JP5982841B2 - 内燃機関の過給補助装置の故障対策方法及び内燃機関の過給補助システム - Google Patents

内燃機関の過給補助装置の故障対策方法及び内燃機関の過給補助システム Download PDF

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Description

本発明は、ターボ式過給システムと内燃機関の過渡運転時に発生するターボラグによる空気量の不足を補うために、予め貯蔵した圧縮空気を気筒内に導入する過給補助システムを備えた内燃機関の過給補助システムの故障対策方法及び内燃機関の過給補助システムに関する。
自動車等の車両に搭載される内燃機関(エンジン)には、図11に示すようなターボ式過給システム1が用いられているが、このターボ式過給システム1は、エンジン本体11の吸気マニホールド11aに接続された吸気通路12と、排気マニホールド11bに接続された排気通路13を有して構成され、更に、エアクリーナー14の下流側でかつインタークーラー16の上流側の吸気通路12にターボ式過給器(ターボチャージャ)15のコンプレッサ15aが設けられ、排気通路13にターボ式過給器15のタービン15bが設けられている。
このターボ式過給器15は、1本の羽根の両端に2つの羽根車が備えられ、その一方(タービン15b側)に排気ガスGを流して羽根車を回転させ、これにより回転するもう一方(コンプレッサ15a側)の羽根車で吸気した空気Aを圧縮する。言い換えると、タービン15bを用いて排気ガスGから取り出した仕事をコンプレッサ15aが使い、空気Aを圧縮する。これにより、従来に比べて高い圧力の空気Aを筒内に導入できるため、筒内に導入される空気量を多くすることができる。従って、このターボ式過給器15を用いたターボ式過給システム1では、より多くの空気Aを筒内に導入できるため、トルクの向上、排気ガスの有害物質の低減を図ることができる。
しかしながら、このターボ式過給システム1による過給では、要求される空気量を筒内にターボ式過給器15が導入できるようになるまでの間に時間差が生じ、いわゆるターボラグが発生するという短所がある。このターボラグは、排気ガスGの圧力を利用してタービン15bを回転させて、その回転でコンプレッサ15bを作動させて空気Aを圧縮し、その空気Aを筒内(シリンダ内)に送り込み燃焼を行い、その排気ガスGで更にタービン15bを回転するというサイクルを繰り返して、筒内に導入する空気量を増加させるターボ式過給システム1では必ず発生する現象であり、特に過渡運転時に起きる。
過渡運転時では、図12に示すように、エンジン回転速度の増加にともない、必要となる空気量bも増加するが、このターボラグが発生すると、必要となる空気量bを確保できなくなる。このとき、推移するエンジン回転速度および負荷(アクセル開度)に応じて必要となる燃料量Bに対して必要な空気量bが増加するが、この空気量bに対して実際に供給される空気量cが斜線部分だけ少なくなってしまう。その結果、空気量cが少ないことにより燃焼可能な燃料量Cが減少して内燃機関の出力が低下し、また、EGRをかけられないことによりNOxが増加して排気性能が悪化する。
このターボラグによる出力、排気性能の悪化に対する対策として、エンジン回転速度および負荷(アクセル開度)が急激に変化する時に、この変化と同時に、図13に示すように、スーパーチャージャ又はエアコンプレッサ17等を用いて予め圧縮空気タンク18に貯蔵した圧縮空気Acを、流路切替装置(切替バルブ)20により空気吸入通路12aから過給補助通路19に切り替えて吸気通路12に導入して過渡運転時の空気量の不足を補う過給補助システム10がある。
この過給補助システムとしては、例えば、吸気通路に接続した過給気通路と、所定の圧力の過給気を貯蔵し、該過給気を過給気通路に送出する過給気タンクと、過給気通路に設けられ、機関運転状態に応じて開閉する過給弁と、過給気通路を接続した部位よりも上流の吸気通路に設けられて吸気の逆流を防止する逆流防止弁とを含んで構成される内燃機関の過給装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この過給補助により、過給補助を行わない場合に比べて、過給器のタービン側が回収するエントロピーが増加するため、過給器の応答性が向上し、これにより、ターボラグを改善でき、発進性能の向上と、排気ガスの有害成分の低減が可能となる。なお、過給補助の時に、圧縮空気が、吸気通路の上流側、即ち、エアクリーナー側へと逆流するのを防止するために、逆流防止用のバルブ(逆流防止弁)を吸気経路中に設置する必要がある。また、図13の構成では、流路切替装置20に過給補助の開始と終了を制御する機能と共に、この圧縮空気の逆流防止の機能を持たせている。
この流路切替装置20は、過給補助システムにおいて、要となる重要な装置であるため、この流路切替装置20の現状を把握すると共に、故障が生じた際には、その故障内容を把握することが重要となり、更には、この故障内容に応じた故障対策を実施することが重要となる。
特開2011−208644号公報
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、ターボ式過給システムと予め貯蔵した圧縮空気を気筒内に導入する過給補助システムを備えた内燃機関において、既存のセンサからの検出情報で、過給補助システムの流路切替装置の故障の有無と流路切替装置と過給補助システムの故障状態を容易に診断でき、この診断結果に基づいて適切な故障対策を実施することができる内燃機関の過給補助システムの故障対策方法及び内燃機関の過給補助システムを提供することにある。
上記のような目的を達成するための本発明の内燃機関の過給補助システムの故障対策方法は、ターボ式過給システムと、流路切替装置により空気吸入通路から過給補助通路に切り替えて予め圧縮空気タンクに貯蔵された圧縮空気を気筒内に供給する過給補助システムとを備えた内燃機関の過給補助システムの故障対策方法において、前記流路切替装置の切り替え制御の状態と、前記圧縮空気タンクの内部圧力の推移と、前記空気吸入通路における空気の移動の有無の検出結果とから、前記流路切替装置の故障状態を判断して、この故障状態に対応した故障対策を実施することを特徴とする方法である。
この方法によれば、過給補助システムの故障診断のために新たなセンサを設けることなく、流路切替装置の故障状態とこの故障状態における過給補助システムの状態を容易に診断することができ、この診断結果に基づいて適切な故障対策を実施することができる。
上記の内燃機関の過給補助システムの故障対策方法で、過給補助実施状態において、前記内部圧力が低下しない場合は、前記圧縮空気タンクに貯蔵する圧縮空気を発生するエアコンプレッサの駆動を停止すると共に過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第1故障対策を実施する第1対策と、過給補助実施状態において、前記内部圧力が低下しており、且つ、前記空気吸入通路における空気の移動が検出される場合は、前記空気吸入通路に配置された吸気量センサで計測された空気量と前記内部圧力の変化から算出した気筒内への空気供給量との和が、内燃機関の運転に必要とされる空気量を満たすように、前記エアコンプレッサをフィードバック制御する第2故障対策を実施する第2対策と、過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出されない場合は、前記エアコンプレッサを駆動すると共に、前記内部圧力の変化から気筒内への空気供給量を算出し、この算出した空気供給量に応じた燃料量を燃料量の上限にして内燃機関を運転制御する第3故障対策を実施する第3対策と、過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出されるが、前記内部圧力が上昇しない場合は、前記第2故障対策を実施する第4対策と、過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出され、且つ、前記内部圧力が上昇するが予め設定された目標圧力まで予め設定された時間内に達しない場合は、前記エアコンプレッサの駆動を停止すると共に過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第4故障対策を実施する第5対策のいずれか一つ又は幾つかの組み合わせ又は全部を行う。
この方法によれば、過給補助システムで重要な役割を果たしている流路切替装置の故障の有無のみならず、流路切替装置と過給補助システムの故障状態を詳細に把握することができ、この診断結果に基づいて適切な故障対策を実施することができる。
そして、上記の目的を達成するための内燃機関の過給補助システムは、ターボ式過給システムと、流路切替装置により空気吸入通路から過給補助通路に切り替えて予め圧縮空気タンクに貯蔵された圧縮空気を気筒内に供給する過給補助システムと、過給補助を制御する制御装置とを備えた内燃機関の過給補助システムにおいて、前記制御装置が、前記流路切替装置の切り替え制御の状態と、前記圧縮空気タンクの内部圧力の推移と、前記空気吸入通路に配置された吸気量センサによる空気の移動の有無の検出結果とから、前記流路切替装置の故障状態を判断して、この故障状態に対応した故障対策を実施する制御を行うように構成される。
この構成によれば、過給補助システムの故障診断のために新たなセンサを設けることなく、流路切替装置の故障状態とこの故障状態における過給補助システムの状態を容易に診断することができ、この診断結果に基づいて適切な故障対策を実施することができる。
上記の内燃機関の過給補助システムで、過給補助実施状態において、前記内部圧力が低下しない場合は、前記圧縮空気タンクに貯蔵する圧縮空気を発生するエアコンプレッサの駆動を停止すると共に過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第1故障対策を実施する第1対策と、過給補助実施状態において、前記内部圧力が低下しており、且つ、前記空気吸入通路における空気の移動が検出される場合は、前記空気吸入通路に配置された吸気量センサで計測された空気量と前記内部圧力の変化から算出した気筒内への空気供給量との和が、内燃機関の運転に必要とされる空気量を満たすように、前記エアコンプレッサをフィードバック制御する第2故障対策を実施する第2対策と、過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出されない場合は、前記エアコンプレッサを駆動すると共に、前記内部圧力の変化から気筒内への空気供給量を算出し、この算出した空気供給量に応じた燃料量を燃料量の上限にして内燃機関を運転制御する第3故障対策を実施する第3対策と、過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出されるが、前記内部圧力が上昇しない場合は、前記第2故障対策を実施する第4対策と、過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出され、且つ、前記内部圧力が上昇するが予め設定された目標圧力まで予め設定された時間内に達しない場合は、前記エアコンプレッサの駆動を停止すると共に過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第4故障対策を実施する第5対策のいずれか一つ又は幾つかの組み合わせ又は全部を行う制御を行うように、前記制御装置が構成される。
この構成によれば、過給補助システムで重要な役割を果たしている流路切替装置の故障の有無のみならず、流路切替装置と過給補助システムの故障状態を詳細に把握することができ、この診断結果に基づいて適切な故障対策を実施することができる。
本発明に係る内燃機関の過給補助システムの故障対策方法及び内燃機関の過給補助システムによれば、ターボ式過給システムと、予め貯蔵された圧縮空気を気筒内に供給する過給補助システムとを備えた内燃機関において、流路切替装置の切り替え制御の状態と、圧縮空気タンクの内部圧力の推移と、空気吸入通路における空気の移動の有無の検出結果という、標準的に備わっているセンサからの情報で流路切替装置の故障の有無と、流路切替装置と過給補助システムの故障状態を容易に判断することができ、この診断結果に基づいて適切な故障対策を実施することができる。
本発明の実施の形態の内燃機関の過給補助システムの構成を示す図で、非過給補助状態を示す。 図1の内燃機関の過給補助システムにおける過給補助状態を示す図である。 本発明の実施の形態の内燃機関の過給補助システムの故障対策方法の制御フローの一例を示す図である。 流路切替装置の構成を示す図で、第1流路と第3流路が連通している状態を示す図である。 流路切替装置の構成を示す図で、第2流路と第3流路が連通している状態を示す図である。 流路切替装置の流路切替を行う空気シリンダの構成を示す図である。 流路切替装置で第1流路と第3流路が連通している待機状態における空気シリンダの各弁の開閉状態を示す図である。 流路切替装置で第1流路と第3流路を遮断し、第2流路と第3流路を連通させる途中における空気シリンダの各弁の開閉状態を示す図である。 流路切替装置で第2流路と第3流路が連通している待機状態における空気シリンダの各弁の開閉状態を示す図である。 流路切替装置で第2流路と第3流路を遮断し、第1流路と第3流路を連通させる途中における空気シリンダの各弁の開閉状態を示す図である。 単段の過給システムを備えた内燃機関の構成を模式的に示す図である。 過給システムを備えた内燃機関のエンジン回転数に対する燃料噴射量と空気量を示す図である。 単段の過給システムと過給補助システムを備えた内燃機関の構成を模式的に示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態の内燃機関の過給補助システムの故障対策方法及び内燃機関の過給補助システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態の内燃機関の過給補助システム10を備えた内燃機関(エンジン)は、エンジン本体11の吸気マニホールド11aに接続された吸気通路12と、排気マニホールド11bに接続された排気通路13を有して構成され。更に、エアクリーナー14の下流側でかつインタークーラー16の上流側の吸気通路12にターボチャージャ(ターボ式過給器)15のコンプレッサ15aが設けられ、排気通路13にターボチャージャ15のタービン15bが設けられ、ターボ式過給システム1を構成している。
この内燃機関の過給補助システム10では、過渡運転時に、ターボラグによる空気量不足に対応して圧縮空気Acを吸気通路12に供給するために、圧縮空気Acを生成するコンプレッサ17とこの圧縮空気Acを貯蔵する圧縮空気タンク18を設けた過給補助通路19が、吸気通路12に流路切替装置(切り替えバルブ)20を介して接続される。この流路切替装置20により、内燃機関の過渡運転時に、空気吸入通路12aから過給補助通路19に切り替えて、この過給補助通路19から圧縮空気Acを吸気通路12に供給する過給補助を行う。なお、この圧縮空気タンク18には内部圧力Piを測定するための圧力センサ51が設けられている。また、空気吸入通路12aには、空気Aの流量を測定するための吸気量センサ(MAFセンサ)52が設けられている。
つまり、この内燃機関は、ターボチャージャ15を有するターボ式過給システム1と、流路切替装置20により空気吸入通路12aから過給補助通路19に切り替えて予め圧縮空気タンク18に貯蔵された圧縮空気Acを気筒内に供給する過給補助システム10とを備えて構成される。
そして、流路切替装置20としては、msecオーダーの極めて短時間で流路を切り替える必要があるために、図4及び図5に示すようなシャッター方式の切替バルブを用いる。この流路切替装置20は、空気吸入通路12aに接続される第1流路21と、過給補助通路19に接続される第2流路22と、エンジン本体11側の吸気通路12に接続される第3流路23を有するケース24と、このケース24内をX1−X2方向にスライドして、第1流路21と第3流路23との間と、第2流路22と第3流路23との間を遮断又は連通するシャッター部材25を備えて構成する。
このシャッター部材25には、連通用貫通穴25aが設けられており、このシャッター部材25は空気シリンダ(エアシリンダ)30のロッド31の伸縮により、X1−X2方向に移動する。つまり、このシャッター部材25を圧縮空気Acで駆動される空気シリンダ30によってスライドさせるように構成する。図4に示すようにX1方向に移動した場合は、第1流路21と第3流路23の間が連通し、第2流路22と第3流路23の間が遮断される。一方、図5に示すようにX2方向に移動した場合は、第1流路21と第3流路23の間が遮断され、第2流路22と第3流路23の間が連通する。この構成の流路切替装置20を用いることにより、流路を著しく高速で切り替えることができる。
そして、過給補助システム10の流路切替装置20のシャッター部材25を移動させる空気シリンダ30は、図6に示すように構成される。つまり、空気シリンダ30は、第1空気室32aと第2空気室32bの間に、ロッド31に固定されている受圧部材33が配置されている。また、第1空気室32aに連通する第1連通路34aと圧縮空気タンク40を連通する第1空気供給通路41aとの間に第1空気供給弁35aが配置され、第2空気室32bに連通する第2連通路34bと圧縮空気タンク40を連通する第2空気供給通路41bとの間に第2空気供給弁35bが配置されている。更に、第1連通路34aを大気に開放する第1大気開放弁36aが配置され、第2連通路34bを大気に開放する第2大気開放弁36bが配置されている。これらの第1空気供給弁35a、第2空気供給弁35b、第1大気開放弁36a、及び第2大気開放弁36bは、電磁弁で形成され、開閉制御される。
次に、この空気シリンダ30による、シャッター部材25の移動と第1流路21と第2流路22との切り替えに関して説明する。流路切替装置20の流路の切り替えは図7〜図10に示すような空気シリンダ30の弁操作により行われる。
図7は、第1流路21と第3流路23の間が連通し、空気吸入通路12aからの空気を吸気通路12に供給しているときの待機状態、即ち、非過給補助状態である第1ステップ状態を示す。この非過給補助状態では、第1空気供給弁35a、第2空気供給弁35b、第2大気開放弁36bを閉弁し、第1大気開放弁36aのみを開弁している。これにより、第1空気室32aの圧縮空気Acを大気に開放し、第1空気室32aの圧力を大気圧にして、切替時のロッド31の切り替得動作を円滑して、過給補助開始時に流路切替装置20が空気吸入通路12a側の第1流路21から過給補助通路19側の第2流路22に切り替える際の第1切替速度を高める。
図8は、過給補助の開始に際して、第1流路21と第3流路23の間を遮断し、第2流路22と第3流路23との間を連通させるためのシャッター部材25の移動時の空気シリンダ30の第2ステップ状態を示す。この第2ステップ状態では、第1空気供給弁35a、第2大気開放弁36bを閉弁し、第2空気供給弁35b、第1大気開放弁36aを開弁して、圧縮空気タンク40の圧縮空気Acを第2空気室32bに供給して流路切替装置20のシャッター部材25を高速の第1切替速度でX2方向に移動させる。
図9は、第1流路21と第3流路23の間を遮断し、第2流路22と第3流路23との間を連通させた後で、過給補助通路19から圧縮空気Acを吸気通路12に供給している過給補助状態における空気シリンダ30の第3ステップ状態を示す。この第3ステップ状態は、流路切替装置20のシャッター部材25の高速移動完了の後であるが、次の開始前の状態への切り替えに迅速に対応できるように、第1空気供給弁35a、第2空気供給弁35b、第1大気開放弁36aを閉弁し、第2大気開放弁36bを開弁して、空気シリンダ30内の第2空気室32bの圧縮空気Acを大気に開放し、第2空気室32bの圧力を大気圧にしている。
図10は、過給補助の終了に際して、第2流路22と第3流路23の間を遮断し、第1流路21と第3流路23との間を連通させるためのシャッター部材25の移動時の空気シリンダ30の第4ステップ状態を示す。この第4ステップ状態では、第2空気供給弁35b、第1大気開放弁36aを閉弁し、第1空気供給弁35a、第2大気開放弁36bを開弁して、圧縮空気タンク40の圧縮空気Acを第1空気室32aに供給して流路切替装置20のシャッター部材25を高速の第2切替速度でX1方向に移動させる。
そして、図10の第4ステップ状態により、シャッター部材25がX1方向への移動を完了すると、図7の第1ステップ状態に戻り、第1流路21と第3流路23の間が連通し、空気吸入通路12aからの空気を吸気通路12に供給しているときの空気シリンダ30の待機状態となる。この図7〜図10の一連の空気シリンダ30のバルブ操作を繰り返すことで、過給補助を繰り返し行うことができる。この図7〜図10の一連の空気シリンダ30のバルブ操作により、迅速にシャッター部材25をX1−X2方向に移動して、流路切替装置20の流路を切り替えることができる。
次に、この内燃機関の過給補助システムの故障対策方法について説明する。この故障対策方法は、ターボチャージャ15と流路切替装置20等の制御、即ち、ターボ式過給システム1と過給補助システム10の操作を行う制御装置50aによって行われる。この制御装置50aは、内燃機関の全般を制御するECU(エンジンコントロールユニット)と呼ばれるエンジン制御装置50に組み込まれて構成される。
この故障診断方法では、流路切替装置20の切り替え制御の状態と、図1及び図2に示すように、圧縮空気タンク18に設けられた圧力センサ51で検出される内部圧力Piの推移と、空気吸入通路12aに設けられた吸気量センサ52で検出される空気の移動の有無の検出結果とから、流路切替装置20の故障の有無と、流路切替装置20及び過給補助システム10の故障状態を判断する。そして、この判断に基づいて、適切な故障対策を行う。
この故障対策方法は、図3に示すような制御フローに基づいて行うことができる。この図3の制御フローが上位の制御フローに呼ばれてスタートすると、ステップS11で、過給補助実施状態か否かを判定する。つまり、流路切替装置20が、図1の非過給補助状態から図2の過給補助状態に移行しているか否かを判定する。
このステップS11の判定で、過給補助実施状態であれば(YES)、ステップS12に行き、圧縮空気タンク18の内部圧力Piが低下しているか否かを判定する。つまり、圧縮空気タンク18に貯蔵された圧縮空気Acが吸気通路12又は空気吸入通路12a等に供給されている又は空気漏れであるか否かを判定する。
このステップS12の判定で、内部圧力Piが低下していない場合は(NO)、過給補助実施状態であるにもかかわらず、圧縮空気タンク18に貯蔵された圧縮空気Acが気筒内に供給されていないと判断できるので、ステップS41に行き、流路切替装置20が非過給補助状態で固まり、圧縮空気Acが吸気通路12に流れず、空気吸入通路12aからしか気筒内に空気Aを供給できない第1故障状態にあると判断する第1判断を行う。
そして、この場合は、エアコンプレッサ17を駆動しても、圧縮空気Acを気筒内に供給する過給補助ができないので、エアコンプレッサ17の駆動を停止すると共に過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第1故障対策を実施する第1対策を行うように設定して、リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
ステップS12の判定で内部圧力Piが低下している場合は(YES)、ステップS13に行き、吸気量センサ52により空気の移動が検出されるか否かを判定し、空気の移動が検出される場合は(YES)、過給補助実施状態であるにもかかわらず、空気吸入通路12aと過給補助通路19とが完全に切り替わっておらず、空気吸入通路12aの空気Aが移動していると判断できるので、ステップS42に行き、流路切替装置20が切り替え途中状態で固まり、空気吸入通路12aからの空気Aと圧縮空気タンク18の圧縮空気Acとの両方が気筒内に供給されている第2故障状態にあると判断する第2判断を行う。
そして、この場合は、内燃機関が必要とする空気量と燃料噴射量は、内燃機関に要求されるトルクとエンジン回転速度により異なってくる。吸気量センサ52で計測された空気量が、必要とされる空気量を満たさない場合は、エアコンプレッサ17を駆動することで、必要な空気量を確保する。そのため、吸気量センサ52で計測された空気量と内部圧力Piの変化から算出した気筒内への空気供給量との和が、内燃機関の運転に必要とされる空気量を満たすように、エアコンプレッサ17をフィードバック制御する第2故障対策を実施する第2対策を行うように設定して、リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
ステップS13の判定で空気の移動が検出されない場合は(NO)、特に故障していないとして、リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
ステップS11の判定で、過給補助実施状態でないと判定された場合は(NO)、ステップS14に行き、過給補助実施直後か否かを判定する。つまり、流路切替装置20が、図2の過給補助状態から図1の非過給補助状態に移行した直後か否かを判定する。この判定で過給補助実施直後である場合は(YES)、ステップS15に行き、吸気量センサ52により空気の移動が検出されるか否かを判定し、即ち、空気吸入通路12aからの空気Aが気筒に導入されているか否かを判定し、空気の移動が検出されない場合は(NO)、ステップS43に行き、流路切替装置20が過給補助状態で固まり、過給補助通路19からしか気筒内に空気Aを供給できない第3故障状態にあると判断する第3判断を行う。
そして、この場合は、エアコンプレッサ17を駆動すると共に、内部圧力Piの変化から気筒内への空気供給量を算出し、この算出した空気供給量に応じた燃料量を燃料量の上限にして内燃機関を運転制御する第3故障対策を実施する第3対策を行うように設定して、リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
ステップS15の判定で空気の移動が検出される場合は(YES)、ステップS16に行き、内部圧力Piが上昇しているか否かを判定し、即ち、圧縮空気タンク18からの圧縮空気Acの気筒側への漏出がないか否かを判定し、上昇していない場合は(NO)、ステップS44に行き、流路切替装置20が切り替え途中状態で固まり、空気吸入通路12aからの空気Aと圧縮空気タンク18の圧縮空気Acとの両方が気筒内に供給されている第2故障状態にあると判断する第4判断を行う。
そして、この場合は、内燃機関が必要とする空気量と燃料噴射量は内燃機関に要求されるトルクとエンジン回転速度により異なってくるので、吸気量センサ52で計測された空気量が必要とされる空気量を満たさない場合は、エアコンプレッサ17を駆動することで、必要な空気量を確保する。そのため、吸気量センサ52で計測された空気量と内部圧力Piの変化から算出した気筒内への空気供給量との和が、内燃機関の運転に必要とされる空気量を満たすように、エアコンプレッサ17をフィードバック制御する第2故障対策を実施する第4対策を行うように設定して、リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
ステップS16の判定で、内部圧力Piが上昇している場合は(YES)、ステップS17に行き、内部圧力Piが予め設定された目標圧力Ptまで予め設定された所定時間内に達するか否かを判定し、即ち、圧縮空気タンク18と過給補助通路19に空気漏れがないか否かを判定し、所定時間内に達しない場合は(NO)、ステップS45に行き、シール不良により圧縮空気Aがどこかに漏れている空気漏れである第4故障状態にあると判断する第5判断を行う。そして、リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
そして、この場合は、エアコンプレッサ17を駆動しても、圧縮空気Acが大気中に放出され、圧縮空気タンク18に圧縮空気Acが貯蔵されず、過給補助できない。そのため、エアコンプレッサ17の駆動と過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第4故障対策を実施する第5対策を行うように設定して、リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
ステップS17の判定で、内部圧力Piが予め設定された目標圧力Ptまで予め設定された所定時間内に達した場合は(YES)、特に、故障していないとして、リターンに行き、上位の制御フローに戻る。
この図3の制御フローを繰り返し実施し、この制御フローの実施中に第1〜第5対策が設定された時には、エンジン制御装置50で、その設定に従ってそれぞれの対策を実施する。
これにより、過給補助実施状態において、内部圧力Piが低下しない場合は、圧縮空気タンク18に貯蔵する圧縮空気Acを発生するエアコンプレッサ17の駆動を停止すると共に過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第1故障対策を実施する第1対策と、過給補助実施状態において、内部圧力Piが低下しており、且つ、空気吸入通路12aにおける空気の移動が検出される場合は、空気吸入通路12aに配置された吸気量センサ52で計測された空気量と内部圧力Piの変化から算出した気筒内への空気供給量との和が、内燃機関の運転に必要とされる空気量を満たすように、エアコンプレッサ17をフィードバック制御する第2故障対策を実施する第2対策を行うことができる。
また、過給補助終了後において、空気吸入通路12aにおける空気の移動が検出されない場合は、エアコンプレッサ17を駆動すると共に、内部圧力Piの変化から気筒内への空気供給量を算出し、この算出した空気供給量に応じた燃料量を燃料量の上限にして内燃機関を運転制御する第3故障対策を実施する第3対策と、過給補助終了後において、空気吸入通路12aにおける空気の移動が検出されるが、内部圧力Piが上昇しない場合は、前記第2故障対策を実施する第4対策と、過給補助終了後において、空気吸入通路12aにおける空気の移動が検出され、且つ、内部圧力Piが上昇するが予め設定された目標圧力Ptまで予め設定された時間内に達しない場合は、エアコンプレッサの駆動を停止すると共に過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第4故障対策を実施する第5対策行うことができる。
そして、第1〜第5の対策を実施するに際しては、「故障が発生している」ことと、必要に応じて「故障状態(第1から第4故障状態のいずれであるか)」を、ディスプレイ上に表示したり、音声通知したりして、内燃機関を搭載した車両を運転するドライバーなどの使用者に知らせて、工場等で修理するように促すような構成とする。 上記の構成の内燃機関の過給補助システムの故障対策方法及び内燃機関の過給補助システム10によれば、ターボ式過給システム1と、予め貯蔵された圧縮空気Acを気筒内に供給する過給補助システム10とを備えた内燃機関において、流路切替装置20の切り替え制御の状態と、圧縮空気タンク18の内部圧力Piの推移と、空気吸入通路12aにおける空気の移動の有無の検出結果という、標準的に備わっているセンサ51、52からの情報で流路切替装置20の故障状態と、過給補助システム10の故障状態を容易に判断することができ、この判断に基づいて、適切な故障対策を行うことができる。
本発明の内燃機関の過給補助システムの故障対策方法及び内燃機関の過給補助システムによれば、流路切替装置の切り替え制御の状態と、圧縮空気タンクの内部圧力の推移と、空気吸入通路における空気の移動の有無の検出結果という、標準的に備わっているセンサからの情報で流路切替装置の故障状態と、過給補助システムの故障状態を容易に判断することができ、この判断に基づいて、適切な故障対策を行うことができるので、数多くの車両に搭載する内燃機関等に利用できる。
1 ターボ式過給システム
10 過給補助システム
11 エンジン本体
12 吸気通路
12a 空気吸入通路
13 排気通路
15 ターボチャージャ(ターボ式過給器)
17 コンプレッサ(圧縮空気用)
18 圧縮空気タンク
19 過給補助通路
20 流路切替装置(切り替えバルブ)
21 第1流路
22 第2流路
23 第3流路
24 ケース
25 シャッター部材
30 空気シリンダ(エアシリンダ)
50 エンジン制御装置(ECU)
50a 制御装置
51 圧力センサ
52 吸気量センサ(MAFセンサ)
A 空気
Ac 圧縮空気
G 排気ガス
Pi 内部圧力
Pt 目標圧力

Claims (4)

  1. ターボ式過給システムと、流路切替装置により空気吸入通路から過給補助通路に切り替えて予め圧縮空気タンクに貯蔵された圧縮空気を気筒内に供給する過給補助システムとを備えた内燃機関の過給補助システムの故障対策方法において、
    前記流路切替装置の切り替え制御の状態と、前記圧縮空気タンクの内部圧力の推移と、前記空気吸入通路における空気の移動の有無の検出結果とから、前記流路切替装置の故障状態を判断して、この故障状態に対応した故障対策を実施することを特徴とする内燃機関の過給補助システムの故障対策方法。
  2. 過給補助実施状態において、前記内部圧力が低下しない場合は、前記圧縮空気タンクに貯蔵する圧縮空気を発生するエアコンプレッサの駆動を停止すると共に過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第1故障対策を実施する第1対策と、 過給補助実施状態において、前記内部圧力が低下しており、且つ、前記空気吸入通路における空気の移動が検出される場合は、前記空気吸入通路に配置された吸気量センサで計測された空気量と前記内部圧力の変化から算出した気筒内への空気供給量との和が、内燃機関の運転に必要とされる空気量を満たすように、前記エアコンプレッサをフィードバック制御する第2故障対策を実施する第2対策と、
    過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出されない場合は、前記エアコンプレッサを駆動すると共に、前記内部圧力の変化から気筒内への空気供給量を算出し、この算出した空気供給量に応じた燃料量を燃料量の上限にして内燃機関を運転制御する第3故障対策を実施する第3対策と、
    過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出されるが、前記内部圧力が上昇しない場合は、前記第2故障対策を実施する第4対策と、
    過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出され、且つ、前記内部圧力が上昇するが予め設定された目標圧力まで予め設定された時間内に達しない場合は、前記エアコンプレッサの駆動を停止すると共に過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第4故障対策を実施する第5対策のいずれか一つ又は幾つかの組み合わせ又は全部を行うことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の過給補助システムの故障対策方法。
  3. ターボ式過給システムと、流路切替装置により空気吸入通路から過給補助通路に切り替えて予め圧縮空気タンクに貯蔵された圧縮空気を気筒内に供給する過給補助システムと、過給補助を制御する制御装置とを備えた内燃機関の過給補助システムにおいて、
    前記制御装置が、
    前記流路切替装置の切り替え制御の状態と、前記圧縮空気タンクの内部圧力の推移と、前記空気吸入通路に配置された吸気量センサによる空気の移動の有無の検出結果とから、前記流路切替装置の故障状態を判断して、この故障状態に対応した故障対策を実施する制御を行うように構成されたことを特徴とする内燃機関の過給補助システム。
  4. 過給補助実施状態において、前記内部圧力が低下しない場合は、前記圧縮空気タンクに貯蔵する圧縮空気を発生するエアコンプレッサの駆動を停止すると共に過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第1故障対策を実施する第1対策と、
    過給補助実施状態において、前記内部圧力が低下しており、且つ、前記空気吸入通路における空気の移動が検出される場合は、前記空気吸入通路に配置された吸気量センサで計測された空気量と前記内部圧力の変化から算出した気筒内への空気供給量との和が、内燃機関の運転に必要とされる空気量を満たすように、前記エアコンプレッサをフィードバック制御する第2故障対策を実施する第2対策と、
    過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出されない場合は、前記エアコンプレッサを駆動すると共に、前記内部圧力の変化から気筒内への空気供給量を算出し、この算出した空気供給量に応じた燃料量を燃料量の上限にして内燃機関を運転制御する第3故障対策を実施する第3対策と、
    過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出されるが、前記内部圧力が上昇しない場合は、前記第2故障対策を実施する第4対策と、
    過給補助終了後において、前記空気吸入通路における空気の移動が検出され、且つ、前記内部圧力が上昇するが予め設定された目標圧力まで予め設定された時間内に達しない場合は、前記エアコンプレッサの駆動を停止すると共に過給補助を停止して、内燃機関の運転を継続する第4故障対策を実施する第5対策のいずれか一つ又は幾つかの組み合わせ又は全部を行う制御を行うように、前記制御装置が構成されたことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の過給補助システム。
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