JP5981808B2 - 電柱仮受具及び電柱建替工法 - Google Patents

電柱仮受具及び電柱建替工法 Download PDF

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Description

本発明は、電柱を建替える際に用いる電柱仮受具、及びその電柱仮受具を用いる電柱建替工法に関する。
電柱を建替える場合に、既設の電柱と同じ位置に新しい電柱を建替えなければならないことがある。このような場合に従来は、以下の手順が用いられていた。
(1)既設の電柱を下部(地上から約40〜50cmの高さ位置)で切断する。切断によって、電柱(旧柱)は、柱本体部(電線を架設する上側部分)と、柱埋設部(地面に埋設される部分を含む下側部分)とに分割される。
(2)電柱の近傍に切断高さと同等の高さになるように何本もの角材(木材)を敷設して、仮の土台を作る。
(3)旧柱の柱本体部を仮の土台の上に載せ、立てたまま支持する。
(4)旧柱の柱埋設部を撤去し、新しい電柱(新柱)を建てる。
(5)新柱と旧柱の柱本体部を仮支持具で連結し、架空線を旧柱から新柱へ移設する。
(6)仮支持具を取外し、旧柱の柱本体部を撤去する。
上記した手順の(2)において、角材を敷設して土台を作る際に、土台を旧柱の埋設部と同じ高さに調整することが困難であった。なぜなら、角材の高さ(厚み)は一定であり、高さを調整することが難しいからである。
因みに、電柱が電線を支持する高さ(電線等の地上高離隔)は、最低地上高Xmという具合に規定されているため、切断された旧柱の柱本体部においても電線等の地上高離隔は、最低地上高Xmを守らなければならない。そして、これから切断しようとする既設の電柱において電線等の地上高離隔がその最低地上高Xmの近傍である場合も想定される。従って、仮の土台の上に切断された電柱の柱本体部を載せる際には、できる限り切断前と同じ高さ位置で支持できることが望ましい。
また、上記した手順の(3)において、旧柱の柱本体部を仮の土台の上に載せた状態は、むき出しになっている。このため、いかにも不安定な支持であるかのような印象を与える。更に、旧柱は、木材から構成された土台の上に単に載っているだけであり、旧柱と土台との拘束がなされておらず、より安定な状態で支持することが望まれる。
本発明は、上記実情を考慮したもので、新しい電柱を既設の電柱と同じ位置に建替える場合に、切断された電柱の柱本体部を一時的に支持する際に、少なくとも切断前と同じ高さ位置で支持できるようにすることを目的とする。
本発明の電柱仮受具は、筒状の胴部と、胴部の下側開口端を塞ぐ底部とを備え、胴部は、周面の上部に電柱の入口となる開口窓部を有する胴体と、胴体の開口窓部を開閉可能に塞ぐ扉とを備え、開口窓部よりも下側において胴部の内側には砂利を収容可能な収容空間が形成されることを特徴とする。
また、扉を開閉する構造は問わないが、次のようにすることが設置スペースをできるだけ狭くする上で、望ましい。
すなわち、扉は、胴体の外側に配置されると共に、胴体に対して昇降可能に設けられていることである。
更に、胴部に対して底部は着脱不能に固定されている構造であっても良いが、次のようにすることが作業性を向上する上で望ましい。
すなわち、胴部に対して底部を着脱可能に設けてあることである。
また、作業性を一段と向上するには次のようにすることが望ましい。
すなわち、胴部は、胴体に吊り上げ用のフックを備え、底部は、底板と底板の外周に沿って起立する起立板とを備え、起立板は、胴体の下端部に対して軸部材で連結可能に設けられていることである。
更に、切断された電柱の柱本体部と電柱仮受具との連結を強固にするには、次のようにすることが望ましい。
すなわち、胴体は、抜穴が形成された取付板を有し、取付板にはボルト・ナットが固定可能であることである。
また、前記した電柱仮受具を用いる本発明の電柱建替工法は、既設の電柱を切断した上で、切断された電柱の柱本体部を近傍に仮置きし、切断された電柱の柱埋設部を撤去し、その撤去箇所に新しい電柱を建て、切断された電柱の柱本体部から新しい電柱に架空線を移設し、切断された柱本体部を撤去する電柱建替工法を前提とする。
そして、本発明の電柱建替工法は、前記した電柱仮受具を既設の電柱の近傍に搬入する工程と、扉を下げた状態の電柱仮受具の開口窓部から電柱仮受具の収容空間に砂利を充填する工程と、切断された既設の電柱の柱本体部を横に移動させながら扉を下げた状態の電柱仮受具の開口窓部から挿入して、砂利の上に載せる工程と、扉を上げて開口窓部を塞ぎつつ胴体に対して扉を連結する工程とを有することを特徴とする。
また、前記した電柱仮受具のうち、胴体に吊り上げ用のフックを備え、底部の起立板を胴体の下端部に対して軸部材で連結可能に設けられているものの場合には、次のようにすることが望ましい。
すなわち、前記した工程の他に、切断された電柱の柱本体部を撤去する際には軸部材を外して胴部の胴体の下端部と底部の起立板との連結を解除してから、吊り下げ用のフックを介して胴部を上方に吊り上げ、それによって砂利を胴部の内側から排出する工程を有することである。
更に、前記した電柱仮受具のうち、抜穴が形成された取付板を胴体に有するものの場合には、次のようにすることが望ましい。
すなわち、前記した工程の他に、電柱仮受具よりも上側において切断された電柱の柱本体部に対してその周りを囲むようにしてバンドを固定すると共に、バンドと電柱仮受具の取付板との間にプレートを上下方向に架け渡し、ボルト・ナットでプレートをバンドと取付板に対して固定する工程とを有することである。
本発明によれば、胴部の内側に収容空間が形成されているので、胴部の内側が詰まっているもの(無空間のもの)に比べれば軽量で搬入し易く、搬入先で砂利を収容すれば電柱仮受具が非常に安定する。また、収容空間が開口窓部よりも下側であるので、扉を開いた状態で収容空間に砂利を充填でき、砂利の充填作業が容易である。更に、扉を開いた状態であれば、開口窓部に対して切断された旧柱の下部を水平方向に移動させるようにして胴部の内側に配置できるので、作業性が良い。しかも、収容空間に入れる砂利の量を調整することで、切断された電柱の高さ(上端)を切断する前の高さと同じにでき、電線等の地上高離隔を切断前と同じ状態に保持できる。そして、扉体を上昇させた状態で保持すれば、旧柱の柱本体部の周囲は、扉体と胴体によって囲まれていることになり、安定して旧柱を支持している印象を与えられる。
また、扉を胴体に対して昇降可能に設けたものであれば、開いた扉は胴体の下側に沿うようになるので、扉を開いた状態であっても全体の設置スペースが狭くて済み、旧柱の柱本体部を開口窓部から挿入して胴部の内側に移動等する際に邪魔にならない。しかも、扉は、胴体の外側に配置されているので、旧柱を内側に収容している場合(胴体の内側に砂利等が収容されている場合)であっても、外側から簡単に操作できる。
更に、胴部に対して底部を着脱可能に設けてあれば、胴部の内側に収容した砂利を撤去する際に、胴部を外すだけで砂利が回収可能となるので、砂利の回収作業が容易となる。
また、底板とその外周に沿って起立する起立板とによって底部を形成していれば、軸部材を外せば胴体の下端部と底部の起立板との連結を解除できるので、胴体のフックを用いて胴部を引き上げるだけで、胴部の内側に収容した砂利が露出するので、砂利の回収作業が一段と容易となる。
更に、抜穴が形成された取付板を胴体に有するものであれば、切断された電柱の柱本体部にバンドを固定し、そのバンドと取付板とをプレートを介してボルト・ナットで緊結することができるので、切断された電柱をより安定して支持できる。
本発明の電柱仮受具の一例を示す分解斜視図である。 (a)(b)図は、扉が開いた状態を示す正面図、側面図である。 (a)(b)図は扉が閉まった状態を示す正面図、側面図である。 扉が昇降する構造を示す拡大断面図である。 (a)(b)(c)図は本発明の電柱建替工法の手順を示す説明図である。 (a)(b)(c)図は本発明の電柱建替工法の手順を示す説明図である。 (a)(b)(c)図は本発明の電柱建替工法の手順を示す説明図である。
本発明の電柱仮受具の一例が図1〜図4に示されている。本発明の電柱仮受具1は、金属製であって、筒状の胴部2と、胴部2の下側開口端を塞ぐ底部3と、を備えている。
胴部2は、鉛直方向に貫通する円筒状の胴体21を主たる構成として有し、胴体21の周面の上部には開口窓部22が形成されている。より詳しく言えば、図示の例では、胴体21の上端面は、平面視すると、略半円状(半円よりも僅かに円孤長が長い円弧状)であって、これに対応して開口窓部22も略半円状(半円よりも僅かに円弧長が短い円弧状)となっている。また、開口窓部22は、胴体21の上端面から下方へ向かって形成されていることから、胴体21の半径方向だけでなく、上方向にも開口している。この開口窓部22よりも下側において、胴体21の内側には円柱状の収容空間21sが形成される。
また、胴部2は、胴体21の他に、胴体21の開口窓部22を開閉可能に塞ぐ扉23を備えている。図示の例では、扉23は、略半円状(開口窓部22よりも僅かに円弧長及び半径が長い円弧状)である。なお、以後の説明において、扉23及び開口窓部22の円弧長方向を横幅方向と称する場合がある。
また、扉23は、胴体21の半径方向外側に配置され、胴体21に対して昇降可能に案内されている。具体的には、開口窓部22の横幅方向における両側部の近傍には、一対のガイドレール24、24が胴体21の外周面に固定されている。各ガイドレール24は、上下方向に延長し且つ扉23の幅方向の一側部に向かって開口するものである。図示の例では、各ガイドレール24は、胴体21に対して固定する固定部24aと、扉23の幅方向の一側部を半径方向外側から支持するように固定部24aから延長する案内部24bとから構成されている。また、これらは金属板を折り曲げることによって形成されており、平面視して略直線状(短い円弧状)の固定部24aに対してV字状に屈曲する案内部24bが連続する形状となっている。そして、胴体21の外周側にはガイドレール24の内側に平面視して三角形状の案内空間が形成され、この案内空間が扉23の幅方向の一側部に向かって開口している。
このようなガイドレール24に対し扉23の幅方向の両端部にはスライダ23bがそれぞれ形成されている。つまり、扉23は、平面視して円弧方向に延長する扉本体23aと、扉本体23aの幅方向両端部から斜め外側に屈曲する一対のスライダ23bとから構成されている。このスライダ23bが、V字状に屈曲する案内部24bの一片(先側の片)24cの内面に沿う状態となっている。従って、扉23は、その幅方向の両端部に設けられた一対のスライダ23b、23bが、胴体21に固定された一対のガイドレール24、24に案内される形式で、昇降可能に設けられている。
また、昇降可能な扉23の下端位置を定めるストッパ25が胴体21の下端部には突出して形成されており、最も下降した状態の扉本体23aの下端面にストッパ25が衝突するようになっている。
更に、扉23を上昇位置で保持するために、抜穴21hが開口窓部22の周囲近傍において胴体21に形成されると共に、上昇位置にある扉23にも同様に抜穴が形成され、両者の抜穴に軸部材51を挿入することによって、扉23が位置決めされるようになっている。より詳しく言えば、抜穴21hが開口窓部22の幅方向両側の近傍において、上下に間隔をおいて胴体21に形成されると共に、別の抜穴21hが開口窓部22の下端の近傍に形成されている。一方、上昇させた扉23にも胴体21の抜穴21hに対応する箇所に抜穴23hが形成されている。これら胴体21と扉23の抜穴21h、23h同士を一致させて、軸部材としてのボルト51を挿入し、ナット(図示省略)で締結することにより、扉23の上昇位置を保持する。因みに軸部材とは、ボルト、ネジ、ピン等の棒体であって、二部材の抜穴(ネジ孔を含む。)に対して挿入することによって、二部材を位置決めしたり、連結させたりするもののことを言う。
更に、扉23には昇降作業をする際に用いる一対の取手26、26が扉23の幅方向に間隔をおいて取り付けられている。図示の例では、各取手26は、コの字状の取手本体部26aと、取手本体部26aの両端部からコの字の開口を広げる方向へ向かって突出する回転軸部26bとから構成されている。この取手26の回転軸部26bをその外側から連結板27で覆うようにして、連結板27を胴体21に取り付ける。回転軸部26bは、その周りを囲む胴体21と連結板27との間で遊びのある状態となっており、それにより、取手26も両側の回転軸部26bを中心にして回転可能に保持されている。
また、胴体21の上端には取付板28が上方に突出して形成され、取付板28にはネジ止め用の抜穴28aが形成されている。しかも、胴体21の上端には吊り上げ用のフック29が固定されている。図示の例では、フック29は、金属の鉤型(L字型)の棒であって、フック29の一端部を取付板28から離れた位置で胴体21に溶接等して固定し、他端部を取付板28に溶接等して固定してある。このようにフック29の両端部が強固に胴体21及び取付板28に固定されていることから、フック29を介して電柱仮受具1を吊り上げ可能となる。
次に、底部3は、胴体21の下端部内側よりも僅かに小さな円形の底板31と、底板31の外周全周に沿って起立するリング状の起立板32とを主として構成される。底板31には水抜き孔31aが形成されている。また、起立板32にはその円周方向に間隔をあけて抜穴32aが形成されており、その抜穴32aが形成された箇所において起立板32の内側にはナット33が溶接等して固定されている。そして、ナット33の雌ネジ孔33aは、起立板32の抜穴32aに連通しており、この抜穴32aに対応する位置には胴体21にも別の抜穴21aが形成されている。従って、胴体21の抜穴21aと底部3の起立板32の抜穴32aとを一致させて軸部材としてのボルト52をナット33にネジ込むことによって、底部3が胴部2に着脱可能な状態で取り付けられる。
上記した電柱仮受具1を用いた電柱の建替工法は、以下の(1)〜(7)の工程によって行われる。
(1)図5(a)に示すように電柱仮受具1を既設の電柱(旧柱)6の近傍に搬入する。このとき、電柱仮受具1の扉23を胴体21の開口窓部22よりも下げた状態に保持し、且つ、胴体21に対して底部3を軸部材52で連結しておく。
(2)図5(b)に示すように胴体21の内側には、開口窓部22よりも下側に円柱状の収容空間21sが形成されているので、この収容空間21sに砂利を入れる。
(3)図5(c)に示すように旧柱6を上方からクレーンで吊りながら、旧柱6を下部(地上から40〜50cmの高さ部分)で切断する。切断された旧柱6の柱本体部(上側部分)6aを横に移動して、柱本体部6aの下部を開口窓部22から挿入し、図6(a)に示すように電柱仮受具1の内側に収容された砂利の上に立てる。砂利の上に立てるので、切断された旧柱6の柱本体部6aの下端面(切断面)が多少傾いていても、安定して支持できる。
(4)図6(b)に示すように電柱仮受具1よりも少し離れた上側において旧柱6に対してその周りを囲むようにして金属製のバンド41を固定する。また、バンド41と電柱仮受具1の取付板28との間に固定用の金属製のプレートとしてのアングルプレート42を上下方向に架け渡し、ボルト・ナットでアングルプレート42をバンド41と取付板28に対して固定することにより、旧柱6と電柱仮受具1とを強固に緊結し、安全性を高める。その他に、扉23を上昇させて、胴体21に対して扉23を軸部材51で固定する。この際に取手26を利用することにより、作業性を向上させることができる。また、扉23を上昇させて図示しない軸部材により胴体21に対して位置決めする。
(5)、図6(c)に示すように旧柱6の柱埋設部6bを撤去し、撤去によって形成された地面の穴の箇所に新柱7を建てる。また仮支持具43で新柱7と旧柱6の柱本体部6aとを複数の高さ位置で固定し、新柱7と旧柱6の柱本体部6aとを横並びに立設した状態で支持する。そして、旧柱6に取り付けられていた架空線を新柱7に移し変える。
(6)図7(a)に示すように仮支持具43を新柱7と旧柱6から外すと共に、電柱仮受具1からアングルプレート42を外す。また、図7(b)に示すように電柱仮受具1の扉23を下げると共に、開口窓部22から旧柱6の柱本体部6aを横に移動させて撤去する。
(7)図7(c)に示すように電柱仮受具1から軸部材52を外して、底部3と胴体21との連結を解除する。引き続いて、電柱仮受具1の一対のフック29、29に吊り上げロープ44を引っ掛けて上方に吊り上げることにより、砂利が胴体21から抜け落ちる。以後、砂利を撤去し、底部3を回収する。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限り、適宜変更可能である。例えば、胴部2は円筒状に限らず、角筒状等の他形状であっても良く、この場合、底部3も形状を合わせたものとする。また、底部3は、胴部2の胴体21よりも直径を小さいものとし、底部3の起立板32が胴体21の内側に嵌合するような状態の構成となっているが、これに限らず、底部3を胴体よりも直径を大きくし、底部3の起立板32が胴体21の外側に嵌合するような状態の構成としても良い。取付板28は、胴体21から突出するものに限らず、胴体21の一部を取付板として用いるものであって良い。
1電柱仮受具
2胴部
21胴体
21a抜穴
21h抜穴
21s収容空間
22開口窓部
23扉
23a扉本体
23bスライダ
23h抜穴
24ガイドレール
24a固定部
24b案内部
24c一片
25ストッパ
26取手
26a取手本体部
26b回転軸部
27連結板
28取付板
28a抜穴
29フック
3底部
31底板
31a水抜き孔
32起立板
32a抜穴
33ナット
33a雌ネジ孔
41バンド
42アングルプレート
43仮支持具
44吊り上げロープ
51ボルト(軸部材)
52ボルト(軸部材)
6旧柱
6a柱本体部
6b柱埋設部
7新柱

Claims (8)

  1. 筒状の胴部と、胴部の下側開口端を塞ぐ底部とを備え、
    胴部は、周面の上部に電柱の入口となる開口窓部を有する胴体と、胴体の開口窓部を開閉可能に塞ぐ扉とを備え、
    開口窓部よりも下側において胴部の内側には砂利を収容可能な収容空間が形成されることを特徴とする電柱仮受具。
  2. 扉は、胴体の外側に配置されると共に、胴体に対して昇降可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電柱仮受具。
  3. 胴部に対して底部を着脱可能に設けてあることを特徴とする請求項1又は2記載の電柱仮受具。
  4. 胴部は、胴体に吊り上げ用のフックを備え、
    底部は、底板と底板の外周に沿って起立する起立板とを備え、
    起立板は、胴体の下端部に嵌合すると共に、胴体の下端部に対して軸部材で連結可能に設けられていることを特徴とする請求項3記載の電柱仮受具。
  5. 胴体は、抜穴が形成された取付板を有し、取付板にはボルト・ナットが固定可能であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の電柱仮受具。
  6. 既設の電柱を切断した上で、切断された電柱の柱本体部を近傍に仮置きし、切断された電柱の柱埋設部を撤去し、その撤去箇所に新しい電柱を建て、切断された電柱の柱本体部から新しい電柱に架空線を移設し、切断された柱本体部を撤去する電柱建替工法において、
    請求項1〜5の何れかに記載の電柱仮受具を既設の電柱の近傍に搬入する工程と、
    扉を下げた状態の電柱仮受具の開口窓部から電柱仮受具の収容空間に砂利を充填する工程と、
    切断された電柱の柱本体部を横に移動させながら扉を下げた状態の電柱仮受具の開口窓部から挿入して、砂利の上に載せる工程と、
    扉を上げて開口窓部を塞ぎつつ胴体に対して扉を連結する工程とを有することを特徴とする電柱建替工法。
  7. 既設の電柱を切断した上で、切断された電柱の柱本体部を近傍に仮置きし、切断された電柱の柱埋設部を撤去し、その撤去箇所に新しい電柱を建て、切断された電柱の柱本体部から新しい電柱に架空線を移設し、切断された電柱の柱本体部を撤去する電柱建替工法において、
    請求項4に記載の電柱仮受具を既設の電柱の近傍に搬入する工程と、
    扉を下げた状態の電柱仮受具の開口窓部から電柱仮受具の収容空間に砂利を充填する工程と、
    切断された電柱の柱本体部を横に移動させながら扉を下げた状態の電柱仮受具の開口窓部から挿入して、砂利の上に載せる工程と、
    扉を上げて開口窓部を塞ぎつつ胴体に対して扉を連結する工程と、
    切断された電柱の柱本体部を撤去する際には軸部材を外して胴部の胴体の下端部と底部の起立板との連結を解除してから、吊り下げ用のフックを介して胴部を上方に吊り上げ、それによって砂利を胴部の内側から排出する工程と、
    を有することを特徴とする電柱建替工法。
  8. 既設の電柱を切断した上で、切断された電柱の柱本体部を近傍に仮置きし、切断された電柱の柱埋設部を撤去し、その撤去箇所に新しい電柱を建て、切断された電柱の柱本体部から新しい電柱に架空線を移設し、切断された電柱の柱本体部を撤去する電柱建替工法において、
    請求項5に記載の電柱仮受具を既設の電柱の近傍に搬入する工程と、
    扉を下げた状態の電柱仮受具の開口窓部から電柱仮受具の収容空間に砂利を充填する工程と、
    切断された電柱の柱本体部を横に移動させながら扉を下げた状態の電柱仮受具の開口窓部から挿入して、砂利の上に載せる工程と、
    扉を上げて開口窓部を塞ぎつつ胴体に対して扉を連結する工程と、
    電柱仮受具よりも上側において切断された電柱の柱本体部に対してその周りを囲むようにしてバンドを固定すると共に、バンドと電柱仮受具の取付板との間にプレートを上下方向に架け渡し、ボルト・ナットでプレートをバンドと取付板に対して固定する工程とを有することを特徴とする電柱建替工法。
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