JP6007760B2 - 冷媒回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒回路装置に関し、より詳細には、ヒートポンプ機能を有する冷媒回路を備えた冷媒回路装置に関する。
ヒートポンプ機能を有する冷媒回路を備えた冷媒回路装置としては、主経路と、高圧冷媒導入経路と、放熱経路と、戻経路とを有する冷媒回路を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
図15に示しているように、主経路と、高圧冷媒導入経路と、放熱経路と、戻経路とを有する冷媒回路を備えた冷媒回路装置の主経路120には、圧縮機21、庫外熱交換器122、ドライヤ23、入口側電子膨張弁24(24a、24b、24c)、キャピラリーチューブ26(26a、26b、26c)、庫内熱交換器27(27a、27b、27c)などが冷媒配管28で順次接続されて環状に構成されている。圧縮機21は、庫内熱交換器27を通過した冷媒を吸引し、吸引した冷媒を圧縮して高温高圧の状態にして吐出するものである。庫外熱交換器122は、圧縮機21で圧縮した冷媒を導入して凝縮させるものである。入口側電子膨張弁24、キャピラリーチューブ26は、入口側電子膨張弁24の弁開度を調整して冷媒流量を制御するとともに、庫外熱交換器122で凝縮した冷媒を減圧して断熱膨張させるものである。そして、庫内熱交換器27は、対象となる商品収容庫3(3a、3b、3c)の内部に配設されている。
このような主経路120においては、圧縮機21で圧縮された冷媒が流路切替弁291を介して庫外熱交換器122に導入されて凝縮し、この凝縮した冷媒が入口側電子膨張弁24、キャピラリーチューブ26で断熱膨張され、庫内熱交換器27で蒸発する。この庫内熱交換器27で蒸発した冷媒は、圧縮機21により吸引されて再び圧縮されて循環することになる。これにより庫内熱交換器27が配設された商品収容庫3の内部空気は冷却されることになる。
高圧冷媒導入経路130は、圧縮機21で圧縮した冷媒が流路切替弁291を介して導入され、主経路120を構成する庫内熱交換器27のうち加熱対象となる商品収容庫3cに配設されたものに供給することにより該庫内熱交換器27cで冷媒を凝縮させるものである。これにより該庫内熱交換器27cが配設された商品収容庫3cの内部空気は加熱されることになる。
放熱経路140には、加熱側電子膨張弁42とキャピラリーチューブ43が接続してあり、加熱側電子膨張弁42の弁開度を調整して冷媒流量を制御するとともに、冷媒を減圧して断熱膨張させるものである。そして放熱経路140は、庫外熱交換器122に隣接する態様で配設された加熱側庫外熱交換器45の入口側に接続された経路である。この放熱経路140は、庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を加熱側庫外熱交換器45に供給するためのものである。
加熱側庫外熱交換器45は、自身を通過する冷媒と周囲空気との間で熱交換させて、該冷媒を放熱させるものである。すなわち、放熱経路140は、庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を加熱側電子膨張弁42とキャピラリーチューブ43に導入した上で、加熱側庫外熱交換器45に送出するものである。
戻経路150は、加熱側庫外熱交換器45で放熱した冷媒を導入し、主経路120の庫内熱交換器27の上流側に戻すためのものである。
以上のような構成を有する冷媒回路110においては、上記構成のほか、バイパス経路160、170を備えている。バイパス経路160は、バイパス電磁弁293を開成して加熱側庫外熱交換器45を通過した冷媒をバイパス配管61で主経路120に戻すためのものである。バイパス経路170は、バイパス電磁弁294を開成して庫外熱交換器122を通過した冷媒をバイパス配管71で主経路120に戻すためのものである。また、25、46、124は冷媒の逆流を阻止する逆止弁であり、292は開閉可能な弁体である電磁弁である。
このような構成を有する冷媒回路装置においては、該当する商品収容庫の内部空気の冷却のみを行なう場合(冷却単独運転を行なう場合)には、主経路120のみに冷媒を循環させればよい。その一方、一の商品収容庫の内部空気を加熱して他の商品収容庫の内部空気を冷却する場合(加熱冷却運転を行なうヒートポンプ運転の場合)には、圧縮機21で圧縮した冷媒を高圧冷媒導入経路130、放熱経路140および戻経路150から主経路120の順に循環させればよい。
特開2011−22763号公報
このように、冷媒回路110には、圧縮機21で圧縮された冷媒を凝縮するための庫外熱交換器122と、庫外熱交換器122に隣接する態様で配設され、庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を放熱させる加熱側庫外熱交換器45と、2つの庫外熱交換器を備える必要がある。しかしながら、このように2つの庫外熱交換器を備えると冷媒回路装置の製造コストが嵩むという課題がある。
また、1つの圧縮機で加熱単独運転とヒートポンプ運転とを行う冷媒回路装置では、加熱単独運転時の最適冷媒量とヒートポンプ運転時の最適冷媒量の差が大きく、ヒートポンプ運転時の冷媒量を最適にした場合には加熱単独運転時の高圧側圧力が高くなりすぎ、総合的に加熱効率が低下する。この加熱効率低下は、加熱単独運転時は庫外蒸発器として使用し、ヒートポンプ運転時は補助熱交換器として共有している熱交換器の大きさを最小とすることで、加熱単独運転とヒートポンプ運転との2つの運転時における最適冷媒量の差を小さくして解消しようとしている。しかし、熱交換器の大きさを小さくすることで加熱単独運転時の庫外蒸発器で吸熱できる熱量は周囲温度が低くなる程小さくなり、商品収容庫3内へ放熱するのに必要な熱量を吸熱できなくなり、省エネを図ることが困難になるという課題がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、製造コストの低減化、および、加熱運転時の性能アップ、省エネを図ることができる冷媒回路装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る冷媒回路装置は、対象室の内部に配設された庫内熱交換器と、前記庫内熱交換器を通過した冷媒を吸引して圧縮する圧縮機と、前記圧縮機で圧縮した冷媒を導入して凝縮させる庫外熱交換器と、を第1送出状態の流路切替弁を介して冷媒配管で順次接続して構成した主経路と、
前記流路切替弁を第2送出状態に切り替えることにより前記圧縮機で圧縮した冷媒を導入し、前記庫内熱交換器のうち加熱対象となる室に配設されたものに供給することにより該庫内熱交換器で冷媒を凝縮させて該室の内部雰囲気を加熱させる高圧冷媒導入経路と、
前記加熱対象となる室に配設された前記庫内熱交換器で凝縮した冷媒を導入して前記庫外熱交換器に供給し、前記主経路の前記庫内熱交換器の上流側に戻す放熱経路と、
前記加熱対象となる室に配設された前記庫内熱交換器で凝縮した冷媒を導入して前記庫外熱交換器に供給された冷媒を前記主経路の前記圧縮機の上流側に戻すバイパス経路と、から構成され、
前記加熱対象となる室に配設された前記庫内熱交換器から前記庫外熱交換器に至る前記放熱経路の途中に設けられ、前記放熱経路を通過する冷媒を断熱膨張させる第1の膨張機構と、
前記主経路における前記庫内熱交換器の上流側にそれぞれ設けられ、前記庫外熱交換器を通過した冷媒を断熱膨張させる第2の膨張機構と、を備え、
前記流路切替弁を第2送出状態に切り替えることにより前記圧縮機で圧縮した冷媒を導入し、前記庫内熱交換器のうち加熱対象となる室に配設されたものに供給することにより該庫内熱交換器で冷媒を凝縮させて該室の内部雰囲気を加熱させ、
前記加熱対象となる室に配設された庫内熱交換器で凝縮した冷媒を導入して前記庫外熱交換器に供給された冷媒を、前記庫内熱交換器のうち冷却対象となる室に配設されたものに供給することにより該庫内熱交換器で冷媒を蒸発させて該室の内部雰囲気を冷却させるヒートポンプ運転時には、

前記第1の膨張機構の弁開度を小さくし、前記冷却対象となる室に配設された前記庫内熱交換器の上流側に設けられた前記第2の膨張機構の弁開度を大きくすることを特徴とする。

また、本発明の請求項に係る冷媒回路装置は、上述した請求項1において、前記第1の膨張機構および前記第2の膨張機構は、電子膨張弁であることを特徴とする。

また、本発明の請求項に係る冷媒回路装置は、上述した請求項1において、前記第1の膨張機構は、キャピラリーチューブを並列に複数接続し、該キャピラリーチューブの何れかに接続している電磁弁を開閉して冷媒の流れを切り換えることを特徴とする。

また、本発明の請求項に係る冷媒回路装置は、上述した請求項1において、前記第1の膨張機構は、キャピラリーチューブを直列に複数接続し、該キャピラリーチューブの何れかに接続しているバイパス配管に設けた電磁弁を開閉して冷媒の流れを切り換えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、対象室の内部に配設された庫内熱交換器と、前記庫内熱交換器を通過した冷媒を吸引して圧縮する圧縮機と、前記圧縮機で圧縮した冷媒を導入して凝縮させる庫外熱交換器と、を第1送出状態の流路切替弁を介して冷媒配管で順次接続して構成した主経路と、前記流路切替弁を第2送出状態に切り替えることにより前記圧縮機で圧縮した冷媒を導入し、前記庫内熱交換器のうち加熱対象となる室に配設されたものに供給することにより該庫内熱交換器で冷媒を凝縮させて該室の内部雰囲気を加熱させる高圧冷媒導入経路と、前記加熱対象となる室に配設された前記庫内熱交換器で凝縮した冷媒を導入して前記庫外熱交換器に供給し、前記主経路の前記庫内熱交換器の上流側に戻す放熱経路と、前記加熱対象となる室に配設された前記庫内熱交換器で凝縮した冷媒を導入して前記庫外熱交換器に供給された冷媒を前記主経路の前記圧縮機の上流側に戻すバイパス経路と、から構成され、前記加熱対象となる室に配設された前記庫内熱交換器から前記庫外熱交換器に至る前記放熱経路の途中に設けられ、前記放熱経路を通過する冷媒を断熱膨張させる第1の膨張機構と、前記主経路における前記庫内熱交換器の上流側にそれぞれ設けられ、前記庫外熱交換器を通過した冷媒を断熱膨張させる第2の膨張機構と、を備え、前記流路切替弁を第2送出状態に切り替えることにより前記圧縮機で圧縮した冷媒を導入し、前記庫内熱交換器のうち加熱対象となる室に配設されたものに供給することにより該庫内熱交換器で冷媒を凝縮させて該室の内部雰囲気を加熱させ、前記加熱対象となる室に配設された庫内熱交換器で凝縮した冷媒を導入して前記庫外熱交換器に供給された冷媒を、前記庫内熱交換器のうち冷却対象となる室に配設されたものに供給することにより該庫内熱交換器で冷媒を蒸発させて該室の内部雰囲気を冷却させるヒートポンプ運転時には、前記第1の膨張機構の弁開度を小さくし、前記冷却対象となる室に配設された前記庫内熱交換器の上流側に設けられた前記第2の膨張機構の弁開度を大きくすることにより、庫外熱交換器を主経路と放熱経路とで共有させ、2つの庫外熱交換器を大型化させた1つの庫外熱交換器とすることで、加熱単独運転時に周囲温度が低い場合にも庫外熱交換器の吸熱量を増加させ、庫内熱交換器が商品収容庫内へ放熱するのに必要な熱量を吸熱できるようにして加熱能力を向上させ、消費電力量を低減して、加熱運転時の性能アップ、省エネを図ることができ、さらに、2つの庫外熱交換器を1つの庫外熱交換器とすることにより、製造コストの低減化を図ることができるので、製造コストの低減化、および、加熱運転時の性能アップ、省エネを図ることができる冷媒回路装置を提供することが可能となる。また、庫外熱交換器内の冷媒密度を下げて冷媒量を少なくし、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量の差を埋めることで、周囲温度が低いときにも加熱効率をアップさせて省エネを図ることが可能となる。

また、請求項の発明によれば、前記第1の膨張機構および前記第2の膨張機構は、電子膨張弁であることにより、庫外熱交換器内の冷媒密度を下げて冷媒量を少なくし、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量の差を埋めることで、周囲温度が低いときにも加熱効率をアップさせて省エネを図ることを容易に行うことが可能となる。

また、請求項の発明によれば、前記第1の膨張機構は、キャピラリーチューブを並列に複数接続し、該キャピラリーチューブの何れかに接続している電磁弁を開閉して冷媒の流れを切り換えることにより、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量とすることで、周囲温度が低いときにも加熱効率をアップさせて省エネを図ることが可能となり、コスト低減にも寄与することができる。

また、請求項の発明によれば、前記第1の膨張機構は、キャピラリーチューブを直列に複数接続し、該キャピラリーチューブの何れかに接続しているバイパス配管に設けた電磁弁を開閉して冷媒の流れを切り換えることにより、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量とすることで、周囲温度が低いときにも加熱効率をアップさせて省エネを図ることが可能となり、コスト低減にも寄与することができる。
本発明の実施の形態1である冷媒回路装置が適用された自動販売機の内部構造を示す斜視図である。 図1に示した自動販売機の内部構造を示すものであり、商品収容庫の断面側面図である。 図1および図2に示した自動販売機に適用された冷媒回路装置を概念的に示す冷媒回路図である。 図3に示した冷媒回路装置においてCCC運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 図3に示した冷媒回路装置においてHCC運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 図3に示した冷媒回路装置において加熱単独運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態2である冷媒回路装置においてHCC運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 図7に示した冷媒回路装置において加熱単独運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 図7に示した冷媒回路装置の主経路の電子膨張弁を電磁弁に換えてHCC運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 図9に示した冷媒回路装置において加熱単独運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態3である冷媒回路装置においてHCC運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 図11に示した冷媒回路装置において加熱単独運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 図11に示した冷媒回路装置の主経路の電子膨張弁を電磁弁に換えてHCC運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 図13に示した冷媒回路装置において加熱単独運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。 従来の主経路と、高圧冷媒導入経路と、放熱経路と、戻経路とを備えた冷媒回路装置を示す冷媒回路図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る冷媒回路装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、従来と同一構成に関しては同一符号を用いる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である冷媒回路装置が適用された自動販売機の内部構造を示す斜視図である。ここで例示する自動販売機は、本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の形態を成すものである。この本体キャビネット1には、その内部に例えば2つの断熱仕切板2によって仕切られた3つの独立した商品収容庫3(3a、3b、3c)が左右に並んだ態様で設けてある。この商品収容庫3は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの商品を所望の温度に維持した状態で収容するための室で、断熱構造を有している。
図2は、図1に示した自動販売機の内部構造を示すものであり、右側の商品収容庫3aの断面側面図である。尚、ここでは右側の商品収容庫3(以下、適宜右庫3aとも称する)の内部構造について示しているが、中央の商品収容庫3(以下、適宜中庫3bとも称する)および左側の商品収容庫3(以下、適宜左庫3cとも称する)の内部構造も右庫3aと略同じような構成であり、右庫3a、中庫3bは冷却専用庫、左庫3cを冷却/加熱兼用庫としている。尚、本明細書における右側とは、自動販売機を正面から見た場合の右方を示し、左側とは、自動販売機を正面から見た場合の左方を示す。
本体キャビネット1の前面には、外扉4および内扉5が設けてある。外扉4は、本体キャビネット1の前面開口を開閉するためのものであり、内扉5は、商品収容庫3の前面を開閉し、内部の商品を保温するものであり、上下2段に分割された内部に断熱体を有する箱型形状の構造体である。上側の内扉5aは、一端を外扉4に枢軸し、他端を外扉4に係着して、外扉4の開放と同時に商品収容庫3の前面上側を開放させて、商品の補充を容易にするものである。下側の内扉5bは、一端を本体キャビネット1に枢軸し、他端を本体キャビネット1に不図示の掛金にて掛着して、外扉4を開放したときには、閉止した状態であり、商品収納庫3内の冷気もしくは暖気が流出することを防ぎ、メンテナンス時など必要に応じて開放できるものである。
上記商品収容庫3には、商品収納ラック6、搬出機構7および搬出シュータ8が設けてある。商品収納ラック6は、商品を上下方向に沿って並ぶ態様で収納するためのものである。搬出機構7は、商品収納ラック6の下部に設けてあり、この商品収納ラック6に収納された商品群の最下位にある商品を1つずつ搬出するためのものである。搬出シュータ8は、搬出機構7から搬出された商品を内扉5bに配設された搬出扉5cを介して外扉4に設けられた商品取出口4aに導くためのものである。
図3は、図1および図2に示した自動販売機に適用された冷媒回路装置を概念的に示す冷媒回路図である。ここで例示する冷媒回路装置は、主経路20、高圧冷媒導入経路30、放熱経路40およびバイパス経路50からなる冷媒回路10を備えて構成してある。冷媒回路10は、内部に冷媒(例えば、R134a)が封入されている。
主経路20は、圧縮機21、流路切替弁291、庫外熱交換器22、ドライヤ23、入口側電子膨張弁24、キャピラリーチューブ26および庫内熱交換器27を冷媒配管28にて順次接続して構成してある。
圧縮機21は、図2にも示しているように機械室9に配設してある。機械室9は、本体キャビネット1の内部を底板1aで商品収容庫3と区画され、かつ商品収容庫3の下方側の室である。この圧縮機21は、吸引口を通じて冷媒を吸引し、吸引した冷媒を圧縮して高温高圧の状態(高温高圧冷媒)にして吐出口より吐出するものである。
庫外熱交換器22は、図2にも示すように圧縮機21と同様に機械室9に配設してあり、送風ファンF2の回転によって自身を通過する冷媒と周囲空気との間で熱交換される。この庫外熱交換器22は、圧縮機21で圧縮された冷媒が通過する場合には、該冷媒を凝縮させるものである。
この庫外熱交換器22と圧縮機21とを接続する冷媒配管28には、流路切替弁291が設けてある。かかる流路切替弁291については後述する。
庫内熱交換器27は、複数(図示の例では3つ)設けてあり、各商品収容庫3の内部低域であって、背面ダクトD(図2参照)の前面側に配設してある。これら庫内熱交換器27と庫外熱交換器22とを接続する冷媒配管28は、その途中の第1分岐点P1で3つに分岐して、右庫3aに配設された庫内熱交換器27(以下、右庫内熱交換器27aとも称する)の入口側、中庫3bに配設された庫内熱交換器27(以下、中庫内熱交換器27bとも称する)の入口側、そして、左庫3cの内部に配設された庫内熱交換器27(以下、左庫内熱交換器27cとも称する)の入口側にそれぞれ接続してある。
また、この冷媒配管28においては、第1分岐点P1から右庫内熱交換器27a、中庫内熱交換器27bおよび左庫内熱交換器27cのそれぞれに至る途中に、第2の膨張機構を構成する入口側電子膨張弁24(24a、24b、24c)が接続してあり、入口側電子膨張弁24にはキャピラリーチューブ26(26a、26b、26c)が接続してある。入口側電子膨張弁24、キャピラリーチューブ26は、入口側電子膨張弁24の弁開度を調整して冷媒流量を制御するとともに、庫外熱交換器22で凝縮した冷媒を減圧して断熱膨張させるものである。また、入口側電子膨張弁24cとキャピラリーチューブ26cの間には逆止弁25が接続され、逆止弁25は、後述する高圧冷媒導入経路30から左庫内熱交換器27cへと通流する冷媒が入口側電子膨張弁24c側へと逆流することを阻止するためのものである。
上記庫内熱交換器27の出口側に接続された冷媒配管28は、途中の第1合流点P2、第2合流点P3で合流し、圧縮機21に接続している。ここで左庫内熱交換器27cの出口側から第1合流点P2に至る冷媒配管28の途中には出口側低圧電磁弁292が配設してある。かかる出口側低圧電磁弁292は、開閉可能な弁体であり、コントローラから開指令が与えられた場合には開成して冷媒の通過を許容する一方、閉指令が与えられた場合には閉成して冷媒の通過を規制するものである。
高圧冷媒導入経路30は、流路切替弁291に連結され、左庫内熱交換器27cの入口側の冷媒配管28に合流する高圧冷媒導入配管31により構成された経路である。この高圧冷媒導入経路30は、圧縮機21で圧縮された冷媒(高圧冷媒)を導入する経路である。
ここで流路切替弁291は、圧縮機21で圧縮した冷媒を庫外熱交換器22へ送出する第1送出状態と、圧縮機21で圧縮した冷媒を高圧冷媒導入経路30へ送出する第2送出状態との間で択一的に切り換え可能な切換電磁弁である。かかる流路切替弁291の切換動作は、コントローラから与えられる指令に応じて行なわれる。
左庫内熱交換器27cは、高圧冷媒導入経路30を通じて圧縮機21で圧縮された冷媒が供給された場合には、通過する冷媒を凝縮させて対象となる商品収容庫3(左庫3c)の内部空気を加熱するものである。
放熱経路40には、第1の膨張機構を構成する加熱側電子膨張弁42が接続してあり、加熱側電子膨張弁42にはキャピラリーチューブ43が接続してある。加熱側電子膨張弁42、キャピラリーチューブ43は、加熱側電子膨張弁42の弁開度を調整して放熱配管41を通過する冷媒流量を制御するとともに、冷媒を減圧して断熱膨張させるものである。また、キャピラリーチューブ43と主経路20との間には逆止弁44が接続され、逆止弁44は、主経路20を通流する冷媒がキャピラリーチューブ43側へと通流(逆流)することを阻止するためのものである。
そして放熱経路40は、左庫内熱交換器27cの出口側に接続された冷媒配管28の途中の第2分岐点P4で分岐され、加熱側電子膨張弁42、キャピラリーチューブ43、逆止弁44を介して第3合流点P5で冷媒配管28に合流する経路であり、左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を庫外熱交換器22に供給するためのものである。
そして、庫外熱交換器22は、自身を通過する冷媒と周囲空気との間で熱交換させて、該冷媒を放熱させるものである。すなわち、放熱経路40は、左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を第1の膨張機構である加熱側電子膨張弁42に導入した上で、庫外熱交換器22に送出するものである。
以上のような構成を有する冷媒回路10においては、上記構成のほか、バイパス経路50を備え、バイパス経路50は、庫外熱交換器22の下流側に設けられた第3分岐点P6から分岐するバイパス配管51が第4合流点P7で冷媒配管28に合流し、バイパス配管51にはバイパス電磁弁293が設けられて構成されている。バイパス電磁弁293は、開閉可能な弁体であり、コントローラから開指令が与えられた場合には開成して冷媒の通過を許容する一方、閉指令が与えられた場合には閉成して冷媒の通過を阻止するものである。
以上のような構成を有する冷媒回路装置は、次のようにして商品収容庫3に収容された商品を冷却、あるいは加熱する。
まず、CCC運転(すべての商品収容庫3の内部空気を冷却する運転)を行なう場合について説明する。この場合、コントローラは、流路切替弁291を第1送出状態にさせ、加熱側電子膨張弁42、バイパス電磁弁293に閉指令を与え、入口側電子膨張弁24a、24b、24cおよび出口側低圧電磁弁292に対して開指令を与える。これにより圧縮機21で圧縮された冷媒は、図4の矢印で示すように循環する。
すなわち、圧縮機21で圧縮された冷媒は、第1送出状態にある流路切替弁291を経由して庫外熱交換器22に至る。庫外熱交換器22に至った冷媒は、該庫外熱交換器22を通過中に、周囲空気(外気)に放熱して凝縮する。庫外熱交換器22で凝縮した冷媒はドライヤ23を経由して第1分岐点P1で3つに分岐した後、入口側電子膨張弁24a、24b、24cおよびキャピラリーチューブ26a、26b、26cでそれぞれ断熱膨張し、右庫内熱交換器27a、中庫内熱交換器27bおよび左庫内熱交換器27cに至り、各庫内熱交換器27で蒸発して商品収容庫3の内部空気から熱を奪い、該内部空気を冷却する。冷却された内部空気は、各庫内送風ファン(F1:図2参照)の駆動により内部を循環し、これにより各商品収容庫3に収容された商品は、循環する内部空気に冷却される。各庫内熱交換器27で蒸発した冷媒は、第1合流点P2、第2合流点P3で合流した後、圧縮機21に吸引され、圧縮機21で圧縮されて上述した循環を繰り返す。
次に、HCC運転(左庫3c(加熱対象となる室)の内部空気を加熱し、かつ右庫3aおよび中庫3b(冷却対象となる室)の内部空気を冷却するヒートポンプ運転)を行なう場合について説明する。この場合、コントローラは、流路切替弁291を第2送出状態にさせ、バイパス電磁弁293、入口側電子膨張弁24cおよび出口側低圧電磁弁292に対して閉指令を与え、加熱側電子膨張弁42、入口側電子膨張弁24a、24bに対して開指令を与える。これにより圧縮機21で圧縮された冷媒は、図5の矢印で示すように循環する。
すなわち、圧縮機21で圧縮された冷媒は、第2送出状態にある流路切替弁291を経由して高圧冷媒導入配管31を通過して左庫内熱交換器27cに至る。左庫内熱交換器27cに至った冷媒は、該左庫内熱交換器27cを通過中に、左庫3cの内部空気と熱交換し、該内部空気に放熱して凝縮する。これにより左庫3cの内部空気を加熱する。加熱された内部空気は、庫内送風ファン(F1:図2参照)の駆動により、左庫3cの内部を循環し、これにより左庫3cに収容された商品は、循環する内部空気により加熱される。
左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒は、放熱経路40を構成する放熱配管41に配設された後述するように作用する加熱側電子膨張弁42(第1の膨張機構)とキャピラリーチューブ43を通過して第3合流点P5で冷媒配管28(主経路20)に流入し、庫外熱交換器22に至り、該庫外熱交換器22で周囲空気に放熱する。庫外熱交換器22で放熱した冷媒は、ドライヤ23を経由して開成する入口側電子膨張弁24a、24b(第2の膨張機構)とキャピラリーチューブ26a、26bを通過する。入口側電子膨張弁24a、24bおよびキャピラリーチューブ26a、26bを通過した冷媒は、それぞれ断熱膨張して右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bに至り、これら右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bでそれぞれ蒸発して右庫3aおよび中庫3bの内部空気から熱を奪い、該内部空気を冷却する。冷却された内部空気は、各庫内送風ファン(F1:図2参照)の駆動により右庫3aおよび中庫3bの内部を循環し、これにより右庫3aおよび中庫3bに収容された商品は循環する内部空気により冷却される。右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bで蒸発した冷媒は、圧縮機21に吸引され、圧縮機21で圧縮されて上述した循環を繰り返す。
また、右庫3aおよび中庫3bの商品が所望の設定温度に達して冷却運転(右庫3aおよび中庫3bの内部空気を冷却する運転)を停止し、かつ加熱対象となる室の商品を所望の設定温度まで加熱する加熱単独運転(左庫3cのみの内部空気を加熱する運転)について説明する。この場合、コントローラは、流路切替弁291を第2送出状態にさせ、出口側低圧電磁弁292の他、入口側電子膨張弁24a、24b、24cの全てに対して閉指令を与え、加熱側電子膨張弁42、バイパス電磁弁293に対して開指令を与える。これにより圧縮機21で圧縮された冷媒は、図6の矢印で示すように循環する。
すなわち、圧縮機21で圧縮された冷媒は、第2送出状態にある流路切替弁291を経由して高圧冷媒導入配管31を通過して左庫内熱交換器27cに至る。左庫内熱交換器27cに至った冷媒は、該左庫内熱交換器27cを通過中に、左庫3cの内部空気と熱交換し、該内部空気に放熱して凝縮する。これにより左庫3cの内部空気を加熱する。加熱された内部空気は、庫内送風ファン(F1:図2参照)の駆動により、左庫3cの内部を循環し、これにより左庫3cに収容された商品は、循環する内部空気により加熱される。
左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒は、放熱経路40を構成する放熱配管41を通過して庫外熱交換器22に至り、該庫外熱交換器22で放熱する。庫外熱交換器22で放熱した冷媒は第2分岐点P6から分岐するバイパス配管51を経由して第4合流点P7で冷媒配管28に合流して、圧縮機21に吸引される。
ここで、本発明の実施の形態1である冷媒回路装置を構成する冷媒回路10は、主経路20と高圧冷媒導入経路30と放熱経路40とバイパス経路50とから構成され、庫外熱交換器22を主経路20と放熱経路40とで共有させ、2つの庫外熱交換器を大型化させた1つの庫外熱交換器22とすることで、加熱単独運転時に周囲温度が低い場合にも庫外熱交換器22の吸熱量を増加させ、左庫内熱交換器27cが左庫3c内へ放熱するのに必要な熱量を吸熱できるようにして加熱能力を向上させ、消費電力量を低減して、加熱運転時の性能アップ、省エネを図ることができる。さらに、2つの庫外熱交換器を1つの庫外熱交換器22とすることにより、製造コストの低減化を図ることができる。
また、この放熱経路40の途中には、放熱経路40を通過する冷媒を断熱膨張させる加熱側電子膨張弁42(第1の膨張機構)とキャピラリーチューブ43とを直列に接続して設け、主経路20の庫内熱交換器27の上流側には、庫外熱交換器22を通過した冷媒を断熱膨張させる入口側電子膨張弁24a、24b(第2の膨張機構)とキャピラリーチューブ26a、26bとを直列に接続して設けている。ヒートポンプ運転時には庫外熱交換器22内の冷媒量が増加し、高圧側の温度上昇速度が遅くなるが、ヒートポンプ運転時には、加熱側電子膨張弁42の弁開度を小さくし、冷却対象となる右庫3aおよび中庫3bに配設された右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bの上流側に設けられた入口側電子膨張弁24a、24bの弁開度を大きくするように制御することにより、庫外熱交換器22内の冷媒密度を下げて冷媒量を少なくし、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量の差を埋めることで、周囲温度が低いときにも加熱能力を向上させ、加熱効率アップさせて省エネを図ることを可能としている。また、冷媒配管の簡素化、図15の電磁弁294、逆止弁124の削除によるコスト低減に寄与する。このように、製造コストの低減化、および、加熱運転時の性能アップ、省エネを図ることができる冷媒回路装置を提供することができる。
なお、上述した実施の形態においては、温度センサによる制御について特に言及していないが、本発明においては、庫内熱交換器27に温度センサを設け、冷媒温度を所望の温度となるように、第1の膨張機構および第2の膨張機構の開度を調整することで、最適な冷媒流量を確保して加熱能力を向上させることができる。
(実施の形態2)
図7、図8は、本発明の実施の形態2である冷媒回路装置を概念的に示す冷媒回路図であり、図7はHCC運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図、図8は加熱単独運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。なお、実施の形態1と同一構成に関しては同一符号を用いる。
実施の形態1の冷媒回路装置では、放熱経路40に加熱側電子膨張弁42を配設し、加熱側電子膨張弁42の弁開度を調整して放熱配管41を通過する冷媒流量を制御するようにしているが、実施の形態2の冷媒回路装置では、放熱経路40の放熱配管41にキャピラリーチューブ43a、43bを並列に複数接続し、該キャピラリーチューブ43bに接続している電磁弁295を開閉して冷媒の流れを切り換えることにより放熱配管41を通過する冷媒流量を制御するようにしている。
そして、HCC運転(ヒートポンプ運転)を行なう場合、コントローラは、流路切替弁291を第2送出状態にさせ、バイパス電磁弁293、入口側電子膨張弁24cおよび出口側低圧電磁弁292に対して閉指令を与え、電磁弁295、入口側電子膨張弁24a、24bに対して開指令を与える。これにより圧縮機21で圧縮された冷媒は、図7の矢印で示すように循環する。
すなわち、圧縮機21で圧縮された冷媒は、第2送出状態にある流路切替弁291を経由して高圧冷媒導入配管31を通過して左庫内熱交換器27cを通過中に左庫3cの内部空気と熱交換し、該内部空気に放熱して凝縮することで左庫3cの内部空気を加熱する。
左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒は、放熱経路40を構成する放熱配管41に並列に複数接続されているキャピラリーチューブ43a、43bを通過して第3合流点P5で冷媒配管28に流入して庫外熱交換器22で周囲空気に放熱する。庫外熱交換器22で放熱した冷媒は、ドライヤ23を経由して開成する入口側電子膨張弁24a、24bとキャピラリーチューブ26a、26bとを通過し、それぞれ断熱膨張して右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bに至り、これら右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bでそれぞれ蒸発して右庫3aおよび中庫3bの内部空気から熱を奪い、該内部空気を冷却する。右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bで蒸発した冷媒は、圧縮機21に吸引され、圧縮機21で圧縮されて上述した循環を繰り返す。
また、加熱単独運転(左庫3cのみの内部空気を加熱する運転)を行う場合、コントローラは、流路切替弁291を第2送出状態にさせ、電磁弁295の他、出口側低圧電磁弁292、入口側電子膨張弁24a、24b、24cの全てに対して閉指令を与え、バイパス電磁弁293に対して開指令を与える。これにより圧縮機21で圧縮された冷媒は、図8の矢印で示すように循環する。
すなわち、圧縮機21で圧縮された冷媒は、第2送出状態にある流路切替弁291を経由して高圧冷媒導入配管31を通過して左庫内熱交換器27cを通過中に左庫3cの内部空気と熱交換し、該内部空気に放熱して凝縮することで左庫3cの内部空気を加熱する。
左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒は、放熱経路40を構成する放熱配管41に並列に複数接続されているキャピラリーチューブのうち、キャピラリーチューブ43aのみを通過して第3合流点P5で冷媒配管28に流入して庫外熱交換器22で周囲空気に放熱する。庫外熱交換器22で放熱した冷媒は第2分岐点P6から分岐するバイパス配管51を経由して第4合流点P7で冷媒配管28に合流して、圧縮機21に吸引される。
このように、実施の形態2の構成によっても、ヒートポンプ運転時には、左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を放熱配管41に並列に複数接続されている最適なキャピラリーチューブ43a、43bを通過させて冷却対象となる右庫3aおよび中庫3bに配設された右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bに導入し、加熱単独運転時には、左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を放熱配管41に並列に複数接続されているキャピラリーチューブのうち、最適なキャピラリーチューブ43aのみを通過させることにより放熱配管41を通過する冷媒流量を制御することで、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量とすることが可能となり、周囲温度が低いときにも加熱効率をアップさせて省エネを図ることを可能としている。また、電子膨張弁を電磁弁に換えることでコスト低減に寄与することができる。このように、製造コストの低減化、および、加熱運転時の性能アップ、省エネを図ることができる冷媒回路装置を提供することができる。
さらに、図9のHCC運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図、図10の加熱単独運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図で示しているように、主経路20の入口側電子膨張弁24を電磁弁296(296a、296b、296c)とすることにより、さらに製造コストの低減化を図ることができる冷媒回路装置を提供することができる。
(実施の形態3)
図11、図12は、本発明の実施の形態3である冷媒回路装置を概念的に示す冷媒回路図であり、図11はHCC運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図、図12は加熱単独運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図である。なお、実施の形態1と同一構成に関しては同一符号を用いる。
実施の形態3の冷媒回路装置では、放熱経路40の放熱配管41にキャピラリーチューブ43a、43bを直列に複数接続し、該キャピラリーチューブ43aに接続しているバイパス配管41aに設けた電磁弁295を開閉して冷媒の流れを切り換えることにより放熱配管41を通過する冷媒流量を制御するようにしている。
そして、HCC運転(ヒートポンプ運転)を行なう場合、コントローラは、流路切替弁291を第2送出状態にさせ、バイパス電磁弁293、入口側電子膨張弁24cおよび出口側低圧電磁弁292に対して閉指令を与え、電磁弁295、入口側電子膨張弁24a、24bに対して開指令を与える。これにより圧縮機21で圧縮された冷媒は、図11の矢印で示すように循環する。
すなわち、圧縮機21で圧縮された冷媒は、第2送出状態にある流路切替弁291を経由して高圧冷媒導入配管31を通過して左庫内熱交換器27cを通過中に左庫3cの内部空気と熱交換し、該内部空気に放熱して凝縮することで左庫3cの内部空気を加熱する。
左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒は、放熱経路40を構成する放熱配管41からバイパス配管41aに接続されているキャピラリーチューブ43aのみを通過して第3合流点P5で冷媒配管28に流入して庫外熱交換器22で周囲空気に放熱する。庫外熱交換器22で放熱した冷媒は、ドライヤ23を経由して開成する入口側電子膨張弁24a、24bとキャピラリーチューブ26a、26bとを通過し、それぞれ断熱膨張して右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bに至り、これら右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bでそれぞれ蒸発して右庫3aおよび中庫3bの内部空気から熱を奪い、該内部空気を冷却する。右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bで蒸発した冷媒は、圧縮機21に吸引され、圧縮機21に圧縮されて上述した循環を繰り返す。
また、加熱単独運転(左庫3cのみの内部空気を加熱する運転)を行う場合、コントローラは、流路切替弁291を第2送出状態にさせ、電磁弁295の他、出口側低圧電磁弁292、入口側電子膨張弁24a、24b、24cの全てに対して閉指令を与え、バイパス電磁弁293に対して開指令を与える。これにより圧縮機21で圧縮された冷媒は、図12の矢印で示すように循環する。
すなわち、圧縮機21で圧縮された冷媒は、第2送出状態にある流路切替弁291を経由して高圧冷媒導入配管31を通過して左庫内熱交換器27cを通過中に左庫3cの内部空気と熱交換し、該内部空気に放熱して凝縮することで左庫3cの内部空気を加熱する。
左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒は、放熱経路40を構成する放熱配管41に直列に複数接続されているキャピラリーチューブ43b、43aを通過して第3合流点P5で冷媒配管28に流入して庫外熱交換器22で周囲空気に放熱する。庫外熱交換器22で放熱した冷媒は第2分岐点P6から分岐するバイパス配管51を経由して第4合流点P7で冷媒配管28に合流して、圧縮機21に吸引される。
このように、実施の形態3の構成によっても、ヒートポンプ運転時には、左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を放熱配管41からバイパス配管41aに接続されている最適なキャピラリーチューブ43aのみを通過させて冷却対象となる右庫3aおよび中庫3bに配設された右庫内熱交換器27aおよび中庫内熱交換器27bに導入し、加熱単独運転時には、左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を放熱配管41に直列に複数接続されている最適なキャピラリーチューブ43b、43aを通過させることにより放熱配管41を通過する冷媒流量を制御することで、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量とすることが可能となり、周囲温度が低いときにも加熱効率をアップさせて省エネを図ることを可能としている。また、電子膨張弁を電磁弁にすることでコスト低減に寄与することができる。このように、製造コストの低減化、および、加熱運転時の性能アップ、省エネを図ることができる冷媒回路装置を提供することができる。
さらに、図13のHCC運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図、図14の加熱単独運転をする場合の冷媒の流れを示す冷媒回路図に示しているように、主経路20の入口側電子膨張弁24を電磁弁296(296a、296b、296c)とすることにより、さらに製造コストの低減化を図ることができる冷媒回路装置を提供することができる。
なお、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転状態ごとに必要な絞り量(出口圧力)が異なるため、複数のキャピラリーチューブを用いて、適宜、並列、直列、異なる長さなどの組み合わせで冷媒の流れを電磁弁で切り換えることで、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における冷媒絞り量を変化させて適切に対応することができる。また、電磁弁295に印加する電圧の有無を定期的に切り換えることで電子膨張弁と同様の動作をさせることも可能である。さらに、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量が異なる場合には、これら冷媒回路構成も最適冷媒量に合わせて変えることは言うまでもないことである。
以上説明したように本発明によれば、商品収容庫3の内部に配設された庫内熱交換器27と、庫内熱交換器27を通過した冷媒を吸引して圧縮する圧縮機21と、圧縮機21で圧縮した冷媒を導入して凝縮させる庫外熱交換器22と、を第1送出状態の流路切替弁291を介して冷媒配管28で順次接続して構成した主経路20と、流路切替弁291を第2送出状態に切り替えることにより圧縮機21で圧縮した冷媒を導入し、庫内熱交換器27のうち加熱対象となる左庫3cに配設された左庫内熱交換器27cに供給することにより該左庫内熱交換器27cで冷媒を凝縮させて該左庫3cの内部雰囲気を加熱させる高圧冷媒導入経路30と、加熱対象となる左庫3cに配設された左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を導入して庫外熱交換器22に供給し、主経路20の庫内熱交換器27の上流側に戻す放熱経路40と、加熱対象となる左庫3cに配設された左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を導入して庫外熱交換器22に供給された冷媒を主経路20の圧縮機21の上流側に戻すバイパス経路50と、から構成されることにより、庫外熱交換器22を主経路20と放熱経路40とで共有させ、2つの庫外熱交換器を大型化させた1つの庫外熱交換器22とすることで、加熱単独運転時に周囲温度が低い場合にも庫外熱交換器22の吸熱量を増加させ、左庫内熱交換器27cが左庫3c内へ放熱するのに必要な熱量を吸熱できるようにして加熱能力を向上させ、消費電力量を低減して、加熱運転時の性能アップ、省エネを図ることができ、さらに、2つの庫外熱交換器を1つの庫外熱交換器22とすることにより、製造コストの低減化を図ることができるので、製造コストの低減化、および、加熱運転時の性能アップ、省エネを図ることができる冷媒回路装置を提供することが可能となる。
また、加熱対象となる左庫3cに配設された左庫内熱交換器27cから庫外熱交換器22に至る放熱経路40の途中に設けられ、放熱経路40を通過する冷媒を断熱膨張させる第1の膨張機構である加熱側電子膨張弁42と、主経路20における庫内熱交換器27の上流側にそれぞれ設けられ、庫外熱交換器22を通過した冷媒を断熱膨張させる第2の膨張機構である入口側電子膨張弁24と、を備えたことにより、庫外熱交換器22内の冷媒密度を下げて冷媒量を少なくし、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量の差を埋めることで、周囲温度が低いときにも加熱効率をアップさせて省エネを図ることを可能とすることができるようになる。
また、流路切替弁291を第2送出状態に切り替えることにより圧縮機21で圧縮した冷媒を導入し、庫内熱交換器27のうち加熱対象となる左庫3cに配設された左庫内熱交換器27cに供給することにより該左庫内熱交換器27cで冷媒を凝縮させて該左庫3cの内部雰囲気を加熱させ、加熱対象となる左庫3cに配設された左庫内熱交換器27cで凝縮した冷媒を導入して庫外熱交換器22に供給された冷媒を、庫内熱交換器27のうち冷却対象となる右庫3a、中庫3bに配設された右庫内熱交換器27a、中庫内熱交換器27bに供給することにより該右庫内熱交換器27a、中庫内熱交換器27bで冷媒を蒸発させて該右庫3a、中庫3bの内部雰囲気を冷却させるヒートポンプ運転時には、加熱側電子膨張弁42の弁開度を小さくし、冷却対象となる右庫3a、中庫3bに配設された右庫内熱交換器27a、中庫内熱交換器27bの上流側に設けられた入口側電子膨張弁24a、24bの弁開度を大きくすることにより、庫外熱交換器22内の冷媒密度を下げて冷媒量を少なくし、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量の差を埋めることで、周囲温度が低いときにも加熱効率をアップさせて省エネを図ることが可能となる。
また、第1の膨張機構は加熱側電子膨張弁42であり、第2の膨張機構は入口側電子膨張弁24であることにより、庫外熱交換器22内の冷媒密度を下げて冷媒量を少なくし、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量の差を埋めることで、周囲温度が低いときにも加熱効率をアップさせて省エネを図ることを容易に行うことが可能となる。
また、第1の膨張機構は、キャピラリーチューブ43a、43bを並列に複数接続し、該キャピラリーチューブ43bに接続している電磁弁295を開閉して冷媒の流れを切り換えることにより、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量とすることで、周囲温度が低いときにも加熱効率をアップさせて省エネを図ることが可能となり、コスト低減にも寄与することができる。
また、前記第1の膨張機構は、キャピラリーチューブ43a、43bを直列に複数接続し、該キャピラリーチューブ43aに接続しているバイパス配管41aに設けた電磁弁295を開閉して冷媒の流れを切り換えることにより、加熱単独運転とヒートポンプ運転の2つの運転時における最適冷媒量とすることで、周囲温度が低いときにも加熱効率をアップさせて省エネを図ることが可能となり、コスト低減にも寄与することができる。
以上のように、本発明に係る冷媒回路装置は、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機に有用である。
10 冷媒回路
20 主経路
21 圧縮機
22 庫外熱交換器
24(24a、24b、24c) 入口側電子膨張弁(第2の膨張機構)
26(26a、26b、26c) キャピラリーチューブ
27(27a、27b、27c) 庫内熱交換器
28 冷媒配管
30 高圧冷媒導入経路
31 高圧冷媒導入配管
40 放熱経路
41 放熱配管
42 加熱側電子膨張弁(第1の膨張機構)
43 キャピラリーチューブ
43a、43b キャピラリーチューブ(第1の膨張機構)
50 バイパス経路
51 バイパス配管
291 流路切替弁
295 電磁弁

Claims (4)

  1. 対象室の内部に配設された庫内熱交換器と、前記庫内熱交換器を通過した冷媒を吸引して圧縮する圧縮機と、前記圧縮機で圧縮した冷媒を導入して凝縮させる庫外熱交換器と、を第1送出状態の流路切替弁を介して冷媒配管で順次接続して構成した主経路と、
    前記流路切替弁を第2送出状態に切り替えることにより前記圧縮機で圧縮した冷媒を導入し、前記庫内熱交換器のうち加熱対象となる室に配設されたものに供給することにより該庫内熱交換器で冷媒を凝縮させて該室の内部雰囲気を加熱させる高圧冷媒導入経路と、
    前記加熱対象となる室に配設された前記庫内熱交換器で凝縮した冷媒を導入して前記庫外熱交換器に供給し、前記主経路の前記庫内熱交換器の上流側に戻す放熱経路と、
    前記加熱対象となる室に配設された前記庫内熱交換器で凝縮した冷媒を導入して前記庫外熱交換器に供給された冷媒を前記主経路の前記圧縮機の上流側に戻すバイパス経路と、から構成され、
    前記加熱対象となる室に配設された前記庫内熱交換器から前記庫外熱交換器に至る前記放熱経路の途中に設けられ、前記放熱経路を通過する冷媒を断熱膨張させる第1の膨張機構と、
    前記主経路における前記庫内熱交換器の上流側にそれぞれ設けられ、前記庫外熱交換器を通過した冷媒を断熱膨張させる第2の膨張機構と、を備え、
    前記流路切替弁を第2送出状態に切り替えることにより前記圧縮機で圧縮した冷媒を導入し、前記庫内熱交換器のうち加熱対象となる室に配設されたものに供給することにより該庫内熱交換器で冷媒を凝縮させて該室の内部雰囲気を加熱させ、
    前記加熱対象となる室に配設された庫内熱交換器で凝縮した冷媒を導入して前記庫外熱交換器に供給された冷媒を、前記庫内熱交換器のうち冷却対象となる室に配設されたものに供給することにより該庫内熱交換器で冷媒を蒸発させて該室の内部雰囲気を冷却させるヒートポンプ運転時には、
    前記第1の膨張機構の弁開度を小さくし、前記冷却対象となる室に配設された前記庫内熱交換器の上流側に設けられた前記第2の膨張機構の弁開度を大きくすることを特徴とする冷媒回路装置。
  2. 前記第1の膨張機構および前記第2の膨張機構は、電子膨張弁であることを特徴とする請求項1に記載の冷媒回路装置。
  3. 前記第1の膨張機構は、キャピラリーチューブを並列に複数接続し、該キャピラリーチューブの何れかに接続している電磁弁を開閉して冷媒の流れを切り換えることを特徴とする請求項1に記載の冷媒回路装置。
  4. 前記第1の膨張機構は、キャピラリーチューブを直列に複数接続し、該キャピラリーチューブの何れかに接続しているバイパス配管に設けた電磁弁を開閉して冷媒の流れを切り換えることを特徴とする請求項1に記載の冷媒回路装置。
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