JP6017147B2 - 光源装置、バックライト装置、表示装置、及びこれらに用いられる固定部材 - Google Patents

光源装置、バックライト装置、表示装置、及びこれらに用いられる固定部材 Download PDF

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Description

本発明は、組み立て容易な光源装置、該光源装置を設けたバックライト装置、該バックライト装置を設けた表示装置、及びこれらに用いられる固定部材に関する。
従来、発光ダイオードからの光を端面より導入し側面から出射させるための導光板を備えたLED光源装置に関し、LEDと、LEDからの光を端面より導入し側面から出射させるための導光板と、LEDおよび導光板を収容するための筐体と、LEDに給電するための配線とを備える。導光板は、側面の長さが端面の幅よりも長く、かつ端面のサイズがLEDの発光部のサイズよりも大きく構成され、側面に対向する面に端面から離れるに従って乱反射性を上げる乱反射機構を具備する構成がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、液晶パネルを照明する光源装置に使用されるLED光源装置に関し、基板の部品実装面に、直線的に配設されるLEDチップをシリンドリカルレンズである散乱レンズで覆って構成するLED光源とし、散乱レンズが、部品実装面に対して凸面になる湾曲面と、湾曲面の端部から部品実装面に向かって先細りとなるテーパ面とを含んで形成された構成がある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2009−187874号公報 特開2009−158274号公報
しかしながら、前述の様な構成では、容易に組み立てることが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は前述の技術的な課題に鑑み、簡便な構成により工具等を用いることなく容易に組み立てることができる光源装置の提供を目的とする。また、該光源装置を設けたバックライト装置の提供を目的とする。さらに、該バックライト装置を設けた表示装置の提供を目的とする。
前述の課題を解決すべく、本発明の第1の態様に係る光源装置は、光を発する光源ユニットと、前記光源ユニットを収納する筐体と、前記光源ユニットを前記筐体に固定する固定部材とを有し、前記固定部材は、前記光源ユニットに形成された第1連結部と係留する第1係留部及び前記筐体に形成された第2連結部と係留する第2係留部を備え、前記第2係留部は、前記固定部材の側面部に一部の角が落とされた円柱状の突起として形成され、前記第2連結部は、前記筐体の一端側の側部に半円形状の切欠部として形成されていることを特徴とする。
また、前述の課題を解決すべく、本発明の第2の態様に係るバックライト装置は、第1の態様に係る光源装置と、前記光源装置に隣接し、側面から入射された前記光源装置の光を主面から導出する導光部材とを有することを特徴とする。
また、前述の課題を解決すべく、本発明の第3の態様に係る表示装置は、第2の態様に係るバックライト装置と、前記導光板の主面の両側又は片側に積層され、所定の情報が表示された表示部材とを有することを特徴とする。
また、前述の課題を解決すべく、本発明の第4の態様に係る固定部材は、保持部材に搭載された光源を当該保持部材と共に筐体に固定するために当該筺体に装着される固定部材であって、前記筺体への装着時に当該筺体の当接面が当接する平面を備えた保持部と、前記保持部の前記平面から前記筺体への挿入方向に延びた一対の係留部と、前記係留部の上面の少なくとも一部より立設された一対の対向する側面部と、を備え、前記係留部は、前記筺体への装着時に前記光源を保持する前記保持部材に係留される、台形台形状の突起として形成された第1係留部を有しており、前記側面部には、前記筺体への装着時に前記筺体に係留される、一部の角が落とされた円柱状の突起として形成された第2係留部を有していることを特徴とする。
本発明に係る光源装置、バックライト装置、表示装置は、簡便な構成により工具等を用いることなく容易に組み立てることができる。さらに、本発明に係る固定部材は、光源装置等の機器への装着後においても容易に脱着することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る光源装置を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る光源装置を構成部材毎に分解して示す斜視図であり、図1に対応している。 本発明の第1の実施形態に係る光源装置を構成する光源ユニットを示す斜視図であり、(a)は光源と基板及び保持部材を一体にした状態で示す斜視図、(b)は光源を配設した基板と該基板を積層して保持する保持部材とを分離した状態で示す斜視図であり、図1に対応している。 本発明の第1の実施形態に係る光源装置を構成する光源ユニットの保持部材を示す斜視図であり、(a)は基板を片面に保持可能な保持部材を示す斜視図、(b)は異なる幅の基板を両面のいずれかの面に保持可能な保持部材を示す斜視図であり、図1に対応している。 本発明の第1の実施形態に係る光源装置を構成する筐体を示す図であり、(a)は筐体の一部を斜視図で示す図、(b)は筐体を側面図で示す図であり、図1に対応している。 本発明の第1の実施形態に係る光源装置を構成する固定部材を示す図であり、(a)は固定部材を一方から斜視図で示す図、(b)は固定部材を一方に対向した他方から斜視図で示す図、(c)は固定部材を所定の方向から斜視図で示す図、(d)は固定部材を側面図で示す図であり、図1に対応している。 本発明の第1の実施形態に係る光源装置を構成する固定部材を光源ユニットに係留する状態を示す模式図であり、固定部材を光源ユニットに係留する前の状態を示す模式図、固定部材を光源ユニットに係留した後の状態を示す模式図であり、図1に対応している。 本発明の第1の実施形態に係る光源装置を構成する固定部材を筐体に係留する状態を示す模式図であり、固定部材を筐体に係留する前の状態を示す模式図、固定部材を筐体に係留した後の状態を示す模式図であり、図1に対応している。 本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置の一部を拡大して示す斜視図であり、図9に対応している。 本発明の第3の実施形態に係る表示装置を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る表示装置の一部を拡大して示す斜視図であり、図11に対応している。 (a)は本発明の第4の実施形態に係る光源装置が採用する固定部材を斜め上方から見た斜視図、(b)は当該固定部材を斜め下方からみた斜視図、(c)は当該固定部材を筺体への挿入方向から見た正面図、(d)は当該固定部材を側方から見た側面図である。 (a)は本発明の第4の実施形態に係る光源装置が採用する筺体の斜視図、(b)は当該筺体の断面図である。 (a),(b)は、本発明の第4の実施形態に係る光源装置を構成する固定部材を光源ユニットに係留する状態を示す図である。
以下、本発明の光源装置1,4、バックライト装置2、表示装置3、及びこれらに用いられる固定部材60に係る好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の光源装置1,4、バックライト装置2、表示装置3、及びこれらに用いられる固定部材60は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。以下の記述において、本発明の光源装置1,4、バックライト装置2、表示装置3、及びこれらに用いられる固定部材60を構成する各構成部材の材質及び形状等は一例であり、他の材質及び形状等に適宜変更可能である。
また、以下の説明においては、最初に本発明の第1の実施形態に係る光源装置1について図1乃至図8を参照しながら説明する。次に本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置2について図9及び図10を参照しながら説明する。次に本発明の第3の実施形態に係る表示装置3について図11及び図12を参照しながら説明する。また本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置2及び第3の実施形態に係る表示装置3にそれぞれ設けられた導光部材40の製造方法について説明する。また本発明の第4の実施形態に係る固定部材60及びそれを用いた光源装置4について図13乃至図15を参照して説明する。最後に本発明の第1乃至第3の実施形態に係る光源装置1、バックライト装置2及び表示装置3の構成と主な作用効果について請求項毎に説明する。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態に係る光源装置1について、図1乃至図8を参照しながら、具体的に説明する。
なお、本発明の第1の実施形態に係る光源装置1は、図2に示すように、光源ユニット10、筐体20及び固定部材30から構成されている。そこで、光源装置1の各構成について、順に説明する。
光源装置1を構成する光源ユニット10は、図3に示すように、光を発する光源11を設けている。
この様な光源ユニット10は、光源11、基板12、保持部材13及び配線14から構成されている。
以下、光源ユニット10を構成する各部材について、順に説明する。光源ユニット10の光源11は、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)から成る。また、光源11は、白色、赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色又は紫色のいずれかの色若しくはそれらの色の組み合わせから成るLEDで構成する。また、光源11は、紫外域又は赤外域の光を発するLEDで構成しても良い。この様な光源11は、後述する基板12に、所定の間隔で複数個配列されている。なお、光源11は、LEDに限定されることはなく、有機発光ダイオード、蛍光管、冷陰極管、白熱電球又はネオン管等で構成しても良い。また、光源ユニット10の基板12は、板状に形成されたガラスエポキシ基板から成る。この様な基板12の上部に形成された実装面12aに、光源11を所定の間隔で複数配設されている。
また、光源ユニット10に関し、保持部材13は、アルミニウム又は銅の合金から成り、両端に基板12を位置決めする直線状の凸部を設けた板状部から形成され、基板12を積層して保持する。この様な保持部材13は、放熱部材としても機能する。また、保持部材13は、表面が平滑な金属板から成ることから、後述する筐体20の内部に収納する場合に、載置面20b等で引っ掛かることが無く、容易に抜き差しすることができる。なお、保持部材13の上部に形成された積層面13bに、両面テープと貼り付け又は接着剤を塗布した状態で、基板12を接合した状態で積層して保持する。また、保持部材13には、後述する固定部材30に形成された係留部31の第1係留部31aが係留される第1連結部13aが、形成されている。具体的には、保持部材13の第1連結部13aは、保持部材13の側部13cの一端に切欠状に形成されている。なお、保持部材13の第1連結部13aは、切欠状に限定されることはなく、穴状であっても良く、又は突起状であっても良い。ここで、保持部材13を設けず、基板12に図示せぬ第1連結部を形成し、後述する固定部材30に形成された係留部31の第1係留部31aを係留させる構成としても良い。また、光源ユニット10の配線14は、外部から駆動電力が供給される配線であり、基板12の実装面12aに設けられた電極12bに半田付けされた上で、断線防止用の樹脂がモールドされている。
また、光源ユニット10に関し、図4(a)に示す片面に形成された積層面13bに対して基板12を保持する保持部材13に限定されることはなく、図4(b)に示す対向して形成された積層面15b又は積層面15dのいずれかに対して異なる幅の基板12を保持する保持部材15を用いる構成としても良い。具体的には、幅が8mmの基板12を用いる場合には保持部材15の積層面15bに実装し、幅が6mmの基板12を用いる場合には保持部材15の積層面15dに実装する。
光源装置1を構成する筐体20は、図2に示すように、光源ユニット10を収納する。この様な筐体20は、断面がコの字で板状に形成されたアルミニウム合金の金属板から成る。ここで、筐体20の内部の下方に形成された載置面20bに、光源ユニット10を載置して収納する。また、筐体20には、第2連結部20aが形成され、後述する固定部材30に形成された係留部31の第2係留部31bが係留される。具体的には、筐体20の第2連結部20aは、筐体20の側部20cの一端に穴状に形成されている。なお、筐体20の第2連結部20aは、穴状に限定されることはなく、切欠状であっても良く、又は突起状であっても良い。ここで、筐体20の内部の両側に形成された保持部20dに、例えば後述するバックライト装置2を構成する導光部材40を保持する。
光源装置1を構成する固定部材30は、図2に示すように、光源ユニット10を筐体20に固定する。
この様な固定部材30は、ポリカーボネイトから成り、複数の凹凸及び開口孔が設けられた長方体から形成されている。ここで、図6に示す固定部材30の係留部31の第1係留部31aが、光源ユニット10の第1連結部13aに係留される。同様に、固定部材30の係留部31の第2係留部31bが、筐体20の第2連結部20aに係留される。具体的には、固定部材30の係留部31は、一対から成り、該固定部材30の一面30pから所定の間隔を設けて突起状に突出して形成されている。さらに、光源ユニット10の第1連結部13aに係留される第1係留部31aが、固定部材30に形成された一対の係留部31の下部に対して、台形台から成る突起状に形成されている。同様に、筐体20の第2連結部20aに係留される第2係留部31bが、固定部材30に形成された一対の係留部31の側部に対して、円柱から成る突起状に形成されている。なお、固定部材30の係留部31に形成された第1係留部31a及び第2係留部31bは、突起状に限定されることはなく、切欠状であっても良く、又は穴状であっても良い。
また、固定部材30に関し、該固定部材30の一面30pに板状に突起して形成された載置部30qに、光源ユニット10の保持部材13の下部を、載置して保持する。また、固定部材30に一対の円筒状に開口された配線孔30rに、光源ユニット10の配線14が挿通される。ここで、固定部材30は、光源ユニット10及び筐体20の一端に設けられるが、この構成に限定されることはなく、光源ユニット10及び筐体20の両端に設ける構成としても良い。なお、固定部材30を光源ユニット10及び筐体20の一端のみに設ける構成とする場合には、光源ユニット10及び筐体20の他端に図示せぬ密閉蓋を設ける構成としても良い。
ここで、光源装置1の組み立て方法について、図7及び図8を参照しながら説明する。先ず、図7に示すように、固定部材30に一対の円筒状に開口された配線孔30rに光源ユニット10の配線14が挿通された状態で、光源ユニット10の保持部材13に形成された切欠状から成る一対の第1連結部13aに、固定部材30の係留部31に形成された突起状から成る一対の第1係留部31aを係留する。次に、図8に示すように、光源ユニット10が筐体20に挿入された状態で、筐体20に形成された穴状から成る一対の第2連結部20aに、固定部材30の係留部31に形成された突起状から成る一対の第2係留部31bを係留する。したがって、光源装置1を構成する光源ユニット10と筐体20及び固定部材30は、工具を用いることなく容易に組み立てすることができ、且つ工具を用いることなく分解することが可能である。
以上、本発明の第1の実施形態に係る光源装置1によれば、簡便な構成により工具等を用いることなく容易に組み立てることができる。具体的には、例えば光源ユニット10を交換する場合に、作業者に負担が掛からない。また、特別な技能が無くても、例えば光源ユニット10を交換することができる。したがって、光源ユニット10の寿命により該光源ユニット10を交換する場合に限らず、例えば発光色を変えたい場合にも、気軽に交換することができる。また、本発明の第1の実施形態に係る光源装置1によれば、光源ユニット10及び筐体20を任意の長さで切断した後に、固定部材30を用いて係留することもできる。
また、本発明の第1の実施形態に係る光源装置1によれば、光源ユニット10を、光源11及び該光源11を配設する基板12から構成し、該基板12に第1連結部を形成する構成とすることができる。同様に、光源ユニット10を、光源11、該光源11を配設する基板12及び該基板12を積層して保持する保持部材13から構成し、該保持部材13に第1連結部13aを形成する構成とすることができる。この様な本発明の第1の実施形態に係る光源装置1によれば、固定部材30を光源ユニット10に対して簡便に短時間で固定することができる。さらに、複数回着脱して固定した場合に、固定部材30と光源ユニット10との位置の再現性を十分に保つことができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る光源装置1によれば、固定部材30の係留部31を突起状で形成し、光源ユニット10の第1連結部13a及び筐体20の第2連結部20aを穴状又は切欠状に形成する構成とすることができる。同様に、固定部材30の係留部31を穴状又は切欠状で形成し、光源ユニット10の第1連結部13a及び筐体20の第2連結部20aを突起状で形成する構成とすることができる。この様な本発明の第1の実施形態に係る光源装置1によれば、非常に簡便な構成により、固定部材30を光源ユニット10に対して着脱可能に係留して固定することができる。
さらに、本発明の第1の実施形態に係る光源装置1によれば、固定部材30の係留部31の第1係留部31aが光源ユニット10の第1連結部13aに係留された状態で、光源ユニット10が筐体20に挿入され、固定部材30の係留部31の第2係留部31bが筐体20の第2連結部20aに係留される構成とすることができる。この様な本発明の第1の実施形態に係る光源装置1によれば、工具を用いることなく短時間で容易に組み立てすることができ、且つ工具を用いることなく分解することができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る光源装置1によれば、固定部材30の配線孔30rに、光源ユニット10に設けられ外部から駆動電力が供給される配線14を挿通する構成とすることができる。この様な本発明の第1の実施形態に係る光源装置1によれば、固定部材30を光源ユニット10に対して係留して固定する場合に、該光源ユニット10の配線14が他の構成部材と干渉することを防止できる。また、固定部材30を用いて配線14の断線を防止することができる。
[第2の実施形態]
以下、本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置2について、図9及び図10を参照しながら、具体的に説明する。
なお、本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置2は、図9に示すように、側面から入射された光源装置1の光を主面から導出する導光部材40を有していることに特徴を有している。また、それ以外の第2の実施形態に係る構成は、第1の実施形態で述べた構成と同様である。そこで、第2の実施形態においては、第1の実施形態と異なる導光部材40の構成について中心に説明する。
バックライト装置2を構成する導光部材40は、図9に示すように、光源装置1に隣接し、側面から入射された光源装置1の光を主面から導出する。ここで、導光部材40は、導光板に相当し、アクリル酸又はメタクリル酸を重合して形成したアクリル樹脂又はポリカーボネイト等、透明な樹脂板から成る。また、導光部材40は、着色された半透明の樹脂板を用いても良い。さらに、導光部材40には、光を照射されることにより拡散光を発する微粒子状の拡散部材を添加した樹脂板を用いても良い。同様に、導光部材40には、紫外域や可視域の光を照射されることにより蛍光を発する蛍光剤を塗布又は添加した樹脂板を用いても良い。
また、導光部材40の構成に関し、該導光部材40は、図9及び図10に示すように、凹部又は凸部が所定の間隔でマトリクス状に配列されている。ここで、導光部材40の側面40aを介して、光源ユニット10の光源11の光が、該導光部材40の内部に導光される。また、導光部材40の主面である一主面40bに、光源ユニット10の光源11から照射された光を拡散光として導出させる凹部40cが形成されている。同様に、導光部材40の一主面40bに対向した主面である他主面40dに、光源ユニット10の光源11から照射された光を拡散光として導出させる凹部40eが形成されている。
また、導光部材40の構成に関し、図10に示すように、導光部材40の一主面40bに形成された複数の凹部40cで発生した拡散光の大部分は、略均一な面発光の光として導光部材40の他主面40dから導出される。同様に、導光部材40の他主面40dに形成された複数の凹部40eで発生した拡散光の大部分は、略均一な面発光の光として導光部材40の一主面40bから導出される。また、導光部材40の一主面40bの凹部40c及び他主面40dの凹部40eの深さが、光源ユニット10の光が入射される導光部材40の側面40aから離間する毎に深くなるように形成しても良い。ここで、導光部材40の側面40aから光源ユニット10の光源11の光が入射されると、導光部材40の側面40aから離間する毎に伝播する光の光量が減少するが、導光部材40の側面40aから離間しても凹部で発生する拡散光の光量の減少を抑制することができる。したがって、導光部材40の側面40aからの距離によらず、導光部材40の一主面40b及び他主面40dから均一な面発光が導出される。この様な導光部材40は、該導光部材40の側面40aから離間する毎に伝播する光の光量が大きく減少する場合に有効な構成である。
以上、本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置2によれば、第1の実施形態に係る簡便な構成により工具等を用いることなく容易に組み立てることができる光源装置1を設け、導光部材40を介して所定の対象物を発光させることができる。
さらに、本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置2によれば、導光部材40の主面に、側面から入射された光源装置1の光を拡散光として導出させる凹部、凸部、又はそれらを組み合わせたものを複数形成したものを用いる構成とすることができる。この様な本発明の第1の実施形態に係るバックライト装置2によれば、図10に示すように、導光部材40の一主面40bに形成された複数の凹部40cで発生した拡散光の大部分を、略均一な面発光の光として導光部材40の他主面40dから導出させることができる。同様に、導光部材40の他主面40dに形成された複数の凹部40eで発生した拡散光の大部分を、略均一な面発光の光として導光部材40の一主面40bから導出させることができる。
また、本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置2によれば、光源装置1の筐体20に、導光部材40を保持する保持部20dを設ける構成とすることができる。この様な本発明の第1の実施形態に係るバックライト装置2によれば、図5に示す筐体20の内部の両側に形成された保持部20dに、図9に示すバックライト装置2を構成する導光部材40を保持することにより、導光部材40の側面40aと光源ユニット10の光源11とを所定の距離だけ離間させた状態で、配設することができる。
[第3の実施形態]
以下、本発明の第3の実施形態に係る表示装置3について、図11及び図12を参照しながら、具体的に説明する。
なお、本発明の第2の実施形態に係る表示装置3は、図11に示すように、所定の情報が表示された表示部材50を有していることに特徴を有している。また、それ以外の第3の実施形態に係る構成は、第2の実施形態で述べた構成と同様である。そこで、第3の実施形態においては、第2の実施形態と異なる表示部材50の構成について中心に説明する。
表示装置3を構成する表示部材50は、図11に示すように、導光板40の主面の両側又は片側に積層され、所定の情報が表示されている。ここで、表示部材50は、「○□」から成る情報を表示している。なお、「○□」から成る情報は、「トイレ」又は「避難場所」等に相当する。また、表示部材50は、乳半板等から成る。なお、表示部材50を基材及び粘着材から形成し、軟性材を介して導光部材40に密着する構成としても良い。また、表示部材50を、材質が異なる2個以上の部材から構成しても良い。具体的には、表示部材50を、塩化ビニルシート及びメタクリル樹脂板から構成しても良い。同様に、表示部材50を、ポリ塩化ビニルシート、ポリカーボネイト樹脂板、ポリ塩化ビニルシートから構成しても良い。ここで、ポリカーボネイト樹脂板は難燃性であるため、万一、天井等から吊り下げられて設置された装置の構成部材が燃焼して溶けた場合でも、通行人や床面に垂れることを防止できる。なお、表示部材50を構成するポリ塩化ビニルシートに換えて、ポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンを用いても良い。
以上、本発明の第3の実施形態に係る表示装置3によれば、第2の実施形態に係るバックライト装置2を設け、表示部材50により所定の情報を報知することができる。
また、本発明の第2の実施形態に係るバックライト装置2及び第3の実施形態に係る表示装置3にそれぞれ設けられた導光部材40の製造方法について、具体的に説明する。
導光部材40に相当する導光板の製造方法には、超音波加工、加熱加工、切削加工、レーザ加工、成型加工及びシルク印刷加工を用いることができる。したがって、導光板の仕様やコスト及び必要数量等に応じて、各加工方法を選択することにより、凹部又は凸部を導光板の各面に精度良く安定的に形成することができる。以下、導光板の製造方法について詳細に説明する。超音波加工では、導光板の各面に当接させた超音波加工用ホーンの超音波の振動を用いて、導光板の各面を部分的に溶融させることにより、該各面に凹部を形成する。また、加熱加工では、導光板の各面に当接させた加工具の熱を用いて、導光板の各面を部分的に溶融させることにより、該各面に凹部を形成する。同様に、切削加工では、導光板の各面に当接しながら回転又は付勢させた切削工具を用いて、導光板の各面を部分的に削り取ることにより、該各面に凹部を形成する。同様に、レーザ加工では、導光板の各面に集光させたレーザ光の熱を用いて、導光板の各面を部分的に溶融させることにより、該各面に凹部を形成する。同様に、成型加工では、成型する導光板の外形形状を反映させた形状を金型の内部に形成し、射出成型機に装着した金型に対して加熱して軟化させた樹脂を注入してから、該樹脂を冷却させることにより、導光板の各面に凹部、凸部又は凹状及び凸部を形成する。
また、導光部材40に相当する導光板の製造方法に関し、シルク印刷加工では、導光板の各面に対して所定の孔が開口した版を当接させ、孔を介して硬化性の樹脂を各面に付着させて、該各面を部分的に樹脂で被覆させることにより、該各面に凸部を形成する。また、成型加工又はシルク印刷加工に用いる導光板の基材である樹脂に、拡散光を発する微粒子状の拡散部材を添加しても良い。同様に、上述した超音波加工、加熱加工、切削加工又はレーザ加工を行う導光板の基材である樹脂に、拡散光を発する微粒子状の拡散部材を添加したものを用いても良い。なお、上述した超音波加工、加熱加工、切削加工、レーザ加工、成型加工及びシルク印刷加工を組み合わせて導光板を形成しても良い。具体的には、成型加工により導光板の外形形状のみを形成した上で、超音波加工により導光板の各面に凹部を形成しても良い。同様に、成型加工により導光板の外形形状のみを形成した上で、シルク印刷加工により導光板の各面に凸部を形成しても良い。
[第4の実施形態]
以下、図13乃至図15を参照しつつ、本発明の第4の実施形態に係る固定部材、及びそれを用いた光源装置について詳細に説明する。この第4の実施形態に係る固定部材60を用いた光源装置4は、第1の実施形態に係る光源装置の変形例に相当するものである。そこで、以下では、図1乃至図8と同一構成については同一符号を用いて重複した説明は省略する。この光源装置4は、光源ユニット10、固定部材60、筐体70からなる。
光源装置4を構成する光源ユニット10は、先に図3に示した構成と略同じであり、ここでも、光源11、基板12、保持部材13及び配線14から構成されている。各部の構成及び作用効果については前述した通りであるので、ここでは説明を省略する。
固定部材60の構成は、図13(a)乃至(d)に示される。即ち、図13(a)は当該固定部材60を斜め上方から見た斜視図、図13(b)は当該固定部材60を斜め下方からみた斜視図、図13(c)は当該固定部材60を筺体70への挿入方向から見た正面図、図13(d)は当該固定部材60を側方から見た側面図、をそれぞれ示している。固定部材60は、光源ユニット10を筺体70に固定するためのものであり、例えば、ナイロン66(ガラス入り)から成り、複数の凹凸及び開口孔が設けられた多角形状となっている。尚、ナイロン66は、完全人工合成による合成繊維である。
これらの図に示されるように、固定部材60は、筺体70への装着時に当該筺体70の後述する当接面70eが当接する平面65aを備えた保持部65を有している。更に、固定部材60は、保持部65の平面65aから筺体70への挿入方向に延びた一対の係留部61を備えており、当該係留部61の下面には略台形台からなる突起状の第1係留部61aが形成されている。この第1係留部61aは、筺体70への装着時に光源ユニット10の保持部材13の第1連結部13aに係留される。さらに、固定部材60は係留部61の上面の少なくとも一部より立設された一対の対向した側面部62を備えており、当該側面部62では、第2係留部62aが外側に向けて突起状に形成されている。この例では、第2係留部62a例えば、略半分だけ所定の傾斜角で角が落とされた略円柱形状とされている。但し、この形状には限定されない。この第2係留部62aは、筺体70への装着時に筺体70の後述する第2連結部70aに係留される。ここで、第2係留部62aの角の一部が落とされているのは、筺体70への装着の便宜を図ったものである。また、固定部材60は、係留部61の下方において、平面65aから当該係留部61よりも短かく延出した当接部63を有しており、当該当接部63は筺体70への装着時に光源ユニット10の保持部材13の平面13dが当接する当接面63aを備えている。さらに、固定部材60は、背面部64を備えており、当該背面部64には光源ユニット10の配線14が挿通される一対の円筒状の開口部、即ち配線孔64aが設けられている。このような構成の下、固定部材60は、筺体70への装着時には、保持部65の筺体部70への挿入方向の幅(図13(d)中、"a"で示す)だけしか突出しないので、装置全体の小型化も図れる。
ここで、固定部材60は、光源ユニット10及び筐体70の一端に設けられるが、この構成に限定されることはなく、光源ユニット10及び筐体70の両端に設ける構成としても良い。なお、固定部材60を光源ユニット10及び筐体70の一端のみに設ける構成とする場合には、光源ユニット10及び筐体70の他端に不図示の密閉蓋を設ける構成としても良い。
一方、筺体70の構成は図14(a),(b)に示される通りである。即ち、図14(a)は筺体70の斜視図、図14(b)は筺体70の断面図、をそれぞれ示している。この筺体70は、光源ユニット10を収納するためのものであり、断面が略コの字状に形成されたアルミニウム合金等の金属板から成る。但し、これには限定されない。その下方に、光源ユニット10を載置ための載置面70bを備えている。更に、筺体70の各側面部70cには、固定部材60の第2係留部62a係留されるための第2連結部70aが設けられている。この例では、この第2連結部70aは、筺体70の上面から下方に半円筒形状に切り欠いたような形状となっているが、これには限定されない。筺体70には、バックライト装置2を構成する場合に、導光部材40を保持する一対の保持部70dも備えている。このような構成において、保持部70dの上には導光部材40が置かれ保持される。さらに、筺体70は、固定部材60の保持部65の平面65aに当接する当接面70eを備えている。固定部材60の装着時にはこの当節面70eが固定部材60の保持部65の平面65aに当接するので、ぶれることなく状態が保持されることになる。
ここで、図15(a),(b)を参照して、光源装置4の組み立て方法について説明する。尚、ここでは説明の便宜上、導光板部材40も図示している。固定部材60に一対の円筒状に開口された配線孔64aに光源ユニット10の配線14が挿通された状態で、光源ユニット10の保持部材13に形成された切欠状から成る一対の第1連結部13aに、固定部材60の係留部61に形成された突起状から成る一対の第1係留部61aを係留する。次いで、光源ユニット10が筐体70に挿入された状態で、当該筐体70の側面部70cに形成された半穴状から成る一対の第2連結部70aに、固定部材60の側面部62に形成された突起状から成る一対の第2係留部62aを係留する。従って、光源装置を構成する光源ユニット10と固定部材60、筐体70は、工具を用いることなく容易に組み立て、且つ分解することが可能である。さらに、固定部材60の第2係留部60aが筺体70の上面から下方に半円筒形状に切り欠いたような形状の第2連結部70aに係留される構成としたことから、構造物に組み込まれた状態でも固定部材60を容易に着脱することが可能となっている。
以上、本発明の第4の実施形態に係る固定部材60を用いた光源装置4は、簡便な構成により工具等を用いることなく容易に組み立てることができる。具体的には、例えば光源ユニット10を交換する場合に、ラジオペンチ、プライヤー等の工具にて側面部62を摘むことで第2連結部70aから第2係留部62aが外れることから、作業者に負担が掛からない。また、特別な技能が無くても、例えば光源ユニット10を交換することができる。従って、光源ユニット10の寿命により該光源ユニット10を交換する場合に限られることなく、例えば発光色を変えたい場合にも、気軽に交換することができる。また、この固定部材60を用いた光源装置4は、光源ユニット10及び筐体70を任意の長さで切断し、第2連結部70aをエンドミル等で溝加工した後に、当該固定部材60を用いて係留することもできる。
さらに、本発明の第4の実施形態に係る固定部材60を用いた光源装置4では、光源ユニット10を、光源11、該光源11を配設する基板12及び該基板12を積層して保持する保持部材13から構成して、該保持部材13に第1連結部13aを形成する構成とすることができ、固定部材60を光源ユニット10に対して簡便に短時間で固定することができる。さらに、複数回着脱して固定した場合に、固定部材60と光源ユニット10との位置の再現性を十分に保つことができる。
また、本発明の第4の実施形態に係る固定部材60を用いた光源装置4では、当該固定部材60の第1係留部61a、第2係留部62aを突起状に形成し、光源ユニット10の第1連結部13a及び筐体70の第2連結部70aを切欠き又は溝状に形成する構成とすることができる。また、この逆の関係でもよい。つまり、非常に簡便な構成により、固定部材60を光源ユニット10に対して着脱可能に係留して固定することができる。
さらに、本発明の第4の実施形態に係る固定部材60を用いた光源装置4では、当該固定部材60の係留部61の第1係留部61aが光源ユニット10の第1連結部13aに係留された状態で、光源ユニット10が筐体70に挿入され、固定部材60の側面部62の第2係留部62aが筐体70の第2連結部70aに係留される構成とすることができる。従って、工具を用いることなく短時間で容易に組み立てすることができ、且つ特殊な工具を用いることなく分解することができる。さらに、固定部材60の第2係留部60aが筺体70の上面から下方に半円筒形状に切り欠いたような形状となっていることから、構造物に組み込まれた状態でも固定部材60を容易に着脱することが可能となっている。
また、本発明の第4の実施形態に係る固定部材60を用いた光源装置4では、当該保持部材60を配線孔64aに光源ユニット10に設けられ外部から駆動電力が供給される配線14を挿通する構成とすることができる。したがって、固定部材60を光源ユニット10に対して係留して固定する場合に、該光源ユニット10の配線14が他の構成部材と干渉することを防止できる。また、固定部材60を用いて配線14の断線を防止することができる。
さらに、本発明の第4の実施形態に係る保持部材60では、保持部材13に搭載された光源ユニット10を当該保持部材13と共に筐体70に固定するために当該筺体70に装着される固定部材60であって、筺体70への装着時に当該筺体70の当接面70eが当接する平面65aを備えた保持部65と、保持部65の前記平面65aから筺体70への挿入方向に延びた一対の係留部61と、一対の対向する側面部62と、を備え、係留部61に、筺体70への装着時に光源ユニット10を保持する保持部材13に係留される第1係留部61aを有しており、側面部62に、筺体70への装着時に筺体70に係留される第2係留部62aを有した構成とすることができる。
最後に、本発明の第1乃至第4の実施形態に係る光源装置1,4、バックライト装置2、表示装置3及びこれらに用いられる固定部材の構成と主な作用効果について、請求項毎に、具体的に説明する。
請求項1に記載の光源装置4は、光を発する光源ユニット10と、光源ユニット10を収納する筐体70と、光源ユニット10を筐体70に固定する固定部材60とを有し、固定部材60は、光源ユニット10に形成された第1連結部13aと係留する第1係留部61a及び筐体70に形成された第2連結部70aと係留する第2係留部62aを備え、第2係留部62aは、固定部材60の側面部に一部の角が落とされた円柱状の突起として形成され、第2連結部70aは、筐体70の一端側の側部に半円形状の切欠部として形成されていることを特徴としている。
この様な請求項1に記載の光源装置4によれば、簡便な構成により工具等を用いることなく容易に組み立てることができる。具体的には、請求項1に記載の光源装置4によれば、第2係留部62aは、固定部材70の側面部に一部の角が落とされた円柱状の突起として形成され、第2連結部70aは、筐体70の一端側の側部に半円形状の切欠部として形成されているため、
固定部材60を光源ユニット10に対して簡便に短時間で固定することができる。例えば光源ユニット10を交換する場合に、作業者に負担が掛からない。また、特別な技能が無くても、例えば光源ユニット10を交換することができる。したがって、光源ユニット10の寿命により該光源ユニット10を交換する場合に限らず、例えば発光色を変えたい場合にも、気軽に交換することができる。また、光源ユニット10及び筐体70を任意の長さで切断した後に、固定部材30を用いて係留することもできる。
請求項2に記載の光源装置4は、請求項1に従属し、第1係留部61aは固定部材60の下面側に突出する台形台形状の突起として形成され、第1連結部13aは、光源ユニット10に切欠部として形成されていることを特徴としている。
この様な請求項2に記載の光源装置4によれば、第1連結部13aに、固定部材60に形成された係留部61の第1係留部61aを係留させることにより、固定部材60を光源ユニット10に対して簡便に短時間で固定することができる。さらに、複数回着脱して固定した場合に、固定部材60と光源ユニット10との位置の再現性を十分に保つことができる。
請求項3に記載の光源装置1は、請求項1又は請求項2に従属し、光源ユニット10は、光源11、該光源11を配設する基板12及び該基板12を積層して保持する保持部材13を設け、該保持部材13の側部の一端側に切欠部である第1連結部13aが形成されていることを特徴としている。
この様な請求項3に記載の光源装置4によれば、保持部材13に形成された第1連結部13aに、固定部材60に形成された係留部61の第1係留部61aを係留させることにより、固定部材60を光源ユニット10に対して簡便に短時間で固定することができる。さらに、複数回着脱して固定した場合に、固定部材60と光源ユニット10との位置の再現性を十分に保つことができる。
請求項4に記載の光源装置1は、請求項3に従属し、保持部材13は、光源からの熱を放出する放熱部材にて形成されていることを特徴としている。
この様な請求項4に記載の光源装置4によれば、光源ユニット10から発せられる熱を効率よく放熱することができる。
請求項5に記載の光源装置1は、請求項1に従属し、固定部材60の係留部61の第1係留部61aが、光源ユニット10の第1連結部13aに係留された状態で、光源ユニット10が、筐体70に挿入され、固定部材60の係留部61の第2係留部62aが、筐体70の第2連結部70aに係留されていることを特徴としている。
この様な請求項5に記載の光源装置4によれば、工具を用いることなく短時間で容易に組み立てすることができ、且つ工具を用いることなく分解することができる。
請求項6に記載の光源装置4は、請求項1に従属し、固定部材60は、光源ユニット10に設けられ外部から駆動電力が供給される配線14を挿通していることを特徴としている。
この様な請求項6に記載の光源装置4によれば、固定部材60を光源ユニット10に対して係留して固定する場合に、該光源ユニット10の配線14が他の構成部材と干渉することを防止できる。また、固定部材60を用いて配線14の断線を防止することができる。
請求項7に記載のバックライト装置2は、請求項1に記載の光源装置4と、光源装置4に隣接し、側面から入射された光源装置4の光を主面から導出する導光部材40とを有することを特徴としている。
この様な請求項7に記載のバックライト装置2によれば、簡便な構成により工具等を用いることなく容易に組み立てることができる光源装置4を設け、導光部材40を介して所定の対象物を発光させることができる。
請求項8に記載のバックライト装置2は、請求項7に従属し、導光部材40の主面に、側面から入射された光源装置4の光を拡散光として導出させる凹部、凸部、又はそれらを組み合わせたものが複数形成されていることを特徴としている。
この様な請求項8に記載のバックライト装置2によれば、図10に示すように、導光部材40の一主面40bに形成された複数の凹部40cで発生した拡散光の大部分を、略均一な面発光の光として導光部材40の他主面40dから導出させることができる。同様に、導光部材40の他主面40dに形成された複数の凹部40eで発生した拡散光の大部分を、略均一な面発光の光として導光部材40の一主面40bから導出させることができる。
請求項9に記載のバックライト装置2は、請求項7に従属し、光源装置4の筐体70に、導光部材40を保持する保持部70dが形成されていることを特徴としている。
この様な請求項9に記載のバックライト装置2によれば、図14に示す筐体70の内部の両側に形成された保持部70dに、図9に示すバックライト装置2を構成する導光部材40を保持することにより、導光部材40の側面40aと光源ユニット10の光源11とを所定の距離だけ離間させた状態で、配設することができる。
請求項10に記載の表示装置3は、請求項7に記載のバックライト装置2と、導光板40の主面の両側又は片側に積層され、所定の情報が表示された表示部材50とを有することを特徴としている。
この様な請求項10に記載の表示装置3によれば、バックライト装置2を設け、表示部材50により所定の情報を報知することができる。
請求項11に記載の固定部材60は、保持部材13に搭載された光源11を当該保持部材13と共に筐体70に固定するために当該筺体70に装着される固定部材60であって、前記筺体70への装着時に当該筺体70の当接面70eが当接する平面65aを備えた保持部65と、前記保持部65の前記平面65aから前記筺体70への挿入方向に延びた一対の係留部61と、前記係留部61の上面の少なくとも一部より立設された一対の対向する側面部62と、を備え、前記係留部61に、前記筺体70への装着時に前記光源11を保持する前記保持部材13に係留される、台形台形状の突起として形成された第1係留部61aを有しており、前記側面部62に、前記筺体70への装着時に前記筺体70に係留される、一部の角が落とされた円柱状の突起として形成された第2係留部62aを有していることを特徴としている。
この様な請求項11に記載の固定部材60では、筺体70への装着時に保持部65の幅だけしか突出しないので、装置全体の小型化に寄与することができる。また、筺体70への装着後においても、つまり機器への組み込み後においても、簡易且つ迅速に着脱することができる。
この他、請求項12に記載の固定部材60は、請求項11に従属し、背面部を更に備えており、背面部には前記光源11の配線が挿通される一対の開口部が設けられていることを特徴とする。
このような請求項12に記載の固定部材60では、固定部材60を光源11に対して係留して固定する場合に、該光源11の配線14が他の構成部材と干渉することを防止できる。また、固定部材60を用いて配線14の断線を防止することができる。
1 光源装置
2 バックライト装置
3 表示装置
4 光源装置
10 光源ユニット
11 光源
12 基板
12a 実装面
12b 電極
13,15 保持部材
13a 第1連結部
13b,15b,15d 積層面
13c 側部
14 配線
20 筐体
20a 第2連結部
20b 載置面
20c 側部
20d 保持部
30 固定部材
30p 一面
30q 載置部
30r 配線孔
31 係留部
31a 第1係留部
31b 第2係留部
40 導光部材
40 導光板
40a 側面
40b 一主面
40c,40e 凹部
40d 他主面
50 表示部材
60 固定部材
61 係留部
61a 第1係留部
62 側面部
62a 第2係留部
63 当接部
63a 当接面
64 背面部
64a 配線孔
65 保持部
65a 平面
70 筺体
70a 第2連結部
70b 載置面
70c 側面部
70d 保持部
70e 当接面

Claims (12)

  1. 光を発する光源ユニットと、
    前記光源ユニットを収納する筐体と、
    前記光源ユニットを前記筐体に固定する固定部材とを有し、
    前記固定部材は、前記光源ユニットに形成された第1連結部と係留する第1係留部及び前記筐体に形成された第2連結部と係留する第2係留部を備え、
    前記第2係留部は、前記固定部材の側面部に一部の角が落とされた円柱状の突起として形成され、
    前記第2連結部は、前記筐体の一端側の側部に半円形状の切欠部として形成されていること
    を特徴とする光源装置。
  2. 前記第1係留部は、前記固定部材の下面側に突出する台形台形状の突起として形成され、
    前記第1連結部は、前記光源ユニットに切欠部として形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記光源ユニットは、光源、該光源を配設する基板及び該基板を積層して保持する保持部材を設け、該保持部材の側部の一端側に切欠部である前記第1連結部が形成されていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記保持部材は、前記光源からの熱を放出する放熱部材にて形成されていること
    を特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記固定部材の前記係留部の第1係留部が、前記光源ユニットの前記第1連結部に係留された状態で、
    前記光源ユニットが、前記筐体に挿入され、
    前記固定部材の前記係留部の第2係留部が、前記筐体の前記第2連結部に係留されていること
    を特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  6. 前記固定部材は、前記光源ユニットに設けられ外部から駆動電力が供給される配線を挿通していること
    を特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  7. 請求項1に記載の光源装置と、
    前記光源装置に隣接し、側面から入射された前記光源装置の光を主面から導出する導光部材とを有すること
    を特徴とするバックライト装置。
  8. 前記導光部材の前記主面に、前記側面から入射された前記光源装置の光を拡散光として導出させる凹部、凸部、又はそれらを組み合わせたものが複数形成されていること
    を特徴とする請求項7に記載のバックライト装置。
  9. 前記光源装置の前記筐体に、前記導光部材を保持する保持部が形成されていること
    を特徴とする請求項7に記載のバックライト装置。
  10. 請求項7に記載のバックライト装置と、
    前記導光板の主面の両側又は片側に積層され、所定の情報が表示された表示部材とを有すること
    を特徴とする表示装置。
  11. 保持部材に搭載された光源を当該保持部材と共に筐体に固定するために当該筺体に装着される固定部材であって、
    前記筺体への装着時に当該筺体の当接面が当接する平面を備えた保持部と、
    前記保持部の前記平面から前記筺体への挿入方向に延びた一対の係留部と、
    前記係留部の上面の少なくとも一部より立設された一対の対向する側面部と、
    を備え、前記係留部は、前記筺体への装着時に前記光源を保持する前記保持部材に係留される、台形台形状の突起として形成された第1係留部を有しており、前記側面部には、前記筺体への装着時に前記筺体に係留される、一部の角が落とされた円柱状の突起として形成された第2係留部を有していること
    を特徴とする固定部材。
  12. 背面部を備えており、前記背面部には前記光源の配線が挿通される一対の開口部が設けられていること
    を特徴とする請求項11に記載の固定部材。
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