JP5998305B1 - ペット用ベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、液状***物や洗浄液等の液状物による汚れを回避することができ、良好な衛生状態を維持することができるペット用ベッドを提供するものである。【解決手段】本発明は、所定の厚みを有する枠体(3)と、前記枠体(3)の厚みよりも小さい厚みを有し、前記枠体(3)に着脱自在に嵌め込まれるマット(4)と、を含むベッド本体(5)を備えたペット用ベッド(1)であって、該ペット用ベッド(1)は、前記マット(4)の上面に吸収性シート(2)を備え、前記吸収性シート(2)は、展開した状態の平面視面積が前記マット(4)の上面の平面視面積よりも大きい、ペット用ベッド(1)である。【選択図】図1

Description

本発明は、犬や猫などのペットを飼育する際に用いられるペット用ベッドに関する。
犬や猫などのペットが寝そべったりするためのペット用ベッドとして、内部に凹部を有する環状の枠体と、前記凹部に圧入されるクッション性を有するマットと、を備えたペット用ベッドが知られている。
そのようなペット用ベッドとして、例えば、特許文献1には、袋状をなすカバー内底部にリング状の枠部材を配置し、同枠部材を出し入れするための開口部を同枠部材の中央位置に配置するとともに、同カバーを内側に折り込むことによって同枠部材の外周面から内周面にかけて同カバーにて被覆し、同開口部を含む剰余の同カバー布地を同カバー内底部上に敷いて内部に凹部を有するベッド本体を構築する一方、同凹部の形状と略同一の平面形状を有するブロック体を同凹部に圧入してなる、愛玩動物用ベッドが開示されている。
この特許文献1に開示された愛玩動物用ベッドは、カバーを取り外して洗濯することができるので、衛生的であるとされている。
特開2006−180793号公報
しかしながら、特許文献1に開示された愛玩動物用ベッドは、上述のカバーが合成繊維等の布地によって構成されているため、寝たきりのペットがベッド上で尿などの液状***物を***したり、或いは、飼い主がペットをベッド上で洗浄液により洗浄したりすると、液状***物や洗浄液等の液状物が前記カバーを透過してしまい、内部の枠部材やブロック体を汚してしまう虞があった。
このような液状物による汚れを回避するために、ベッド上に、***物処理用の吸収性シートを敷いて使うことも考えられるが、このような吸収性シートをベッド上に単に敷いただけでは、上述の液状物がペットの体の表面や前記吸収性シートの表面を伝って拡散し、当該吸収性シートから漏出する(すなわち、伝い漏れが生じる)虞があった。
そこで、本発明は、液状***物や洗浄液等の液状物による汚れを回避することができ、良好な衛生状態を維持することができるペット用ベッドを提供することを目的とする。
本発明の一態様(態様1)は、所定の厚みを有する枠体と、前記枠体の厚みよりも小さい厚みを有し、前記枠体に着脱自在に嵌め込まれるマットと、を含むベッド本体を備えたペット用ベッドであって、当該ペット用ベッドは、前記マットの上面に吸収性シートを備え、前記吸収性シートは、展開した状態の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積よりも大きい、前記ペット用ベッドである。
本態様1のペット用ベッドは、マットの上面に吸収性シートを備えているため、寝たきりのペットがベッド上で尿などの液状***物を***したり、或いは、飼い主がペットをベッド上で洗浄液により洗浄したりしても、液状***物や洗浄液等の液状物を吸収性シートにおいて吸収及び保持することができる。
そして、本態様1のペット用ベッドにおいて、前記吸収性シートは、展開した状態の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積よりも大きいため、当該吸収性シートをベッド本体のマットの上面に配置したときに、吸収性シートの外周縁が、前記枠体の内周壁面に沿って上方側へ立ち上がり、上述の液状物に対する防漏壁として機能する起立部を形成することができる。このような起立部が形成されることにより、上述の液状物が、ペットの体の表面や吸収性シートの表面を伝って前記吸収性シートの面方向外側へ拡散したとしても、前記吸収性シートから漏出しにくくなる(すなわち、伝い漏れが生じにくくなる)。
したがって、本態様のペット用ベッドは、液状***物や洗浄液等の液状物による汚れを回避することができ、良好な衛生状態を維持することができる。
また、本発明の別の態様(態様2)では、前記態様1のペット用ベッドにおいて、前記ペット用ベッドは、前記吸収性シートの上面に5mm以上の厚みを有する液透過性のクッション材を備え、さらに、前記クッション材は、0.01mm〜3mmの繊維径を有する熱可塑性樹脂製の連続繊維によって構成された繊維構造体からなる。
本態様2のペット用ベッドは、吸収性シートの上面に配置される液透過性のクッション材が上記特定の連続繊維によって構成された繊維構造体からなり、該繊維構造体は、連続繊維によって折れ曲がりにくく、仮に折れ曲がったとしても元の状態に復元しやすいため、かかる繊維構造体が吸収性シートの上面に配置された本態様のペット用ベッドは、吸収性シートの配置形態を維持しやすく(すなわち、吸収性シートが折れ曲がったり、よれたりしにくく)、当該吸収性シートの機能を安定して発揮させることができる。これにより、上述の液状物が、ペットの体の表面或いはペットの体の表面と吸収性シートとの間を伝って拡散するような場合でも、吸収性シートからの漏出をより安定的に防ぐことができる。
更に本発明の別の態様(態様3)では、前記態様2のペット用ベッドにおいて、前記繊維構造体は、密度が0.01g/cm〜0.10g/cmであり、3.4kPaの圧力による加圧時の厚みが3mm以上である。
本態様3のペット用ベッドは、吸収性シートの上面に配置される液透過性のクッション材が上記特定の物性を更に備えた繊維構造体からなり、ペットの体と吸収性シートとの間のスペーサー(空間保持部材)として機能するため、上述の液状物が、ペットの体の表面或いはペットの体の表面と吸収性シートとの間を伝って拡散しにくくなり、上述の伝い漏れをより確実に防ぐことができる。かかる作用効果は、クッション材が、ペットの体圧(すなわち、3.4kPa程度)によって一定程度潰れていても、当該クッション材が上記特定の構造(すなわち、上記態様2に係る構造)及び物性(すなわち、本態様3に係る上記各物性)を有することで、ペットの体と吸収性シートとの間の距離を一定以上確保することができ且つ上述の液状物の流路を一定量以上確保することができるため、十分に発揮することができる。
更に本発明の別の態様(態様4)では、前記態様2又は3のペット用ベッドにおいて、前記クッション材は、上面の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積の90%以上、100%未満である。
本態様4のペット用ベッドは、前記クッション材の上面の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積の90%以上、100%未満であるため、上述の吸収性シートの起立部が前記クッション材の側面と前記枠体の内周壁面との間の狭い隙間に挟まれて、当該起立部の立ち上がった状態を維持しやすくなっている。これにより、本態様のペット用ベッドは、上述の吸収性シートの起立部によって奏される作用効果をより確実に得ることができる。
更に本発明の別の態様(態様5)では、前記態様2〜4のいずれかのペット用ベッドにおいて、前記繊維構造体は、前記厚み方向に延在する側面において前記繊維構造体を構成する繊維の端部を有しており、当該端部は、前記吸収性シートに係合している。
本態様5のペット用ベッドは、前記繊維構造体の側面に存在する構成繊維の端部が、前記吸収性シートに係合しているため、上述の吸収性シートの起立部が前記繊維構造体の構成繊維の端部によって保持され、当該起立部の立ち上がった状態を更に維持しやすくなっている。これにより、本態様のペット用ベッドは、上述の吸収性シートの起立部によって奏される作用効果を更に確実に得ることができる。
更に本発明の別の態様(態様6)では、前記態様2〜5のいずれかのペット用ベッドにおいて、前記繊維構造体は、厚み方向において、前記繊維構造体の上面を形成し且つ相対的に密度の高い高密度層と、前記高密度層の下方側に位置し且つ相対的に密度の低い低密度層とを有する。
本態様6のペット用ベッドは、クッション材を構成する繊維構造体が厚み方向において相対的に密度(見掛け密度)の高い高密度層と、相対的に密度の低い低密度層とを有しているため、当該クッション材において、前記高密度層によってペットの体と吸収性シートとの間の空間を一定程度確保しつつ、前記低密度層によって一定のクッション性を確保することができる。
また、クッション材(繊維構造体)の上面を形成する高密度層は、構成繊維が密に存在して移動しにくくなっているため、クッション材の上面でペットが動いたりしても、当該上面における構成繊維の繊維間距離が変化しにくく、前記クッション材の上面に供給される液状***物や洗浄液等の液状物をクッション材の下方側へと安定的に移行させることができる。
更に本発明の別の態様(態様7)では、前記態様2〜6のいずれかのペット用ベッドにおいて、前記吸収性シートは、前記クッション材の上面に延出した延出部を有する。
本態様7のペット用ベッドは、前記吸収性シートがクッション材の上面に延出した延出部を有し、上述の吸収性シートの起立部が高く形成されているため、上述の伝い漏れ(すなわち、ペットの体の表面や吸収性シートの表面を伝って拡散することによる伝い漏れ)はもとより、クッション材の上方側の表面や構成繊維を伝って拡散することによる伝い漏れについても、生じにくくすることができる。これにより、本態様のペット用ベッドは、液状***物や洗浄液等の液状物による汚れをより確実に回避することができる。
更に本発明の別の態様(態様8)では、前記態様2〜7のいずれかのペット用ベッドにおいて、前記吸収性シートは、表面シートと、裏面シートと、これら両シートの間に位置する吸収体とを備え、前記吸収体は、前記クッション材の上面の平面視面積よりも小さい平面視面積を有する。
本態様8のペット用ベッドは、吸収性シートに含まれる吸収体がクッション材の上面の平面視面積よりも小さい平面視面積を有するものであるため、上述の吸収性シートの起立部が、表面シートと裏面シートの積層物によって構成されることとなる。かかる積層物によって構成された起立部は、吸収体を含まず、液状物を吸収しても厚みが変動しにくいため、前記吸収性シートが上述の液状物を吸収したとしても、上記起立部がクッション材の側面と前記枠体の内周壁面との間の隙間で立ち上がった状態を維持することができる。
特に、クッション材が上記態様5の構成を備えている場合は、当該クッション材(繊維構造体)の側面に存在する構成繊維の端部が、前記吸収性シートの起立部における表面シートを通過して裏面シートまで到達しやすく、当該構成繊維の端部と吸収性シートとをより強固に係合させることができるため、上述の起立部が立ち上がった状態をより確実に維持することができる。
更に本発明の別の態様(態様9)では、前記態様2〜7のいずれかのペット用ベッドにおいて、前記吸収性シートは、表面シートと、裏面シートと、これら両シートの間に位置する吸収体とを備え、前記吸収体は、前記クッション材の上面の平面視面積よりも大きい平面視面積を有する。
本態様9のペット用ベッドは、吸収性シートに含まれる吸収体がクッション材の上面の平面視面積よりも大きい平面視面積を有するものであるため、上述の吸収性シートの起立部が、表面シートと吸収体と裏面シートとの積層物によって構成されることとなる。かかる積層物によって構成された起立部は、液状***物や洗浄液等の液状物を吸収することができるため、大量の液状物が上述のように拡散してきたとしても、当該起立部において吸収することができ、上述の伝え漏れを更に確実に防ぐことができる。
更に本発明の別の態様(態様10)は、所定の厚みを有する枠体と、前記枠体の厚みよりも小さい厚みを有し、前記枠体に着脱自在に嵌め込まれるマットと、を備えたペット用ベッド本体の使用方法であって、前記マットの上面に、展開した状態の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積よりも大きい吸収性シートを配置することを含む、前記使用方法である。
本態様10のペット用ベッド本体の使用方法は、ベッド本体のマットの上面に吸収性シートを配置するため、介護などの際に、寝たきりのペットがベッド上で尿などの液状***物を***したり、或いは、飼い主がペットをベッド上で洗浄液により洗浄したりしても、液状***物や洗浄液等の液状物を吸収性シートにおいて吸収及び保持することができる。
そして、本態様の使用方法に用いる上記吸収性シートは、展開した状態の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積よりも大きいため、当該吸収性シートをベッド本体のマットの上面に配置したときに、前記吸収性シートの外周縁が、前記枠体の内周壁面に沿って上方側へ立ち上がり、上述の液状物に対する防漏壁として機能する起立部を形成することができる。このような起立部が形成されることにより、上述の液状物が、ペットの体の表面や吸収性シートの表面を伝って前記吸収性シートの面方向外側へ拡散したとしても、前記吸収性シートから漏出しにくくなる。
したがって、本態様のペット用ベッド本体の使用方法は、介護などの際に、寝たきりのペットがベッド上で尿などの液状***物を***したり、或いは、飼い主がペットをベッド上で洗浄液により洗浄したりしても、液状***物や洗浄液等の液状物によってベッド本体が汚れるのを回避することができ、良好な衛生状態を維持することができるため、飼い主によるベッド本体の洗浄等の手間を軽減することができる。
本発明のペット用ベッドによれば、液状***物や洗浄液等の液状物による汚れを回避することができ、良好な衛生状態を維持することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るペット用ベッドの斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るペット用ベッドの図1におけるII−IIの線に沿った断面図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るペット用ベッドの分解斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るペット用ベッドの、クッション材を除いた状態の平面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るペット用ベッドの図2におけるV部分の要部拡大図である。
以下、本発明のペット用ベッドの好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書においては、特に断りのない限り、「使用状態と同じ態様で水平面上に置いた対象物(例えば、ペット用ベッド、ベッド本体、クッション材等)を垂直方向の上方側から対象物の厚み方向に見ること」を「平面視」というが、特に、対象物が吸収性シート等のシート状部材である場合は、「展開した状態で水平面上に置いた対象物を垂直方向の上方側から対象物の厚み方向に見ること」を「平面視」という。なお、平面視で見たときの図を「平面図」という。
本明細書に用いる各種方向等については、特に断りのない限り、以下のとおりである。
本明細書において、「長手方向」は、「平面視における縦長の対象物の長さの長い方向」を指し、「幅方向」は、「平面視における縦長の対象物の長さの短い方向(短手方向)」を指し、「厚み方向」は、「水平面上に置いた対象物に対して垂直方向」を指し、これらの長手方向、幅方向及び厚み方向は、それぞれ互いに直交する関係にある。
さらに、本明細書では、「対象物(例えば、ペット用ベッド、ベッド本体、クッション材、吸収性シート等)の中心(例えば、長手方向に延びる幅方向中央軸線と幅方向に延びる長手方向中央軸線との交点等)に対して相対的に近位側」を「内側」といい、同様に、「対象物(例えば、ペット用ベッド、ベッド本体、クッション材、吸収性シート等)の中心(例えば、長手方向に延びる幅方向中央軸線と幅方向に延びる長手方向中央軸線との交点)に対して相対的に遠位側」を「外側」という。なお、本明細書において「高さ」は、特に断りのない限り、水平面上に置いた対象物(例えば、ペット用ベッド等)において、基準面である水平面から対象物の頂点までの垂直方向の距離を意味する。
また、本明細書では、特に断りのない限り、ペット用ベッドの厚み方向において、「ペット用ベッドを使用状態と同じ態様で載置面に置いたときに、当該載置面に対して相対的に遠位側」を「上方側」といい、「ペット用ベッドの使用状態と同じ態様で載置面に置いたときに、当該載置面に対して相対的に近位側」を「下方側」という。
図1は、本発明の一実施形態に係るペット用ベッド1の斜視図であり、図2は、かかるペット用ベッド1の図1におけるII−IIの線に沿った断面図であり、図3は、ペット用ベッド1の分解斜視図である。また、図4は、ペット用ベッド1の、クッション材6を除いた状態の平面図である。
図1及び図3に示すように、本発明の一実施形態に係るペット用ベッド1は、平面視にて、長手方向L及び幅方向Wを有する丸みを帯びた略矩形状の外形形状を有している。なお、本発明において、ペット用ベッドの平面視形状は、本実施形態のものに限定されず、対象とするペットのサイズや所望の意匠性等に応じて任意の形状(例えば、円形、楕円形、正方形、三角形、星形等)を採用することができる。また、ペット用ベッドの外形寸法は、当該ベッドを使用するペットのサイズや種類等に応じて適宜設定することができ、例えば、ペットが小型犬ないし中型犬の場合、長手方向Lの長さ(長手方向Lにおける枠体の枠の外側の表面間距離)は、400mm〜1400mm程度であり、幅方向Wの長さ(幅方向Wにおける枠体の枠の外側の表面間距離)は、250mm〜1200mm程度である。
本実施形態に係るペット用ベッド1は、図1〜図3に示すように、所定の厚みを有する略長方形の枠状の枠体3及び該枠体3の厚みよりも小さい厚みを有する略直方体状のマット4を含むベッド本体5と、前記マット4の上方側Daの面(上面)に配置された略長方形状の吸収性シート2と、前記吸収性シート2の上面に配置された、クッション性を有する略直方体状の繊維構造体からなるクッション材6と、によって構成されている。
また、ペット用ベッド1は、図1及び図2に示すように、ベッド本体5の周縁部分が所定の厚みを有する枠体3によって上方側Daに盛り上がっており(すなわち、周縁部分の高さが高くなっており)、この周縁部分(枠体3)に囲まれた中央部分が下方側Dbへ窪んだ凹部5Rとして構成されている。すなわち、凹部5Rは、図1及び図2に示すように、枠体3の枠の内側の面(内周壁面)からなる周壁部と、クッション材6の上面からなる底部と、によって構成されていて、当該凹部5Rの底部において、ペットの体圧を分散させながらペットの体を支持することができるようになっている。したがって、ペットは、この凹部5Rを寝床として横たわり、当該凹部5Rにおいて休息することができる。
なお、後述するように、上述のクッション材6は、本発明のペット用ベッドにおいては必須の構成要素ではないため、ペット用ベッドがこのようなクッション材を備えない場合は、上述の吸収性シートの上面が、上記凹部の底部を形成することになる。このような場合においても、上記凹部の底部の下方側(すなわち、上記吸収性シートの下方側)には、所定のクッション性を有するマットが配置されているため、当該凹部の底部において、ペットの体圧を分散させながらペットの体を支持することができるようになっている。
本実施形態に係るペット用ベッド1は、ベッド本体5のマット4の上面(すなわち、上記凹部5Rの底部の下方側Db)に吸収性シート2を備えているため、ペット(特に、介護が必要な寝たきりのペット)が上記凹部5R内で尿などの液状***物を***したり、或いは、飼い主がペットを上記凹部5R内で洗浄液により洗浄したりしても、液状***物や洗浄液等の液状物を、上記凹部5Rの底部の下方側Db(具体的には、クッション材6の下方側Db)に配置された吸収性シート2において吸収及び保持することができるようになっている。
そして、本実施形態においては、上述の吸収性シート2は、展開した状態の平面視面積がマット4の上面の平面視面積よりも大きい外形寸法を有している。
吸収性シート2がこのような外形寸法を有していると、吸収性シート2をベッド本体5のマット4の上面に配置するときに、当該吸収性シート2の外周縁が、図1、図2及び図4に示すように、枠体3の内周壁面に沿って上方側Daへ立ち上がり、上述の液状物に対する防漏壁として機能する起立部2Rを形成することができる。このような起立部2Rが形成されることにより、上述の液状物が、ペットの体の表面や吸収性シート2の表面を伝って該吸収性シート2の面方向外側へ拡散したとしても、吸収性シート2から漏出しにくくなる(すなわち、伝い漏れが生じにくくなる)。
したがって、本実施形態に係るペット用ベッド1は、液状***物や洗浄液等の液状物による汚れを回避することができ、良好な衛生状態を維持することができる。
なお、本明細書において、「平面視面積」とは、平面視した対象物(例えば、吸収性シート、マット、クッション材等)の外形形状の面積を意味する。したがって、本実施形態において、吸収性シート2の展開した状態の平面視面積は、当該吸収性シート2の上面の外形形状である長方形の面積を意味し、マット4の上面の平面視面積は、当該マット4の上面の外形形状である長方形の面積を意味する。
また、本発明のペット用ベッドは、ペットの飼育空間(例えば、室内等)の所定位置において、図1に示すように、ベッド本体の凹部が上方を向くように載置されて、ペットが上記凹部内に横たわって休息を取れるように使用される。なお、本発明のペット用ベッドは、ペットの飼育空間の床面又は地面に直接載置しても、所定のホルダーや敷材等を介して載置してもよい。
本発明のペット用ベッドが対象とするペットは、ペットとして飼育され得る動物であれば特に制限されず、犬や猫、ウサギなどの様々な動物に用いることができる。
以下、本発明のペット用ベッドを構成する各種部材について、上述の実施形態に係るペット用ベッド1を用いて更に詳細に説明する。
[ベッド本体]
本実施形態に係るペット用ベッド1において、ベッド本体5は、図2及び図3に示すように、所定の厚みを有し且つ略長方形の平面視形状を有する枠状の枠体3と、該枠体3の内側に着脱自在に嵌め込まれる、前記枠体3の厚みよりも小さい厚みを有する略直方体状のマット4と、によって構成されている。
ベッド本体5は、図2及び図3に示すように、周縁部分が所定の厚みを有する枠体3によってマット4が位置する中央部分よりも上方側Daに盛り上がっており、この上方側Daに盛り上がった周縁部分の内周壁面(すなわち、枠体3の枠の内側の面)と、該内周壁面に囲まれたマット4の上面とによって、上述の吸収性シート2及びクッション材6を収容するための収容凹部が形成されている。
かかる収容凹部は、底部が所定のクッション性を有するマット4によって形成されているため、ペット用ベッドが上述のクッション材を備えていなくても、ペットの体圧を分散させながらペットの体を支持することができるように構成されている。
[枠体]
本実施形態に係るペット用ベッド1において、ベッド本体5の一部を構成する枠体3は、図3に示すように、所定の厚みを有し且つ平面視にて略長方形の各辺に沿った枠状の構造を有する枠体本体部31と、該枠体本体部31の枠の内側において厚み方向Tの下方側Dbに位置する底部32Bを備えた、上記マット4を収容するための枠体凹部32と、によって構成されている。
本実施形態において、ベッド本体5の周縁部分を構成する枠体本体部31は、図1〜図3に示すように、略長方形の各辺に沿った枠状の平面視形状を有しているが、当該枠体本体部31を構成する4辺のうちの1辺は、図3に示すように、他の3辺よりも上方側に盛り上がった(すなわち、他の3辺よりも相対的に高さが高い)枠体高部31Hとして形成されており、ペット用ベッド1の凹部5R内に横たわるペットの背もたれとして機能することができる。一方、枠体本体部31を構成する4辺のうちの3辺は、図3に示すように、上述の枠体高部31Hよりも相対的に高さの低い枠体低部31Lとして形成されており、ペットがペット用ベッド1の凹部5R内へ出入りしやすくなっているとともに、当該凹部5R内に横たわるペットが頭部を置く枕として機能することもできる。
なお、本発明において、枠体本体部の構造は、上述の実施形態のものに限定されず、枠体本体部は、4辺のうちの2辺が高さの高い枠体高部として形成されていてもよいし、4辺すべてが同じ高さを有していてもよい。また、枠体本体部の平面視形状が円形等の場合は、当該円形の周縁部分の一部が高さの高い枠体高部として形成されていてもよい。
さらに、本実施形態において、枠体本体部31は、図2に示すように、該枠体本体部31の基本骨格をなす芯材31aと、該芯材31aを覆うシート状の被覆材31bと、によって構成されている。
芯材31aを構成する部材は、特に制限されず、当分野において公知の任意の部材を採用することができるが、中でも、綿(わた)やウレタンフォーム、発泡ビーズ等の所定のクッション性及び通気性を有するものを好適に用いることができる。
被覆材31bを構成するシートも、特に制限されず、例えば、合成繊維や天然繊維等からなる布帛(例えば、織布や編布等)などを用いることができるが、該シートは、芯材31aの形状変化に対する追従性等の点から、伸縮性を有するものが好ましい。
また、本実施形態において、上述の枠体凹部32は、図2及び図3に示すように、枠体本体部31の枠の内側の面(内周壁面)と、該枠体本体部31の枠の内側において厚み方向Tの下方側Dbに位置する底部32Bと、によって構成されている。かかる底部32Bは、枠体本体部31の下方側Dbの面(下面)から連続するメッシュ状の布帛(例えば、合成繊維によって構成された織布や編布等)によって形成されており、上述の枠体凹部32内に嵌め込まれるマット4に湿気等が籠らないように、通気性が確保されている。なお、上述のメッシュ状の布帛は、枠体本体部31の下面の全体に亘って貼り付けられている。
また、本発明においては、枠体凹部は、このような態様に限定されず、布帛等の底部が存在しない開口部として形成されていてもよい。
なお、本発明において、枠体の平面視形状(すなわち、平面視における枠体本体部の枠の内側形状及び枠の外側形状)は、特に制限されず、対象とするペットのサイズや所望の意匠性等に応じて任意の形状(例えば、円形、楕円形、正方形、三角形、星形等)を採用することができる。また、枠体の外形寸法(各種方向長さ、厚み等)も、特に制限されず、対象とするペットのサイズや種類等に応じて任意の外形寸法を採用することができる。
[マット]
本実施形態に係るペット用ベッド1において、ベッド本体5の一部を構成するマット4は、図2及び図3に示すように、前記枠体3の枠の内側に着脱自在に嵌め込み得る平面視形状及び寸法を有し、且つ、前記枠体3の厚みよりも小さい厚みを有する略直方体状のクッション性部材によって構成されている。かかるマット4は、ペット用ベッド1の寝床となる凹部5Rに対応する下方側の位置に配置されて、上述のクッション材6とともに、上記凹部5R内に横たわるペットの体圧を分散させながら該ペットの体を支持することができるようになっている。
なお、上記枠体の厚みは、枠体が上述の実施形態のように一定の厚みを有していない場合、厚みが最も小さい部分の厚み(上述の実施形態の場合は、枠体低部31Lの厚み)を指す。また、厚みの測定は、測定対象物(マット、枠体、クッション材等)を水平面上に載置し、任意の4箇所における高さ(水平面から測定対象物の上面までの距離)を測り、その平均値を採用する。
また、マット4を構成するクッション性部材は、当該クッション性部材がペット用ベッドの寝床として機能し得る物性(例えば、クッション性、柔軟性、強度、通気性等)を有するものであれば特に制限されず、例えば、綿(わた)やウレタンフォーム、発泡ビーズ、熱可塑性樹脂からなる網状の繊維構造体などを用いることができる。中でも、高反発性の優れたクッション性能を有するとともに、通気性や透水性、耐久性等においても優れた性能を有するという点から、上記クッション性部材は、熱可塑性樹脂製の連続繊維からなる網状の繊維構造体を用いることが好ましい。なお、かかる網状の繊維構造体は、熱可塑性樹脂製の連続繊維が多数のループを形成しつつも、無秩序に絡み合っていて、互いに熱融着によって接合している構造体である。したがって、かかる繊維構造体は、該繊維構造体の厚み方向に延在する側面において連続繊維(構成繊維)の端部を有し、該繊維構造体の内部においては、構成繊維の端部が実質的に存在していない。このような連続繊維を形成する熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂などを用いることができる。
また、上記繊維構造体としては、厚み方向において、相対的に密度(見掛け密度)の低い低密度層と相対的に密度の高い高密度層とを有する、2層構造の繊維構造体も好適に用いることができる。かかる2層構造の繊維構造体は、上述の低密度層を上方側にしてマットとして用いると、高反発性の優れたクッション性能を発揮することができる。
なお、繊維構造体の密度(見掛け密度)の測定は、後述するクッション材6を構成する繊維構造体と同様にして測定することができる。
また、上記クッション性部材は、合成繊維や天然繊維等からなる布帛(織布や編布等)などの被覆材によって被覆されていてもよいが、当該被覆材は、クッション性部材の形状変化に対する追従性等の点から、伸縮性を有するものが好ましい。
なお、本発明において、上記マットの形状及び外形寸法は、上記枠体の枠の内側に着脱自在に嵌め込み得る形状及び外形寸法を有し、且つ、上記枠体の厚みよりも小さい厚みを有するものであれば特に制限されず、任意の形状及び外形寸法を採用することができる。
[クッション材]
本実施形態に係るペット用ベッド1において、液透過性のクッション材6は、図2及び図3に示すように、上記枠体3の枠の内側に配置し得る平面視形状及び寸法を有する略直方体状の繊維構造体によって構成されている。かかるクッション材6は、上記マット4の上面に配置される後述の吸収性シート2の更に上面に配置されて、ペット用ベッド1の寝床となる凹部5Rの底部を形成し、当該凹部5R内に横たわるペットの体圧を分散させながら該ペットの体を支持することができるようになっている。
上述のクッション材6を構成する繊維構造体は、液透過性を有し且つペット用ベッドの寝床として機能し得る物性(例えば、クッション性、柔軟性、強度、通気性等)を有するものであれば特に制限されないが、中でも、高反発性の優れたクッション性能を有するとともに、液透過性や形状保持性、通気性、耐久性等においても優れた性能を有するという点から、上記繊維構造体は、上述のマット4を構成するクッション性部材と同様の、熱可塑性樹脂繊維からなる網状の繊維構造体を用いることが好ましく、更には、0.01mm〜3mmの繊維径を有する熱可塑性樹脂製の連続繊維によって構成され且つ5mm以上の厚みを有するという特定の構造を備えた繊維構造体を用いることがより好ましく、更には、上記特定の構造に加え、密度が0.01g/cm〜0.10g/cmであり、3.4kPa(35gf/cm)の圧力による加圧時の厚みが3mm以上であるという特定の物性を備えた繊維構造体を用いることが特に好ましい。
クッション材を構成する繊維構造体が上記特定の構造を備えたものであると、当該繊維構造体は、連続繊維によって折れ曲がりにくく、仮に折れ曲がったとしても元の状態に復元しやすいため、このような繊維構造体を吸収性シートの上面に配置することで、吸収性シートの配置形態が維持しやすくなり(すなわち、吸収性シートが折れ曲がったり、よれたりしにくくなり)、当該吸収性シートの機能を安定して発揮させることができる。
さらに、かかる繊維構造体が上記特定の物性を更に備えたものであると、クッション材が、ペットの体と吸収性シートとの間のスペーサー(空間保持部材)として機能するため、上述の液状***物や洗浄液等の液状物が、ペットの体の表面或いはペットの体の表面と吸収性シートとの間を伝って拡散しにくくなり、上述の伝い漏れをより確実に防ぐことができる。かかる作用効果は、クッション材が、犬などのペットの体圧(すなわち、3.4kPa程度)によって一定程度潰れていても、当該クッション材が上記特定の構造及び物性を有することで、ペットの体と吸収性シートとの間の距離を一定以上確保することができ且つ上述の液状物の流路を一定量以上確保することができるため、十分に発揮することができる。
ここで、繊維構造体を構成する繊維の繊維径の測定は、次のようにして行うことができる。まず、測定対象の繊維構造体の任意の10箇所から、所定長さ(例えば、5mm)の繊維を切り出し、該切り出した繊維の端部を、繊維の延びる方向に対して直角に切断する。その切断面を所定の拡大倍率で撮影し、得られた断面写真から繊維の繊維径(mm)を測定する。なお、繊維径は、切り出した10本の繊維の繊維径の平均値を採用する。
また、繊維構造体の密度(見掛け密度)の測定は、次のようにして行うことができる。まず、測定対象の繊維構造体から、厚みをそのままにして15cm×15cmの大きさのサンプルを切り出し、該サンプルの質量(g)を測定する。次に、切り出したサンプルの厚み(cm)を、上述のマットの厚みの測定方法と同様にして測定し、該サンプルの体積(cm)を算出する。最後にサンプルの質量を体積で除することにより、密度(見掛け密度)の値(g/cm)を得ることができる。
そして、繊維構造体における、3.4kPa(35gf/cm)の圧力による加圧時の厚みの測定は、次のようにして行うことができる。まず、測定対象の繊維構造体に対して、所定の面積を有する加圧板(例えば、100πcmの面積を有する円形の加圧板)を3.4kPaの圧力で押し当てる。そして、その加圧板を押し当てた状態の繊維構造体の厚み(mm)を測定することにより、上記特定圧力による加圧時の厚みを得ることができる。
なお、本発明において、液透過性のクッション材の形状及び外形寸法は、本発明の効果を阻害しない限り特に限定されず、任意の形状及び外形寸法を採用することができる。
例えば、クッション材の厚みは、5mm〜200mmの範囲内の任意の厚みを採用することができる。
上述の液透過性のクッション材を構成する繊維構造体の製造方法は、特に制限されず、繊維構造体は、公知の任意の製造方法によって製造することができる。繊維構造体は、例えば、複数のオリフィスを有する多孔吐出ノズルから、溶融状態の熱可塑性樹脂を線条に吐出し、線条の吐出物同士を溶融状態のまま互いに接触させることにより、繊維状物が多数のループを形成しつつも無秩序に絡み合って互いに融着してなる網状の繊維構造物を得た後、一対の無端ネットコンベアで前記網状の繊維構造物の両面を挟持しながら冷却することにより製造することができる。
繊維構造体の厚みや密度、圧縮特性、構成繊維の繊維径等の諸物性は、上述の多孔吐出ノズルの吐出口径や吐出量(圧)、一対の無端ネットコンベアのコンベア間距離、搬送速度、冷却温度等の各種製造条件を適宜設定することにより、容易に調整することができる。
なお、上述のマットを構成する繊維構造体も、同様に製造することができる。
また、本発明においては、上述の液透過性のクッション材は、上面の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積の90%以上、100%未満であることが好ましく、さらに、95%以上、100%未満であることがより好ましい。上記クッション材の上面の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積の90%以上、100%未満であると、上述の吸収性シートの起立部がクッション材の側面と前記枠体の内周壁面との間の狭い隙間に挟まれて、当該起立部の立ち上がった状態を維持しやすくなる。これにより、上述の吸収性シートの起立部によって奏される作用効果をより確実に得ることができる。
さらに、本発明においては、上述の液透過性のクッション材を構成する繊維構造体は、当該繊維構造体の厚み方向に延在する側面において、当該繊維構造体を構成する繊維(構成繊維)の端部を有し、且つ、当該端部は、前記吸収性シートに係合していることが好ましい。
ここで、図5は、上述の実施形態に係るペット用ベッド1の図2におけるV部分の要部拡大図である。図5に示すように、クッション材6を構成する繊維構造体の側面に存在する構成繊維61の端部62が、吸収性シート2(具体的には、吸収性シート2の表面シート21)に係合していると、上述の吸収性シート2の起立部2Rが、係合部ENにおいて繊維構造体の構成繊維61の端部62によって保持され、当該起立部2Rの立ち上がった状態を更に維持しやすくなる。これにより、上述の吸収性シート2の起立部2Rによって奏される作用効果を更に確実に得ることができる。
なお、液透過性のクッション材を構成する繊維構造体は、上述の側面以外の面(すなわち、上面及び下面)には、構成繊維の端部が存在していないことが好ましい。繊維構造体がこのような構成を備えていると、体圧分散性がより一層優れた高反発性のクッション性能を得ることができる。
また、本発明においては、上述のクッション材を構成する繊維構造体は、厚み方向において、当該繊維構造体の上面を形成し且つ相対的に密度(見掛け密度)の高い高密度層と、前記高密度層の下方側に位置し且つ相対的に密度の低い低密度層とを有する、2層構造の繊維構造体も、好適に用いることができる。
クッション材を構成する繊維構造体が厚み方向において相対的に密度の高い高密度層と、相対的に密度の低い低密度層とを有していると、当該クッション材において、前記高密度層によってペットの体と吸収性シートとの間の空間を一定程度確保しつつ、前記低密度層によって一定のクッション性を確保することができる。
また、かかる2層構造の繊維構造体を、高密度層を上方側にして上述のクッション材として用いると、当該クッション材(繊維構造体)の上面を形成する高密度層は、構成繊維が密に存在して移動しにくくなっているため、クッション材の上面でペットが動いたりしても、当該上面における構成繊維の繊維間距離が変化しにくく、前記クッション材の上面に供給される液状***物や洗浄液等の液状物をクッション材の下方側へと安定的に移行させることができる。
なお、上述のとおり、液透過性のクッション材は、本発明のペット用ベッドにおいては必須の構成要素ではないものの、上述の伝い漏れをより確実に防止する等の観点から、ペット用ベッドは、クッション材を備えていることが好ましい。
[吸収性シート]
本実施形態に係るペット用ベッド1において、吸収性シート2は、図1〜図3に示すように、展開した状態の平面視にて略長方形の外形形状を有する吸収性のシート状部材によって構成されており、少なくとも表面シート21と、裏面シート22と、これら両シートの間に位置する吸収体23とを備えている。かかる吸収性シート2は、上述のベッド本体5のマット4の上面(すなわち、ペット用ベッド1の寝床となる凹部5Rの底部の下方側Db)に配置され、ペット(特に、介護が必要な寝たきりのペット)が上記凹部5R内で尿などの液状***物を***したり、或いは、飼い主がペットを上記凹部5R内で洗浄液により洗浄したりしても、液状***物や洗浄液等の液状物を、上記凹部5Rの底部の下方側Db(本実施形態では、クッション材6の下方側Db)において吸収及び保持することができるようになっている。
そして、本発明のペット用ベッドにおいては、ベッド本体のマットの上面に配置される吸収性シートは、展開した状態の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積よりも大きい外形寸法を有していることが必須の構成要件である。
吸収性シートがこのような外形寸法を有するものであると、吸収性シートをベッド本体のマットの上面に配置するときに、当該吸収性シートの外周縁が、図1、図2及び図4に示すように、枠体の内周壁面に沿って上方側へ立ち上がり、上述の液状***物や洗浄液等の液状物に対する防漏壁として機能する起立部を形成することができる。このような起立部が形成されることによって、上述の液状物が、ペットの体の表面や吸収性シートの表面を伝って前記吸収性シートの面方向外側へ拡散したとしても、吸収性シートから漏出しにくくなる(すなわち、伝い漏れが生じにくくなる)。
吸収性シートを構成する吸収性のシート状部材は、少なくとも表面シートと、裏面シートと、これら両シートの間に位置する吸収体とを備え、且つ、展開した状態の平面視面積が上記マットの上面の平面視面積よりも大きい外形寸法を有するものであれば、特に制限されず、任意のシート状部材を採用することができる。上述の外形寸法以外の点では、例えば、特開2005−198598号公報などに開示されている、ペットの***物処理用の吸収性シートなどを好適に用いることができる。
また、本発明において、上述の吸収性シートの外形寸法(サイズ)は、展開した状態の平面視面積が上記マットの上面の平面視面積よりも大きくなるものであれば特に制限されず、任意の外形寸法を採用することができるが、吸収性シートは、上述の実施形態のように、該吸収性シートの上面にクッション材が配置されたときに、当該クッション材の上面に吸収性シートの外周縁が延出部として延出することができる程度の外形寸法を有していることが好ましい。
上述の実施形態において、吸収性シート2は、図2に示すように、外周縁がクッション材6の上面に延出した延出部2Eを有していて、吸収性シート2の起立部2Rが高く形成されているため、上述の伝い漏れ(すなわち、ペットの体の表面や吸収性シート2の表面を伝って拡散することによる伝い漏れ)はもとより、クッション材6の上方側Daの表面や構成繊維を伝って拡散することによる伝い漏れについても、生じにくくすることができる。これにより、上述の液状***物や洗浄液等の液状物による汚れをより確実に回避することができる。
また、本発明においては、上述の吸収性シートは、吸収体がクッション材の上面の平面視面積よりも小さい平面視面積を有するものも、好適に用いることができる。
吸収性シートに含まれる吸収体がクッション材の上面の平面視面積よりも小さい平面視面積を有するものであると、上述の吸収性シートの起立部が、表面シートと裏面シートの積層物によって構成されることとなる。かかる積層物によって構成された起立部は、吸収体を含まず、上述の液状物を吸収しても厚みが変動しにくいため、吸収性シートが上述の液状物を吸収したとしても、上記起立部がクッション材の側面と前記枠体の内周壁面との間の隙間で立ち上がった状態をより安定的に維持することができる。
特に、上述のクッション材を構成する繊維構造体の構成繊維の端部が吸収性シートに係合しているような場合は、当該クッション材(繊維構造体)の側面に存在する構成繊維の端部が、吸収性シートの起立部における表面シートを通過して裏面シートまで到達しやすく、当該構成繊維の端部と吸収性シートとをより強固に係合させることができるため、上述の起立部が立ち上がった状態をより確実に維持することができる。
さらに、本発明においては、上述の吸収性シートは、吸収体がクッション材の上面の平面視面積よりも大きい平面視面積を有するものも、好適に用いることができる。
吸収性シートに含まれる吸収体がクッション材の上面の平面視面積よりも大きい平面視面積を有するものであると、上述の吸収性シートの起立部が、表面シートと吸収体と裏面シートとの積層物によって構成されることとなる。かかる積層物によって構成された起立部は、上述の液状***物や洗浄液等の液状物を吸収することができるため、大量の液状物が吸収性シートの面方向外側へ拡散してきたとしても、当該起立部において吸収することができ、上述の伝え漏れを更に確実に防ぐことができる。
[使用方法]
以下、本発明の別の態様である、上述のペット用ベッドにおけるベッド本体の使用方法について説明する。
ペット用ベッド本体は、上述のとおり、所定の厚みを有する枠体と、前記枠体の厚みよりも小さい厚みを有し、前記枠体に着脱自在に嵌め込まれるマットと、を備えており、かかるベッド本体は、前記マットの上面に、展開した状態の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積よりも大きい吸収性シートを配置して使用することができる。
かかるベッド本体の使用方法は、ベッド本体のマットの上面に吸収性シートを配置するため、ペットの介護などの際に、寝たきりのペットがベッド上で尿などの液状***物を***したり、或いは、飼い主がペットをベッド上で洗浄液により洗浄したりしても、液状***物や洗浄液等の液状物をマットの上面に配置された吸収性シートにおいて吸収及び保持することができる。さらに、上記吸収性シートは、展開した状態の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積よりも大きいため、当該吸収性シートをベッド本体のマットの上面に配置したときに、前記吸収性シートの外周縁が、前記枠体の内周壁面に沿って上方側へ立ち上がり、上述の液状物に対する防漏壁として機能する起立部を形成することができる。このような起立部が形成されることにより、上述の液状物が、ペットの体の表面や吸収性シートの表面を伝って前記吸収性シートの面方向外側へ拡散したとしても、前記吸収性シートから漏出しにくくなる。
したがって、かかるベッド本体の使用方法は、ペットの介護などの際に、寝たきりのペットがベッド上で尿などの液状***物を***したり、或いは、飼い主がペットをベッド上で洗浄液により洗浄したりしても、液状***物や洗浄液等の液状物によってベッド本体が汚れるのを回避することができ、良好な衛生状態を維持することができるため、飼い主によるベッド本体の洗浄等の手間を軽減することができる。
なお、本発明のペット用ベッド及びベッド本体の使用方法は、上述の実施形態に制限されることなく、本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲内において、適宜組み合わせや変更等が可能である。例えば、ペット用ベッドは、着脱自在の洗濯可能なベッド用カバーを備えていてもよい。
1 ペット用ベッド
2 吸収性シート
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
3 枠体
31 枠体本体部
31a 芯材
31b 被覆材
32 枠体凹部
32B 底部
4 マット
5 ベッド本体
6 クッション材
61 構成繊維
62 端部

Claims (10)

  1. 所定の厚みを有する枠体と、前記枠体の厚みよりも小さい厚みを有し、前記枠体に着脱自在に嵌め込まれるマットと、を含むベッド本体を備えたペット用ベッドであって、
    前記ペット用ベッドは、前記マットの上面に吸収性シートを備え、
    前記吸収性シートは、展開した状態の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積よりも大きい、
    前記ペット用ベッド。
  2. 前記ペット用ベッドは、前記吸収性シートの上面に、5mm以上の厚みを有する液透過性のクッション材を備え、
    前記クッション材は、0.01mm〜3mmの繊維径を有する熱可塑性樹脂製の連続繊維によって構成された繊維構造体からなる、請求項1に記載のペット用ベッド。
  3. 前記繊維構造体は、密度が0.01g/cm〜0.10g/cmであり、3.4kPaの圧力による加圧時の厚みが3mm以上である、請求項2に記載のペット用ベッド。
  4. 前記クッション材は、上面の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積の90%以上、100%未満である、請求項2又は3に記載のペット用ベッド。
  5. 前記繊維構造体は、前記厚み方向に延在する側面において前記繊維構造体を構成する繊維の端部を有し、
    前記端部は、前記吸収性シートに係合している、請求項2〜4のいずれか一項に記載のペット用ベッド。
  6. 前記繊維構造体は、厚み方向において、前記繊維構造体の上面を形成し且つ相対的に密度の高い高密度層と、前記高密度層の下方側に位置し且つ相対的に密度の低い低密度層とを有する、請求項2〜5のいずれか一項に記載のペット用ベッド。
  7. 前記吸収性シートは、前記クッション材の上面に延出した延出部を有する、請求項2〜6のいずれか一項に記載のペット用ベッド。
  8. 前記吸収性シートは、表面シートと、裏面シートと、これら両シートの間に位置する吸収体とを備え、前記吸収体は、平面視面積が前記クッション材の上面の平面視面積よりも小さい、請求項2〜7のいずれか一項に記載のペット用ベッド。
  9. 前記吸収性シートは、表面シートと、裏面シートと、これら両シートの間に位置する吸収体とを備え、前記吸収体は、平面視面積が前記クッション材の上面の平面視面積よりも大きい、請求項2〜7のいずれか一項に記載のペット用ベッド。
  10. 所定の厚みを有する枠体と、前記枠体の厚みよりも小さい厚みを有し、前記枠体に着脱自在に嵌め込まれるマットと、を備えたペット用ベッド本体の使用方法であって、
    前記マットの上面に、展開した状態の平面視面積が前記マットの上面の平面視面積よりも大きい吸収性シートを配置することを含む、
    前記使用方法。
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