JP2000045894A - 内燃機関の吸気騒音低減装置 - Google Patents

内燃機関の吸気騒音低減装置

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JP2000045894A
JP2000045894A JP10214101A JP21410198A JP2000045894A JP 2000045894 A JP2000045894 A JP 2000045894A JP 10214101 A JP10214101 A JP 10214101A JP 21410198 A JP21410198 A JP 21410198A JP 2000045894 A JP2000045894 A JP 2000045894A
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intake
air
valve
negative pressure
speed
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JP10214101A
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English (en)
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Takasuke Shikita
卓祐 敷田
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きなコストアップや燃費の悪化を招かずに
内燃機関の吸気騒音を低減できる装置の提供。 【解決手段】 吸気口10aを開閉するバルブ16はベ
ンチュリー24にて生じる負圧を利用した負圧アクチュ
エータ20を用いているので、自動車が市街地走行にあ
る場合には吸気流の速度が低くなってベンチュリー24
からの負圧が不十分となりバルブ16が自然に閉じる。
このため吸気口10aからの吸気騒音が外部に放出され
なくなり吸気騒音を低減することができる。更に、バキ
ュームポンプ、バキュームタンク、ECUにおける特別
なICあるいは特別なプログラム、VSV等は全く必要
なく、これらを作動させるための電気エネルギーやエン
ジンの駆動エネルギーも不要であり、大きなコストアッ
プや燃費の悪化を招かずに、吸気騒音を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気騒
音を低減する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関が発生する騒音の一つとして、
吸気口から発せられる吸気騒音がある。特に、自動車用
の内燃機関においては、このような吸気騒音を有効に低
減させるために、市街地などの低速走行時において吸気
口を部分的に閉じて吸気口からの放射騒音を低減させる
ことが考えられる。例えば、騒音低減を目的としている
ものではないが、特開昭63−85251号公報記載の
内燃機関用エアクリーナ装置は、吸気用の2つのインレ
ットを有し、内燃機関が低回転にある場合には一方のイ
ンレットを閉じ、高回転にある場合には開くように制御
し、体積効率の安定化を実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この技術は、
一方のインレットの開閉を行う弁を駆動するために、バ
キュームポンプ、バキュームタンク、バキュームスイッ
チングバルブ(VSV)およびバキュームモータを用い
て、電子制御ユニット(ECU)の制御を実行してい
る。すなわち、バキュームポンプによりバキュームタン
ク内に発生させた負圧を利用して、内燃機関を制御して
いるECUからの支持によりVSVを介して、バキュー
ムモータを作動させることにより行っている。
【0004】このように、一部の吸気口の開閉のため
に、バキュームポンプ、バキュームタンク、ECUにお
ける特別なICあるいは特別なプログラム、VSVおよ
びこれらを作動させるための電気エネルギーや内燃機関
の駆動エネルギーを必要とすることになり、吸気騒音対
策に大きなコストアップや燃費の上昇を招くものとなっ
ている。
【0005】本発明は、上述した大きなコストアップや
燃費の悪化を招かずに、吸気騒音を低減できる装置の提
供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の内燃機関
の吸気騒音低減装置は、内燃機関の吸気通路に設けられ
た少なくとも2つの吸気口と、前記吸気口の内の1つを
開閉するバルブと、前記吸気通路に設けられたベンチュ
リーと、前記吸気通路内の吸気流の速度に応じて前記ベ
ンチュリーに発生する負圧を導入することにより、前記
吸気通路内の吸気流の速度が低い場合には前記バルブを
閉じ、前記吸気通路内の吸気流の速度が高い場合には前
記バルブを開くよう動作する負圧アクチュエータとを備
えたことを特徴とする。
【0007】吸気口の内の1つを開閉するバルブは、ベ
ンチュリーにて生じる負圧を利用した負圧アクチュエー
タにより、吸気通路内の吸気流の速度が低い場合には閉
じられ、吸気通路内の吸気流の速度が高い場合には開か
れる。このことにより、自動車等に搭載された内燃機関
では、市街地走行のように低い吸気量である場合には、
吸気流の速度が低くベンチュリーからの負圧が不十分に
なるので、バルブは閉じることになる。このため、少な
くとも2つある吸気口の内の1つが閉塞されて、この吸
気口からの吸気騒音が外部に放出されなくなり、吸気騒
音の低減が行われる。なお、吸気流の速度が高くなる場
合は高速道路での走行などのように市街地以外の場所で
の走行であることから、吸気口がすべて開いて通常の吸
気騒音状態となっても騒音問題は生じない。
【0008】しかも、上記バルブの開閉動作にはベンチ
ュリーで発生する負圧を使用することで吸気口の開閉が
自動的にできるので、バキュームポンプ、バキュームタ
ンク、ECUにおける特別なICあるいは特別なプログ
ラム、VSV等は全く用いる必要がない。したがって、
これらを作動させるための電気エネルギーや内燃機関の
駆動エネルギーは不要である。このため、大きなコスト
アップや燃費の悪化を招かずに、吸気騒音を低減でき
る。
【0009】請求項2記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置は、内燃機関の吸気通路に設けられた吸気口と、前記
吸気口の開度を調整するバルブと、前記吸気通路に設け
られたベンチュリーと、前記吸気通路内の吸気流の速度
に応じて前記ベンチュリーに発生する負圧を導入するこ
とにより、前記吸気通路内の吸気流の速度が低い場合に
は前記バルブを部分的に閉じ、前記吸気通路内の吸気流
の速度が高い場合には前記バルブを開くよう動作する負
圧アクチュエータとを備えたことを特徴とする。
【0010】ここでは、1つ設けられた吸気口に対して
バルブが設けられ、このバルブが負圧アクチュエータに
より、ベンチュリーに発生する負圧を利用して、吸気通
路内の吸気流の速度が低い場合には部分的に閉じられ、
吸気通路内の吸気流の速度が高い場合には開かれる。
【0011】このため、吸気流の速度が低い場合は、吸
気口が狭められて、吸気口から外部に吸気騒音が放出さ
れる量が少なくなる。したがって吸気騒音を低減でき
る。吸気流の速度が高い場合は通常の吸気騒音状態とな
るが請求項1で述べたごとく問題ない。
【0012】この構成においても、吸気口の開閉が自動
的にでき、バキュームポンプ、バキュームタンク、EC
Uにおける特別なICあるいは特別なプログラム、VS
V等は全く用いておらず、これらを作動させるための電
気エネルギーや内燃機関の駆動エネルギーは不要であ
る。このため、大きなコストアップや燃費の悪化を招か
ずに、吸気騒音を低減できる。更に、請求項1よりも構
成が少なくなり製造コストも低減できる。
【0013】請求項3記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置は、請求項1または2記載の構成に対して、前記吸気
口はエアクリーナに設けられ、前記ベンチュリーは前記
エアクリーナとスロットルボディとを接続する吸気通路
に配置されていることを特徴とする。
【0014】このように具体的には、吸気口はエアクリ
ーナに設けられ、ベンチュリーはエアクリーナとスロッ
トルボディを接続する吸気通路に配置されている構成に
て、前述した作用効果を生じさせることができる。
【0015】請求項4記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置は、吸気通路先端に設けられた筐体と、前記筐体に開
口する少なくとも2つの吸気口と、前記吸気口毎に設け
られて、前記各吸気口から吸入される空気を導入する導
入管と、前記導入管の1つを開閉するバルブと、前記各
導入管からの吸入空気を集合させて、前記筐体内に放出
する集合管と、前記集合管内に設けられたベンチュリー
と、前記筐体内にて前記集合管から放出される吸入空気
が直接当たらない位置に配置され、前記集合管内の吸気
流の速度に応じて前記ベンチュリーに発生する負圧を導
入することにより、前記集合管内の吸気流の速度が低い
場合には前記バルブを閉じ、前記集合管内の吸気流の速
度が高い場合には前記バルブを開くよう動作する負圧ア
クチュエータとを備えたことを特徴とする。
【0016】このように筐体の各吸気口から吸入される
空気を導入する導入管を集合させた集合管内にベンチュ
リーを設け、更に、同じ筐体内にて集合管から放出され
る吸入空気が直接当たらない位置に負圧アクチュエータ
を配置して、集合管内の吸気流の速度が低い場合には1
つの導入管内のバルブを閉じ、集合管内の吸気流の速度
が高い場合には前記バルブを開くよう動作させている。
【0017】このことにより、前述した請求項1と同一
の作用効果と共に、吸気騒音低減装置としての機能を果
たす構成である吸気口、導入管、集合管、バルブ、ベン
チュリーおよび負圧アクチュエータを1つの筐体にまと
めることができるので、これらを一体として扱えること
から、内燃機関の組立作業が容易となり製造コストを更
に低減させることができる。
【0018】請求項5記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置は、吸気通路先端に設けられた筐体と、前記筐体に開
口する吸気口と、前記吸気口に設けられて、前記吸気口
から吸入される空気を前記筐体内に導入する導入管と、
前記導入管の開度を調整するバルブと、前記導入管内に
設けられたベンチュリーと、前記筐体内にて前記導入管
から放出される吸入空気が直接当たらない位置に配置さ
れ、前記導入管内の吸気流の速度に応じて前記ベンチュ
リーに発生する負圧を導入することにより、前記導入管
内の吸気流の速度が低い場合には前記バルブを部分的に
閉じ、前記導入管内の吸気流の速度が高い場合には前記
バルブを開くよう動作する負圧アクチュエータとを備え
たことを特徴とする。
【0019】このように吸気口と導入管は1つでも、部
分的な閉状態と開状態との間でバルブの開度が調整され
ることで、前記請求項2と同じ作用効果を生じる。これ
と共に、前記請求項4と同様に、吸気騒音低減装置とし
ての機能を果たす構成である吸気口、導入管、バルブ、
ベンチュリーおよび負圧アクチュエータを1つの筐体に
まとめることができるので、内燃機関の組立作業が容易
となり、製造コストを更に低減させることができる。更
に、請求項4よりも構成が少なくなり製造コストも一層
低減できる。
【0020】請求項6記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置は、請求項4または5記載の構成に対して、前記ベン
チュリーから前記負圧アクチュエータへの負圧導入路が
前記筐体内に配置されていることを特徴とする。
【0021】このように、ベンチュリーから負圧アクチ
ュエータへの負圧導入路も筐体内に配置されることによ
り配管が筐体外部に出ないため、吸気騒音低減装置自体
をコンパクトに形成できる。このため、例えば、自動車
のエンジンルーム内での配置的自由度が高まる。
【0022】請求項7記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置は、請求項1〜6のいずれか記載の構成に対して、前
記負圧アクチュエータは、前記ベンチュリーから導入し
た負圧と背圧とのバランスにより作動するアクチュエー
タであることを特徴とする。
【0023】このような負圧アクチュエータにより、前
述したごとく多くの装置を設けることなく大きなコスト
アップや燃費の悪化を招かずに、吸気騒音低減の作用効
果を生じさせることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、内燃機
関としての自動車用ガソリンエンジンに組み込まれてい
る吸気騒音低減装置の概略構成を表す断面図である。吸
気騒音低減装置は、エアクリーナ2の筐体4に組み付け
られている。筐体4内には、エアフィルタ6が設けら
れ、エアフィルタ6より上流側に、筐体4を貫通して設
けられている導入管8,10が取り付けられ、各導入管
8,10の先端には筐体4内に空気を吸入するための吸
気口8a,10aが開口している。
【0025】また、エアフィルタ6より下流側には、吸
気通路12が筐体4に接続されて、エアフィルタ6にて
清浄にされた空気をスロットルボディ14側に導入して
いる。スロットルボディ14に導入された空気は、スロ
ットルボディ14内の図示していないスロットルバルブ
にて吸気量が調整された後、図示していないシリンダに
供給される。
【0026】第1導入管8と第2導入管10とを比較す
ると第2導入管10の方が内径が大きく形成されてい
る。この第2導入管10内には、吸気口10aの開度を
調整するためのバルブ16が設けられている。このバル
ブ16はバタフライ型バルブであり、回転軸16aを中
心に設けた円板16bの回転位相により開度が変化す
る。この回転軸16aの一端は、第2導入管10を貫通
して第2導入管10の外に突出し、レバー18を設けて
いる。このレバー18の揺動により回転軸16aが回転
しバルブ開度が調整できる。
【0027】エアクリーナ2の筐体4の周壁部4aに
は、負圧アクチュエータ20が設けられている。この負
圧アクチュエータ20は、その本体ケース20a内にダ
イヤフラム20bを有し、ダイヤフラム20bにより区
画された一方の第1ダイヤフラム室20cは負圧導入路
22を介して吸気通路12に設けられているベンチュリ
ー24に接続されている。他方の第2ダイヤフラム室2
0dは開放口20eを介して筐体4内で安定した圧力が
得られる位置、特に導入管8,10から放出される吸入
空気が直接当たらない位置(本実施の形態では第2導入
管10の外周面と筐体4の周壁部4a内周面との間の空
間位置)から、筐体4内の空気を背圧として導入してい
る。
【0028】第2ダイヤフラム室20d側のダイヤフラ
ム20bの一面には、第2導入管10の側面に向けて突
出するロッド20fが設けられている。このロッド20
fの先端は、一端がバルブ16の回転軸16aに取り付
けられているレバー18の他端に設けられた長孔18a
に、揺動可能に取り付けられている。
【0029】ここで、本ガソリンエンジンが搭載されて
いる自動車が市街地を走行しているため比較的エンジン
の吸気量が少ない場合には、ベンチュリー24の中心孔
24aを流れる吸気流の速度も低いものとなる。このた
め、ベンチュリー24にて発生する負圧の程度は小さ
く、第1ダイヤフラム室20cの圧力は、背圧である第
2ダイヤフラム室20dの圧力(すなわち、筐体4内の
圧力)と差がほとんどない。
【0030】このように第1ダイヤフラム室20cの圧
力と第2ダイヤフラム室20dの圧力とに差がない場合
には、ダイヤフラム20bの位置は、第2ダイヤフラム
室20d側に偏るように負圧アクチュエータ20が設計
されている。したがって、ロッド20fは最も突出した
状態となり、レバー18を図における右回転の限界まで
移動させる。このことで、バルブ16は全閉状態とな
る。この状態が図2(A)に示した状態である。したが
って第2導入管10の吸気口10aからは空気は吸入さ
れず、第1導入管8の吸気口8aからの吸気のみとな
る。
【0031】次に、市街地から離れて、自動車の速度が
上がり始めると、エンジンへの吸気量も増加し、吸気通
路12に流れる吸気流の速度も増加し、ベンチュリー2
4の中心孔24aを流れる吸気流の速度も増加する。こ
のため、ベンチュリー24にて発生する負圧は次第に大
きくなり、第1ダイヤフラム室20cの圧力は、背圧で
ある第2ダイヤフラム室20dの圧力よりも低くなって
くる。このため、ダイヤフラム20bの位置は、第2ダ
イヤフラム室20d側から次第に第1ダイヤフラム室2
0c側に移動する。この状態が図1に示した状態であ
る。したがって、ロッド20fはその突出量が次第に少
なくなり、レバー18を左回転させる。このことで、バ
ルブ16は全閉状態から開度を大きくし次第に開き始め
る。したがって第2導入管10の吸気口10aからの吸
入が開始され、空気は、第1導入管8の吸気口8aと第
2導入管10の吸気口10aとの両方から吸気される。
【0032】そして、高速道路などにて、高速で走行し
ている場合には、エンジンのシリンダへの吸気量も大き
く増加し、吸気通路12に流れる吸気流の速度も高速と
なり、ベンチュリー24の中心孔24aを流れる吸気流
の速度もほぼ最大になる。このため、ベンチュリー24
にて発生する負圧は最も大きくなり、第1ダイヤフラム
室20cの圧力は最低となり、背圧である第2ダイヤフ
ラム室20dの圧力に対して差が最も大きくなる。
【0033】このため、ダイヤフラム20bの位置は、
最も第1ダイヤフラム室20c側に偏った位置となる。
この状態が図2(B)に示す状態である。したがって、
ロッド20fはその突出量が最小となり、レバー18を
左回転の限界まで移動する。このことで、バルブ16は
全開状態となる。したがって第2導入管10の吸気口1
0aから最大限の吸入が行われ、第1導入管8の吸気口
8aと第2導入管10の吸気口10aとの両方において
最大限の開度で空気が吸入される。
【0034】以上説明した本実施の形態によれば、以下
の効果が得られる。 (イ).一方の第2導入管10の吸気口10aを開閉す
るバルブ16は、ベンチュリー24にて生じる負圧を利
用した負圧アクチュエータ20により、吸気通路12内
の吸気流の速度が低い場合には閉じられ、吸気通路12
内の吸気流の速度が高い場合には開かれる。すなわち、
自動車が市街地走行にある場合には、吸気流の速度が低
くなってベンチュリー24からの負圧が不十分になるの
で、バルブ16が閉じる。このため、第2導入管10の
吸気口10aが閉塞されて、この吸気口10aからの吸
気騒音が外部に放出されなくなり、吸気騒音を低減する
ことができる。
【0035】なお、吸気流の速度が高くなる場合は高速
道路での走行などのように市街地以外の場所での走行で
あることから、吸気口10aが全開となって通常の吸気
騒音状態となっても騒音問題は生じない。
【0036】しかも、バルブ16の開閉動作にはベンチ
ュリー24で発生する負圧を使用する負圧アクチュエー
タ20を用いることで吸気口10aの開閉が自動的にで
きるので、バキュームポンプ、バキュームタンク、EC
Uにおける特別なICあるいは特別なプログラム、VS
V等は全く用いておらず、これらを作動させるための電
気エネルギーやエンジンの駆動エネルギーは不要であ
る。このため、大きなコストアップや燃費の悪化を招か
ずに、吸気騒音を低減できる。
【0037】[実施の形態2]図3(A),(B)は実
施の形態2としての吸気騒音低減装置の概略構成を表す
断面図である。本実施の形態2の吸気騒音低減装置が前
記実施の形態1の吸気騒音低減装置と異なる点は、負圧
アクチュエータ60はエアクリーナ42の筐体44内に
おいて、エアフィルタ46の上流側に全体が収納されて
いる点であり、また導入管48,50はその下流側で図
示するごとく1つの集合管51に集合してエアフィルタ
46側へ吸気を供給している点である。そして、ベンチ
ュリー64はこの集合管51内に配置されている。した
がって、負圧導入路62はエアクリーナ42の筐体44
から外に出ることなく、負圧アクチュエータ60の第1
ダイヤフラム室60cに接続される。その他の構成は前
述した実施の形態1と同じである。
【0038】本実施の形態2の吸気騒音低減装置はこの
ように構成されていることにより、自動車が市街地を走
行しているため比較的エンジンの吸気量が少ない場合に
は、実施の形態1にて説明した作用と同じ作用によりベ
ンチュリー64にて発生する負圧は小さなものとなり、
第1ダイヤフラム室60cの圧力は第2ダイヤフラム室
60dの圧力と差がほとんどなく、ダイヤフラム60b
の位置は、第2ダイヤフラム室20d側に偏るので、ロ
ッド60fは最も突出した状態となり、レバー58を図
示での右回転の限界まで移動させている。このことで、
バルブ56は全閉状態となる。この状態が図3(A)に
示す状態である。したがって第2導入管50の吸気口5
0aからは空気は吸入されず、第1導入管48の吸気口
48aからの吸気が集合管51に供給されて、エアフィ
ルタ46側へ排出される。
【0039】次に、市街地から離れて、自動車の速度が
上がり始めると、エンジンへの吸気量も増加し、第1導
入管48から集合管51へと流れる吸気流の速度も増加
し、ベンチュリー64の中心孔64aを流れる吸気流速
も増加する。このため、ベンチュリー64にて発生する
負圧は次第に大きくなり、第1ダイヤフラム室60cの
圧力は、第2ダイヤフラム室60dの圧力よりも小さく
なってくる。このため、ダイヤフラム60bの位置は、
第2ダイヤフラム室60d側から次第に第1ダイヤフラ
ム室60c側に移動するので、ロッド60fはその突出
量が次第に少なくなり、レバー58を左回転させる。こ
のことで、バルブ56は全閉状態から次第に開き始め
る。したがって第2導入管50の吸気口50aからの吸
入が開始され、集合管51へは、第1導入管48の吸気
口48aと第2導入管50の吸気口50aとの両方から
の吸気が供給される。
【0040】そして、高速道路などにて、高速で走行し
ている場合には、エンジンへの吸気量も大きく増加し、
集合管51に流れる吸気流の速度もほぼ最大となり、ベ
ンチュリー64の中心孔64aを流れる吸気流の速度も
最大となる。このため、ベンチュリー64にて発生する
負圧は最も大きくなり、第1ダイヤフラム室60cの圧
力は最低となり、背圧である第2ダイヤフラム室60d
の圧力に対して最も差が大きくなる。このため、ダイヤ
フラム60bの位置は、最も第1ダイヤフラム室60c
側に偏った位置となる。この状態が図3(B)に示す状
態である。したがって、ロッド60fはその突出量が最
小となり、レバー58を左回転の限界まで移動する。こ
のことで、バルブ56は全開状態となる。したがって第
2導入管50の吸気口50aから最大限の吸入が行わ
れ、第1導入管48の吸気口48aと第2導入管50の
吸気口50aとの両方から最大限の開度で吸気が集合管
51に供給され、エアフィルタ46を介してスロットル
ボディ側へとエアクリーナ42から吸気が送り出され
る。
【0041】以上説明した本実施の形態によれば、以下
の効果が得られる。 (イ).前記実施の形態1の(イ)と同じ効果が生じ
る。 (ロ).本実施の形態2では、導入管48,50の各吸
気口48a,50aから吸入される空気を集合管51に
集合させるとともに、この集合管51内にベンチュリー
64を設けている。更に、筐体44内にて集合管51か
ら放出される吸入空気が直接当たらない位置に負圧アク
チュエータ60を配置して、集合管51内の吸気流の速
度が低い場合には第2導入管50内のバルブ56を閉
じ、集合管51内の吸気流の速度が高い場合にはバルブ
56を開くよう動作させている。このことにより、吸気
騒音低減装置としての構成である吸気口48a,50
a、導入管48,50、集合管51、バルブ56、ベン
チュリー64および負圧アクチュエータ60を1つの筐
体44にまとめることができる。したがって、エンジン
の組立作業が容易となり、製造コストを一層低減させる
ことができる。
【0042】[その他の実施の形態]・前記実施の形態
1,2において、第2ダイヤフラム室20d,60dに
は、筐体44内の圧力を背圧として導入したが、筐体4
4の外の大気圧を導入してもよい。
【0043】・前記実施の形態1,2では、第1導入管
8,48と第2導入管10,50との2つの導入管を設
けることで、筐体4,44に対して2つの吸気口から空
気を導入していたが、これ以外の構成として、導入管を
1本として、この導入管の内部に、部分的に閉じた状態
(すなわち、中間開度の状態、例えば、開度30%)と
全開状態との間で開度が変化するバルブを設けることと
してもよい。すなわち、市街地走行などで吸気流の速度
が低い場合にはバルブを部分的に閉じた状態として吸気
口からの騒音の放出を抑制し、高速道路などで吸気流の
速度が高い場合にはバルブを全開とすることとしてもよ
い。このことにより、前述した実施の形態1,2に比較
してより簡単な構成で各実施の形態1,2と同様な効果
を実現できる。
【0044】・前記実施の形態1,2では、ベンチュリ
ーからの負圧を第1ダイヤフラム室に導入し、第2ダイ
ヤフラム室を背圧室としたが、逆にベンチュリーからの
負圧を第2ダイヤフラム室に導入し、第1ダイヤフラム
室を背圧室としてもよい。この場合ロッドの動作が逆に
なるので、ロッドの突出量が小さい方が閉、ロッドの突
出量が大きい方が開となるようにバルブを設定する。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の内燃機関の吸気騒音低減
装置においては、吸気口の内の1つを開閉するバルブ
は、ベンチュリーにて生じる負圧を利用した負圧アクチ
ュエータにより、吸気通路内の吸気流の速度が低い場合
には閉じられ、吸気通路内の吸気流の速度が高い場合に
は開かれる。このことにより、自動車等に搭載された内
燃機関では、市街地走行のように低い吸気量である場合
には、吸気流の速度が低くベンチュリーからの負圧が不
十分になるので、バルブは閉じることになる。このた
め、少なくとも2つある吸気口の内の1つが閉塞され
て、この吸気口からの吸気騒音が外部に放出されなくな
り、吸気騒音の低減が行われる。なお、吸気流の速度が
高くなる場合は高速道路での走行などのように市街地以
外の場所での走行であることから、吸気口がすべて開い
て通常の吸気騒音状態となっても騒音問題は生じない。
しかも、上記バルブの開閉動作にはベンチュリーで発生
する負圧を使用することで吸気口の開閉が自動的にでき
るので、バキュームポンプ、バキュームタンク、ECU
における特別なICあるいは特別なプログラム、VSV
等は全く用いる必要がない。したがって、これらを作動
させるための電気エネルギーや内燃機関の駆動エネルギ
ーは不要である。このため、大きなコストアップや燃費
の悪化を招かずに、吸気騒音を低減できる。
【0046】請求項2記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置においては、1つ設けられた吸気口に対してバルブが
設けられ、このバルブが負圧アクチュエータにより、ベ
ンチュリーに発生する負圧を利用して、吸気通路内の吸
気流の速度が低い場合には部分的に閉じられ、吸気通路
内の吸気流の速度が高い場合には開かれる。このため、
吸気流の速度が低い場合は、吸気口が狭められて、吸気
口から外部に吸気騒音が放出される量が少なくなる。し
たがって吸気騒音を低減できる。吸気流の速度が高い場
合は通常の吸気騒音状態となるが請求項1で述べたごと
く問題ない。この構成においても、吸気口の開閉が自動
的にでき、バキュームポンプ、バキュームタンク、EC
Uにおける特別なICあるいは特別なプログラム、VS
V等は全く用いておらず、これらを作動させるための電
気エネルギーや内燃機関の駆動エネルギーは不要であ
る。このため、大きなコストアップや燃費の悪化を招か
ずに、吸気騒音を低減できる。更に、請求項1よりも構
成が少なくなり製造コストも低減できる。
【0047】請求項3記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置においては、請求項1または2記載の構成に対して、
前記吸気口はエアクリーナに設けられ、前記ベンチュリ
ーは前記エアクリーナとスロットルボディとを接続する
吸気通路に配置されている。このように具体的には、吸
気口はエアクリーナに設けられ、ベンチュリーはエアク
リーナとスロットルボディを接続する吸気通路に配置さ
れている構成にて、前述した効果を生じさせることがで
きる。
【0048】請求項4記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置においては、筐体の各吸気口から吸入される空気を導
入する導入管を集合させた集合管内にベンチュリーを設
け、更に、同じ筐体内にて集合管から放出される吸入空
気が直接当たらない位置に負圧アクチュエータを配置し
て、集合管内の吸気流の速度が低い場合には1つの導入
管内のバルブを閉じ、集合管内の吸気流の速度が高い場
合には前記バルブを開くよう動作させている。このこと
により、前述した請求項1と同一の効果と共に、吸気騒
音低減装置としての機能を果たす構成である吸気口、導
入管、集合管、バルブ、ベンチュリーおよび負圧アクチ
ュエータを1つの筐体にまとめることができるので、こ
れらを一体として扱えることから、内燃機関の組立作業
が容易となり製造コストを更に低減させることができ
る。
【0049】請求項5記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置においては、吸気口と導入管は1つでも、部分的な閉
状態と開状態との間でバルブの開度が調整されること
で、前記請求項2と同じ効果を生じる。これと共に、前
記請求項4と同様に、吸気騒音低減装置としての機能を
果たす構成である吸気口、導入管、バルブ、ベンチュリ
ーおよび負圧アクチュエータを1つの筐体にまとめるこ
とができるので、内燃機関の組立作業が容易となり、製
造コストを更に低減させることができる。更に、請求項
4よりも構成が少なくなり製造コストも一層低減でき
る。
【0050】請求項6記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置においては、請求項4または5記載の構成に対して、
前記ベンチュリーから前記負圧アクチュエータへの負圧
導入路が前記筐体内に配置されている。このように、ベ
ンチュリーから負圧アクチュエータへの負圧導入路も筐
体内に配置されることにより配管が筐体外部に出ないた
め、吸気騒音低減装置自体をコンパクトに形成できる。
このため、例えば、自動車のエンジンルーム内での配置
的自由度が高まる。
【0051】請求項7記載の内燃機関の吸気騒音低減装
置においては、請求項1〜6のいずれか記載の構成に対
して、前記負圧アクチュエータは、前記ベンチュリーか
ら導入した負圧と背圧とのバランスにより作動するアク
チュエータである。このような負圧アクチュエータによ
り、前述したごとく多くの装置を設けることなく大きな
コストアップや燃費の悪化を招かずに、吸気騒音低減の
効果を生じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1としての吸気騒音低減装置の概
略構成を表す断面図。
【図2】 図1における吸気騒音低減装置の動作を示す
部分拡大説明図。
【図3】 実施の形態2としての吸気騒音低減装置の概
略構成と動作とを示す部分拡大説明図。
【符号の説明】
2…エアクリーナ、4…筐体、4a…周壁部、6…エア
フィルタ、8…第1導入管、8a,10a…吸気口、1
0…第2導入管、12…吸気通路、14…スロットルボ
ディ、16…バルブ、16a…回転軸、16b…円板、
18…レバー、18a…長孔、20…負圧アクチュエー
タ、20a…本体ケース、20b…ダイヤフラム、20
c…第1ダイヤフラム室、20d…第2ダイヤフラム
室、20e…開放口、20f…ロッド、22…負圧導入
路、24… ベンチュリー、24a…中心孔、42…エ
アクリーナ、44…筐体、46…エアフィルタ、48…
第1導入管、48a,50a…吸気口、50…第2導入
管、51…集合管、56… バルブ、58…レバー、6
0…負圧アクチュエータ、60b…ダイヤフラム、60
c…第1ダイヤフラム室、60d…第2ダイヤフラム
室、60f…ロッド、62…負圧導入路、64… ベン
チュリー、64a…中心孔。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気通路に設けられた少なく
    とも2つの吸気口と、 前記吸気口の内の1つを開閉するバルブと、 前記吸気通路に設けられたベンチュリーと、 前記吸気通路内の吸気流の速度に応じて前記ベンチュリ
    ーに発生する負圧を導入することにより、前記吸気通路
    内の吸気流の速度が低い場合には前記バルブを閉じ、前
    記吸気通路内の吸気流の速度が高い場合には前記バルブ
    を開くよう動作する負圧アクチュエータと、 を備えたことを特徴とする内燃機関の吸気騒音低減装
    置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の吸気通路に設けられた吸気口
    と、 前記吸気口の開度を調整するバルブと、 前記吸気通路に設けられたベンチュリーと、 前記吸気通路内の吸気流の速度に応じて前記ベンチュリ
    ーに発生する負圧を導入することにより、前記吸気通路
    内の吸気流の速度が低い場合には前記バルブを部分的に
    閉じ、前記吸気通路内の吸気流の速度が高い場合には前
    記バルブを開くよう動作する負圧アクチュエータと、 を備えたことを特徴とする内燃機関の吸気騒音低減装
    置。
  3. 【請求項3】 前記吸気口はエアクリーナに設けられ、
    前記ベンチュリーは前記エアクリーナとスロットルボデ
    ィとを接続する吸気通路に配置されていることを特徴と
    する請求項1または2記載の内燃機関の吸気騒音低減装
    置。
  4. 【請求項4】 吸気通路先端に設けられた筐体と、 前記筐体に開口する少なくとも2つの吸気口と、 前記吸気口毎に設けられて、前記各吸気口から吸入され
    る空気を導入する導入管と、 前記導入管の1つを開閉するバルブと、 前記各導入管からの吸入空気を集合させて、前記筐体内
    に放出する集合管と、前記集合管内に設けられたベンチ
    ュリーと、 前記筐体内にて前記集合管から放出される吸入空気が直
    接当たらない位置に配置され、前記集合管内の吸気流の
    速度に応じて前記ベンチュリーに発生する負圧を導入す
    ることにより、前記集合管内の吸気流の速度が低い場合
    には前記バルブを閉じ、前記集合管内の吸気流の速度が
    高い場合には前記バルブを開くよう動作する負圧アクチ
    ュエータと、 を備えたことを特徴とする内燃機関の吸気騒音低減装
    置。
  5. 【請求項5】 吸気通路先端に設けられた筐体と、 前記筐体に開口する吸気口と、 前記吸気口に設けられて、前記吸気口から吸入される空
    気を前記筐体内に導入する導入管と、 前記導入管の開度を調整するバルブと、 前記導入管内に設けられたベンチュリーと、 前記筐体内にて前記導入管から放出される吸入空気が直
    接当たらない位置に配置され、前記導入管内の吸気流の
    速度に応じて前記ベンチュリーに発生する負圧を導入す
    ることにより、前記導入管内の吸気流の速度が低い場合
    には前記バルブを部分的に閉じ、前記導入管内の吸気流
    の速度が高い場合には前記バルブを開くよう動作する負
    圧アクチュエータと、 を備えたことを特徴とする内燃機関の吸気騒音低減装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ベンチュリーから前記負圧アクチュ
    エータへの負圧導入路が前記筐体内に配置されているこ
    とを特徴とする請求項4または5記載の内燃機関の吸気
    騒音低減装置。
  7. 【請求項7】 前記負圧アクチュエータは、前記ベンチ
    ュリーから導入した負圧と背圧とのバランスにより作動
    するアクチュエータであることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか記載の内燃機関の吸気騒音低減装置。
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