体10’)を,ローラ間で挟持しながら貼り合わせる〔図3(F)〕ことで,前記両面粘着シート20’によって前記粘着剤層20を形成したことを特徴とする(請求項12)。
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層から成る窓枠30を,厚さ10〜300μm,光透過性90%以上であり,且つ,縦横方向をそれぞれ2〜10倍に延伸されたポリエステル系樹脂フィルムである保護カバー10(保護カバー体10’)の片面に形成し〔図4(A)〕,
前記窓枠30上及び窓枠30内を含む前記保護カバー10(保護カバー用フィルム10’)表面に粘度500〜50,000cpsのアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤組成物21’を塗布した後〔図4(B)〕,該粘着剤組成物21’を硬化させることにより〔図4(C)〕伸び率100〜1400%で,光透過率80%以上である粘着剤21を形成することにより,前記粘着剤21と前記窓枠30によって仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmの粘着剤層20を形成することを特徴とする(請求項13)。
前記保護カバー10(保護カバー用フィルム10’)の片面に粘着剤組成物21’を塗布後〔図5(A)〕,硬化させて第1粘着剤211を形成した後〔図5(B)〕,予め形成しておいた前記窓枠30を前記第1粘着剤211に貼着して〔図5(C)〕前記保護カバー10(保護カバー用フィルム10’)の片面に対する前記窓枠30の形成を行うと共に,前記第1粘着剤211と前記窓枠30,及び,前記第1粘着剤311に転写された窓枠30上及び窓枠30内に塗布した粘着剤組成物21’を硬化させて得た粘着剤(第2粘着剤212)によって,前記粘着剤層20を形成するものとしても良い(請求項15)〔図5(E),(D)〕。
本発明の保護シート1は,図1(A)〜(D)に示すように,保護カバー10と,粘着剤21と加飾用の窓枠30によって構成された粘着剤層20を備え,粘着剤層20の片面には,必要に応じて剥離フィルム40等が貼着された状態で提供されるものである。
本発明の保護シート1の構成部材のうち,前述の保護カバー10は,ガラスを用いることが出来るが,実施形態では,ポリエステル系樹脂のフィルムによって形成されている。
本発明の保護シート1に設けられている粘着剤層20は,粘着剤21となる前(硬化前)の,前駆体の状態である粘着剤組成物21’を,窓枠30が形成された剥離フィルムや前述した保護カバー10(保護カバー体10’)に塗布した後,硬化させることにより得られる粘着剤21と,この粘着剤21中に埋設された窓枠30によって形成され,この粘着剤層20の仕上がり粘着力(粘着剤21と窓枠30を組み合わせた状態の粘着力)は,4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmである。
前述の粘着剤層20(両面粘着シート20’)を構成する材料の一方である前述の粘着剤21は,前述したように硬化前の粘着剤組成物21’を,窓枠30が形成された剥離フィルムや保護カバー10(保護カバー体10’)に塗布した後,硬化させることにより得られるものであり,粘着剤21(窓枠30と組み合わせていない状態)で,厚み6mmで測定(粘着剤層の厚みである20〜1500μmでは測定困難であるため)した場合におけるゴム硬度が20〜90度,縦,横方向に100〜1400%の伸び率を有するものを使用する。
また,これらの誘導体として,無水マレイン酸,無水イタコン酸,無水シトラコン酸,テトラヒドロ無水フタル酸,ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン−5,6−ジカルボン酸無水物,また,例えば,(メタ)アクリル酸アミノエチル,(メタ)アクリル酸プロピルアミノエチル,(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル,(メタ)アクリル酸アミノプロピル,(メタ)アクリル酸フェニルアミノエチル,(メタ)アクリル酸シクロヘキシルアミノエチル等の(メタ)アクリル酸のアルキルエステル系誘導体類,N−ビニルジエチルアミン,N−アセチルビニルアミン等のビニルアミン系誘導体類,アリルアミン,メタクリルアミン,N−メチルアクリルアミン等のアリルアミン系誘導体,N,N−ジメチルアクリルアミド,N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド,アクリルアミド,N−メチルアクリルアミド等のアクリルアミド系誘導体,p−アミノスチレン等のアミノスチレン類,6−アミノヘキシルコハク酸イミド,2−アミノエチルコハク酸イミド等のアミノ基含有エチレン性不飽和結合を有するモノマーが適宜好適に使用することができる。
粘着剤層20(両面粘着シート20’)の構成材料の他方を成すと共に,粘着剤層20(両面粘着シート20’)の表面,裏面,又は厚み方向における中間位置に埋設された状態で配置される前述の窓枠30は,アクリル系,ポリエステル系,ウレタン系の着色層によって形成することが可能であり,好ましくは粘着剤層20と同系成分のもので形成することが,層間剥離が生じ難くなり好ましい。
以上で説明した窓枠30は,図1(A)〜(D)に示すように,粘着剤層20の表面,裏面,又は厚み方向の中間位置のいずれかの位置で粘着剤21に埋設された状態で配置される。
〔実施例1〕
(1)窓枠の製造
ポリエステル系樹脂「バイロン」(東洋紡績製「ポリエステル樹脂 商品名NOバイロン50AS」)100重量部に対して黒色カーボン(東洋インキ製「マルチラック(ブラック)」)3重量部を配合し撹拌した原料樹脂を,押し出しダイコーターを用いて剥離フィルム(片面を剥離処理した延伸ポリエステルフィルム;厚さ38μm,幅1200mm)の剥離面上に,仕上がり固形分厚みが10μmとなるように流延し,乾燥させた。
アクリル酸2エチルヘキシル100重量部に対して,アクリル酸ブチルを30重量部添加したアクリルシロップに,更に光重合開始剤(チバ・スペシャル・ケミカル社製「イルガキュアー184」)0.2重量部と紫外線架橋促進剤(綜研化学社製「M−5A」)0.5重量部を序々に添加して攪拌したものを,粘着剤組成物21’とした。
以上のようにして得た粘着剤層20(両面粘着シート20’)より,剥離フィルム40を剥がして窓枠埋設面を露出させると共に,この面に,硬度2Hのハードコート処理が施された厚さ100μmの二軸延伸ポリエステルフィルムを保護カバー体のフィルム10’として貼着しながら2本のロール(ゴムロールとメタルロール)にて挟み込むことで,空気を逃がしながら両者を貼り合わせた後〔図2(D)参照〕,各窓枠30の外周位置でカットして,図1(A)に示す構造を有する本発明の保護シート1を得た。
実施例1と同様の方法で窓枠30が形成された剥離フィルム40の表面に粘着剤組成物21’を固形物厚み25μmとなるように塗布した後,図示せざるガスバリアフィルムで覆い,紫外線を照射して硬化させて,片面に窓枠30が埋設された第1粘着剤211を形成した〔図3(A)〜(C)参照〕。
(1)窓枠の製造
ポリエステル系樹脂「バイロン」(東洋紡績製「ポリエステル樹脂 商品名NOバイロン50AS」)100重量部に対してホワイトチタン(東洋インキ製「マルチラック(ホワイト)」)5重量部を配合し撹拌した原料樹脂を使用した点を除き,実施例1と同様である。
溶液型のアクリル系粘着剤(綜研化学製「♯1330」)100重量部に対しイソシアネート(日本ポリウレタン製「コロネートL」)0.5重量部を配合した粘着剤組成物21’を,実施例1と同様の保護カバー体10’の片面に固形物厚みが25μmとなるように塗布した後〔図5(A)参照〕,熱風乾燥(100〜120℃)させて第1粘着剤211を形成した〔図5(B)参照〕。
(1)窓枠の形成
保護カバー体用のフィルム10’である延伸ポリエステルフィルムの表面に直接印刷を行うことにより窓枠30を形成したものを準備した〔図4(A)参照〕。
以上のようにして窓枠30が印刷された保護カバー用のフィルム10’の窓枠形成面に,実施例1に記載の粘着剤組成物21’を実施例1と同様の方法,すなわち,ダイコーターより押し出し塗布した後〔図4(B)参照〕,図示せざるガスバリアフィルムを積層して空気を遮断した状態で紫外線を照射して架橋硬化させることで,厚み50μmの粘着剤層20を形成した後〔図4(C)参照〕,各窓枠30の外周位置で切断することで,図1(D)に示す構造の保護シート1を得た。
実施例4と同様にして,保護カバー用のフィルム10’に印刷することにより,白色枠31と見切枠32の組合せから成る窓枠30が印刷された保護カバー10を得,これに予め作成した粘着剤シート(粘着剤層)を貼り合わせることにより,保護カバーを製造した。
〔負荷テスト〕
以上のようにして製造した実施例1〜4,及び比較例の保護シートをそれぞれガラス板に貼着し,保護シートの表面で,2kgの荷重を掛けたロールを1往復,5kgの荷重をかけたロールを2往復させた後,常温(23℃)で24時間放置し,その後,60℃,湿度90%の環境下に24時間放置した後の状態を肉眼にて観察した。
実施例1〜4の保護シートのみならず,前述した負荷を加える前の状態では,比較例の保護シートについても,肉眼による観察では空洞の発生を確認することができなかった。
10 保護カバー
10’ 保護カバー体(保護カバー用のフィルム又はシート)
20 粘着剤層
20’ 両面粘着シート
21 粘着剤
211 第1粘着剤
212 第2粘着剤
21’ 粘着剤組成物
30 窓枠
31 白色枠
32 見切り枠
40 剥離フィルム
50 基材(透明フィルム)
110 保護カバー
120 スペーサ
121 粘着テープ
130 窓枠
150 ディスプレイ本体
151 ガラス基板
152 透明電極
153 液晶
154 バックライト
Claims (15)
- ディスプレイパネルの情報表示面に保護カバーを貼着するための両面粘着シートであって,
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状の着色層から成る窓枠と,該窓枠上及び/又は窓枠下及び前記窓枠内方に設けられた粘着剤から成る粘着剤層から成り,
前記窓枠は,該粘着剤層の表面,裏面,又は厚み方向における中間のいずれかの位置に埋設され,かつ,前記粘着剤層は,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmを有すると共に,
前記粘着剤層の前記粘着剤が,伸び率100〜1400%,光透過率80%以上であり,歪のない状態で前記窓枠の内縁部分に生じた段差に追従した形状を有するアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤から成ることを特徴とする,情報表示面用の両面粘着シート。 - 保護カバーと,前記保護カバーの片面を覆う粘着剤層を備え,前記粘着剤層を介してディスプレイパネルの情報表示面に貼着される保護シートにおいて,
前記保護カバーが,厚さ10〜300μm,光透過率90%以上であり,且つ,縦横方向にそれぞれ2〜10倍に延伸されたポリエステル系樹脂のフィルム又はガラスであると共に,
前記粘着剤層が,前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層で形成した窓枠と,該窓枠上及び/又は窓枠下及び前記窓枠内方に設けられた粘着剤から成り,
前記窓枠は,前記粘着剤層の表面,裏面,又は厚み方向における中間のいずれかの位置に埋設され,かつ,前記粘着剤層は,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmの層であり,
前記粘着剤層の前記粘着剤が,伸び率100〜1400%,光透過率80%以上であり,歪のない状態で前記保護カバーの表面及び前記窓枠の内縁部分に生じた段差に追従した形状を有するアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤から成ることを特徴とする情報表示面保護シート。 - 前記窓枠を成す前記着色層が,基材としての透明フィルムに着色された樹脂組成物を1〜5層に形成された,固形分の厚みで5〜50μm,破断伸び率0〜400%のアクリル系,ウレタン系,又はポリエステル系の樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1記載の情報表示面用の両面粘着シート,又は請求項2記載の情報表示面保護シート。
- 前記窓枠を成す前記着色層が,前記保護カバーに形成されていることを特徴とする請求項1記載の情報表示面用の両面粘着シート,又は請求項2記載の情報表示面保護シート。
- 前記粘着剤層の粘着剤は,厚み6mmで測定した場合におけるゴム硬度が20〜90度であり,前記粘着剤組成物の層を1層又は複数層形成することにより得られることを特徴とする請求項1記載の情報表示面用の両面粘着シート,又は請求項2記載の情報表示面保護シート。
- 前記粘着剤の粘着力は,厚み20〜300μmで1〜40N/25mm幅である請求項1記載の情報表示面用の両面粘着シート,又は請求項2記載の情報表示面保護シート。
- 前記保護カバーの片面に剥離層を有し,ロール状に巻き取られて成る請求項2記載の情報表示面保護シート。
- 前記保護カバーが,酸化金属による光反射防止層を備えると共に,2〜8Hの硬度を有するハードコート層を備えることを特徴とする請求項2記載の情報表示面保護シート。
- ディスプレイパネルの情報表示面に保護カバーを貼着するための両面粘着シートの製造方法であって,
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層から成る窓枠を剥離フィルムの剥離面に形成し,
前記窓枠上及び窓枠内を含む前記剥離フィルムの剥離面に粘度500〜50,000cpsのアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤組成物を塗布した後,該粘着剤組成物を硬化させて伸び率100〜1400%,光透過率80%以上の粘着剤を形成することで,表面又は裏面のいずれかの位置に前記窓枠が埋設された,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmの両面粘着シートとすることを特徴とする情報表示面用両面粘着シートの製造方法。 - ディスプレイパネルの情報表示面に保護カバーを貼着するための両面粘着シートの製造方法であって,
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層から成る窓枠を剥離フィルムの剥離面に形成し,
前記窓枠上及び窓枠内を含む前記剥離フィルムの剥離面に粘度500〜50,000cpsのアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤組成物を塗布した後,該粘着剤組成物を硬化させて得た第1粘着剤と,前記剥離フィルムを剥離することにより露出させた前記第1粘着剤の表面に前記粘着剤組成物を塗布した後,該粘着剤組成物を硬化させて得た第2粘着剤から成る,伸び率100〜1400%,光透過率80%以上の粘着剤を形成することで,厚み方向における中間位置に前記窓枠が埋設された,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmの両面粘着シートとすることを特徴とする情報表示面用両面粘着シートの製造方法。 - 保護カバーと,前記保護カバーの片面を覆う粘着剤層を備え,前記粘着剤層を介してディスプレイパネルの情報表示面に貼着される保護カバーの製造方法において,
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層から成る窓枠を剥離フィルムの剥離面に形成し,
前記窓枠上及び窓枠内を含む前記剥離フィルムの剥離面に粘度500〜50,000cpsのアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤組成物を塗布した後,該粘着剤組成物を硬化させて伸び率100〜1400%,光透過率80%以上の粘着剤を形成することにより,表面又は裏面のいずれかの位置に前記窓枠が埋設された,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み200〜1500μmの両面粘着シートを得,
両面粘着シートと,厚さ10〜300μm,光透過性90%以上であり,且つ,縦横方向をそれぞれ2〜10倍に延伸されたポリエステル系樹脂のフィルムである保護カバーを,ローラ間で挟持しながら貼り合わせて,前記両面粘着シートによって前記粘着剤層を形成したことを特徴とする情報表示面保護シートの製造方法。 - 保護カバーと,前記保護カバーの片面を覆う粘着剤層を備え,前記粘着剤層を介してディスプレイパネルの情報表示面に貼着される保護カバーの製造方法において,
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層から成る窓枠を剥離フィルムの剥離面に形成し,
前記窓枠上及び窓枠内を含む前記剥離フィルムの剥離面に粘度500〜50,000cpsのアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤組成物を塗布した後,該粘着剤組成物を硬化させて形成した第1粘着剤と,前記剥離フィルムを剥離することにより露出させた前記第1粘着剤の表面に前記粘着剤組成物を塗布した後,該粘着剤組成物を硬化させて得た第2粘着剤から成る,伸び率100〜1400%,光透過率80%以上の粘着剤を形成することにより,厚み方向における中間位置に前記窓枠が埋設された,仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmの両面粘着シートを得,
前記両面粘着シートと,厚さ10〜300μm,光透過性90%以上であり,且つ,縦横方向をそれぞれ2〜10倍に延伸されたポリエステル系樹脂のフィルムである保護カバーを,ローラ間で挟持しながら貼り合わせることで,前記両面粘着シートによって前記粘着剤層を形成したことを特徴とする情報表示面保護シートの製造方法。 - 保護カバーと,前記保護カバーの片面を覆う粘着剤層を備え,前記粘着剤層を介してディスプレイパネルの情報表示面に貼着される保護カバーの製造方法において,
前記ディスプレイパネルの情報表示面の所望の周縁形状に対応した枠状に形成されている着色層から成る窓枠を,厚さ10〜300μm,光透過性90%以上であり,且つ,縦横方向をそれぞれ2〜10倍に延伸されたポリエステル系樹脂のフィルムである保護カバーの片面に形成し,
前記窓枠上及び窓枠内を含む前記保護カバーの表面に粘度500〜50,000cpsのアクリル系,ウレタン系,又はシリコーン系の粘着剤組成物を塗布した後,該粘着剤組成物を硬化させることにより,伸び率100〜1400%で,光透過率80%以上である粘着剤を形成することにより,前記粘着剤と前記窓枠によって仕上がり粘着力4〜30N/25mm幅,厚み20〜1500μmの粘着剤層を形成することを特徴とする情報表示面保護シートの製造方法。 - 前記保護カバーの片面に対する前記窓枠の形成を,前記保護カバーに対する印刷,又はキャストによって直接形成することを特徴とする請求項13記載の情報表示面保護シートの製造方法。
- 前記保護カバーの片面に粘着剤組成物を塗布後,硬化させて第1粘着剤を形成した後,予め形成しておいた前記窓枠を前記第1粘着剤に貼着して前記保護カバーの片面に対する前記窓枠の形成を行うと共に,前記第1粘着剤と前記窓枠,及び,前記第1粘着剤に転写された窓枠上及び窓枠内に塗布した粘着剤組成物を硬化させて得た粘着剤によって,前記粘着剤層を形成したことを特徴とする請求項13記載の情報表示面保護シートの製造方法。
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