JP6017167B2 - トラップキャニスタ - Google Patents

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Description

本発明は、主として自動車等の車両に搭載され、蒸発燃料を吸着するキャニスタから排出された破過ガスに含まれる蒸発燃料を吸着するトラップキャニスタに関する。
従来、この種のトラップキャニスタは、一端が大気に開放されかつ他端から破過ガスを導入するトラップケース内に、蒸発燃料を吸着するメインキャニスタから排出された破過ガスに含まれる蒸発燃料を吸着及び脱離可能な吸着体が充填された吸着室を備えている(例えば、特許文献1の段落[0081]、図9参照)。
特開2005−35812号公報
従来のトラップキャニスタによると、給油時にメインキャニスタから排出されるエアがトラップケース内の吸着室を流れる。このため、通気抵抗すなわち圧力損失(いわゆる圧損)が増大し、給油性の低下を招くという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、給油時の圧損を低減し、給油性を向上することのできるトラップキャニスタを提供することにある。
前記課題は、本発明のトラップキャニスタにより解決することができる。第1の発明は、一端が大気に開放されかつ他端から破過ガスを導入するトラップケース内に、蒸発燃料を吸着するメインキャニスタから排出された破過ガスに含まれる蒸発燃料を吸着及び脱離可能な吸着体が充填された吸着室を備えるトラップキャニスタであって、吸着室をバイパスするバイパス通路が設けられ、バイパス通路には、該バイパス通路を通常は遮断し、給油時に連通させる弁手段が設けられている。この構成によると、通常はバイパス通路を遮断している弁手段が、給油時にバイパス通路を連通させることにより、給油時にメインキャニスタから排出されるエアが、吸着室をバイパスするバイパス通路を流れる。これにより、給油時の圧損を低減し、給油性を向上することができる。
第2の発明は、第1の発明において、弁手段は、給油時にバイパス通路を流れるエアの圧力により開弁されるダイアフラム弁よりなり、バイパス通路を流れるエアの流れを利用して負圧を発生する負圧発生手段が設けられ、負圧発生手段により発生する負圧がダイアフラム弁の背圧室に印加される構成としたものである。したがって、バイパス通路を流れるエアの流れを利用して負圧発生手段が負圧を発生し、その負圧がダイアフラム弁の背圧室に印加される。これによって、ダイアフラム弁の弁開度が増大されるため、給油時のダイアフラム弁による圧損の増大を抑制することができる。
第3の発明は、第1又は2の発明において、トラップケースの他端側の部分の通路断面積に比べ、該トラップケースの一端側の部分の通路断面積が小さく形成されている。したがって、トラップケースの外側に、他端側の部分と一端側の部分とによる段差状の凹状部が形成される。このため、トラップケースの外側の凹状部に弁手段を配置した場合には、トラップキャニスタをコンパクト化することができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、吸着室には、吸着体の温度を調節する温調手段が設けられている。したがって、温調手段により吸着体の温度を調節することによって、蒸発燃料の脱離量を向上し、蒸発燃料の残存量を低減できるため、吹き抜けを低減することができる。
第5の発明は、第1〜4のいずれかの発明において、吸着体は、メインキャニスタのガス出口側の吸着室に充填される粒状の吸着体に比べて、ASTM法によるブタンワーキングキャパシティが大きい高吸着能を有する粒状の吸着体である。したがって、このような高吸着能を有する吸着体と温調手段とを併用することにより、高吸着能を有する吸着体を用いても、蒸発燃料の脱離量を向上し、蒸発燃料の残存量を低減できるため、吹き抜けを低減することができる。
第6の発明は、第1〜5のいずれかの発明において、車両に対する搭載状態において、吸着室の大気開放側の部分に比べて、該吸着室のガス導入側の部分が地側に配置されている。したがって、破過ガスの流れがアップフローになることにより、破過ガスの蒸発燃料がガス導入側の部分から大気開放側の部分へ浮上し難く、また、吸着体に吸着した蒸発燃料がガス導入側の部分からパージし易くなる。このため、蒸発燃料の吸脱着性能を向上することができる。
実施形態1にかかる蒸発燃料処理装置を示す断面図である。 トラップキャニスタを示す断面図である。 実施形態2にかかるトラップキャニスタを示す断面図である。 実施形態3にかかるトラップキャニスタを示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
実施形態1を説明する。本実施形態では、自動車等の車両に搭載される蒸発燃料処理装置について例示する。図1は蒸発燃料処理装置を示す断面図である。説明の都合上、図1の状態を基準としてメインキャニスタ及びトラップキャニスタの上下左右を定める。なお、車両に対するメインキャニスタ及びトラップキャニスタの搭載上の方向は適宜設定される。但し、トラップキャニスタの上下方向は、車両に対する搭載状態における天地方向に対応する。
図1に示すように、蒸発燃料処理装置10は、メインキャニスタ12とトラップキャニスタ14とを備えている。なお、メインキャニスタ12を説明した後でトラップキャニスタ14を説明する。
メインキャニスタ12を説明する。メインキャニスタ12はメインケース16を備えている。メインケース16は、樹脂製で、有底角筒状のメインケース本体17と、メインケース本体17の開口端面を閉鎖する蓋体18とにより構成されている。なお、本実施形態では、メインケース本体17の底壁側が左方へ向けられ、蓋体18が右方へ向けられている。メインケース本体17内は、隔壁19により上下2室に仕切られている。両室は、メインケース本体17と蓋体18との間に形成された連通路20によって相互に連通されている。これにより、上側の室と下側の室とを連通路20を介して連通するU字状のガス通路が形成されている。なお、メインケース本体17内で隔壁19により仕切られる2室は、相互に連通していればよく、上下方向に限らず、適当な方向に形成することができる。
前記メインケース本体17の底壁(左端壁)には、上側の室に連通するタンクポート22及びパージポート23と、下側の室に連通する接続ポート24とが形成されている。タンクポート22は、蒸発燃料通路26を介して燃料タンク27(詳しくはタンク内の気層部)に接続されている。また、パージポート23は、パージ通路30を介してエンジン31の吸気通路32に接続されている。また、吸気通路32には、吸入空気量を制御するスロットルバルブ33が設けられている。また、パージ通路30は、吸気通路32に対してスロットルバルブ33の下流側(例えば、サージタンク)に接続されている。また、パージ通路30には、その通路30を開閉するパージ制御弁34が設けられている。エンジン31の運転中に、図示しない電子制御装置(いわゆるECU)によりパージ制御弁34が制御されることによってパージ制御が行われる。なお、エンジン31は本明細書でいう「内燃機関」に相当する。また、接続ポート24は、後述する接続通路80を介してトラップキャニスタ14と接続されている。
前記上側の室の左端部は、仕切壁35によって、上下に二分すなわち前記タンクポート22に連通する部分と、前記パージポート23に連通する部分とに仕切られている。また、前記隔壁19及び仕切壁35で仕切れられた各部分の左端面には、フィルタ36がそれぞれ配置されている。また、隔壁19で仕切られた両室の開口端面(右端側の開口面)には、多孔板38がそれぞれ配置されている。多孔板38の内側面すなわち左側面には、フィルタ39がそれぞれ積層状に配置されている。また、各多孔板38と蓋体18との間には、コイルバネからなるバネ部材40がそれぞれ介装されている。バネ部材40は、多孔板38を左方へ付勢している。また、隔壁19で仕切られた上側の室における両フィルタ36,39の相互間が第1吸着室41となっており、その下側の室における両フィルタ36,39の相互間が第2吸着室42となっている。両フィルタ36,39は、例えば樹脂製の不織布、発泡ウレタン等により形成されている。また、前記メインケース本体17の底壁(左端壁)には、各フィルタ36を支持する多数のピン状の突起46が突出されている。これにより、メインケース本体17の底壁(左端壁)と各フィルタ39との間に各ポート側の空間部47がそれぞれ形成されている。
前記第1吸着室41及び前記第2吸着室42には、蒸発燃料中のブタン等の蒸発燃料を吸着及び脱離可能な粒状の吸着体44がそれぞれ充填されている。吸着体44としては、例えば粒状の活性炭を用いることができる。さらに、粒状の活性炭としては、破砕した活性炭(破砕炭)、粒状あるいは粉末状の活性炭をバインダともに造粒した造粒炭等を用いることができる。さらに、吸着体44としては、例えば、ASTM法によるブタンワーキングキャパシティ(以下、「BWC」という)が12g/dL未満の活性炭が用いられている。
次に、トラップキャニスタ14について説明する。トラップキャニスタ14は、前記メインキャニスタ12と別体で構成されている。図2はトラップキャニスタを示す断面図である。図2において、トラップキャニスタ14の上下方向は、車両に対する搭載状態における天地方向に対応する。
図2に示すように、トラップキャニスタ14はトラップケース50を備えている。トラップケース50は、樹脂製で、中空円筒状のトラップケース本体51と、トラップケース本体51の左右の両開口端面を閉鎖する左右の両蓋部材52,53とにより構成されている。トラップケース本体51の内部空間により軸方向(図2において左右方向)に延びるガス通路が形成されている。左側の蓋部材52には、トラップケース本体51の内部空間に連通する接続ポート55が同心状に形成されている。また、右側の蓋部材53には、トラップケース本体51の内部空間に連通する大気ポート56が同心状に形成されている。大気ポート56は大気開放通路57を介して大気に開放されている。
前記トラップケース本体51の右端側の開口面には、フィルタ58が配置されている。フィルタ58は、例えば不織布により形成されている。また、前記右側の蓋部材53の内側面(左側面)には、フィルタ58を支持する多数のピン状の突起59が突出されている。これにより、右側の蓋部材53とフィルタ58との間に、大気ポート56側の空間部60が形成されている。また、トラップケース本体51の左端側の開口面には、多孔板62が配置されている。多孔板62の内側面すなわち右側面には、フィルタ63が積層状に配置されている。フィルタ63は、例えば発泡ウレタンにより形成されている。また、多孔板62と左側の蓋部材52との間には、コイルバネからなるバネ部材64が介装されている。バネ部材64は、多孔板62を右方へ付勢している。これにより、左側の蓋部材52と多孔板62との間に、接続ポート55側の空間部65が形成されている。また、トラップケース本体51の内部空間における両フィルタ58,63の相互間が吸着室67になっている。
前記吸着室67には、蒸発燃料中のブタン等の蒸発燃料を吸着及び脱離可能な粒状の吸着体74と、吸着体74の温度変化を潜熱により抑制する粒状の蓄熱体76とが混合状態で充填されている。吸着体74としては、例えば、粒状の活性炭を用いることができる。さらに、粒状の活性炭としては、破砕した活性炭(破砕炭)、粒状あるいは粉末状の活性炭をバインダともに造粒した造粒炭等を用いることができる。さらに、吸着体74としては、BWCが13g/dL以上の活性炭いわゆる高吸着能を有する活性炭が用いられている。吸着体74に用いられる高吸着能を有する活性炭は、一般的な活性炭(例えば、BWCが12g/dL未満の活性炭)と比べて、BWCが大きく、小さい細孔が多いため、蒸発燃料の残存成分との分子間力が強くなる。つまり、蒸発燃料の拡散量を低減でき、吹き抜け量を低減することができる。このため、吸着体74には、好ましくは、BWCが15g/dL以上の活性炭が良く、より好ましくは、BWCが17g/dL以上の活性炭が良い。また、吸着体74は、前記メインキャニスタ12(図1参照)のガス出口側の吸着室(第2吸着室42)に充填される粒状の吸着体44に比べて、BWCが大きい高吸着能を有する。なお、本明細書でいう「メインキャニスタ12のガス出口側の吸着室」とは、メインキャニスタ12の粒状の吸着体44が充填される吸着室41,42のうちで、接続ポート24(破過ガス出口側)に近い第2吸着室42のことをいう。
前記蓄熱体76は、温度変化に応じて潜熱の吸収及び放熱を生じる相変化物質を有する潜熱蓄熱体であればよく、相変化物質、相変化物質を封入したマイクロカプセル、そのマイクロカプセル又は相変化物質を封入したペレット等を用いることができる。また、相変化物質としては、例えば、融点が22℃のヘプタデカン、融点が28℃のオクタデカン等のパラフィンを用いることができる。また、蓄熱体76の潜熱を利用して、蒸発燃料の吸着時の吸着体74の温度上昇を抑制することにより蒸発燃料の吸着を促進することができる一方、蒸発燃料の脱離時の吸着体74の温度低下を抑制することにより蒸発燃料の脱離を促進することができる。なお、蓄熱体76は本明細書でいう「温調手段」に相当する。
また、図1に示すように、前記したトラップキャニスタ14の接続ポート55と、前記メインキャニスタ12の接続ポート24とは接続通路80を介して接続されている。また、図2に示すように、吸着室67において、トラップケース本体51の接続ポート55側の約半部をガス導入側の部分67aといい、同じく大気ポート56側の約半分を大気開放側の部分67bという。また、メインキャニスタ12の接続ポート24は本明細書でいう「破過ガス出口ポート」に相当する。また、トラップキャニスタ14の接続ポート55は本明細書でいう「ガス導入ポート」に相当する。
前記トラップキャニスタ14には、トラップキャニスタ14(詳しくは、吸着室67)をバイパスするバイパス通路82が設けられている。バイパス通路82の一端部(上流側の端部)は前記接続通路80の途中に接続されており、また、その他端部(下流側の端部)は前記大気開放通路57の途中に接続されている。バイパス通路82には、該バイパス通路82を通常は遮断し、給油時に連通させるダイアフラム弁84が設けられている。また、バイパス通路82は、接続通路80とダイアフラム弁84との間をつなぐ上流側通路部82aと、ダイアフラム弁84と大気開放通路57との間をつなぐ下流側通路部82bとを有する。なお、ダイアフラム弁84は本明細書でいう「弁手段」に相当する。
前記ダイアフラム弁84は、弁ケース86と、弁ケース86内に設けられたダイアフラム87とを備えている。ダイアフラム87は、ゴム状弾性材からなり、可撓性を有する。また、ダイアフラム87により、弁ケース86内が2室すなわち下側の調圧室88と上側の背圧室89とに区画されている。調圧室88は、バイパス通路82の上流側通路部82aに連通されているとともに、バイパス通路82の下流側通路部82bに連通されている。また、ダイアフラム87の中央部は、上流側通路部82aの開口部いわゆる弁座90を閉塞する弁部87aになっている。また、背圧室89において、弁ケース86とダイアフラム87との間には、コイルバネからなるバネ部材92が介装されている。バネ部材92は、ダイアフラム87の弁部87aを弁座90に着座する方向すなわち弁座90を閉じる方向へ付勢している。また、背圧室89は、負圧導入通路94を介してバイパス通路82の下流側通路部82bの途中に連通されている。バイパス通路82の下流側通路部82bに対する負圧導入通路94の連通部には、通路断面積を絞る絞り部96が設けられている。絞り部96は、給油時にバイパス通路82の下流側通路部82bを流れるエアの流れを利用したベンチュリ効果により、負圧導入通路94に負圧を発生させる。なお、絞り部96は本明細書でいう「負圧発生手段」に相当する。
次に、前記蒸発燃料処理装置10(図1参照)の動作について説明する。給油時以外の通常時、例えば駐車時、パージ時等において、トラップキャニスタ14(図2参照)のダイアフラム弁84は、バイパス通路82を遮断する閉弁状態、すなわちバネ部材92の付勢によってダイアフラム87の弁部87aが弁座90に着座された状態にある(図2中、実線87参照)。また、駐車時において、燃料タンク27内で発生した蒸発燃料を含む蒸発燃料ガスは、メインキャニスタ12のタンクポート22を介して第1吸着室41に導入される。蒸発燃料ガスは、第1吸着室41、連通路20、第2吸着室42を通る。その際、蒸発燃料ガス中の蒸発燃料は、第1吸着室41及び第2吸着室42の吸着体44に吸着される。そして、メインキャニスタ12から排出された破過ガスは、接続通路80を介してトラップキャニスタ14に導入される。破過ガスは、トラップキャニスタ14(図2参照)の吸着室67を通る。その際、破過ガス中の蒸発燃料は、吸着室67の吸着体74に吸着される。このとき、吸着室67の蓄熱体76の潜熱を利用して、蒸発燃料の吸着時の吸着体74の温度上昇が抑制されることにより、蒸発燃料の吸着が促進される。そして、最終的には、蒸発燃料を含まない空気あるいはほとんど含まない空気は、大気ポート56から大気開放通路57を介して大気に放出される。
また、パージ時(エンジン31の運転中のパージ制御時)において、電子制御装置(ECU)によりパージ制御弁34が開弁されると、エンジン31の吸気負圧がメインキャニスタ12のパージポート23を介して第1吸着室41に導入されることにより、大気中の空気が、前記蒸発燃料ガスの流れとは逆方向に流れる。このため、トラップキャニスタ14の吸着室67の吸着体74から蒸発燃料が脱離(パージ)される。このとき、吸着室67の蓄熱体76の潜熱を利用して、蒸発燃料の脱離時の吸着体74の温度低下が抑制されることにより、蒸発燃料の脱離が促進される。また、蒸発燃料を含んだガスが、メインキャニスタ12の第2吸着室42及び第1吸着室41を通ることにより、両吸着室42,41の吸着体44からも蒸発燃料が脱離された後、パージポート23からエンジン31の吸気通路32にパージされる。
また、給油時において、燃料タンク27内で発生した蒸発燃料を含む蒸発燃料ガスは、メインキャニスタ12のタンクポート22を介して第1吸着室41に導入される。蒸発燃料ガスは、第1吸着室41、連通路20、第2吸着室42を通る。その際、蒸発燃料ガス中の蒸発燃料は、第1吸着室41及び第2吸着室42の吸着体44に吸着される。また、通常、給油は、エンジン31の運転後すなわちパージ後に行われる。このため、燃料タンク27内で発生した蒸発燃料は、メインキャニスタ12の第1吸着室41及び第2吸着室42の吸着体44によって十分吸着される。このため、メインキャニスタ12から接続通路80からは、破過ガスではなくエアが排出される。
前記接続通路80に排出されたエアは、トラップキャニスタ14の吸着室67に充填された吸着体74による通気抵抗によって、バイパス通路82の上流側通路部82aを流れようとする。すると、バイパス通路82の上流側通路部82aを流れようとするエア(図2中、矢印Y1参照)の圧力によって、ダイアフラム弁84のダイアフラム87がバネ部材92の付勢に抗して開弁される(図2中、二点鎖線87参照)。すなわち、ダイアフラム87の弁部87aが弁座90から離座される。これにより、バイパス通路82の上流側通路部82aと下流側通路部82bとが連通されるため、エアがバイパス通路82の下流側通路部82bを通り、大気開放通路57から大気に排出される(図2中、矢印Y2参照)。
また、このとき、バイパス通路82の下流側通路部82bを流れるエアの流れ(図2中、矢印Y2参照)により、負圧導入通路94に絞り部96による負圧が発生し、その負圧がダイアフラム弁84の背圧室89に印加すなわち作用される(図2中、矢印Y3参照)。これにより、ダイアフラム87が背圧室89側へ吸引されるため、ダイアフラム87の弁開度すなわちダイアフラム弁84の開度が増大される。また、給油が停止されると、エアの流れがなくなることにより、ダイアフラム87がバネ部材92の付勢によって閉じられるため、ダイアフラム弁84が閉弁状態となる。
前記したトラップキャニスタ14(図2参照)によると、通常はバイパス通路82を遮断しているダイアフラム弁84が、給油時にバイパス通路82(詳しくは上流側通路部82aと下流側通路部82b)を連通させることにより、給油時にメインキャニスタ12から排出されるエアが、吸着室67をバイパスするバイパス通路82を流れる。これにより、給油時の圧損を低減し、給油性を向上することができる。
また、バイパス通路82の下流側通路部82bを流れるエアの流れを利用して絞り部96が負圧を発生し、その負圧が負圧導入通路94を介してダイアフラム弁84の背圧室89に印加される。これによって、ダイアフラム弁84の弁開度が増大されるため、給油時のダイアフラム弁84による圧損の増大を抑制することができる。
また、吸着室67には、吸着体74の温度を調節する蓄熱体76が設けられている。したがって、蓄熱体76により吸着体74の温度を調節することによって、蒸発燃料の脱離量を向上し、蒸発燃料の残存量を低減できるため、吹き抜けを低減することができる。ひいては、DBL性能を向上することができ、外気温が低い環境下でも蒸発燃料の吸脱着性能を向上することができる。また、蓄熱体76の潜熱により吸着体74の温度変化を抑制することによって、蒸発燃料の残存量を低減し、吹き抜けを低減することができる。
また、吸着体74は、メインキャニスタ12(図1参照)のガス出口側の吸着室(第2吸着室42)に充填される粒状の吸着体44に比べて、BWCが大きい高吸着能を有する粒状の吸着体である。したがって、このような高吸着能を有する吸着体74と蓄熱体76とを併用することにより、高吸着能を有する吸着体74を用いても、蒸発燃料の脱離量を向上し、蒸発燃料の残存量を低減できるため、吹き抜けを低減することができる。ひいては、DBL性能を向上することができる。
[実施形態2]
実施形態2を説明する。本実施形態以降の実施形態は、前記実施形態1のトラップキャニスタ14に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図3はトラップキャニスタを示す断面図である。
本実施形態は、図3に示すように、実施形態1におけるトラップケース50の形状を変更したものである。すなわち、トラップケース50のトラップケース本体51は、左部において大径をなす大径筒部51aと、右部において小径をなす小径筒部51bとを有する。大径筒部51aと小径筒部51bとの間には、両筒部51a,51b間を連通しかつ通路断面積が徐々に変化するテーパ状のテーパ状筒部51cが形成されている。なお、トラップケース本体51の大径筒部51a、小径筒部51b、テーパ状筒部51c、接続ポート55、大気ポート56が同心状に配置されている。
前記トラップケース本体51の小径筒部51bとテーパ状筒部51cとの間には、両筒部51a,51b内を仕切る通気性を有する仕切部材69が配置されている。仕切部材69には、弾性を有する発泡樹脂製のフィルタ、例えば発泡ウレタンにより形成されたフィルタが用いられている。また、仕切部材69は、前記吸着室67を左右2室に分割している。左側の室が大径側の分室70とされているとともに、右側の室が小径側の分室72とされている。なお、仕切部材69は、必要に応じて設けられるものであり、省略することもできる。
前記トラップケース50は、他端側の部分に相当する大径筒部51a内の通路断面積に比べ、一端側の部分に相当する小径筒部51b内の通路断面積が小さく形成されている。これによって、トラップケース50の外側に、大径筒部51aと小径筒部51bとによる段差状の凹状部98が形成される。凹状部98(詳しくは小径筒部51bの外側)には、ダイアフラム弁84が配置されている。
本実施形態によると、トラップケース50の外側に、大径筒部(他端側の部分)51aと小径筒部(一端側の部分)51bとによる段差状の凹状部98が形成される。このため、トラップケース50の外側の凹状部98にダイアフラム弁84を配置することにより、トラップキャニスタ14をコンパクト化することができる。
また、吸着室67の大気開放側の部分67bの通路断面積がガス導入側の部分67aの通路断面積よりも小さく形成されていることにより、大気開放側の部分67bの通路断面積を小さくすることで吸着体74の吸着・脱離能力を向上し、これにともない増加する圧損を、ガス導入側の部分67aの通路断面積を大きくすることで抑制することができる。これにより、蒸発燃料の残存量を低減し、吹き抜けを低減しながら、圧損の増加を抑制することができる。すなわち、DBL性能を向上しながら、通気抵抗を抑制することができる。また、ガス導入側の部分67aの通路断面積を大きくし、トラップケース50の軸方向の長さを短縮することにより、車両に対する搭載性を向上することができる。
また、吸着室67が通路断面積が徐々に変化する断面積徐変部67cを有するため、ガスをガス導入側の部分67aから大気開放側の部分67bへスムーズに流すことができる。これにより、圧損を低減することができる。なお、断面積徐変部67cは、必要に応じて設けられるものであり、省略することもできる。
[実施形態3]
実施形態3を説明する。図4はトラップキャニスタを示す断面図である。なお、図4において、トラップキャニスタ14の上下方向は、車両に対する搭載状態における天地方向に対応する。
本実施形態は、図4に示すように、前記実施形態2(図3参照)におけるトラップキャニスタ14を、車両に対する搭載状態において、吸着室67の大気開放側の部分67bに比べて、該吸着室67のガス導入側の部分67aが地側に配置されている。したがって、破過ガスの流れがアップフローになることにより、破過ガスの蒸発燃料がガス導入側の部分67aから大気開放側の部分67bへ浮上し難く、また、吸着体74に吸着した蒸発燃料がガス導入側の部分67aからパージし易くなる。このため、蒸発燃料の吸脱着性能を向上することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、トラップキャニスタ14の吸着室67は、円筒状に限らず、角筒状でもよい。また、メインキャニスタ12における吸着室67の数は、2室に限らず、1室又は3室以上でもよい。また、吸着体74としては、粒状の吸着体74の他、ハニカム活性炭を用いてもよい。また、蓄熱体76としては、蓄熱体76の他、電気ヒータを用いてもよい。また、蓄熱体76としては、粒状以外の形状の蓄熱体76を用いてもよい。また、弁手段としては、ダイアフラム弁84の他、電磁弁を用いてもよい。また、前記実施形態におけるバイパス通路82の上流側通路部82aは、接続通路80に代え、トラップケース50内の接続ポート55側の空間部65に接続してもよい。また、前記実施形態におけるバイパス通路82の下流側通路部82bは、接続通路80に代え、トラップケース50内の大気ポート56側の空間部60に接続してもよい。また、トラップケース50のトラップケース本体51の大径筒部51aと小径筒部51bとは、同心状に限らず、偏心状に配置してもよい。また、負圧導入通路94及び絞り部96は、必要に応じて設けられるものであり、省略することもできる。
10…蒸発燃料処理装置
12…メインキャニスタ
14…トラップキャニスタ
44…吸着体
50…トラップケース
51a…大径筒部(他端側の部分)
51b…小径筒部(一端側の部分)
67…吸着室
67a…ガス導入側の部分
67b…大気開放側の部分
74…吸着体
76…蓄熱体(温調手段)
82…バイパス通路
82a…上流側通路部
82b…上流側通路部
84…ダイアフラム弁(弁手段)
96…絞り部(負圧発生手段)
87…ダイアフラム
88…調圧室
89…背圧室

Claims (7)

  1. 一端が大気に開放されかつ他端から破過ガスを導入するトラップケース内に、蒸発燃料を吸着するメインキャニスタから排出された破過ガスに含まれる蒸発燃料を吸着及び脱離可能な吸着体が充填された吸着室を備えるトラップキャニスタであって、
    前記吸着室をバイパスするバイパス通路が設けられ、
    前記バイパス通路には、該バイパス通路を通常は遮断し、給油時に連通させる弁手段が設けられており、
    前記弁手段は、給油時に前記バイパス通路を流れるエアの圧力により開弁されるダイアフラム弁よりなり、
    前記バイパス通路を流れるエアの流れを利用して負圧を発生する負圧発生手段が設けられ、
    前記負圧発生手段により発生する負圧が前記ダイアフラム弁の背圧室に印加される構成とした
    ことを特徴とするトラップキャニスタ。
  2. 一端が大気に開放されかつ他端から破過ガスを導入するトラップケース内に、蒸発燃料を吸着するメインキャニスタから排出された破過ガスに含まれる蒸発燃料を吸着及び脱離可能な吸着体が充填された吸着室を備えるトラップキャニスタであって、
    前記吸着室をバイパスするバイパス通路が設けられ、
    前記バイパス通路には、該バイパス通路を通常は遮断し、給油時に連通させる弁手段が設けられており、
    前記バイパス通路の一端部は、前記メインキャニスタと前記トラップキャニスタとを接続する接続通路の途中に接続されており、前記バイパス通路の他端部は、前記トラップキャニスタを大気に開放する大気開放通路の途中に接続されており、
    前記弁手段は、給油時に前記バイパス通路を流れるエアの圧力により開弁されるダイアフラム弁よりなり、
    前記バイパス通路を流れるエアの流れを利用して負圧を発生する負圧発生手段が設けられ、
    前記負圧発生手段により発生する負圧が前記ダイアフラム弁の背圧室に印加される構成とした
    ことを特徴とするトラップキャニスタ。
  3. 請求項1又は2に記載のトラップキャニスタであって、
    前記ダイアフラム弁の調圧室には、前記バイパス通路の破過ガス導入側の通路部が連通されているとともに、前記バイパス通路の大気開放側の通路部が連通されており、
    前記ダイアフラム弁の背圧室は、負圧導入通路を介して、前記バイパス通路の大気開放側の通路部の途中に連通されており、
    前記負圧発生手段は、前記バイパス通路の大気開放側の通路部に対する前記負圧導入通路の連通部に設けられかつその連通部の通路断面積を絞る絞り部である
    ことを特徴とするトラップキャニスタ。
  4. 請求項1〜に記載のトラップキャニスタであって、
    前記トラップケースの他端側の部分の通路断面積に比べ、該トラップケースの一端側の部分の通路断面積が小さく形成されていることを特徴とするトラップキャニスタ。
  5. 請求項1〜のいずれか1つに記載のトラップキャニスタであって、
    前記吸着室には、前記吸着体の温度を調節する温調手段が設けられていることを特徴とするトラップキャニスタ。
  6. 請求項に記載のトラップキャニスタであって、
    前記吸着体は、前記メインキャニスタのガス出口側の吸着室に充填される粒状の吸着体に比べて、ASTM法によるブタンワーキングキャパシティが大きい高吸着能を有する粒状の吸着体であることを特徴とするトラップキャニスタ。
  7. 請求項1〜のいずれか1つに記載のトラップキャニスタであって、
    車両に対する搭載状態において、前記吸着室の大気開放側の部分に比べて、該吸着室のガス導入側の部分が地側に配置されていることを特徴とするトラップキャニスタ。
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