JP5991580B2 - ターボ復号器、それに用いられる対数尤度比演算装置、ターボ復号方法、対数尤度比演算方法、ターボ復号プログラム及び対数尤度比演算プログラム - Google Patents

ターボ復号器、それに用いられる対数尤度比演算装置、ターボ復号方法、対数尤度比演算方法、ターボ復号プログラム及び対数尤度比演算プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ターボ符号化されたデータをターボ復号するためのターボ復号器及びターボ復号方法に関し、特にターボ復号化における対数尤度比計算方法の簡略化技術に関する。
ターボ復号器における対数尤度比の計算では、対数を扱う必要がある。従来、対数の計算をハードウェア上に実装する場合は、ROMを使用する手法が用いられてきた(例えば特許文献1の段落0003及び0006)。この手法では、想定される入力データの値について、対数に変換した値を予め計算で求め、得られたテーブルをROMに格納しておく。入力データの値をメモリアドレスとしてROMにアクセスして、その値に対応する対数値を出力することでハードウェア上で対数計算を実現する。しかし、ターボ復号器における対数変換にはROMアドレスに多くのビット数が必要となり、それに伴いROMに格納されるデータ量も大規模なものになっていた。
特許第4572982号公報 特許第4741154号公報
ROMテーブルを用いて対数変換を行う問題点は、ターボ復号器の対数尤度比計算に必要なROMのデータ量が大規模になることである。
その理由は、ターボ復号器の対数尤度比計算では極めて小さな値まで使用しないと性能劣化を起こしてしまうため、ROMを用いて対数変換を実現する場合、入力アドレスビット数を多くとる必要があり、それに伴いROMの格納ビット数も大規模になってしまうためである。
[発明の目的]
本発明の目的は、ターボ復号器の対数尤度比計算のためのROM使用量を、性能劣化なしに削減することにある。
本発明の第1の観点によれば、ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器であって、入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める対数尤度比演算手段を備えており、更に前記対数尤度比演算手段が、前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定手段と、前記冪指数決定手段により決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換手段とを備えたターボ復号器が提供される。
本発明の第2の観点によれば、ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器に用いられる対数尤度比演算装置であって、入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求めるために、前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定手段と、前記冪指数決定手段により決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換手段とを備えた対数尤度比演算装置が提供される。
本発明の第3の観点によれば、ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号方法であって、入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める対数尤度比演算ステップを含み、更に前記対数尤度比演算ステップが、前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定ステップと、前記冪指数決定ステップにより決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換ステップとを含むターボ復号方法が提供される。
本発明の第4の観点によれば、ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器に用いられる対数尤度比演算方法であって、入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める対数尤度比演算ステップを含み、更に前記対数尤度比演算ステップが、前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定ステップと、前記冪指数決定ステップにより決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換ステップとを含む対数尤度比演算方法が提供される。
本発明の第5の観点によれば、ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器としてコンピュータを機能させるためのターボ復号プログラムであって、前記コンピュータを、入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める対数尤度比演算手段を備えており、更に前記対数尤度比演算手段が、前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定手段と、前記冪指数決定手段により決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換手段とを備えたターボ復号器として機能させることを特徴とするターボ復号プログラムが提供される。
本発明の第6の観点によれば、ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器に用いられる対数尤度比演算装置としてコンピュータを機能させるための対数尤度比演算プログラムであって、前記コンピュータを、入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求めるために、前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定手段と、前記冪指数決定手段により決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換手段とを備えた対数尤度比演算装置として機能させることを特徴とする対数尤度比演算プログラムが提供される。
本発明の効果は、ターボ復号器の対数尤度比計算におけるROM使用量を削減できることである。
本発明のターボ復号器の構成を示すブロック図である。 本発明のターボ復号器を、信号処理の流れの観点から多段構成にて模式的に示すブロック図である。 本発明のターボ復号器に用いられる第1の復号回路および第2の復号回路の構成を示すブロック図である。 第1および第2の復号回路に用いられる対数尤度比演算回路の構成を示すブロック図である。 対数尤度比演算回路に用いられる第1の対数変換回路および第2の対数変換回路の動作を説明するブロック図である。 第1の対数変換回路および第2の対数変換回路の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[構成の説明]
まず、本発明のターボ復号器が用いられる通信システムの構成を概説する。この通信システムでは、送信側にターボ符号器が設けられ、受信側に本発明のターボ復号器が設けられ、送信側と受信側とが伝送路により接続される。一般に、ターボ符号器は、2つの要素畳み込み符号器がインタリーブ回路を介して並列に接続されて構成され、ターボ符号器に入力された情報ビット系列Xkと、要素畳み込み符号器の出力であるパリティビット系列Y1k、Y2kを、多重化等を行った後に伝送路を介して受信側に送信する(図示せず)。
次に、本発明のターボ復号器の構成を図1のブロック図を参照して説明する。図1のターボ復号器10は第1の復号回路110、第1の外部情報減算回路120、第1の正規化回路130、インタリーブ回路140、第2の復号回路150、デインタリーブ回路160、硬判定回路170、第2の外部情報減算回路180、および第2の正規化回路190から構成される。
第1の復号回路110および第2の復号回路150は、入力データから状態遷移確率γ、前状態確率α、後状態確率βを計算して、対数尤度比を計算して出力する回路である。第1の外部情報減算回路120および第2の外部情報減算回路180は、第1の復号回路110および第2の復号回路150の計算で生成された付加情報を削除する回路である。第1の正規化回路130および第2の正規化回路190は、平均振幅で正規化することで信号振幅が繰り返しごとに大きくなるのを抑えるための回路である。インタリーブ回路140は、データを並べ替える回路である。デインタリーブ回路160は、インタリーブ回路140で並べ替えたデータの順番を元に戻す回路である。硬判定回路170は、データを1ビットの“1”/“0”の信号に変換する回路である。
ターボ復号器10の入力データはXk、Y1k、Y2kの3種類である。復号処理が終了したら、再び出力を入力データZkにして繰り返し復号処理を行うことで、性能向上を図っている。図2は、繰り返し回数をp回とした場合の繰り返し復号処理の流れを模式的に示すブロック図である。繰り返し復号処理では、単一のターボ復号器10を用いてもよいし、あるいは複数のターボ復号器10を多段に構成してもよい。単一のターボ復号10を用いる場合には、復号処理を指定した繰り返し回数行った後の硬判定回路170の出力dkが最終的な出力データとなり、多段構成の場合には、最終段(図2ではp段)の硬判定回路170の出力dkが最終的な出力データとなる。
次に、第1の復号回路110および第2の復号回路150の構成を図3のブロック図を参照して説明する。
図3を参照すると、第1の復号回路110および第2の復号回路150の各々は、状態遷移確率γ演算回路111、前状態確率α演算回路112、後状態確率β演算回路113、および本発明の対数尤度比演算回路114から構成される。まず、状態遷移確率γ演算回路111において入力データXk、Yk、Zkから状態遷移確率γが求められる。次に、求めた状態遷移確率γを用いて、前状態確率α演算回路112および後状態確率β演算回路113が前状態確率αおよび後状態確率βをそれぞれ求める。そして、求めた前状態確率αおよび後状態確率βを用いて、対数尤度比演算回路114が対数尤度比Λ1(dk)を求め出力する。
次に、図4及び図5を参照して本発明の対数尤度比演算回路114を詳細に説明する。図4は、対数尤度比演算回路114の構成をブロック図で表したものである。
図4を参照すると、本発明の対数尤度比演算回路114は、第1の乗算回路210、第2の乗算回路240、第1の加算回路220、第2の加算回路250、第1の対数変換回路230、第2の対数変換回路260、減算回路270を含んで構成されており、前状態確率α演算回路112と後状態確率β演算回路113に接続されている。
図4を参照すると、対数尤度比演算回路114には、前状態確率α演算回路112からα0およびα1、後状態確率β演算回路113からβが入力されている。α0およびα1は、前状態確率αを入力信号の“0”/“1”に対応して2種で識別したものである。
具体的には、α0とβの値が第1の乗算回路210に入力され、α1とβの値が第2の乗算回路240に入力され、積α0*βおよび積α1*βがそれぞれ計算される。ここで、α0、α1、βは複数の状態が存在し、求めたα0*βおよびα1*βは複数の状態それぞれの値となる。
次に、第1の加算回路220および第2の加算回路250において全状態の総和を計算し、pd0(k)およびpd1(k)が得られる。pd0(k)およびpd1(k)がそれぞれ入力信号の“0”および“1”に対応する尤度である。次に、pd0(k)およびpd1(k)が第1の対数変換回路230および第2の対数変換回路260にそれぞれ入力され、eを底とする対数LOGe(pd0(k))およびLOGe(pd1(k))の値が求められる。LOGe(pd0(k))およびLOGe(pd1(k))が対数尤度である。
次に、これらの対数尤度の値が減算回路270に入力され、LOGe(pd1(k))−LOGe(pd0(k))が求められる。対数尤度比Λ1(dk)は、Λ1(dk)=LOGe(pd1(k)/pd0(k))=LOGe(pd1(k))―LOGe(pd0(k))と表される。よって、減算回路270により得られる値が対数尤度比Λ1(dk)となり、この値が出力される。
[動作の説明]
次に、図5及び図6を参照して本発明の動作について説明する。
まず、ターボ復号器10の対数尤度比演算回路114の第1の対数変換回路119および第2の対数変換回路120を最上位桁ビットのサーチのみで実現する方法について説明する。本回路では対数は自然対数を用いる。真数Xの自然対数Yは、自然数e(=2.718・・・)を底としてY=LOGe(X)と示される。真数Xは、その最上位の桁を2^msbとすると、
X=2^msb*x (但し、1<x<2)
と表すことができる。これは、Xをmsbビット右シフトしたものがxであることを示している。これにより、Xの対数Yは、
Y=msb*LOGe(2)+LOGe(x)
と分解される。ここで、LOGe(x)は本ターボ復号器10の対数尤度比演算回路114においては無視できる程度の小さな値となるので、
Y=msb*LOGe(2)
と置くことができる。この式は冪指数msbと定数LOGe(2)(=0.693・・・)から構成されるので、冪指数msbを求めるだけで対数変換が可能となる。
図5は、本発明の対数尤度比演算回路114に用いられる対数変換回路230および260の動作の説明図である。対数変換回路230及び260は、それぞれ、最上位桁ビットサーチ回路300と乗算器310とを備える。最上位桁ビットサーチ回路300は、入力データを2進数表示した場合に、値が“1”を示す最も上位の桁のビットをサーチする(以下、このサーチ操作のことを「最上位桁ビットサーチ」ともいう)。例えば、データを先頭ビットであるMSB(Most Significant Bit)から順番に調べていき、最初に‘1’を検出するのが何ビット目かをサーチする回路である。図5の例では、入力データが44ビットであり、0Q44(2^−1,2^−2,・・・,2^−44)で構成されている。入力データに対して最上位桁ビットサーチをして、本例のように6ビット目で‘1’を検出した場合、冪指数msb=−6を出力する。次に、乗算器310において、冪指数msbと定数LOGe(2)との積を求めることで、出力データを得ることができる。
図5の例において、最上位桁ビットサーチを行わずにROMだけで対数変換を実現しようとした場合、出力データをS5Q1の7ビットとすると、7*2^44=123,145,302,310,912ビットものデータをROMに格納する必要がある。本発明の方法を用いればその必要がなくなり、大幅にROMの削減ができる。
図5の例ではmsbとLOGe(2)の乗算により出力データを求めているが、msbをアドレスにしたROMを用いることでも同様の機能を実現することができる。その場合、7*44=308ビットをROMに格納するだけで良い。
図6は、図4の第1の対数変換回路230および第2の対数変換回路260それぞれの動作をフローチャートで表したものである。
最初に、対数に変換されるデータが対数変換回路230,260に入力される(図6のステップS1)。図4の例では、尤度pd0(k)又はpd1(k)のデータが入力される。図5の例では、入力データは44ビットである。次に、入力データに対して、値が“1”を示す最も上位の桁のビットをサーチする(最上位桁ビットサーチ)(ステップS2乃至S6)。
最上位桁ビットサーチでは、まず、冪指数パラメータmsbに、MSBに対応する冪指数をセットする(ステップS2)。例えば、図5では、冪指数は、MSBからLSB(Least Significant Bit)までの各ビットが示す値を2の冪乗で表した場合の冪指数は、−1,−2,−3,…,−44となっており、MSBの冪指数は−1、LSBの冪指数は−44となっている。したがって、ステップS2では、冪指数パラメータmsbに−1を設定する。よって、入力データの最上位桁ビットのサーチは、MSBから開始する。
次に、冪指数パラメータmsbに対応するビット、すなわちサーチ対象ビットがLSBであるか否かの判定を行う(図6のステップS3)。LSBでないと判定した場合、次にサーチビットが‘1’か否かの判定を行う(図6のステップS5)。‘1’であれば、そのときのmsbの値がサーチ結果となる。‘0’なら、msb=msb−1とし(図6のステップS6)、次のビットを対象としてサーチが行われる。この処理を繰り返すことで、全ビットがサーチされる。
ステップS3においてサーチビットがデータのLSBとなった場合は(図6のステップS3のYes)、そのときの値をmsbとする。つまり、msb=LSBとなる(図6のステップS4)。最上位桁ビットサーチが終了したら、求めたmsbにLOGe(2)を乗算し(図5のステップS7)、計算結果を出力して終了する。
以上のように、本発明では、ターボ復号化における対数尤度比計算に最上位桁ビットサーチ法を適用する。これにより、対数変換を大規模なROMテーブルを用いて行う必要がなく、ROM使用量を大幅に削減することができる。また、この削減による性能の劣化もない。
なお、上記のターボ復号器及び対数尤度比演算装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合わせにより実現することができる。また、上記のターボ復号器により行なわれるターボ復号方法や対数尤度比演算方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器であって、
入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める対数尤度比演算手段を備えたターボ復号器。
(付記2)
前記対数尤度比演算手段が、前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定手段を備えることを特徴とする付記1に記載のターボ復号器。
(付記3)
前記冪指数決定手段が、前記尤度を表す値について最上位ビットから開始して最初に1が現れる桁を検索することにより冪指数を決定することを特徴とする付記2に記載のターボ復号器。
(付記4)
前記対数尤度比演算手段が、前記冪指数決定手段により決定された冪指数にlog(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換手段を備えることを特徴とする付記2又は3に記載のターボ復号器。
(付記5)
ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器に用いられる対数尤度比演算装置であって、
入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求めることを特徴とする対数尤度比演算装置。
(付記6)
前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定手段を備えることを特徴とする付記5に記載の対数尤度比演算装置。
(付記7)
前記冪指数決定手段が、前記尤度を表す値について最上位ビットから開始して最初に1が現れる桁を検索することにより冪指数を決定することを特徴とする付記6に記載の対数尤度比演算装置。
(付記8)
前記冪指数決定手段により決定された冪指数にlog(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換手段を更に備えることを特徴とする付記6又は7に記載の対数尤度比演算装置。
(付記9)
ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号方法であって、
入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める対数尤度比演算ステップを含むターボ復号方法。
(付記10)
前記対数尤度比演算ステップが、前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定ステップを含むことを特徴とする付記9に記載のターボ復号方法。
(付記11)
前記冪指数決定ステップが、前記尤度を表す値について最上位ビットから開始して最初に1が現れる桁を検索することにより冪指数を決定することを特徴とする付記10に記載のターボ復号方法。
(付記12)
前記対数尤度比演算ステップが、前記冪指数決定ステップにより決定された冪指数にlog(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換ステップを備えることを特徴とする付記10又は11に記載のターボ復号方法。
(付記13)
ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器に用いられる対数尤度比演算方法であって、
入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求めることを特徴とする対数尤度比演算方法。
(付記14)
前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定ステップを含むことを特徴とする付記13に記載の対数尤度比演算方法。
(付記15)
前記冪指数決定ステップが、前記尤度を表す値について最上位ビットから開始して最初に1が現れる桁を検索することにより冪指数を決定することを特徴とする付記14に記載の対数尤度比演算方法。
(付記16)
前記冪指数決定ステップにより決定された冪指数にlog(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換ステップを更に備えることを特徴とする付記14又は15に記載の対数尤度比演算方法。
(付記17)
ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号プログラムであって、
コンピュータに、
入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める対数尤度比演算機能を実現させることを特徴とするターボ復号プログラム。
(付記18)
前記対数尤度比演算機能が、前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定機能を含むことを特徴とする付記17に記載のターボ復号プログラム。
(付記19)
前記冪指数決定機能が、前記尤度を表す値について最上位ビットから開始して最初に1が現れる桁を検索することにより冪指数を決定することを特徴とする付記18に記載のターボ復号プログラム。
(付記20)
前記対数尤度比演算機能が、前記冪指数決定機能により決定された冪指数にlog(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換機能を備えることを特徴とする付記18又は19に記載のターボ復号プログラム。
(付記21)
ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器に用いられる対数尤度比演算プログラムであって、
コンピュータに、
入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める機能を実現させることを特徴とする対数尤度比演算プログラム。
(付記22)
前記コンピュータに、前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定機能を更に実現させることを特徴とする付記21に記載の対数尤度比演算プログラム。
(付記23)
前記冪指数決定機能が、前記尤度を表す値について最上位ビットから開始して最初に1が現れる桁を検索することにより冪指数を決定することを特徴とする付記22に記載の対数尤度比演算プログラム。
(付記24)
前記コンピュータに、前記冪指数決定機能により決定された冪指数にlog(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換機能を更に実現させることを特徴とする付記22又は23に記載の対数尤度比演算プログラム。
(付記25)
付記1乃至4のいずれか1に記載のターボ復号器とターボ符号器とが伝送路により接続された通信システム。
本発明は、対数尤度比を用いるターボ復号器やターボ復号器を含む通信システムに適用される。
10 ターボ復号器
110 第1の復号回路
111 状態遷移確率γ演算回路
112 前状態確率α演算回路
113 後状態確率β演算回路
114 対数尤度比演算回路
120 第1の外部情報減算回路
130 第1の正規化回路
140 インタリーブ回路
150 第2の復号回路
160 デインタリーブ回路
170 硬判定回路
180 第2の外部情報減算回路
190 第2の正規化回路
210 第1の乗算回路
220 第1の加算回路
230 第1の対数変換回路
240 第2の乗算回路
250 第2の加算回路
260 第2の対数変換回路
270 減算回路
300 最上位桁ビットサーチ回路
310 乗算器

Claims (8)

  1. ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器であって、
    入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める対数尤度比演算手段を備えており、
    更に前記対数尤度比演算手段が、
    前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定手段と、
    前記冪指数決定手段により決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換手段とを備えたターボ復号器。
  2. 前記冪指数決定手段が、前記尤度を表す値について最上位ビットから開始して最初に1が現れる桁を検索することにより冪指数を決定することを特徴とする請求項に記載のターボ復号器。
  3. ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器に用いられる対数尤度比演算装置であって、
    入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求めるために、
    前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定手段と、
    前記冪指数決定手段により決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換手段とを備えた対数尤度比演算装置。
  4. 前記冪指数決定手段が、前記尤度を表す値について最上位ビットから開始して最初に1が現れる桁を検索することにより冪指数を決定することを特徴とする請求項に記載の対数尤度比演算装置。
  5. ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号方法であって、
    入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める対数尤度比演算ステップを含み、
    更に前記対数尤度比演算ステップが、
    前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定ステップと、
    前記冪指数決定ステップにより決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換ステップとを含むターボ復号方法。
  6. ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器に用いられる対数尤度比演算方法であって、
    入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める対数尤度比演算ステップを含み、
    更に前記対数尤度比演算ステップが、
    前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定ステップと、
    前記冪指数決定ステップにより決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換ステップとを含む対数尤度比演算方法。
  7. ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器としてコンピュータを機能させるためのターボ復号プログラムであって、
    前記コンピュータ
    入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求める対数尤度比演算手段を備えており、
    更に前記対数尤度比演算手段が、
    前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定手段と、
    前記冪指数決定手段により決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換手段とを備えたターボ復号器として機能させることを特徴とするターボ復号プログラム。
  8. ターボ符号化された情報について対数尤度比の演算を反復して行うことによりターボ復号化するターボ復号器に用いられる対数尤度比演算装置としてコンピュータを機能させるための対数尤度比演算プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    入力データの尤度を表す値を2の冪乗で近似することにより対数尤度比を求めるために、
    前記冪乗の冪指数を決定する冪指数決定手段と、
    前記冪指数決定手段により決定された冪指数にloge(2)を乗じることにより対数変換を行う対数変換手段とを備えた対数尤度比演算装置として機能させることを特徴とする対数尤度比演算プログラム。
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