JP5990179B2 - スターポリマーの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明の主題は、ラクチド及び/又はグリコライド(グリコリド)に基づいて、スターポリマーを製造する方法にある。この方法は、容易に制御できて、先行技術よりも効果的である。得られたポリマーが、たとえオリゴマーの場合であっても、そのスター状のブランチの全てにおいて機能化されているという点において、特に有用である。
近年、人工臓器の調製や医薬の製剤のための合成ポリマーがさらに注目されてきている(Chem.Eng.News 2001,79(6),30)。ここでいうポリマーとは、幾つかの基準を満たしていなければならず、特にバイオコンパティブル(生体適合性)でなければならない。生分解性は、生体に移植されて適当な期間を経た後に除去されなければならないような場合の、追加的な利点である。この点に関し、乳酸とグリコール酸によるコポリマー(PLGA)は、加水分解に感受性であって、非毒性の副生成物を放出しながらインビボで分解されるという、非常に大きな利点がある。PLGAの応用分野は、非常に幅広い(Adv.Mater.1996,8,305 and Chemosphere 2001,43,49)。外科学の分野で、マルチストランドワイア、縫合糸、インプラント、プロテーゼなどの合成に使用される。また、薬理学において、有効成分のカプセル化、トランスファー、及び放出制御を可能とする。これらのあらゆる応用において、鍵となる因子のひとつが、PLGAの分解速度である。これはその構造(鎖長、分散性、割合、立体化学、モノマーの鎖フォーメーション、など)に全く依存する。
分枝したポリマーには、スターポリマー、デンドリマー、及び超分岐ポリマーも含まれる。この分枝したポリマーは、有用なレオロジー的及び機械的な特性のために、種々の研究がなされてきた。
特に、スターポリマー(星状ポリマー)、あるいは星型アーキテクチャーを有するポリマーは、有効成分の投与に使用することができて、有用な放出プロファイルを有している。このタイプのポリマーは、一般に、n個のアームを備えたスターを製造するために、n個のアルコール基を含むポリオールイニシエーターから調製される。
さらに、スターポリマーは、ガラス転移温度を有しており、さらにガラス状態における粘性を有しており、これらに対応する直鎖のポリマーとは異なっている。同じことが結晶性についてもあてはまり、そのために溶融温度についてもあてはまり、これらもまた対応する直鎖のポリマーとは異なっている。特に、高分子量のポリマーが、対応する直鎖のポリマーと比較して、低いガラス転移温度と低い融点温度を、備えているとされる。しかし、結晶相は、いずれのアーキテクチャーにおいても同じ性質を維持している。
生分解性のスターポリマー(例えば、PLGA)は、同量の、対応する直鎖のポリマーと比較して、より早い初期分解速度を有する。実際に、化学的又は酵素的な加水分解によって、エステル結合の最初の開裂がスターのコアにおいて、イニシエーターの近くで、生じ、これによって低分子量の直鎖のポリマーが放出される。そこで、この放出と分解の速度は、ポリマーマトリクスの構造に相関している。
したがって、これらの特性の違いは、有用且つ革新的なマトリクスへのアクセスを与えるものである。例えば、PLGAの場合に、スターポリマーでは、有効成分のカプセル化が、A.Breitenbach,Y.X.Li,T.Kissel,Journal of Controlled Release 2000,64,167に報告されている。
スターアーキテクチャーを備えたポリマーを合成するために、金属複合体から開始する開環重合が、1990年代から報告されている。これらは主として、金属触媒、例えばスズオクタノエートを使用して、溶液又はバルクの重合化によって調製される。また、Fe、Zn、Alなどに基づいた他の系も報告されてはいる(H.R.Kricheldorf,Polymer for Advanced Technologies 2002,13,969;A.Finne,A.−C.Albertsson,Biomacromolecules 2002,3,684;H.R.Kricheldorf,H.Hachmann−Thiessen,G.Schwarz,Biomacromolecules 2004,5,492;I.Arvanitoyannis,A.Nakayama,E.Psomiadou,N.Kawasaki,N.Yamamoto,Polymer 1996,37,651)。
乳酸(PLA)に基づいて非金属触媒を使用して、スターポリマーを文字通りに合成した例は、非常に少ない。2007,K.Numata,R.K.Srivastava,A.Finne−Wistrand,A.−C.Albertsson,Y.Doi,H.Abe,Biomacromolecules 2007,8,3115は、ポリオールの存在下で、乳酸のバルクの酵素的重合を、最初に報告した。このPLAから、リパーゼの存在下で、140℃で、5〜7日間の重合の後に、2〜22の分枝を有するスターが得られて、1.0から1.5の間のポリモレキュラリティ(多分子性)の指数を備えていた。
有機触媒を使用したスターアーキテクチャーのポリマーを調製した例では、ラクチド以外のモノマー、例えば・−バレロラクトン、又はe−カプロラクトン、を含む(F.Sanda,H.Sanada,Y.Shibasaki,T.Endo,Macromolecules 2002,35,680;P.V.Persson,J.Casas,T.Iversen,A.Cordova,Macromolecules 2006,39,2819 and F.Zeng,H.Lee,M.Chidiac,C.Allen,Biomacromolecules 2005,6,2140)。使用された触媒(フマル酸又は乳酸)によって、必要となる反応温度が相対的に高くなった(90℃の程度)。
Chem.Eng.News 2001,79(6),30 Adv.Mater.1996,8,305 Chemosphere 2001,43,49 A.Breitenbach,Y.X.Li,T.Kissel,Journal of Controlled Release 2000,64,167 H.R.Kricheldorf,Polymer for Advanced Technologies 2002,13,969 A.Finne,A.−C.Albertsson,Biomacromolecules 2002,3,684 H.R.Kricheldorf,H.Hachmann−Thiessen,G.Schwarz,Biomacromolecules 2004,5,492 I.Arvanitoyannis,A.Nakayama,E.Psomiadou,N.Kawasaki,N.Yamamoto,Polymer 1996,37,651 K.Numata,R.K.Srivastava,A.Finne−Wistrand,A.−C.Albertsson,Y.Doi,H.Abe,Biomacromolecules 2007,8,3115 F.Sanda,H.Sanada,Y.Shibasaki,T.Endo,Macromolecules 2002,35,680 P.V.Persson,J.Casas,T.Iversen,A.Cordova,Macromolecules 2006,39,2819 F.Zeng,H.Lee,M.Chidiac,C.Allen,Biomacromolecules 2005,6,2140
有機触媒によるラクチドの開環の例は、いずれもマクロイニシエーターによるものである。現時点で、全てのアームを確実に機能化して、ポリオールから低分子量のオリゴマーを合成するための効果的な触媒系はない。
出願人は、新規な、非金属性の、制御容易な方法であって、オリゴマーにおける先行技術の方法よりも効果的な方法を開発した。
したがって、本発明の主題は、ラクチドモノマーとグリコリドモノマー、又はラクチドモノマーに基づいて、触媒の存在下で開環によって、スターポリマー(星状ポリマー)を製造する方法であって:
上記触媒が、式
Figure 0005990179
を有し、ただし、Rは、C1〜C6のハロアルキルであり、
上記イニシエーターが、3〜6のヒドロキシル基を含むポリオールである、方法、にある。
好ましくは、モノマー(単量体)はラクチドである。
好ましくは、モノマーは、ラクチドモノマー及びグリコリドモノマーに基づいて、製造される。
好ましくは、反応は、有機溶媒中で行われ、さらに好ましくはハロゲン化された、又は芳香族の溶媒である。
好ましくは、溶媒は、ハロゲン化された溶媒であり、さらに好ましくは、溶媒は、ジクロロメタンである。
好ましくは、イニシエーター(反応開始剤)は、3〜4のヒドロキシル基(水酸基)を含むポリオールである。
好ましくは、イニシエーターは、グリセロールである。
好ましくは、触媒は、トリフルオロメタンスルホン酸である。
好ましくは、反応温度が、0〜150℃、さらに好ましくは20〜45℃の範囲にある。
好ましくは、イニシエーターの、初期モノマー濃度/OH基濃度の比が、200/1〜1/1である。
好ましくは、イニシエーターの、初期モノマー濃度/OH基濃度の比が、100/1〜2/1である。
好ましくは、イニシエーターの、初期モノマー濃度/OH基濃度の比が、20/1〜4/1である。
好ましくは、イニシエーターの、初期触媒濃度/OH基濃度の比が、0.1〜20である。
好ましくは、イニシエーターの、初期触媒濃度/OH基濃度の比が、0.2〜10である。
好ましくは、イニシエーターの、初期触媒濃度/OH基濃度の比が、0.3〜6である。
したがって、本発明の主題は、ラクチド及び/又はグリコリドに基づいた、スターポリマーの製造方法にある。スターポリマーとは、単一の分岐点を有するポリマーであって、そこから複数の直鎖が発しているものを意味する。
ポリマー化反応は、開環タイプである。開環ポリマー化(開環重合)は、付加重合である。次のようなダイアグラムで表すことができる:
Figure 0005990179
ただし、nはモノマーの数を表す。
この反応は、ラクチドモノマーとグリコリドモノマーから出発して行われるか、あるいはラクチドモノマーのみから出発して行われる。ある実施態様によれば、モノマーはラクチドである。別な実施の態様によれば、反応は、コポリマー化(共重合)であり、この反応は、ラクチドとグリコリドから行われる。
この反応は、式:
Figure 0005990179
(ただし、Rはハロアルキルを示す)
の触媒の存在下で行われる。ハロアルキルとは、1又はそれより多数のハロゲン原子で置換されたアルキル基を意味する。このアルキル基は、1〜6個の炭素原子、好ましくは1〜4個の炭素原子を、含む。このハロゲン原子は、F、Cl、Br、Iから選択される。例えば、ハロアルキルは、C26又はCF3である。好ましくは、ハロアルキルはCF3である。
反応のイニシエーターは、3〜6個のヒドロキシル基を含むポリオールであり、すなわち、このイニシエーターは、3〜6個の−OH基を含む有機分子である。本発明におけるこのポリオールは、脂肪族の又は環状の、炭素含有鎖とすることができる。このポリオールは、その他の有機官能基を含んでいてもよく、例えば、1又はそれ以上のアルデヒド及び/又はケトンの基を、含んでいてもよい。例えば、このポリオールは、グリセロール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、イノシトール、キシリトール、マンニトール、ソルビトール、エリトロース、トレオース、アラビノース、リボース、グルコース、イドース、アルトロース、アロース、タロース、ソルボース、マンノース、グルコース、フルクトース、ガラクトース、スクロース、ラクトース、から選択することができる。好ましくは、イニシエーターは、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、グリセロール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、又は、ソルビトールである。さらに好ましくは、イニシエーターは、グリセロールである。
反応は溶媒中で行われる。ここで、「溶媒」の語は、単一の溶媒、又は溶媒の混合物を意味する。好ましくは、溶媒は、形成されたポリマーがその中に可溶であるように選択される。好ましくは、溶媒は、ハロゲン化された溶媒、及び芳香族の溶媒から、選択される。例えば、溶媒は、ジクロロメタン、ジクロロエタン、及びトルエンから選択される。好ましくは、溶媒は、ジクロロメタンである。
好ましくは、反応は、周囲温度すなわち約25℃と、選択された溶媒の沸点の温度との間の温度で、行われる。反応温度は、形成されるポリマーの分解温度よりも低い温度となるように、選択される。例えば、0〜150℃の間の温度である。好ましくは、この温度は、10〜90℃である。さらに、好ましくは20〜45℃、好ましくは20〜30℃の温度である。例えば、反応は、周囲温度(環境温度)で行うことができる。
好ましくは、反応は、所望のポリマー化の程度(重合度:DP)が得られたときに、停止される。例えば、反応は、初期モノマーの90〜100%が消費されたときに、停止される。好ましくは、反応は、初期モノマーの94%より多くが消費されたときに、停止される。例えば、反応は、クエンティングによって停止される。あるいはそれに代えて、反応は、塩基の添加によって、停止される。例えば、ポリマー化反応は、塩基性樹脂、例えばAmberlyst(商標)A21の添加によって、停止される。
好ましくは、イニシエーターの、OH基濃度に対する初期モノマー濃度の比は、200/1〜1/1であり、さらに好ましくは100/1〜3/1であり、さらに好ましくは20/1〜4/1である。例えば、この比は8/1〜6/1とすることができる。
好ましくは、イニシエーターの、OH基濃度に対する初期触媒濃度の比は、0.1〜20、さらに好ましくは0.2〜10、さらに好ましくは0.2〜6である。
本発明の方法は、多数の利点を有する。特に、この方法は容易に制御可能である。先行技術の方法よりも、さらに効果的である。特に、得られるポリマーが、スターの全ての分枝で機能化されている。このことはオリゴマーを合成する場合でもあてはまる。オリゴマーとは、小さなポリマーを意味し、好ましくは2000g/モルよりも小さな分子量を有している。
特に定義のない場合には、ここで使用される技術的及び科学的な用語の全ては、本発明の属する技術分野における通常の専門家によって通常理解される通りの意味と同じ意味を有する。
以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、これは本発明の範囲を限定するものとして理解されるべきものではない。
以下の実施例において特に説明がない場合には、以下のポリマー化の条件が使用された: トリメチロールプロパン(TMP)は、トルエン中での共沸蒸留の後に使用し、ペンタエリスリトール(PET)は、P25の存在下で、真空で乾燥し、グリセロールは蒸留した。特に説明がない場合には、ラクチドは、ラセミ体(D、L)で、ジクロロメタン中で([L]0 = 1 mol/L)、アルコールあたりトリフルオロメタンスルホン酸の0.1当量の存在下で、使用した。特に説明がない場合には、ポリマー化は、周囲温度(T = 26℃)で、勢いよく撹拌しながら行った。ポリマーは、対応する直鎖の反応時間に近い反応時間(約5〜7時間)で、得られた。
反応の終了において、触媒を、塩基性樹脂Amberlyst(商標)A21によって中性化した。ポリマーは、CH2Cl2/ヘプタン混合物から沈殿させて、次に、ロータリーエバポレーターで48時間かけて真空下で乾燥した。
Figure 0005990179
[実施例1〜4]
Figure 0005990179
ラクチド/イニシエーター比(イニシエーター=トリメチロールプロパン)が3/1の場合、硬くて、白みがかったポリマーが得られた(Tg = 7℃)。
比が2/1(すなわち、トリメチロールプロパンについてラクチド/[OH]0の比が6/1)の場合、ペンタエリスリトールでイニシエートされたポリマーは、非常に硬かった。一方で、グリセロールでイニシエートされたポリマーは、3者のなかでもっとも液状であった(ガラス転移温度 Tg = 3℃)。
このモノマー/イニシエーター比であっても、よく制御されたポリマーが全てのアルコールにおいて良好にイニシエートされて得られた(アームあたりのDPNMR (NMRによって測定されたポリマー化の指数(重合度))は、DP(重合度)の理論値2に近く、 ポリモレキュラリティ(多分子性)の指数は約1.2であった): トリオールの場合に、3のうち2.9CH2がイニシエートされた。この測定は、1H NMR分光によって、約3.5ppm(イニシエーターに特徴的なCH2−OH及びCH−OH領域)で観察されるシグナルについて、CH2−O−PLAs(さらにグリセロールの場合にはCH−O−PLAs)の積分(インテグレーション)を検出して行った。
[実施例5〜7は以下の一般的な手順に従って調製された]
ラクチド(LA)及びプロトン性イニシエーター(ポリオール、1当量)を、蒸留したてのジクロロメタンに溶解した([LA]0 = 1 mol.L-1)。トリフルオロメタンスルホン酸(トリフリン酸)(OHあたり0.05当量)を次に添加して、1H NMR分光装置でモニターし、ラクチドが完全に消費されるまで、反応溶媒をT = 26℃で勢いよく撹拌した。
4当量(トリフリン酸に対して)のAmberlyst A21樹脂(4.6m当量/g)を、あらかじめP25で乾燥しておいて、添加した。反応溶媒は、45分間撹拌した後に、ろ過した。Amberlyst A21樹脂の2当量の2倍を、45分間撹拌した反応溶媒に添加して、ろ過した。反応溶媒を、次に真空下でエバポレートして、得られたポリマーを、CH2Cl2/ヘプタン混合物(5/90)で沈殿させた。上清を除去して、ポリマーを真空下で60℃で48時間乾燥させた。
[実施例5: D,L−ラクチドの4.5当量の存在下でグリセロールによってイニシエートされたポリマー]
Figure 0005990179
1 H NMR (δ, DMSO-d 6 , 300.1 MHz): 5.48 (3H, m, OH), 5.30-5.05 (7.6H, m, CHc 及び CHf), 4.41-4.05 (7H, m, CH2e及び CHa), 1.47 (19.7H, m, CH3d), 1.30 (9.1H, m, CH3b) ppm.
13 C NMR (δ, DMSO-d 6 , 75.5 MHz): 174.0 (CO), 169.6-169.1 (CO), 69.9-67.7 (CHpol), 65.7 (CHOH), 65.4 (CHOH), 62.6-62.3 (CH2O), 59.1 (CH2OH), 20.4-20.2 (CH3OH), 16.6-16.4 (CH3pol) ppm.
DPNMR = 4.5
% 残存ラクチド (HPLC): 0.6%
SEC (THF): Mn = 1055, Mw/Mn = 1.09.
[実施例6: D,L−ラクチドの6当量の存在下でトリメチロールエタンによってイニシエートされたポリマー]
Figure 0005990179
1 H NMR (δ, CDCl 3 , 300.1 MHz): 5.25-5.11 (9H, m, CH), 5.05 (3H, br s, OH), 4.37 (3H, m, CH-OH), 4.11-4.05 (6H, m, CH2), 1.59-1.47 (35.2H, m, CH3), 1.02 (3H, m, CH3) ppm.
%残存ラクチド (HPLC): 0.6%
DPNMR = 5.9
SEC (THF): Mn = 1258, Mw/Mn = 1.15
[実施例7: D,L−ラクチドの8当量の存在下でペンタエリスリトールによってイニシエートされたポリマー]
Figure 0005990179
1 H NMR (δ, CDCl 3 , 300.1 MHz): 5.23-5.09 (12H, m, CH), 4.35 (4H, m, CH-OH), 4.22-4.16 (8H, m, CH2), 1.58-1.47 (50.4H, m, CH3) ppm.
DPNMR = 8.4
SEC (THF): Mn = 1576, Mw/Mn = 1.26
[実施例8〜10: 量を変えたPLAの合成]
以下の実施例8〜10において、トリメチロールエタンをイニシエーターとして選択した。全てのポリマー化において、トリメチロールエタンは、昇華させた後に使用した。ラクチドは、ラセミ体(D,L)で、あるいはエナンチオ精製体(L)で、使用した。
ポリマーの長さは、初期の[モノマー M]0/[イニシエーター I]0比に依存した。分子量を変えたポリマーを得る目的で、それぞれのポリマー化で、異なった[M]0/[I]0比に固定した。
Figure 0005990179
Figure 0005990179
イニシエーターのCH2OHの取り込みは、いずれのポリマーの場合でも、完全であった(1H NMR分光装置でモニターした)。
さらに、この比を高くすると、得られたポリマーの分子量が大きくなることが観察された。
[一般合成プロトコル]
ラクチドとポリオール(1当量)を、蒸留したてのジクロロメタンに溶解した([LA]0 = 1 mol.L-1)。トリフリン酸(OHあたり1当量)を次に添加して、1H NMR分光装置でモニターし、ラクチドが完全に消費されるまで、反応溶媒をT = 26℃で反応溶媒を勢いよく撹拌した。ポリマー化の終了において、4当量(トリフリン酸について)のAmberlyst A21樹脂(4.6m当量/g)をあらかじめP25で乾燥しておいて、添加した。反応溶媒は、45分間撹拌した後に、ろ過した。Amberlyst A21樹脂の2当量の2倍を、45分間撹拌した反応溶媒に添加して、ろ過した。反応溶媒を次に真空下でエバポレートして除去した。
[実施例11: スター形状のPLGA80/20コポリマーの合成]
スター形状で、ラクチド/グリコリド比=80/20のPLGAコポリマーを、トリメチロールエタンから合成した。
Figure 0005990179
Figure 0005990179
5時間の後に、グリコリドは完全に消費されて、残余のラクチドはほとんどなかった。アームあたりのDPNMRは、理論的なDP(3に等しい)に近く、1H NMR spectroscopy分光装置によってトリメチロールエタンアルコールの全てにおいて、イニシエーション(反応開始)が起こったことを確認できた。
[合成プロトコル]
ラクチド(7.8当量)、グリコリド(1.2当量)、及びポリオール(1当量)を、蒸留したてのジクロロメタンに溶解した([LA]0 = 1 mol.L-1)。トリフリン酸(OHあたり0.1当量)を次に添加して、1H NMR分光装置でモニターし、ラクチドが完全に消費されるまで、反応溶媒をT = 26℃で反応溶媒を勢いよく撹拌した。ポリマー化の終了において、4当量(トリフリン酸について)のAmberlyst A21樹脂(4.6m当量/g)をあらかじめP25で乾燥しておいて、添加した。反応溶媒は、45分間撹拌した後に、ろ過した。この操作を一度繰り返し、次に反応溶媒を真空下でエバポレートして除去した。
1 H NMR (δ, CDCl 3 , 300.1 MHz): 5.30-5.10 (11.4H, m, CH), 4.90-4.70 (7H, m, CH2), 4.36 (3H, m, CH), 4.07 (6H, m, CH2), 3.82 (3H, br s, OH), 1.60-1.48 (41.4H, m, CH3), 1.01 (3H, m, CH3) ppm.
DPNMR = 8.95
ラクチド/グリコリド比 = 80/20 ( 1H NMRによる)
SEC (THF): Mw = 1898, Mw/Mn = 1.16
[実施例12: トルエン中で80℃でのスターPLAの合成]
この実施例では、蒸留されたトルエンを溶媒として使用し、反応混合物は80℃に加熱した。
Figure 0005990179
[合成プロトコル]
ラクチド(LA)とプロトンイニシエーター(ポリオール、1当量)を蒸留したてのトルエンに懸濁させて([LA]0 = 1 mol.L-1)、アルゴン環境下で反応溶媒を80℃に加熱した。トリフリン酸(OHあたり0.1当量)を次に添加して、反応溶媒をT = 26℃で30分間反応溶媒を勢いよく撹拌した(ラクチドが完全に消費されることを、1H NMR分光装置でモニターした)。4当量(トリフリン酸について)のAmberlyst A21樹脂(4.6m当量/g)をあらかじめP25で乾燥しておいて、添加した。反応溶液は周囲温度で45分間撹拌して、次にろ過した。反応溶液はつぎに真空下でエバポレートして除去した。
得られたポリマーの分析データは、実施例1のそれとよく似ていた。
[実施例13: 6ブランチのスターPLAの合成]
ジペンタエリスリトール(dipentaerythritol)を真空中であらかじめP25の存在下で乾燥した。ラクチドを、エナンチオ精製体(L)でジクロロメタン中で([LA]0 = 1 mol.L-1)、アルコールあたり0.1当量のトリフリン酸の存在下で、使用した。ポリマー化は、周囲温度で行った。反応の終了において、触媒を塩基性樹脂Amberlyst A21によって中性化処理した。
Figure 0005990179
Figure 0005990179
モノマー/イニシエーター比が低い場合に、得られるポリマーはよく制御されていた: アームあたりのDPNMRは、理論的なDP(3に等しい)に近く(1H NMR分光装置による)、結合して約3.5ppm(イニシエーターの特徴的CH2-OH 領域)のシグナルが存在しなくなるまで、CH2-O-PLAを12H、統合させることで、全てのジペンタエリスリトールアルコールでイニシエーションが完了したことを確認した。
[合成プロトコル]
ラクチド(LA、18当量)及びジペンタエリスリトール(1当量)を蒸留したてのジクロロメタンに懸濁した([LA]0 = 1 mol.L-1)。トリフリン酸(OHあたり0.05当量)を次に添加して、1H NMR分光装置でモニターし、ラクチドが完全に消費されるまで、反応溶媒をT = 26℃で反応溶媒を勢いよく撹拌した。
4当量(トリフリン酸について)のAmberlyst A21樹脂(4.6m当量/g)をあらかじめP25で乾燥しておいて、添加した。反応溶媒は、45分間撹拌した後に、ろ過した。
Figure 0005990179
1 H NMR (δ, CDCl 3 , 300.1 MHz): 5.22-5.07 (30H, m, CHc), 4.35 (6H, q, CHa), 4.14 (12H, br s, CH2e), 3.35 (4H, br s, CH2f), 1.61-1.47 (111H, m, CH3) ppm.
13 C NMR (δ, CDCl 3 , 75.5 MHz): 175.1 (CO), 169.6 (CO), 69.9-67.7 (CHpol + CH2), 66.7 (CHOH), 62.8-62.7 (CH2), 59.1 (CH2OH), 20.5-20.3 (CH3), 16.7-16.6 (CH3pol) ppm.
DPNMR = 18
SEC (THF): Mw = 4320, Mw/Mn = 1.20

Claims (15)

  1. ラクチドモノマー及びグリコライドモノマー、又はラクチドモノマーに基づいた、2000g/モルよりも小さな分子量を有するスターポリマーの製造方法であって、次の特徴を有する触媒の存在下での開環反応によって行われる、方法:
    上記触媒が次の式:
    Figure 0005990179
    (ただし、RはC1〜C6の範囲にあるハロアルキルである)
    で表される化合物であり
    上記イニシエーターは、3〜6個のヒドロキシル基を含むポリオールである、方法。
  2. モノマーが、ラクチドである、請求項1に記載のスターポリマーの製造方法。
  3. ポリマーが、ラクチドモノマーとグリコライドモノマーに基づいて製造される、請求項1に記載のスターポリマーの製造方法。
  4. 反応が、有機溶媒中で、行われる、請求項1〜3のいずれかに記載のスターポリマーの製造方法。
  5. 溶媒が、ハロゲン化溶媒である、請求項1〜4のいずれかに記載のスターポリマーの製造方法。
  6. イニシエーターが、3〜4個のヒドロキシル基を含むポリオールである、請求項1〜5のいずれかに記載のスターポリマーの製造方法。
  7. イニシエーターがグリセロールである、請求項6に記載のスターポリマーの製造方法。
  8. 触媒がトリフルオロメタンスルホン酸である、請求項1〜7のいずれかに記載のスターポリマーの製造方法。
  9. 反応温度が、0〜150℃である、請求項1〜8のいずれかに記載のスターポリマーの製造方法。
  10. 初期モノマー濃度/イニシエーターのOH基濃度の比が、200/1〜1/1である、請求項1〜9のいずれかに記載のスターポリマーの製造方法。
  11. 初期モノマー濃度/イニシエーターのOH基濃度の比が、100/1〜2/1である、請求項10に記載のスターポリマーの製造方法。
  12. 初期モノマー濃度/イニシエーターのOH基濃度の比が、20/1〜4/1である、請求項11に記載のスターポリマーの製造方法。
  13. 初期触媒濃度/イニシエーターのOH基濃度の比が、0.1〜20である、請求項1〜12のいずれかに記載のスターポリマーの製造方法。
  14. 初期触媒濃度/イニシエーターのOH基濃度の比が、0.2〜10である、請求項13に記載のスターポリマーの製造方法。
  15. 初期触媒濃度/イニシエーターのOH基濃度の比が、0.3〜6である、請求項14に記載のスターポリマーの製造方法。
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