JP5447074B2 - 定着部材、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
請求項1に係る発明は、
円筒状の基材と、
前記基材における軸方向の両端部の少なくとも一方に、前記軸方向に沿って設けられた切欠き部と、
前記切欠き部の縁部うち、少なくとも前記基材の周方向に対向する2つの縁部から前記基材の内側に突出して設けられた一対の突出部であって、前記一対の突出部同士の距離が前記基材の内周面側から内側に向かって次第に小さくなる一対の突出部と、
前記基材の外周面上に設けられる離型層と、
を備える定着部材本体を有する定着部材。
前記定着部材本体を回転させるための駆動力を伝達する駆動力伝達部材であって、前記基材における前記切欠き部が設けられた側の端部が嵌り込む開口部と、前記基材に設けられた一対の突出部で囲まれた領域に挿入され、前記基材に設けられた一対の突出部のうち、前記定着部材本体の回転方向側に位置する突出部に面接触する面を持つ挿入部と、を備える駆動力伝達部材をさらに有する請求項1に記載の定着部材。
回転駆動する第1回転体であって、請求項1又は請求項2に記載の定着部材で構成される第1回転体と、
前記第1回転体と互いの外周面が接触して配置され、前記第1回転体の回転に伴って回転する第2回転体と、
を備える定着装置。
像保持体と
像保持体の表面を帯電させる帯電手段と、
帯電された像保持体を露光して静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
転写されたトナー像を前記記録媒体に定着させる定着手段であって、請求項3に記載の定着装置を含む定着手段と、
を備える画像形成装置。
請求項2に係る発明によれば、駆動力伝達部材における挿入部が、基材に設けられた一対の突出部のうち、基材の回転方向側に位置する突出部に面接触する面を持たない場合に比べ、駆動力伝達部材の歯飛びが抑制される。
請求項3、4に係る発明によれば、基材に設けられる切欠き部の縁部から突出して設けられる一対の突出部において、前記一対の突出部同士の距離が前記基材の内周面側から内側に向かって同じである定着部材を適用した場合に比べ、定着部材における駆動伝達部材の歯飛びに起因する異音の発生が抑制される。
図1は、本実施形態に係る定着部材を示す概略平面図である。図2は、本実施形態に係る定着部材を示す分解拡大斜視図である。図3は、本実施形態に係る定着部材を示す概略正面図である。
なお、本実施形態に係る定着部材10は、定着ロール11の軸方向の端部(切欠き部15を設けた端部)が、ギア部材17の開口部18に挿入されると共に、ギア部材17の挿入部が、切欠き部15と共に一対の突出部16Aに囲まれた領域に挿入された状態で、使用される。
定着ロール11は、図5に示すように、例えば、円筒状の基材12と、基材12の外周面上に設けられた弾性層13と、弾性層13上に設けられた離型層14と、で構成されている。各層間には図示しないが接着層(プライマー層)が設けられている。そして、弾性層13及び離型層14は、基材12の軸方向端部を除く外周面上に設けられている。
なお、定着ロール11の構成としては、これに限定されるわけではなく、弾性層13がなく、基材12と基材12の外周面に直接設けられた離型層14(例えば、離型層と弾性層とを兼ね合わせた層)とで構成させた形態であってもよい。
切欠き部15の幅(基材12の周方向に沿った長さ)は、例えば、0.5mm以上2.5mm以下とすることがよい。
一対の突出部16Aは、一対の突出部16A同士の距離が基材12の内周面側から内側(つまり基材12の中心軸側)に向かって次第に小さくなるように設けられている。具体的には、例えば、一対の突出部16Aは、その先端が切欠き部15の幅方向中央と基材12の中心軸とを結んだ仮想線Q側にそれぞれ向かうようにして突出して設けられ、基材12の内側における先端同士の距離R1が、切欠き部15の縁部側における部位同士の距離R2よりも狭くなっている(図4参照)。
つまり、一対の突出部16Aは、例えば、その突出方向がそれぞれ基材12の径方向に沿うように又は近づいて設けられている。
なお、一対の突出部16A同士の距離とは、基材12の中心軸からの径方向長さが同じ部位において、当該基材12の軸方向と直交する方向に沿った長さのことを意味する。
そして、一対の突出部16Aにおける基材12の内側における先端同士の距離R1は、当該一対の突出部16Aの各部位間の距離のうち、最も小さい長さとなるものである。
また、一対の突出部16Aにおける切欠き部15の縁部側における部位同士の距離R2は、基材12の内周面と同一な仮想面と交差する部位間の距離である。
弾性層13の厚みは、例えば、望ましくは0.1mm以上1.2mm以下、より望ましくは0.3mm以上1.0mmである。
離型層14の厚みは、望ましくは5μm以上100μm以下、より望ましくは10μm以上40μm以下である。本実施形態では、厚さ30μmのPFAチューブを被覆している。
ギア部材17は、例えば、外周面に歯17Aを有する筒状体で構成され、定着ロール11の基材12における切欠き部15が設けられた側の端部が嵌り込む開口部18と、基材12に設けられた一対の突出部16Aで囲まれた領域に挿入される挿入部19と、を備えている。
挿入部19は、その幅がギア部材17の内周面側から内側に向かって次第に小さくなるように構成されている。具体的には、例えば、挿入部19は、その断面形状(ギア部材17の周方向に沿って切断した断面形状)が台形となるように構成されている。
そして、挿入部19は、その幅が次第に小さくなる度合いが、定着ロール11における一対の突出部16Aの距離が次第に小さくなる度合いと同程度となるように構成されている。
そして、ギア部材17の挿入部19を、基材12に設けられた一対の突出部16Aのうち、定着ロール11の回転方向側に位置する突出部16A1に面接触する面を持つように構成さている。
このため、ギア部材17による駆動力の伝搬が効率良く行われると共に、定着ロール11の一対の突出部16Aとギア部材17の挿入部19との摺擦が減少する。その結果、ギア部材17の挿入部19の磨耗が減少し、ギア部材17の位置ズレが生じ難くなる。
このため、定着ロール11の一対の突出部16Aとギア部材17の挿入部19との摺擦が減少する。その結果、ギア部材17の挿入部19の磨耗が減少し、ギア部材17の位置ズレが生じ難くなる。
したがって、図6に示す形態でも、ギア部材17の歯飛びが抑制される。
突出部16についても、突出部16が直線状に突出した形態を説明したが、湾曲状して突出した形態であってもよい。
図7は、本実施形態に係る定着装置を示す概略構成図である。
ここで、加熱ロール21は、回転駆動するロールであり、加圧ロール22が加熱ロール互いの外周面が接触して配置されることで、加熱ロール21の回転に伴って回転する。
なお、図7中、加熱ロール21(定着部材10)では、ギア部材17は省略している。
図8は、本実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
11 定着ロール
12 基材
13 弾性層
14 離型層
15 切欠き部
16 突出部
16A 一対の突出部
17 ギア部材
17A 歯
18 開口部
19 挿入部
20 定着装置
21 加熱ロール
22 加圧ロール
22A 基材
22B 弾性層
22C 離型層
23 熱源
30 画像形成装置
31 電子写真感光体
32 帯電装置
33 露光装置
34 現像装置
35 転写装置
36 クリーニング装置
37 定着装置
38 収納部
Claims (4)
- 円筒状の基材と、
前記基材における軸方向の両端部の少なくとも一方に、当該軸方向に沿って設けられた切欠き部と、
前記切欠き部の縁部うち、少なくとも前記基材の周方向に対向する2つの縁部から前記基材の内側に突出して設けられた一対の突出部であって、前記一対の突出部同士の距離が前記基材の内周面側から内側に向かって次第に小さくなる一対の突出部と、
前記基材の外周面上に設けられる離型層と、
を有する定着部材本体を備える定着部材。 - 前記定着部材本体を回転させるための駆動力を伝達する駆動力伝達部材であって、前記基材における前記切欠き部が設けられた側の端部が嵌り込む開口部と、前記基材に設けられた一対の突出部で囲まれた領域に挿入され、前記基材に設けられた一対の突出部のうち、前記定着部材本体の回転方向側に位置する突出部に面接触する面を持つ挿入部と、を有する駆動力伝達部材をさらに備える請求項1に記載の定着部材。
- 回転駆動する第1回転体であって、請求項1又は請求項2に記載の定着部材で構成される第1回転体と、
前記第1回転体と互いの外周面が接触して配置され、前記第1回転体の回転に伴って回転する第2回転体と、
を備える定着装置。 - 像保持体と
像保持体の表面を帯電させる帯電手段と、
帯電された像保持体を露光して静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像手段と、
形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
転写されたトナー像を前記記録媒体に定着させる定着手段であって、請求項3に記載の定着装置を含む定着手段と、
を備える画像形成装置。
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JP2010070971A JP5447074B2 (ja) | 2010-03-25 | 2010-03-25 | 定着部材、定着装置及び画像形成装置 |
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JP2011203513A JP2011203513A (ja) | 2011-10-13 |
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