JP6011041B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録装置に関する。
インクジェットプリンター等の記録装置には、パネル装置(操作パネル)があり、その操作パネルには電源ボタン等のような、ユーザーが視認しながら手で触れて押し込む等の動作を行う部位(以下、ボタン部材とする)が存在する。そして、夜間等の暗い環境下でもボタン部材の視認性を高めるために、光源の光を利用して、ボタン部材を発光させるようにした構成が存在する。そのようなものとしては、たとえば特許文献1〜3に開示の技術内容がある。
特開2003−297171号公報 特開2010−27272号公報 特許第4047320号公報
ところで、近年、たとえば記録装置の奥行き寸法の低減を始めとして、記録装置の小型化の要求がある。そのため、パネル装置に関する構成の薄型化も要請されていて、その要請に応えるためには光源とボタン部材の間の距離を近付ける必要がある。一方、限られた個数の光源と導光部材を用いて、比較的広い面積を概ね均一に発光させるという要請もある。さらに、なるべく簡易な構成とするべく、基板に光源を取り付け、その光源とボタン部材とが対向する配置を採用する場合もある。
ここで、特許文献1には、光源をボタン部材の内部に配置する構成は開示されているものの、この構成では、ボタン部材が光源を覆うような配置となっている。そのため、導光部材を用いておらず、比較的大きな面積を概ね均一に発光させることは難しい。また、特許文献2には、厚みの大きな導光部材がボタン部材の一端側(支点側)とは反対の他端側に取り付けられた構成が開示されている。この構成では、導光部材の厚みが大きく、薄型化を図ることは困難である。
また、特許文献2に開示の構成では、導光部材の厚みに比べて面積が小さいため、比較的大きな面積を概ね均一に発光させることも難しい。また、特許文献3には、一方の基板および他方の基板の2つの基板が存在していて、一方のスイッチが取り付けられている基板よりも遠い側に、他方の光源が取り付けられている基板が配置されている。このため、光源は導光部材に対して距離を稼ぐことができ、比較的広い面積で概ね均一に発光させることは可能であるが、遠い側の基板とボタン部材との間の寸法低減による薄型化を図ることは困難である。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、基板とボタン部材との間の寸法低減による薄型化を図ることが可能であり、比較的広い面積を発光させることが可能な記録装置を提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の記録装置は、基板の正面に取り付けられたスイッチと、前記基板の背面に取り付けられた光源と、前記基板に設けられた切欠部と、前記基板の前記切欠部内に配置され、前記基板の前記背面より突出し、前記光源から出射される光を入射し、前記基板の正面側に出射させる第1導光部材と、前記第1導光部材に対して前記基板の正面側に配置され、前記第1導光部材から出射される光を入射するとともに、前記スイッチを押し込むための押込部を有する第2導光部材と、前記第2導光部材に設けられ、前記光源から前記第1導光部材へ入射した前記光が前記第2導光部材に入射するよう前記第1導光部材から出射されることによって照光されるボタン部材と、を具備する。そして、前記第1導光部材には、前記基板に重ねられる状態で配置されるオーバーラップ部と、前記切欠部に嵌め込まれる嵌込部と、前記嵌込部と前記オーバーラップ部との間に段差状の段差部と、が設けられる。前記ボタン部材が押し込まれると、前記第2導光部材の前記押込部が前記スイッチを押し込むことを特徴とする。
このように構成する場合には、第1導光部材は、基板の切欠部内に配置され、基板の背面より突出し、光源から出射される光を入射し、基板の正面側に出射させる。そのため、基板と第1導光部材との間での薄型化が可能となる。それにより、基板とボタン部材との間での薄型化を図ることも可能となる。また、光源からの光は、第1導光部材に入射され、その第1導光部材からボタン部材が設けられた第2導光部材へ向けて光が出射される。そのため、ボタン部材において比較的広い面積を発光させることが可能となる。また、段差部を利用して、第1導光部材の位置決めを行うことが可能となり、第1導光部材の取り付けの容易性が向上する。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、ボタン部材には、第1導光部材から出射される光を入射させる第2導光部材が一体的に設けられていて、さらにボタン部材には、第2導光部材により導かれる光を外部に向けて出射させる発光部が設けられている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、ボタン部材に一体化されている第2導光部材の存在により、ボタン部材の内部においても光を発光部まで良好に導くことが可能となり、その発光部から出射させることが可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、基板の背面側には裏面ケースが配置されていて、この裏面ケースと基板とによって、第1導光部材は挟持される、ことが好ましい。
このように構成する場合には、裏面ケースと基板とで第1導光部材を挟持することで、第1導光部材を固定することが可能となる。
記録装置の構成を示す斜視図である。 パネル装置の構成を示す斜視図である。 裏面ケースを取り除いたパネル装置の構成を示す分解斜視図である。 基板の切欠部付近の各部材の配置を示す部分的な斜視図である。 パネル装置の内部構成を示す部分的な側断面図である。 切欠部付近の各部材の取付態様を背面側から示す部分的な斜視図である。 従来のパネル装置の内部構成の一例を示す部分的な側断面図である。 従来のパネル装置の内部構成の一例を示す部分的な側断面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る記録装置10について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、図1に示すように、XYZ直交座標系を設定して説明する場合があるものの、その中で記録装置10の幅方向をX方向とし、記録装置10が設置される設置面から離間する方向をZ方向とし、それらX方向およびZ方向に直交する方向をY方向とする。なお、Y方向は、記録用紙(図示省略)を搬送する方向に対応している。
また、X方向におけるX1は図1の右方、X方向におけるX2は図1の左方を指すものとする。また、図1の記録装置10においてパネル装置30が位置する側を正面側とし、それとは逆側を背面側とし、Y方向におけるY1は記録装置10の正面側、Y方向におけるY2は記録装置10の背面側とする。また、Z方向におけるZ1は上方側、Z方向におけるZ2は下方側を指すものとする。なお、記録装置10は、たとえばインクジェット式のプリンターであるが、インクジェット式のプリンター以外に本発明を適用するようにしても良い。また、インクジェット式のプリンターとしては、インクを噴射して記録可能な装置であれば、いかなる噴射方法を採用した装置でも良い。
<記録装置10の構成について>
図1に示すように、記録装置10は、筐体20を備え、その筐体20の外装部分は外装パネル21で覆われている。また、筐体20には、パネル装置30が取り付けられている。
図2に示すように、パネル装置30は、筐体20に対して回動軸31を支点として回動可能に設けられている。ただし、パネル装置30は、筐体20に対して回動しない構成を採用しても良い。また、パネル装置30は、表面ケース32を備え、その他、ボタン部材40、基板50、タクトスイッチ60、光源61、背面導光部材70および裏面ケース80等を備えている。
図2および図3に示すように、表面ケース32は記録装置10の正面側に位置する。さらに表面ケース32の正面側(Y1側)には、透明フィルム状の表面部材33が設けられ、その表面部材33が各種の操作部位34を覆っている。なお、操作部位34は、たとえば印刷を含めた加飾を、表面部材33の裏面側(Y2側)か、または表面ケース32の正面側(Y1側)に施すことにより、ユーザーに視認可能となっている。
一方、表面ケース32には切欠孔35が設けられていて、この切欠孔35は表面ケース32を貫通している。そして、この切欠孔35には、ボタン部材40の表面突出部41が配置される。表面突出部41は、ボタン部材40のうちユーザーが視認したり触れたりする部分であり、切欠孔35の内壁に対して若干の隙間を有する状態で切欠孔35に配置される。
図4に示すように、ボタン部材40は、上述した表面突出部41と共に、導光基底部41c、フランジ部42、アーム部43、支点部44および下方突出部45を有している。表面突出部41は、遮光部41aと発光部41bとを備えていて、遮光部41aは、その正面側(Y1側)にユーザーが視認可能な加飾が施された部分である。本実施の形態では、遮光部41aは、たとえば非透明または光の透過性が透明部材と比べて劣る樹脂(遮光性の樹脂)から形成されていて、発光部41bに比べて光を大幅に遮るように設けられている。
発光部41bは、図4および図5に示す構成では遮光部41aを囲むように、当該遮光部41aの周囲に設けられている。また、導光基底部41cは、発光部41bよりも背面側(Y2側)に位置していて、後述する背面導光部材70と対向している。これら発光部41bおよび導光基底部41cは、透明樹脂を材質として形成されていて、それによって光源61からの光を外部に向けて出射させることを可能としている。
なお、本実施の形態では、発光部41bおよび導光基底部41c以外の、フランジ部42、アーム部43、支点部44および下方突出部45も透明樹脂を材質として形成されている。そして、図5に示すように、遮光部41aを形成する遮光性の樹脂と透明樹脂との二色成形によってボタン部材40が形成されている。
ただし、そのような二色成形によってボタン部材40を形成せずに、たとえば透明樹脂のみによってボタン部材40を形成するようにしても良い。その場合には、透明部材の遮光部41aに対応する部分に遮光性の印刷や遮光性の薄膜を形成したり、遮光性の部材を貼り付ける等により、遮光部41aが形成される。また、透明樹脂で形成される発光部41b、導光基底部41c、フランジ部42、アーム部43、支点部44および下方突出部45は、正面導光部材46として説明する。正面導光部材46は、入射された光を導く機能を有するが、特に発光部41bおよび導光基底部41cは、そのような機能を備えている。ただし、その他のフランジ部42、アーム部43、支点部44および下方突出部45の少なくとも1つは、入射された光を導く機能を備えていなくても良い。なお、正面導光部材46は、第2導光部材に対応する。
なお、上述の透明樹脂には、透明でないものの光の透過性の高い樹脂も含まれる。同様に、透明部材には、透明でないものの光の透過性の高い部材も含まれる。そのようなものとしては、たとえば拡散材が内部に含まれているような乳白色の樹脂・部材や、表面の傷(凹凸等)によって半透明状となっている樹脂・部材等がある。
図4および図5に示すように、フランジ部42は、導光基底部41cの周囲に位置していると共に導光基底部41cよりも薄肉に設けられている。また、導光基底部41cおよびフランジ部42は、切欠孔35よりも大面積であり、Y方向に沿って切欠孔35を通過すると、これら導光基底部41cおよびフランジ部42に遮られるように設けられている。
また、アーム部43はフランジ部42と支点部44とを結ぶ連結部分であり、支点部44は表面ケース32の支持部と裏面ケース80の支持部との間で支持(固定)される部分であり、この支点部44を支点としてボタン部材40が揺動する。
下方突出部45は、フランジ部42のうち支点部44から離間する側(X1側)に設けられ、その下方突出部45はフランジ部42の背面からさらに背面側(Y2側)に向かって突出する部分である。下方突出部45は、図4に示す構成ではZ方向に3つ並んで設けられていて、それらの中で並びの中央の下方突出部45a(押込部に対応)がタクトスイッチ60(後述)と対向して設けられている。そして、表面突出部41が押し込まれると、この下方突出部45aがタクトスイッチ60を押し込む。なお、タクトスイッチ60と対向しない下方突出部45bは、基板50に接触して、ボタン部材40が過度に押し込まれるのを防止する。
図3から図5に示すように、パネル装置30の内部には電気的な回路を有する基板50が設けられていて、この基板50には、タクトスイッチ60および光源61が取り付けられている。タクトスイッチ60(スイッチに対応)は、本実施の形態では、押し込みによって記録装置10の電源のオン・オフを切り替えるためのスイッチである。ただし、このタクトスイッチ60は、その他の動作を行うためのスイッチであっても良い。タクトスイッチ60は、基板50の正面側(Y1側)に設けられ、しかも下方突出部45aに対向する位置に設けられ、下方突出部45aによる押し込みを可能としている。
図3および図5に示すように、光源61は、基板50の背面側(Y2側)に設けられている。光源61は、たとえばLED(Light Emitting Diode)であるが、光源61はLEDには限られず、ランプ等その他の発光部材を用いるようにしても良い。また、図3、図5および図6に示すように、光源61は、基板50に設けられている切欠部51に近接する位置に設けられている。それによって、光源61は、後述する背面導光部材70に光を効率良く入射させることが可能となっている。
上述のように、基板50には、切欠部51が設けられている。図3に示すように、切欠部51は、基板50の端部側(隅角部)を矩形状に切り欠いて形成されている。この切欠部51には、背面導光部材70が配置される。そのため、切欠部51の大きさも、背面導光部材70の取り付けに対応した大きさとなっている。本実施の形態では、切欠部51は基板50の隅角部に設けられているが、切欠部51は隅角部以外の部分に孔状の形態で設けられていても良い。また、切欠部51は、矩形状以外の形態に切り欠かれていても良い。
図3から図6に示すように、切欠部51には、第1導光部材としての背面導光部材70が配置される。背面導光部材70は、正面導光部材46と同様に、透明樹脂を材質として形成されていて、光を導く機能を有している。この背面導光部材70の隣り合う2つの辺に沿い、段差部71が設けられている。段差部71は、背面導光部材70の背面側(Y2側)の部分が、背面導光部材70の正面側(Y1側)の部分よりも大面積に設けられることによって形成され、本実施の形態では略L字状に設けられている。
段差部71の正面部71aは、基板50のうち切欠部51の周縁部分に当接する。その状態で、基板50よりも背面側に裏面ケース80が位置し、その裏面ケース80が背面導光部材70に当接することにより、背面導光部材70はY方向への移動が阻止される状態で保持される。
背面導光部材70の各辺の中で段差部71が存在していない一辺側には、差込孔72が形成されている。この差込孔72には表面ケース32の差込ピン32aが差し込まれる。さらに差込ピン32aの付け根側には、背面導光部材70の正面に当接する受け部32bが設けられている。このように、背面導光部材70には、段差部71および差込孔72が設けられることにより、背面導光部材70は、基板50、表面ケース32および裏面ケース80とに挟み込まれる状態で、それらに対する位置ずれが抑えられた状態で取り付けられている。
なお、以下の説明では、背面導光部材70のうち段差部71から背面側(Y2側)の部分を、オーバーラップ部73とする。オーバーラップ部73は、基板50に重ねられた(オーバーラップした)配置となっている。また、オーバーラップ部73は、基板50よりも背面側(Y2側)に飛び出している。また、背面導光部材70のうち切欠部51に嵌め込まれている部分を、嵌込部74とする。Y方向に沿って嵌込部74と導光基底部41cを投影した場合、嵌込部74は、導光基底部41cの全体を覆うように大面積に設けられている。
図3および図6に示すように、背面導光部材70には、窪み部75が設けられている。窪み部75は、図3および図6に示す構成では、背面導光部材70のオーバーラップ部73を円弧状に切り欠いた形状に形成されている。この窪み部75には、基板50に取り付けられている光源61が位置する。このような窪み部75の存在と光源61の窪み部75への配置により、背面導光部材70へは光が効率的に入射される。なお、図3および図6に示す構成では、窪み部75は2つ設けられているが、窪み部75の個数は、いくつであっても良い。
また、背面導光部材70の背面には、反射層76が設けられている。反射層76は、光源61から背面導光部材70に入射された光を、正面側に向けて反射させるための部分である。本実施の形態では、反射層76は、白色印刷によって形成されているが、白色印刷以外の手法によって反射層76を形成しても良い。
また、図5に示すように、パネル装置30には裏面ケース80が設けられていて、この裏面ケース80は、パネル装置30の各部材を背面側(Y2側)から覆っている。
<作用効果について>
以上のような構成の記録装置10によると、背面導光部材70の嵌込部74は、基板50の切欠部51に嵌め込まれる。そのため、基板50と背面導光部材70との間での薄型化が可能となる。それにより、基板50とボタン部材40との間での薄型化を図ることも可能となる。また、光源61からの光は、背面導光部材70に入射され、その背面導光部材70からボタン部材40へ向けて光が出射される。そのため、ボタン部材40において比較的広い面積を発光させることが可能となる。
ここで、従来のパネル装置30A,30Bの構成を、それぞれ図7および図8に模式的に示す。図7は、特許文献1のパネル装置30Aの構成を模式的に表したものであり、図8は、特許文献3のパネル装置30Bの構成を模式的に表したものである。
これら図7および図8に示す構成では、基板500には切欠部51に対応する部分は存在していない。そして、光源610から出射される光は、直接的に導光部材460に入射される。そのため、光源610と導光部材460との間には、光源610からの光の拡散のために比較的大きなスペースが必要となっていて、パネル装置30A,30Bの薄型化が困難となっている。
これに対して、本実施の形態では、図5に示すように、背面導光部材70の嵌込部74が、基板50の切欠部51に嵌め込まれる構成を採用するため、基板50と背面導光部材70との間での薄型化が可能となり、ひいては、パネル装置30の薄型化を図ることも可能となる。また、光源61からの光が、背面導光部材70に入射されることにより、光の拡散のためにさほど大きなスペースを要せずに済む。また、背面導光部材70を経た光がボタン部材40に到達することにより、ボタン部材40において比較的広い面積を発光させることが可能となる。
また、本実施の形態では、ボタン部材40には、正面導光部材46が一体化されている。かかる正面導光部材46の存在により、ボタン部材40の内部においても光を発光部41bまで良好に導くことが可能となり、その発光部41bから出射させることが可能となる。
さらに、本実施の形態では、フランジ部42には下方突出部45aが設けられている。そのため、かかる下方突出部45aを利用して、タクトスイッチ60を押し込むことが可能となる。
また、本実施の形態では、基板50の背面側(Y2側)に光源61が取り付けられているため、光源61から直接ボタン部材40に向かおうとする光は基板50によって遮られる。それにより、光源61からの光は背面導光部材70を経てボタン部材40に向かう状態となる。そのため、光源61が基板50の正面側(Y1側)に取り付けられている場合のように、光源61からの光が、目的以外の照光部分を照らすのを防止可能となる。
さらに、本実施の形態では、背面導光部材70には、段差部71が設けられている。そのため、段差部71を利用して、背面導光部材70の位置決めを行うことが可能となり、背面導光部材70の取り付けの容易性が向上する。
また、本実施の形態では、背面導光部材70は、オーバーラップ部73が基板50に当接する状態で、基板50と裏面ケース80とによって挟持される。そのため、背面導光部材70を簡易な構成で固定することが可能となる。
<変形例>
以上、本発明の第1および第2の実施の形態について述べたが、本発明は、種々変形可能である。以下、それについて述べる。
(1)変形例その1
上述の実施の形態においては、背面導光部材70は基板50よりも背面側(Y2側)に突出する構成について説明している。そして、背面側(Y2側)に突出するオーバーラップ部73から光源61の光を入射するようにしている。しかしながら、背面導光部材70は、基板50よりも正面側(Y1側)に突出する構成を採用しても良い。その場合には、基板50の正面側(Y1側)に光源61が設けられる構成を採用することが好ましい。
(2)変形例その2
また、上述の実施の形態では、ボタン部材40は、遮光部41aと正面導光部材46と一体的に設けられる構成を採用している。しかしながら、ボタン部材40は、遮光部41aは存在するものの正面導光部材46が存在しない構成を採用しても良い。このような構成を採用する場合には、ボタン部材40と切欠孔35との間の隙間から、光を外部に出射させることが可能となる。なお、ボタン部材40に正面導光部材46が存在しない構成を採用する場合には、遮光部41aからタクトスイッチ60に向かい延伸する部分が存在する方が好ましい。
(3)変形例その3
また、上述の実施の形態では、窪み部75は、オーバーラップ部73を円弧状に切り欠いた形状に形成されている。しかしながら、窪み部75は、円弧状に切り欠いた形状には限られず、多角形状に切り欠いた形状、円弧以外の曲面形状等、円弧状に切り欠いた以外の形状を採用しても良い。
(4)変形例その4
また、上述の実施の形態における光源61として、たとえば色違いのLEDを複数用いる構成を採用しても良い。そのように構成する場合、種々の色で発光部41bを発光させることが可能となる。
(5)変形例その5
また、上述の実施の形態では、発光部41bは、遮光部41aの周囲に存在するものとして説明している。しかしながら、表面突出部41においては遮光部41aと発光部41bとの位置関係は、特に限定されない。たとえばXZ平面において表面突出部41の一方側に片寄るように遮光部41aを配置し、それとは反対の他方側に片寄るように発光部41bを配置しても良く、発光部41bが表面突出部41の中心側やその他の部位に差し掛かるような所定の模様形状に形成されていても良い。また、背面導光部材70をたとえば複数用いるようにして、発光部41bの発光させる領域を複数の背面導光部材70のいずれかに対応させるように構成しても良い。
(6)変形例その6
また、上述の実施の形態において、記録装置10の概念には、上述したインクジェット式のプリンター以外に、レーザープリンターを含めることも可能である。すなわち、レーザープリンターに対しても、本発明を適用可能である。記録装置10の概念には、インク以外の他の液体(液体そのものや、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流動性を有する材質を含む)を噴射したりする流体噴射装置を含むようにすることもでき、そのような流体噴射装置に対しても本発明を適用可能である。そのようなものとしては、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する液状体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する流体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する流体噴射装置等がある。
(7)変形例その7
さらに、本発明の記録装置10の概念に含まれるものとしては、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する流体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する流体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する流体噴射装置、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置等がある。
10…記録装置、20…筐体、21…外装パネル、30,30A,30B…パネル装置、31…回動軸、32…表面ケース、32a…差込ピン、32b…受け部、33…表面部材、34…操作部位、35…切欠孔、40…ボタン部材、41…表面突出部、41a…遮光部、41b…発光部、41c…導光基底部、42…フランジ部、43…アーム部、44…支点部、45,45b…下方突出部、45a…下方突出部(押込部に対応)、46…正面導光部材(第2導光部材に対応)、50…基板、51…切欠部、60…タクトスイッチ(スイッチに対応)、61…光源、70…背面導光部材(第1導光部材に対応)、71…段差部、71a…正面部、72…差込孔、73…オーバーラップ部、74…嵌込部、75…窪み部、76…反射層、80…裏面ケース、460…導光部材、500…基板、610…光源

Claims (3)

  1. 基板の正面に取り付けられたスイッチと、
    前記基板の背面に取り付けられた光源と、
    前記基板に設けられた切欠部と、
    前記基板の前記切欠部内に配置され、前記基板の前記背面より突出し、前記光源から出射される光を入射し、前記基板の正面側に出射させる第1導光部材と、
    前記第1導光部材に対して前記基板の正面側に配置され、前記第1導光部材から出射される光を入射するとともに、前記スイッチを押し込むための押込部を有する第2導光部材と、
    前記第2導光部材に設けられ、前記光源から前記第1導光部材へ入射した前記光が前記第2導光部材に入射するよう前記第1導光部材から出射されることによって照光されるボタン部材と、
    を具備し、
    前記第1導光部材には、前記基板に重ねられる状態で配置されるオーバーラップ部と、前記切欠部に嵌め込まれる嵌込部と、前記嵌込部と前記オーバーラップ部との間に段差状の段差部と、が設けられ、
    前記ボタン部材が押し込まれると、前記第2導光部材の前記押込部が前記スイッチを押し込むことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1記載の記録装置であって、
    前記ボタン部材には、前記第2導光部材が一体的に設けられていて、
    さらに前記ボタン部材には、前記第2導光部材により導かれる光を外部に向けて出射させる発光部が設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または2記載の記録装置であって、
    前記基板の前記背面側には裏面ケースが配置されていて、
    この裏面ケースと前記基板とによって、前記第1導光部材は挟持される、
    ことを特徴とする記録装置。
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