JP5999427B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明はステアリング装置に関する。
テレスコロックのときに、操作レバーの操作に伴ってロック軸と一体回転する単一の偏心カムが、アウターチューブの開口を通して、インナーチューブの外周を押圧するステアリング装置が提案されている(例えば特許文献1,2を参照)。
また、特許文献2では、ロック解除時のステアリングコラムの自重を支えて、チルト操作を補助するためのバランススプリングが設けられている。バランススプリングの一端は、車体に固定された固定ブラケットに係止され、バランススプリングの当接部が、偏心カムの外周に嵌合されたリングに当接しており、バランススプリングは、偏心カムおよび偏心カムが一体回転するロック軸を介して、ステアリングコラムをチルト方向の上方へ付勢している。
特開2008−132819号公報 特開2010−30579号公報
しかしながら、各部品の寸法精度のばらつきの影響によって、ロック時において、ロック状態の保持力が弱くなるおそれがある。より詳細には、各部品の寸法精度のばらつきによって、ロック時の偏心カムの回転角度位置が変化する。これにより、操作レバーの回転トルクの負荷方向が変化するため、偏心カムによる押上力が変化し、必要な押上力が得られないおそれがある。
仮に、偏心カムに嵌合するリングの外径サイズの異なるものを複数仕様準備し、その複数仕様のリングの中から、ステアリング装置の個体毎に、ロック時の偏心カムを適正な回転角度位置にできて所要の押上力(すなわち所要の保持力)が実現できるリングを選択して用いるとすると、部品コストや組立コストが上昇し、製造コストが高くなる。
そこで、本発明の目的は、寸法精度のばらつきに拘らず、十分なロック保持力を確保することができる安価なステアリング装置を提供することである。
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、テレスコ調整のために軸方向(X1)に相対摺動可能に嵌め合わされてステアリングシャフトを支持するアウターチューブ(11)およびインナーチューブ(12)を含み、チルト中心軸(16)回りにチルト可能なステアリングコラム(8)と、相対向する一対の側板を有する固定ブラケット(18)と、前記アウターチューブに固定され、固定ブラケットの各側板にそれぞれ対向する一対の側板を有する可動ブラケット(17)と、前記固定ブラケットの一対の側板の挿通孔および前記可動ブラケットの一対の側板の挿通孔に挿通されたロック軸(19)を含み、前記ロック軸と一体回転する操作レバー(23)の操作に応じて前記固定ブラケットの各側板を前記可動ブラケットの対応する側板に圧接してロックを達成するロック機構(20)と、前記ステアリングコラムをチルト方向の上方へ付勢する付勢部材(25)と、を備え、前記ロック機構は、前記ロック軸と一体回転な第1カム(21)と、前記第1カムのカム形状とは異なるカム形状を有し前記ロック軸と一体回転な第2カム(22;70)と、をさらに含み、前記付勢部材は、固定部材に係止された被係止部(26)と、前記第2カムに当接する当接部(27)と、を含み、前記ロック機構によるロック時に、前記第1カムが前記アウターチューブの開口(24)を通して前記インナーチューブをチルト方向の上方(Y1)へ押し上げると共に、前記付勢部材が前記第2カムをチルト方向の上方へ押し上げるように構成されているステアリング装置(1)を提供する。
なお、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素等を表すが、このことは、むろん、本発明がそれらの実施形態に限定されるべきことを意味するものではない。以下、この項において同じ。
また、請求項2のように、前記ロック機構によるロック時に、前記付勢部材から前記第2カムに与えられる押圧反力(G1)が、前記ロック軸のロック時の回転方向へ前記ロック軸を回転させるモーメント(M1)を生起していてもよい。
また、請求項3のように、前記ロック機構によるロック時に、前記ロック軸の軸方向(K1)から見て、前記ロック軸の中心軸線(C1)を含み且つ前記第1カムと前記インナーチューブとが接触する第1接触点(P1)を含む平面(PP)が、前記付勢部材と交差する交差位置(Q1)よりも、前記第2カムと前記付勢部材とが接触する第2接触点(P2)の位置が、前記ロック軸のロック時の回転方向(R1)側に配置されていてもよい。
また、請求項4のように、前記第2カムとロック軸との間に介在する軸受(71)を含み、前記軸受は、前記ロック軸の外周に一体回転可能に嵌合された内輪(72)と、第2カムの内周(70b)に嵌合された外輪(73)と、前記内輪と前記外輪との間に介在する転動体(74)と、を含み、前記内輪の外周(73a)の中心(C3)が、前記ロック軸の中心軸線からオフセットされていてもよい。
また、請求項5のように、前記第2カムは、前記ロック軸の軸方向に関して、前記第1カムの両側に一対配置されており、前記付勢部材は、互いに平行に延び前記当接部をそれぞれ設けた一対の直線状部(65)と前記一対の直線状部の一端間を連結した連結部(66)とを含む線ばねであり、各前記第2カムが、前記線ばねの対応する直線状部に設けられた当接部に当接していてもよい。
また、請求項6のように、前記第1カムと前記第2カムとが単一の部材で一体に形成されたカムユニットを構成していてもよい。
請求項1の発明によれば、ロック機構によるロック時に、ロック軸と一体回転する第1カムが、インナーチューブをチルト方向の上方へ押し上げる押圧力を生ずる。また、ロック機構によるロック時に、付勢部材の当接部が、第2カムに対して、チルト方向の上方への押圧反力を与える。その押圧反力は、第2カムおよびロック軸を介して、第1カムをチルト方向の上方へ押し上げる力として働き、第1カム自身がインナーチューブを押し上げる押圧力と重畳される。したがって、各部品の寸法精度のばらつきがあったとしても、インナーチューブに対する十分なロック保持力を確保することができる。しかも、ロック解除時のステアリングコラムの自重を支えるためにもともと設けられている付勢部材の付勢力を第2カムに作用させて、ロック状態の保持力の向上を実現するので、構造を簡素化することができて、製造コストを安くすることができる。
また、請求項2の発明によれば、付勢部材からの押圧反力が、第2カムを介してロック軸をロック時の回転方向に回転させるモーメントを生起しているので、ロックが緩み難くなる。すなわち、ロック状態の保持力をより向上することができる。
具体的には、請求項3の発明のように、前記ロック機構によるロック時において、第1カムと前記インナーチューブとの第1接触点と、ロック軸の中心軸線とを含む平面が、付勢部材と交差する交差位置よりも、第2カムと付勢部材との第2接触点が、ロック軸のロック時の回転方向側に配置されていることにより、付勢部材からの押圧反力によって、ロック軸をロック時の回転方向に回転させるモーメントを生起させることが実質的に可能となる。
また、請求項4の発明によれば、第2カムに嵌合された外輪が力を受けても、ロック軸の外周に嵌合された内輪に伝わり難く、第2カムの回転抵抗を小さくすることができる。したがって、ロック状態の保持力を高くしつつ、操作レバーの操作力の増大を抑制することができる。
また、請求項5の発明によれば、第2カムが、第1カムの両側に一対配置されて、線ばねの一対の直線状部の当接部にそれぞれ当接する。線ばねの一対の直線状部は、一対の直線状部間を連結する連結部と比較してばね特性のばらつきが少ないので、ロック状態の保持力のばらつきや操作レバーの操作力のばらつきを抑制することができる。
また、請求項6の発明によれば、第1カムと第2カムとを単一の部材で一体に形成されたカムユニットに構成するので、構造を簡素化することができる。
本発明の一実施形態のステアリング装置の概略構成の模式図である。 図1のI−I線に沿う断面図である。 付勢部材の概略斜視図である。 ロック機構の要部の拡大図であり、ロック軸と第1カムと第2カムと付勢部材の一部とを示している。 ロック軸の軸方向から見たロック機構の要部の概略図である。 本発明の別の実施形態において、第1カムおよび第2カムをユニット化した変更例の概略図である。 本発明のさらに別の実施形態の第2カムの概略断面図である。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施形態を具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態のステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、ステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2と、操舵部材2の操舵に連動して転舵輪(図示せず)を転舵するステアリング機構3とを備えている。ステアリング機構3としては、例えばラックアンドピニオン機構が用いられている。
操舵部材2とステアリング機構3とは、ステアリングシャフト4およびインターミディエイトシャフト5等を介して機械的に連結されている。操舵部材2の回転は、ステアリングシャフト4およびインターミディエイトシャフト5等を介してステアリング機構3に伝達される。ステアリング機構3に伝達された回転は、ラック軸(図示せず)の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪が転舵される。
ステアリングシャフト4は、例えばスプライン嵌合やセレーション嵌合によって相対摺動可能に嵌合された筒状のアッパーシャフト6とロアーシャフト7とを有している。ステアリングシャフト4は、その軸方向X1に伸縮可能である。操舵部材2は、アッパーシャフト6の軸方向X1の上端部に連結されている。また、ステアリングシャフト4は、筒状のステアリングコラム8に挿通されており、複数の軸受9,10を介してステアリングコラム8に回転可能に支持されている。
ステアリングコラム8は、相対摺動可能に嵌合されたアッパーチューブとしてのアウターチューブ11と、ロアーチューブとしてのインナーチューブ12とを有している。ステアリングコラム8は、軸方向X1に伸縮可能である。アウターチューブ11は、軸受9を介してアッパーシャフト6を回転可能に支持している。また、アウターチューブ11は、軸受9を介して、ステアリングシャフト4の軸方向X1に同行移動可能にアッパーシャフト6に連結されている。
インナーチューブ12の外周に一体移動可能に固定されたロアー側の可動ブラケット13が、車体14に固定されたロアー側の固定ブラケット15に、チルト中心軸16を介して回動可能に支持されている。これにより、ステアリングコラム8およびステアリングシャフト4は、チルト中心軸16を支点にして回動可能(チルト可能)となっている。
チルト中心軸16を支点にしてステアリングシャフト4およびステアリングコラム8を回動(チルト)させることで、操舵部材2の位置を調整できるようになっている(いわゆるチルト調整)。また、ステアリングシャフト4およびステアリングコラム8を軸方向X1に伸縮させることで、操舵部材2の位置を調整できるようになっている(いわゆるテレスコ調整)。
アウターチューブ11には、アウターチューブ11と一体移動可能なアッパー側の可動ブラケット17(ディスタンスブラケットに相当)が固定されている。また、車体14には、アッパ側の固定ブラケット18が固定されている。可動ブラケット17と固定ブラケット18とが、両ブラケット17,18を挿通するロック軸19を含むロック機構20によってロックされることにより、ステアリングコラム8の位置が、車体14に対して固定されて操舵部材2の位置が固定されるようになっている。
また、ロック機構20は、ロック軸19と一体回転可能な第1カム21と、ロック軸19と一体回転可能であって、第1カム21のカム形状とは異なるカム形状を有する一対の第2カム22(図1では、一方の第2カム22のみを示してある。)を備えている。
ロック軸19と一体回転する操作レバー23の操作によって、ロック軸19をロック方向(ロック時の回転方向に相当)に回動させると、ロック軸19に一体回転する第1カム21が、アウターチューブ11の開口24を通して、インナーチューブ12をチルト方向の上方Y1へ押し上げてアウターチューブ12に押し付ける。これにより、アウターチューブ11に対してインナーチューブ12が固定されるようになっている。
また、ステアリング装置1は、ロック機構20によるロック解除時に、ステアリングコラム8の自重を支えるように、ステアリングコラム8をチルト方向の上方Y1へ付勢する付勢部材25を備えている。付勢部材25は、ねじりコイルばねを含んで構成されている。付勢部材25は、固定ブラケット18に固定された被係止部26と、第2カム22に当接する当接部27とを備えている。すなわち、付勢部材25は、第2カム22、ロック軸19および可動ブラケット17を介して、ステアリングコラム8をチルト方向の上方Y1へ付勢している。
操作レバー23の操作によってロック軸19を回動させると、ロック軸19に一体回転する第2カム22が、付勢部材25の当接部27を付勢部材25の付勢方向とは反対方向(チルト方向の下方Y2)へ押し下げる。逆に、付勢部材25は、当接部27を介して、第2カム22に対して、チルト方向の上方Y1への押圧反力を付与する。その押圧反力は、第2カム22、ロック軸19および第1カム21を介して、インナーチューブ12を押し上げてアウターチューブ12に押し付けるように働く。
図2は、図1におけるII−II線に沿うステアリング装置1の図解的な断面図である。図2を参照して、可動ブラケット17は、図2において、上向きに開放する溝形の部材であり、左右対称にされている。すなわち、可動ブラケット17は、相対向する一対の側板28と、一対の側板28の一端(図2において下端)間を連結する連結板29とを含む。
各側板28には、軸方向X1(図2において紙面と直交する方向)に延びる横長孔からなるテレスコ用のロック軸挿通孔30が形成されている。ステアリングシャフト4およびステアリングコラム8は、ロック軸挿通孔30の長手方向(軸方向X1)長さの範囲で伸縮できるようになっている。各側板28の他端(図2において上端)は、アウターチューブ11の外周面に固定されている。
固定ブラケット18は、相対向する一対の側板31と、一対の側板31の一端(図2においての上端)間を連結する連結板32と、連結板32の上面に固定された板状の取付ステー33と、一対の側板31の縁部からそれぞれ外側方へ向けて直交状に延設された一対の補強用の延設板34とを含む。一対の側板31と連結板32とで、図2において下向きに開放する溝形部が構成されている。ステアリングシャフト4、ステアリングコラム8および可動ブラケット17は、図2において、固定ブラケット18の一対の側板31の間に配置されている。
また、固定ブラケット18は、取付ステー33に連結された一対の取付体35を介して車体14に固定されている。各取付体35と取付ステー33とは、それぞれ取付ステー33を貫通し衝撃吸収時に破断可能な合成樹脂製のピン36によって連結されている。各取付体35は、固定ボルト37によって車体14に固定されている。
また、固定ブラケット18の一対の延設板34には、付勢部材25の一対の被係止部26をそれぞれ引っ掛け係止する係止部としての係止孔38が設けられている。また、固定ブラケット18の各側板31の内側面31bが、可動ブラケット17の対応する側板28の外側面28aに対向している。
次いで、図3を参照して、付勢部材25は、対称に配置された一対のコイルばね60を備える、いわゆるダブルトーション型の線ばねにより形成されている。一対のコイルばね60は、共通の中心軸線C2を有している。各コイルばね60の一方の座巻き部60a(外側の座巻き部)から直線状に延びる第1延設部61が延設され、第1延設部61の先端から直交状に延設された第2延設部62が延設されている。その第2延設部62の先端に、固定ブラケット18の延設板34の対応する係止孔38に係止される被係止部26が設けられている。被係止部26は、クランク状に折り曲げられて形成されている。
各コイルばね60の他方の座巻き部60b(内側の座巻き部)から直線状に延びる第3延設部63から、互いに他方のコイルばね60に向けて内向きに延びる第4延設部64が形成されている。一対のコイルばね60の第4延設部64の互いに対向する先端から、直交状に折り曲げられ互いに平行に延びる一対の直線状部としての第5延設部65が延設されている。一対の第5延設部65の先端どうしが連結部66を介して連結されている。一対の第5延設部65(直線状部)に、対応する第2カム22にそれぞれ当接する当接部27がそれぞれ設けられている。
再び図2を参照して、各側板31には、図2において上下方向(チルト方向の上下方向Y1,Y2)に延びる縦長孔からなるチルト用のロック軸挿通孔39が形成されている。ロック機構20のロック軸19は、テレスコ用の横長の一対のロック軸挿通孔30およびチルト用の縦長の一対のロック軸挿通孔39に挿通されている。
ロック機構20は、固定ブラケット18を挟持して、その固定ブラケット18によって可動ブラケット17をロックさせるとともに、インナーチューブ12を押圧して、アウターチューブ11に対してインナーチューブ12をロックする機能を果たす。
具体的には、ロック機構20は、前記操作レバー23と一体回転可能な前記ロック軸19と、ロック軸19の一端部に形成されたねじ部に螺合するナット40と、ロック軸19の軸部19bの外周に嵌合されて側板28,31を締め付けるための環状のカム41および環状のカムフォロワ42と、インナーチューブ12をチルト方向の上方Y1へ押圧するための前記第1カム21と、付勢部材25の当接部27をチルト方向の下方Y2に押圧するための前記第2カム22とを備えている。
カム41およびカムフォロワ42によって、側板締付用のカム機構43が構成されている。カム41およびカムフォロワ42の互いの対向面には、互いに噛み合う複数のカム突起(図示せず)が形成されている。カム41およびカムフォロワ42は、ロック軸19の頭部19aに近接して配置されている。カム41および操作レバー23が、ロック軸19の頭部19aに一体回転可能に連結されている。
カムフォロワ42は、ロック軸19の軸部19bの外周に相対回転可能に嵌合されている。カムフォロワ42は、第1部分421と第2部分422とを有している。カムフォロワ42の第1部分421は、固定ブラケット18の一方の側板31の外側面31aに沿わされている。
カムフォロワ42の第2部分422は、固定ブラケット18の一方の側板31のロック軸挿通孔39および可動ブラケット17の一方の側板28のロック軸挿通孔30に、各ロック軸挿通孔30,39の延びる方向に沿って移動可能に嵌合されている。また、第2部分422は、側板31の縦長のロック軸挿通孔39に嵌合する部分に二面幅等を形成することで、ロック軸挿通孔39によって、その回転が規制されている。
ロック軸19の一端部に螺合されたナット40と固定ブラケット18の他方の側板31との間には、第1介在部材44と第2介在部材45とが介在している。第1介在部材44は、第1部分441と第2部分442とを有している。第1介在部材44の第1部分441は、固定ブラケット18の他方の側板31の外側面31aに沿わされている。
第1介在部材44の第2部分442は、固定ブラケット18の他方の側板31のロック軸挿通孔39および可動ブラケット17の他方の側板28のロック軸挿通孔30に、各ロック軸挿通孔30,39の延びる方向に沿って移動可能に嵌合されている。また、第2部分442は、他方の側板31の縦長のロック軸挿通孔39に嵌合する部分に二面幅等を形成することで、ロック軸挿通孔39によって、その回転が規制されている。
第2介在部材45は、第1介在部材44の第1部分441とナット40との間に介在するスラストワッシャ46と、スラストワッシャ46と第1介在部材44の第1部分441との間に介在するスラスト用の針状ころ軸受47とを備えている。針状ころ軸受47を含む第2介在部材45の働きで、ナット40がロック軸19とともにスムーズに回転できるようになっている。
操作レバー23の回転操作に伴ってロック軸19が回転すると、カム41がカムフォロワ42を固定ブラケット18の一方の側板31側に向けて移動させる。これにより、カムフォロワ42の第1部分421と、第1介在部材44の第2部分442とが、固定ブラケット18の一対の側板31を外側から挟持し、固定ブラケット18の一対の側板31を可動ブラケット17の対応する側板28に圧接させる。これにより、カムフォロワ42および第1介在部材44が固定ブラケット18と共同して、可動ブラケット17をロックする。
インナーチューブ12は、金属チューブ48と、金属チューブ48の外周に嵌合された樹脂チューブ49とを備えている。樹脂チューブ49には、複数の凸部50がその周方向Z1に間隔を隔てて形成されている。図示はしないが、複数の凸部50は、樹脂チューブ49の軸方向に間隔を隔てた複数の箇所に形成されている。なお、樹脂チューブ49が廃止されて、凸部50が、金属チューブ48の外周に形成されていてもよい。
図2および拡大図である図4に示すように、第1カム21は、ロック軸19の軸部19bの略中央部において、軸部19bの外周に一体回転可能に嵌合されて固定された環状の部材である。図2に示すように、第1カム21の一部は、アウターチューブ11に形成された開口24を通ってアウターチューブ11の内部に進入している。
図5に示すように、第1カム21の外周の一部であるカム面21aは、ロック軸19の回転方向R1,R2に関して、ロック軸19の中心軸線C1からの距離D1が連続的に変化する円弧状のカム形状を有している。具体的には、カム面21aのカム形状は、ロック軸19がロック時の回転方向R1(ロック方向に相当)に回転するにしたがって、インナーチューブ12(の金属チューブ48)に対する接触点(第1接触点P1)と中心軸線C1との距離D1が連続的に増加する形状をなしている。したがって、ロック軸19がロック時の回転方向R1に回転されると、カム面21aがインナーチューブ12(の金属チューブ48)を押し上げる押圧力F1を生ずる。
カム形状のなす円弧の中心(図示せず)は、ロック軸19の中心軸線C1からオフセットして配置されている。したがって、カム形状が円弧状である場合に、第1カム21を偏心カムと呼ぶこともできる。カム形状が円弧状であれば、製造し易いという利点がある。ただし、カム形状は、ロック軸19がロック時の回転方向R1に回転するにしたがって第1接触点P1と中心軸線C1との距離D1が連続的に増加する形状であれば、円弧状でなくてもよい。
また、図2および図4に示すように、第1カム21のカム面21aは、ロック軸19の軸方向K1に関して、金属チューブ48の外周面の形状に合致する凹面となっている。第1カム21は、操作レバー23の操作に応じて、金属チューブ48の外周面に当接または離反するようになっている。
図2および図4に示すように、第2カム22は、ロック軸19の軸方向K1に関して、第1カム21を挟んだ両側に一対配置されている。一対の第2カム22は、ロック軸19の軸方向K1から見て、同じ形状、同じ位相で配置されている。図5に示すように、各第2カム22は、ロック軸19の外周に一体回転可能に嵌合された環状部材からなり、ロック軸19の軸方向(図5の紙面と直交する方向)から見て、第2カム22の外周のカム面22aのなすカム形状は、第1カム21のカム面21aのカム形状とは異なっている。
図4に示すように、第2カム22の外周の周方向の少なくとも一部において、第2カムの軸方向の両端には、第2カム22のカム面22aからの、付勢部材25(の当接部27)の脱落を防止するように、径方向外方へ突出する一対のフランジ22bが設けられている。カム面22aは、一対のフランジ22b間で凹面状をなしている。
図5に示すようなロック機構20によるロック時に、付勢部材25(の当接部27)から第2カム22に与えられる押圧反力G1が、ロック軸19のロック時の回転方向R1へ、ロック軸19を回転させるモーメントを生起している。
具体的には、ロック機構20によるロック時に、図5に示すように、ロック軸19の軸方向K1(図5において紙面とは直交する方向)から見て、ロック軸19の中心軸線C1を含み且つ第1カム21(のカム面21a)とインナーチューブ12(の金属チューブ48)とが接触する第1接触点P1を含む平面PPが、付勢部材25と交差する交差位置Q1よりも、第2カム22と付勢部材25(の当接部27)とが接触する第2接触点P2の位置が、ロック軸19のロック時の回転方向R1側に配置されている。
すなわち、押圧反力G1は、ロック軸19の中心軸線C1に向かう第1成分G11と、第1成分G11とは直交する第2成分G12とを有している。第1成分G11は、ロック軸19を回転させるモーメントを生じない。第2成分G12は、ロック軸19の中心軸線C1と第2接触点P2との距離に、当該第2成分G12の値を乗じた大きさを持ち、ロック時の回転方向R1側へ働くモーメントM1を生じさせる。
本実施形態によれば、ロック機構20によるロック時に、ロック軸19と一体回転する第1カム21が、インナーチューブ12をチルト方向の上方Y1へ押し上げる押圧力F1を生ずる。また、ロック機構20によるロック時に、ロック軸19と一体回転する第2カム22が付勢部材25の当接部27をチルト方向の下方Y2(付勢部材25のねじりコイルばね60の弾性反発力を増大する方向に相当)へ押圧し、逆に付勢部材25の当接部27が、第2カム22に対して、チルト方向の上方Y1への押圧反力G1を与える。
その押圧反力G1は、第2カム22およびロック軸19を介して、第1カム21をチルト方向の上方Y1へ押し上げる力として働き、第1カム21自身がインナーチューブを押し上げる押圧力F1と重畳される。したがって、各部品の寸法精度のばらつきがあったとしても、インナーチューブ12に対する十分なロック保持力を確保することができる。しかも、ロック解除時のステアリングコラム8の自重を支えるためにもともと設けられている付勢部材25の付勢力を第2カム22に作用させて、ロック状態の保持力の向上を実現するので、構造を簡素化することができて、製造コストを安くすることができる。
また、付勢部材25からの押圧反力G1が、第2カム22を介してロック軸19をロック時の回転方向R1に回転させるモーメントM1を生起しているので、ロックが緩み難くなる。すなわち、ロック状態の保持力をより向上することができる。
具体的には、ロック機構20によるロック時において、第1カム22とインナーチューブ12との第1接触点P1と、ロック軸19の中心軸線C1とを含む平面PPが、付勢部材25と交差する交差位置Q1よりも、第2カム22と付勢部材25との第2接触点P2が、ロック軸19のロック時の回転方向R1側に配置されていることにより、付勢部材25からの押圧反力G1によって、ロック軸19をロック時の回転方向R1に回転させるモーメントM1を生起させることが実質的に可能となる。
また、交差位置Q1と第2接触点P2を所定距離離隔しておくことで、寸法精度のばらつきによって、第2接触点P2が、図5に示す状態から交差位置Q1に多少近づいても、ロック時の回転方向R1に回転させるモーメントM1を生起させることができる。具体的には、中心軸線C1を含み且つ第2接触点P2を含む平面が、前記平面PPに対して、例えば、20〜50°の範囲の角度をなしていれば好ましい。
また、第2カム22が、第1カム21の両側に一対配置されて、線ばねにより構成された付勢部材25の一対の直線状部(第5延設部65)の当接部27にそれぞれ当接する。線ばねの一対の直線状部(第5延設部65)は、一対の直線状部間(第5延設部65)を連結する連結部66と比較してばね特性のばらつきが少ないので、ロック状態の保持力のばらつきや操作レバー23の操作力のばらつきを抑制することができる。
図6は、本発明の別の実施形態を示している。本実施形態が、図4の実施形態と異なるのは、下記である。すなわち、図4の実施形態では、第1カム21と一対の第2カム22とは、別部材として形成されて、ロック軸19に固定されている。これに対して、本実施形態では、第1カム21Uと一対の第2カム22Uとが、単一の材料で一体に形成されたカムユニットU1を構成し、構造を簡素化ている。本実施形態の構成要素において、図4の実施形態と同じ構成要素には、図4の実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。
次いで、図7は、本発明のさらに別の実施形態を示しており、第2カムの変更例を示している。図7を参照して、本実施形態が図4の実施形態と異なるのは、図4の実施形態では、第2カム22が、ロック軸19によって直接支持されているのに対して、本実施形態では、環状をなす第2カム70が、ロック軸19の外周に保持された軸受71によって支持されている点にある。
第2カム70の外周には、断面円形をなすカム面70aが形成されている。軸受71は、ロック軸19の(軸部19bの)外周に一体回転可能に嵌合され内輪72と、第2カム70の内周70bに一体回転可能に嵌合された外輪73と、内輪72と外輪73との間に介在する転動体74とを備えている。
互いに直交する2方向を第1方向A1および第2方向A2として、内輪72の外周72aの中心C3は、ロック軸19の中心軸線C1から第1方向A1にオフセット量e1でオフセットされている。また、第2カム70の外周のカム面70aのなす円形の中心C4は、内輪72の外周72aのなす円形の中心C3に対して、第2方向A2にオフセット量e2でオフセットされている。内輪72の内周72bの中心は、ロック軸19の中心軸線C1に一致している。外輪73の外周73aと内周73bとは同心である。
本実施形態によれば、第2カム70に嵌合された外輪73が力を受けても、ロック軸19の外周に嵌合された内輪72に伝わり難く、第2カム70の回転抵抗を小さくすることができる。したがって、ロック状態の保持力を高くしつつ、操作レバー23の操作力の増大を抑制することができる。図示していないが、第2カム70と外輪73とが単一の部材で一体に形成されていてもよい。
本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の請求項記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
1…ステアリング装置、4…ステアリングシャフト、8…ステアリングコラム、11…アウターチューブ、12…インナーチューブ、14…車体、17…可動ブラケット、18…固定ブラケット(固定部材)、19…ロック軸、20…ロック機構、21;21U…第1カム、21a…カム面、22;22U…第2カム、22a…カム面、23…操作レバー、24…開口、25…付勢部材(線ばね)、26…被係止部、27…当接部、28…側板、30…ロック軸挿通孔、31…側板、38…係止孔(係止部)、39…ロック軸挿通孔、60…コイルばね、65…第5延設部(直線状部)、66…連結部、70…第2カム、71…軸受、72…内輪、72a…外周、72b…内周、73…外輪、73a…外周、73b…内周、C1…(ロック軸の)中心軸線、C3…(内輪の内周の)中心、C4…第1カムのカム面のなす円の中心、D1…距離、F1…(第1カムによる)押圧力、G1…押圧反力、K1…(ロック軸の)軸方向、M1…モーメント、P1…第1接触点、P2…第2接触点、PP…(ロック軸の中心軸線および第1接触点を含む)平面、Q1…(平面が付勢部材と交差する)交差位置、R1…ロック時の回転方向、R2…ロック解除時の回転方向、U1…カムユニット、X1…(ステアリングシャフトの)軸方向、Y1…チルト方向の上方、Y2…チルト方向の下方

Claims (6)

  1. テレスコ調整のために軸方向に相対摺動可能に嵌め合わされてステアリングシャフトを支持するアウターチューブおよびインナーチューブを含み、チルト中心軸回りにチルト可能なステアリングコラムと、
    相対向する一対の側板を有する固定ブラケットと、
    前記アウターチューブに固定され、固定ブラケットの各側板にそれぞれ対向する一対の側板を有する可動ブラケットと、
    前記固定ブラケットの一対の側板の挿通孔および前記可動ブラケットの一対の側板の挿通孔に挿通されたロック軸を含み、前記ロック軸と一体回転する操作レバーの操作に応じて前記固定ブラケットの各側板を前記可動ブラケットの対応する側板に圧接してロックを達成するロック機構と、
    前記ステアリングコラムをチルト方向の上方へ付勢する付勢部材と、を備え、
    前記ロック機構は、前記ロック軸と一体回転な第1カムと、前記第1カムのカム形状とは異なるカム形状を有し前記ロック軸と一体回転な第2カムと、をさらに含み、
    前記付勢部材は、固定部材に係止された被係止部と、前記第2カムに当接する当接部と、を含み、
    前記ロック機構によるロック時に、前記第1カムが前記アウターチューブの開口を通して前記インナーチューブをチルト方向の上方へ押し上げると共に、前記付勢部材が前記第2カムをチルト方向の上方へ押し上げるように構成されているステアリング装置。
  2. 請求項1において、前記ロック機構によるロック時に、前記付勢部材から前記第2カムに与えられる押圧反力が、前記ロック軸のロック時の回転方向へ前記ロック軸を回転させるモーメントを生起しているステアリング装置。
  3. 請求項2において、前記ロック機構によるロック時に、前記ロック軸の軸方向から見て、前記ロック軸の中心軸線を含み且つ前記第1カムと前記インナーチューブとが接触する第1接触点を含む平面が、前記付勢部材と交差する交差位置よりも、前記第2カムと前記付勢部材とが接触する第2接触点の位置が、前記ロック軸のロック時の回転方向側に配置されているステアリング装置。
  4. 請求項1から3の何れか1項において、前記第2カムとロック軸との間に介在する軸受を含み、
    前記軸受は、前記ロック軸の外周に一体回転可能に嵌合された内輪と、第2カムの内周に嵌合された外輪と、前記内輪と前記外輪との間に介在する転動体と、を含み、
    前記内輪の外周の中心が、前記ロック軸の中心軸線からオフセットされているステアリング装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項において、前記第2カムは、前記ロック軸の軸方向に関して、前記第1カムの両側に一対配置されており、
    前記付勢部材は、互いに平行に延び前記当接部をそれぞれ設けた一対の直線状部と前記一対の直線状部の一端間を連結した連結部とを含む線ばねであり、
    各前記第2カムが、前記線ばねの対応する直線状部に設けられた当接部に当接しているステアリング装置。
  6. 請求項1から5の何れか1項において、前記第1カムと前記第2カムとが単一の部材で一体に形成されたカムユニットを構成しているステアリング装置。
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