JP5998844B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、例えば、下部電極と上部電極との間に形成された強誘電体膜を備える半導体装置およびその製造方法に関する。
強誘電体のヒステリシス特性を利用する半導体装置が実用化されている。例えば、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)は、強誘電体キャパシタのヒステリシス特性を利用し、情報を不揮発的に記憶する。
結晶体からなる強誘電体膜上にアモルファス体からなる強誘電体膜が形成されたキャパシタが知られている(例えば特許文献1)下部電極を覆うように下部電極の上面に開口を備える窒化シリコン膜が形成され、開口内に強誘電体膜が形成されたキャパシタが知られている(例えば特許文献2)。
特開2000−82792号公報 特開2002−141482号公報
半導体基板の上方に、異なる膜厚の強誘電体膜を備えるキャパシタを形成する場合がある。この場合、異なる特性を有する強誘電体膜を別々に形成すると製造工程が長くなってしまう。
本半導体装置およびその製造方法は、膜厚の異なるキャパシタの製造工程を簡略化することを目的とする。
半導体基板の上方に形成された第1下部電極および第2下部電極と、前記第1下部電極および前記第2下部電極上に形成された第1強誘電体膜と、前記第1下部電極上に第1開口を備え前記第2下部電極上に第2開口を備えるように前記第1強誘電体膜上に形成されたストッパ層と、前記第1開口内の前記第1強誘電体膜上に形成された第1上部電極と、前記第2開口内の前記第1強誘電体膜上に形成され、前記第1開口内に形成されていない第2強誘電体膜と、前記第2強誘電体膜上に形成された第2上部電極と、を具備することを特徴とする半導体装置を用いる。
半導体基板の上方に下部電極を形成し、前記下部電極上に第1強誘電体膜を形成し、前記第1強誘電体膜上にストッパ層を形成し、前記ストッパ層に第1開口を形成し、前記ストッパ層上に導電膜を形成し、前記導電膜が前記第1開口内に残存するように前記導電膜を前記ストッパ層まで選択的に除去することにより第1上部電極を形成し、前記ストッパ層に第2開口を形成し、前記第1強誘電体膜上に第2強誘電体膜を形成し、前記第2強誘電体膜上に第2上部電極を形成し、前記第2上部電極を形成した後、前記第2強誘電体膜が前記第2開口内に残存するように、前記第2誘電体膜を前記ストッパ層まで選択的に除去することを特徴とする半導体装置の製造方法を用いる。
本半導体装置およびその製造方法によれば、膜厚の異なるキャパシタの製造工程を簡略化することができる。
図1(a)から図1(e)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その1)である。 図2(a)から図2(e)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その2)である。 図3(a)から図3(c)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その3)である。 図4(a)および図4(b)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その1)である。 図5(a)および図5(b)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その2)である。 図6(a)および図6(b)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その3)である。 図7は、図6(b)におけるメモリ領域の平面図である。 図8(a)および図8(b)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その4)である。 図9は、図8(b)における周辺領域の平面図である。 図10(a)および図10(b)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その5)である。 図11(a)は、図10(b)におけるメモリ領域の平面図である。図11(b)は、図10(b)におけるメモリ領域のキャパシタ付近を拡大した断面図である。 図12(a)および図12(b)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その6)である。 図13は、図12(b)におけるメモリ領域の平面図である。 図14は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その7)である。 図15は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その8)である。 図16(a)および図16(b)は、実施例3に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その1)である。 図17は、実施例3に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その2)である。 図18は、実施例3に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その3)である。
以下、図面を参照し実施例について説明する。
図1(a)から図3(c)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。図1(a)から図3(c)においては、不揮発性メモリが形成されるメモリ領域100と周辺回路が形成される周辺領域102とを並べて図示する。図1(a)を参照し、シリコン基板等の半導体基板10上に、酸化シリコン膜を含む絶縁膜12を形成する。図1(b)を参照し、絶縁膜12上に白金(Pt)等の金属を含む下部電極14を形成する。図1(c)を参照し、下部電極14上に、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛:PbZrTi1−x)等を含むアモルファス状の強誘電体膜16を形成する。熱処理することにより、強誘電体膜16を結晶化する。図1(d)を参照し、強誘電体膜16上に酸化アルミニウムまたは酸化チタン等の絶縁膜を含むストッパ層18を形成する。図1(e)を参照し、メモリ領域100内のストッパ層18に開口32を形成する。
図2(a)を参照し、ストッパ層18上および開口32内の強誘電体膜16上に、酸化イリジウム(IrO)等の導電膜を含む上部電極20を形成する。図2(b)を参照し、上部電極20の所定領域(周辺領域102を含む)を除去する。このとき、ストッパ層18はエッチングストッパとして機能する。図2(c)を参照し、周辺領域102内のストッパ層18に開口34を形成する。図2(d)を参照し、ストッパ層18上および開口34内の強誘電体膜16上に、PZT等のアモルファス状の強誘電体膜22を形成する。熱処理することにより、強誘電体膜22を結晶化する。図2(e)を参照し、強誘電体膜22上に酸化イリジウム等の導電膜を含む上部電極24を形成する。
図3(a)を参照し、上部電極24および強誘電体膜22の所定領域(メモリ領域100を含む)を除去する。このとき、ストッパ層18はエッチングストッパとして機能する。図3(b)を参照し、強誘電体膜16および下部電極14の所定領域を除去する。これにより、メモリ領域100に下部電極14(第1下部電極)、周辺領域102に下部電極14(第2下部電極)が形成される。図3(c)を参照し、メモリ領域100において下部電極14、強誘電体膜16および上部電極20を覆うように絶縁膜12上に酸化シリコン膜を含む絶縁膜26を形成する。周辺領域102において下部電極14、強誘電体膜16および22および上部電極24を覆うように絶縁膜12上に酸化シリコン膜を含む絶縁膜26を形成する。絶縁膜26を貫通するコンタクトホールを形成する。コンタクトホール内にW(タングステン)等を含むプラグ金属28を形成する。メモリ領域100において、プラグ金属28は、それぞれ下部電極14および上部電極20と電気的に接続されている。周辺領域120において、プラグ金属28は、それぞれ下部電極14および上部電極24と電気的に接続されている。絶縁膜26上にプラグ金属28と電気的に接続する配線30を形成する。これにより、メモリ領域100において、下部電極14、強誘電体膜16および上部電極20を含む強誘電体メモリ用のキャパシタ104(第1キャパシタ)が形成される。また、周辺領域102において、下部電極14、強誘電体膜16および22および第2上部電極24を含む周辺回路用のキャパシタ106(第2キャパシタ)が形成される。
実施例1によれば、図1(b)のように、半導体基板10の上方に下部電極14を形成する。図1(c)のように、下部電極14上に強誘電体膜16(第1強誘電体膜)を形成する。図1(d)のように、強誘電体膜16上にストッパ層18を形成する。図1(e)のように、ストッパ層18に開口32(第1開口)を形成する。図2(a)および図2(b)のように、ストッパ層18上に導電膜を形成し、導電膜が開口32内に残存するように導電膜をストッパ層18まで選択的に除去することにより上部電極20(第1上部電極)を形成する。図2(c)のように、ストッパ層18に開口34(第2開口)を形成する。図2(d)のように、強誘電体膜16上に強誘電体膜22(第2強誘電体膜)を形成する。および図3(a)のように、強誘電体膜22が開口34内に残存するように、強誘電体膜22をストッパ層18まで選択的に除去する。図2(e)のように、強誘電体膜22上に上部電極24(第2上部電極)を形成する。
これにより、強誘電体膜の膜厚の異なるキャパシタを形成することができる。また、ストッパ層18により、上部電極20を形成する際、強誘電体膜22を除去する際に、強誘電体膜16に導入されるダメージを低減できる。さらに、強誘電体膜16が薄くなることを抑制できる。キャパシタ104および106の強誘電体膜16は同時に形成されるため、製造工数を削減することもできる。
不揮発性メモリセルに用いるキャパシタは、低電圧化および微細化のため、強誘電体膜を薄くすることが好ましい。強誘電体膜が薄くなるとキャパシタのリーク電流が増加する。不揮発性メモリセルにおいては、アクセスする時間が短い。また、スタンバイ時にはキャパシタには電圧が加わらない。よって、メモリセル用のキャパシタは、リーク電流が流れても問題は少ない。一方、周辺回路に用いるキャパシタにおいては、例えば電源用の平滑キャパシタのように常時電圧が印加される場合がある。このため、キャパシタのリーク電流は大きな問題となる。実施例1によれば、キャパシタ106の強誘電体膜をキャパシタ104より厚くできる。これにより、メモリセル用のキャパシタ104は低電圧化および微細化が可能となり、かつ周辺回路用のキャパシタ106のリーク電流を抑制できる。
また、実施例1によれば、図2(d)のように、強誘電体膜22を上部電極20を覆うように形成する。図3(a)のように、強誘電体膜22をストッパ層18まで選択的に除去する際に上部電極20を覆う強誘電体膜22を除去する。このように、メモリ領域100においてストッパ層18が形成されているため、上部電極20を覆う強誘電体膜22を除去できる。
さらに、図2(b)のように、上部電極20の端部は、ストッパ層18上に位置する。これにより、図3(a)において、メモリ領域100の開口32内の強誘電体膜16がエッチングされることを抑制できる。
さらに、図3(a)のように、強誘電体膜22の端部は、ストッパ層18上に位置する。これにより、図3(a)において、周辺領域102の開口34内の強誘電体膜16がエッチングされることを抑制できる。
図4(a)から図15は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す図である。図4(a)を参照し、n型またはp型シリコン半導体基板10内に、トランジスタの活性領域を画定する素子分離絶縁膜11を形成する。素子分離絶縁膜11としては、STI(Shallow
Trench Isolation)絶縁膜を用いることができる。STI絶縁膜は、半導体基板10の素子分離領域に溝を形成する。溝の中に酸化シリコン等の絶縁膜を埋め込むことにより形成できる。素子分離絶縁膜11は、LOCOS(Local
Oxidation of Silicon)法を用い形成した絶縁膜でもよい。
半導体基板10に不純物をイオン注入することによりウエル10aを形成する。ウエル10aは例えばP型である。その後、半導体基板10の上面を熱酸化してゲート絶縁膜44を形成する。半導体基板10の上面全面に非晶質または多結晶シリコン膜を形成する。フォトリソグラフィ法を用いウエル10a上にゲート電極45を形成する。2つのゲート電極45は間隔をおいて半導体基板10上を平行に延伸している。ゲート電極45は、ワード線の一部となる。ゲート電極45をマスクにウエル10a内のゲート電極45の両側に不純物をイオン注入する。これにより、例えばN型のエクステンション領域が形成される。
半導体基板10上にゲート電極45を覆うように絶縁膜を形成する。絶縁膜は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用い形成された酸化シリコン膜である。絶縁膜をエッチバックすることにより、ゲート電極45の両側にサイドウォール43を形成する。サイドウォール43とゲート電極45とをマスクにウエル10a内に不純物を注入する。これにより、例えばN型のソースまたはドレイン領域が形成される。エクステンション領域とソースまたはドレイン領域とにより領域41が形成される。これにより、ウエル10a、ゲート電極45および領域41を含むトランジスタ40が形成される。
半導体基板10、ゲート電極45および素子分離絶縁膜11上に金属膜を形成する。金属膜は、例えばコバルトを含む。熱処理することにより、金属膜とシリコンとを反応させる。これにより、領域41上およびゲート電極45上にそれぞれ金属シリサイドを含むシリサイド層42および46が形成される。残存している金属膜をウエットエッチング法を用い除去する。
トランジスタ40を覆うように、半導体基板10上に例えば酸化窒化シリコンを含むカバー膜12aをCVD法を用い形成する。カバー膜12aの膜厚は、例えば200nmである。カバー膜12a上に例えば膜厚が1μmの層間絶縁膜12bを形成する。層間絶縁膜12bは、例えばテトラエトキシラン(TEOS)を含有するガスを使用したプラズマCVD法を用い形成する。層間絶縁膜12bの上面をCMP(Chemical
Mechanical Polishing)法を用い平坦化する。これにより、半導体基板10の上面から層間絶縁膜12bの上面までの高さは約700nmとなる。
フォトリソグラフィ法を用いフォトレジストをマスクに層間絶縁膜12bおよびカバー膜12aをエッチングし、例えば直径が0.25μmのコンタクトホールを形成する。コンタクトホールによりシリサイド層42の上面が露出する。コンタクトホール内に密着膜48aとして、例えば膜厚が30nmのチタン(Ti)膜および膜厚が20nmの窒化チタン(TiN)膜を形成する。密着膜48a上にタングステン(W)膜48bをCVD法を用い形成する。層間絶縁膜12b上の密着膜48aおよびタングステン膜48bをCMP法を用い除去する。コンタクトホール内に形成された密着膜48aおよびタングステン膜48bによりプラグ金属48が形成される。
図4(b)を参照し、層間絶縁膜12bおよびプラグ金属48上に酸化防止膜12cとして、例えば膜厚が100nmの酸化窒化シリコン膜をプラズマCVD法を用い形成する。酸化防止膜12c上に層間絶縁膜12dとして、例えば膜厚が130nmの酸化シリコン膜をTEOS含有ガスを用いたCVD法で形成する。絶縁膜12は、カバー膜12a、層間絶縁膜12b、酸化防止膜12cおよび層間絶縁膜12dを含む。
絶縁膜12上に酸化防止膜50として、例えば酸化アルミニウム膜をスパッタ法を用い、アルゴン(Ar)雰囲気中、1Paの圧力、25℃から35℃の基板温度の条件を用い形成する。酸化アルミニウム膜を、例えばRTA(Rapid
Thermal Anneal)法を用い、酸素雰囲気、基板温度が642℃および熱処理時間が60秒の条件で熱処理する。これにより、この後成膜する下部電極14のPtの配向性が向上する。
酸化防止膜50上に、下部電極14として、例えば膜厚が100nmのPt膜をスパッタ法を用い形成する。Pt膜は、例えばAr雰囲気、圧力が1Pa、基板温度が350℃、スパッタパワーが0.4kWの条件で形成される。なお、下部電極14として、イリジウム膜、ルテニウム膜、酸化ルテニウム膜または酸化ストロンチウム・ルテニウム膜等の単層膜、またはこれらの膜から少なくとも2層選択された積層膜を用いることもできる。下部電極14を、例えばRTA法を用い、不活性ガス(例えばAr)雰囲気、温度が650℃から750度、熱処理時間が60秒の条件で熱処理する。これにより、下部電極14の結晶性が向上することにより、酸化防止膜50と下部電極14との密着性が向上する。
下部電極14上に、強誘電体膜16として、例えばRF(Radio Frequency)スパッタ法を用い膜厚が90nmの非晶質のPZT膜を形成する。非晶質のPZT膜を、例えばRTA法を用い、酸素含有雰囲気、基板温度が600℃および熱処理時間が90秒の条件で熱処理する。これにより、PZT膜が結晶化する。なお、強誘電体膜16は、例えばゾル・ゲル法、MOCVD(Metal
Organic Chemical vapor Deposition)法を用いて形成してもよい。MOCVD法を用い強誘電体膜16を形成する場合は、結晶化のための熱処理は行なわなくてもよい。
強誘電体膜16上にストッパ層18として、例えば酸化アルミニウム膜または酸化チタン膜等の酸化金属膜を形成する。
図5(a)を参照し、ストッパ膜18上にフォトレジストを塗布し、露光現像を行なう。フォトレジストをマスクに、ストッパ膜18をエッチングし、メモリ領域100内に開口32を形成する。開口32を形成する前に、フォトレジストに紫外線を照射することにより、フォトレジストを硬化させる。これにより、フォトレジストの耐エッチング性が向上するとともに、開口32の形状を安定化させることができる。かつ開口32直下の強誘電体膜16の結晶中の酸素原子を活性化させる。これにより、後述する強誘電体膜22と強誘電体膜16との結晶配向をスムーズに行なうことができる。
フォトレジストを除去し、ストッパ層18および開口32内の強誘電体膜16上に、強誘電体膜20a(第3強誘電体膜)として、例えばRFスパッタ法を用い膜厚が10nmから30nmの非晶質のPZT膜を形成する。強誘電体膜20a上に、導電膜20bとして、例えばスパッタ法を用い膜厚が約25nmの結晶化した酸化イリジウム(IrOx)膜を形成する。酸化イリジウム膜は、例えば圧力が2Pa、基板温度が300℃、ターゲットがイリジウム、反応ガスとしてArと酸素の流量比が100対56、スパッタパワーが1kWから2kWの条件を用い形成される。酸化イリジウム膜を、例えばRTA法を用い、雰囲気ガスArと酸素の流量比が100対1、基板温度が725度、熱処理時間が60秒の条件を用い熱処理する。酸化イリジウム膜の熱処理により、酸化イリジウム膜中のイリジウムが強誘電体膜20aの非晶質なPZT膜内に拡散する。さらに非晶質なPZTが強誘電体膜16との界面から結晶配向が進み結晶化する。強誘電体膜20aは、導電性となる。
図5(b)を参照し、導電膜20b上に、導電膜20cとして、例えばスパッタ法を用い膜厚が50nmから150nmの酸化イリジウム(IrOy)膜を形成する。酸化イリジウム膜は、例えば圧力が0.8Pa、基板温度が100℃以下、ターゲットがイリジウム、反応ガスとしてArと酸素の流量比が100対90、スパッタパワーが1kWの条件を用い形成される。例えば、45秒間堆積すると酸化イリジウム膜の膜厚は125nmとなる。導電膜20cを成膜する際は、酸化イリジウム膜の異常成長を抑制するため基板温度が100℃以下であることが好ましい。酸化イリジウム(IrOy)を化学量論的な組成(IrO)とすることにより、この後の工程において、水素に対する触媒作用を抑制できる。よって、強誘電体膜16が水素ラジカルにより還元されることを抑制できる。その後、半導体基板10の背面を洗浄する。上部電極20は、強誘電体膜20a、導電膜20bおよび導電膜20cを含む。
導電膜20c上に、マスク層52として、例えばスパッタ法を用い膜厚が20nmから50nmの窒化アルミニウムチタン膜を形成する。マスク層52上にフォトレジスト54を塗布し、露光現像することにより、上部電極20を加工するためのパターンを形成する。
図6(a)を参照し、フォトレジスト54をマスクにマスク層52をエッチングする。窒化アルミニウムチタン膜のエッチングには、エッチングガスの塩素(Cl)およびArの流量がいずれも80sccm、圧力が0.7Pa、周波数が13.56MHzのソースパワーが800W、周波数450kHzのバイアスパワーが100Wの条件を用いる。
図6(b)を参照し、マスク層52をマスクに上部電極20をエッチングする。マスク層2のエッチングには、エッチングガスの塩素およびArの流量がそれぞれ8sccmおよび48sccm、圧力が0.7Pa、周波数が13.56MHzのソースパワーが2kW、周波数450kHzのバイアスパワーが1.5kWの条件を用いる。なお、エッチング時には、半導体基板10を加熱せず、例えば常温とする。ストッパ層18に対する上部電極20のエッチング速度が大きいため、エッチングは、ストッパ層18において停止する。
エッチング後の上部電極20の側面は例えば傾斜する。半導体基板10の面方向に対する上部電極20の側面の傾斜角度は例えば60°から75°である。上部電極20のエッチングの際は、フォトレジスト54の側面の後退により、露出するマスク層52もエッチングされる。マスク層52のエッチング時のエッチング生成物が上部電極20の側面に付着すると、上部電極20の側面のエッチングが抑制される。しかし、マスク層52を20nmから50nmと薄くすることにより、マスク層52のエッチングにより形成される生成物を少なくできる。これにより、フォトレジスト54の後退速度と上部電極20のエッチング速度から、上部電極20の側面の傾斜角度を容易に制御できる。その後、フォトレジスト54を除去する。
図7は、図6(b)におけるメモリ領域の平面図である。図6(b)のメモリ領域は図7のA−A断面に相当する。上部電極20の側面は、4方向とも実質的に同じ角度とすることができる。また、上部電極20以外の強誘電体膜16はストッパ層18で覆われている。このため、強誘電体層16がエッチングされることを抑制できる。また、周辺領域102においても強誘電体膜16はストッパ層18で覆われていため、強誘電体層16がエッチングされることを抑制できる。
図8(a)を参照し、周辺領域内にストッパ層18の開口34を形成する。開口の形成方法は、開口32の形成方法と同じであり説明を省略する。ストッパ層18および開口34内の強誘電体膜16上に、強誘電体膜22として、例えばRFスパッタ法を用い膜厚が100nmから200nmの非晶質のPZT膜を形成する。非晶質のPZT膜を、例えばRTA法を用い、酸素含有雰囲気、基板温度が600℃および熱処理時間が90秒の条件で熱処理する。これにより、PZT膜が結晶化する。なお、強誘電体膜22は、例えばゾル・ゲル法、MOCVD(Metal
Organic Chemical vapor Deposition)法を用いて形成してもよい。MOCVD法を用い強誘電体膜22を形成する場合は、結晶化のための熱処理は行なわなくてもよい。
強誘電体膜22上に、上部電極24として、例えばスパッタ法を用い膜厚が50nmから150nmの酸化イリジウム(IrOy)膜を形成する。。酸化イリジウム膜は、例えば圧力が0.8Pa、基板温度が100℃以下、ターゲットがイリジウム、反応ガスとしてArと酸素の流量比が100対90、スパッタパワーが1kWの条件を用い形成される。例えば、45秒間堆積すると酸化イリジウム膜の膜厚は125nmとなる。
図8(b)を参照し、上部電極24上に、マスク層56として、例えばスパッタ法を用い膜厚が20nmから50nmの窒化アルミニウムチタン膜を形成する。マスク層56上にフォトレジスト58を塗布し、露光現像することにより、上部電極20を加工するためのパターンを形成する。フォトレジスト58をマスクにマスク層56をエッチングする。窒化アルミニウムチタン膜のエッチングには、エッチングガスの塩素およびArの流量がいずれも80sccm、圧力が0.7Pa、周波数が13.56MHzのソースパワーが800W、周波数450kHzのバイアスパワーが100Wの条件を用いる。
マスク層56をマスクに上部電極24をエッチングする。上部電極24の酸化イリジウムのエッチングには、エッチングガスの塩素およびArの流量がそれぞれ8sccmおよび48sccm、圧力が0.7Pa、周波数が13.56MHzのソースパワーが2kW、周波数450kHzのバイアスパワーが1.5kWの条件を用いる。なお、エッチング時には、半導体基板10を加熱せず、例えば常温とする。エッチングは、強誘電体膜22において停止する。このとき、上部電極20のエッチングと同様に、上部電極24の側面の傾斜角度を容易に制御できる。半導体基板10の面方向に対する上部電極24の側面の傾斜角度は例えば60°から75°である。
図9は、図8(b)における周辺領域の平面図である。フォトレジスト58は図示を省略している。図8(b)の周辺領域は図9のA−A断面に相当する。上部電極24の側面は、4方向とも実質的に同じ角度とすることができる。メモリ領域100においては、上部電極24は残存しておらず、強誘電体膜22が露出している。
図10(a)を参照し、上部電極24および強誘電体膜22上にフォトレジストを塗布する。フォトレジストを露光現像することにより、上部電極24およびその周囲上にフォトレジストを残存させる。フォトレジストをマスクに、強誘電体膜22をエッチングする。エッチング条件は、上部電極20のエッチング条件と同じである。強誘電体膜22のエッチングはストッパ層18で停止する。メモリ領域100においてもストッパ層18により、エッチングが停止する。上部電極20は、マスク層52がマスクとなりほとんどエッチングされない。
図10(b)を参照し、ストッパ層18、強誘電体膜22および上部電極20上にフォトレジスト60を塗布する。露光現像することにより、残存した強誘電体膜22および上部電極20上に、フォトレジスト60を残存させる。フォトレジスト60をマスクにストッパ層18をエッチングする。その後、フォトレジスト60をマスクに強誘電体膜16をエッチングする。エッチング条件は、上部電極20のエッチング条件と同じである。
図11(a)は、図10(b)におけるメモリ領域の平面図である。フォトレジスト60は図示を省略している。図10(b)は、図11(a)のA−A断面に相当する。図11(a)を参照し、強誘電体膜16は、プレートライン領域に沿って形成されている。強誘電体膜16上のプレートライン領域の長辺方向に複数の上部電極20およびマスク層5での積層構造が形成されている。図11(b)は、図10(b)におけるメモリ領域のキャパシタ付近を拡大した断面図である。図11(b)を参照し、図10(a)において強誘電体膜22をエッチングする際に、強誘電体膜20aの側面を覆うように強誘電体膜22のサイドウォールが形成される。図10(b)において、強誘電体膜16をエッチングする際に、フォトレジスト60が後退した場合であっても、強誘電体膜22のサイドウォールにより強誘電体膜20aのプレートライン領域の長辺に沿った側面にダメージが導入されることを抑制できる。一方、プレートライン領域の短辺に沿った側面は、図11(a)のように、強誘電体膜16をエッチングしないため、強誘電体膜20aにダメージは導入されない。
図12(a)を参照し、下部電極14上に、強誘電体膜16からマスク層56までの積層構造と、強誘電体膜16からマスク層52までの積層構造とを覆うように保護膜62を形成する。保護膜62は、例えばスパッタ法を用い形成された膜厚が50nmの酸化アルミニウム膜である。
図12(b)を参照し、保護膜62上にフォトレジスト64を塗布する。フォトレジスト64を露光現像することにより、強誘電体膜16からマスク層56までの積層構造と、強誘電体膜16からマスク層52までの積層構造を覆うようにフォトレジスト64を残存させる。フォトレジスト64をマスクに保護膜33をエッチングする。さらに、フォトレジスト64をマスクに下部電極14および酸化防止膜50をエッチングする。これにより、メモリ領域100に下部電極14および周辺領域102に下部領域14が形成される。
図13は、図12(b)におけるメモリ領域の平面図である。保護膜33は図示を省略している。図12(b)は、図13のA−A断面に相当する。下部電極14はプレートライン領域に沿って形成されている。下部電極14の上面が強誘電体膜16に覆われていない領域において、以降の工程で配線とのコンタクトが形成される。
図14を参照し、絶縁膜12上に、下部電極14からマスク層56までの積層構造と、下部電極14からマスク層52までの積層構造とを覆うように保護膜66を形成する。保護膜66は、例えばスパッタ法を用い形成された膜厚が50nmの酸化アルミニウム膜である。強誘電体膜16および22を、例えば酸素含有雰囲気、基板温度が550℃から700℃の条件で熱処理する。例えば、強誘電体膜16、22がPZTの場合、酸素雰囲気、基板温度が650℃、熱処理時間が60分の条件を用い熱処理する。これにより、エッチング等により強誘電体膜16および22に導入されたダメージを回復させる。
図15を参照し、保護膜66上に例えば膜厚が1400nmの絶縁膜26を形成する。絶縁膜26は、例えばTEOS、酸素およびヘリウムを含有するガスを使用したプラズマCVD法を用い形成する。絶縁膜26として絶縁性の無機膜を用いてもよい。絶縁膜26の上面をCMP法を用い平坦化する。例えばNOまたはNを含有する窒素含有ガスのプラズマ雰囲気において熱処理する。これにより、絶縁膜26中の水分が除去される。また、絶縁膜26が変質し、水分が浸入しにくくなる。
絶縁膜26および12を貫通するコンタクトホールを形成する。コンタクトホール内に例えばTiN膜またはTi膜とTiN膜の積層膜を含む密着膜28aを形成する。密着膜28a内にタングステン膜28bを形成する。絶縁膜26上のタングステン膜28bおよび密着膜28aを除去する。プラグ金属28は、密着膜28aおよびタングステン膜28bを含む。プラグ金属28は、上部電極20、24および下部電極14と接続される。また、プラグ金属28は、シリサイド層42に接続される。絶縁膜26およびプラグ金属28上に配線30を例えばスパッタ法を用い形成する。配線30は、例えば絶縁膜26側から、膜厚が60nmのTi膜、膜厚が30nmのTiW膜、膜厚が360nmのAlCu合金膜、膜厚が5nmのTi膜および膜厚が70nmのTiN膜である。配線30の所定領域をエッチングする。その後、層間絶縁膜および配線を1または複数積層させてもよい。
強誘電体膜16、20aおよび22は、例えばCa(カルシウム)、Sr(ストロンチウム)、La(ランタン)、Nb(ニオブ)、Ta(タンタル)、IrおよびWの少なくとも1つが添加されたPZT膜でもよい。また、強誘電体膜16、20aおよび22は、SrBiTa、SrBiTi15、(Bi,La)Ti12、BiFeO等のビスマス(Bi)層状構造化合物等であってもよい。
図16(a)から図18は、実施例3に係る半導体装置の製造方法を示す図である。図16(a)を参照し、実施例2の図4(b)において、絶縁膜1を形成した後、層間絶縁膜12dおよび酸化防止膜12cを貫通し、プラグ金属48上に接続するプラグ金属82を形成する。プラグ金属82は、密着膜82aとタングステン膜82bを含む。プラグ金属48の上面は、絶縁膜12の上面より低く形成される。これは、CMP工程におけるディッシングの影響および/またはプラグ金属48内に形成されるボイドの影響である。
図16(b)を参照し、絶縁膜12上およびプラグ金属28上に導電膜84として例えばTi膜を形成する。導電膜84の上面をCMP法を用い平坦化する。導電膜84上に導電膜85として例えばTi膜を形成する。導電膜84および85は、それぞれ窒素含有雰囲気中で熱処理することにより、膜厚方向に窒素濃度勾配が形成されていてもよい。
図17を参照し、導電膜85上に、導電膜86として例えば膜厚が100nmの窒化アルミニウムチタン膜またはSrRuO膜を形成する。導電膜86は、酸素が拡散することを抑制するための膜である。導電膜86上に、下部電極15として、例えば膜厚が60nmから100nmのイリジウム膜を形成する。
図18を参照し、下部電極15上に強誘電体膜16を形成する。その後の工程は、実施例2と同じであり説明を省略する。実施例3によれば、下部電極15に下側から接続するプラグ金属を形成できる。これにより、シリサイド層42と下部電極15とを実施例2より短い距離で接続できる。
以上、発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)半導体基板の上方に形成された第1下部電極および第2下部電極と、前記第1下部電極および前記第2下部電極上に形成された第1強誘電体膜と、前記第1下部電極上に第1開口を備え前記第2下部電極上に第2開口を備えるように前記第1強誘電体膜上に形成されたストッパ層と、前記第1開口内の前記第1強誘電体膜上に形成された第1上部電極と、前記第2開口内の前記第1強誘電体膜上に形成され、前記第1開口内に形成されていない第2強誘電体膜と、前記第2強誘電体膜上に形成された第2上部電極と、を具備することを特徴とする半導体装置。
(付記2)前記第1上部電極は、前記第1強誘電体膜上に形成された第3強誘電体膜を含むことを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記3)前記第1下部電極、前記第1強誘電体膜および前記第1上部電極を含む第1キャパシタを具備することを特徴とする付記1または2記載の半導体装置。
(付記4)前記第2下部電極、前記第1強誘電体膜、前記第2強誘電体膜および前記第2上部電極を含む第2キャパシタを具備することを特徴とする付記1から3のいずれか一項記載の半導体装置。
(付記5)前記第1上部電極の端部は、前記ストッパ層上に位置することを特徴とする付記1から4のいずれか一項記載の半導体装置。
(付記6)前記第2強誘電体膜の端部は、前記ストッパ層上に位置することを特徴とする付記1から5のいずれか一項記載の半導体装置。
(付記7)前記第1強誘電体膜および前記第2強誘電体膜は、PZTを含むことを特徴とする付記1から6のいずれか一項記載の半導体装置。
(付記8)半導体基板の上方に下部電極を形成し、前記下部電極上に第1強誘電体膜を形成し、前記第1強誘電体膜上にストッパ層を形成し、前記ストッパ層に第1開口を形成し、前記ストッパ層上に導電膜を形成し、前記導電膜が前記第1開口内に残存するように前記導電膜を前記ストッパ層まで選択的に除去することにより第1上部電極を形成し、前記ストッパ層に第2開口を形成し、前記第1強誘電体膜上に第2強誘電体膜を形成し、前記第2強誘電体膜が前記第2開口内に残存するように、前記第2誘電体膜を前記ストッパ層まで選択的に除去し、前記第2強誘電体膜上に第2上部電極を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記9)前記第2強誘電体膜が前記第1上部電極を覆うように形成し、前記第2強誘電体膜を前記ストッパ層まで選択的に除去する際に、前記第1上部電極を覆う前記第2強誘電体膜を除去することを特徴とする付記8記載の半導体装置の製造方法。
(付記10)前記下部電極、前記第1強誘電体膜および前記第1上部電極をから第1キャパシタが形成されることを特徴とする付記8または9記載の半導体装置の製造方法。
(付記11)前記下部電極、前記第1強誘電体膜、前記第2強誘電体膜および前記第2上部電極から第2キャパシタが形成されることを特徴とする付記8から10のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
10 半導体基板
14 下部電極
16、20a、22 強誘電体膜
18 ストッパ層
20、24 上部電極
32、34 開口
21、22、23 強誘電体膜

Claims (6)

  1. 半導体基板の上方に形成された第1下部電極および第2下部電極と、
    前記第1下部電極および前記第2下部電極上に形成された第1強誘電体膜と、
    前記第1下部電極上に第1開口を備え前記第2下部電極上に第2開口を備えるように前記第1強誘電体膜上に形成されたストッパ層と、
    前記第1開口内の前記第1強誘電体膜上に形成された第1上部電極と、
    前記第2開口内の前記第1強誘電体膜上に形成され、前記第1開口内に形成されていない第2強誘電体膜と、
    前記第2強誘電体膜上に形成された第2上部電極と、
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1上部電極は、前記第1強誘電体膜上に形成された第3強誘電体膜を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1下部電極、前記第1強誘電体膜および前記第1上部電極を含む第1キャパシタを具備することを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 前記第2下部電極、前記第1強誘電体膜、前記第2強誘電体膜および前記第2上部電極を含む第2キャパシタを具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の半導体装置。
  5. 半導体基板の上方に下部電極を形成し、
    前記下部電極上に第1強誘電体膜を形成し、
    前記第1強誘電体膜上にストッパ層を形成し、
    前記ストッパ層に第1開口を形成し、
    前記ストッパ層上に導電膜を形成し、前記導電膜が前記第1開口内に残存するように前記導電膜を前記ストッパ層まで選択的に除去することにより第1上部電極を形成し、
    前記ストッパ層に第2開口を形成し、
    前記第1強誘電体膜上に第2強誘電体膜を形成し、前記第2強誘電体膜上に第2上部電極を形成し、前記第2上部電極を形成した後、前記第2強誘電体膜が前記第2開口内に残存するように、前記第2誘電体膜を前記ストッパ層まで選択的に除去することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記第2強誘電体膜が前記第1上部電極を覆うように形成し、
    前記第2強誘電体膜を前記ストッパ層まで選択的に除去する際に、前記第1上部電極を覆う前記第2強誘電体膜を除去することを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
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