JP5992870B2 - 電力小売管理装置および電力小売管理方法 - Google Patents

電力小売管理装置および電力小売管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、電力小売管理装置および電力小売管理方法に関する。
従来、電力需要家に対する電力供給は、電力会社により独占的に行われていたが、電気事業法の改正に伴い、電力小売業者の参入が可能になった。電力小売業者は、発電業者から購入した小売用電力を契約した複数の電力需要家へ供給する際、供給と需要とが同時同量になるように電力供給量を調整しなければならない。しかし、予測外の需要変動が生じる場合がある。
そこで、当日における予測外の需要変動に対応することができるように需給調整を行い、電力需要家への供給に必要な電力を確保する電力小売システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−123578号公報
しかしながら、上記の従来システムでは、電力需要家が指定できるのは必要電力量のみであり、電力需要家の嗜好に応じた要望を反映することはできない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、電力需要家の嗜好に応じた要望を反映することができる電力小売管理装置および電力小売管理方法を提供することを目的とする。
本願に係る電力小売管理装置は、選択情報記憶部と、使用量情報取得部と、発電量情報取得部と、発電源選択部とを備える。前記選択情報記憶部は、複数の電力需要家がそれぞれ選択した発電源の種類に対応する情報を含む選択情報を記憶する。前記使用量情報取得部は、前記複数の電力需要家に対して送配電網からそれぞれ供給される電力量の情報をそれぞれ電力使用量の情報として取得する。前記発電量情報取得部は、複数の発電源から前記送配電網にそれぞれ供給可能な電力量の情報をそれぞれ電力発電量の情報として取得する。前記発電源選択部は、前記電力使用量に応じた電力を供給させる発電源として前記選択情報に対応する種類の1以上の発電源を、前記電力発電量に基づき、前記複数の発電源の中から前記電力需要家毎に選択する。
実施形態の一態様によれば、電力需要家の嗜好を反映することができる電力小売管理装置および電力小売管理方法を提供することができる。
図1は、実施形態に係る電力小売管理処理の説明図である。 図2は、実施形態に係る電力システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る電力小売管理装置の構成例を示す図である。 図4は、選択情報テーブルの一例を示す図である。 図5は、電力使用量テーブルの一例を示す図である。 図6は、電力発電量テーブルの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る電力小売管理装置の情報処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、本願に係る電力小売管理装置および電力小売管理方法の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る電力小売管理装置および電力小売管理方法が限定されるものではない。
[1.電力小売管理処理]
まず、実施形態に係る電力小売管理処理について説明する。図1は、実施形態に係る電力小売管理処理の説明図であり、本実施形態においては電力小売管理装置により電力小売管理処理が実行される。
図1に示す電力システムは、送配電網、送配電網管理装置および電力小売管理装置を備える。送配電網および送配電網管理装置は電力会社CBによって管理される。電力小売管理装置は、電力小売業者CAによって管理される。
電力小売業者CAは、複数の発電業者CE1〜CE5(以下、発電業者CEと総称する場合がある)と予め電力購入契約をしている。発電業者CE1は太陽光発電装置を有し、発電業者CE2は風力発電装置を有し、発電業者CE3は地熱発電装置を有し、発電業者CE4は火力発電装置を有し、発電業者CE5は原子力発電装置を有する。
また、電力小売業者CAは、複数の電力需要家CD1〜CDn(以下、電力需要家CDと総称する場合がある)と予め電力小売契約をしている。かかる電力小売契約は、「発電源の種類に対応する情報」を選択して行われる。「発電源の種類」には、例えば、太陽光発電、風力発電、地熱発電、火力発電、原子力発電などが含まれる。また、「発電源の種類に対応する情報」は、発電源の種類を指定する情報、発電源の種類から特定される電力料金の情報などを含む。
発電源の種類を指定する情報は、1以上の発電源の種類を含む情報であり、例えば、「太陽光発電のみ」や「火力発電と原子力発電」などを指定する情報である。また、「発電源の種類から特定される電力料金の情報」は、発電源の種類に応じた電力料金プランの情報であり、例えば、電力料金プランA〜Cがある。
電力料金プランAは、発電コストが最も安くなるように発電源を組み合わせたものであり、かかる電力料金プランAが選択された場合、例えば、原子力発電と火力発電とを組み合わせた電力供給が行われる。また、電力料金プランBは、自然再生エネルギーの発電源を組み合わせたものであり、かかる電力料金プランBが選択された場合、例えば、太陽光発電、風力発電および地熱発電とを組み合わせた電力供給が行われる。
また、電力料金プランCは、例えば、自然再生エネルギーと火力発電とを組み合わせたものであり、かかる電力料金プランCが選択された場合、例えば、太陽光発電、風力発電、地熱発電および火力発電を組み合わせた電力供給が行われる。
電力小売管理装置は、複数の電力需要家CD1〜CDnとの電力小売契約に応じた電力を発電業者CE1〜CE5の発電装置から送配電網へ供給させる。このとき、電力小売管理装置は、複数の発電業者CE1〜CE5の発電装置から送配電網へ供給される発電電力が、複数の電力需要家CD1〜CDnが送配電網から取得する電力と所定時間毎に同量になるように電力需給計画を作成する。
電力小売管理装置は、電力需給計画情報を通信ネットワーク経由で送配電網管理装置に送信する。電力需給計画情報は、各発電業者CEの発電装置から送配電網へ供給される発電電力の計画情報と各電力需要家CDの電力使用量の計画情報とを含み、所定時間単位で生成される。
各電力需要家CDの設備にはそれぞれスマートメータが含まれており、かかるスマートメータによって電力需要家CDの設備において使用される電力量(以下、電力使用量と記載する)が計測される。かかる電力使用量の情報は各スマートメータから電力小売管理装置へ通信ネットワーク経由で送信される。これにより、電力小売管理装置は、各電力需要家CDの設備での電力使用量を検出することができる。
また、電力小売管理装置は、発電業者CEの発電装置から送配電網に供給される電力量(以下、電力発電量と記載する)の情報を取得する。電力小売管理装置は、発電業者CEの発電装置の電力発電量、電力需要家CDの設備での電力使用量および電力小売契約に基づき、電力需給計画情報を作成する。
電力需給計画情報に含まれる電力需要家CDの電力使用量の計画は、例えば、現在の電力使用量および過去の電力使用量の履歴に基づいた予測値により作成される。また、電力需給計画情報に含まれる各発電装置の電力発電量の計画(以下、発電計画と記載する)は、予測された電力需要家CDの電力使用量と電力小売契約とに基づいて設定される。
電力小売管理装置は、発電計画に応じた各発電装置の発電制御情報を作成し、発電業者CE1〜CE5の発電装置に対して発電制御情報を通信ネットワーク経由で送信する。発電制御情報は、発電装置の電力発電量を指定する情報である。かかる発電制御情報は、複数の発電業者CE1〜CE5の発電装置から送配電網へ供給される発電電力が、電力使用量の総量と所定時間当たり同量になり、かつ、各電力需要家CDとの電力小売契約の内容に応じた電力の種類になるように生成される。
これにより、各電力需要家CDの設備と各発電業者CEの発電装置との間で仮想送電経路が構築されることになり、電力需要家CDの嗜好に応じた要望を反映することができる。そのため、魅力ある電力小売サービスを提供することができ、電力小売サービスへの加入者を増加させることができる。
例えば、電力需要家CD1が、電力料金が高くてもよいから太陽光発電による電力を欲する場合、発電業者CE1の太陽光発電装置と電力需要家CD1の設備との間で仮想送電経路を形成することで、電力需要家CD1の嗜好に応じた要望に対応することができる。
また、例えば、電力需要家CD3が、できるだけ料金が安い電力を欲する場合、発電業者CE4、CE5の火力発電装置および原子力発電装置と電力需要家CD3の設備との間で仮想送電経路を形成することで、電力需要家CD3の要望に対応することができる。
[2.電力システム1]
次に、図2を用いて、実施形態に係る電力システムについてさらに説明する。図2に示すように、電力システム1は、電力小売管理装置2と、送配電網管理装置3と、送配電網4と、通信ネットワーク5と、電力需要家CD1〜CDnの設備61〜6n(以下、電力需要家設備61〜6nと記載する)と、発電業者CE1〜CEmの発電装置71〜7mとを備える。
送配電網管理装置3および送配電網4は電力会社CBによって管理運用される。送配電網4は、例えば、電力会社CBと契約した電力需要家の設備(図示せず)や電力会社CBの発電装置(図示せず)と接続されており、これらの間の電力需給を管理する。
また、送配電網管理装置3は、電力小売管理装置2から電力需給計画情報を取得し、かかる電力需給計画情報に許可を与える。送配電網管理装置3は、許可を与えた電力需給計画情報に従った電力需給が行われない場合には、供給不足の電力量を電力会社CBの発電装置の発電電力で補い、電力小売業者CAに対して割高な電力料金を請求する。
電力需要家設備61〜6n(以下、電力需要家設備6と総称する場合がある)は、それぞれスマートメータ11を有する。各スマートメータ11により各電力需要家設備6での電力使用量が測定され、各スマートメータ11で測定された電力使用量の情報が通信ネットワーク5を介して電力小売管理装置2へ送信される。
発電装置71〜7m(以下、発電装置7と総称する場合がある)は、それぞれ発電機12および発電制御部13を有する。発電機12は、発電電力を送配電網4へ供給する。また、発電制御部13は、発電機12の電力発電量を制御する。かかる発電制御部13は、通信ネットワーク5を介して電力小売管理装置2と通信可能に接続され、電力小売管理装置2へ現在の電力発電量の情報を通知し、また、電力小売管理装置2から送信される発電電力制御情報に応じた電力発電量になるように発電機12を制御する。
例えば、発電制御部13は、発電機12が太陽光パネルや風車である場合、発電機12の発電電力の一部を蓄電装置に蓄電することによって送配電網4へ供給する発電電力を調整する。蓄電装置として、電池型蓄電装置や圧縮空気型蓄電装置などがある。圧縮空気型蓄電装置は、例えば、太陽光発電による発電電力により圧縮空気を生成し、かかる圧縮空気をタンクに蓄積しておき、その後、蓄積した圧縮空気でタービンを回して発電する。
また、発電制御部13は、発電機12が太陽光パネルである場合、太陽光パネルの向きを変化させて電力発電量を制御することもでき、また、発電機12が風車である場合、ロータ(プロペラ)の向きを変化させて電力発電量を制御することもできる。
また、発電制御部13は、発電機12の現在の電力発電量と最大電力発電量の情報を電力小売管理装置2へ出力する。これらの情報により、電力小売管理装置2は、発電電力制御情報を生成して、各発電装置7へ通信ネットワーク5を介して送信する。
[3.電力小売管理装置2]
次に、実施形態に係る電力小売管理装置2について説明する。図3は、実施形態に係る電力小売管理装置2の構成例を示す図である。図3に示すように、電力小売管理装置2は、通信部20と、記憶部21と、制御部22とを有する。
通信部20は、通信ネットワーク5との間で情報の送受信を行う通信インタフェースであり、通信ネットワーク5との接続を有線または無線で行う。制御部22は、通信部20および通信ネットワーク5を介して、送配電網管理装置3、電力需要家設備61〜6nのスマートメータ11および発電装置71〜7mとの間で各種の情報を送受信することができる。
記憶部21は、選択情報DB(Data Base)31および電力量情報DB32を有する。選択情報DB31および電力量情報DB32は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。
制御部22は、小売電力管理処理を行う。制御部22は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。制御部22は、内部のCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)によって内部の記憶装置に記憶されたプログラムがRAMを作業領域として実行されることで、選択情報取得部41、使用量情報取得部42、発電量情報取得部43、発電源選択部44、発電源制御部45および料金算出部46として機能する。
なお、制御部22の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、電力小売管理装置2は不図示の読取装置を備えており、制御部22は、読取装置を経由して記録媒体に記録されているプログラムを内部の記憶装置に読み込んだ後、かかるプログラムを実行することにより、上述した制御部22の機能を実現することができる。なお、記録媒体としては、光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等が挙げられる。
[3.1.選択情報取得部41]
選択情報取得部41は、電力需要家CDにより設定された選択情報を電力需要家CDのスマートメータ11から取得し、選択情報DB31に記憶される選択情報テーブルを更新する。選択情報には、例えば、ユーザID、契約容量および契約タイプが含まれる。
図4は、選択情報テーブルの一例を示す図である。図4に示すように、選択情報テーブルは、「ユーザID」、「契約容量」および「契約タイプ」を関連付けた情報である。「ユーザID」は、電力需要家CDの識別情報である。「契約容量」は、使用電力の上限値である。「契約タイプ」は、発電源の種類に対応する情報である。
図4に示す選択情報テーブルでは、ユーザID「U101」に対応する電力需要家CDが、「契約容量」を10アンペアとし、契約タイプを「太陽光発電のみ」とする電力小売契約を電力小売業者CAとの間で行っていることが示される。また、選択情報テーブルでは、ユーザID「U102」に対応する電力需要家CDが、「契約容量」を30アンペアとし、契約タイプを「自然エネルギーのみ」とする電力小売契約を電力小売業者CAとの間で行っていることが示される。
また、選択情報テーブルでは、ユーザID「U103」に対応する電力需要家CDが、「契約容量」を20アンペアとし、契約タイプを「自然エネルギー50%、火力発電50%」とする電力小売契約を電力小売業者CAとの間で行っていることが示される。また、選択情報テーブルでは、ユーザID「U104」に対応する電力需要家CDが、「契約容量」を40アンペアとし、契約タイプを「電力料金プランA」とする電力小売契約を電力小売業者CAとの間で行っていることが示される。「電力料金プランA」は、コストが最も安い発電源から電力を使用する料金プランであり、例えば、火力発電と原子力発電とを組み合わせて電力供給が行われる。
選択情報取得部41は、スマートメータ11から選択情報を受信する度に、選択情報テーブルを更新する。これにより、選択情報テーブルには、電力小売業者CAと電力需要家CDとの間の最新の選択情報が設定される。
[3.2.使用量情報取得部42]
使用量情報取得部42は、各スマートメータ11から通信ネットワーク5経由で各電力需要家CDの電力使用量の情報を取得し、電力量情報DB32の電力使用量テーブルを更新する。
図5は、電力使用量テーブルの一例を示す図である。図5に示すように、電力使用量テーブルには、「ユーザID」、「超過電力量」、「今回電力使用量」および「前回電力使用量」の情報を関連付けた情報が含まれる。なお、図示していないが、電力使用量テーブルには、前々回以前の電力使用量の情報も含まれる。
電力使用量テーブルに設定される電力使用量の情報は、所定期間TA(例えば、30分)毎に積算される情報である。「前回電力使用量」は、前回の所定期間TAにおける電力需要家CDの電力使用量であり、「今回電力使用量」は、前回の所定期間TA経過後から現在までの電力需要家CDの電力使用量の積算値である。
また、「超過電力量」は、契約容量を超えて使用された電力を積算した値である。スマートメータ11から送信される電力使用量の情報には超過電力量の情報も含まれており、使用量情報取得部42は、電力使用量の情報に含まれる超過電力量の情報に基づき、電力使用量テーブルの「超過電力量」を更新する。
[3.3.発電量情報取得部43]
発電量情報取得部43は、各発電装置7の発電制御部13から通信ネットワーク5経由で各発電装置7の電力発電量と最大電力発電量の情報を取得し、電力量情報DB32の電力発電量テーブルを更新する。
図6は、電力発電量テーブルの一例を示す図である。図6に示すように、電力発電量テーブルには、「発電業者ID」、「発電源の種類」、「電力発電量」、「最大電力発電量」および「発電料金」の情報を関連付けた情報が含まれる。
「発電業者ID」は、発電業者CEの識別情報であり、「発電源の種類」は、発電業者CEが有する発電装置7の発電機12の種類を示す情報である。「発電業者ID」および「発電源の種類」の情報は、電力小売業者CAと発電業者CEとの間で契約が成された後、例えば、電力小売業者CAにより電力発電量テーブルに設定される。
「電力発電量」は、所定期間TAの電力発電量の情報であり、制御部22が各発電装置7に対して発電電力制御情報により要求している電力発電量の情報である。「最大電力発電量」は、次回の所定期間TAで各発電装置7が発電できる最大の発電量である。「発電料金」は、1キロワット当たりの発電電力の購入料金である。
[3.4.発電源選択部44]
発電源選択部44は、選択情報テーブル、電力使用量テーブルおよび電力発電量テーブルに基づき、電力需要家CD毎に1以上の発電装置7を選択する。具体的には、発電源選択部44は、各電力需要家CDの電力使用量に応じた電力を供給させる発電装置7として選択情報に対応する1以上の発電装置7を、各発電装置7の電力発電量に基づき、複数の発電装置7の中から電力需要家CD毎に選択する。
発電源選択部44は、電力使用量テーブルと電力発電量テーブルに基づき、電力需要家CD毎に発電装置7を割り当てる際、同時同量選択を行う。同時同量選択は、発電業者CE1〜CEmの発電装置7の電力発電量の総量と、電力需要家CD1〜CDnの電力使用量の総量とを所定期間TA当たり同量にする選択である。発電源選択部44は、現在の所定期間TAの電力使用量の総量に基づき、次回の所定期間TAにおける電力使用量の総量を予測し、同時同量選択を行う。
ここで、選択情報テーブルが図4に示す状態であり、電力使用量テーブルが図5に示す状態であり、電力発電量テーブルが図6に示す状態であるとする。この場合、発電源選択部44は、例えば、ユーザID「U101」の電力需要家CDに対しては、太陽光発電を行う発電装置7の発電電力を割り当てる。太陽光発電を行う発電装置7は、例えば、発電業者ID「E101」、「E106」および「E108」の発電装置7であり、これら発電装置7のうち1以上の発電装置7の発電電力を、ユーザID「U101」の電力需要家CDに対して割り当てる。
また、例えば、発電源選択部44は、ユーザID「U102」の電力需要家CDに対しては、太陽光発電、風力発電および水力発電(非揚水)を行う発電装置7の発電電力を割り当てる。発電源選択部44は、例えば、発電業者ID「E101」〜「E103」、「E106」および「E108」の発電装置7のうち1以上の発電装置7の発電電力を、ユーザID「U102」の電力需要家CDに対して割り当てる。
また、例えば、発電源選択部44は、ユーザID「U103」の電力需要家CDに対しては、自然エネルギーの発電を行う発電装置7の発電電力と、火力発電を行う発電装置7の発電電力とがそれぞれ50%の割合になるように発電電力を割り当てる。自然エネルギーの発電は、例えば、太陽光発電、風力発電および水力発電(非揚水)である。また、火力発電は、例えば、火力発電(天然ガス)、火力発電(石油)および火力発電(石炭)である。
また、例えば、発電源選択部44は、ユーザID「U104」の電力需要家CDに対しては、電力発電量テーブルに基づき、電力発電料金が最も安い発電電力から優先して発電電力を割り当てる。例えば、発電源選択部44は、最も発電料金が安い発電業者ID「E105」の原子力発電による発電電力を割り当てる。
このように、発電源選択部44は、選択情報テーブル、電力使用量テーブルおよび電力発電量テーブルに基づき、電力使用量の総量と電力発電量の総量が同時同量となるようにしつつ、電力需要家CD毎に選択情報に応じた種類の1以上の発電装置7を選択する。また、発電源選択部44は、選択情報に応じた種類の1以上の発電装置7から電力需要家CD毎に割り当てる電力量も算出する。
なお、発電源選択部44は、選択情報に応じた種類の発電装置7の選択を選択情報に応じた種類の発電のうち料金が安い発電装置7から優先して選択する。これにより、電力小売業者CAにおける利益を増加させることができる。
また、発電源選択部44は、選択情報に対応する種類の発電装置7が選択できないと判定した場合、選択情報に対応する種類ではない発電装置7の発電電力を選択する。例えば、発電源選択部44は、太陽光発電による電力発電量の最大総量が、電力需要家CDによる電力使用量の総量を下回る場合、一部の電力需要家CDに対して選択情報に対応する種類ではない発電装置7の発電電力を選択する。
この場合、発電源選択部44は、選択情報に対応する種類ではない発電装置7として、例えば、選択情報に対応する種類と類似する種類の発電装置7を選択することができる。類似する種類は、例えば、選択情報に対応する発電装置7が太陽光発電の発電源である場合、自然エネルギーの発電源である風力発電や地熱発電の発電装置7などの発電電力を選択する。
発電源選択部44は、選択情報に対応する種類ではない発電装置7の発電電力を選択した場合、かかる発電電力の量を選択外電力使用量として選択情報に対応する電力需要家CDに対応付けて電力量情報DB32に記憶する。
また、発電源選択部44は、選択情報に応じた種類の1以上の発電装置7の選択および電力量の割り当てを所定期間TA単位で行う。したがって、電力需要家CDは、スマートメータ11から所定期間TA単位で選択情報を電力小売管理装置2へ送信することにより、所定期間TA単位で電力需要家CDの要望に沿った種類の発電電力を提供することができる。
例えば、電力需要家CDは、昼間の時間帯は太陽光発電を行う発電装置7を発電源として選択し、夜間の時間帯は風力発電を行う発電装置7を発電源として選択することができる。
また、選択情報として、電力使用量の範囲に応じて発電装置7の種類を変更する情報を含んでもよい。例えば、選択情報として、10アンペアまでは太陽光発電の発電電力を選択し、10アンペア以上20アンペアまでは火力発電の発電電力を選択する情報であってもよい。このような選択情報が選択情報テーブルに設定されている電力需要家CDに対して、発電源選択部44は、電力需要家CDの電力使用量に応じて発電装置7の種類を変更する。
[3.5.発電源制御部45]
発電源制御部45は、発電源選択部44によって選択された発電装置7および電力量の情報を取得し、これらの情報に基づいて、電力需給計画情報および発電業者CE毎の発電制御情報を所定期間TA毎に生成する。発電制御情報は、次回の所定期間TAでの発電電量を指定する情報を含む。
発電源制御部45は、電力需給計画情報を生成する毎に、かかる電力需給計画情報を送配電網管理装置3へ送信する。また、発電源制御部45は、発電業者CE毎の発電制御情報を生成する毎に、かかる発電制御情報を対応する発電装置7へ送信する。
[3.6.料金算出部46]
料金算出部46は、電力量情報DB32に記憶した電力使用量テーブルに設定された各電力需要家CDの電力使用量の情報に基づき、各電力需要家CDに請求する電力料金を算出する。
料金算出部46は、電力料金を算出する際、電力使用量が最大電力値を超える電力需要家CDに対して割り増し料金を算出する。最大電力値は、契約容量に対応する電力値であり、上述のように、最大電力値を超えて使用された電力を積算した値は電力使用量テーブルに「超過電力量」として設定される。料金算出部46は、「超過電力量」に対応する割り増し料金を算出し、かかる割増料金を通常料金に加算して電力料金を算出する。
なお、料金算出部46は、選択情報に対応する種類ではない発電装置7の発電電力(以下、非選択発電電力と記載する)が選択された電力需要家CDに対しては、非選択発電電力の使用に対して割引料金を算出する。非選択発電電力の使用量は、選択外電力使用量として電力量情報DB32に記憶されており、料金算出部46は、選択外電力使用量に応じた電力料金を算出する。
料金算出部46は、非選択発電電力の使用に対して割引料金を、非選択発電電力の種類によって変更することができる。料金算出部46は、例えば、選択情報に対応する種類の発電電力との類似度合が低いほど、割引率が高くなるように電力料金を算出する。発電源間の類似度合の情報は、例えば、電力量情報DB32に記憶され、料金算出部46は、電力量情報DB32に記憶された情報に基づいて、非選択発電電力の使用に対して割引料金を算出する。
[4.電力小売管理装置2の処理フロー]
次に、実施形態に係る電力小売管理装置2の情報処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る電力小売管理装置2の情報処理の一例を示すフローチャートである。かかる動作は、電力小売管理装置2の制御部22によって繰り返し実行される処理である。
図7に示すように、電力小売管理装置2の制御部22は、電力需要家CDのスマートメータ11から選択情報を取得したか否かを判定する(ステップS10)。選択情報を取得したと判定した場合(ステップS10;Yes)、制御部22は、取得した選択情報に基づき、選択情報DB31に記憶された選択情報テーブルを更新する(ステップS11)。
選択情報を取得していないと判定した場合(ステップS10;No)、制御部22は、電力需要家CDのスマートメータ11から電力使用量情報を取得したか否かを判定する(ステップS12)。電力使用量情報を取得したと判定した場合(ステップS12;Yes)、制御部22は、取得した電力使用量情報に基づき、電力量情報DB32に記憶された電力使用量テーブルを更新する(ステップS13)。
電力使用量情報を取得していないと判定した場合(ステップS12;No)、制御部22は、発電装置7から電力発電量情報を取得したか否かを判定する(ステップS14)。電力発電量情報を取得したと判定した場合(ステップS14;Yes)、制御部22は、取得した電力発電量情報に基づき、電力量情報DB32に記憶された電力発電量テーブルを更新する(ステップS15)。
電力発電量情報を取得していないと判定した場合(ステップS14;No)、制御部22は、発電源制御契機になったか否かを判定する(ステップS16)。発電源制御契機は、例えば、現在の所定期間TAが経過する前であって、次回の所定期間TAで発電装置7が発電制御情報に応じた発電電力を送配電網4へ供給できるタイミングに設定される。
発電源制御契機になったと判定した場合(ステップS16;Yes)、制御部22は、同時同量制御を維持しつつ、電力需要家CD毎に発電装置7および電力発電量を選択する(ステップS17)。次に、制御部22は、選択した発電装置7および電力発電量に基づき、発電装置7毎の発電制御情報および電力需給計画情報を作成する。そして、発電制御情報を対応する発電装置7へ送信し、電力需給計画情報を送配電網管理装置3へ送信する(ステップS18)。
ステップS18の処理が終了した場合、または、ステップS16において発電源制御契機となっていないと判定した場合(ステップS16;No)、制御部22は処理を終了する。なお、制御部22は、所定期間毎(例えば、毎月月末)に選択情報テーブルおよび電力使用量テーブルに基づき、電力需要家CD毎の電力料金を算出する。
[5.その他の実施形態]
上述の実施形態では、電力需要家設備6毎に1以上の発電装置7を選択することができるものとして説明したが、スマートメータ11において、電力需要家設備6内の装置毎に1以上の発電装置7を選択することもできる。例えば、冷蔵庫は太陽光発電の発電装置7を選択し、照明機器や扇風機は風力発電の発電装置7を選択することができるようにしてもよい。この場合、発電源制御部45は、スマートメータ11から送信される電力需要家設備6内の装置毎の選択情報に基づいて、かかる選択情報に対応する1以上の発電装置7を複数の発電装置7の中から電力需要家CD毎に選択する。
[6.効果]
実施形態にかかる電力小売管理装置2は、選択情報DB31(選択情報記憶部の一例)と、使用量情報取得部42と、発電量情報取得部43と、発電源選択部44とを備える。選択情報DB31は、複数の電力需要家CDがそれぞれ選択した発電源の種類に対応する情報を含む選択情報を記憶する。使用量情報取得部42は、複数の電力需要家CDに対して送配電網4から供給される電力量の情報を電力使用量の情報として取得する。発電量情報取得部43は、複数の発電装置7(発電源の一例)から送配電網4に供給される電力量の情報を電力発電量の情報として取得する。発電源選択部44は、電力使用量に応じた電力を供給させる発電装置7として選択情報に対応する種類の1以上の発電装置7を、電力需要家CD毎の電力発電量に基づき、複数の発電装置7の中から電力需要家CD毎に選択する。
これにより、各電力需要家設備6と各発電業者CEの発電装置7との間で仮想送電経路を構築されることになり、電力需要家CDの嗜好に応じた要望を反映することができる。そのため、魅力ある電力小売サービスを提供することができ、電力小売サービスへの加入者を増加させることができる。
また、選択情報には、電力需要家CDによって選択された発電装置7の種類毎の電力量割合が含まれる。また、発電源選択部44は、電力需要家CDの電力使用量および選択情報の電力量割合に基づき、選択情報に対応する種類の1以上の発電装置7を選択する。
これにより、電力需要家CDの発電源の種類に対する様々な要望に対応することができ、魅力的な電力小売サービスを提供することができる。
また、実施形態にかかる電力小売管理装置2は、電力量情報DB32(最大電力情報記憶部の一例)と、料金算出部46とを備える。電力量情報DB32は、電力需要家CD毎に最大電力値の情報を記憶する。料金算出部46は、電力使用量が最大電力値を超える電力需要家CDに対して割り増し料金を算出する。
これにより、例えば、契約容量を超える電力を使用した電力需要家CDに対して割り増し料金を請求することができ、契約容量を超える電力の使用を抑制する動機付けとすることができる。また、電力需要家設備6にすでに設置されているブレーカなどを変更することなく、ブレーカの容量よりも低い契約容量を設定することができる。
また、発電源選択部44は、選択情報に対応する種類の発電装置7が選択できないと判定した場合、かかる選択情報に対応する種類以外の種類の発電装置7を選択する。
これにより、同時同量制御を維持することができ、例えば、電力会社CBから割高な電力を購入しなければならないような事態を回避することができる。
また、実施形態にかかる電力小売管理装置2は、複数の電力需要家CDのスマートメータ11からそれぞれ送信される選択情報を取得し、選択情報DB31に記憶する選択情報取得部41を備える。
これにより、電力需要家CDによる選択情報の電力小売管理装置2への設定を容易かつ迅速に行うことができる。
また、選択情報取得部41は、複数の電力需要家CDのスマートメータ11のそれぞれから所定期間TA毎の選択情報を取得する。また、発電源選択部44は、所定期間TA毎に選択情報に対応する種類の1以上の発電装置7を選択する。
これにより、電力小売管理装置2は、所定期間TA単位で電力需要家CDの要望に沿った種類の発電電力を提供することができる。
[7.その他]
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
上述した電力小売管理装置2は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
1 電力システム
2 電力小売管理装置
3 送配電網管理装置
4 送配電網
5 通信ネットワーク
6、61〜6n 電力需要家設備
7、71〜7m 発電装置
11 スマートメータ
12 発電機
13 発電制御部
20 通信部
21 記憶部
22 制御部
31 選択情報DB
32 電力量情報DB
41 選択情報取得部
42 使用量情報取得部
43 発電量情報取得部
44 発電源選択部
45 発電源制御部
46 料金算出部

Claims (9)

  1. 複数の電力需要家がそれぞれ選択した発電源の種類に対応する情報を含む選択情報を記憶する選択情報記憶部と、
    複数の発電源から送配電網にそれぞれ供給可能な電力量の情報をそれぞれ電力発電量の情報として取得する発電量情報取得部と、
    前記複数の電力需要家に対して前記送配電網からそれぞれ供給される電力量の情報をそれぞれ電力使用量の情報として取得する使用量情報取得部と、
    前記電力使用量に応じた電力を供給させる発電源として前記選択情報に対応する種類の1以上の発電源を、前記電力発電量に基づき、前記複数の発電源の中から前記電力需要家毎に選択する発電源選択部と、
    を備え
    前記選択情報には、前記電力需要家内の電力供給先毎に選択された発電源の種類に対応する情報が含まれ、
    前記発電源選択部は、
    前記電力需要家内の前記電力供給先毎の前記情報に対応する種類の発電源を前記複数の発電源の中から選択する
    ことを特徴とする電力小売管理装置。
  2. 前記選択情報には、
    前記電力需要家によって選択された発電源の種類毎の電力量割合が含まれ、
    前記発電源選択部は、
    前記電力使用量および前記電力量割合に基づき、前記選択情報に対応する種類の1以上の発電源を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力小売管理装置。
  3. 前記選択情報には、
    前記電力使用量の情報として使用電流量の範囲毎の1以上の発電源の種類の情報が含まれ、
    前記発電源選択部は、
    前記選択情報に基づき、前記使用電流量の範囲に対応する種類の1以上の発電源を選択する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電力小売管理装置。
  4. 前記電力需要家毎に最大電力値の情報を記憶する最大電力情報記憶部と、
    前記電力使用量が前記最大電力値を超える前記電力需要家に対して割り増し料金を算出する料金算出部と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電力小売管理装置。
  5. 前記発電源選択部は、
    前記選択情報に対応する発電源が選択できないと判定した場合、前記選択情報に対応する種類以外の種類の発電源を選択する
    ことを特徴とする請求項4に記載の電力小売管理装置。
  6. 前記各電力需要家の電力使用量の情報に基づき、当該各電力需要家毎の電力料金を算出する料金算出部を備え、
    前記発電源選択部は、
    前記選択情報に対応する発電源が選択できないと判定した場合、前記選択情報に対応する種類以外の種類の発電源を選択し、
    前記料金算出部は、
    前記選択情報に対応する種類以外の種類の発電源を選択した場合、当該発電源の電力の使用に対して割引料金を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電力小売管理装置。
  7. 前記複数の電力需要家の装置からそれぞれ送信される前記選択情報を取得し、前記選択情報記憶部に記憶する選択情報取得部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の電力小売管理装置。
  8. 前記選択情報取得部は、
    前記複数の電力需要家のそれぞれから所定期間毎の前記選択情報を取得し、
    前記発電源選択部は、
    前記所定期間毎に前記選択情報に対応する種類の1以上の発電源を選択する
    ことを特徴とする請求項7に記載の電力小売管理装置。
  9. コンピュータが実行する電力小売管理方法であって、
    複数の電力需要家がそれぞれ選択した発電源の種類に対応する情報を含む選択情報を選択情報記憶部から取得する取得ステップと、
    複数の発電源から送配電網にそれぞれ供給可能な電力量の情報をそれぞれ電力発電量の情報として取得する電力発電量取得ステップと、
    前記複数の電力需要家に対して前記送配電網からそれぞれ供給される電力量の情報をそれぞれ電力使用量の情報として取得する電力使用量取得ステップと、
    前記電力使用量に応じた電力を供給させる発電源として前記選択情報に対応する種類の1以上の発電源を、前記電力発電量に基づき、前記複数の発電源の中から前記電力需要家毎に選択する発電源選択ステップと、
    を含み、
    前記選択情報には、前記電力需要家内の電力供給先毎に選択された発電源の種類に対応する情報が含まれ、
    前記発電源選択ステップは、
    前記電力需要家内の前記電力供給先毎の前記情報に対応する種類の前記1以上の発電源を前記複数の発電源の中から選択する
    ことを特徴とする電力小売管理方法。
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