JP5997073B2 - 電子写真感光体およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
圧部に当接する第2主面とを有し、前記第2押圧部は、前記円筒状基体の軸方向に沿って移動可能であり、前記第1押圧部のそれぞれの前記第2主面にそれぞれ当接する一対の第3主面を有し、該第3主面同士の前記円筒状基体の周方向に沿った距離は、前記円筒状基体の端面から軸方向に沿って漸次短くなっていることを特徴とする。
利用するものであることを特徴とする。
図1に示した電子写真感光体1は、円筒状基体10と、円筒状基体10上に形成された感光層11とを備えている。本例の電子写真感光体1は、円筒状基体10の端部にフランジ20が配置されて、画像形成装置に組み込まれて使用される。
ル(Ni)、クロム(Cr)、タンタル(Ta)、スズ(Sn)、金(Au)および銀(Ag)などの金属材料あるいはこれら例示した金属材料を含む合金材料により、全体が導電性を有するものとして形成されている。円筒状基体10は、また、樹脂、ガラスあるいはセラミックスなどの絶縁体の表面に、例示した金属材料ならびにITO(Indium Tin Oxide)あるいはSnO2などの透明導電性材料による導電性膜を被着したものであってもよい。例示した材料のうち、円筒状基体10を形成するための材料としては、アルミニウム(Al)系材料を用いるのが最も好ましく、また円筒状基体10の全体をアルミニウム(Al)系材料で形成するのが好ましい。そうすれば、電子写真感光体1を軽量かつ低コストで製造可能であり、その上、感光層11をアモルファスシリコン(a−Si)系材料で形成する場合には、感光層11と円筒状基体10との間の密着性が高くなって信頼性を向上させることができる。本例の円筒状基体10はアルミニウム(Al)で形成されている。
押圧部14の第2主面14bにそれぞれ当接する第3主面15a、切欠き外周面13bに対向する第2押圧外周面15b、切欠き内周面13cに対向する第2押圧内周面15c、切欠き奥面13dに対向して円筒状基体10の端面10aの反対側に位置する第2押圧奥面15dおよび円筒状基体10の端面10a側に位置して第2押圧奥面15dに対向する第2押圧手前面15eを有する六面体である。
感光体1とフランジ20との位置決め精度を高くすることができるばかりか、電子写真感光体1が大型化された場合に、電子写真感光体1を回転させるために外部から回転駆動力を与える時、ならびに回転を停止するために与えていた回転駆動力を解除する時および制動力を与える時、ならびに回転時にフランジ20に大きなトルクが発生し、ひいてはフランジ20と円筒状基体10との間に大きな摩擦力が発生したとしても、円筒状基体10とフランジ20とが摩擦力によって擦れたり、振動したりすることに起因する熱によってフランジが溶けてフランジと基体とが溶着することを抑制できる。
部14および第2押圧部15が変形したとしても、第2押圧部15に対して押圧力をかけ続けることが可能であるため、位置決め面13aと第1主面14aとの間、および第2主面14bと第3主面15aとの間に間隙が発生することを抑制できるので、電子写真感光体1とフランジ20との位置精度を高く維持することができるばかりか、擦れや振動を抑制することが可能となる。
本発明の電子写真感光体の第2の実施の形態の例を説明する。図3(a)〜(c)は本発明の第2の実施の形態の例である電子写真感光体2を示す図である。なお、フランジ20,21が円筒状基体10の両端部に配置されていること、円筒状基体10の端部に設けられていた第1押圧部14および第2押圧部15がフランジ20に配置されていること以外は、本例の電子写真感光体2の構成は第1の実施の形態の例である電子写真感光体1と同様である。以下、第1の実施の形態の例と同様の箇所については同一の符号を付して説明を省略することもある。
ランジ20との位置決め精度をより高くすることができるばかりか、擦れや振動を抑制することが可能となる。
図4に示す画像形成装置は、画像形成方式としてカールソン法を採用したものであり、電子写真感光体1、帯電器111、露光器112、現像器113、転写器114、定着器115、クリーニング器116および除電器117を備えている。
真感光体1とフランジ20との位置決め精度を高くすることができるばかりか、電子写真感光体1が大型化された場合に、電子写真感光体1を回転させるために外部から回転駆動力を与える時、ならびに回転を停止するために与えていた回転駆動力を解除する時および制動力を与える時、ならびに回転時にフランジ20に大きなトルクが発生し、ひいてはフランジ20と円筒状基体10との間に大きな摩擦力が発生したとしても、円筒状基体10とフランジ20とが摩擦力によって擦れたり振動したりすることに起因する熱によってフランジが溶けてフランジと基体とが溶着することを抑制できる。
10 円筒状基体
10a 端面
10b 内周面
11 感光層
12 位置決め部
13 切欠き部
13a 位置決め面
14 第1押圧部
14a 第1主面
14b 第2主面
14c 第1押圧外周面
14d 第1押圧内周面
14e 第1押圧奥面
14f 第1押圧手前面
15 第2押圧部
15a 第3主面
15b 第2押圧外周面
15c 第2押圧内周面
15d 第2押圧奥面
15e 第2押圧手前面
20,b21 フランジ
20a フランジ部
20b 嵌合部
20c 軸
20d 移動手段
30 第3押圧部
30a 第4主面
30b 第5主面
30c 第3押圧外周面
30d 第3押圧内周面
30e 第3押圧奥面
30f 第3押圧手前面
31 第4押圧部
31a 第6主面
31b 第4押圧外周面
31c 第4押圧内周面
31d 第4押圧奥面
31e 第4押圧手前面
40 移動手段
100 画像形成装置
111 帯電器
112 露光器
113 現像器
114 転写器
115 定着器
116 クリーニング器
117 除電器
Claims (10)
- 円筒状基体と、該円筒状基体上に形成された感光層とを備えた、前記円筒状基体の端部にフランジが配置される電子写真感光体であって、
前記円筒状基体は、端部に前記フランジとの位置決めを行なうための位置決め部を有しており、
該位置決め部は、前記円筒状基体の端面から軸方向に沿って延びた一対の対向した位置決め面を有する切欠き部と、周方向に移動可能である、前記一対の位置決め面のそれぞれに当接して前記円筒状基体の周方向に押圧力を加えるための一対の第1押圧部と、前記円筒状基体の軸方向および内周面から外周面に向かう半径方向の少なくとも一方に移動可能である、該一対の第1押圧部のそれぞれに当接して前記円筒状基体の周方向に沿った押圧力を加えるための第2押圧部とを有することを特徴とする電子写真感光体。 - 前記一対の第1押圧部のそれぞれは、前記位置決め面に当接する第1主面と、該第1主面の反対側に位置して前記第2押圧部に当接する第2主面とを有し、
前記第2押圧部は、前記円筒状基体の軸方向に沿って移動可能であり、前記第1押圧部のそれぞれの前記第2主面にそれぞれ当接する一対の第3主面を有し、
該第3主面同士の前記円筒状基体の周方向に沿った距離は、前記円筒状基体の端面から軸方向に沿って漸次短くなっていることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。 - 前記一対の第1押圧部のそれぞれは、前記位置決め面に当接する第1主面と、該第1主面の反対側に位置して前記第2押圧部に当接する第2主面とを有し、
前記第2押圧部は、前記円筒状基体の内周面から外周面に向かう半径方向に沿って移動可能であり、前記第1押圧部のそれぞれの前記第2主面にそれぞれ当接する一対の第3主面を有し、
該一対の第3主面同士の前記円筒状基体の周方向に沿った距離は、前記円筒状基体の半径方向に沿って漸次短くなっていることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。 - 円筒状基体と、該円筒状基体上に形成された感光層と、前記円筒状基体の端部に配置されたフランジとを備える電子写真感光体であって、
前記円筒状基体は、端面から軸方向に沿って延びた一対の対向した位置決め面を有する切欠き部を有し、
前記フランジは、前記円筒状基体の周方向に移動可能である、前記一対の位置決め面のそれぞれに当接して前記円筒状基体の周方向に沿った押圧力を加えるための一対の第3押圧部と、前記円筒状基体の軸方向および内周面から外周面に向かう半径方向の少なくとも一方に移動可能である、該一対の第3押圧部のそれぞれに当接して前記円筒状基体の周方向に沿った押圧力を加えるための第4押圧部と、該第4押圧部を移動させるための移動手段とを有することを特徴とする電子写真感光体。 - 前記一対の第3押圧部のそれぞれは、前記位置決め面に当接した第4主面と、該第4主面の反対側に位置して前記第4押圧部に当接した第5主面とを有し、
前記第4押圧部は、前記円筒状基体の軸方向に沿って移動可能である、前記第3押圧部のそれぞれの前記第5主面にそれぞれ当接した一対の第6主面を有し、
該一対の第6主面同士の前記円筒状基体の周方向に沿った距離は、前記円筒状基体の端面から軸方向に沿って漸次短くなっており、
前記移動手段は、前記第4押圧部を前記円筒状基体の軸方向に沿って移動させるものであることを特徴とする請求項4に記載の電子写真感光体。 - 前記一対の第3押圧部のそれぞれは、前記位置決め面に当接した第4主面と、該第4主面の反対側に位置して前記第4押圧部に当接した第5主面とを有し、
前記第4押圧部は、前記円筒状基体の内周面から外周面に向かう半径方向に沿って移動可能であり、前記一対の第3押圧部のそれぞれの前記第5主面にそれぞれ当接した一対の第6主面を有し、
該一対の第6主面同士の前記円筒状基体の周方向に沿った距離は、前記円筒状基体の半径方向に沿って漸次短くなっており、
前記移動手段は、前記第4押圧部を前記円筒状基体の半径方向に沿って移動させるものであることを特徴とする請求項4に記載の電子写真感光体。 - 前記移動手段は、前記第4押圧部と、前記フランジの前記第4押圧部に対応する位置とにそれぞれ配置された磁石同士の反発力を利用するものであることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記移動手段は、前記第4押圧部に対応して配置された前記フランジに取り付けられたねじを利用するものであることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記移動手段は、前記第4押圧部と、前記フランジの前記第4押圧部に対応する位置との間に配置されたばねの弾性力を利用するものであることを特徴とする請求項4〜8のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子写真感光体を備えることを特徴とする画像形成装置。
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