JP6006851B2 - フィリング入りチーズ製品 - Google Patents

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Description

発明の分野
本開示は、フィリングを有するチーズ製品、およびその生成のための方法に関する。特に、本開示は、フィリングを含有するクリームチーズスライスに関する。
発明の背景
プロセスチーズの個々にパッケージングされているシートまたはスライスは、サンドイッチ、トースト、ベイクドポテトなどのためのトッピングおよびフィリングとして使用される食料品として周知である。プロセスチーズの、通常、長方形および平らな片であるそのようなチーズスライスは、代表的に均質である。しかし、味およびテクスチャーの新しい組み合わせを提示する食品産物を消費者に提供するという願望の増大が存在している。この目的は、フィリングを含むプロセスチーズのスライスの開発に至った。フィリングは、多様な食料品(例えば、トマトソース、マスタード、または異なるタイプのチーズまでも)を構成し得る。
特許文献1は、プロセスチーズのフィリング入りスライスの製造方法を記載し、プロセスチーズおよびフィリングは、パッケージング材料の中へ共押出される。プロセスは、代表的に、70℃またはそれより高い温度において、溶けた状態でプロセスチーズを供給することを含む。この文書は、そのような温度において押出装置にくっつかないように、溶けるチーズを用いることの重要性を強調し、従って、この文脈において、プロセスチーズの望ましさを説明している。
それにもかかわらず、大衆の間では、プロセスチーズ製品に対する偏見が存在しているままである。プロセスチーズは、不健康で自然ではないと理解されており、実際に、そのテクスチャーのせいで、しばしば「プラスチックチーズ」と表される。プロセスチーズはまた、慣習的なチーズの味を欠いていると考えられている。
特許文献2は、チーズ相と第2の食用相とを共押出して、栄養上優れたチーズ製品を形成することを含む方法を開示している。どの実施例もクリームチーズを用いていない。さらに、方法は、連続的な共押出を含むので、フィリングは、最終製品を形成するための切断ステップの結果として完全には封入されていない。押出は、冷周囲温度にて、粘性のあるチーズを用いて行われている。
特許文献3は、冷凍食品材料を食品材料の層上に堆積させることによって得られる複数のテクスチャーを有する食品を開示している。フィリングは、冷凍の、含気の成形酪農製品(例えば、クリームチーズ)であり得、別個のシェル材料とともに提供されている。
特許文献4は、層になった製品を開示し、この層になった製品は、封入されているチョコレート片またはカカオ色の層を有するフレッシュチーズ層を含む。
特許文献5は、かたまりの層状(bulk layered)チーズ製品を開示し、このかたまりの層状チーズ製品は、パッケージングトレイの中に詰められた層として提供されている。
特許文献6は、2つの異なる未熟な水切りされた(drained)チーズ凝乳からの共押出されたチーズコンポジットを開示している。
従って、代替のチーズスライス製品を提供すること、および/または先行技術に関連付けられる問題のうちの少なくともいくつかに取り組むこと、または少なくとも、それに対する商業的に有用な代替物を提供することが望ましい。
国際公開第2010/102159号 米国特許出願公開第2003/129281号明細書 欧州特許出願公開第2238838号明細書 独国特許出願公開第10121813号明細書 独国特許出願公開第3708839号明細書 米国特許第5194283号明細書
発明の概要
第1の局面において、本開示は、第1の外側クリームチーズ層と、第2の外側クリームチーズ層と、それらの間に置かれているフィリング層とを含む個々にパッケージングされているクリームチーズ積層体を提供する。
本開示は、次に、さらに記載される。以下の一節において、本開示の異なる局面/実施形態がより詳細に規定される。そのように規定される各局面/実施形態は、そうでないと明らかに示されない限り、任意の他の局面/実施形態(単数または複数)と組み合わせられ得る。特に、好ましい、または有利であるとして示される任意の特徴は、好ましい、または有利であるとして示される任意の他の特徴(単数または複数)と組み合わせられ得る。製品に関連して開示される特徴は、方法に関連して開示されるものと組み合わせられ得ること、およびその逆が意図される。
本開示は、個々にパッケージングされているクリームチーズ積層体を提供し、このクリームチーズ積層体は、第1の外側クリームチーズ層と、第2の外側クリームチーズ層と、それらの間に置かれているフィリング層とを含む。クリームチーズは、脂肪源(好ましくは、クリームと乳との混合物)を含む酪農構成要素から作製される酸性の、培養または直接酸性化された、未硬化チーズである。クリームチーズは、周知の材料である。それは、高脂肪含有量をしばしば有する軟質のマイルドな味のチーズである。クリームチーズは、他の軟質チーズと違い、自然に熟成されず、フレッシュで消費されることになっている。クリームチーズは、パン、ベーグル、クラッカーなどの上にしばしば塗られ、ポテトチップスおよび同様のスナック品目のためのディップとして、およびサラダにおいて使用される。
本発明者らは、フレーバーおよびテクスチャーの今まで知られていない組み合わせを有する新しいチーズ製品の可能性が存在することを実現した。特に、本明細書中に記載される製品は、フィリング入りチーズスライスの外側層としてのクリームチーズに関連付けられる培養された特に注目されるフレーバー(cultured note flavour)を提供し、従って、先行技術のプロセスチーズスライスに関連付けられる淡泊な味(bland taste)とは違う。それは、料理用付属物として(例えば、サンドイッチまたは熱い製品(例えば、ベイクドポテト)のためのトッピングまたはフィリングとして)、またはスタンドアロンスナック(standalone snack)としての使用に適している。
クリームチーズは、概して、軟質で粘着性があり、プロセスチーズスライスの弾性を欠いている。さらに、代表的なチーズスライス製造プロセスにおいて使用される高い温度(70℃より高い)への加熱の際、クリームチーズは、粉状になる。他のチーズに対するクリームチーズの高展延性のせいで、クリームチーズが、フィリング入りチーズスライスの製造において使用される共押出装置にくっつくこと、およびより高い処理可能性を有する他のチーズが、外側層としてより適していることが予測される。それにもかかわらず、本発明者らは、クリームチーズのタンパク質含有量を増加させること、および特定の添加物を含むことが、クリームチーズがフィリングとともに共押出されることを可能にすることを見出した。驚くことに、そのようなクリームチーズが、製造プロセスにおいて必要とされる高温において、長期間、固いままであることが見出された。製品は、粘着性ではなく、パッケージングを形成している薄いシートから容易に剥がされ得る。
積層体とは、複数の層から作製されているコンポジット構造物を意味し、それは、本開示において、上記第1の外側クリームチーズ層、および上記第2の外側クリームチーズ層、および上記フィリング層を構成している。上記フィリング層は、上記第1の外側クリームチーズ層と上記第2の外側クリームチーズ層との間に置かれている(interposed)か、または置かれている(placed)。好ましくは、上記フィリング層は、上記第1の外側クリームチーズ層および上記第2の外側クリームチーズ層によって完全に封入されている。換言すると、上記フィリング層は、好ましくは、全ての側面において囲まれているか、または閉じられており、すなわち、上記第1の外側クリームチーズ層および上記第2の外側クリームチーズ層によって包まれている。これは、フィリングが、外側から消費者に可視可能ではないので、製品に驚きの要素を提供することを助ける。1つの実施形態において、上記第1のクリームチーズ層および上記第2のクリームチーズ層は、積層体の外周の周囲に単一の層を形成するためにマージさせられている。この実施形態において、上記単一の層の厚さは、好ましくは、上記積層体の中間部の厚さよりも薄いものであり得る。
本明細書中に開示されるようなクリームチーズ積層体は、個々にパッケージングされている。例として、上記第1の外側クリームチーズ層および/または上記第2の外側クリームチーズ層は、薄い透明のプラスチックフィルムで覆われ得る。本発明者らは、パッケージングフィルムにくっつかないフィリング入りクリームチーズ積層体を生成することが可能であることを見出した。これは、代表的にクリームチーズに関連付けられる展延性および粘着性を考慮すると驚くことである。
上記第1の外側クリームチーズ層および上記第2の外側クリームチーズ層は、現在市販のクリームチーズと同じ外観(薄い白またはクリーム)および/または(特徴的な培養された)フレーバーを有し得る。しかし、それらは、損なわれないままであるように、かつパッケージングに付着しないように、十分に固くなければならない。
上記フィリング層は、上記第1の外側クリームチーズ層および上記第2の外側クリームチーズ層と異なる。「異なる」とは、上記フィリング層が、上記第1の外側クリームチーズ層および上記第2の外側クリームチーズ層と異なる化学組成を有することを意味する。従って、上記フィリング層は、第2のクリームチーズ、または任意の他のタイプのチーズを含み得る。この実施形態において、上記フィリング層の一部を形成しているチーズは、好ましくは、上記外側層におけるクリームチーズと異なる脂肪含有量および/またはタンパク質含有量を有する。これは、フィリング入り製品において、テクスチャーの相違を提供するために役立つ。上記フィリング層の一部を形成しているチーズは、好ましくは、上記外側層のクリームチーズと同様の固形物含有量、または上記外側層のクリームチーズと同じ固形物含有量を有する。これは、上記層間の過剰な水の移動を防止する。
上記フィリングは、上記外側層によって共押出装置の熱い表面から保護されているので、上記外側クリームチーズよりも温度に敏感であるフィリングが選ばれ得る。従って、従来のクリームチーズは、高温に曝されず、従って粉状にならないので、それが上記フィリングとして使用され得る。広範なフィリングが、対照的な味、テクスチャー、および/または色を消費者に提示する製品を提供するために選択され得る。好ましくは、上記フィリング層は、第2のクリームチーズ、プロセスチーズ、ペストウ、トマトソース、サラダクリーム、マヨネーズ、マスタード、マーマレード、ジャム、ゼリー、チョコレート、マーマイト(登録商標)、またはそれらの2つもしくはそれより多くの混合物を含む。
例えば、本発明は、以下を提供する。
(項目1)
個々にパッケージングされているクリームチーズ積層体であって、第1の外側クリームチーズ層と、第2の外側クリームチーズ層と、それらの間に置かれているフィリング層とを含む、クリームチーズ積層体。
(項目2)
上記フィリング層は、第2のクリームチーズ、プロセスチーズ、ペストウ、トマトソース、サラダクリーム、マヨネーズ、マスタード、マーマレード、ジャム、ゼリー、チョコレート、マーマイト(登録商標)、またはそれらの2つもしくはそれより多くの混合物を含む、上記項目に記載のクリームチーズ積層体。
(項目3)
上記クリームチーズは、ゼラチン、キサンタンガム、カラゲーナン、ローカストビーンゴム、シトレート、およびそれらの2つまたはそれより多くの混合物からなる群から選択される1つまたはそれより多くの安定剤を含む、上記項目のうちのいずれか一項に記載のクリームチーズ積層体。
(項目4)
上記安定剤は、上記クリームチーズの重量によって、1wt%〜5wt%、好ましくは2wt%〜4wt%、より好ましくは2.5wt%〜3.5wt%の量で存在している、上記項目のうちのいずれか一項に記載のクリームチーズ積層体。
(項目5)
上記クリームチーズは、該クリームチーズの重量に基づいて、35wt%〜60wt%、好ましくは40wt%〜55wt%、より好ましくは44wt%〜50wt%の固形物含有量を有し、かつ/または
該クリームチーズは、該クリームチーズの重量に基づいて、6wt%〜20wt%、好ましくは10wt%〜18wt%、より好ましくは10wt%〜15wt%のタンパク質含有量を有する、上記項目のうちのいずれか一項に記載のクリームチーズ積層体。
(項目6)
上記積層体の中間部は、6mmまたはそれ未満、好ましくは5mmまたはそれ未満、さらにより好ましくは4mmまたはそれ未満、および好ましくは少なくとも2mmの厚さを有する、上記項目のうちのいずれか一項に記載のクリームチーズ積層体。
(項目7)
上記フィリング層は、一定の厚さのものであり、好ましくは、該厚さは、4mmまたはそれ未満、より好ましくは3mmまたはそれ未満、さらにより好ましくは2mmまたはそれ未満、および好ましくは少なくとも1mmである、上記項目のうちのいずれか一項に記載のクリームチーズ積層体。
(項目8)
45gまたはそれ未満、好ましくは40gまたはそれ未満、および好ましくは少なくとも25gの量を有する、上記項目のうちのいずれか一項に記載のクリームチーズ積層体。
(項目9)
上記フィリング層は、上記第1の外側クリームチーズ層および上記第2の外側クリームチーズ層によって完全に封入されている、上記項目のうちのいずれか一項に記載のクリームチーズ積層体。
(項目10)
上記第1のクリームチーズ層および上記第2のクリームチーズ層は、上記積層体の外周の周囲に単一の層を形成するためにマージさせられており、該単一の層の厚さは、該積層体の中間部の厚さよりも薄い、上記項目のうちのいずれか一項に記載のクリームチーズ積層体。
(項目11)
上記クリームチーズ積層体は、上記第1の外側クリームチーズ層、上記第2の外側クリームチーズ層、および上記フィリング層からなる、上記項目のうちのいずれか一項に記載のクリームチーズ積層体。
(項目12)
上記項目のうちのいずれか一項に記載の複数の個々にパッケージングされているクリームチーズ積層体を含むパッケージ。
(項目13)
上記項目のうちのいずれか一項に記載のクリームチーズ積層体の製造方法であって、
クリームチーズを提供するステップと、
該クリームチーズをフィリングとともに共押出して、クリームチーズ積層体を生成するステップと
を含む、方法。
(項目14)
共押出する上記ステップは、70℃またはそれより高い温度で行われる、上記項目のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目15)
共押出する上記ステップは、上記クリームチーズ積層体をパッケージングするために、パッケージング材料上に直接行われる、上記項目のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
上記クリームチーズは、乳タンパク質濃縮物および1つまたはそれより多くの安定剤で補われており、該安定剤は、ゼラチン、キサンタンガム、カラゲーナン、ローカストビーンゴム、シトレート、およびそれらの2つまたはそれより多くの混合物からなる群から選択される、上記項目のうちのいずれか一項に記載の方法。
(項目17)
上記クリームチーズは、該クリームチーズの重量に基づいて、2wt%〜10wt%、好ましくは3wt%〜8wt%、より好ましくは4wt%〜6wt%の量の、乳タンパク質濃縮物で補われている、上記項目のうちのいずれか一項に記載の方法。
開示の摘要
フィリング入りチーズ製品
本発明は、第1の外側クリームチーズ層と、第2の外側クリームチーズ層と、それらの間に置かれているフィリング層とを含む個々にパッケージングされているクリームチーズ積層体に関する。
次に、本開示は、非限定的な図面に関連して記載される。
図1は、本明細書中に開示される方法に従う方法ステップのフローチャートを示している。 図2Aは、本明細書中に記載されるようなクリームチーズ積層体を示している。図2Bは、図2Aのクリームチーズ積層体の断面を示している。 図3は、本明細書中に記載されるような個々にパッケージングされているクリームチーズ積層体を示している。 図4Aは、本明細書中に記載されるようなクリームチーズ積層体を示している。図4Bは、図4Aのクリームチーズ積層体の断面を示している。
実施形態の説明
好ましくは、クリームチーズは、ゼラチン、キサンタンガム、カラゲーナン、ローカストビーンゴム、シトレート、およびそれらの2つまたはそれより多くの混合物からなる群から選択される1つまたはそれより多くの安定剤を含む。シトレートは、周知の安定剤であり、アルカリ金属塩(例えば、クエン酸三ナトリウム)の形態で加えられ得る。
好ましくは、安定剤は、クリームチーズの重量に基づいて、1wt%〜5wt%、より好ましくは2wt%〜4wt%、およびさらにより好ましくは2.5wt%〜3.5wt%の量で存在している。これは、0.1wt%〜2wt%、好ましくは0.2wt%〜0.8wt%のシトレートレベルを含み得、残余は、1つまたはそれより多くのヒドロコロイド(ゼラチン、キサンタンガム、カラゲーナン、および/またはローカストビーンゴム)である。従来の安定剤レベルよりも高いこれらは、より固いテクスチャーを提供することを助け、より固いテクスチャーは、驚くことに、必須の高温におけるクリームチーズの共押出を可能にすることが見出されている。好ましくは、安定剤は、シトレート、およびゼラチン、ならびに任意選択で、キサンタンガム、カラゲーナン、および/またはローカストビーンゴムから選択される1つまたはそれより多くを含む。認識されるように、さらなる成分(例えば、塩など)もクリームチーズ調合物中に含まれ得る。
好ましくは、クリームチーズは、クリームチーズの重量に基づいて、35wt%〜60wt%、より好ましくは40wt%〜55wt%、さらにより好ましくは44wt%〜50wt%の固形物含有量を有する。これらの実施形態において、クリームチーズの65wt%〜40wt%、60wt%〜45wt%、または56wt%〜50wt%は、それぞれ、水または主に水である液体から構成されている。固形物含有量は、タンパク質、脂肪、糖(ラクトース)、加えられた安定剤などを含む。
代替的に、または追加的に、クリームチーズは、クリームチーズの重量に基づいて、6wt%〜20wt%、好ましくは10wt%〜18wt%、より好ましくは10wt%〜15wt%のタンパク質含有量を有し得る。タンパク質含有量のうちのいくらかは、加えられた乳タンパク質濃縮物(例えば、乳清タンパク質濃縮物および/または1つもしくはそれより多くのカゼイン酸塩)に由来し、いくらかは、クリームチーズ凝乳を形成するために使用される乳/クリームに由来する。クリームチーズ凝乳の調製は、当該分野において公知であり、より詳細に下に記載される。クリームチーズのタンパク質含有量は、その固形物含有量の一部を形成している。本発明者らは、クリームチーズの製造中に乳タンパク質濃縮物を加えることによって、従来のクリームチーズに対するクリームチーズのタンパク質含有量を増加させることが、クリームチーズに通常関連付けられる粘着性を有することなく、固いテクスチャーが得られることを可能にすることを見出した。
好ましくは、クリームチーズは、クリームチーズの重量に基づいて、7wt%〜10wt%、より好ましくは8wt%〜9wt%のカゼイン含有量を有する。対照的に、従来のクリームチーズは、通常、6wt%またはそれ未満のレベルでカゼインを含有する。
クリームチーズが、少なくとも20wt%、好ましくは少なくとも24wt%の脂肪含有量を有する場合、タンパク質含有量は、好ましくは少なくとも6wt%、より好ましくは7wt%〜10wt%、および最も好ましくは10wt%〜11wt%である。クリームチーズが、8wt%〜18wt%、好ましくは10wt%〜15wt%の脂肪含有量を有する場合、タンパク質含有量は、好ましくは少なくとも8wt%、より好ましくは少なくとも10wt%、および最も好ましくは10wt%〜12wt%である。
クリームチーズは、1つもしくはそれより多くの香味料成分(例えば、ペーストまたは粉末)、または実際の食品構成要素の含有物(inclusion)をさらに含み得る。例えば、トマトペーストまたはトマト片、ハーブ、チョコレート片など。上に記載される固形物およびタンパク質の好ましい範囲は、クリームチーズに加えられる任意の含有物を考慮に入れない。
フィリングを含有しているにも関わらず、本開示のクリームチーズ積層体は、従来のプロセスチーズスライスと寸法的に同様であり得るか、または従来のプロセスチーズスライスよりも薄いものであり得る。従って、積層体の中間部(すなわち、積層体の表面を横切る中間点)は、好ましくは、6mmまたはそれ未満、より好ましくは5mmまたはそれ未満、さらにより好ましくは4mmまたはそれ未満、および好ましくは少なくとも2mmの厚さを有する。上で説明されるように、積層体は、周囲におけるよりも中間部においてより厚い厚さを有し得る。好ましくは、フィリング層は、一定の厚さのものであり、好ましくは、上記厚さは4mmまたはそれ未満、より好ましくは3mmまたはそれ未満、さらにより好ましくは2mmまたはそれ未満、および好ましくは少なくとも1mmである。代替的に、または追加的に、クリームチーズ積層体は、45gまたはそれ未満、好ましくは40gまたはそれ未満、および好ましくは少なくとも25gの量を有し得る。これらの寸法で、フィリング入りクリームチーズ積層体は、間にフィリングを有するチーズの「二重にされた」スライスの印象を与えない。むしろ、クリームチーズのフィリング入り積層体は、多くて、プロセスチーズの2枚の従来のスライスの厚さおよび/または重量を有する。積層体は、さらに、形状において実質的に四角であり得、5cm〜10cm、好ましくは8cm〜10cmの長さおよび/または幅を有し得る。
好ましくは、クリームチーズ積層体は、第1の外側クリームチーズ層、および第2の外側クリームチーズ層、およびフィリング層からなる。
本開示は、本明細書中に開示される個々にパッケージングされているクリームチーズ積層体を含むパッケージをさらに提供する。代表的に、第1の外側クリームチーズ層および/または第2の外側クリームチーズ層は、薄い透明のプラスチックフィルムで覆われ、これらの個々にパッケージングされている層は、任意選択で、密封可能なパッケージング内に配置されている。本明細書中に開示されるような複数の個々にパッケージングされているクリームチーズ積層体を含むパッケージがさらに提供される。
第2の局面において、本開示は、本明細書中に開示されるクリームチーズ積層体の製造方法を提供し、方法は、
クリームチーズを提供することと、
クリームチーズをフィリングとともに共押出して、クリームチーズ積層体を生成することと
を含む。
本開示の方法は、一群のステップを含む。認識されるように、これらのステップは、逐次的であることが意図されるが、プロセスが連続態様で実施される場合、ステップ間でいくらかのオーバーラップが存在し得る。
方法の第1のステップは、クリームチーズを提供することを含む。上で説明されるように、クリームチーズは、周知の食料品であり、従来の方法によって製造され得る。
クリームチーズ凝乳は、当該分野において周知であり、従来のクリームチーズ製造プロセスから得られ得る。代表的に、酪農食品ベース(例えば、乳)が、脂肪源(例えば、クリーム)と混合され、低温殺菌ステップが続く。次に、発酵は、酸(例えば、レモン汁、またはクエン酸)の添加によって直接開始され得るか、または細菌培養物(例えば、乳酸産生培養物)を加えてミックスに接種することによって間接的に開始され得る。発酵プロセス中、乳は、乳におけるカゼインが沈殿する時点まで酸性化される。この凝固は、最終的にクリームチーズになる凝乳と、乳清とを生成し、この乳清は、水、ラクトース、および他のタンパク質を含有する液体部分である。分離ステップは、凝乳部分から水分を少なくとも部分的に除去するために用いられる。
クリームチーズ凝乳は、任意の残りの乳清とともに、調理され、および/または均質化されて、クリームチーズを形成する。脂肪含有量が組成物の水性部分中に均等に分配されており、クリーム層が組成物の上に形成することを防止することを確実にするために、酪農組成物を均質化することは、周知である。クリームチーズもしくはその成分を滅菌もしくは低温殺菌するステップ、またはさらなる成分もしくは香味料を加えるステップを含むことも一般的である。クリームチーズの製造の例は、欧州特許出願公開第2269466号明細書に述べられている。
本開示の文脈において、第1のステップにおいて提供されるクリームチーズは、好ましくは、乳タンパク質濃縮物および1つまたはそれより多くの安定剤で補われており、安定剤は、ゼラチン、キサンタンガム、カラゲーナン、ローカストビーンゴム、シトレート、およびそれらの2つまたはそれより多くの混合物からなる群から選択される。乳タンパク質濃縮物は、標準的な商業製品である。好ましくは、乳タンパク質濃縮物は、乳清タンパク質濃縮物および/または1つもしくはそれより多くのカゼイン酸塩を含む。好ましくは、クリームチーズは、クリームチーズの重量に基づいて、2wt%〜10wt%、より好ましくは3wt%〜8wt%、さらにより好ましくは4wt%〜6wt%の量の、乳タンパク質濃縮物で補われる。上で説明されるように、上記安定剤のうちの1つまたはそれより多くと組み合わせての乳タンパク質濃縮物の添加は、得られるクリームチーズにおいて、より固いテクスチャーを提供することを助け、それは、フィリングとの共押出に役立つことが見出されている。
好ましくは、クリームチーズは、クリームチーズの重量によって、1wt%〜5wt%、より好ましくは2wt%〜4wt%、さらにより好ましくは2.5wt%〜3.5wt%の量の、1つまたはそれより多くの安定剤で補われる。
方法のその後のステップは、クリームチーズをフィリングとともに共押出して、クリームチーズ積層体を生成することである。クリームチーズ積層体の好ましい属性は、上で説明されている。クリームチーズは、好ましくは、熱い溶けた状態で供給され、熱い溶けた状態は、例えば、70℃またはそれより高い温度を意味する。例えば、クリームチーズは、65℃〜85℃、より好ましくは75℃〜85℃の温度で押出され得る。フィリングは、65℃〜90℃、より好ましくは80℃〜90℃の温度で押出され得る。共押出は、好ましくは、パッケージング材料(例えば、薄い透明のプラスチックフィルム)の中へ実施される。
好ましくは、方法は、クリームチーズ積層体をパッケージングすることをさらに含む。上で言及されるように、共押出は、パッケージング材料の中へ実施され得る。パッケージング材料は、例えば、共押出ノズルの周りを包み得る透明プラスチックフィルムの連続的なウェブとして供給され得る。クリームチーズとフィリングとを共押出し、得られるストランドを分離し、生じる積層体をパッケージングするための適切な装置は、国際公開第2010/102159号に提供されている。
本開示は、以下の非限定的な図面に関して記載される。図1は、本明細書中に開示される方法のプロセスに含まれるステップのフローチャートを示している。
有利には、本発明に従うクリームチーズ積層体は、開けられる場合に、パッケージングにもユーザーの手にも付着しない。これは、開けたときに積層体がばらばらになることなく積層体を手早く使用することを可能にし、クリームチーズに基づくこの製品の提供に重要である。
図2Aのクリームチーズ積層体(1)は、平らなシートの形態である。シートは、約8cm四方、および4mmの厚さの寸法を有する。図2Bに示されるように、積層体(1)は、第1の外側クリームチーズ層(5)と、第2の外側クリームチーズ層(10)と、それらの間に置かれているフィリング層(15)とを有する。
図3の個々にパッケージングされているクリームチーズ積層体(1)は、薄いプラスチックパッケージング(20)を含み、この薄いプラスチックパッケージング(20)は、パッケージング(20)を手早く開けるために持ち上げ可能なフラップ(25)を備えている。そのようなパッケージングは、チーズスライスについて周知である。
図4Aのクリームチーズ積層体(1)は、第1および第2のクリームチーズ層(5、10)が、積層体(1)の外周の周囲に単一の層(30)を形成するためにマージさせられているシートの形態であり、上記単一の層(30)の厚さは、積層体(1)の中間部の厚さよりも薄い。シートは、中間部において、約8cm四方、および4mmの厚さの寸法を有し、先細になって外周において2mmの厚さになっている。図4Bに示されるように、積層体(1)は、第1の外側クリームチーズ層(5)と、第2の外側クリームチーズ層(10)と、それらの間に置かれているフィリング層(15)とを有する。
次に、本開示は、以下の非限定的な実施例に関連して記載される。
実施例1
第2のクリームチーズのフィリングを有するクリームチーズ積層体を図1に示されるステップに従って生成した。すなわち、
A−外側層およびフィリングのための成分を混合し、調理する。
B−熱い外側層および熱いフィリングを共押出ノズルの中へポンプ注入する。
C−外側層とフィリングとを内側ラップフィルムの中へ共押出する。
D−フィリング入りクリームチーズ生成物を冷却する。
ステファンクッカー(直接加熱)を外側層のためのクリームチーズを調理するために使用し、FRIMAクッカー(直接加熱)を、クリームチーズフィリングを調理するために使用した。Natec Free Pack機械を用いて、生成物を内側ラップフィルムの中に詰め、冷却し、冷蔵保存した。
ポンプ注入する段階に関連して、クリームチーズの外側層の粘性は、標準的なプロセスチーズの粘性よりも高かったが、弾性がより低かったので、ポンプ注入問題に直面しなかったことを見出した。
3層がはっきりと識別され得るように、クリームチーズフィリングをパプリカ抽出物で着色した。
最終製品は、知覚およびテクスチャー観点から許容可能であり、パッケージングフィルムを除去する場合に、パッケージングフィルムにくっつかなかった。
外側層およびフィリングのための成分を以下に与える。
実施例2
第2のクリームチーズのフィリングを有するクリームチーズ積層体を実施例1と同じ手順に従って生成した。
フィリングレシピは、実施例1において使用されたものと同じであった。
上の表において、1は非常に粘着性であり、粘着性のない5まである。
前述の詳細な記載は、説明および例示として提供されており、添付の特許請求の範囲の範囲を限定することを意図されない。本明細書中に例示される本発明の好ましい実施形態における多くのバリエーションは、当業者に明らかであり、添付の特許請求の範囲およびそれらの等価物の範囲内にあるままである。

Claims (17)

  1. 個々にパッケージングされているクリームチーズ積層体であって、第1の外側クリームチーズ層と、第2の外側クリームチーズ層と、それらの間に置かれているフィリング層とを含み、該積層体の中間部は6mmまたはそれ未満の厚さを有する、クリームチーズ積層体。
  2. 前記フィリング層は、第2のクリームチーズ、プロセスチーズ、ペストウ、トマトソース、サラダクリーム、マヨネーズ、マスタード、マーマレード、ジャム、ゼリー、チョコレート、マーマイト(登録商標)、またはそれらの2つもしくはそれより多くの混合物を含む、請求項1に記載のクリームチーズ積層体。
  3. 前記クリームチーズは、ゼラチン、キサンタンガム、カラゲーナン、ローカストビーンゴム、シトレート、およびそれらの2つまたはそれより多くの混合物からなる群から選択される1つまたはそれより多くの安定剤を含む、請求項1または請求項2に記載のクリームチーズ積層体。
  4. 前記安定剤は、前記クリームチーズの重量によって、1wt%〜5wt%の量で存在している、請求項3に記載のクリームチーズ積層体。
  5. 前記クリームチーズは、該クリームチーズの重量に基づいて、35wt%〜60wt%の固形物含有量を有し、かつ/または
    該クリームチーズは、該クリームチーズの重量に基づいて、6wt%〜20wt%のタンパク質含有量を有する、請求項1〜4のうちのいずれかに記載のクリームチーズ積層体。
  6. 前記クリームチーズは、44wt%〜50wt%の固形物含有量を有し、および/または
    前記クリームチーズは、該クリームリーズの重量に基づいて、10wt%〜15wt%のタンパク質含有量を有する、
    請求項5に記載のクリームチーズ積層体。
  7. 前記積層体の中間部は、5mmまたはそれ未満かつ少なくとも2mmの厚さを有する、請求項1〜のうちのいずれかに記載のクリームチーズ積層体。
  8. 前記フィリング層は、一定の厚さのものであ、請求項1〜のうちのいずれかに記載のクリームチーズ積層体。
  9. 45gまたはそれ未満の量を有する、請求項1〜のうちのいずれかに記載のクリームチーズ積層体。
  10. 前記フィリング層は、前記第1の外側クリームチーズ層および前記第2の外側クリームチーズ層によって完全に封入されている、請求項1〜のうちのいずれかに記載のクリームチーズ積層体。
  11. 前記第1のクリームチーズ層および前記第2のクリームチーズ層は、前記積層体の外周の周囲に単一の層を形成するためにマージさせられており、該単一の層の厚さは、該積層体の中間部の厚さよりも薄い、請求項1〜10のうちのいずれかに記載のクリームチーズ積層体。
  12. 前記クリームチーズ積層体は、前記第1の外側クリームチーズ層、前記第2の外側クリームチーズ層、および前記フィリング層からなる、請求項1〜1のうちのいずれかに記載のクリームチーズ積層体。
  13. 請求項1〜1のうちのいずれかに記載の複数の個々にパッケージングされているクリームチーズ積層体を含むパッケージ。
  14. 請求項1〜1のうちのいずれかに記載のクリームチーズ積層体の製造方法であって、
    クリームチーズを提供するステップと、
    該クリームチーズをフィリングとともに共押出して、クリームチーズ積層体を生成するステップと
    を含み、共押出する該ステップは、70℃またはそれより高い温度で行われ、かつ、該クリームチーズ積層体をパッケージングするために、パッケージング材料上に直接行われる、方法。
  15. 前記クリームチーズは、乳タンパク質濃縮物および1つまたはそれより多くの安定剤で補われており、該安定剤は、ゼラチン、キサンタンガム、カラゲーナン、ローカストビーンゴム、シトレート、およびそれらの2つまたはそれより多くの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  16. 前記クリームチーズは、該クリームチーズの重量に基づいて、2wt%〜10wt%のの乳タンパク質濃縮物で補われている、請求項14または請求項15に記載の方法。
  17. 前記クリームチーズは、該クリームチーズの重量に基づいて、4wt%〜6wt%の量の乳タンパク質濃縮物で補われている、請求項16に記載の方法。
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